JPH11313290A - ディジタル映像信号送受信方法及びその装置 - Google Patents
ディジタル映像信号送受信方法及びその装置Info
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- JPH11313290A JPH11313290A JP10121191A JP12119198A JPH11313290A JP H11313290 A JPH11313290 A JP H11313290A JP 10121191 A JP10121191 A JP 10121191A JP 12119198 A JP12119198 A JP 12119198A JP H11313290 A JPH11313290 A JP H11313290A
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Abstract
号を多重化し変調して送信するシステムにおいて、移動
体受信において受信状況が悪化した場合でも、ディジタ
ル音声信号の再生を確保できるディジタル映像信号送受
信方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 ディジタル音声信号を、第1の変調方式
により変調して固定受信用ディジタル音声信号とし、か
つ上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強い第2の変
調方式により変調して移動体受信用ディジタル音声信号
とし、ディジタル画像信号に、上記固定受信用ディジタ
ル音声信号,及び移動体受信用ディジタル音声信号を多
重したディジタル映像信号として送信する。
Description
分野において、ディジタル画像信号とディジタル音声信
号を多重し変調したディジタル映像信号を伝送するディ
ジタル映像信号送受信方法、及びその装置に関するもの
である。
信号や音声信号をシリアル信号に変換することにより多
重化し、多重化した信号を伝送するディジタル伝送技術
が開発されている。このようなディジタル伝送技術の例
として、映像信号を伝送する際、音声信号や制御信号を
含む補助データをパケットの形に変換して、画像信号の
シンクチップの位置に多重し、パラレル/シリアル変換
を行って伝送する方式が、米国における映画,テレビジ
ョン放送等の規格を審議策定する団体であるSMPTE
(Society of Motion Picture and Television Enginee
rs)によって提案されている。
フォーマットを図8(a)に示す。図において、101
は映像信号であり、映像信号期間と映像信号帰線期間と
からなる。102は映像信号期間であり、映像信号を伝
送する。103は映像信号帰線期間であり、音声信号な
どを伝送する。104は同期パターン信号であり、補助
データとともに映像信号帰線期間のシンクチップ部分に
多重化される。105は補助データであり、音声信号や
制御信号を含む。
タのパケット構成を示す図である。図において、111
はフラグであり、パケットであることを示す。112は
データ識別子であり、データ種別を示す。113はシリ
アルナンバーであり、同じ識別子112のパケットのシ
リアルナンバーを示す。114はデータ個数であり、デ
ータブロックに含まれるデータの個数を示す。115は
データブロックであり、音声データを含むデータ本体の
部分である。。116はチェックサムであり、フラグ1
11,データ識別子112,シリアルナンバー113,
及びデータブロック115の範囲のチェックサムを求め
る。したがって、当該補助データのパケットは、フラグ
111,データ識別子112,及びシリアルナンバー1
13の各種制御信号のブロックに細分されるヘッダ部,
データ個数114,音声信号を含むデータブロック11
5,及びチェックサムを行うチェックサム116により
構成されている。
すブロック図である。なお、ここでは補助データのデー
タ本体は音声データのみであるものとする。図におい
て、121は時間軸変換装置であり、端子Aから音声信
号を等周期で入力され、映像信号帰線期間103のシン
クチップ部分(図8(a)参照)に挿入するために、音
声信号のクロックサイクルの周期を変換することによっ
て時間軸を変換して出力する。すなわち、時間軸変換装
置121は、映像信号の1フィールドあるいは1フレー
ム単位でメモリに格納された音声信号を、シンクチップ
の期間にのみ映像信号のサンプリング・クロックのレー
トで読出しを行い、その他の期間は読みださないように
するものである。122はパケット生成装置であり、時
間軸変換装置121からの音声信号をデータブロックと
し、フラグ111,データ識別子112,シリアルナン
バー113,データ個数114,及びチェックサム11
6の信号を付加し、図8(b)に示したようなパケット
信号を生成する回路である。123は同期パターン発生
装置であり、映像信号やパケット信号に存在しないデー
タパターンを数ワード組み合わせて同期パターンを発生
する回路である。124は多重装置であり、端子Bから
の映像信号,パケット生成装置122からのパケット信
号,及び同期パターン発生装置からの同期パターンを時
間軸上で多重させる回路である。125はP/S変換装
置であり、多重装置124からの多重されたデータのパ
ラレル信号をシリアル信号に変換する。126はスクラ
ンブル装置であり、自己同期型のデータスクランブラで
あり、P/S変換装置125から出力されるシリアルデ
ータを並び換えて暗号化する回路である。127はNR
ZI変換装置であり、スクランブル装置126からのシ
リアル信号のHレベルに対してそのレベルを反転し、該
シリアル信号のLレベルに対して前のレベルを保持する
回路である。したがって、スクランブル装置60および
NRZI変換装置70は映像信号やパケット信号に含ま
れる直流成分を除去するものである。
号送信装置の動作について説明する。まず、時間軸変換
装置121は、端子Aから音声信号を等周期で入力さ
れ、該音声信号を時間軸変換し、シンクチップ期間にの
み読み出した音声の間欠データを出力する。
軸変換装置121から出力された音声の間欠データをデ
ータブロックとし、フラグ111,データ識別子11
2,シリアルナンバー113,データ個数114,及び
チェックサム116の信号を付加し、図8(b)に示し
たようなパケット信号を生成して出力する。一方、同期
パターン発生装置123は、映像信号やパケット信号に
存在しないデータパターンを数ワード組み合わせて同期
パターンを発生して出力する。
装置123からのパケット信号,同期パターン発生装置
123からの同期パターン,及び端子Bからの映像信号
を時間軸上で多重させて出力する。次いで、P/S変換
装置125は、多重装置124からの多重されたデータ
のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力する。次
いで、スクランブル装置126は、P/S変換装置12
5からのシリアルデータを並び換えて暗号化して出力す
る。次いで、NRZI変換装置127は、スクランブル
装置126からの暗号化されたシリアル信号のHレベル
に対して、そのレベルを反転し、該シリアル信号のLレ
ベルに対しては、前のレベルを保持して直流成分を除去
したシリアル信号を端子Cから出力する。次いで、端子
Cから出力されたシリアル信号は送信される。
示すブロック図である。図において、131はNRZ変
換装置であり、端子Dよりシリアル信号を入力され、N
RZI変換装置127(図9参照)の信号処理と逆変換
の信号処理を行う回路である。132はデスクランブル
