JPH11312857A - 配線板の製造法およびバンプ付配線基板の製造法 - Google Patents
配線板の製造法およびバンプ付配線基板の製造法Info
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- JPH11312857A JPH11312857A JP12046598A JP12046598A JPH11312857A JP H11312857 A JPH11312857 A JP H11312857A JP 12046598 A JP12046598 A JP 12046598A JP 12046598 A JP12046598 A JP 12046598A JP H11312857 A JPH11312857 A JP H11312857A
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Abstract
基板などの高密度配線基板、および半導体、各種パッケ
ージにおける導通抵抗検査、バーンインテストをはじめ
とする接触導通を要する電気的検査用基板に使用される
配線板の製造法を提供する。 【解決手段】 絶縁材料2上に金属層を備える回路形成
材料を準備し、金属層表面にバンプ形状のレジスト像を
形成し、金属層をハーフエッチングしてバンプ4を形成
し、バンプ4を含む所定配線パターン形状のレジスト像
を形成し、金属層をエッチングしてバンプ4付き配線パ
ターン6を形成する。バンプ4は配線パターン6と強固
なせん断力で一体となっており信頼性に優れ、均一な高
さのものを安価に得ることができる。
Description
板、液晶表示基板、半導体パッケージ用基板(半導体チ
ップ搭載用基板、フリップチップ用基板)などの高密度
配線基板や、半導体、各種パッケージにおける導通抵抗
検査、バーンインテストをはじめとする接触導通を要す
る電気的検査用基板に使用される配線板の製造法、バン
プ付配線基板の製造法に関する。
増大しており、このため実装部の相互配置間隔が縮小し
ている。相互結線が確保できるようにする微細配線化お
よび多層化技術が進むに伴い、これら配線形成技術を駆
使して、半導体実装基板によるパッケージの小型化が図
られている。たとえば、シリコン基板上に半導体素子が
集積回路化されたベアチップをこれまで、リードフレー
ムに実装封止して、挿入部品もしくは面実装部品として
きた。これに対し、ベアチップを複数個、ひとつの基板
にワイヤボンド接続またはTAB接続あるいはCCB接
続し封止後、リードフレームに実装して機能化する形態
であるMCMはCOB、PGA、HICの分野と特徴づ
けは、明確でないが、ひとつの指標として、実装基板面
積に対するデバイスの面積比率が30%以上と定義され
ている。このような、基板はシリコンを基板とするMC
MーD、セラミック系材料を基板とするMCMーC、有
機材料を基板とするMCMーLに分けられる。一方、近
年ではベアチップの外形寸法に限りなく、パッケージサ
イズに近づけるCSP技術が台頭している。これらの、
基板は所定パターンの形成を電気的なオーブンショート
テストで確認する必要がある。また、パッケージとなっ
てからは、初期不良テストのため125℃でバーンイン
テストが必要である。この背景から、高温でも酸化被膜
を作らず、導電性のよい検査用接触端子および安価な製
造法が望まれている。また、プリント基板、集積回路用
基板、液晶表示基板、半導体パッケージ用基板(半導体
チップ搭載用基板、フリップチップ用基板)などの高密
度配線基板の安価な製造法が望まれている。
路用基板、液晶表示基板、半導体パッケージ用基板など
の高密度配線基板や、半導体、各種パッケージにおける
導通抵抗検査、バーンインテストをはじめとする接触導
通を要する電気的検査用基板に使用される信頼性に優れ
る配線板の製造法及びバンプ付配線基板の安価な製造法
を提供するものである。
は、絶縁材料上の少なくとも片面に金属層を備える回路
形成材料を準備する工程、前記金属層表面に第一の配線
パターン形状のレジスト像を形成する工程、前記金属層
をハーフエッチングして第一の配線パターンを形成する
工程、前記第一の配線パターンを含む第二の配線パター
ン形状のレジスト像を形成する工程、前記金属層をエッ
チングして第一の配線パターンを含む第二の配線パター
ンを形成する工程を備えるものである。
縁材料上の少なくとも片面に金属層を備える回路形成材
料を準備する工程、前記金属層表面にバンプ形状のレジ
スト像を形成する工程、前記金属層をハーフエッチング
してバンプを形成する工程、前記バンプを含む所定配線
パターン形状のレジスト像を形成する工程、前記金属層
をエッチングしてバンプ付き配線パターンを形成する工
程を備えるものである。バンプ付配線基板の製造法にお
いて、金属層の表面が粗化された構造であることが好ま
しい。またバンプ表面に、ニッケル及び金を電解または
無電解めっきした後、ロジウムを電解めっきすることが
