JP2717385B2 - 保温機構および保冷機構を備えた回転台 - Google Patents

保温機構および保冷機構を備えた回転台

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JP2717385B2 JP22111195A JP22111195A JP2717385B2 JP 2717385 B2 JP2717385 B2 JP 2717385B2 JP 22111195 A JP22111195 A JP 22111195A JP 22111195 A JP22111195 A JP 22111195A JP 2717385 B2 JP2717385 B2 JP 2717385B2
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信雄 徳野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパー、百貨
店、コンビニ等で販売される保温が必要な惣菜、例えば
天麩羅、煮物等と、保冷が必要な惣菜、例えばサラダ、
フルーツ等と、を同時に多数効率良く提供することがで
きる回転台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパー、百貨店、コンビニ等で
販売される保温が必要な惣菜は、保温された棚内に展示
され、また保冷が必要な惣菜は、保冷された棚内に展示
され、それぞれ別々の個所にて展示販売されていた。
【0003】また、保温機構および保冷機構の個別の例
として本願特許出願人が先に出願した実公平2−889
0号公報および実公平4−28461号公報記載の回転
飲食台がある。
【0004】従来例の前者は、クレセントチェーンの所
定プレートに保温鉄板を装着させたものであり、保温が
必要な商品と、保温が必要でない商品とを同時に提供す
るものである。
【0005】従来例の後者は、クレセントチェーン上に
冷気を供給するものであり、冷蔵商品のみを提供するも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、スーパー、百貨
店、コンビニ等において、保温が必要な惣菜、保冷が必
要な惣菜、とは別々の個所にて展示販売されていたた
め、広い展示スペースが必要であり、同一個所で保温お
よび保冷惣菜を展示販売できないことが問題となってい
た。
【0007】また、保温および保冷惣菜は別々の個所に
て展示されていたため、購入者にとって惣菜の選定作業
が非常に煩雑となるばかりか、特に昼食および夕食の時
間帯において、客数が非常に多くなり、惣菜の選定作業
が著しく困難となることが問題となっていた。
【0008】また、惣菜は保温された棚、あるいは保冷
された棚、に別々に展示させただけであるため、惣菜が
乾燥し易く、惣菜の鮮度が悪くなり易いことが問題とな
っていた。
【0009】また、従来例の前者は、保冷惣菜の提供が
不可能であり、後者においては、保温惣菜の提供が不可
能であった。
【0010】近年、品数が豊富な食生活に慣れた単身
者、職業を持った主婦層の増加に伴い、惣菜に対する要
望も多様化し、保温、保冷の多種類の惣菜を同時に効率
良く購入できることが強く要望されてきている。
【0011】本発明は、この要望に対処すると共に、前
記欠点に鑑み、狭いスペースで効率良く保温、保冷惣菜
を同時に多数提供することができる保温機構および保冷
機構を備えた回転台を提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、基台の上方で
商品を巡回搬送させる回転台において、基台上部の外周
に保温機構を備えた第1の水槽を、基台上部の内周に保
冷機構を備えた第2の水槽を、それぞれ配設させ、両水
槽の上面に移動台が巡回自在に設けられてなり、両水槽
内に水を、移動台と接触するように装填したことを特徴
とするもの、または保温機構を備えた第1の水槽を基台
上部の内周に、保冷機構を備えた第2の水槽を基台上部
の外周に、それぞれ配設させたもの、または基台上部の
内周の水槽を外周の水槽より高い位置に配設させたも
の、または移動台を駆動機構と連結された無端チェーン
を介して巡回自在としたもの、または基台の一部を厨房
内に突出させたもの、または各水槽周縁を断熱材により
被覆させたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る保温機構および保冷
機構を備えた回転台は、図1〜図4に示すように、以下