装置であり、スクランブル装置126(図9参照)の信
号処理と逆変換の信号処理を行う回路である。133は
S/P変換装置であり、デスクランブル装置132から
の多重シリアル信号を、パラレルデータに変換する回路
である。134は同期検出装置であり、S/P変換装置
133からのパラレル信号より同期パターンを検出し、
該パラレル信号を正しいワードに並び換える回路であ
る。135は分離装置であり、同期検出装置134から
出力された正しいワードに並び換えられた信号を映像信
号およびパケット信号に分離する。136はパケット分
離装置であり、分離装置135からのパケット信号の構
成をチェックした後、当該パケットの中の音声データを
含むデータブロック部分が取り出される。137は時間
軸変換装置であり、パケット分離装置136からの間欠
的な音声データより音声信号本来のクロックに時間軸変
換して、音声信号を再生する。
号受信装置の動作について説明する。まず、NRZ変換
装置131は、端子Dよりシリアル信号を入力され、N
RZI装置127の信号処理と逆変換の処理をしたシリ
アル信号を出力する。
RZ変換装置からのシリアルデータの並び換えを元に戻
しスクランブルを解除して出力する。次いで、S/P変
換装置133は、デスクランブル装置132からの多重
シリアル信号を、パラレルデータに変換して出力する。
次いで、同期検出装置134では、S/P変換装置13
3からのパラレル信号から同期パターンを検出し、該パ
ラレル信号を正しいワードに並び換えて出力する。次い
で、分離装置135は、同期検出装置134で正しいワ
ードに並び換えられた信号を、同期パターンが多重され
た位置を基準として分離用のタイミングパルスを発生す
ることによって、映像信号およびパケット信号に分離し
て、該映像信号を端子Eより出力し、該パケット信号は
パケット分離装置136に出力する。次いで、パケット
分離装置136では、分離装置135からのパケットの
構成をチェックした後、当該パケットの中のデータブロ
ック部分(ここでは音声データのみが含まれている)が
取り出され、これを出力する。次いで、時間軸変換装置
137は、パケット分離装置136からの音声データ
を、間欠的な音声データから音声信号本来のクロックに
時間軸変換し、再生して端子Fより出力する。
信号受信装置を用いて、映像信号と音声信号とを多重化
してシリアル伝送を行い、再びもとの映像信号および音
声信号を取り出すことができる。
うな構成の場合、伝送誤りがない場合には全く問題ない
が、たとえば長距離伝送を行ったり、移動体受信時に受
けるマルチパス妨害などの外部からの妨害が存在するよ
うな伝送誤りが発生しうる状況では、映像信号だけでな
く音声信号も劣化してしまう。さらに伝送誤りが増加す
ると、映像信号や音声信号が受信不可能になってしまう
という問題点があった。
ける移動体受信では、画像信号の劣化が激しくなると、
動画を静止画にし、音声信号の劣化が激しくなると、ノ
イズを目立たなくするためミュートをかけることが行わ
れている。この場合、画像については、静止画とするこ
とによって画像の乱れを補って見苦しさを解消すること
が可能であるが、音声については、ノイズが目立たなく
なるだけではなく、音声自体がなくなってしまう。特
に、移動体ではマルチパス妨害が頻繁に発生するため、
無音状態と音声のある状態とが繰り返され、大変聞きず
らくなるという問題点があった。
なされたもので、ディジタル画像信号,及びディジタル
音声信号を多重化し変調して送信するシステムにおい
て、移動体受信において受信状況が悪化した場合でも、
ディジタル音声信号の再生を確保できるディジタル映像
信号送受信方法およびその装置を提供することを目的と
する。
に、本発明(請求項1)にかかるディジタル映像信号送
信方法は、ディジタル画像信号,及び該ディジタル画像
信号に対応するディジタル音声信号を多重化したディジ
タル映像信号を送信するディジタル映像信号送信方法に
おいて、上記ディジタル音声信号を第1の変調方式によ
り変調して固定受信用ディジタル音声信号とし、かつ上
記ディジタル音声信号を上記第1の変調方式に較べて伝
送誤りに強い第2の変調方式により変調して移動体受信
用ディジタル音声信号とし、上記ディジタル画像信号
に、上記固定受信用ディジタル音声信号,及び移動体受
信用ディジタル音声信号を多重したディジタル映像信号
として送信するものである。
タル映像信号送信方法は、請求項1に記載のディジタル
映像信号送信方法において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号の周波数の帯域幅を、上記固定受信用ディジ
タル音声信号の周波数の帯域幅より狭くしたものであ
る。
タル映像信号送信方法は、請求項2に記載のディジタル
映像信号送信方法において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号の周波数の帯域幅を3〜4kHz、上記固定
受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅を20kH
zとしたものである。
タル映像信号送信方法は、請求項1に記載のディジタル
映像信号送信方法において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号に、課金情報を付加するものである。
タル映像信号送信装置は、外部から入力される、ディジ
タル画像信号,及び該ディジタル画像信号に対応するデ
ィジタル音声信号を多重化したディジタル映像信号を送
信するディジタル映像信号送信装置において、上記ディ
ジタル音声信号を第1の変調方式により変調して固定受
信用ディジタル音声信号とし、かつ上記ディジタル音声
信号を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強い第2
の変調方式により変調して移動体受信用ディジタル音声
信号とし、上記ディジタル画像信号に、上記固定受信用
ディジタル音声信号,及び移動体受信用ディジタル音声
信号を多重したディジタル映像信号として送信するもの
である。
タル映像信号送信装置は、外部から入力される、ディジ
タル画像信号,及び該ディジタル画像信号に対応するデ
ィジタル音声信号を多重化したディジタル映像信号を送
信するディジタル映像信号送信装置において、外部より
入力したディジタル画像信号を圧縮する画像用エンコー
ド手段と、外部より入力したディジタル音声信号を圧縮
し、圧縮したディジタル音声信号を固定受信用のディジ
タル音声信号および移動体受信用のディジタル音声信号
として2通りに出力する音声用エンコード手段と、上記
画像用エンコード手段からのディジタル画像信号と、上
記音声用エンコード手段からの固定受信用のディジタル
音声信号および移動体受信用のディジタル音声信号と
を、それぞれパケット化して、これらのパケットを1本
のトランスポートストリームに多重化するトランスポー
トストリーム多重手段と、上記トランスポートストリー
ム多重手段で多重化されたトランスポートストリームの
パケットごとに誤り保護を行い、上記ディジタル画像信
号および上記固定受信用のディジタル音声信号のパケッ
トを高階層とし、上記移動体受信用のディジタル音声信
号のパケットを低階層として各パケットを階層分割する
伝送路符号化手段と、上記伝送路符号化手段からの階層
化されたパケットのうち、高階層のパケットを第1の変
調方式により変調して固定受信用ディジタル音声信号と
し、低階層のパケットを上記第1の変調方式に較べて伝
送誤りに強い第2の変調方式により変調して移動体受信
