JPH11313747A - 飲食物供給用循環型搬送路 - Google Patents

飲食物供給用循環型搬送路

Info

Publication number
JPH11313747A
JPH11313747A JP13914398A JP13914398A JPH11313747A JP H11313747 A JPH11313747 A JP H11313747A JP 13914398 A JP13914398 A JP 13914398A JP 13914398 A JP13914398 A JP 13914398A JP H11313747 A JPH11313747 A JP H11313747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
drink
transport path
base material
magnet base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13914398A
Other languages
English (en)
Inventor
Muraichi Ishino
邑一 石野
Kunio Morishita
邦夫 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishino Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishino Seisakusho Co Ltd filed Critical Ishino Seisakusho Co Ltd
Priority to JP13914398A priority Critical patent/JPH11313747A/ja
Publication of JPH11313747A publication Critical patent/JPH11313747A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送路上の清掃を容易に行えるようにした飲
食物供給用循環型搬送路を提供する。 【解決手段】 飲食物を飲食客に提供する循環型搬送路
上には、不動のスライド板2が設けられるとともに、前
記スライド板2下部には循環移動する第1のマグネット
基材もしくは磁化基材9が設けられ、このスライド板2
上に載置される飲食物容器3には、前記第1のマグネッ
ト基材もしくは磁化基材9に磁力を及ぼす第2のマグネ
ット基材5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲食物、特には寿司
等を搬送し、飲食客に供給する無端状に形成された循環
型搬送路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カウンタ−等の飲食台に沿って無
端状に形成されている食品搬送用の循環型搬送路を設
け、この搬送路に、飲食物、例えば寿司等を盛り付けた
皿等の容器を載置して搬送する循環搬送型の飲食カウン
タ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食或いは
調理することができ、更に飲食客は席にいながらにして
自分の所望する商品を選びながら飲食できることから広
く使用されている。
【0003】従来、このような飲食カウンタに用いられ
る飲食物搬送用の循環型搬送路としては、図6に示すよ
うに、その上面部に略半月状をした複数のスタット2’
が、相対移動可能に平面性を有し、駆動チェ−ン3’に
より搬送路を移動可能に設けられたクレセントチェ−ン
コンベア1’が主に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のクレセントチェ−ンコンベア1’は、搬送路を循環す
る無端状とするために、どうしても曲部を設ける必要が
あるために、その曲部においてスム−ズに前記スタット
2’が進行できるように、前記各スタットが相対移動可
能とする必要があり、よって前記スタット間に所定の間
隙を設けて駆動チェ−ン3’に係合されている。
【0005】そのため、この間隙に飲食物等の異物が侵
入しやすく、この異物を除去することは非常に困難なも
のになっていた。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、搬送路上の清掃を容易に行えるよう
にした飲食物供給用循環型搬送路を提供するこを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ために、本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、飲食物
を飲食客に提供する循環型搬送路上には、不動のスライ
ド板が設けられるとともに、前記スライド板下部には循
環移動する第1のマグネット基材もしくは磁化基材が設
けられ、このスライド板上に載置される飲食物容器に
は、前記第1のマグネット基材もしくは磁化基材に磁力
を及ぼす第2のマグネット基材が設けられていることを
特徴としている。この特徴によれば、前記第2のマグネ
ット基材と前記循環移動する第1のマグネット基材もし
