JP2512703B2 - 言語理解処理方式 - Google Patents

言語理解処理方式

Info

Publication number
JP2512703B2
JP2512703B2 JP59037707A JP3770784A JP2512703B2 JP 2512703 B2 JP2512703 B2 JP 2512703B2 JP 59037707 A JP59037707 A JP 59037707A JP 3770784 A JP3770784 A JP 3770784A JP 2512703 B2 JP2512703 B2 JP 2512703B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instance
result
speech act
discourse
question
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59037707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60181841A (ja
Inventor
利明 吉野
義男 泉田
博 石川
忠 星合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP59037707A priority Critical patent/JP2512703B2/ja
Publication of JPS60181841A publication Critical patent/JPS60181841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2512703B2 publication Critical patent/JP2512703B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Executing Special Programs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (A) 発明の技術分野 本発明は言語理解処理装置、特に世界モデルを取扱い
得るようにされたデータ処理システムにおいて、質問文
を解析して処理しる文脈処理の処理態様を、世界モデル
におけるオブジェクトに組入れて世界モデル内での処理
として取扱い得るようにした言語理解処理装置に関する
ものである。
(B) 技術の背景と問題点 従来から、第1図に示す如く、例えば大学における問
題を処理するに当たって、(1)図示「教授」や「学
生」や「成績」などの夫々に関する情報をオブジェクト
としてまとめて用意し、(2)「教授」や「学生」など
の上位概念を図示「人」の如く上位オブジェクトとして
まとめ,クラス・レベルの最上位に全オブジェクトをま
とめる「object」を用意し,(3)例えばオブジェクト
「教授」を構成する個別の情報を図示「教授1」や図示
していないが「教授2」、「教授3」・・・・・の如くイ
ンスタンスとして用意した世界モデルを用いることが知
られている。そして、上記の如き世界モデルにおける処
理は十分に確率した処理として知られている。
一方、従来から、自然言語の処理を行うに当たって、
例えば1つの入力文の意味する所を世界モデルのインス
タンスとして表現することが考慮されている。しかし、
当該従来の装置の場合には、当該1つの入力文の意味す
る所をインスタンスのレベルにて表現しているのみであ
り、世界モデル内で一般の世界モデル内処理と統一的な
形で取り扱えないと言う難点が存在している。
(C) 発明の目的と構成 本発明は、上記の点を解決することを目的としてお
り、世界モデルのオブジェクト(クラス・レベル・オブ
ジェクト)に対応する階層レベルに、自然言語処理に対
応する文脈モデルをオブジェクト(クラス・レベル・オ
ブジェクト)として表現し、世界モデルにおける処理と
統一された態様で質問文を処理できるようにすることを
目的としている。そしてそのため、本発明の言語理解処
理装置は、所定の概念に属する情報が集合されているオ
ブジェクトが用意され, 当該オブジェクトが,同一階層に対応するオブジェク
トに対して属性を与えるポインタをもつと共に,当該オ
ブジェクトの概念からみて上位概念に対応するものとし
て用意された上位オブジェクトに対してスーパー階層に
対応するポインタをもちかつ当該オブジェクトを構成す
る個別情報に対応するインスタンスからインスタンス階
層に対応するポインタによってポイントされてなり,か
つ上記インスタンスが同一階層に対応する他のインスタ
ンスに対して属性を与えるポインタをもつよう構成され
た世界モデルを格納したデータ・ベースをそなえ, 当該データ・ベースをアクセスして所望の情報を索引
するデータ処理システムにおいて, 上記世界モデルのオブジェクトに対応するレベル上に
スピーチ・アクト・オブジェクトとディスコース・オブ
ジェクトとリザルト・オブジェクトとが夫々用意される
