JPH11312032A - 対話型ヘルプシステムおよび方法、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

対話型ヘルプシステムおよび方法、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体

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JPH11312032A
JPH11312032A JP11910398A JP11910398A JPH11312032A JP H11312032 A JPH11312032 A JP H11312032A JP 11910398 A JP11910398 A JP 11910398A JP 11910398 A JP11910398 A JP 11910398A JP H11312032 A JPH11312032 A JP H11312032A
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predicate
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JP11910398A
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English (en)
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Takaharu Hattori
宇春 服部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】対話型のヘルプシステムにおいて、簡単な自然
言語で問い合わせることができ、数多くの紛らわしい項
目を表示することなくユーザが解決したい問題に対して
非常に高い精度で回答を提供でき、使い勝手の良いヘル
プシステムを提供する。 【解決手段】処理の対象または機能を示すオブジェクト
ごとに、該オブジェクトに関する操作または処置を記載
した述語部、および該述語部に対応して出力すべき記述
内容を記憶するとともに、それらの各オブジェクトのデ
ータは階層型のオブジェクトトリーの形式で記憶してお
き、ユーザの問い合わせたオブジェクト名をそのオブジ
ェクトトリーから検索し、存在した場合は、該オブジェ
クト以上のレベルにあるオブジェクトについて、ユーザ
が問い合わせた述語部を検索し、存在した場合は、該述
語部に対応する記述内容を、ユーザの問い合わせに対す
る回答として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自然言語による対
話型ヘルプ(HELP)システムに関し、詳しくはユー
ザが使用するシステムについて、ユーザが分からない問
題をどのような手順で解決するのかを対話型で問い合わ
せ、該問い合わせに対してシステムが教示するヘルプシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられているヘルプシステム
の代表的なものとして、ユーザが知りたい目的の項目を
直接入力し、あるいは表示された索引項目からユーザが
知りたい項目を選択して、それらの項目の内容を表示さ
せるものが知られている。
【0003】また、最近では、ヘルプ機能としてアンサ
ーウィザードなどのウィンドウが設けられているシステ
ムもある。これは、アンサーウィザードなどのウィンド
ウの質問欄に簡単な文を入れて検索ボタンを押すと、そ
の文に関連して検索された項目一覧が表示され、その中
から自分の問題を解決するために最も参考になる参照項
目を選択するという方法である。例えば、そのようなヘ
ルプシステムとして、マイクロソフト社製のMS-Word Ve
rsion7のヘルプシステムがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザが目的の項目を
入力したり索引項目から選択することにより、ユーザが
知りたい項目の内容を表示するヘルプシステムでは、単
にあらかじめ用意されている項目の内容を表示するだけ
であり、ユーザは、表示された内容を読んで理解し、最
終的に自分の問題を解決するための手段、手順、および
その意味を頭の中で組み立てなければならなかった。
【0005】また、アンサーウィザードなどのヘルプ機
能では、ユーザの問い合わせに対して表示される項目一
覧の中には直接質問項目とは関係がないと思われる紛ら
わしい項目も表示されてしまい、ユーザは問題解決に役
立ちそうな項目を選択しなければならなかった。したが
って、使い勝手が良いとは必ずしも言えなかった。
【0006】さらに、従来のヘルプシステムでは、シス
テムが提供している機能のお互いの関連、あるいは機能
自身の意味など、任意の物または機能の間の関係につい
ては、ヘルプシステム内にその説明がなければ、ユーザ
はそれに対する回答を入手することができなかった。
【0007】また、ユーザが持っている知識は、システ
ムを構築したプログラマとは、ずいぶん隔たっている。