くは磁化基材とが、前記スライド板を挟んだ状態で連動
して移動し、前記飲食物容器が前記第2のマグネット基
材と連動してこのスライド板上を循環移動するようにな
るため、前記スライド板を不動で連続する平滑なものと
することができることから、スライド板をテーブル面の
ようにその表面を拭くのみで容易に清掃ができるように
なる。本発明における前記磁化基材は、マグネット基材
の近接により磁化されてマグネット基材と引力を生じる
ものを示す。
【0008】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記第2のマグネット基材が、飲食物容器に埋設、一体化
されていることが好ましい。このようにすれば、飲食物
容器内部に第2のマグネット基材が埋設されいるため、
飲食物容器の洗浄等により第2のマグネット基材が劣化
することを防止でき、この第2のマグネット基材が飲食
物容器と一体化されていることから、飲食物容器をスラ
イド板上に配置するのみにて、前記第1のマグネット基
材または磁化基材との連係が形成されて飲食物容器の搬
送がなされるようになる。
【0009】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記飲食物容器が、前記第2のマグネット基材が設けられ
前記循環移動する第1のマグネット基材もしくは磁化基
材に連動して移動する載置台に載置されていることが好
ましい。このようにすれば、前記飲食物容器は前記第1
のマグネット基材もしくは磁化基材との引力を生じるこ
とがなく、飲食物容器を容易に取り出すことができる。
【0010】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記搬送路内部が、前記スライド板により密封されている
ことが好ましい。このようにすれば、水等の液体状の異
物の侵入をも防止することができ、搬送路内の機器が腐
食したり、故障等を生じることもなく、搬送路内に電気
的な配線等を格納することができるようになる。
【0011】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記第1のマグネット基材または磁化基材が湾曲可能とさ
れた連続するチエ−ン状またはケ−ブル状またはベルト
状とされていることが好ましい。このようにすれば、前
記第2のマグネット基材と一体化された飲食物容器また
は載置台を、スライド板の任意に位置に載置しても、そ
の任意の位置にて第2のマグネット基材と前記チエ−ン
状またはケ−ブル状またはベルト状とされた第1のマグ
ネット基材または磁化基材との連係が形成され、循環搬
送がなされるようになるため、搬送される飲食物容器等
が停滞して衝突等を起こすことを防止することができ
る。
【0012】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記飲食物容器または載置台の下面に脚として機能する突
起部または回転可能とされた回転部材が形成されている
ことが好ましい。このようにすれば、前記スライド板と
の接触面積を減少させるかまたは回転部材を設けること
により、スライド板との摩擦抵抗を減少でき、よりスム
−ズな搬送を行うことができる。
【0013】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記第2のマグネット基材が前記突起部に形成されるかま
たは回転可能とされた回転部材であることが好ましい。
このようにすれば、前記第2のマグネット基材と第1の
マグネット基材または磁化基材との距離を少なくするこ
とができ、大きな引力をが得られるようになるばかり
か、回転部材を第2のマグネット基材とすることによ
り、部品点数を減少できるとともに、第2のマグネット
基材自体が第1のマグネット基材または磁化基材との引
力により回転するようになり、スム−ズな移動、搬送が
実施できるようになる。
【0014】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記搬送路が、透明性を有し、開閉可能とされた連続する
トンネル状のカバー部材により覆われていることが好ま
しい。このようにすれば、前記スライド板と相俟って、
搬送路をほぼ閉鎖された空間とすることができ、搬送中
において、飲食物に異物や虫等が付着することを防止で
き、衛生的であるばかりか、加湿や冷却、加温等の湿度
管理や温度管理を効率良く行うことができる。
【0015】本発明の飲食物供給用循環型搬送路は、前
記スライド板が透光性を有する部材から成り、前記搬送
路内に照明手段が設けられていることが好ましい。この
ようにすれば、搬送路に装飾効果と高級感を与えること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0017】(実施例1)図1は本実施例1の飲食物供
給用循環型搬送路を示す外観斜視図であり、図2は本実
施例1の飲食物供給用循環型搬送路を示す断面模式図で
あり、図3は本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路を
示す側断面図である。
【0018】本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