用ディジタル音声信号とする直交周波数分割多重(OF
DM)変調手段と、上記直交周波数分割多重(OFD
M)変調手段から、変調された画像信号,固定受信用デ
ィジタル音声信号,及び移動体受信用ディジタル音声信
号を入力し、これらの信号を時分割多重したディジタル
映像信号として伝送する送信機とを備えたものである。
タル映像信号送信装置は、請求項5に記載のディジタル
映像信号送信装置において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号の周波数の帯域幅を、上記固定受信用ディジ
タル音声信号の周波数の帯域幅より狭くしたことを特徴
とするディジタル映像信号送信装置。
タル映像信号送信装置は、請求項7に記載のディジタル
映像信号送信装置において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号の周波数の帯域幅を3〜4kHz、上記固定
受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅を20kH
zとしたものである。
タル映像信号送信装置は、請求項5に記載のディジタル
映像信号送信装置において、上記移動体受信用ディジタ
ル音声信号に、課金情報を付加するものである。
ジタル映像信号受信方法は、ディジタル画像信号,及び
該ディジタル画像信号に対応するディジタル音声信号を
多重化したディジタル映像信号を受信し、該受信したデ
ィジタル映像信号から上記ディジタル画像信号,及び上
記ディジタル音声信号を再生するディジタル映像信号受
信方法において、上記ディジタル映像信号は、上記ディ
ジタル音声信号を第1の変調方式により変調してなる固
定受信用ディジタル音声信号と、上記ディジタル音声信
号を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強い第2の
変調方式により変調してなる移動体受信用ディジタル音
声信号とを、上記ディジタル画像信号に多重してなるも
のであり、上記ディジタル画像信号,上記固定受信用デ
ィジタル音声信号,及び上記移動体受信用ディジタル音
声信号を受信して復調する復調ステップと、受信したデ
ィジタル映像信号の信号レベルを検出し、検出値があら
かじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号を出力する
受信状況検出ステップと、固定受信用音声出力から固定
受信用音声信号を入力して出力し、受信したディジタル
映像信号の信号レベルが設定値よりも劣るとき、移動体
受信用音声出力に切り替えて移動体受信用の音声信号を
入力して出力する音声切替制御ステップとからなるもの
である。
ジタル映像信号受信方法は、ディジタル画像信号,及び
該ディジタル画像信号に対応するディジタル音声信号を
多重化したディジタル映像信号を受信し、該受信したデ
ィジタル映像信号から上記ディジタル画像信号,及び上
記ディジタル音声信号を再生するディジタル映像信号受
信方法において、上記ディジタル映像信号は、上記ディ
ジタル音声信号を第1の変調方式により変調してなる固
定受信用ディジタル音声信号と、上記ディジタル音声信
号に課金情報を付加した信号を上記第1の変調方式に較
べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変調してなる
移動体受信用ディジタル音声信号とを、上記ディジタル
画像信号に多重してなるものであり、上記ディジタル画
像信号,上記固定受信用ディジタル音声信号,及び上記
移動体受信用ディジタル音声信号を受信して復調する復
調ステップと、受信したディジタル映像信号の信号レベ
ルを検出し、検出値があらかじめ設定した値よりも劣る
とき、制御信号を出力する受信状況検出ステップと、固
定受信用音声出力から固定受信用音声信号を入力して出
力し、受信したディジタル映像信号の信号レベルが設定
値よりも劣るとき、移動体受信用音声出力に切り替えて
移動体受信用ディジタル音声信号を入力して、上記課金
情報を抽出して蓄積するとともに、当該移動体受信用デ
ィジタル音声信号を出力する音声切替制御ステップと、
蓄積した課金情報に基づいて、上記移動体受信用デコー
ド音声信号の利用に対する課金を行う課金情報入出力ス
テップとからなるものである。
ジタル映像信号受信装置は、ディジタル画像信号,及び
該ディジタル画像信号に対応するディジタル音声信号を
多重化したディジタル映像信号を受信し、該受信したデ
ィジタル映像信号から上記ディジタル画像信号,及び上
記ディジタル音声信号を再生するディジタル映像信号受
信装置において、上記ディジタル映像信号は、上記ディ
ジタル音声信号を第1の変調方式により変調してなる固
定受信用ディジタル音声信号と、上記ディジタル音声信
号を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強い第2の
変調方式により変調してなる移動体受信用ディジタル音
声信号とを、上記ディジタル画像信号に多重してなるも
のであり、上記ディジタル映像信号を受信するチューナ
と、受信したディジタル映像信号を構成する画像信号,
固定受信用音声信号,及び移動体受信用音声信号を復調
する直交周波数分割多重(OFDM)復調手段と、復調
した信号を変調分割して、各変調方式に対応してデマッ
ピングした後、変調合成する変調分割手段と、変調合成
された信号からトランスポートストリームを再生し、該
トランスポートストリームのパケットごとに誤りを訂正
して、画像信号,固定受信用の音声信号,及び移動体受
信用の音声信号に分け、それぞれ映像出力,固定受信用
音声出力,及び移動体受信用音声出力から出力するトラ
ンスポートストリーム(TS)分離手段と、受信したデ
ィジタル映像信号の信号レベルを検出し、検出値があら
かじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号を出力する
受信状況検出手段と、固定受信用音声出力から固定受信
用の音声信号を入力して出力し、上記受信状況検出手段
から制御信号を入力したときは、移動体受信用音声出力
に切り替えて移動体受信用の音声信号を入力して出力す
る音声切替制御手段と、上記トランスポートストリーム
(TS)分離手段からの画像信号,及び上記音声切替制
御手段から出力される固定受信用音声信号あるいは移動
体受信用音声信号を入力し、これらの信号をデコードす
るデコーダと、デコードされた画像を映し出すディスプ
レイと、デコードされた音声を再生するスピーカシステ
ムとを備えたものである。
ジタル映像信号受信装置は、ディジタル画像信号,及び
該ディジタル画像信号に対応するディジタル音声信号を
多重化したディジタル映像信号を受信し、該受信したデ
ィジタル映像信号から上記ディジタル画像信号,及び上
記ディジタル音声信号を再生するディジタル映像信号受
信装置において、上記ディジタル映像信号は、上記ディ
ジタル音声信号を第1の変調方式により変調してなる固
定受信用ディジタル音声信号と、上記ディジタル音声信
号に課金情報を付加した信号を上記第1の変調方式に較
べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変調してなる
移動体受信用ディジタル音声信号とを、上記ディジタル
画像信号に多重してなるものであり、上記ディジタル映
像信号を受信するチューナと、受信したディジタル映像
信号を構成する画像信号,固定受信用音声信号,及び移
動体受信用音声信号を復調する直交周波数分割多重(O
FDM)復調手段と、復調した信号を変調分割して、各
変調方式に対応してデマッピングした後、変調合成する