一方、システムの利用者であるユーザは、自分が理解し
ている言葉で、システムの説明をして欲しがる。しか
し、従来のヘルプシステムでは、システムの設計者が使
っている用語でユーザの質問を受け付けるように構成さ
れているものが多く、ユーザの知識に合わせた用語で質
問されたときに、回答が得られない場合があった。
【0008】本発明は、上述の従来技術の問題点に鑑
み、対話型のヘルプシステムにおいて、簡単な自然言語
で問い合わせることができ、数多くの紛らわしい項目を
表示することなくユーザが解決したい問題に対して非常
に高い精度で回答を提供でき、使い勝手の良いヘルプシ
ステムを提供することを目的とする。また、システムが
提供している機能のお互いの関連、あるいは機能自身の
意味などについても、ユーザの問い合わせに回答するこ
とのできるヘルプシステムを提供することを目的とす
る。さらに、ユーザの知識のレベルに合わせて質問を受
け付け回答を行なうことのできるヘルプシステムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る対話型ヘルプシステムは、処理の対
象または機能を示すオブジェクトごとに、該オブジェク
トに関する操作または処置を記載した述語部、および該
述語部に対応して出力すべき記述内容を記憶するととも
に、それらの各オブジェクトのデータは階層型のオブジ
ェクトトリーの形式で記憶する記憶手段と、ユーザの自
然言語による問い合わせを入力し、該問い合わせからオ
ブジェクト名および述語部を取得する手段と、前記問い
合わせから取得したオブジェクト名を、前記記憶手段に
記憶されている階層型のオブジェクトトリーから検索
し、存在した場合は、該オブジェクト以上のレベルにあ
るオブジェクトについて、前記問い合わせから取得した
述語部を検索し、存在した場合は、該述語部に対応する
記述内容を、ユーザの問い合わせに対する回答として出
力する手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記記憶手段は、各オブジェクトの名称に同義語を
対応させるシノニムテーブルを備え、前記回答を出力す
る手段は、ユーザの問い合わせから取得したオブジェク
ト名および述語部を、前記シノニムテーブルを用いて正
式なオブジェクト名および述語部に変換し、該正式なオ
ブジェクト名および述語部を用いて回答を作成し出力す
るものであることを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1におい
て、前記記憶手段は、述語部に対応して出力すべき記述
内容中に、他の述語部の記載を含み、前記回答を出力す
る手段は、前記記述内容中に他の述語部の記載を含んで
いるときは、その述語部に対応する記述内容を回帰的に
読み出して回答を作成するものであることを特徴とす
る。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1におい
て、前記記憶手段は、各オブジェクトの実体を説明する
解説を含み、前記回答を出力する手段は、ユーザからの
オブジェクトの実体の問い合わせに対しては前記記憶手
段の解説を回答として出力し、またユーザからのオブジ
ェクト間の関係の問い合わせに対しては前記オブジェク
トトリーの構造から回答を作成して出力するものである
ことを特徴とする。
【0013】請求項5に係る対話型ヘルプ方法は、あら
かじめ、処理の対象または機能を示すオブジェクトごと
に、該オブジェクトに関する操作または処置を記載した
述語部、および該述語部に対応して出力すべき記述内容
を記憶するとともに、それらの各オブジェクトのデータ
は階層型のオブジェクトトリーの形式で記憶しておくス
テップと、ユーザの自然言語による問い合わせを入力す
るステップと、該問い合わせからオブジェクト名および
述語部を取得するステップと、前記問い合わせから取得
したオブジェクト名を、前記階層型のオブジェクトトリ
ーから検索し、存在した場合は、該オブジェクト以上の
レベルにあるオブジェクトについて、前記問い合わせか
ら取得した述語部を検索し、存在した場合は、該述語部
に対応する記述内容を、ユーザの問い合わせに対する回
答として出力するステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項6に係る発明は、ユーザの問い合わ
せに対して回答を出力するヘルプ機能を実現するプログ
ラムを記憶した記憶媒体であって、該記憶媒体は、処理
の対象または機能を示すオブジェクトごとに、該オブジ
ェクトに関する操作または処置を記載した述語部、およ
び該述語部に対応して出力すべき記述内容を記憶すると
ともに、それらの各オブジェクトのデータは階層型のオ
ブジェクトトリーの形式で記憶し、該プログラムは、ユ
ーザの自然言語による問い合わせを入力するステップ
と、該問い合わせからオブジェクト名および述語部を取
得するステップと、前記問い合わせから取得したオブジ
ェクト名を、前記階層型のオブジェクトトリーから検索
し、存在した場合は、該オブジェクト以上のレベルにあ
るオブジェクトについて、前記問い合わせから取得した