好ましい。
を説明する。図1に絶縁材料上の少なくとも片面に金属
層を備える回路形成材料(基板)を準備する工程を示
す。1で示す金属層の35μm電解銅箔または圧延銅箔
が、2で示すポリイミド、あるいはガラス/エポキシ等
の積層板等の絶縁材料上に形成された基板を用いる。絶
縁材料はセラミクス等の無機材料であっても良い。基板
の構成は、両面銅箔付基板であっても、パネルめっきさ
れた多層板であってもよく、少なくとも片面に銅等の金
属層があればよい。この銅箔表面は必ずしも平滑である
必要はなく、粗化処理されていることが望ましい。粗化
の程度は一般に広く知られるJIS表面粗さ(B060
1)に基づく粗さパラメータ中心線平均粗さRaでは
0.05〜5μm、最大粗さRtでは1〜5μmの範囲
がよい。粗化銅箔を粗化面が表面層になるように基材構
成するか、銅表面が研磨や銅めっきなどで平滑になった
場合粗化処理を行うことができる。
ストフィルムをラミネートし、露光・現像してレジスト
3を形成する。レジストは、第一の配線パターン形状、
例えばバンプ、肉厚の配線部となる部分のレジスト像で
ある。レジストは例えば日立化成製高追従性レジストH
i−RC(商品名)、日本合成化学工業(株)製レジス
ト401y25(商品名)などが有効である。401y
25の場合では、ロール温度110℃、ロール速度は
0.6m/minの条件でレジストをラミネートする。
この後、積算露光量約80mJ/cm2の露光条件で突
起群の像を焼き付ける。現像は、炭酸ナトリウム溶液ま
たは、水酸化テトラメチルアンモニウムで現像する。こ
の後望ましくは、レジストの密着を確実なものとするた
めに100〜300mJ/cm2で後露光する。
酸、過酸化水素からなる液で銅層を約20−25μmハ
ーフエッチングする。液として例えば、三菱ガス化学社
製化学研磨液SE−07(商品名)またはCPE−75
0(商品名)やCPS(商品名)あるいはその混合液を
用いる。過酸化水素濃度は2.0〜3.5g/100m
l、銅濃度は1.0〜5.0g/100mlに調整し、
コンベアエッチング装置のシャワーリングにより液温度
20〜35℃の範囲でエッチングを行う。この後、水酸
化ナトリウムまたは、水酸化カリウム溶液で該レジスト
を剥離する。これにより、図4に示すような10〜15
μmの銅層の上に4で示すバンプが形成される。
スト形成工程を示す。5で示すレジストとして、例えば
日本合成化学工業(株)製レジスト401y25(商品
名)をロール温度110℃でラミネートする(図5)。
速度は、バンプレジスト像形成の場合より速度を半減さ
せ0.3m/minでラミネートする。これにより、バ
ンプ郡の段差による気泡巻き込みをなくすことができ
る。この後、第二の配線パターンのネガイメージを積算
露光量約80mJ/cm2の露光条件で焼き付ける。第
二の配線パターン(所定の配線パターン6)は、バンプ
等の第一の配線パターンを含むもので、バンプをを内包
するように位置合わせする。現像は、炭酸ナトリウム溶
液または、水酸化テトラメチルアンモニウムで現像する
(図6)。
ンエッチング工程の断面図を示す。主成分が塩化第二
鉄、塩化第二銅のエッチング液、あるいはアルカリエッ
チング液たとえばメルストリップ社製Aプロセス液で、
前記ハーフエッチングで残った厚さ10〜15μmの銅
をエッチングし(図7)、水酸化ナトリウムまたは、水
酸化カリウム溶液でレジスト5を剥離し、第一の配線パ
ターンを含む第二の配線パターンを形成する(図8)。
このあと、バンプである突起電極部を含む範囲以外は、
極力ソルダレジストで保護することが望ましく、配線の
断線保護に有効であり、あと工程でめっきをする場合は
めっき面積を低減できる。ソルダレジストとして例えば
四国化成製レジストFCハードをスクリーン印刷、熱硬
化する。この後、無電解または電解により、パターン上
にニッケル、金の順にめっきを行う。これにより半導体
実装用基板の最小構成ができる。また、この基板を検査
用基板に活用するために、金表面に日本エレクトロプレ
イテイング・エンジニヤース株式会社製厚付け用低応力
ロジウムめっき液を使用して電解ロジウムをめっきする
ことも可能である。電解ロジウムめっきの条件は、例え
ば液温50〜60℃、電流密度2A/dm2、電圧4
V、時間150秒である。
配線基板の製造法では、バンプ等第一の配線パターンは
第二の配線パターンと強固なせん断力で一体となってお
り信頼性に優れ、均一な高さのものを安価に得ることが
できる。バンプ等第一の配線パターンを含む厚さの異な
る第二の配線パターン形成を、一種の金属層エッチング
で行えるので、通常のエッチング液が広く使用できエッ
チング液の選択に制限が少ない。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】絶縁材料上の少なくとも片面に金属層を備
える回路形成材料を準備する工程、前記金属層表面に第
一の配線パターン形状のレジスト像を形成する工程、前
