JPH11313232A - 監視装置およびその使用方法 - Google Patents

監視装置およびその使用方法

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JPH11313232A
JPH11313232A JP10120964A JP12096498A JPH11313232A JP H11313232 A JPH11313232 A JP H11313232A JP 10120964 A JP10120964 A JP 10120964A JP 12096498 A JP12096498 A JP 12096498A JP H11313232 A JPH11313232 A JP H11313232A
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浩 塩川
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整 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温ガス雰囲気中での使用に適した監視装置
を提供する。 【解決手段】 冷却水通路14を流通する冷却水Wによ
り、第1の中空体1の温度上昇を抑制し、第1の中空体
1の内方から監視孔27を経て外部へ緩やかに流れる冷
却ガスGにより、第1の中空体1の内方への高温ガスの
流入を防ぐとともに、カメラ5および反射鏡6の温度上
昇を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラの受光部を汚
損し得る高温ガス雰囲気中に設置する監視装置およびそ
の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスを板状に成形する際には、
溶融槽に貯留された溶融状態の錫層に溶融状態のガラス
を流し込んで、厚さが均一なガラス層を錫層に浮遊さ
せ、温度低下に伴って板状に硬化したガラスを錫層から
引き出すようにしている。
【0003】上記の作業は、大気圧よりも若干高い内圧
になるように窒素ガスで無酸化ガス雰囲気に保たれかつ
温度が700℃〜1000℃になるチャンバの内部で行
なわれるので、ガラス層や錫層の状態を直接目視するこ
とはできない。そこで、CCDカメラおよび広角レンズ
を水冷構造のケーシングに内装してチャンバ内部に設置
し、CCDカメラで撮影したガラス層や錫層を、チャン
バ外部に設置したモニタに画像表示して監視することが
検討されている。また、このようなCCDカメラを用い
た監視装置では、CCDカメラの視軸を折り曲げる反射
鏡を設けて、監視装置の小型化を図ることが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水冷構
造のケーシングでCCDカメラの温度上昇を抑制する
と、ケーシング自体の温度が低くなることに起因して、
チャンバ内部に蒸気化して拡散している錫が、ケーシン
グの撮影用の透明部材に蒸着してCCDカメラの視野が
遮られることになる。また、蒸気化した錫がケーシング
外面で凝縮し、液状になった錫がガラス層に滴下するこ
とが懸念される。さらに、CCDカメラの視軸を反射鏡
で折り曲げると、CCDカメラの画角が狭まり、ガラス
層および錫層を全般的に監視できない。
【0005】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、カメラの受光部を汚損し得る高温ガス雰囲気中への
設置に適した監視装置およびその使用方法を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、先端側部に第1の開口を有する第1の中空体
と、該第1の中空体に遊嵌しかつ第1の開口に対峙する
第2の開口を有する第2の中空体と、該第2の中空体に
遊嵌しかつ第2の開口に対峙する第3の開口を有する第
3の中空体と、各開口に嵌入固着されかつ第3の中空体
の外方と第1の中空体の内方とを連通する監視孔を穿設
した窓部材と、受光部が第1の中空体の先端を向くよう
に第1の中空体の軸線方向中間部分に内装したカメラ
と、第1の中空体の先端内部に配置されかつ第3の中空