と共に,当該スピーチ・アクト・オブジェクトとデイス
コース・オブジェクトとリザルト・オブジェクトとが夫
々上記スーパー階層に対応するポインタをもちかつ上記
オブジェクトに対応するレベル上での他オブジェクトに
対する属性を与えるポインタをもちかつ上記インスタン
スに対応するレベル上のインスタンスからポイントされ
るよう構成され, かつ上記スピーチ・アクト・オブジェクトに対応して
上記インスタンスに対応するレベルにもうけられるスピ
ーチ・アクト・インスタンスと上記デイスコース・オブ
ジェクトに対応して上記インスタンスに対応するレベル
にもうけられるデイスコース・インスタンスと上記リザ
ルト・オブジェクトに対応して上記インスタンスに対応
するレベルにもうけられるリザルト・インスタンスとが
もうけられており,当該スピーチ・アクト・インスタン
スとデイスコース・インスタンスとリザルト・インスタ
ンスとは夫々上記夫々対応するオブジェクトに対するポ
イントと上記インスタンスに対応するレベル内の他のイ
ンスタンスに対する属性を与えるポインタとをそなえる
よう構成され, 入力された質問文中に存在する単語について単語辞書
を索引して当該単語を上記インスタンスとインスタンス
化する単語インスタンス化処理機構, 上記質問文による質問の種類と検索対象と検索条件と
を含む属性をもつスピーチ・アクト・インスタンスを生
成し上記検索対象や検索条件に対応して上記インスタン
スに対してポイントを行うと共に上記用意されたスピー
チ・アクト・オブジェクトに対してポイントを行うスピ
ーチ・アクト生成処理機構, 上記質問が以前の談話と関連をもつか否かを指示する
デイスコース・インスタンスを生成すると共に,上記デ
イスコース・オブジェクトに対してポイントを行うデイ
スコース生成処理機構, 上記用意されたスピーチ・アクト・オブジェクトとデ
イスコース・オブジェクトおよび上記生成されたスピー
チ・アクト・インスタンスとデイスコース・インスタン
スとにもとづいて上記データ・ベースをアクセスして得
た結果をリザルト・インスタンスとして生成すると共に
上記リザルト・オブジェクトに対してポイントを行うリ
ザルト生成処理機構をそなえ, 上記入力される質問に対応して生成されるスピーチ・
アクト・インスタンスとデイスコース・インスタンスと
リザルト・インスタンスとを逐次生成して上記スピーチ
・アクト・オブジェクトとデイスコース・オブジェクト
とリザルト・オブジェクトとポイントするようにし, 前回の談話とその検索結果とを今回の談話に関連づけ
て処理するか否かについての文脈処理を,世界モデルを
取り扱うデータ処理システム内で処理するようにした ことを特徴としている。以下図面を参照しつつ説明す
る。
(D) 発明の実施例 第2図は本発明の処理装置において質問文の入力に対
応して得られるデータ・ベースの態様例を示す。第3図
ないし第8図は質問文の入力に対応して第2図図示のデ
ータ・ベースの態様が得られる過程を説明する説明図、
第9図は本発明による処理装置を表す一実施例構成、第
10図は本発明の処理装置の他の実施例態様を示す。
以下の説明においては、最初に「A教授の住所は?」
という質問文が入力され,次いで「そのA教授の学生の
成績は?」という質問文が入力され、更に「その学生の
中で優を半分以上とっている学生は?」という質問文が
入力された場合について説明する。
最初の質問文が入力される前においては、第3図図示
の如く、クラス・レベルにおえるオブジェクトとして
「教授」、「学生」、「成績」、「人」、「住所」、
「スピーチ・アクト(S)」、「デイスコース
(D)」、「リザルト(R)」などの各オブジェクトが
存在している。なお上記「スピーチ・アクト」、「デイ
スコース」、「リザルト」は本発明において用意された
ものである。なお「スピーチ・アクト(S)」は,自分
の管理下のインスタンスを用いて,検索コマンドを生成
する範囲を示すために用意されたものである。また「デ
イスコース(D)」は,当該デイスコース・インスタン
スの管理範囲を超えて,参照処理をやらない範囲を示す
ために用意されたものである。更に「リザルト(R)」
は検索結果についてワークテーブルの名前を持つために
用意されたものである。
この状態の下で,最初の質問「A教授の住所は?」が
入力されたとき、質問文中の単語が抽出され、第4図図
示の如く、A教授に対するインスタンス「教授1」と住
所に対応するインスタンス「住所1」とがインスタンス
・レベルにおけるインスタンスとしてインスタンス化さ
れる。このとき、インスタンス「教授1」はクラス・レ
ベルにおけるオブジェクト「教授」にポイントされ、イ
ンスタンス「住所1」は同じくオブジェクト「住所」に
ポイントされたものとなっている。
次いで質問文の構文解析が行われ、当該質問文に対応
したスピーチ・アクトのインスタンス化が行われる。第
5図はこのスピーチ・アクト・インスタンス「S1」が生
成されてクラス・レベルにおけるスピーチ・アクト・オ
ブジェクト「S」にインスタンス階層にもとづいてポイ