述語部を検索し、存在した場合は、該述語部に対応する
記述内容を、ユーザの問い合わせに対する回答として出
力するステップとを備えたものであることを特徴とす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0016】図1は、本発明に係る自然言語による対話
型ヘルプシステムのシステム構成例を示す。ユーザは、
質問文を自然言語でキーボード2から入力する。する
と、ライブラリ6から主記憶装置3に、オンラインヘル
プシステムを実行するためのプログラム4がロードされ
る。キーボード2から入力された質問文は、該プログラ
ム4により解釈される。例えば、現在実行中のアプリケ
ーションプログラムが「ワードプロセシングシステム
A」であったとすると、それに関する質問文(キーボー
ド2から入力されたもの)を解釈するため、「ワードプ
ロセシングシステムAのオブジェクトトリー」が格納さ
れているデータセット7から「ワードプロセシングシス
テムAのオブジェクトトリー」を「ワードプロセシング
システムA」のためのオンラインヘルプ用ワークエリア
5にロードする。さらに、「ワードプロセシングシステ
ムAのクラスオブジェクト名とそのシノニム名」が格納
されているデータセット8から「ワードプロセシングシ
ステムAのクラスオブジェクト名とそのシノニム名」を
「ワードプロセシングシステムA」のためのオンライン
ヘルプ用ワークエリア5にロードする。そして、入力さ
れた質問文に対する回答を作成し、表示装置1に回答を
表示する。
【0017】以下では、例として「ワードプロセシング
システムA」のオンラインヘルプシステムを取り上げて
説明するものとする。
【0018】図2は、「ワードプロセシングシステムA
のオブジェクトトリー」(詳しく言えば、「ワードプロ
セシングシステムAのためのオンラインヘルプ用クラス
オブジェクトトリー」)の例を示す。このトリーのデー
タは、図1のデータセット7からワークエリア5にロー
ドされて使用されるものである。ルートは、文書10で
あり、その下位に、has−a(part−of)の関
係を持って、図形11、文章12、表3、およびページ
番号14のクラスオブジェクトを持つ。また、図形11
の下位には、has−aの関係を持って、クラスオブジ
ェクトである線15、および円16を持っている。線1
5の下位には、has−aの関係を持って、線の幅1
7、線の種類20、線の方向24、線の位置29のクラ
スオブジェクトを持っている。線の種類20は、is−
aの関係を持って、実線21、破線22、および一点鎖
線23のクラスオブジェクトを持っている。線の方向2
4は、is−aの関係を持って、縦線25、横線26、
斜めの線27、および任意の方向の線28のクラスオブ
ジェクトを持っている。
【0019】図2のトリーは、ユーザが質問に際して入
力したオブジェクト名がこの図のトリーのどのノードに
当たるかを探すために利用する。本実施例では、ユーザ
は単純な文(単文)で質問を入力する。単文は、対象と
なる物であるオブジェクトとそのオブジェクト間の関連
を示すリレーション、または動作を示すアクションから
なる。図2のトリーは、これを用いて、文の主語または
目的語をクラスオブジェクトとし、そのオブジェクトに
適用できる動詞や接続詞を含む述語部(プロシジャまた
はメソッド)をそのクラスオブジェクトに帰属する述語
とし、そのように構成されるオブジェクトを階層構造で
配置するようにして作成したものである。システムでい
えば、処理の対象または機能がオブジェクトになる。そ
して、処理対象間の関係または述語がアクションまたは
リレーションとなる。一般に、ヘルプの対象のシステム
のマニュアルに記載されている処理対象名または機能名
がオブジェクト名になり、それへの操作または処置が述
語となる。ユーザが入力したオブジェクト名を図2のト
リーから検索し、ノードが定まった後、そのオブジェク
ト名への述語部を探すときには、そのノードから上位の
クラスオブジェクト名に付属する述語部を検索する。
【0020】図3は、「ワードプロセシングシステムA
のクラスオブジェクト名とそのシノニム名」の例を示
す。このデータは、図1のデータセット8からワークエ
リア5にロードされて使用されるものであり、クラスオ
ブジェクト名のシノニムテーブル40、および述語名の
シノニムテーブル49からなる。ユーザが質問に際して
入力したオブジェクト名は、ユーザの知識に応じて使用
されている用語であり、このヘルプシステムに登録して
あるクラスオブジェクト名と必ずしも一致しているとは
限らない。そこで、このシノニムテーブル40を利用し
て、ユーザが使用しているオブジェクト名からヘルプシ
ステム内で使用しているクラスオブジェクト名に変換す
る。図3のシノニムテーブル40では、*の付いた名称
が本オンラインヘルプシステムでの正式のクラスオブジ
ェクト名であり、*が付いていない名称が*がついてい
る名称のシノニム名(同義語)である。
【0021】述語部のシノニムテーブル49も同様に使
用する。シノニムテーブル49では、*の付いた名称が