体の外方から監視孔を経て第1の中空体の内方に入射す
る光をカメラの受光部へ入射させ得る反射鏡と、第1の
中空体に設けられかつ外部から第1の中空体の内方へ冷
却ガスを供給し得る冷却ガス供給口と、第2の中空体に
設けられかつ外部から第1の中空体と第2の中空体との
間に形成される冷却水通路へ冷却水を供給し得る冷却水
供給口と、第2の中空体に設けられかつ前記の冷却水通
路から外部へ冷却水を排出させ得る冷却水排出口と、第
2の中空体と第3の中空体との間に形成される断熱空間
に充填した断熱材とを備え、広角レンズ機能を有しかつ
レンズ中心が外部に設定されたレンズ集合体を、レンズ
中心が反射鏡の反射面に位置するように、カメラの受光
部と反射鏡との間に配置し、カメラの受光部および反射
鏡を汚損し得る高温ガス雰囲気になるチャンバに前記の
第3の中空体を、窓部材がチャンバの内方に位置するよ
うに取り付けた監視装置を提供する。
【0007】また、窓部材の監視孔の近傍に連通する冷
却ガス供給管を有し、該冷却ガス供給管が、断熱空間に
挿通されている監視装置を提供する。
【0008】チャンバ内が高温ガス雰囲気になるとき
に、冷却水供給口から冷却水通路へ冷却水を供給すると
ともに、冷却水通路に供給される冷却水を冷却水排出口
より排出し、冷却ガス供給口から第1の中空体の内方へ
冷却ガスを、チャンバよりも第1の中空体の内圧がやや
高くなるように供給する監視装置の使用方法を提供す
る。
【0009】また、チャンバ内が高温ガス雰囲気になる
ときに、冷却水供給口から冷却水通路へ冷却水を供給す
るとともに、冷却水通路に供給される冷却水を冷却水排
出口より排出し、冷却ガス供給口から第1の中空体の内
方へ冷却ガスを、チャンバよりも第1の中空体の内圧が
やや高くなるように供給し、冷却ガス供給管によって窓
部材の監視孔の近傍へ冷却ガスを供給する監視装置の使
用方法を提供する。
【0010】本発明の監視装置では、冷却水供給口に供
給した冷却水が、冷却水通路および冷却水排出口を経て
外部へ至る間に、断熱材で遮られずに第3の中空体から
第2の中空体に伝達される熱を吸収し、第1の中空体の
温度上昇を抑制する。また、冷却ガス供給口に供給した
冷却ガスが、第1の中空体の内方から窓部材の監視孔を
経て第3の中空体の外方へと流れ、チャンバよりも第1
の中空体の内圧を高く保ち、チャンバから第1の中空体
の内方への高温ガスの流入を防ぐとともに、カメラおよ
び反射鏡を風冷してこれらの温度上昇を抑制する。さら
に、広角レンズ機能を有しかつレンズ中心が外部に設定
されたレンズ集合体により、反射鏡を介してのカメラの
画角の拡大を図る。
【0011】冷却ガス供給管を設けた場合には、該冷却
ガス供給管から窓部材の監視孔の近傍へ供給される冷却
ガスが、窓部材の監視孔から第1の中空体の内方への高
温ガスの流入を効果的に防ぐとともに、窓部材から第1
の中空体への熱伝達、ならびに窓部材の監視孔から第1
の中空体の内方への入熱を抑制する。
【0012】本発明の監視装置の使用方法では、冷却水
通路を流通する冷却水によって、第3の中空体から第2
の冷却体へ伝達される熱を吸収する。また、チャンバよ
りも第1の中空体の内圧がやや高くなるように、第1の
中空体の内方へ冷却ガスを供給し、窓部材の監視窓から
外部へ流出する冷却ガスの緩やかな流れを形成させ、チ
ャンバから第1の中空体の内方への高温ガスの流入を防
ぐとともに、カメラおよび反射鏡を風冷してこれらの温
度上昇を抑制する。
【0013】冷却ガス供給管から窓部材の監視孔の近傍
に冷却ガスを供給する場合には、当該冷却ガスによって
窓部材の監視孔から第1の中空体の内方への高温ガスの
流入を効果的に防ぐとともに、窓部材から第1の中空体
への熱伝達、ならびに窓部材の監視孔から第1の中空体
の内方への入熱を抑制する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の監視装置の実施の
形態の一例を示す縦断面図、図2は図1のII−II矢
視図、図3は図1のIII−III矢視図である。
【0015】図1から図3に示す監視装置は、第1の中
空体1、第2の中空体2、第3の中空体3、窓部材4、
CCDカメラ5、反射鏡6、およびレンズ集合体7とを
備えている。
【0016】第1の中空体1は、ほぼ水平に延びかつ先
