JPH11312176A - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

情報処理装置及び方法

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JPH11312176A
JPH11312176A JP10121061A JP12106198A JPH11312176A JP H11312176 A JPH11312176 A JP H11312176A JP 10121061 A JP10121061 A JP 10121061A JP 12106198 A JP12106198 A JP 12106198A JP H11312176 A JPH11312176 A JP H11312176A
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JP10121061A
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Satoru Yashiro
哲 八代
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検索頻度と画像更新頻度の異なる様々な環境に
適合した画像管理、検索を低コストで実現する。 【解決手段】登録すべき画像データより抽出した画像特
徴因子に基づいて画像検索用索引を生成する索引生成モ
ジュールとして、ステップS7〜S10による検索速度
優先索引を生成するモジュールと、ステップS11、S
12による登録速度優先索引を生成するモジュールとを
有する。なお、ステップS13においては、これら索引
生成モジュールの使用割合を示すレートが予め設定され
る。画像登録コマンドが入力されると、ステップS5で
乱数値を発生し、ステップS6では設定されているレー
トと乱数値に基づいて両索引生成モジュールのいずれを
用いるかが決定される。そして、選択された索引生成モ
ジュールを用いて画像検索用索引を生成して画像データ
が登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】画像を検索するために、画像
特徴因子等を含む索引データを作成して画像を管理する
情報処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、類似画像を検索する画像検索装
置においては、各画像の特徴因子を記号化、索引化して
画像データを管理する。そして、検索時においては、検
索クエリー用の画像の特徴因子を抽出し、記号化、索引
化によって管理されている特徴因子とを比較することで
類似性を演算し、類似画像を抽出する。
【0003】たとえば、画像の色味や構図など視覚的な
特徴の類似性に着目して検索する類似画像検索がある。
この手法では、データベースに蓄積された画像からあら
かじめ視覚的な特徴を抽出し、得られた画像特徴因子を
符号化、索引化して画像とともにデータベースに蓄積し
ておく。そして、検索時には、クエリーとして用いられ
た画像の特徴量をデータベース登録時と同様の方法で抽
出し、特徴因子記号同士の類似性を演算する。このよう
にして視覚的に類似した画像を出力する。
【0004】一般に画像検索装置における検索速度は、
画像の分割数を加減する等の手段を用いて検索精度と検
索の高速性のトレードオフを調整することで実現され、
システムの負荷をバランスさせていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像検索装置においては、画像の登録処理(たとえば上
述の記号化、索引化等)に費やされる時間と画像の検索
処理に費やされる時間とのバランスを考慮することは行
われていない。
【0006】たとえば、画像特徴因子索引の作成には比
較的長い処理時間がかかるため、画像検索を行う頻度に
比べて画像の更新頻度が高い環境では、画像特徴因子索
引作成の処理時間が必要以上にかかり、システムのパフ
ォーマンスが落ちるという問題が生じてしまう。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、検索頻度と画像更新頻度の異なる様々な環境に適合
した画像管理、検索が行える情報処理方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様による情報処理装置はたとえば以下
の構成を備えている。すなわち、登録すべき画像データ
より抽出した画像特徴因子に基づいて画像検索用索引を
生成する複数種類の索引生成手段と、前記複数種類の索
引生成手段に関する使用割合を示す情報に基づいて、該
複数種類の索引生成手段のうちの1つを選択する選択手
段と、前記選択手段で選択された索引生成手段を用いて
画像検索用索引を生成して前記画像データを登録する登
録手段とを備える。
【0009】また、好ましくは、前記複数種類の索引生
成手段で生成された画像検索用索引を用いて画像の検索
を行う検索手段を更に備える。
【0010】また、上記の目的を達成するための本発明
の一態様によれば、登録すべき画像データより抽出した
画像特徴因子に基づいて画像検索用索引を生成する複数
種類の索引生成工程と、前記複数種類の索引生成工程に
関する使用割合を示す情報に基づいて、該複数種類の索
引生成工程のうちの1つを選択する選択工程と、前記選
択工程で選択された索引生成工程を用いて画像検索用索
引を生成して前記画像データを登録する登録工程とを備
える情報処理方法が提供される。
【0011】更に、本発明の一態様によれば、上記情報