本オンラインヘルプシステムでの正式の述語名であり、
*が付いていない名称が*がついている名称のシノニム
名である。
【0022】図4〜図6は、「各クラスオブジェクトの
内容の記述」である。これは、図2の各クラスオブジェ
クトごとに、そのオブジェクトで使用できる述語を並べ
たものである。図2のクラスオブジェクトトリーの各ノ
ードには、図4〜図6に示すように、そのノードのクラ
スオブジェクトに対応したデータが付属している。各ク
ラスオブジェクトの内容の記述中、述語部には、そのク
ラスオブジェクトに関し、オンラインヘルプでユーザが
入力する可能性のある質問のパターン(具体的には、そ
のオブジェクトに関する手続き)が記載されている。記
述内容には、述語部に一致する質問が入力されたときに
表示するヘルプの内容が記載されている。ただし、各ク
ラスオブジェクトの先頭には、当該オブジェクトの実体
(定義など)について説明するための解説を載せてあ
る。
【0023】例えば、クラスオブジェクト「図形」の先
頭の記述として、図4に示すように、「図形」とはどの
ようなものかを述べた解説71が記載されている(述語
部は空欄である)。その次の記述72は、ユーザが入力
した質問が「(obj)を移動する」というパターンで
あったときに、それに対して表示するヘルプの内容、す
なわち図形を移動する方法および手順が記載されてい
る。
【0024】なお、図4〜図6のテーブルの述語部およ
び記述内容においては、オブジェクト名を変数(ob
j)で表現し、ディスプレイに表示するとき、その変数
(obj)の部分を下位のオブジェクト名で置換できる
ようにしておく。また、この述語部においては、ユーザ
の指定に自由度を持たせるため、その一部を複数の要素
で選択可能にする記号を使用できるようにしてある。例
えば、図番74の記述の述語部は「(obj)を{縦∨
横∨斜め}に伸ばす」となっているが、この記載中、{縦
∨横∨斜め}の意味は、「縦」または「横」または「斜
め」を選択できることを示す。図番89も同様である。
さらに、記述中では、コメントを記載できるようにして
ある。コメントは、左端に/*を、右端に*/を、置く
ことによって表す。例えば、図番83−1や図番83−
2にコメントの記述例を示す。コメントは、表示するヘ
ルプの内容には含まれない。
【0025】また、記述内容の記載では、記号@{ }
を使って再帰的に質問文を使用できるようにしている。
記号@{ }は、その括弧{ }の中に質問文を入れて記
載する。詳しくは後述するが、記述内容に記号@{ }
がある場合は、ユーザに詳細な説明を表示するか否かを
問い合わせ、ユーザがYESの意思表示を入力したら、
{ }内の質問文に一致する述語部を探索し、見つかっ
た述語部に対応する記述内容で記号@{ }の部分を置
き換えていく。例えば、図番90の記述内容には、@
{xを中心としてbを通る円を書く}という記載があ
る。この括弧{ }内の質問文は「xを中心としてbを通
る円を書く」であり、図番89の記述の述語部がこれに
一致するから、@{xを中心としてbを通る円を書く}
の部分は該図番89の記述内容に置き換えられる。この
ように記号@{ }を用いることにより、この質問文で
提供する記述内容自体をその位置に重複して書くことを
省いている。
【0026】なお、図4〜図6は、クラスオブジェクト
「図形」、「線」、「線の幅」、および「円」につい
て、その内容の記述を例示したが、図2の他のクラスオ
ブジェクトについても同様にして内容の記述が用意され
ている。
【0027】図7は、図4の図番73の述語部「(Ob
j)をaからbへ移動する」の記述内容を抜き出して書
いたものである。
【0028】図8は、図4の図番77の述語部「(Ob
j)を枠で囲む」の記述内容を抜き出して書いたもので
ある。
【0029】図9は、図4の図番78の述語部「枠の中
の(obj)を1つのグループにする」の記述内容を抜
き出して書いたものである。
【0030】図10は、図5の図番79の述語部「(O
bj)をaまで引きずる」の記述内容を抜き出して書い
たものである。
【0031】図11は、図5の図番80の述語部「枠の
中の(Obj)を1つのグループから解除する」の記述
内容を抜き出して書いたものである。
【0032】図12は、図5の図番81の述語部「(O
bj)を枠から解除する」の記述内容を抜き出して書い
たものである。
【0033】図13は、「ワードプロセシングシステム
Aのオブジェクトトリー」のテーブル関連図である。こ
れは、図2に示すクラスオブジェクト間の関連図と図4
〜図6に示すクラスオブジェクトの記述内容とを、実際
のディスク上およびメモリ上でのテーブル関連図として
書いたものである。図2とのノードの対応関係を述べる
と、図2の文書10は図13のノード202に、図形1
1はノード212に、文章12はノード215に、表1
3はノード214に、ページ番号14はノード213
に、線15はノード224に、円16はノード223
に、線の幅17はノード225に、線の種類20はノー
ド226に、線の方向24はノード227に、それぞ
れ、対応する。
【0034】図中、各ノード(クラスオブジェクト)間