ントされた状態を表している。このとき、当該質問文が
それ以前に行われている談話(質問も談話の1つ)と関
連がなるか否かが調べられ、新しい談話であるとみなさ
れた場合には、第6図図示の如く、インスタンス・レベ
ル上にデイスコース・インスタンス「D1」が生成され
る。なお上述の如くデイスコース・オブジェクトは該当
するデイスコース・インスタンスの管理を超えて参照処
理をやらない範囲を示すために用意されるものであっ
て、デイスコース・インスタンスは言語理解処理に関連
する場合には一連の発話(ユーザ要求や質問)を管理す
るように働く。即ち、デイスコース・インスタンスは、
以前の発話を参照できないと判定した際などに新規に生
成される。デイスコース・インスタンスが生成されるこ
とは談話が切れたことを意味している。上記の如く生成
されたデイスコース・インスタンス「D1」は、上記スピ
ーチ・アクト・インスタンス「S1」と属性にもとづいて
ポイントされ、かつクラス・レベル上のデイスコース・
オブジェクト「D」とインスタンス階層にもとづいてポ
イントされる。
この状態の下で上記質問に対応して行ったシステム内
での「解釈 結果」について、ユーザに対して承認を得
て、データ・ベースを検索する。そしてその結果は、第
7図図示の如く、インスタンス・レベル上にリザルト・
インスタンス「R1」を生成した上で、スピーチ・アクト
・インスタンス「S1」からポイントされかつクラス・レ
ベル上のリザルト・オブジェクト「R」にポイントされ
る。
上記によって最初の質問文についての検索は終了する
が次の質問「そのA教授の学生の成績は?」が入力され
ると、第8図図示の如く、はじめに単語「学生1」と
「成績」とが抽出され、インスタンス「学生1」とイン
スタンス「成績」とが生成される。そして、上述と同様
にスピーチ・アクト・インスタンス「S2」が生成され、
インスタンス「教授1」やインスタンス「学生1」とポイ
ントされる。また当該質問が最初の質問と関連している
ことから先のデイスコース・インスタンス「D1」はスピ
ーチ・アクト・インスタンス「S2」をポイントすること
となる。このようにしてスピーチ・アクト・インスタン
ス「S2」やデイスコース・インスタンス「D1」などにも
とづいてデータ・ベースが検索され、リザルト・インス
タンス「R2」が生成されてクラス・レベル上のリザルト
・オブジェクト「R」とポイントされる。
更に次の質問「その学生の中で優を半分以上とってい
る学生は?」は入力された結果が第2図に示されてい
る。当該質問の場合にも前の質問と関連があるものであ
り、スピーチ・アクト・インスタンス「S3」はデイスコ
ース・インスタンス「D1」によってポイントされている
が、仮に関連のない質問であればこのとき新しく例えば
デイスコース・インスタンス「D2」(図示せず)が生成
されることとなる。
なお上記において「人」、「住所」、「教授」などは
世界モデルにおけるオブジェクトであり、スピーチ・ア
クト・オブジェクト「S」やデイスコース・オブジェク
ト「D」やリザルト・オブジェクト「R」は文脈モデル
から導入された形のオブジェクトである。そして、デイ
スコース・オブジェクト「D」はデイスコース・インス
タンス「D1」、「D2」・・・・・毎に談話の管理を行う
ものであり、スピーチ・アクト・オブジェクト「S」は
要求の種類(検索、更新、追加、挿入など)や検索対象
や検索条件などの属性と該当する入力文の評価結果を入
れる属性(リザルト・オブジェクト「R」)をもつよう
にされる。更に上記各インスタンスへの値の挿入やイン
スタンスからの値の参照は第2図などに図示されている
「Object」内に用意されているメソッドを用いて通常の
世界モデルにおける処理として実行される。
第9図は本発明による処理装置を表す一実施例構成を
示している。図中1は単語インスタンス化処理機構、2
は単語分割処理、3は単語インスタンス化処理、4は構
文解析処理部、5はスピーチ・アクト生成処理機構、6
はスピーチ・アクトのインスタンス化処理、7はデイス
コース生成処理機構、8は談話管理処理、9はデイスコ
ースのインスタンス化処理、10は質問文文脈処理、11は
質問文解釈確認処理、12は世界モデルにもとづく検索処
理機構、13はリザルト生成処理機構、14は結果表示処
理、15は単語辞書、16はデータ・ベース、17はクラス・
レベル・モデル部、18はインスタンス・レベル・モデル
部、19はデータ・ベース・データ保持部を表している。
上記単語インスタンス化処理機構1は、上記第4図に
対応したインスタンス化を行うものであり、単語分割処
理2は、単語辞書15を参照しながら入力文(質問文)を
単語に分割し、個々の単語に対応して解析のために必要
とする情報を上記単語辞書15から取り出して附加し、か
つ必要な単語に対しては対応するクラス・レベルにおけ
るオブジェクト名をつける。そして、単語インスタンス
化処理3は、上記単語に対応するインスタンスをインス
タンス・レベル上に生成し、対応するオブジェクトをポ
イントする。上記構文解釈処理部4は、入力文について