は、図1に示されるような外観を有しており、従来の循
環搬送路同様に、飲食台1に沿って無端状に搬送路が形
成されており、図1において、一点鎖線右側部は厨房と
されており、この厨房において飲食物である寿司20等
が飲食物容器である寿司皿3に載置されて、搬送路であ
るスライド板2上に投入されるようになっている。
【0019】本実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
は、図2および図3に示すような構成とされており、搬
送路周辺を囲むハウジング6の上面部に、寿司皿3が配
置されて搬送される、平滑性を有した透明なガラス板2
がスライド板として設けられ、前記ガラス板2は、前記
ハウジング7に搬送路内部を密封するように前記ハウジ
ング6に接着、一体化されており、前記ガラス板2直下
の搬送路中央部には、前記寿司皿3の底部に設けられて
いるマグネット基材である永久磁石5と引力を生じる磁
化基材としての円柱状とされた鉄柱9が、循環移動する
駆動チェーン7に所定間隔にてホルダ10により設けら
れており、この駆動チェーン7は、搬送路内に設けられ
たチェーンレール8に沿って、搬送路内を循環移動する
ようにされており、これら駆動チェーン7の移動に伴っ
て前記鉄柱9が、ガラス板2直下を循環移動し、この鉄
柱9の移動に連動して寿司皿3がガラス板2上を移動す
るようになっている。
【0020】また、前記したように寿司皿3の下面中央
部には、寿司皿3内部に埋設、一体化された永久磁石5
が設けられ、さらに寿司皿3の下端部には、前記ガラス
板2との摩擦を低減させるための突起部4が設けられて
いる。
【0021】以下に、本実施例1の飲食物供給用循環型
搬送路の動作について説明すると、まず本実施例1の飲
食物供給用循環型搬送路の電源を投入すると、前記駆動
チェーン7が循環移動を開始する。
【0022】次いで、職人等の従業員が、飲食物である
寿司を飲食客に供給するために、指示装置等により指示
された所定の寿司ネタの寿司を、任意の前記寿司皿3に
載置して前記搬送路であるガラス板2上に投入する。
【0023】これらの投入された寿司皿3は、前記鉄柱
9が前記ガラス板2の直下を循環移動することにより、
前記寿司皿3の底部に設けられた永久磁石5と近接し、
この永久磁石5と鉄柱9との間に引力が働くようにな
り、鉄柱9の移動に伴って寿司皿3がガラス板2上を循
環移動して、厨房より飲食客のいる飲食台1が設けられ
た部分に搬送、供給されるようになっている。
【0024】本実施例1のようにすれば、前記ガラス板
2は循環移動する必要がなく、不動とすることができる
ので、従来のような相対移動のための間隙等を設ける必
要がないことから、異物等の侵入に伴う、搬送路の不具
合や、清掃の問題もなく、異物の侵入がないとともに、
平滑なガラス板2を用いることで清掃も容易に行うこと
ができ、衛生的である。
【0025】また、本実施例1においては、前記第2の
マグネット基材として永久磁石を用いており、これら永
久磁石としては通常の着磁されたフェライトであっても
良いが、その重量が大きくなると、前記突起部4とガラ
ス板2との間に生じる摩擦が大きなものとなることか
ら、小型、軽量で磁力の強いことが好ましく、これらの
永久磁石としてはレアアースマグネットやプラスチック
マグネットが例示され、これらレアアースマグネットや
プラスチックマグネット等は、寿司皿3の洗浄や乾燥に
おいて劣化する畏れがあることから、寿司皿3に密封、
内蔵されるようにすることが好ましい。
【0026】また、前記飲食物容器下端部に設けられた
突起部6は、寿司皿3と同一の材質とされているが、こ
の材質に低摩擦で耐磨耗性に優れた他の素材を用いても
良い。
【0027】また、本実施例1では、前記磁化基材を鉄
製の鉄柱9としているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、前記永久磁石5との近接により引力を形成
するものであれば良いことから、これを予め磁化された
マグネット基材である永久磁石としても良く、その形状
も適宜なものとすれば良い。
【0028】(実施例2)図4は、本実施例2の飲食物
供給用循環型搬送路の外観を示す斜視図であり、図5
は、本実施例2の飲食物供給用循環型搬送路の構成を示
す断面模式図である。
【0029】本実施例2の飲食物供給用循環型搬送路
は、図4に示されるように、その特徴として、循環搬送
路の上面部を覆うトンネル状に設けられたカバー部材1
6が搬送路の全周に渡って設けられており、また、飲食
容器である寿司皿3’には、前記実施例1のように永久
磁石5が設けられておらず、これら寿司皿3’は、スラ
イド板であるガラス板2上をスライドして循環移動する
載置台13上に載置されて搬送されるようになってい
る。
【0030】本実施例2の循環搬送路内部の構成は、図
5に示すようになっており、搬送路内部には、実施例1
と同様にチェーンレール8が設けられ、搬送路内部を駆
動チェーン12が搬送路に沿って循環移動するようにさ
れており、前記駆動チェーン12は、その上端部が前記
ガラス板2の直下に位置するような形状とされ、その材
質は、前記載置台13に設けられた永久磁石15と引力