処理方法をコンピュータに実現させるための制御プログ
ラムを格納したコンピューター可読メモリが提供され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施形態による画像管理検索装
置の概略構成を表すブロック図である。なお、本実施形
態ではスタンドアロンタイプのコンピュータ上で画像管
理検索装置を実現するが、複数のコンピュータが相互に
接続された形態で実現されてもよいことはいうまでもな
い。また、画像データの登録、蓄積を行う画像管理装置
と画像データの検索を行う画像検索装置がインターネッ
トやLAN等のネットワークを介して接続されたもので
あってもよいことも明らかである。
【0014】図1において、1は、本実施形態の画像管
理装置全体の制御を司るCPUであり、該CPU1は、
ディスプレイ2、コマンド入力装置3、ROM4、RA
M5、二次記憶装置6、記憶媒体読取装置7のそれぞれ
と、相互にデータの送受が可能であるように、バス8を
介して接続されている。
【0015】ディスプレイ2は、CRTまたは液晶など
により構成され、画像情報や選択肢などを表示する。コ
マンド入力装置3は、キーボードやマウスなどにより構
成され、各種処理の指令、注目点(マウスカーソルやキ
ャレット(文字を入力するところで点滅するカーソ
ル))の移動や、選択操作、文字、記号の入力などを行
うために使用される。
【0016】ROM4は、CPU1が実行する各種の処
理プログラムなどを記憶する読み出し専用メモリであ
り、その一部の領域には、画像登録/検索プログラム4
aが格納されている。この、画像登録/検索プログラム
4aには、画像を登録したり、画像特徴因子索引を生成
したり、ディスプレイ2に検索結果等を表示出力するプ
ログラムやデータが記憶されている。
【0017】RAM5は、各種演算結果や入力された情
報を一時的に格納したりする読み出し書き込み可能メモ
リである。二次記憶装置6は、ハードディスクやMO等
により構成され、画像特徴因子記号や画像内容などが記
憶される。記憶媒体読取装置7は、CD−ROMドライ
ブやFDなどから構成され、プログラムコード等を格納
した記憶媒体であるCD−ROM71やフロッピーディ
スク72などからプログラムを読み出すために使用され
る。
【0018】なお、一般のパーソナルコンピュータ等の
構成では、ROM4に格納されている画像登録/検索プ
ログラム4aは、フロッピィディスク72やCDーRO
M71等から二次記憶装置6へインストールしておき、
必要に応じてRAM5上へロードされてCPU1により
実行されることになる。
【0019】以上のように構成された本実施形態の画像
管理検索装置において、CPU1が画像登録/検索プロ
グラム4aを実行することで実現される制御を、図2の
フローチャートに基づいて説明する。図2は、図1のR
OM4の画像登録プログラム4aに記憶された制御の手
順を示すフローチャートである。
【0020】まず、システムの電源を投入するとステッ
プS1に進み、必要な初期化処理を行い、ステップS2
にてコマンド入力装置3からのコマンドの入力を待つ。
ここでは、環境設定コマンド、画像登録コマンド、及び
検索コマンドのいずれかが入力される。何らかのコマン
ドが入力されたら、ステップS3に進み、コマンドの評
価を行う。そして、コマンドを評価をした結果、当該コ
マンドが画像登録コマンドであると判断された場合はス
テップS4へ、環境設定コマンドであると判断された場
合はステップS13へ、検索コマンドであると判断され
た場合はステップS15へそれぞれ進む。
【0021】まず、コマンドを評価した結果、環境設定
コマンドであると判断した場合について説明する。入力
されたコマンドが環境設定コマンドの場合は、ステップ
S13に進み、画像登録の速度を優先した画像特徴因子
索引(以下、登録速度優先索引ともいう)を作成する登
録優先モードと、検索時の速度を優先した画像特徴因子
索引(以下、検索速度優先索引ともいう)を作成する検
索優先モードとの割合を示すレートを入力する。
【0022】登録優先モードでは、登録速度優先索引を
用いることにより高速に画像特徴因子索引を作成するこ
とができるが、この登録速度優先索引を用いて検索を行
うと時間がかかる。一方、検索優先モードでは、検索速
度優先索引を用いることにより高速な検索を可能とする
が、検索速度優先索引の作成に時間がかかる。このた
め、本実施形態では、画像管理検索装置の性能やユーザ
の使用環境、好みなどに応じて、登録優先モードによる
処理と検索優先モードによる処理の割合(レート)を変
更することを可能とする。なお、画像登録優先モード及
び検索優先モードによりそれぞれ作成される索引、登録
速度優先索引と検索速度優先索引については後述する。
【0023】図3はステップ13においてディスプレイ
2に表示されるレート入力画面の一例を示す図である。
コマンド入力部3のマウスを用いてつまみ61を移動し
入力終了エリアをクリックすることで、つまみ61の位
置に応じて0から100の間のレート値が設定される。
【0024】たとえば、図3において、つまみ61を移
動してレート値を40に設定した場合、登録される複数
の画像の内、その約40%が画像登録優先モードで処理
され、残りの約60%が検索優先モードで処理されて索
引が作成される。入力終了ボタン62をクリックする
と、入力操作の終了と判定され、ステップS14におい
て、設定されたレート値を二次記憶装置6に記憶する。
【0025】次に、コマンドを評価した結果、画像登録
コマンドであると判断された場合について説明する。
【0026】ステップS3においてコマンドを評価した