端下部に第1の開口8が穿設された筒体9と、該筒体9
の先端を閉塞する端板10によって構成されている。
【0017】第2の中空体2は、ほぼ水平に延びかつ先
端下部に第2の開口11が穿設された筒体12と、該筒
体12の先端を閉塞する端板13とによって構成されて
いる。この第2の中空体2は、第2の開口11が第1の
開口8に対峙するように第1の中空体1に遊嵌し、第1
の中空体1の外側面と第2の中空体2の内側面とで冷却
水通路14を形成している。
【0018】第1の中空体1の筒体9と第2の中空体2
の筒体12の基端には、同一の端板15が取り外し可能
に装着されている。端板15の中央部には、外部から第
1の中空体1の内方へ冷却ガス(窒素ガス)Gを供給す
るための冷却ガス供給口16が設けられている。
【0019】第2の中空体2の基端上部には、外部から
冷却水通路14へ冷却水Wを供給するための冷却水供給
口17が取り付けられ、第2の中空体2の基端下部に
は、冷却水通路14から外部へ冷却水Wを排出するため
の冷却水排出口18が設けられている。さらに、冷却水
通路14は、第1の中空体1に沿ってほぼ水平に延びる
仕切部材19によって上下に二分されており、冷却水供
給口17から供給される冷却水Wが、第1の中空体1の
先端部を経て冷却水排出口18へ導かれるようになって
いる。
【0020】第3の中空体3は、ほぼ水平に延びかつ先
端下部に第3の開口20が穿設された筒体21と、該筒
体21の先端を閉塞する端板22とによって構成されて
おり、筒体21の長さは、前記の筒体9,12に比べて
短くなっている。この第3の中空体3は、第3の開口2
0が第2の開口11に対峙するように第2の中空体2に
遊嵌し、第2の中空体2の外側面と第3の中空体3の内
側面とで断熱空間23を形成している。また、筒体21
の中空体3の基端には、筒体12に外接する環状の端板
24が固着されている。
【0021】断熱空間23には、端板24を貫通して冷
却ガス供給管25が挿通され、また、断熱材26が充填
されている。
【0022】窓部材4は、上下方向に貫通する監視孔2
7を有しかつ前記の開口8,11,20に嵌入固着され
ており、監視孔27を介して第1の中空体1の内方と第
3の中空体3の外方とが連通するようになっている。窓
部材4の縁部には、前記の冷却ガス供給管25の端部が
貫通しており、この冷却ガス供給管25によって窓部材
4の監視孔27の近傍へ冷却ガス(窒素ガス)Gが供給
されるようになっている。
【0023】CCDカメラ5は、受光部28が第1の中
空体1の先端を向くように、筒体9の軸線方向中間部分
に内装されている。
【0024】反射鏡6は、第3の中空体3の外方から窓
部材4の監視孔27を経て第1の中空体1の内方に入射
する光を、CCDカメラ5の受光部28へ入射させ得る
ように、筒体9の先端部に内装されている。
【0025】レンズ集合体7は、広角レンズ機能を有し
かつレンズ中心が外部に設定されるように複数のレンズ
を組み合わせたものであり、レンズ中心が反射鏡6の反
射面29に位置するように、CCDカメラ5の受光部2
8と反射鏡6との間に配置されている。
【0026】上述したCCDカメラ5、反射鏡6および
レンズ集合体7は、端板10に設けた係止部材30に係
合して第1の中空体1に内装される支持部材31に取り
付けられている。
【0027】さらに、内部が金属(錫)蒸気を含みかつ
温度が700℃〜1000℃の窒素雰囲気になるチャン
バ32に、前記の第3の中空体3を構成する筒体21
を、窓部材4がチャンバ32の内方に位置するように取
り付けている。なお、CCDカメラ5には、チャンバ3
2の外方に設置したモニタ(図示せず)がケーブルを介
して接続されている。
【0028】チャンバ32の内部を、温度が700℃〜
1000℃の窒素雰囲気にする際には、冷却水供給口1
7に冷却水Wを供給し、また、冷却ガス供給口16およ
び冷却ガス供給管25にそれぞれ常温の冷却ガスGを供
給する。
【0029】冷却水供給口17に供給された冷却水W
は、冷却水通路14の上側部分、第1の中空体1の先端
部分、冷却水通路14の下側部分、および冷却水排出口
18を経て外部へ至る間に、断熱材26で遮られずに第
3の中空体3から第2の中空体2に伝達される熱を吸収
し、第1の中空体1の温度上昇を抑制する。