変調分割手段と、変調合成された信号からトランスポー
トストリームを再生し、該トランスポートストリームの
パケットごとに誤りを訂正して、画像信号,固定受信用
の音声信号,及び移動体受信用の音声信号に分け、それ
ぞれ映像出力,固定受信用音声出力,及び移動体受信用
音声出力から出力するトランスポートストリーム(T
S)分離手段と、受信したディジタル映像信号の信号レ
ベルを検出し、検出値があらかじめ設定した値よりも劣
るとき、制御信号を出力する受信状況検出手段と、固定
受信用音声出力から固定受信用音声信号を入力して出力
し、受信したディジタル映像信号の信号レベルが設定値
よりも劣るとき、移動体受信用音声出力に切り替えて移
動体受信用ディジタル音声信号を入力して、上記課金情
報を抽出して蓄積するとともに、当該移動体受信用ディ
ジタル音声信号を出力する音声切替制御手段と、蓄積し
た課金情報に基づいて、上記移動体受信用デコード音声
信号の利用に対する課金を行う課金情報入出力手段と、
上記トランスポートストリーム(TS)分離手段からの
画像信号,及び上記音声切替制御手段から出力される固
定受信用音声信号あるいは移動体受信用音声信号を入力
し、これらの信号をデコードするデコーダと、デコード
された画像を映し出すディスプレイと、デコードされた
音声を再生するスピーカシステムとを備えたものであ
る。
図面に基づき詳細に説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態1によるディジタル映
像信号送信装置によって伝送される送信トランスポート
ストリーム(TS)の構造を示す模式図である。図に示
すように、送信TSは、画像信号A,画像信号Aの画像
に対応する音声信号A1および音声信号A2,画像信号
B,並びに画像信号Bの画像に対応する音声信号B1お
よび音声信号B2の各トランスポートストリームパケッ
ト(TSP)で構成される多重フレームを基本とする周
期構造を持つ。
1は、大容量信号を伝送できる伝送容量の大きな変調方
式で変調し、音声信号A2および音声信号B2は、マル
チパス妨害などの伝送誤りに強い変調方式で変調して出
力するものである。
信号は、20kHzの帯域幅で、画像信号と同様に大容
量信号を伝送できる伝送容量の大きな64QAMや16
QAMなどで変調され伝送されているが、カーステレオ
などでは、移動体受信のため高音域の聞き取りが困難で
低音域の方が聞き取り易いなどの事情から、3kHzの
帯域幅で受信するものが主流である。また、移動体で
は、マルチパス妨害などで伝送誤りが発生し易いという
事情もある。そこで、音声信号は、データ容量が多い6
4QAMや16QAMなどの変調方式で変調した固定受
信用音声信号と、マルチパス妨害などに強いDQPSK
やQPSKなどの変調方式を採用した移動体受信用音声
信号との2種類の同内容のものを同時に伝送し、かつ、
送信機7からは一般家庭の固定受信用電波を送信するた
め、最大20kHzを確保でき、DQPSKやQPSK
などの伝送誤りに強い変調方式の信号は、64QAMや
16QAMなどの変調方式の信号の約4倍の伝送時間を
要するので、前者を3〜4kHz、後者を20kHzの
帯域幅で伝送して同程度の伝送時間とする。
画像信号と、各画像信号の画像にそれぞれ対応する2種
類の音声信号とからなるものを示したが、これに限るも
のではなく、1本の送信TSで送信可能な複数の画像信
号と、各画像信号の画像にそれぞれ対応する2種類の固
定受信用音声信号および移動体受信用音声信号とで構成
することが可能である。
タル映像信号送信装置の構成を示すブロック図である。
図において、2は画像圧縮用MPEGエンコーダであ
り、外部より画像信号を入力し、ハイディフィニッショ
ン(HD)放送やスタンダードディフィニッション(S
D)放送に対応した画像信号に圧縮する。3は音声用M
PEGエンコーダであり、外部より音声信号を入力さ
れ、HD放送やSD放送に対応した音声信号に圧縮し
て、音声出力1および音声出力2から出力する。4はT
S多重部であり、画像圧縮用MPEGエンコーダ2およ
び音声用MPEGエンコーダ3からそれぞれ出力された
画像信号A,並びに音声信号A1及び音声信号A2を別
個のTSPに分割して、図1に示したような1本の送信
TSに多重化して出力する。5は伝送路符号化部であ
り、TS多重部4から出力された送信TSを構成するT
SPごとにリードソロモン符号による16バイトのパリ
ティで誤り訂正をして誤り保護を行った後、当該TSP
を階層分割し、エネルギー拡散、バイトインタリーブ、
及び畳み込み内符号化した信号を出力する。6は直交周
波数分割多重(OFDM)変調部6であり、伝送路符号
化部5からの階層化されたTSPを、各階層に対応した
キャリア変調した後、階層合成,並びに時間および周波
数インタリーブを行い、OFDMのフレームを構成して
出力する。7は送信機であり、OFDM変調部6から出
力されたフレームからなるOFDMセグメントを直交周
波数分割多重(OFDM)した映像信号を地上波ディジ
タル放送などにより伝送する。したがって、実施の形態
1によるディジタル映像信号送信装置は、画像圧縮用M
PEGエンコーダ2、音声用MPEGエンコーダ3、T
S多重部4、伝送路符号化部5、OFDM変調部6、お
よび送信機7から構成されている。
には、画像圧縮用MPEGエンコーダ2および音声用M
PEGエンコーダ3を備えて、1つの画像信号と、当該
画像信号の画像に対応する2種類の音声信号を出力する
場合について説明したが、図1の送信TSのように、複
数の画像信号と、各画像信号の画像にそれぞれ対応する
2種類の音声信号を出力するには、画像信号の数の画像
圧縮用MPEGエンコーダ2および音声用MPEGエン
コーダ3を備える必要がある。
成を示すブロック図である。図において、図2と同一符
号は同一または相当部分である。また、21はキャリア
変調部21であり、伝送路符号化部5から出力された階
層化されたTSPを、各階層に対応してキャリア変調す
る。22は階層合成部であり、キャリア変調部21で変
調された各階層の信号を階層合成して出力する。23は
時間/周波数インタリーブ部であり、階層合成部22か
らの階層合成された信号を時間および周波数インタリー
ブする。24はOFDMフレーム構成部であり、直交周
波数分割多重(OFDM)してOFDMのフレームを構
成して出力する。
1によるディジタル映像信号送信装置の動作について図
1〜3により説明する。まず、画像圧縮用MPEGエン
コーダ2は、外部より画像信号を入力され、ハイディフ
ィニッション(HD)放送やスタンダードディフィニッ
ション(SD)放送に応じて、該画像信号を圧縮した画
像信号Aを出力する。同時に、音声用MPEGエンコー
ダ3は、外部より上記画像信号に対応する音声信号を入
力され、HD放送やSD放送に応じて、該音声信号を圧
縮して、音声出力1および音声出力2からそれぞれ音声
信号A1および音声信号A2として出力する。
EGエンコーダ2からの画像信号A,及び音声用MPE
Gエンコーダ3からの音声信号A1及び音声信号A2
を、それぞれ別個のTSPに分割して、図1に示したよ
うな1本の送信TSに多重化して出力する。
間的に並列に、音声出力1および音声出力2からそれぞ
れ音声信号A1および音声信号A2を上記TS多重部4
に出力するものとしたが、1つの音声出力から時間的に
シリーズに音声信号A1および音声信号A2を出力する
ものとしてもかまわない。また、上記音声信号A1およ
び音声信号A2は、上記MPEGエンコーダ3から出力
される時点で全く同じ信号であるため、音声出力を1つ
にして、出力する音声信号に2つの番号を与え、TS多