の解析ツリーを生成し、このときクラス・レベル・モデ
ル部17の構造や内容を参照し、必要に応じてインスタン
スの修正をも行う。また必要に応じてユーザと対話を行
いつつ上記の処理を行う。
上記スピーチ・アクト生成処理機構5は、上記第5図
に対応したようにスピーチ・アクト・インスタンス
「S1」を生成するものであり、スピーチ・アクトのイン
スタンス化処理6は、スピーチ・アクト・インスタンス
「S1」を生成し入力文中の単語に対応するインスタンス
「教授1」やインスタンス「住所1」をスピーチ・アクト
・インスタンス「S1」の属性とするポイントを行う。デ
イスコース生成処理機構7は、上記第6図に対応したよ
うにデイスコース・インスタンス「D1」を生成するもの
であり、談話管理処理8は、当該入力文が新しい談話か
否かを調べる。もしも新しい談話であれば、デイスコー
スのインスタンス化処理9は、図示デイスコース・イン
スタンス「D1」の如くデイスコース・インスタンスを生
成する。また以前の談話と関連のあるものであれば、質
問文文脈処理10が文脈処理を行い以前に生成されている
デイスコース・インスタンスが新しく生成されたスピー
チ・アクト・インスタンスをポイントするようにする。
質問文解釈確認処理部11は、入力文(質問文)をシス
テムが解釈した結果をユーザに承認を求める処理を行
う。世界モデルにもとづく検索処理機構12は、上記第6
図図示の如くスピーチ・アクト・インスタンス「S1」や
デイスコース・インスタンス「D1」が生成された状態の
下で、従来公知の世界モデルにもとづく検索処理を行う
もので、スピーチ・アクトの属性をデータ・ベース検索
コマンドに変換し、データ・ベースを検索するものであ
る。更にリザルト生成処理機構13は、上記第7図図示の
如くリザルト・インスタンス「R1」を生成するものであ
り、結果表示処理14は、検索結果をデイスプレイなどに
表示してユーザに通知するものである。
データ・ベース16には例えば次の如きデータがデータ
などの形で格納されている。
第11図は教授テーブルの態様を示し、各教授A、B、
C・・・・の夫々について住所はidが記述されている。
第12図は、学生テーブルの態様を示し、各学生E、・・
・・についてidや住所や担当教授idや成績テーブル・ポ
インタなどが記述されている。図示の場合、学生Eは、
住所が東京であり、担当教授に関して第11図図示の教授
テーブルに記述されている教授Aを指し、成績に関して
後述する学生Eテーブルをポイントする各情報が記述さ
れている。第13図は学生Eテーブルの態様であって、課
目成績が記述されている。第14図はワークテーブルの態
様を示している。
S2の管理下のインスタンスのうち、教授1と学生1とは
「教授1の学生」であるという解釈が入力文と世界モデ
ル(世界モデルには、教授の学生という関係が矢印(属
性関係)で定義してある)とを用いてえられる。
次にS2の管理下で対象と条件とに注目して、対象とな
っている学生1と成績とからコマンド例 “get学生TB・学生名フィールド、学生TB・成績フィ
ールド” を生成する(なおTBはテーブルを意味する)。
次に条件をみて、コマンド例 “where学生TB・教授フィールド=A" を生成する。
この2つのコマンド部分をつなぎ、 “get学生TB・学生名フィールド、学生TB・成績フィ
ールドwhere学生TB・教授フィールド=A" を生成する。学生、成績、教授インスタンスについて言
及された時に生成するべき対応コマンド例、「学生TB・
学生名フィールド」、「学生TB・成績フィールド」、
「学生TB・教授フィールド」は、それぞれのクラスレベ
ルオブジェクト内に記述されている。
教授テーブル(第11図)から教授(A)と住所(東
京)とが関連づけられており、学生テーブル(第12図)
から学生(E)と教授(A)と住所(東京)と成績(学
生ETB)とが関連づけられており、これらが合成された
形で第1図図示のクラス・レベルが作成される。
入力が例えば「教授Aが担当する学生の名前と住所と
は?」となる如き場合には、検索結果のワークテーブル
として、第14図図示の如きものが作成される。このよう
なテーブルは第12図図示の学生テーブルの部分テーブル
として作成されることとなる。このワークテーブル名を
リザルトインスタンスに格納する。次の問い合わせが
「その中で、東京に住む学生は」であれば、このワーク
テーブルに検索条件、対象ともに存在するので、以下の
コマンドを生成し、ワークテーブルからの検索を実行す
る。
“get wk1.名前、wK1.住所、 WK1.担当教授ID FROM WK1テーブル WHERE WK1.住所=東京” 本発明の場合、上述の如く、入力文に対応して、世界
モデルに存在しているオブジェクトやインスタンスをス
ピーチ・アクト・オブジェクトの属性としてポイント
し、データ・ベースを検索するようにしている。
第10図は本発明の処理装置の他の実施例態様を示す。
図中20−1、20−2、・・・・・は夫々世界モデル#