の構成からなるものである。
【0014】本発明で使用する回転台は、基台12の上
方で商品、本発明においては保温を必要とする惣菜1
4、例えば天麩羅、煮物等が載置されたバット16、お
よび保冷を必要とする惣菜18、例えばサラダ、フルー
ツ等が載置されたバット20をそれぞれ巡回搬送させる
ためのものであり、その形状は平面矩形状のものであ
り、一側を厨房K内に突出させ、他側をホールH内に突
出させて配設されている。
【0015】この基台12の一側を厨房K内に突出させ
ることにより、保温惣菜14および保冷惣菜18の補
充、供給を容易に行うことができる。
【0016】基台12上部の外周に保温機構22を備え
た第1の水槽24が配設されている。
【0017】本例において、保温機構22はヒーターで
あり、第1の水槽24の底部の適宜位置Xに設置されて
いる。
【0018】基台12上部の内周に保冷機構26を備え
た第2の水槽28が配設されている。
【0019】本例において、保冷機構26は冷蔵フィン
であり、第2の水槽28の底部の適宜位置Yに設置され
ている。
【0020】また、商品を選定し易くすると共に、取り
易くするため、第2の水槽28は第1の水槽24より高
い位置に配設されている。
【0021】また、保温機構22および保冷機構26の
保温および保冷効率を向上させるため、両水槽24,2
8周縁を断熱材30により被覆させてある。
【0022】両水槽24,28の上面に移動台32が巡
回自在に設けられている。
【0023】本例において、移動台32の巡回機構は、
図2〜図4に示すように、駆動機構33と連結された無
端チェーン34によるものである。
【0024】また、駆動機構33は、基台12内に設置
されたモーター36、減速機38を介して駆動自在に設
けられたスプロケット40であり、このスプロケット4
0の駆動により無端チェーン34が駆動され、この無端
チェーン34と固着させた移動台32が巡回する。
【0025】移動台32の固定端と反対側(図2、図3
において左側)にガイド42を形成させ、両水槽24,
28の外側(図2において左側)周縁にガイドレール4
4を配設させ、ガイド42をガイドレール44内に嵌挿
させてある。
【0026】このガイド42、ガイドレール44および
無端チェーン34により、移動台32を水平に支持させ
た状態で巡回させることができる。
【0027】両水槽24,28内に水Wを、移動台32
の下面と接触するように装填してある。
【0028】この水Wにより、各水槽24,28の保温
機構22および保冷機構26を作動させた際、各熱気お
よび冷気を移動台32に伝導できると共に、移動台32
上に載置させる商品に湿気を付与させ、商品の乾燥防止
ができる。
【0029】なお、図中46は載置台、48はベルト、
50は商品取分用調理器具を示す。
【0030】また、本発明に係る保温機構および保冷機
構を備えた回転台を使用する際、第1の水槽24上の移
動台32上に保温惣菜14を載置させたバット16
を、、第2の水槽28上の移動台32上に保冷惣菜18
を載置させたバット20を、それぞれ載置させ、各水槽
24,28の底部に配設された保温機構22および保冷
機構26を作動させると共に、無端チェーン34を巡回
させることにより、移動台32を巡回させる。
【0031】この際、各水槽24,28上の移動台32
の巡回により、各水槽24,28内の水Wがそれぞれ対
流し、温度の均一化が図られる。
【0032】なお、本例において、第1の水槽24を基
台12上部の外周に、第2の水槽28を基台12上部の
内周に位置させてあるが、第1の水槽24を基台12上
部の内周に、第2の水槽28を基台12上部の外周に位
置させることは自由である。
【0033】また、本例において、第2の水槽28の方
が、第1の水槽24より高い位置に配設させてあるが、
両水槽24,28を同一平面上に配設させたり、あるい
は第1の水槽を第2の水槽28より高い位置に配設させ
ることは自由である。
【0034】また、本例において、保温機構22および
保冷機構26は各水槽24,28の適宜位置X,Yにの
み設置されているが、各水槽24,28の数個所に設置
させてもよく、各水槽24,28の全体に設置させても
よい。
【0035】また、本例において、移動台32の巡回機
構は、駆動機構33と連結させた無端チェーン34によ
るものであるが、移動台32自体に走行手段を装着させ
たり、他の巡回手段を介して移動台32を巡回させるこ
とは自明である。
【0036】また、本例において、基台12の一側が厨
