JPH11312109A - リレーショナルデータベースシステム - Google Patents

リレーショナルデータベースシステム

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JPH11312109A
JPH11312109A JP10118125A JP11812598A JPH11312109A JP H11312109 A JPH11312109 A JP H11312109A JP 10118125 A JP10118125 A JP 10118125A JP 11812598 A JP11812598 A JP 11812598A JP H11312109 A JPH11312109 A JP H11312109A
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JP
Japan
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JP10118125A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Murakami
達也 村上
Takashi Uchiyama
隆司 内山
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リレーショナルデータベース(RDB)を用い
てファイル管理を行うシステムにおいて、DBのファイ
ルとして入出力専用の領域を設け、可搬媒体1枚分に相
当する量のデータを常に切り出せる形で保管することに
より、DBの一部を容易に別のシステムに移動できる。 【解決手段】RDBによるデータ管理システムでは、D
Bの一部を別のシステムに移動する場合に、単にDBの
一部を切り離してコピーするだけではDBとして機能で
きない。このため大規模システムのデータをMO等の可
搬媒体を用いて移動するには、インデックスデータはシ
ステム全体分を移動しなければならなかった。RDBの
データファイルとして入出力専用の領域を設け、その領
域を用いてシステム内外のDBファイルの受け渡しを行
う。DBにより管理されたデータファイルは、同一の可
搬媒体に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機におい
て多量のデータを管理するデータベースシステムに関
し、特に、大量のデータファイルをデータベースを用い
て管理するシステムにおいて、内部に蓄積された大規模
なデータの一部を、可搬媒体上に複製して別のシステム
に移動して利用することを可能とするデータ管理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機システムにおいて、大量のデータ
ファイルを管理する場合、各データ毎にインデックスを
付け、そのインデックスを用いて管理又は検索を行う方
法が一般的である。
【0003】ここで、インデックスの管理には大別して
2種類の方法がある。一つは、各項目を予め定められた
1つの表に蓄積し、各行単位で関連を持たせるテーブル
により管理する方法である。残る一つは、2項目のテー
ブルを複数組み合わせることで複雑な情報を記録するリ
レーショナルデータベースを用いる方法である。テーブ
ルによりインデックスを管理した場合に、登録されてい
るファイルの一部を切り出す際には、インデックスも該
当する行の部分だけを切り出すことができる。一方、リ
レーショナルデータベースによりインデックスを管理し
た場合は、システムの構築後でもデータ構造を任意に変
更することが容易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】テーブル形式でインデ
ックスを保存した場合には、可搬媒体上にファイルとそ
れに対応する部分のインデックスを書き込めば、容易
に、単一媒体に対するデータの移動が行える。しかし、
この方法では、複数媒体にまたがるような大規模なシス
テムで、各媒体のインデックスを一度に検索するような
場合には、一旦、計算機システムに存在するワークファ
イル上で、全てのインデックス情報を合成する必要があ
る。このとき各媒体のテーブルは単に連続しているだけ
であり、規模の増加に伴い、検索には多大な時間を要す
ることになる。
【0005】内容をソートした形で検索するためには、
個々のインデックスを合成し、改めてソートしなおすよ
うな処理が必要である。また複数の媒体間でデータ構造
が異なる場合は、それらを一括して管理することができ
ない。
【0006】一方、リレーショナルデータベース(以
後、RDBと略す。)では、複数のテーブルをたどりな
がら目的のデータを取得することになる。そのため、あ
るデータをたどるときには各テーブルで、そのデータに