1、世界モデル#2、・・・・・を表している。第2図
を参照して説明した上述の場合は、上記スピーチ・アク
ト・オブジェクト「S」とデイスコース・オブジェクト
「D」とリザルト・オブジェクト「R」とを単一の世界
モデルにおけるクラス・レベル上に用意したが、上記ス
ピーチ・アクト・オブジェクト「S」とデイスコース・
オブジェクト「D」とリザルト・オブジェクト「R」と
は必ずしも1つの世界モデルのために用意しなければな
らないものではない。第10図図示の実施例態様の場合に
は、上記スピーチ・アクト・オブジェクト「S」とデイ
スコース・オブジェクト「D」とリザルト・オブジェク
ト「R」とを複数の20−1や20−2や・・・・・におい
て共通に利用できるクラス・レベル上に用意し、各世界
モデルが利用するようにしている。
(E) 発明の効果 以上説明した如く、本発明によれば、入力文に対応し
て、世界モデルに存在しているオブジェクトやインスタ
ンスをスピーチ・アクト・オブジェクトの属性としてポ
イントし、世界モデルを取り扱う処理と同様な態様で、
入力文を評価し処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は世界モデルの概念を説明する説明図、第2図は
本発明の処理装置において質問文の入力に対応して得ら
れるデータ・ベースの態様例を示す。第3図ないし第8
図は質問文の入力に対応して第2図図示のデータ・ベー
スの態様が得られる過程を説明する説明図、第9図は本
発明による処理装置を表す一実施例構成、第10図は本発
明の処理装置の他の実施例態様,第11図は教授テーブル
の態様,第12図は学生テーブルの態様,第13図は学生E
テーブルの態様,第14図はワークテーブルの態様を示
す。 図中、Sはスピーチ・アクト・オブジェクト、Dはデイ
スコース・オブジェクト、Rはリザルト・オブジェク
ト、S1はスピーチ・アクト・インスタンス、D1はデイス
コース・インスタンス、R1はリザルト・インスタンス、
1は単語インスタンス化処理機構、4は構文解釈処理
部、5はスピーチ・アクト生成処理機構、7はデイスコ
ース生成処理機構、11は質問文解釈確認処理部、12は世
界モデルにもとづく検索処理機構、13はリザルト生成処
理機構、15は単語辞書、16はデータ・ベースを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 博 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (72)発明者 星合 忠 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (56)参考文献 電子通信学会通技術研究報告Vol. 82,No.203,1982年12月17日社団法 人電子通信学会,P.77−86(AL82− 71) 第25回プログラミングシンポジウム報 告集,昭和59年1月10日発行情報処理学 会,P.181−190 電子通信学会技術研究報告,82〔203〕 (AL82−70),P.67−76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の概念に属する情報が集合されている
    オブジェクトが用意され、 当該オブジェクトが、同一階層に対応するオブジェクト
    に対して属性を与えるポインタをもつと共に、当該オブ
    ジェクトの概念からみて上位概念に対応するものとして
    用意された上位オブジェクトに対してスーパー階層に対
    応するポインタをもちかつ当該オブジェクトを構成する
    個別情報に対応するインスタンスからインスタンス階層
    に対応するポインタによってポイントされてなり、かつ
    上記インスタンスが同一階層に対応する他インスタンス
    に対して属性を与えるポインタをもつよう構成された世
    界モデルを格納したデータ・ベースをそなえ、 当該データ・ベースをアクセスして所望の情報を索引す
    るデータ処理システムにおいて、 上記世界モデルのオブジェクトに対応するレベル上にス
    ピーチ・アクト・オブジェクトとデイスコース・オブジ
    ェクトとリザルト・オブジェクトとが夫々用意されると
    共に、当該スピーチ・アクト・オブジェクトとデイスコ
    ース・オブジェクトとリザルト・オブジェクトとが夫々
    上記スーパー階層に対応するポインタをもちかつ上記オ
    ブジェクトに対応するレベル上での他オブジェクトに対
    する属性を与えるポインタをもちかつ上記インスタンス
    に対応するレベル上のインスタンスからポイントされる
    よう構成され、 かつ上記スピーチ・アクト・オブジェクトに対応して上
    記インスタンスに対応するレベルにもうけられるスピー
    チ・アクト・インスタンスと上記デイスコース・オブジ
    ェクトに対応して上記インスタンスに対応するレベルに
    もうけられるデイスコース・インスタンスと上記リザル