を生じるように鉄製とされており、前記チェーンレール
8の側部の搬送路内部の所定位置には、照明装置18が
設けられている。
【0031】また、本実施例2の前記載置台13は、そ
の外周部の所定位置に突起部14が設けられているとと
もに、そのほぼ中央部には、回転可能とされた円柱状の
永久磁石15が設けられている。
【0032】また、搬送路上部を覆う前記カバー部材1
6は、透明なアクリル樹脂板により形成されて、内部の
寿司を確認できるようになっており、図5に示すように
搬送路の両側面方向から開閉可能とされている。
【0033】また、本実施例2においては、前記カバー
部材16の内部空間の温度、湿度を空調装置(図示せ
ず)により制御するようになっている。
【0034】以下に本実施例2の動作について説明する
と、前記駆動チェーン17がチェーンレール8上を移動
すると、ガラス板2の直下に配置された鉄製の駆動チェ
ーン12の上部と前記永久磁石15との間に引力が形成
されていることから、前記永久磁石15が設けられてい
る載置台13がガラス板2上を移動し、この載置台13
上に所定の寿司が盛り付けられた寿司皿3’を配置する
ことにより、寿司が客席に搬送されて提供される。
【0035】本実施例2のようにすれば、前記載置台1
3を用い、寿司皿には永久磁石が設けられていないこと
から、寿司皿3を容易に搬送路上より取り出すことがで
きるようになるとともに、載置台13を搬送路上のどの
位置に配置しても、連続する鉄製の駆動チェーン12と
の連係が形成されるようになることから、どの位置にも
載置台13を配置することができるようになる。
【0036】また、搬送路内部からの照明を実施するこ
とで、搬送路に高級感を付与し、尚且つ前記カバー部材
16により形成される空間が、搬送路であるガラス板2
がハウシング7に密封状態にて一体化されているため
に、ほぼ密閉された空間とすることができ、衛生的であ
るとともに、効率の高い冷却および加湿を実施すること
もでき、搬送中における寿司の風味低下を抑えることが
できる。
【0037】また、前記本実施例2では、前記載置台1
3に設けた永久磁石15を回転可能な円柱状としている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これを球
状としたり、これら球状の永久磁石を前記突起部14の
先端部に設けるようにしても良い。
【0038】また、前記実施例2では、駆動チェーン1
7を用いているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、これら駆動チェーン17を前記永久磁石15と引
力を形成し、曲部を有する搬送路内に沿って循環移動可
能とされたものであれば良く、これらのものとしては、
前記チェーン状のものの他に、例えばケーブル状やベル
ト状のものが例示され、連続的に永久磁石15と連係を
形成可能とされたものとすることが好ましく、その材質
も鉄等の磁化基材ではなく、予め磁化されて前記載置台
13に設けられた永久磁石15と引力を生じるマグネッ
ト基材としても良い。
【0039】また、前記実施例2では、載置台13を用
いているが、これに代えて前記実施例1の寿司皿3を直
接ガラス板2上に配置して、循環移動させるようにして
も良い。
【0040】また、前記ガラス板2上の突起部14が当
接する位置等に低摩擦の樹脂層等を配置すること等は任
意とされる。
【0041】以上、本発明を図面に基づいて説明してき
たが、本発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲での変更や追加があ
っても、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0043】(a)請求項1項の発明によれば、前記第
2のマグネット基材と前記循環移動する第1のマグネッ
ト基材もしくは磁化基材とが、前記スライド板を挟んだ
状態で連動して移動し、前記飲食物容器が前記第2のマ
グネット基材と連動してこのスライド板上を循環移動す
るようになるため、前記スライド板を不動で連続する平
滑なものとすることができることから、スライド板をテ
ーブル面のようにその表面を拭くのみで容易に清掃がで
きるようになる。
【0044】(b)請求項2項の発明によれば、飲食物
容器内部に第2のマグネット基材が埋設されいるため、
飲食物容器の洗浄等により第2のマグネット基材が劣化
することを防止でき、この第2のマグネット基材が飲食
物容器と一体化されていることから、飲食物容器をスラ
イド板上に配置するのみにて、前記第1のマグネット基
材または磁化基材との連係が形成されて飲食物容器の搬
送がなされるようになる。
【0045】(c)請求項3項の発明によれば、前記飲
食物容器は前記第1のマグネット基材もしくは磁化基材
との引力を生じることがなく、飲食物容器を容易に取り
出すことができる。
【0046】(d)請求項4項の発明によれば、水等の
液体状の異物の侵入をも防止することができ、搬送路内
の機器が腐食したり、故障等を生じることもなく、搬送
路内に電気的な配線等を格納することができるようにな
る。
【0047】(e)請求項5項の発明によれば、前記第
2のマグネット基材と一体化された飲食物容器または載