関連する情報の位置は異なったものとなる。したがっ
て、データベース(以後、DBと略す。)上の一部のデ
ータを切り出して、別のシステムに移動させようとした
場合に、各テーブルから同一の位置に存在する情報の一
部分だけを切り出しても、DBとしては機能できない。
【0007】イメージなどの容量の大きなファイルの管
理にRDBを用いると、そのファイルの一部、例えば、
イメージのデータ部分は、光磁気ディスク媒体(以後、
MOと略す。)などにより容易に移動できるが、そのイ
メージに関連するインデックス情報は、RDB全体を1
つの単位として移動しなければならない。このためイメ
ージはMOに蓄積しながら、そのインデックスは、DA
Tなどの大容量記憶媒体を用いて保存しなければならな
い事例が生じる。
【0008】また、RDBの容量が複数の媒体を必要と
する場合には、そのうち一部の媒体だけではRDBの内
容を復元することは不可能であり、必ず全ての媒体をま
とめて移動する必要がある。この結果、既に多量のデー
タファイルとそれを管理する大規模なインデックスDB
を有するシステムに、外部から新たなデータを可搬媒体
で追加する際に、インデックスデータを各データ毎に辿
り、既存のDBへ個々に追加登録する、インポート処理
が必要となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
を解決するため、インデックスの管理にRDBを用い
る。そしてインデックスの一部をデータファイルと共に
移動するため、RDBに付属して小規模な入出力領域を
予め用意する。また、この入出力領域に対してDBの管
理プログラムには、大規模DBと同じ条件で接続する機
能を持たせる。具体的には、同一のユーザ名を登録し、
各ユーザに同一権限を与える等である。他のシステムよ
り可搬媒体で移動してきたファイルと、RDB内部の情
報(データ部分)は、そのまま上記の入出力領域にコピ
ー(複製)する手段を持つ。
【0010】この結果、ここで入力されたファイルのイ
ンデックスは小規模な独立したRDBとして扱うことに
より、既にユーザが有する大規模なDBへインポート処
理を行わずとも媒体内部のデータを確認することが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の利用分野として最も効果
的なイメージ管理システムを例に、より詳しくは、RD
Bによるインデックス管理を用いた大規模なイメージ管
理システムにおいて、そのデータの一部をMOなどの記
憶媒体により移動することを例に、以下、図を用いて本
発明の実施の形態の一例を説明する。イメージ管理シス
テムでは、各イメージは個別のファイルとして扱われ
る。したがって、当該ファイルを可搬媒体にコピーする
ことにより、容易にシステム間の移動ができることが大
きなメリットとなっている。そのため、既存のイメージ
管理システムの多くは、イメージファイルと共に、その
ファイルに対応したインデックスデータを同じ記憶媒体
であるMOなどの光媒体に蓄積していた。別のシステム
(装置)にデータを移動する場合には、MO1枚を運ぶ
だけで、そのままデータを利用できるという機能を備え
ていた。
【0012】これに対して、近年提案されているシステ
ムでは、インデックス情報をRDBで管理することによ
り汎用性及び検索機能の高いシステムを構築することを
目的としている。
【0013】図1に本発明の全体図を示す。なお、本図
では各機能をブロック化して表現しているが、実際に
は、ソフトウェアにて機能を実現することも可能であ
る。100は、多数のイメージデータファイルを蓄積す
るイメージDB、200がデータベースの管理部分、3
00が該イメージデータのインデックス情報を管理する
RDBのデータ部分、400がRDBの一部を可搬媒体
500に移動する際に用いる入出力領域のデータ部分、
10がシステム全体を搭載したサーバを示す。
【0014】ここで、このシステムに蓄積されているイ
メージデータの総数を100万件とし、各イメージデー
タの量を100KB、1件当たりに付けられるインデッ
クスデータを10KBとすると、このシステムに塔載さ
れるイメージデータの総量は100GB、インデックス
データは10GBになり、データ1件当たりの蓄積に要
するデータ量は110KBとなる。
【0015】本システムに接続する可搬媒体500の容
量を2GBとすると、1枚の媒体に記録できるデータ数
は約18000件になる。
【0016】入出力領域300はRDBである。その容
量は、2GBの容量を有する可搬媒体500に搭載でき
る18000件分のインデックスを蓄積できる容量が必
要であり、約200MBとなる。
【0017】はじめに別のシステム(システム1)で作
成されたデータを可搬媒体500に登録し、本システム
(システム2)に搬入した場合について説明する。図1