で関係のあるノード間を上位方向、および下位方向にた
どることができるように、各ノードは上下のポインタを
持っている。ルート200からノード202に向かって
下位方向ポインタ201が張られている。ノード202
は、オブジェクト名203、述語部と記述内容の記載2
04、上位方向ポインタ205、および下位方向ポイン
タ206〜209を備えている。ノード202は、クラ
スオブジェクト「文書」を表すノードであるので、オブ
ジェクト名203は「文書」になっている。述語部と記
述内容の記載204には、クラスオブジェクト「文書」
に関して図4〜図7で説明したような述語部と記述内容
の記載が格納されている。上位方向ポインタ205は、
上位ノードであるルート200をポイントしている。下
位方向ポインタは、上位方向ポインタ205の後に任意
の数だけ設定することができ、最後の下位方向ポインタ
の後にX’FF…FF’(Xは16進表記を表す)をお
いて下位方向ポインタの最後を示すものとする。図2で
は文書10の下位ノードは図形11、文章12、表1
3、およびページ番号14であるので、それにしたが
い、ノード202の下位方向ポインタ206〜209は
ノード212,215,214,213をそれぞれポイ
ントしている。他のノード212〜215,223〜2
27の構造も、「文書」を表すノード202と同様であ
る。
【0035】図14および図15は、「キーボードから
の入力内容とディスプレイへの表示内容」の一例を示
す。時系列的に上から下へとディスプレイ上に表示され
るものとする。まず、ユーザがキーボード2により「図
形を左側から右側へ移動する」と入力したとする(30
0)。その入力に対し、本実施の形態のヘルプシステム
は、301に示すヘルプの内容を表示装置1に表示す
る。その表示内容の最後の「詳細な手順を表示しますか
?(YES/NO)」のプロンプトに応じて、ユーザが
「YES」を入力すると(302)、ヘルプシステム
は、303に示すヘルプの内容を表示する。
【0036】図16〜図19は、本実施の形態のオンラ
インヘルプシステムの処理手順を示すフローチャートで
ある。このフローチャートを参照し、特に図14および
図15に示した入力および表示例の場合を例に処理手順
を説明する。まず、ステップ1601でユーザがキーボ
ード2から単文を入力する。ここでは、「図形を左側か
ら右側へ移動する」と入力したとする(図14の30
0)。ステップ1602では、入力した単文の「を」の
前の名詞を探し、オブジェクト名とみなす。上記例では
「図形」がオブジェクト名とみなされる。次に、ステッ
プ1603では、図3のシノニムテーブル40を参照し
て、正式のクラスオブジェクト名を見つける。入力され
たオブジェクト名がシノニム名であるときは、シノニム
テーブル40にしたがって正式のオブジェクト名に変換
する。上記例ではオブジェクト名「図形」は正式なオブ
ジェクト名である。
【0037】次に、ステップ1604で、上記ステップ
1603で求まったクラスオブジェクト名と一致するオ
ブジェクト名を図2(図13)のトリー中で探し、その
ノードを求める。上記例では、図2の図形11(図13
ではノード212)がクラスオブジェクト名「図形」の
ノードである。ステップ1605では、ユーザがキーボ
ードから入力した単文を複写し、クラスオブジェクト名
を変数名(obj)に変える。上記例では、入力文は
「(obj)を左側から右側へ移動する」に変更され
る。次に、ステップ1606で、入力されたクラスオブ
ジェクト名は退避しておく。上記例では、変数(ob
j)の値として「図形」が退避される。
【0038】次に、ステップ1701で、ユーザが入力
した単文の述語部と図3のシノニムテーブル49の要素
を比較して、正式の述語名を見つける。ステップ170
2で、ユーザが入力した単文の述語名と正式の述語名が
異なっていたなら、入力した短文の述語名を正式の述語
名で置き換える。上記例では、ユーザが入力した単文の
述語部は「移動する」であり、これは正式な述語名であ
るから、入力した単文のままとする。単文は、「(ob
j)を左側から右側へ移動する」となる。
【0039】次に、ステップ1703で、上記ステップ
1604で求まったクラスオブジェクト名から、is−
a関係あるいはhas−a関係を持つ、つまり図13上
でポインタで結ばれたクラスオブジェクトのノードを上
位方向にたどり、ステップ1702で求まった単文と図
4〜図6で示す述語部とを比較し、一致する述語部を見
つける。上記例では、図4の図番73に示す述語部の
「(obj)をaからbへ移動する」が一致することが
分かる。aとbは変数である。比較により、a=「左
側」、b=「右側」となる。
【0040】次に、ステップ1801で、図4〜図6か
ら見つかった述語部が持つ「記述内容」をディスプレイ
上に表示する。このとき、「記述内容」にある変数名の
部分は、入力したオブジェクト名で置き換えて表示す
る。また、表示行の1行に@{}が現れたら、これらの
文字列(@と{と})を削除し括弧{}内の文字列のみを
残して表示し、最後に「詳細な手順を表示しますか?