房K内へ突出させて配設されているが、基台12の一部
のみを厨房K内に突出させて配設させてもよく、また作
業者がホールH内で各水槽24,28上面に各移動台3
2上へ商品を補充、供給することにより、基台12を厨
房K内へ突出させることなく、ホールH内のみに設置さ
せることは自明である。
【0037】また、本例において、両水槽24,28の
回りを断熱材30により被覆させてあるが、本発明にお
いて、断熱材30は必要不可欠な要素ではない。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る保温機構および保冷機構を
備えた回転台によれば、保温機構を備えた第1の水槽上
面の移動台上に保温惣菜を、保冷機構を備えた第2の水
槽上面の移動台上に保冷惣菜を、それぞれ載置させ、両
移動台を巡回させることにより、同一場所で、かつ少な
いスペースで、保温および保冷惣菜を同時に多種類提供
することができる。
【0039】また、両水槽内には水を装填させてあるた
め、両水槽上を巡回搬送させる商品に湿気を付与するこ
とができ、商品の鮮度維持に効果的である。
【0040】また、内周の水槽を外周の水槽より高い位
置に配設させることにより、内周の水槽上面で巡回搬送
される商品を選定し易くできると共に、商品を取り易く
することができる。
【0041】また、移動台を駆動機構と連結された無端
チェーンを介して巡回自在とすることにより、構造を簡
易とすることができる。
【0042】また、基台の一部を厨房内に突出させるこ
とにより、保温惣菜および保冷惣菜の補充、供給を容易
に行うことができる。
【0043】また、各水槽周縁を断熱材により被覆させ
ることにより、保温および保冷効率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保温機構および保冷機構を備えた
回転台の平面図。
【図2】同、拡大断面図。
【図3】移動台の巡回機構を示す要部平面図。
【図4】同、側面図。
【符号の説明】
12 基台 14 保温惣菜 18 保冷惣菜 22 保温機構 24 第1の水槽 26 保冷機構 28 第2の水槽 30 断熱材 32 移動台 33 駆動機構 34 無端チェーン K 厨房 W 水

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(12)の上方で商品を巡回搬送させる
    回転台において、 基台(12)上部の外周に保温機構(22)を備えた第1の水槽
    (24)を、基台(12)上部の内周に保冷機構(26)を備えた第
    2の水槽(28)を、それぞれ配設させ、両水槽(24),(28)
    の上面に移動台(32)が巡回自在に設けられてなり、 両水槽(24),(28)内に水(W) を、移動台(32)と接触する
    ように装填したことを特徴とする保温機構および保冷機
    構を備えた回転台。
  2. 【請求項2】 保温機構(22)を備えた第1の水槽(24)を
    基台(12)上部の内周に、保冷機構(26)を備えた第2の水
    槽(28)を基台(12)上部の外周に、それぞれ配設させたこ
    とを特徴する請求項1記載の保温機構および保冷機構を
    備えた回転台。
  3. 【請求項3】 基台(12)上部の内周の水槽(28),(24)を
    外周の水槽(24),(28)より高い位置に配設させたことを
    特徴する請求項1または請求項2記載の保温機構および
    保冷機構を備えた回転台。
  4. 【請求項4】 移動台(32)を駆動機構(33)と連結された
    無端チェーン(34)を介して巡回自在としたことを特徴す
    る請求項1、請求項2または請求項3記載の保温機構お
    よび保冷機構を備えた回転台。
  5. 【請求項5】 基台(12)の一部を厨房(K) 内に突出させ
    たことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3また
    は請求項4記載の保温機構および保冷機構を備えた回転
    台。
  6. 【請求項6】 各水槽(24),(28)周縁を断熱材(30)によ
    り被覆させたことを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4または請求項5記載の保温機構および
    保冷機構を備えた回転台。
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