置台を、スライド板の任意に位置に載置しても、その任
意の位置にて第2のマグネット基材と前記チエ−ン状ま
たはケ−ブル状またはベルト状とされた第1のマグネッ
ト基材または磁化基材との連係が形成され、循環搬送が
なされるようになるため、搬送される飲食物容器等が停
滞して衝突等を起こすことを防止することができる。
【0048】(f)請求項6項の発明によれば、前記ス
ライド板との接触面積を減少させるかまたは回転部材を
設けることにより、スライド板との摩擦抵抗を減少で
き、よりスム−ズな搬送を行うことができる。
【0049】(g)請求項7項の発明によれば、前記第
2のマグネット基材と第1のマグネット基材または磁化
基材との距離を少なくすることができ、大きな引力をが
得られるようになるばかりか、回転部材を第2のマグネ
ット基材とすることにより、部品点数を減少できるとと
もに、第2のマグネット基材自体が第1のマグネット基
材または磁化基材との引力により回転するようになり、
スム−ズな移動、搬送が実施できるようになる。
【0050】(h)請求項8項の発明によれば、前記ス
ライド板と相俟って、搬送路をほぼ閉鎖された空間とす
ることができ、搬送中において、飲食物に異物や虫等が
付着することを防止でき、衛生的であるばかりか、加湿
や冷却、加温等の湿度管理や温度管理を効率良く行うこ
とができる。
【0051】(i)請求項9項の発明によれば、搬送路
に装飾効果と高級感を与えることができる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
の構成を示す断面模式図である。
【図3】本発明の実施例1の飲食物供給用循環型搬送路
を示す側断面図である。
【図4】本発明の実施例2の飲食物供給用循環型搬送路
を示す外観斜視図である。
【図5】本発明の実施例2の飲食物供給用循環型搬送路
の構成を示す断面模式図である。
【図6】従来の飲食物供給用循環型搬送路を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 飲食台 2 ガラス板(スライド板) 3 寿司皿(飲食物容器) 3’ 寿司皿(飲食物容器) 4 突起部 5 永久磁石(マグネット基材) 6 ハウジング 7 駆動チェーン 8 チェーンレール 9 鉄柱(磁化基材) 10 ホルダ 12 駆動チェーン 13 載置台 14 突起部 15 永久磁石 16 カバー部材 18 照明装置 20 寿司

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を飲食客に提供する循環型搬送路
    上には、不動のスライド板が設けられるとともに、前記
    スライド板下部には循環移動する第1のマグネット基材
    もしくは磁化基材が設けられ、このスライド板上に載置
    される飲食物容器には、前記第1のマグネット基材もし
    くは磁化基材に磁力を及ぼす第2のマグネット基材が設
    けられていることを特徴とする飲食物供給用循環型搬送
    路。
  2. 【請求項2】 前記第2のマグネット基材が、飲食物容
    器に埋設、一体化されている請求項1に記載の飲食物供
    給用循環型搬送路。
  3. 【請求項3】 前記飲食物容器が、前記第2のマグネッ
    ト基材が設けられ前記循環移動する第1のマグネット基
    材もしくは磁化基材に連動して移動する載置台に載置さ
    れている請求項1に記載の飲食物供給用循環型搬送路。
  4. 【請求項4】 前記搬送路内部が、前記スライド板によ
    り密封されている請求項1〜3のいずれかに記載の飲食
    物供給用循環型搬送路。
  5. 【請求項5】 前記第1のマグネット基材または磁化基
    材が湾曲可能とされた連続するチエ−ン状またはケ−ブ
    ル状またはベルト状とされている請求項1〜4のいずれ
    かに記載の記載の飲食物供給用循環型搬送路。
  6. 【請求項6】 前記飲食物容器または載置台の下面に脚
    として機能する突起部または回転可能とされた回転部材
    が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の記載
    の飲食物供給用循環型搬送路。
  7. 【請求項7】 前記第2のマグネット基材が前記突起部
    に形成されるかまたは回転可能とされた回転部材である
    請求項6に記載の飲食物供給用循環型搬送路。
  8. 【請求項8】 前記搬送路が、透明性を有し、開閉可能
    とされた連続するトンネル状のカバー部材により覆われ
    ている請求項1〜7のいずれかに記載の飲食物供給用循
    環型搬送路。
  9. 【請求項9】 前記スライド板が透光性を有する部材か
    ら成り、前記搬送路内に照明手段が設けられている請求
    項1〜8のいずれかに記載の食物供給用循環型搬送路。