結果、画像登録コマンドであると判断された場合には、
ステップS4において、登録すべき画像から画像特徴因
子を抽出する。
【0027】図4は登録すべき画像内容の一例と、その
画像内容から抽出された画像特徴因子を符号化した例を
示す図である。図4の(a)に示される画像内容は、幅
の広い滝を上空から写したもので、対岸に森が見える画
像である。この中で、例えば、画像の中で支配的な色は
青である。図4の(b)において、MC1Bとはこの画
像特徴因子を記号化したものである。
【0028】次にステップS5に進み、0から100ま
での間の乱数を発生させる。次のステップS6では、ス
テップ13で設定されたレート値とステップS5で発生
した乱数とを比較し、乱数が設定したレートより上かど
うか判断する。発生した乱数値が設定したレートよりも
大きい場合は、ステップS7に進み、検索優先モードに
よる索引の作成処理を行う。また、設定したレート値以
下の場合は、ステップS11に進み、画像登録優先モー
ドによる索引の作成処理を開始する。このように発生し
た乱数とステップS13で設定したレート値とを比較す
ることにより、設定されたレート値に近い割合で、登録
する画像の処理を画像登録優先モードまたは画像検索優
先モードにアトランダムに振り分けて画像の登録(索引
の生成)を行うことができる。
【0029】ステップS6による判定の結果、検索優先
モードによる処理を行う場合はステップS7〜ステップ
S10で示される処理が行われることになる。まず、ス
テップS7では、登録する画像にユニークなIDを付与
し、抽出した画像特徴因子とIDとを関連づけて、新た
なレコードデータを作成する。次に、ステップS8に進
み、抽出した画像特徴因子をキーとして既存の索引から
レコードデータを読み込む。そしてステップS9に進
み、登録する文書のレコードデータと読み込まれたレコ
ードデータをマージする。
【0030】図5は検索速度優先索引におけるレコード
データの例を示す図である。このレコードデータの特徴
は、登録する画像の画像特徴因子及びそれに関連づけら
れた画像IDと、すでに存在する同一キーのレコードデ
ータとをマージしている点にある。このようなデータ構
成とすることで、検索時に処理する必要があるレコード
件数を減らすことができ、処理コストを減らすことがで
きることである。しかしながら、検索速度優先索引の場
合、登録時にすでに存在するレコードを読み込んだり、
マージしたりする処理が必要であり、出力するデータも
多くなるため、索引作成のための処理時間が比較的長く
なる。
【0031】ステップS9でのマージ処理を終了すると
ステップS10に進み、得られたレコードデータを二次
記憶装置6内の索引データベースに出力する。
【0032】また、ステップS6において、ステップS
5で発生した乱数が設定したレート値以下であると判断
した場合、すなわち登録優先モードであると判断された
場合は、ステップS11、S12により、登録優先モー
ドによる索引(登録速度優先索引)の作成処理を行う。
【0033】図6は、ステップS11で作成されるレコ
ードデータ(登録速度優先索引)のデータ構成例を示す
図である。このレコードデータの特徴は、記号化した画
像特徴因子を、先頭が同じ記号のレコードデータを1つ
にまとめることで、画像登録時に処理する必要があるレ
コード件数を減らすこと、また、すでに存在するレコー
ドデータのサーチやマージ処理を行わないため、索引作
成にかかる処理時間を短くすることができることにあ
る。一方、検索時には同一キーのレコードデータが多く
なったり、先頭が同じ記号のレコードから必要な画像
(データ)の選択処理を行う必要があるため、検索時間
が比較的長くなる。
【0034】次にステップS12に進み、得られたレコ
ードデータをインデックスデータベースに出力する。
【0035】最後に、コマンドを評価した結果、画像検
索コマンドであると判断した場合について説明する。ス
テップS3においてコマンドを評価した結果、画像検索
コマンドであると判断された場合には、ステップS15
〜S19に示される検索処理を実行する。
【0036】まず、ステップS15において、検索条件
となる代表画像を選択する。図7は、検索処理時におい
て、ディスプレイ2に表示される代表画像の選択画面の
一例を示す図である。代表画像は、通常は、風景やポー
トレート等の写真が用いられる。図7では、別の図形を
組み合わせた画像や、簡単な線画を組み合わせた画像も
示されているが、このような画像をクエリーとして用い
ることも可能である。
【0037】検索条件の選択が終了したら、ステップS
16に進み、ステップS4と同様に選択された代表画像
の画像特徴因子を抽出する。
【0038】次にステップS17に進み、ステップS1
6で抽出した画像特徴因子(たとえば、MC1B、MC
2M)をキーとして、ステップS10及びステップS1
2で登録された画像特徴因子の索引(インデックスデー
タベース)をサーチし、該当するレコードデータを読み
込む。図8は、(a)代表画像の例、(b)代表画像か
ら抽出された画像特徴因子、(c)該画像特徴因子を用
いて索引をサーチした結果、(d)索引をサーチした結
果出現頻度の高い画像IDを求めた結果を示す図であ
る。すなわち、ステップS15において図8(a)の如
き代表画像が選択され、ステップS16において図8
(b)で示される画像特徴因子が抽出され、ステップS
17において、これらの画像特徴因子を用いて画像特徴
因子索引(登録速度優先索引及び検索速度優先索引)を
引いた結果、図8(c)の結果を得たとする。図8