    ト・オブジェクトに対応して上記インスタンスに対応す
    るレベルにもうけられるリザルト・インスタンスとがも
    うけられており、当該スピーチ・アクト・インスタンス
    とデイスコース・インスタンスとリザルト・インスタン
    スとは夫々上記夫々対応するオブジェクトに対するポイ
    ンタと上記インスタンスに対応するレベル内の他のイン
    スタンスに対する属性を与えるポインタとをそなえるよ
    う構成され、 入力された質問文中に存在する単語について単語辞書を
    索引して当該単語を上記インスタンスとしてインスタン
    ス化する単語インスタンス化処理機構、 上記質問文による質問の種類と検索対象と検索条件とを
    含む属性をもつスピーチ・アクト・インスタンスを生成
    し上記検索対象や検索条件に対応して上記インスタンス
    に対してポイントを行うと共に上記用意されたスピーチ
    ・アクト・オブジェクトに対してポイントを行うスピー
    チ・アクト生成処理機構、 上記質問が以前の談話と関連をもつか否かを指示するデ
    イスコース・インスタンスを生成すると共に上記デイス
    コース・オブジェクトに対してポイントを行うデイスコ
    ース生成処理機構、 上記用意されたスピーチ・アクト・オブジェクトとデイ
    スコース・オブジェクトおよび上記生成されたスピーチ
    ・アクト・インスタンスとデイスコース・インスタンス
    とにもとづいて上記データ・ベースをアクセスして得た
    結果をリザルト・インスタンスとして生成すると共に上
    記リザルト・オブジェクトに対してポイントを行うリザ
    ルト生成処理機構をそなえ、 上記入力される質問に対応して生成されるスピーチ・ア
    クト・インスタンスとデイスコース・インスタンスとリ
    ザルト・インスタンスとを逐次生成して上記スピーチ・
    アクト・オブジェクトとデイスコース・オブジェクトと
    リザルト・オブジェクトとポイントするようにし、 前回の談話とその検索結果とを今回の質問に関連づけて
    今回の質問を処理するか否かについての文脈処理を、世
    界モデルを取り扱うデータ処理システム内で処理するよ
    うにした ことを特徴とする言語理解処理装置。
JP59037707A 1984-02-29 1984-02-29 言語理解処理方式 Expired - Lifetime JP2512703B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037707A JP2512703B2 (ja) 1984-02-29 1984-02-29 言語理解処理方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59037707A JP2512703B2 (ja) 1984-02-29 1984-02-29 言語理解処理方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60181841A JPS60181841A (ja) 1985-09-17
JP2512703B2 true JP2512703B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=12504993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59037707A Expired - Lifetime JP2512703B2 (ja) 1984-02-29 1984-02-29 言語理解処理方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2512703B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041499A1 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 International Business Machines Corporation File or database manager and systems based thereon
US6792418B1 (en) 2000-03-29 2004-09-14 International Business Machines Corporation File or database manager systems based on a fractal hierarchical index structure

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
第25回プログラミングシンポジウム報告集,昭和59年1月10日発行情報処理学会,P.181−190
電子通信学会技術研究報告,82〔203〕(AL82−70),P.67−76