重部4は、該音声信号を当該番号に基づいて2つの音声
信号として多重化するものとしてもよい。なお、ここ
で、周波数帯域を決定し、エンコードする。
4から送信TSを入力して、当該送信TSを構成するT
SPごとにリードソロモン符号による16バイトのパリ
ティで誤り訂正をして誤り保護を行った後、当該TSP
を階層分割し、階層ごとにエネルギー拡散、バイトイン
タリーブ、及び畳み込み内符号化して出力する。すなわ
ち、送信機7からは一般家庭の固定受信用電波を送信す
るので、画像信号Aおよび音声信号A1のTSPは、大
容量信号を伝送できる伝送容量の多い変調方式で変調す
るために高階層とし、音声信号A2のTSPは、マルチ
パス妨害に強い変調方式で変調するために低階層とす
る。
変調部6のキャリア変調部21は、伝送路符号化部5か
らの階層化されたTSPを、各階層に対応したキャリア
変調を行って出力する。たとえば、高階層とした画像信
号Aおよび音声信号A1のTPSは、大容量信号を伝送
できる伝送容量の多い変調方式である64QAMや16
QAMなどで変調し、低階層とした音声信号A2のTP
Sは、マルチパス妨害に強いQPSKやDQPSKなど
の変調方式で変調する。
部21から変調された各階層の信号を入力し、各階層の
信号を階層合成して出力する。次いで、時間/周波数イ
ンタリーブ部23は、階層合成部22から階層合成され
た信号を入力して、該信号を時間および周波数インタリ
ーブする。次いで、OFDMフレーム構成部24は、時
間/周波数インタリーブ部23から出力されるインタリ
ーブされた信号から、OFDMのフレームを構成して出
力する。次いで、送信機7は、OFDM変調部6から出
力されるフレームから、DQPSK,64QAMなどの
単一又は複数のOFDMセグメント(OFDMのフレー
ムからなる)の変調方式で変調されたキャリアを直交周
波数分割多重(OFDM)して伝送する。このとき、該
OFDMセグメント(キャリア)には制御信号(変調モ
ード信号などを含む)が付加される。したがって、制御
信号を付加したOFDMセグメントが複数個組み合わさ
れて送信され、受信側では、セグメント単位に変調や誤
り訂正などの伝送パラメータを独立に推定することとな
る。
述のようにマルチパス妨害などに対応するため、特別に
多重化して伝送するものである。したがって、当該移動
体受信用音声信号を受信する場合には、システム利用料
として特別に料金を課すことが考えられる。この場合、
利用料としては、該移動体受信用音声信号の利用の頻度
に応じて課金することが好ましい。
タル映像信号送信装置において、課金情報付加部29を
さらに備え、移動体受信用音声信号(音声信号A2や音
声信号B2)に課金信号を付加し、受信側での移動体受
信用音声信号の利用状況に応じて課金が行えるようにす
る。
ンコーダ3から出力された音声信号A2のデータ部分の
中に課金情報を付加して出力する。このようにすると、
音声信号A1およびA2のデータ長が異なることにな
り、受信側で単に音声信号A1を音声信号A2に切り替
えただけでは、音声信号A2を受信できないことにな
る。そこで、課金情報付加部29では、音声信号A1に
ヌルの信号を付加し、課金情報を付加した音声信号A2
と同じデータ長として出力する。課金情報付加部29以
外の部分での動作は、図2のディジタル映像信号送信装
置における動作と全く同様である。
金情報を入れてもよい。すなわち、上述のように、音声
信号A1およびA2は、セグメントに対応しており、セ
グメントごとにキャリア変調,内符号の符号化率,時間
インタリーブ長等の異なるモードを指示する制御信号を
データセグメントごとに付加しているので、この制御信
号のキャリア変調に対応した信号を課金信号として利用
してもよい。ただし、制御信号は、受信TSに復調され
た場合、音声信号A1やA2とは別に用いられることも
あるので、課金情報をデータ部分に付加する場合の方が
確実に当該課金情報を使用することが可能である。した
がって、課金情報をデータ部分および制御信号の両方に
付加して、より確実に課金情報を取得するものとしても
よい。
タル映像信号送信装置は、音声信号を音声用デコーダで
圧縮して2つの音声出力から出力し、OFDM変調部で
一方の音声出力からの音声信号を大容量伝送できる変調
方式で変調して固定受信用音声信号とし、他方の音声出
力からの信号を伝送誤りに強い変調方式で変調して移動
体受信用音声信号として出力し、これらの音声信号を画
像信号とともに時分割多重して伝送するものとしたの
で、受信側でこれを受信すれば、良好な受信状況では固
定受信用音声信号を用い、マルチパス妨害などの伝送誤
りが発生した状況では、移動体受信用音声信号を用いて
音声信号を誤りなく再生することが可能となる。
帯域幅を、上記固定受信用音声信号のものより狭くする
ものとしたから、伝送誤りに強いだけでなく、受信側で
の聞き取りに影響しない範囲で音声の品質をも確保する
ことが可能である。また、上記移動体受信用音声信号の
周波数帯域幅を3〜4kHzとし、上記固定受信用音声
信号の周波数帯域幅を20kHzとしたから、両信号を
同程度の送信時間で伝送することが可能である。また、
上記音声用デコーダから出力された2つの音声信号の一
方の移動体受信用音声信号に、課金情報付加部で課金情
報を付加するものとしたから、受信側でこの課金情報を
使用すれば、移動体受信用音声信号の利用状況に応じ
て、該ディジタル映像信号送信方法の利用に対する課金
を行うことができる。
2によるディジタル映像信号受信装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、31はチューナであり、実
施の形態1によるディジタル映像信号送信装置から送信
される映像信号を受信し、該映像信号を中間周波数に変
換して出力する。32はOFDM復調部であり、チュー
ナ31より出力された中間周波数信号からOFDMフレ
ームを復調し、変調モード信号とTSの信号を分離す
る。33は周波数/時間デインタリーブ部であり、OF
DM復調部32からのTS信号の時間および周波数デイ
ンタリーブを行う。34は変調分割部であり、周波数/
時間デインタリーブ部33でデインタリーブされた信号
を、変調モード信号に基づいて変調分割して、各変調方
式に対応したデマッピングを行った後、変調合成を行
う。35はTS分離部であり、ビタビ復号,バイトデイ
ンタリーブ,及びエネルギー拡散を行った後、TS再生
を行い、TSPごとにリードソロモン符号による16バ
イトのパリティでビット誤りを訂正してTS分離された
信号は、画像信号A,音声信号A1,及び音声信号A2
に各々分けて出力される。36は受信状況検出部であ
り、チューナ31から出力された中間周波数信号のマル
チパス状況や受信信号レベルを検出して、あらかじめ設
定された値よりも検出値が劣る場合、切替え信号を出力
する。37は音声切替制御部であり、通常、TS分離部
35の音声出力1から音声信号A1を入力するが、受信
状況検出部36から切替え信号が出力されたとき、該切
替え信号に応じて、TS分離部35からの入力を音声出
力1から音声出力2に切り替え、音声信号A2を入力す
る。38はMPEGデコーダであり、TS分離部35か
らの画像信号,及び音声切替制御部37で選択された音
声信号をデコードして、それぞれ別個に出力する。39
はディスプレイであり、MPEGデコーダ38でデコー
ドされた画像を映し出す。40はスピーカシステムであ
り、MPEGデコーダ38でデコードされた音声を再生
する。
2によるディジタル映像信号受信装置の動作について図
5〜6により説明する。まず、チューナ31は、上記実
施の形態1によるディジタル映像信号送信装置から送信