【0030】冷却ガス供給口16に対する冷却ガスGの
供給量は、チャンバ32よりも第1の中空体1の内圧が
やや高く保たれて、冷却ガスGが第1の中空体1の内方
から窓部材4の監視孔27を経て第3の中空体3の外方
へと緩やかに流れるようにする。これにより、チャンバ
32から第1の中空体1の内方への金属蒸気化した錫を
含んだ高温ガスの流入が抑止されるとともに、CCDカ
メラ5および反射鏡6が風冷されてこれらの温度上昇が
抑制され、また、冷却ガスGが必要以上に消費されるこ
とがない。
【0031】冷却ガス供給管25に供給された冷却ガス
Gは、窓部材4の監視孔27の近傍へ流れ、窓部材4の
監視孔27から第1の中空体1の内方へ高温ガスの流入
が効果的に抑止される。さらに、窓部材4から第1の中
空体1への熱伝達、ならびに窓部材4の監視孔27から
第1の中空体1の内方への入熱が抑制される。
【0032】また、CCDカメラ5と反射鏡6との間に
レンズ集合体7を介在させているので、入熱源である窓
部材4の監視孔27に対してCCDカメラ5が遠ざけら
れることになる。
【0033】これにより、チャンバ32の内部温度が7
00℃〜1000℃でも、CCDカメラ5の周囲の温度
が30℃程度に保たれ、CCDカメラ5の機能に支障が
生じることがない。
【0034】また、反射鏡6の周囲の温度が200℃未
満程度に保たれ、反射鏡6に対する錫の蒸着が生じるこ
とがない。
【0035】さらに、第3の中空体3の外面は、反射鏡
6の周囲に比べて高温になるため、チャンバ32の内部
で蒸気化している錫が第3の中空体3の外面で凝縮して
滴下することがない。
【0036】チャンバ32の内部状態を監視する際に
は、CCDカメラ5およびモニタを作動させると、CC
Dカメラ5で撮影されたチャンバ32の内部の対象物
が、チャンバ32の外部に設置したモニタに画像表示さ
れる。
【0037】また、図1から図3に示す監視装置では、
レンズ集合体7のレンズ中心を反射鏡6の反射面29に
位置させているので、反射鏡6を介してのCCDカメラ
5の画角θが70゜程度になり、チャンバ32の内部の
対象物を広範囲にわたって監視することが可能になる。
【0038】なお、本発明の監視装置およびその使用方
法は上述した実施の形態のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え
得ることは勿論である。
【0039】本発明の実施の形態では、チャンバに充填
される無酸化ガスに合せて、冷却ガスに窒素ガスを用い
ているが、窒素ガス以外の他の無酸化ガスを冷却ガスと
して用いることもできる。また、監視装置の使用条件に
よっては、冷却ガス供給管を装備しなくてもよい。さら
に、冷却水および冷却ガスの流量を適宜設定すれば、ご
み焼却炉や溶鉱炉などの内部温度が300℃〜1700
℃程度になる種々の産業設備に用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の監視装置お
よびその使用方法においては、下記のような種々の優れ
た効果を奏し得る。
【0041】(1)冷却水通路を流通する冷却水によ
り、第1の中空体の温度上昇を抑制し、第1の中空体の
内方から窓部材の監視孔を経て外部に流出する冷却ガス
により、カメラ、レンズ集合体および反射鏡を風冷する
ので、これらの温度上昇を抑制することができる。
【0042】(2)第1の中空体の内方から窓部材の監
視孔を経て外部に流出する冷却ガスにより、チャンバか
ら第1の中空体の内方への高温ガスの流入を防ぐので、
カメラおよび反射鏡などが高温ガスで汚損されることが
ない。
【0043】(3)第3の中空体の外面温度がチャンバ
内の雰囲気温度に対して極端に低下することがなく、高
温ガスに蒸気化した金属が含まれている場合には、当該
金属の凝縮滴下が生じない。
【0044】(4)広角レンズ機能を有しかつレンズ中
心が外部に設定されたレンズ集合体を、レンズ中心が反
射鏡の反射面に位置するように配置しているので、反射
鏡を介してのカメラの画角の拡大を図ることができる。
【0045】(5)冷却ガス供給管から窓部材の監視孔
の近傍へ冷却ガスを供給する場合には、チャンバから第
1の中空体の内方への高温ガスの流入を効果的に防ぐこ
とができ、また、窓部材から第1の中空体への熱伝達、