で、10がシステム2にあたる。システム1で登録され
たデータを可搬媒体500によりシステム2(10)に
装填した場合、媒体中のインデックス領域を入出力領域
400にコピーする。
【0018】図2にインデックスの内部のテーブルの構
造の一例を示す。310が検索で用いるイメージファイ
ルのタイトルと各ファイルに付けられたイメージIDを
記録するタイトルテーブル、320が各IDとイメージ
ファイルの名称を記録するファイル名称テーブルであ
る。一方、DBはシステム自体の情報を管理するテーブ
ルも持つ。350は本システムを利用する各ユーザを管
理するためユーザ名とユーザのIDを記録するユーザテ
ーブルである。
【0019】各イメージファイルは各ユーザ毎にアクセ
スの可否を設定する。330は各イメージ毎にアクセス
を許すユーザのIDを記録したセキュリティテーブルで
ある。
【0020】各システムは自身へのアクセス権限を持つ
ユーザをユーザテーブルにあらかじめ登録しておく。本
実施の態様では、2人のユーザ、“User1”と“User2
“を例に説明する。ここで、テーブル350では“ユー
ザ1”にID“AAA”、“ユーザ2”にID“BBB”を関連
付ける。
【0021】一方、イメージデータファイルの登録で
は、“文書1”のタイトルで登録する場合を例に各イン
デックスの内容を説明する。まず、タイトルテーブル3
10に、タイトル“文書1”とファイルのID“00
1”を記録する。この“文書1”を示すイメージデータ
のファイル名称“img1.xxx”をテーブル320に、イメ
ージID“001”と共に記録する。各文書毎にどのユ
ーザに対してアクセスを許可するかを記すのが、セキュ
リティテーブル330である。この例では“文書1”つ
まりイメージID“001”が“User1”に対してのみ
アクセスを許可し、“文書2”つまりイメージID“0
02”に対しては、“User1”および“User2”共に許可
することを示す。セキュリティテーブル330には、各
イメージIDとそのイメージへのアクセスを許可するユ
ーザのIDが記録されている。ここでは説明を簡単にす
るため、セキュリティのレベルは“許可”か“否”かの
1つだけであるが、実際には公知の方法により複数のレ
ベルを設定できる。
【0022】データの移動を行う場合、システム2はシ
ステム1が登録しているユーザを全て登録してある必要
がある。つまり、システム1のユーザテーブル350と
セキュリティテーブル330の内容にはシステム2のユ
ーザテーブルとセキュリティテーブルの内容を全て含ん
でいることが必要である。
【0023】システム2は、通常は、RDBの管理部2
00がRDBデータ300に接続して動作し、イメージ
ファイル100へのアクセスを制御する。システム1か
ら可搬媒体500によりシステム2にデータを移動する
場合には、データのうち上記各インデックスデータは入
出力領域400にコピーされ、RDB管理部200はデ
ータ300に代わり入出力領域400に接続して動作す
ることで、一時的に可搬媒体500中のイメージデータ
にアクセスできるようになる。
【0024】このようにすればシステム2が、入出力領
域400を介して、可搬媒体500に存在するインデッ
クスデータにアクセスできるので、システム2のインデ
ックスDB300に対して、別途、可搬媒体500から
システム2に対するインポート処理を施す必要がない。
このため短時間でシステム1のDB内容(可搬媒体50
0)の確認が可能となる。
【0025】次に、図3を用いて転送位置変換部490
を説明する。システム2が、RDBデータであると認識
して、入出力領域400の内容をアクセスしている場合
には、イメージデータの記録先は可搬媒体500の内部
にある。システム1でイメージを登録した時点では、イ
メージデータはシステム1内に存在するため、そのまま
ではイメージデータとの連携がとれない。
【0026】そのため、IDとイメージファイルの位置
情報を記録したテーブル320において、変換を行う必
要がある。しかしながら個々のデータを変換しながら入
出力領域400に記録するのでは、短時間の立ち上げが
不可能となる。したがってサーバ10から入出力領域4
00へアクセスするときは、イメージファイルパスは先
頭に可搬媒体の位置を自動で添付して応答するように、
入出力領域400とDB管理部300の間に転送位置変
換部490を有する。ここでは、イメージファイルのパ
ス名を返す場合に、パスの先頭に可搬媒体500のパス
を付け加えて送るものである。
【0027】転送位置変換部490(図3)の動作は次
の通り。まず登録元のシステム1においてイメージデー
タimg1.xxxの位置が¥IMAGE¥FOLDER¥であ
ったとする(320、図2)。このとき各イメージのパ
ス名としては、¥IMAGE¥FOLDERに連続し
て、例えば¥、IMAGE¥FOLDER¥img1.