(YES/NO)」を表示する。上記例では、図4の図
番73が見つかったので、その「記述内容」(図7に示
してある)で、(obj)を「図形」に置き換え、aを
「左側」で置き換え、bを「右側」で置き換える。さら
に、記号@と{と}を削除し、最後に「詳細な手順を表
示しますか?(YES/NO)」を加えて表示する。こ
れにより、図14の図番301に示す表示が行なわれ
る。
【0041】次に、ステップ1802で、ユーザがYE
Sを入力したか否かを判定し、YESでなかったとき
は、ステップ1803でオンラインヘルプシステムを終
了する。YESが入力されたときは、ステップ1901
に進む。
【0042】ステップ1901では、図4〜図6中の記
述内容の中にある@{ }の記号を解決する。すなわ
ち、この記号に囲まれた中味は質問文であることを示す
ので、この質問文がある行について、その文を入力文と
してステップ1602〜1801の処理を行なう。その
処理において、再び記述内容に@{ }の行が現れた
ら、その記号が現れなくなるまでステップ1602〜1
801を繰り返し実行する。この場合、ステップ180
1では、実行するたびに表示はせず、最後にすべての@
{ }が解決したときに表示を行なう。ステップ190
1の後、ステップ1803に戻る。上記例では、図14
の302のようにYESが入力されると、ステップ19
01の処理により、図7の記述内容の@{ }の記号が
解決され、図14および図15の図番303に示す表示
が行なわれる。
【0043】図20は、クラスオブジェクト名の内容説
明を求める入力と出力の例である。ユーザがキーボード
2から「線とは何ですか?」(図番401)と入力する
と、ヘルプシステムは、その解説として図番402のよ
うな表示を行なう。「線」以外の他のクラスオブジェク
ト名について「〜とは何ですか?」と入力した場合も同
様である。
【0044】図21は、クラスオブジェクト間の関係の
説明を求める入力と出力の例である。ユーザがキーボー
ド2から「線には何を含みますか?」(図番410)と
入力すると、ヘルプシステムは、その応答として、クラ
スオブジェクト名「線」の下位にぶらさがるクラスオブ
ジェクト名を図番411のように表示する。「線」以外
の他のクラスオブジェクト名について「〜には何を含み
ますか?」と入力した場合も同様である。
【0045】図22〜図24は、図20や図21のよう
なクラスオブジェクト名の内容説明およびクラスオブジ
ェクト間の関係の説明をユーザが求めた場合の処理手順
を示すフローチャートである。
【0046】ユーザがキーボード2から「〜とは何です
か?」と入力したときは、ステップ2201でYESと
判定され、ステップ2301へ進む。ステップ2301
では、ユーザが入力したオブジェクト名からシステムで
使用している正式名のクラスオブジェクト名に変換す
る。図20の入力例401では、オブジェクト名「線」
が入力されており、これは正式名であるから、オブジェ
クト名は変わらない。次に、ステップ2302で、図2
(図13)のトリーの中から同一名称のクラスオブジェ
クト名を持つノードを見つけ出す。上記例では、図2の
線15(図13ではノード224)がクラスオブジェク
ト名「線」のノードである。次に、ステップ2303で
は、図4〜図6の中でクラスオブジェクト名に対応する
[解説]を読み出し、ディスプレイ1に表示する。上記
例では、図5の図番82の内容(線とはどういうものか
についての解説)が、図20の図番402に示すように
表示される。
【0047】ユーザがキーボード2から「〜には何を含
みますか?」と入力したときは、ステップ2202でY
ESと判定され、ステップ2401へ進む。ステップ2
401では、ユーザが入力したオブジェクト名からシス
テムで使用している正式名のクラスオブジェクト名に変
換する。図21の入力例410では、オブジェクト名
「線」が入力されており、これは正式名であるから、オ
ブジェクト名は変わらない。次に、ステップ2402
で、図2(図13)のトリーの中から同一名称のクラス
オブジェクト名を持つノードを見つけ出す。上記例で
は、図2の線15(図13ではノード224)がクラス
オブジェクト名「線」のノードである。次に、ステップ
2403では、図2(図13)のトリーの中で、上記ス
テップ2402で見つけたノードの1レベル下位のノー
ドのクラスオブジェクト名(すなわち、is−aまたは
has−aの関係を持つ下位のノードのクラスオブジェ
クト名)をディスプレイ1に表示する。上記例では、図
21の図番411に示すように、クラスオブジェクト名
として、線の幅(図2の図番17)、線の種類(図2の
図番20)、線の方向(図2の図番24)、および線の
位置(図2の図番29)を表示する。
【0048】なお、上記実施の形態では、ワードプロセ
シングシステムに本発明のヘルプシステムを適用した例
を説明したが、これに限らず、本発明は任意のシステム
に適用することができる。また、問い合わせは文章でキ
ーボードから入力し、回答は文章で表示装置に表示する
例で説明したが、文章に限らず、画像、図形、または音
声などを用いても良い。さらに、シノニムテーブルは、
ユーザの入力したオブジェクト名や述語名を正式なもの
に変換するのに使用したが、回答を出力するときに回答
内にあるオブジェクト名や述語名を逆にユーザの使用し
たオブジェクト名や述語名に変換し、ユーザの知識に合
わせた用語で回答を出力するようにしても良い。
【0049】上記実施の形態において、対話型ヘルプ機
能を提供するためのオブジェクトトリーやプログラムを
ネットワーク上のサーバに格納しておき、該ネットワー