記金属層をハーフエッチングして第一の配線パターンを
形成する工程、前記第一の配線パターンを含む第二の配
線パターン形状のレジスト像を形成する工程、前記金属
層をエッチングして第一の配線パターンを含む第二の配
線パターンを形成する工程を備える配線板の製造法。 - 【請求項2】絶縁材料上の少なくとも片面に金属層を備
える回路形成材料を準備する工程、前記金属層表面にバ
ンプ形状のレジスト像を形成する工程、前記金属層をハ
ーフエッチングしてバンプを形成する工程、前記バンプ
を含む所定配線パターン形状のレジスト像を形成する工
程、前記金属層をエッチングしてバンプ付き配線パター
ンを形成する工程を備えるバンプ付配線基板の製造法。 - 【請求項3】 絶縁材料上に形成された金属層の表面が
粗化された構造である請求項2記載のバンプ付配線基板
の製造法。 - 【請求項4】 バンプ表面に、ニッケル及び金を電解ま
たは無電解めっきした後、ロジウムを電解めっきする工
程を備える請求項2又は3記載のバンプ付配線基板の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046598A JPH11312857A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 配線板の製造法およびバンプ付配線基板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12046598A JPH11312857A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 配線板の製造法およびバンプ付配線基板の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11312857A true JPH11312857A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14786848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12046598A Withdrawn JPH11312857A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 配線板の製造法およびバンプ付配線基板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11312857A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100771971B1 (ko) | 2003-07-01 | 2007-11-01 | 동경 엘렉트론 주식회사 | 다층 배선 기판을 형성하기 위한 배선 기판 부재, 그 제조방법 및 다층 배선 기판 |
KR100776558B1 (ko) * | 1999-11-10 | 2007-11-15 | 소니 케미카루 앤드 인포메이션 디바이스 가부시키가이샤 | 범프 부착 배선회로기판의 제조방법 및 범프 형성방법 |
KR100831514B1 (ko) | 2005-03-30 | 2008-05-22 | 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 | 플렉서블 프린트 배선판의 제조 방법 및 플렉서블 프린트배선판 |
JP2008135719A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-06-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体モジュール、半導体モジュールの製造方法および携帯機器 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12046598A patent/JPH11312857A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100776558B1 (ko) * | 1999-11-10 | 2007-11-15 | 소니 케미카루 앤드 인포메이션 디바이스 가부시키가이샤 | 범프 부착 배선회로기판의 제조방법 및 범프 형성방법 |
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JP2008135719A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-06-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体モジュール、半導体モジュールの製造方法および携帯機器 |
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