xxxとしてテーブル320に記録される。これを可搬
媒体500にコピーしシステム2に移動した場合には、
イメージデータの位置はシステム2の¥IMAGE¥F
OLDERになければならない。
【0028】しかしながらシステム2ではシステム2自
身のファイル体系が存在する。またシステム2への可搬
媒体500からのデータの移動は、インデックスデータ
のみをコピーするものであり(本願発明)、イメージフ
ァイルは可搬媒体500上に残っている。したがって、
可搬媒体500への移動(コピー)を前提としたインデ
ックス情報によれば、システム1又はシステム2自身の
ファイル体系に関係無く、常に、可搬媒体500上にイ
メージデータが存在する形でインデックスを付けること
により上記の問題を解決できる。
【0029】具体的には、インデックスRDBのデータ
部分、インデックスDB300の中では、ファイル位置
テーブル320の内容は、“IMAGE1”と¥IMAGE¥
FOLDER¥img1.xxxをリンクさせて登録す
る。入出力領域400内のファイル位置テーブル420
(図3)に、このデータを記録する際には \MO1\img1.x
xxとして記録する。この記録の際にパスを書き換えるこ
とを転送位置変換部490にて実施する。
【0030】この“MO1”は可搬媒体上にあることを示
す各システム間共通のパス名であり、実際には“MO1”
以下に多階層の構造を持たせることもできる。この結
果、システム2において入出力領域400にコピーされ
たRDBのデータで、パス名のテーブル320では、
“IMAGE1”のパス名として、¥MO1¥FOLDER¥i
mg1.xxxが記録されることになる。
【0031】このため入出力領域400のデータを扱う
ようにDBを切り替えれば、可搬媒体500上のイメー
ジデータのパスが直接、入出力領域400上のDBから
アクセスできることになる。これにより可搬媒体500
により、イメージを登録したシステム1から別のシステ
ム2へ、メージデータとそのインデックス情報とを移動
する場合にインポート処理を行わずに、可搬媒体500
のデータへシステム2がアクセスすることが可能とな
る。
【0032】次に、システム2においてイメージを登録
する際の動作について説明する。イメージを登録する場
合、イメージデータをイメージDB100に記録し、そ
のインデックスデータをインデックスDB300に記録
する。しかしながら、該データを可搬媒体500を用い
て別のシステムに移動することを前提とする場合は、同
時に入出力領域400にもインデックスを記録する。こ
のとき前述の通り、ユーザ名、セキュリティ情報等の各
システムに依存するデータは、両方(システム2及び可
搬媒体500)に同一のものを予め設定しておく。
【0033】通常のデータベース管理部であるインデッ
クスDB300は、1つのオペレーションは1つのデー
タベースに対してのみ実行する。本願発明では、これを
複数のDBファイルに同時に実施する機能を持たせるこ
とにより本機能を実現している。
【0034】図3を用いてデータ登録の際の各DBとそ
のテーブルへの処理を説明する。図3の410、42
0、430、450は、それぞれ、入出力領域400に
おけるテーブルであり、図2の310、320、33
0、350に対応する。図2の310、320、33
0、350は、システム2におけるインデックスDB内
の各テーブルを意味する。
【0035】両者は構造的には全く同一であり、ユーザ
情報に関するテーブル450は350と同じ内容を記録
しておく。この入出力領域400のDBに記録されるイ
ンデックスは、インデックスDB300(図1)の中の
一部であり、蓄積されたインデックスに対応するイメー
ジデータと合わせて可搬媒体500に収まるデータ量で
あることが必要である。
【0036】イメージ登録の際に、システムにより入出
力領域400へも登録すると判断されたときは、タイト
ルとIDは共にテーブル310と410に同一のデータ
を書き込む。これに対して、テーブル420は、テーブ
ル320のデータを、転送位置切り替え部490を経由
して、これにより変換して記録することで、可搬媒体5
00におけるパス名を記録することとなる。430のレ
コードのデータ内容は、410と同様に、330と同一
の構造のデータを、該当する部分だけ取り出したデータ
として記録する。
【0037】ファイルを可搬媒体500によりシステム
2の外に出す処理を、エクスポート処理と呼ぶ。エクス
ポートの際には、インポートと逆に、インデックスデー
タは既に媒体上に記録済みであり、イメージデータファ
イルをイメージDB100から可搬媒体500へコピー
することが必要となる。
【0038】登録の際に入出力領域400にも書き込ん
だイメージファイルの識別情報は、既知の方法により移
動することが可能である。例えば、インデックスDB3
00に識別テーブル390を設定し、そこに“MO1”
と記載されているファイルを検索し、可搬媒体500に
コピーする方法が考えられる。
【0039】以上の方法を応用することにより下記のよ
うなシステムを構築することもできる。図4に示すのは
データ登録を専用に行うシステムの1つの構成例であ
る。このシステムでは、登録されたデータを可搬媒体に
より他のシステムに移動して利用することを前提とする
ものである。そのため図1のシステムと比較して、継続
的にインデックスデータを蓄積するインデックスDB3
00を廃し、入出力領域を400に対応する、複数の入
出力領域400、600、700を有している。
【0040】イメージの登録の際には、予め、その内容
に合わせて400、600、700のいずれにインデッ
クスを記録するかを定め、インデックスDB管理部20
0は、登録するDBファイルに接続(アクセス)した状
態で登録を行う。
【0041】登録後、当該入出力領域(400、60
0、700等の複数のもののうちいづれか1つ)と該当
するイメージデータファイルを可搬媒体500にコピー
する。複数の入出力領域を切り替えながら登録する場合