される映像信号を受信し、該映像信号を中間周波数に変
換して出力する。
31から出力された中間周波数信号からOFDMフレー
ムを復調し、制御信号(変調モード信号を含む)とTS
の信号を分離する。次いで、周波数/時間デインタリー
ブ部33は、OFDM復調部32から出力された制御信
号に基づいて、TSの信号の時間および周波数デインタ
リーブを行う。次いで、変調分割部34は、周波数/時
間デインタリーブ部33からデインタリーブした信号
を、変調モード信号に基づいて、変調分割して、QPS
K,16QAM,64QAMなどの各変調方式に対応し
たデマッピングを行った後、変調合成を行う。
バイトデインタリーブ,及びエネルギー拡散を行った
後、TS再生を行う。すなわち、階層ごとに処理された
信号がTSPとして各階層のバッファに蓄積され、各バ
ッファをチェックしてTSPのデータが蓄積された階層
がある場合に、そのパケットすべての階層のバッファを
外符号部(リードソロモン復号など)へ送り、2つ以上
の階層にTSPが蓄積されている場合には先に蓄積され
た(セグメント番号の小さい)階層のTSP伝送パケッ
トを呼び出し、TSPが存在しない場合はヌルパケット
を伝送する。このようにして再生されたTSのTSPご
とにリードソロモン符号による16バイトのパリティで
ビット誤りが訂正され、TS分離された信号は、画像信
号A,音声信号A1,及び音声信号A2に各々分けて出
力される。
1から出力された中間周波数信号のマルチパス状況や受
信信号レベルを検出して、あらかじめ設定された値より
も検出値が劣る場合、切替え信号を出力する。
S分離部35の音声出力1から音声信号A1を入力する
が、受信状況検出部36から切替え信号が出力されたと
き、該切替え信号に応じて、TS分離部35からの入力
を音声出力1から音声出力2に切り替え、音声信号A2
を入力する。
示す受信TSが再生されるが、映像信号の受信状況が良
好な場合、音声切替制御部37は、HD放送やSD放送
に対応した音声出力1からの出力を選択するので、TS
分離部35は、音声出力1から音声信号A1や音声信号
B1を出力して、図6に示すTS1のようなトランスポ
ートストリームの部分を出力する。また、画像信号Bの
受信時に、受信状況が悪化した場合には、音声切替制御
部37は、移動体受信時に受けるマルチパス妨害に強い
DQPSKやQPSKで変調された音声信号を出力する
音声出力2を選択するので、そのとき、TS分離部35
は、音声出力2から音声信号B2を出力して、図6に示
すTS2のようなトランスポートストリームの部分を出
力することとなる。
離部からの画像信号,及び音声切替制御部37で選択さ
れた音声信号をデコードして、それぞれ別個に出力す
る。次いで、ディスプレイ39は、MPEGデコーダ3
8でデコードされた画像を映し出す。次いで、スピーカ
システム40は、MPEGデコーダ38でデコードされ
た音声を再生する。
タル映像信号受信装置のその他の構成を示すブロック図
である。図において、図5と同一符号は同一または相当
部分である。また、41は課金情報蓄積部であり、移動
体受信用音声信号に付加された課金情報を蓄積する。4
2は課金情報入出力部であり、課金情報蓄積部41に蓄
積された課金情報を読み取って清算する。
よるその他のディジタル映像信号受信装置の動作につい
て、図5と異なる動作について図7により説明する。音
声切替制御部37は、音声出力1からヌル情報が付加さ
れた音声信号A1を入力した場合、音声信号A1からヌ
ル情報を取り除いて出力する。また、受信状況検出部3
6から切替信号が入力されると、音声出力2から課金情
報が付加された音声信号A2を入力し、音声信号A2か
ら課金情報を切り離し、当該課金情報を課金情報蓄積部
41に蓄積する。さらに、蓄積された課金情報は、必要
に応じて、移動体受信用信号(音声信号A2)の利用状
況としてディスプレイに出力され表示される。このと
き、課金情報蓄積部41に、蓄積される課金情報の上限
金額を設定し、上限に近づくと利用者に清算を促すディ
スプレイ表示を行うものとしてもよい。
41に蓄積された課金情報を読み取り、プリペイカード
等から差し引いて清算する。また、課金情報入出力部4
2では、一定時間ごとに、携帯電話や路車間通信等で放
送局等にアップリンクして、該課金情報から把握した利
用状況を知らせるものとしてもよい。この場合、放送局
側でも利用状況を把握してサービスに利用することが可
能である。
タル映像信号受信装置は、画像信号と当該画像信号に対
応する同内容の固定受信用音声信号および移動体受信用
音声信号とを多重した映像信号を受信し、その受信状況
を受信状況検出部で検出して、あらかじめ設定した値よ
り劣るとき、切替信号を出力し、音声切替制御部が固定
受信用音声信号から移動体受信用音声信号に切り替えて
デコーダに出力するものとしたから、良好な受信状況で
は固定受信用音声信号を再生し、マルチパス妨害などの
伝送誤りが発生した状況でも、移動体受信用音声信号を
再生して、誤りなく音声信号を再生することが可能であ
る。
体受信用音声信号に付加された課金情報を課金情報蓄積
部で蓄積し、課金情報入出力部が蓄積された課金情報を
読み取って清算するものとしたから、移動体受信用音声
信号の利用状況に応じて、該ディジタル映像信号送信方
法の利用に対する課金を行うことが可能である。
よび6)にかかるディジタル映像信号送信方法およびデ
ィジタル映像信号送信装置によれば、音声信号を音声用
デコーダで圧縮して2つの音声出力から出力し、OFD
M変調部で一方の音声出力からの音声信号を大容量伝送
できる変調方式で変調して固定受信用音声信号とし、他
方の音声出力からの信号を伝送誤りに強い変調方式で変
調して移動体受信用音声信号として出力し、これらの音
声信号を画像信号とともに時分割多重して送信するもの
としたので、受信側でこれを受信すれば、良好な受信状
況では固定受信用音声信号を用い、マルチパス妨害など
の伝送誤りが発生した状況では、移動体受信用音声信号
を用いて音声信号を誤りなく再生することができる効果
がある。
るディジタル映像信号送信方法およびディジタル映像信
号送信装置によれば、上記移動体受信用音声信号の周波
数帯域幅を、上記固定受信用音声信号のものより狭くす
るものとしたから、伝送誤りに強いだけでなく、受信側
での聞き取りに影響を及ぼさない範囲で音声の品質をも
確保することができる効果がある。
るディジタル映像信号送信方法およびディジタル映像信
号送信装置によれば、上記移動体受信用音声信号の周波
数帯域幅を3〜4kHzとし、上記固定受信用音声信号
の周波数帯域幅を20kHzとしたから、両信号を同程
度の送信時間で伝送することが可能である。
るディジタル映像信号送信方法およびディジタル映像信
号送信装置によれば、上記音声用デコーダから出力され
た2つの音声信号の一方の移動体受信用音声信号に、課
金情報付加部で課金情報を付加するものとしたから、受
信側でこの課金情報を使用すれば、移動体受信用音声信
号の利用状況に応じて、該ディジタル映像信号送信方法
の利用に対する課金を行うことができる効果がある。
かかるディジタル映像信号受信方法およびディジタル映
像信号受信装置によれば、画像信号と当該画像信号に対
応する同内容の固定受信用音声信号および移動体受信用
音声信号とを多重した映像信号を受信し、その受信状況
を受信状況検出部で検出して、あらかじめ設定した値よ
り劣るとき、切替信号を出力し、音声切替制御部が固定
受信用音声信号から移動体受信用音声信号に切り替えて
デコーダに出力するものとしたから、良好な受信状況で
は固定受信用音声信号を再生し、マルチパス妨害などの
伝送誤りが発生した状況でも、移動体受信用音声信号を