(c)では、画像特徴因子MC1Bを含む画像のIDと
して2,14,34、画像特徴因子MC2Mを含む文書
のIDとして1,4,7,14が検索結果として得られ
ている。
【0039】次にステップS18に進み、各画像特徴因
子に多く出現する画像IDの集合を求める。図8の
(d)に示されるように、画像ID=14が2ヵ所と最
も多く出現している。そしてステップS19に進み、出
現頻度の多い順に得られた結果を出力する。
【0040】なお、上記の実施形態においては、2種類
の索引を作成したが、本発明はこれに限られるものでは
なく、3種類以上の索引を任意の割合で作成することも
可能である。
【0041】また、上記発明の実施の形態においては、
インデックスデータベースは二次記憶装置6内に記憶さ
れるが、本発明はこれに限られるものではなく、他の記
憶媒体に記憶することも可能である。
【0042】さらに、上記発明の実施の形態において
は、乱数を発生し、この乱数とあらかじめ設定されたレ
ート値とを比較することにより検索優先モードにより索
引を作成するか画像登録優先モードにより索引を作成す
るかを決定したが、レート値が示す望みの割合でいずれ
かのモードが選択されるのであれば、その決定方法は如
何なる手法を用いてもよい。
【0043】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0044】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体であるCD−ROM71またはフ
ロッピーディスク72などに格納されたプログラムコー
ドを記憶媒体読取装置7により読み出し、直接または、
RAM5に記憶後に実行することによっても達成される
ことは言うまでもない。
【0045】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図9のメモリマップ例に示す各モジュールを
記憶媒体に格納することになる。図9は本実施形態によ
る制御プログラムを格納する記憶媒体のモジュール構成
例を示す図である。
【0050】すなわち、少なくとも複数の「画像特徴因
子索引作成モジュール91」「画像特徴因子索引作成モ
ジュール選択モジュール92」および「検索モジュール
93」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に
格納すればよい。なお、画像特徴因子索引作成モジュー
ル91は、検索速度優先索引を生成する第1の画像特徴
因子索引作成モジュール(図2のステップS7〜S10
の処理を実現するプログラムモジュール)と、登録速度
優先索引を生成する第2の画像特徴因子索引作成モジュ
ール(図2のステップS11、S12の処理を実現する
プログラムモジュール)とを含む。また、画像特徴因子
索引作成モジュール選択モジュール92は、図2のステ
ップS6に示すような、検索優先モード或いは登録優先
モードの決定処理を含む。更に、検索モジュール93は
図2のステップS15からS19で示す処理を実現する
プログラムモジュールである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索頻度と画像更新頻度の異なる様々な環境に適合した
画像管理、検索を低コストで実現することが可能とな
る。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像管理検索装置の概略構成
を表すブロック図である。
【図2】図1のROM4の画像登録プログラム4aに記
憶された制御装置の手順を示すフローチャートである。
【図3】ステップ13においてディスプレイ2に表示さ
れるレート入力画面の一例を示す図である。
【図4】登録すべき画像内容の一例と、その画像内容か
ら抽出された画像特徴因子を符号化した例を示す図であ
る。
【図5】検索速度優先索引におけるレコードデータの例
を示す図である。
【図6】ステップS11で作成されるレコードデータ
(登録速度優先索引)のデータ構成例を示す図である。
【図7】検索処理時において、ディスプレイ2に表示さ
れる代表画像の選択画面の一例を示す図である。
【図8】(a)代表画像の例、(b)代表画像から抽出
された画像特徴因子、(c)該画像特徴因子を用いて索
引をサーチした結果、(d)索引をサーチした結果出現
頻度の高い画像IDを求めた結果を示す図である。
【図9】本実施形態による制御プログラムを格納する記
憶媒体のモジュール構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ディスプレイ 3 コマンド入力部 4 ROM 4a 画像登録プログラム 5 RAM 6 二次元記憶装置 7 記憶媒体読取装置 8 バス 71 CD−ROM 72 フロッピーディスク

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録すべき画像データより抽出した画像
    特徴因子に基づいて画像検索用索引を生成する複数種類
    の索引生成手段と、 前記複数種類の索引生成手段に関する使用割合を示す情
    報に基づいて、該複数種類の索引生成手段のうちの1つ
    を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された索引生成手段を用いて画像検
    索用索引を生成して前記画像データを登録する登録手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数種類の索引生成手段で生成され
    た画像検索用索引を用いて画像の検索を行う検索手段を