には、可搬媒体も複数用意することになる(可搬媒体5
00、510)。その場合に上記のインデックスDB3
00に記録した識別テーブル390の媒体名称は“MO
1”だけでなく複数の媒体を識別できるように媒体の名
称若しくはこれに代る識別子を記録する。
【0042】一方、複数の可搬媒体により他のシステム
で登録されたデータを、読み取る側のシステムも上記と
同様に、はじめからデータ登録は複数の可搬媒体により
実行することを前提として構築することもできる。
【0043】この場合、複数の入出力領域を持つこと
で、媒体単位で別々のDBにアクセスすることが最も簡
単な構造である。1つのインデックスDB300に可搬
媒体の中のインデックス情報をコピーすることで、シス
テムを動作させることも、上記の方法を応用すれば可能
である。
【0044】登録用のシステム1でインデックスを作成
する場合に、ユニークなデータであることを要求される
データ、例えば、イメージID等は、利用する媒体毎に
先頭文字を換えるなどして、重複を生じないようにす
る。こうすればデータをシステム2のインデックスDB
300にコピーした場合に重複するIDは存在しない。
そこで、各DBファイルをテーブル単位に分割し、それ
を各テーブル毎に合成していくことにより、基本的に1
つのDBとすることができる。ただし、このDBは機械
的に接続しただけであり整合性が取られていない。整合
性は、合成後にソート処理をすることにより解決でき
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、RDBを用いたシステ
ムにおいても、システム間でDBの一部のデータを分割
して受け渡し機能させることを、容易に短時間で実行で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムの構成の一例を説明するための図で
ある。
【図2】図1のシステムで用いるデータベースの構造を
説明するための図である。
【図3】本システムで用いるデータベースにおいて、記
載内容の切り替えを説明するための図である。
【図4】本発明の一応用例の構成を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
100…イメージデータベース、200…インデックス
データベース管理部、 300…データベース本体であるインデックスデータベ
ース、 400…データベースの一部を別のシステムに移動する
ときに用いる入出力領域、 500…可搬媒体、310…イメージタイトルのテーブ
ル、 320…ファイルの格納位置を示すパス名を記録するテ
ーブル、 330…各ファイル毎にアクセス可能なユーザを記録す
るセキュリティテーブル、 350…各ユーザを登録するユーザテーブル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースの一部を可搬媒体へ複製する
    機能を有し、該可搬媒体に複製されたデータベースの一
    部を、データベースとして利用できる機能を有するリレ
    ーショナルデータベースシステム。
  2. 【請求項2】リレーショナルデータベースシステムにお
    いて、各データを管理するデータベース制御部と、管理
    するデータを記録するデータベースファイルと、該デー
    タの一部のみからなる入出力用のデータベースファイル
    と、可搬媒体へのデータ入出力手段と、該入出力用デー
    タベースの内容を該可搬媒体へ移動する手段を持つこと
    を特徴とするリレーショナルデータベースシステム。
  3. 【請求項3】リレーショナルデータベースシステムにお
    いて、管理しているデータベースの一部を登録する入出
    力用データベースを持つことを特徴とするリレーショナ
    ルデータベースシステム。
  4. 【請求項4】請求項2のデータベースシステムにおい
    て、データを登録する場合にデータベースファイルと入
    出力用データベースファイルに同時に記録する手段を持
    つことを特徴とするリレーショナルデータベースシステ
    ム。
  5. 【請求項5】リレーショナルデータベースシステムにお
    いて、各データを管理するデータベース制御部と、管理
    するデータを記録する複数のデータベースファイルと、
    登録されるデータに応じて登録先のデータベースを切り
    替える手段と、各データベースの内容をそれぞれ別の可
    搬媒体に移動する手段を有することを特徴とするデータ
    ベースシステム。
  6. 【請求項6】リレーショナルデータベースシステムにお
    いて、各データを管理するデータベース制御部と、管理
    するデータを記録する複数のデータベースファイルと、
    複数の可搬媒体から該複数のデータベースファイルにデ
    ータを移動する手段と、該複数のデータベースを間を同
    一のユーザによりアクセスする手段を有することを特徴
    とするデータベースシステム。
JP10118125A 1998-04-28 1998-04-28 リレーショナルデータベースシステム Pending JPH11312109A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217558A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Toshiba Corp 医用画像管理システム、医用画像書き込み方法、及び医用画像書込プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217558A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Toshiba Corp 医用画像管理システム、医用画像書き込み方法、及び医用画像書込プログラム

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