JP13914398A 1998-05-06 1998-05-06 飲食物供給用循環型搬送路 Withdrawn JPH11313747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13914398A JPH11313747A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 飲食物供給用循環型搬送路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13914398A JPH11313747A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 飲食物供給用循環型搬送路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11313747A true JPH11313747A (ja) 1999-11-16

Family

ID=15238572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13914398A Withdrawn JPH11313747A (ja) 1998-05-06 1998-05-06 飲食物供給用循環型搬送路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11313747A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354320A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Ishino Seisakusho:Kk 飲食物供給用循環型搬送装置
EP1166688A1 (en) 2000-06-28 2002-01-02 Ishino Seisakusyo Co., Ltd. Circulating type food and drink transport apparatus
JP2002223926A (ja) * 2001-02-05 2002-08-13 Ishino Seisakusho:Kk 循環型飲食物搬送装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354320A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Ishino Seisakusho:Kk 飲食物供給用循環型搬送装置
EP1166688A1 (en) 2000-06-28 2002-01-02 Ishino Seisakusyo Co., Ltd. Circulating type food and drink transport apparatus
US6595328B1 (en) 2000-06-28 2003-07-22 Ishino Seisakusyo Co, Ltd. Circulating type food and drink transport apparatus
JP2002223926A (ja) * 2001-02-05 2002-08-13 Ishino Seisakusho:Kk 循環型飲食物搬送装置
JP4587351B2 (ja) * 2001-02-05 2010-11-24 株式会社石野製作所 循環型飲食物搬送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011030741A (ja) 飲食物搬送装置
JP2010162199A (ja) 飲食物搬送装置
WO2010082512A1 (ja) 飲食物搬送装置
JP2004016464A (ja) 飲食物搬送装置
JPH11313747A (ja) 飲食物供給用循環型搬送路
JP3364712B2 (ja) 飲食物容器の搬送方法及びその搬送装置
JP3098000B2 (ja) 飲食物供給用循環型搬送路
JP3066894B2 (ja) 飲食店用飲食物搬送装置
JP2563223B2 (ja) 飲食カウンター
JP4587351B2 (ja) 循環型飲食物搬送装置
JPH11164763A (ja) 循環型搬送路用飲食物容器または搬送台
KR20080018342A (ko) 순환형 음식물 반송장치
JP4146935B2 (ja) 飲食物循環搬送路
JP4514025B2 (ja) 回転載置プレートを有する循環型搬送装置
JP2001354320A (ja) 飲食物供給用循環型搬送装置
JP4097097B2 (ja) 飲食物供給用循環型搬送路
JP2001340200A (ja) 循環型飲食物搬送装置
JP4502395B2 (ja) 飲食物搬送装置用回転体
JP2002102044A (ja) 循環型飲食物搬送装置における飲食物容器の供給方法及びその装置
JP2001029208A (ja) 循環型飲食物搬送装置
JP2001029207A (ja) 循環型飲食物搬送装置
JP2011161058A (ja) 飲食物搬送装置
JP2002136413A (ja) 飲食物供給用循環型搬送装置
KR200304718Y1 (ko) 온도 제어가 가능한 음식물 이송장치
JP2003129682A (ja) 飲食用店舗

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20060220

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761