クに接続された各クライアントから該サーバによるヘル
プ機能を利用する形態を取っても良い。また、分散オブ
ジェクト環境で利用することもできる。例えば、上記オ
ブジェクトトリーをネットワーク上の複数のサーバに分
散して格納し、各クライアントでヘルプ機能を利用する
際に、必要に応じて所定のサーバからオブジェクトにア
クセスするような形態を取っても良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが問題解決をしたい対象物を示すオブジェクト名
を入力することによって、検索対象範囲が限定され、ま
た、ユーザが行ないたいアクションについてもユーザが
指定するので、紛らわしい回答を出力することなく、ユ
ーザが解決したい問題に対してユーザが望む回答を非常
に高い精度で提供できる。ユーザの問い合わせは、簡単
な自然言語である単文を、例えば「(オブジェクト名)
を(アクション述語)する。」というように入力すれば
良く、回答も自然言語(または画像、図形、音声など)
で出力されるので、簡単で使い勝手が良い。
【0051】記憶してある階層型のオブジェクトトリー
内に各オブジェクトの解説を含めておけば、ユーザがシ
ステムを使用するにあたって、そのシステムが持ってい
る処理対象物または機能の内容解説がほしければ、例え
ば「(オブジェクト名(処理対象物または機能を指定す
る))とは何ですか」と入力することにより、そのオブ
ジェクトについての解説を得ることができる。また、オ
ブジェクト間の関係は、階層型のオブジェクトトリーで
関連をたどることにより、すべて説明ができるという利
点がある。例えば、ユーザが、システムを使用するにあ
たって、そのシステムが持っている処理対象物または機
能(オブジェクト名)の下位に存在する処理対象物また
は機能(オブジェクト名)を知りたければ、「(オブジ
ェクト名(処理対象物または機能を指定する))には何
を含みますか」と入力すればよい。これにより、1レベ
ル下位に存在する処理対象物または機能名が出力され
る。
【0052】本発明では、システムが用意しているオブ
ジェクト名に対応してユーザが使用するであろう言葉を
シノニムテーブルに登録しているので、ユーザの言葉で
質問を受け、ユーザの言葉で回答できる。
【0053】各オブジェクトの述語部と記述内容につい
て、記述内容に他の述語部を含むようにし(すなわち、
回答として出力する説明文中に質問文形式で記述してお
く)、再帰的に記述内容を展開して出力するようにして
いるので、出力すべき内容のすべてを記述しておく必要
がなく、説明文を書く手間を省きヘルプシステム自身を
コンパクトなサイズで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自然言語による対話型ヘルプシス
テムのシステム構成図
【図2】ワードプロセシングシステムのオブジェクトト
リーの例を示す図
【図3】ワードプロセシングシステムのクラスオブジェ
クト名とそのシノニム名の例を示す図
【図4】各クラスオブジェクトの内容の記述例(その
1)を示す図
【図5】各クラスオブジェクトの内容の記述例(その
2)を示す図
【図6】各クラスオブジェクトの内容の記述例(その
3)を示す図
【図7】述語部「(Obj)をaからbへ移動する」の
記述内容の詳細図
【図8】述語部「(Obj)を枠で囲む」の記述内容の
詳細図
【図9】述語部「枠の中の(obj)を1つのグループ
にする」の記述内容の詳細図
【図10】述語部「(Obj)をaまで引きずる」の記
述内容の詳細図
【図11】述語部「枠の中の(Obj)を1つのグルー
プから解除する」の記述内容の詳細図
【図12】述語部「(Obj)を枠から解除する」の記
述内容の詳細図
【図13】ワードプロセシングシステムのオブジェクト
トリーのテーブル関連図
【図14】キーボードからの入力内容とディスプレイへ
の表示内容の一例(その1)を示す図
【図15】キーボードからの入力内容とディスプレイへ
の表示内容の一例(その2)を示す図
【図16】本実施の形態のオンラインヘルプシステムの
処理手順を示すフローチャート(その1)図
【図17】本実施の形態のオンラインヘルプシステムの
処理手順を示すフローチャート(その2)図
【図18】本実施の形態のオンラインヘルプシステムの
処理手順を示すフローチャート(その3)図
【図19】本実施の形態のオンラインヘルプシステムの
処理手順を示すフローチャート(その4)図
【図20】クラスオブジェクト名の内容説明を求める入
力と出力の例を示す図
【図21】クラスオブジェクト間の関係の説明を求める
入力と出力の例を示す図
【図22】クラスオブジェクト名の内容説明およびクラ
スオブジェクト間の関係の説明をユーザが求めた場合の
処理手順を示すフローチャート(その1)図
【図23】クラスオブジェクト名の内容説明およびクラ
スオブジェクト間の関係の説明をユーザが求めた場合の
処理手順を示すフローチャート(その2)図
【図24】クラスオブジェクト名の内容説明およびクラ
スオブジェクト間の関係の説明をユーザが求めた場合の
処理手順を示すフローチャート(その3)図
【符号の説明】
1…表示装置、2…キーボード、3…主記憶装置、4…
オンラインヘルプシステムを実行するためのプログラ
ム、5…「ワードプロセシングシステムA」のためのオ
ンラインヘルプ用ワークエリア、6…オンラインヘルプ
システムを実行するためのプログラムが格納されている
ライブラリ、7…「ワードプロセシングシステムAのオ
ブジェクトトリー」が格納されているデータセット、8
…「ワードプロセシングシステムAのクラスオブジェク