再生して、誤りなく音声信号を再生することができる効
果がある。
かかるディジタル映像信号受信方法およびディジタル映
像信号受信装置によれば、上記音声切替制御部が入力し
た移動体受信用音声信号に付加された課金情報を課金情
報蓄積部で蓄積し、課金情報入出力部が蓄積された課金
情報を読み取って清算するものとしたから、移動体受信
用音声信号の利用状況に応じて、該ディジタル映像信号
送信方法の利用に対する課金を行うことができる効果が
ある。
号送信装置から送信する送信TSの構成を示す図であ
る。
号送信装置の構成を示すブロック図である。
ック図である。
号送信装置のその他の構成を示すブロック図である。
号受信装置の構成を示すブロック図である。
受信TSの構成を示す図である。
号受信装置のその他の構成を示すブロック図である。
ある。
図である。
ク図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 ディジタル画像信号,及び該ディジタル
画像信号に対応するディジタル音声信号を多重化したデ
ィジタル映像信号を送信するディジタル映像信号送信方
法において、 上記ディジタル音声信号を第1の変調方式により変調し
て固定受信用ディジタル音声信号とし、 かつ上記ディジタル音声信号を上記第1の変調方式に較
べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変調して移動
体受信用ディジタル音声信号とし、 上記ディジタル画像信号に、上記固定受信用ディジタル
音声信号,及び移動体受信用ディジタル音声信号を多重
したディジタル映像信号として送信することを特徴とす
るディジタル映像信号送信方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディジタル映像信号送
信方法において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅
を、上記固定受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域
幅より狭くしたことを特徴とするディジタル映像信号送
信方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のディジタル映像信号送
信方法において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅
を3〜4kHz、上記固定受信用ディジタル音声信号の
周波数の帯域幅を20kHzとしたことを特徴とするデ
ィジタル映像信号送信方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載のディジタル映像信号送
信方法において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号に、課金情報を付
加することを特徴とするディジタル映像信号送信方法。 - 【請求項5】 外部から入力される、ディジタル画像信
号,及び該ディジタル画像信号に対応するディジタル音
声信号を多重化したディジタル映像信号を送信するディ
ジタル映像信号送信装置において、 上記ディジタル音声信号を第1の変調方式により変調し
て固定受信用ディジタル音声信号とし、 かつ上記ディジタル音声信号を上記第1の変調方式に較
べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変調して移動
体受信用ディジタル音声信号とし、 上記ディジタル画像信号に、上記固定受信用ディジタル
音声信号,及び移動体受信用ディジタル音声信号を多重
したディジタル映像信号として送信することを特徴とす
るディジタル映像信号送信装置。 - 【請求項6】 外部から入力される、ディジタル画像信
号,及び該ディジタル画像信号に対応するディジタル音
声信号を多重化したディジタル映像信号を送信するディ
ジタル映像信号送信装置において、 外部より入力したディジタル画像信号を圧縮する画像用
エンコード手段と、 外部より入力したディジタル音声信号を圧縮し、圧縮し
たディジタル音声信号を固定受信用のディジタル音声信
号および移動体受信用のディジタル音声信号として2通
りに出力する音声用エンコード手段と、 上記画像用エンコード手段からのディジタル画像信号
と、上記音声用エンコード手段からの固定受信用のディ
ジタル音声信号および移動体受信用のディジタル音声信
号とを、それぞれパケット化して、これらのパケットを
1本のトランスポートストリームに多重化するトランス
ポートストリーム多重手段と、 上記トランスポートストリーム多重手段で多重化された
トランスポートストリームのパケットごとに誤り保護を
行い、上記ディジタル画像信号および上記固定受信用の
ディジタル音声信号のパケットを高階層とし、上記移動
体受信用のディジタル音声信号のパケットを低階層とし
て各パケットを階層分割する伝送路符号化手段と、 上記伝送路符号化手段からの階層化されたパケットのう
ち、高階層のパケットを第1の変調方式により変調して
固定受信用ディジタル音声信号とし、低階層のパケット
を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強い第2の変
調方式により変調して移動体受信用ディジタル音声信号
とする直交周波数分割多重(OFDM)変調手段と、 上記直交周波数分割多重(OFDM)変調手段から、変
調された画像信号,固定受信用ディジタル音声信号,及
び移動体受信用ディジタル音声信号を入力し、これらの
信号を時分割多重したディジタル映像信号として伝送す
る送信機とを備えたことを特徴とするディジタル映像信
号送信装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載のディジタル映像信号送
信装置において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅
を、上記固定受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域
幅より狭くしたことを特徴とするディジタル映像信号送
信装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載のディジタル映像信号送
信装置において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号の周波数の帯域幅
を3〜4kHz、上記固定受信用ディジタル音声信号の
周波数の帯域幅を20kHzとしたことを特徴とするデ
ィジタル映像信号送信装置。 - 【請求項9】 請求項5に記載のディジタル映像信号送
信装置において、 上記移動体受信用ディジタル音声信号に、課金情報を付
加することを特徴とするディジタル映像信号送信装置。 - 【請求項10】 ディジタル画像信号,及び該ディジタ
ル画像信号に対応するディジタル音声信号を多重化した
ディジタル映像信号を受信し、該受信したディジタル映
像信号から上記ディジタル画像信号,及び上記ディジタ
ル音声信号を再生するディジタル映像信号受信方法にお
いて、 上記ディジタル映像信号は、上記ディジタル音声信号を
第1の変調方式により変調してなる固定受信用ディジタ
ル音声信号と、上記ディジタル音声信号を上記第1の変
調方式に較べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変
調してなる移動体受信用ディジタル音声信号とを、上記
ディジタル画像信号に多重してなるものであり、 上記ディジタル画像信号,上記固定受信用ディジタル音