電子通信学会通技術研究報告Vol.82,No.203,1982年12月17日社団法人電子通信学会,P.77−86(AL82−71)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60181841A (ja) 1985-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bryce et al. SNAP: A graphics-based schema manager
US6131098A (en) Method and apparatus for a database management system content menu
US6279005B1 (en) Method and apparatus for generating paths in an open hierarchical data structure
JP2957702B2 (ja) 関係データベーススキーマを生成する意味オブジェクトモデリングシステム
US5211563A (en) Computer assisted learning support system and processing method therefor
US7233950B2 (en) Method and apparatus for facilitating use of hypertext links on the world wide web
PolifroniÝ et al. Towards the automatic generation of mixed-initiative dialogue systems from web content
US20040167875A1 (en) Information processing method and system
JPH09502039A (ja) 自然言語に似た構造を用いたデータベースのモデル化及び照会に関する方法及び装置
JP2002513970A (ja) マシンアシスト翻訳ツール
CN109885665A (zh) 一种数据查询方法、装置及系统
Gruenstein et al. Scalable and portable web-based multimodal dialogue interaction with geographical databases
Callahan The librarian as change agent in the diffusion of technological innovation
US6965856B1 (en) Process for the automatic generation of a textual expression from a semantic representation using a computer system
JP2512703B2 (ja) 言語理解処理方式
Teich et al. Towards the application of text generation in an integrated publication system
KR100353549B1 (ko) 언어를 학습하기 위한 방법 및 시스템
Sankar et al. A DSS user interface model to provide consistency and adaptability
Shahbaz et al. Automatic generation of extended er diagram using natural language processing
Ingargiola et al. A repository that supports teaching and cooperation in the introductory AI course
US20050075994A1 (en) E-brain, data structure thereof and knowledge processing method therewith
Kloepping et al. The design and implementation of a relational interface for the multi-lingual database system
de Quadros et al. Libras Portal: a Way of Documentation, a Way of Sharing
CN108766059A (zh) 一种云服务英语教学设备及教学方法
NZUANKE et al. Technology and translation: Areas of convergence and divergence between machine translation and computer-assisted translation

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term