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の索引生成手段は、第1の
    画像検索用索引を生成する第1索引生成手段と、第2の
    画像検索用索引を生成する第2索引生成手段とを含み、
    該第1の画像検索用索引は該第2の画像検索用索引を用
    いるよりも高速に検索することができ、該第2の画像検
    索用索引は該第1の画像検索用索引を用いるよりも高速
    に画像検索用索引を作成することができるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段で用いられる、使用割合を
    示す値を設定する設定手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、乱数を発生する乱数発
    生手段を有し、前記乱数発生手段により発生された乱数
    値と前記使用割合を示す値とに基づいて使用すべき索引
    作成手段を選択することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記登録手段によって作成された画像特
    徴因子索引を記憶する記憶手段を更に備えることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、画像単位で前記複数種
    類の索引作成手段のうちの一つを選択することを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 登録すべき画像データより抽出した画像
    特徴因子に基づいて画像検索用索引を生成する複数種類
    の索引生成工程と、 前記複数種類の索引生成工程に関する使用割合を示す情
    報に基づいて、該複数種類の索引生成工程のうちの1つ
    を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された索引生成工程を用いて画像検
    索用索引を生成して前記画像データを登録する登録工程
    とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記複数種類の索引生成工程で生成され
    た画像検索用索引を用いて画像の検索を行う検索工程を
    更に備えることを特徴とする請求項8に記載の情報処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記複数種類の索引生成工程は、第1
    の画像検索用索引を生成する第1索引生成工程と、第2
    の画像検索用索引を生成する第2索引生成工程とを含
    み、該第1の画像検索用索引は該第2の画像検索用索引
    を用いるよりも高速に検索することができ、該第2の画
    像検索用索引は該第1の画像検索用索引を用いるよりも
    高速に画像検索用索引を作成することができるものであ
    ることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記選択工程で用いられる、使用割合
    を示す値を設定する設定工程を更に備えることを特徴と
    する請求項8に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記選択工程は、乱数を発生する乱数
    発生工程を有し、前記乱数発生工程により発生された乱
    数値と前記使用割合を示す値とに基づいて使用すべき索
    引作成工程を選択することを特徴とする請求項8乃至1
    1のいずれかに記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記登録工程によって作成された画像
    特徴因子索引を記憶装置に記憶する記憶工程を更に備え
    ることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載
    の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記選択工程は、画像単位で前記複数
    種類の索引作成工程のうちの一つを選択することを特徴
    とする請求項8乃至13のいずれかに記載の情報処理方
    法。
  15. 【請求項15】 画像情報を処理するための制御プログ
    ラムが格納されたコンピュータ可読メモリであって、該
    制御プログラムが、 登録すべき画像データより抽出した画像特徴因子に基づ
    いて画像検索用索引を生成する複数種類の索引生成工程
    のコードと、 前記複数種類の索引生成工程に関する使用割合を示す情
    報に基づいて、該複数種類の索引生成工程のうちの1つ
    を選択する選択工程のコードと、 前記選択工程で選択された索引生成工程を用いて画像検
    索用索引を生成して前記画像データを登録する登録工程
    のコードとを備えることを特徴とするコンピューター可
    読メモリ。
  16. 【請求項16】 前記複数種類の索引生成工程で生成さ
    れた画像検索用索引を用いて画像の検索を行う検索工程
    のコードを更に備えることを特徴とする請求項15に記
    載のコンピューター可読メモリ。
JP10121061A 1998-04-30 1998-04-30 情報処理装置及び方法 Withdrawn JPH11312176A (ja)

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