ト名とそのシノニム名」が格納されているデータセッ
ト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理の対象または機能を示すオブジェクト
    ごとに、該オブジェクトに関する操作または処置を記載
    した述語部、および該述語部に対応して出力すべき記述
    内容を記憶するとともに、それらの各オブジェクトのデ
    ータは階層型のオブジェクトトリーの形式で記憶する記
    憶手段と、 ユーザの自然言語による問い合わせを入力し、該問い合
    わせからオブジェクト名および述語部を取得する手段
    と、 前記問い合わせから取得したオブジェクト名を、前記記
    憶手段に記憶されている階層型のオブジェクトトリーか
    ら検索し、存在した場合は、該オブジェクト以上のレベ
    ルにあるオブジェクトについて、前記問い合わせから取
    得した述語部を検索し、存在した場合は、該述語部に対
    応する記述内容を、ユーザの問い合わせに対する回答と
    して出力する手段とを備えたことを特徴とする対話型ヘ
    ルプシステム。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、各オブジェクトの名称に
    同義語を対応させるシノニムテーブルを備え、 前記回答を出力する手段は、ユーザの問い合わせから取
    得したオブジェクト名および述語部を、前記シノニムテ
    ーブルを用いて正式なオブジェクト名および述語部に変
    換し、該正式なオブジェクト名および述語部を用いて回
    答を作成し出力するものである請求項1に記載の対話型
    ヘルプシステム。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、述語部に対応して出力す
    べき記述内容中に、他の述語部の記載を含み、 前記回答を出力する手段は、前記記述内容中に他の述語
    部の記載を含んでいるときは、その述語部に対応する記
    述内容を回帰的に読み出して回答を作成するものである
    請求項1に記載の対話型ヘルプシステム。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、各オブジェクトの実体を
    説明する解説を含み、 前記回答を出力する手段は、ユーザからのオブジェクト
    の実体の問い合わせに対しては前記記憶手段の解説を回
    答として出力し、またユーザからのオブジェクト間の関
    係の問い合わせに対しては前記オブジェクトトリーの構
    造から回答を作成して出力するものである請求項1に記
    載の対話型ヘルプシステム。
  5. 【請求項5】あらかじめ、処理の対象または機能を示す
    オブジェクトごとに、該オブジェクトに関する操作また
    は処置を記載した述語部、および該述語部に対応して出
    力すべき記述内容を記憶するとともに、それらの各オブ
    ジェクトのデータは階層型のオブジェクトトリーの形式
    で記憶しておくステップと、 ユーザの自然言語による問い合わせを入力するステップ
    と、 該問い合わせからオブジェクト名および述語部を取得す
    るステップと、 前記問い合わせから取得したオブジェクト名を、前記階
    層型のオブジェクトトリーから検索し、存在した場合
    は、該オブジェクト以上のレベルにあるオブジェクトに
    ついて、前記問い合わせから取得した述語部を検索し、
    存在した場合は、該述語部に対応する記述内容を、ユー
    ザの問い合わせに対する回答として出力するステップと
    を備えたことを特徴とする対話型ヘルプ方法。
  6. 【請求項6】ユーザの問い合わせに対して回答を出力す
    るヘルプ機能を実現するプログラムを記憶した記憶媒体
    であって、 該記憶媒体は、処理の対象または機能を示すオブジェク
    トごとに、該オブジェクトに関する操作または処置を記
    載した述語部、および該述語部に対応して出力すべき記
    述内容を記憶するとともに、それらの各オブジェクトの
    データは階層型のオブジェクトトリーの形式で記憶し、 該プログラムは、 ユーザの自然言語による問い合わせを入力するステップ
    と、 該問い合わせからオブジェクト名および述語部を取得す
    るステップと、 前記問い合わせから取得したオブジェクト名を、前記階
    層型のオブジェクトトリーから検索し、存在した場合
    は、該オブジェクト以上のレベルにあるオブジェクトに
    ついて、前記問い合わせから取得した述語部を検索し、
    存在した場合は、該述語部に対応する記述内容を、ユー
    ザの問い合わせに対する回答として出力するステップと
    を備えたものであることを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008507007A (ja) * 2004-06-17 2008-03-06 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 車両及び他の複雑な装置用の双方向マニュアル、システム及び方法
JP4712962B2 (ja) * 1999-11-24 2011-06-29 ジーイー・メディカル・テクノロジイ・サービシーズ・インコーポレーテッド 医療システム用の画像ベースのアーチファクト・トラブルシューティング

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