声信号,及び上記移動体受信用ディジタル音声信号を受
信して復調する復調ステップと、 受信したディジタル映像信号の信号レベルを検出し、検
出値があらかじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号
を出力する受信状況検出ステップと、 固定受信用音声出力から固定受信用音声信号を入力して
出力し、受信したディジタル映像信号の信号レベルが設
定値よりも劣るとき、移動体受信用音声出力に切り替え
て移動体受信用の音声信号を入力して出力する音声切替
制御ステップとからなることを特徴とするディジタル映
像信号受信方法。 - 【請求項11】 ディジタル画像信号,及び該ディジタ
ル画像信号に対応するディジタル音声信号を多重化した
ディジタル映像信号を受信し、該受信したディジタル映
像信号から上記ディジタル画像信号,及び上記ディジタ
ル音声信号を再生するディジタル映像信号受信方法にお
いて、 上記ディジタル映像信号は、上記ディジタル音声信号を
第1の変調方式により変調してなる固定受信用ディジタ
ル音声信号と、上記ディジタル音声信号に課金情報を付
加した信号を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強
い第2の変調方式により変調してなる移動体受信用ディ
ジタル音声信号とを、上記ディジタル画像信号に多重し
てなるものであり、 上記ディジタル画像信号,上記固定受信用ディジタル音
声信号,及び上記移動体受信用ディジタル音声信号を受
信して復調する復調ステップと、 受信したディジタル映像信号の信号レベルを検出し、検
出値があらかじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号
を出力する受信状況検出ステップと、 固定受信用音声出力から固定受信用音声信号を入力して
出力し、受信したディジタル映像信号の信号レベルが設
定値よりも劣るとき、移動体受信用音声出力に切り替え
て移動体受信用ディジタル音声信号を入力して、上記課
金情報を抽出して蓄積するとともに、当該移動体受信用
ディジタル音声信号を出力する音声切替制御ステップ
と、 蓄積した課金情報に基づいて、上記移動体受信用デコー
ド音声信号の利用に対する課金を行う課金情報入出力ス
テップとからなることを特徴とするディジタル映像信号
受信方法。 - 【請求項12】 ディジタル画像信号,及び該ディジタ
ル画像信号に対応するディジタル音声信号を多重化した
ディジタル映像信号を受信し、該受信したディジタル映
像信号から上記ディジタル画像信号,及び上記ディジタ
ル音声信号を再生するディジタル映像信号受信装置にお
いて、 上記ディジタル映像信号は、上記ディジタル音声信号を
第1の変調方式により変調してなる固定受信用ディジタ
ル音声信号と、上記ディジタル音声信号を上記第1の変
調方式に較べて伝送誤りに強い第2の変調方式により変
調してなる移動体受信用ディジタル音声信号とを、上記
ディジタル画像信号に多重してなるものであり、 上記ディジタル映像信号を受信するチューナと、 受信したディジタル映像信号を構成する画像信号,固定
受信用音声信号,及び移動体受信用音声信号を復調する
直交周波数分割多重(OFDM)復調手段と、 復調した信号を変調分割して、各変調方式に対応してデ
マッピングした後、変調合成する変調分割手段と、 変調合成された信号からトランスポートストリームを再
生し、該トランスポートストリームのパケットごとに誤
りを訂正して、画像信号,固定受信用の音声信号,及び
移動体受信用の音声信号に分け、それぞれ映像出力,固
定受信用音声出力,及び移動体受信用音声出力から出力
するトランスポートストリーム(TS)分離手段と、 受信したディジタル映像信号の信号レベルを検出し、検
出値があらかじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号
を出力する受信状況検出手段と、 固定受信用音声出力から固定受信用の音声信号を入力し
て出力し、上記受信状況検出手段から制御信号を入力し
たときは、移動体受信用音声出力に切り替えて移動体受
信用の音声信号を入力して出力する音声切替制御手段
と、 上記トランスポートストリーム(TS)分離手段からの
画像信号,及び上記音声切替制御手段から出力される固
定受信用音声信号あるいは移動体受信用音声信号を入力
し、これらの信号をデコードするデコーダと、 デコードされた画像を映し出すディスプレイと、 デコードされた音声を再生するスピーカシステムとを備
えたことを特徴とするディジタル映像信号受信装置。 - 【請求項13】 ディジタル画像信号,及び該ディジタ
ル画像信号に対応するディジタル音声信号を多重化した
ディジタル映像信号を受信し、該受信したディジタル映
像信号から上記ディジタル画像信号,及び上記ディジタ
ル音声信号を再生するディジタル映像信号受信装置にお
いて、 上記ディジタル映像信号は、上記ディジタル音声信号を
第1の変調方式により変調してなる固定受信用ディジタ
ル音声信号と、上記ディジタル音声信号に課金情報を付
加した信号を上記第1の変調方式に較べて伝送誤りに強
い第2の変調方式により変調してなる移動体受信用ディ
ジタル音声信号とを、上記ディジタル画像信号に多重し
てなるものであり、 上記ディジタル映像信号を受信するチューナと、 受信したディジタル映像信号を構成する画像信号,固定
受信用音声信号,及び移動体受信用音声信号を復調する
直交周波数分割多重(OFDM)復調手段と、 復調した信号を変調分割して、各変調方式に対応してデ
マッピングした後、変調合成する変調分割手段と、 変調合成された信号からトランスポートストリームを再
生し、該トランスポートストリームのパケットごとに誤
りを訂正して、画像信号,固定受信用の音声信号,及び
移動体受信用の音声信号に分け、それぞれ映像出力,固
定受信用音声出力,及び移動体受信用音声出力から出力
するトランスポートストリーム(TS)分離手段と、 受信したディジタル映像信号の信号レベルを検出し、検
出値があらかじめ設定した値よりも劣るとき、制御信号
を出力する受信状況検出手段と、 固定受信用音声出力から固定受信用音声信号を入力して
出力し、受信したディジタル映像信号の信号レベルが設
定値よりも劣るとき、移動体受信用音声出力に切り替え
て移動体受信用ディジタル音声信号を入力して、上記課
金情報を抽出して蓄積するとともに、当該移動体受信用
ディジタル音声信号を出力する音声切替制御手段と、 蓄積した課金情報に基づいて、上記移動体受信用デコー
ド音声信号の利用に対する課金を行う課金情報入出力手
段と、 上記トランスポートストリーム(TS)分離手段からの
画像信号,及び上記音声切替制御手段から出力される固
定受信用音声信号あるいは移動体受信用音声信号を入力
し、これらの信号をデコードするデコーダと、 デコードされた画像を映し出すディスプレイと、 デコードされた音声を再生するスピーカシステムとを備
えたことを特徴とするディジタル映像信号受信装置。
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DE1999611837 DE69911837T2 (de) | 1998-04-30 | 1999-04-29 | Methode zur Verteilung von Videoinformationen an einem mobilen Objekt durch digitale Funkübertragung |
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