並びに窓部材の監視孔から第1の中空体の内方への入熱
を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視装置の実施の形態の一例を示す縦
断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【符号の説明】
1 第1の中空体 2 第2の中空体 3 第3の中空体 4 窓部材 5 CCDカメラ(カメラ) 6 反射鏡 7 レンズ集合体 8 第1の開口 11 第2の開口 14 冷却水通路 16 冷却ガス供給口 17 冷却水供給口 18 冷却水排出口 20 第3の開口 23 断熱空間 25 冷却ガス供給管 26 断熱材 27 監視孔 28 受光部 29 反射面 32 チャンバ G 冷却ガス W 冷却水

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側部に第1の開口を有する第1の中
    空体と、該第1の中空体に遊嵌しかつ第1の開口に対峙
    する第2の開口を有する第2の中空体と、該第2の中空
    体に遊嵌しかつ第2の開口に対峙する第3の開口を有す
    る第3の中空体と、各開口に嵌入固着されかつ第3の中
    空体の外方と第1の中空体の内方とを連通する監視孔を
    穿設した窓部材と、受光部が第1の中空体の先端を向く
    ように第1の中空体の軸線方向中間部分に内装したカメ
    ラと、第1の中空体の先端内部に配置されかつ第3の中
    空体の外方から監視孔を経て第1の中空体の内方に入射
    する光をカメラの受光部へ入射させ得る反射鏡と、第1
    の中空体に設けられかつ外部から第1の中空体の内方へ
    冷却ガスを供給し得る冷却ガス供給口と、第2の中空体
    に設けられかつ外部から第1の中空体と第2の中空体と
    の間に形成される冷却水通路へ冷却水を供給し得る冷却
    水供給口と、第2の中空体に設けられかつ前記の冷却水
    通路から外部へ冷却水を排出させ得る冷却水排出口と、
    第2の中空体と第3の中空体との間に形成される断熱空
    間に充填した断熱材とを備え、広角レンズ機能を有しか
    つレンズ中心が外部に設定されたレンズ集合体を、レン
    ズ中心が反射鏡の反射面に位置するように、カメラの受
    光部と反射鏡との間に配置し、カメラの受光部および反
    射鏡を汚損し得る高温ガス雰囲気になるチャンバに前記
    の第3の中空体を、窓部材がチャンバの内方に位置する
    ように取り付けたことを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 窓部材の監視孔の近傍に連通する冷却ガ
    ス供給管を有し、該冷却ガス供給管が、断熱空間に挿通
    されていることを特徴とする請求項1に記載の監視装
    置。
  3. 【請求項3】 チャンバ内が高温ガス雰囲気になるとき
    に、冷却水供給口から冷却水通路へ冷却水を供給すると
    ともに、冷却水通路に供給される冷却水を冷却水排出口
    より排出し、冷却ガス供給口から第1の中空体の内方へ
    冷却ガスを、チャンバよりも第1の中空体の内圧がやや
    高くなるように供給することを特徴とする請求項1に記
    載の監視装置の使用方法。
  4. 【請求項4】 チャンバ内が高温ガス雰囲気になるとき
    に、冷却水供給口から冷却水通路へ冷却水を供給すると
    ともに、冷却水通路に供給される冷却水を冷却水排出口
    より排出し、冷却ガス供給口から第1の中空体の内方へ
    冷却ガスを、チャンバよりも第1の中空体の内圧がやや
    高くなるように供給し、冷却ガス供給管によって窓部材
    の監視孔の近傍へ冷却ガスを供給することを特徴とする
    請求項2に記載の監視装置の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083386A (ja) * 2011-10-07 2013-05-09 Aasaa:Kk 高温雰囲気炉内観察装置

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