JPH11312000A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH11312000A
JPH11312000A JP11900298A JP11900298A JPH11312000A JP H11312000 A JPH11312000 A JP H11312000A JP 11900298 A JP11900298 A JP 11900298A JP 11900298 A JP11900298 A JP 11900298A JP H11312000 A JPH11312000 A JP H11312000A
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JP
Japan
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audio data
data
recording
file
cpu
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Application number
JP11900298A
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English (en)
Inventor
Atsuko Okawa
敦子 大川
Asako Kawamura
麻子 川村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声によって記録されたスケジュール全体的
を管理して、日にち毎の音声データの件数を容易に確認
することができる。 【解決手段】 CPU32は、フラッシュメモリ9から
読み出したデータをアラームエントリテーブルに順次追
加して、アラームエントリテーブルを完成させる。CP
U32は、完成されたアラームエントリテーブルに基づ
いて、日にち毎のデータ読み出して、日にち毎に何件の
アラーム設定が行われているかを求め、そして液晶表示
パネル41に月間のスケジュール画面を表示させると共
に、日にち毎に、アラーム設定されている件数分のドッ
ト表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録された音声デ
ータの内容を管理する機能を備えた記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声データを用件(以下、
「用件ファイル」という。)毎にフラッシュメモリに記
録し、又はフラッシュメモリから用件ファイルを読み出
して再生する記録再生装置(ICレコーダ)が提供され
ている。かかるICレコーダは、各用件ファイルの情報
を表示する液晶表示パネルを備え、ユーザが操作部を操
作して用件ファイルを選択する度に、上記液晶表示パネ
ルには選択された用件ファイルに関する情報を表示す
る。
【0003】また、ICレコーダは、記録された用件フ
ァイルを所定の日時に再生する機能(以下、「アラーム
設定機能」という。)を有し、重要な用件ファイルや忘
れてはならない用件ファイルを設定日時に自動的に再生
することができる。例えば、スケジュール内容を録音し
ておけば、ICレコーダを用いてスケジュールを管理す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多くの用件
ファイルが記録されている場合にそれぞれの用件ファイ
ルにアラーム設定を行うと、アラーム設定された用件フ
ァイルのスケジュールを管理する必要がある。すなわ
ち、1件毎に、用件ファイルの内容を表示するだけでは
なく、1週間単位,1ヶ月単位で用件ファイルを管理す
る必要がある。
【0005】しかし、従来のICレコーダでは、上述し
たように、1件毎にしか用件ファイルの内容を表示する
機能を備えておらず、1つ1つ用件ファイルの内容を確
認しなければ全体のスケジュールを管理することができ
ず、非常に手間がかかっていた。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて提案さ
れたものであり、音声によって記録されたスケジュール
全体的を管理して、日にち毎の音声データの件数を容易
に確認することができる記録再生装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録再生装置は、音声データが記憶
される音声データ記憶領域と、上記音声データを再生す
る日時を少なくとも管理する管理データが記憶される管
理データ記憶領域とを有する記憶手段と、上記記憶手段
に音声データを書き込み及び/又は上記記憶手段の音声
データを読み出して再生する記録再生手段と、所定の音
声データを再生する日時を入力する操作が行われる操作
手段と、スケジュールを表示する表示手段と、上記操作
手段からの入力に従って、上記所定の音声データを再生
する日時を示すように記憶手段の管理データを書き換
え、書き換えられた管理データに基づいて、日にち毎
に、再生される音声データの件数を示すように上記表示
手段を制御する制御手段とを備える。
【0008】上記記録再生装置では、上記操作手段から
の入力に従って、上記所定の音声データを再生する日時
を示すように記憶手段の管理データを書き換え、書き換
えられた管理データに基づいて、日にち毎に、再生され
る音声データの件数を示すように上記表示手段を制御す
ることで、音声データの件数を容易に確認することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明は、例えば図
1に示す構成のICレコーダ1に適用される。上記IC
レコーダ1は、記録部10によって電気的にデータの消
去/再書込みが可能な不揮発性メモリであるEEPRO
M(Electrical Erasable/Programmable Read-Only Mem
ory )すなわちフラッシュメモリ9に音声データを記憶
させ、フラッシュメモリ9の音声データを再生部20に
よって再生する制御を行う制御部30を有し、表示部4
0に操作部50からの操作内容やフラッシュメモリ9の
音声データの内容を表示させるものである。
【0010】上記記録部10は、音声を電気信号に変換
して音声信号を出力するマイクロホーン11と、マイク
ロホーン11からの音声信号を増幅する増幅器12と、
増幅器12で増幅された音声信号の利得制御を行う自動
利得制御回路(Automatic Gain Controller:以下、
「AGC」という。)13と、AGC13からの音声信
号を音声データに変換するエンコーダ14と、エンコー
ダ14からの音声データを一時記憶するバッファメモリ
15とを備える。
【0011】マイクロホーン11は、入力される音を音
声信号に変換して増幅器12に供給し、増幅器12は、
音声信号を増幅してAGC13に供給する。AGC13
は、増幅器12で増幅された音声信号を、その利得が所
定値になるように利得制御を行ってエンコーダ14に供
給する。
【0012】エンコーダ14は、音声信号が時間的に相
関が強いことから、例えば適応型差分パルスコードモジ
ュレーション(Adaptive Differential Pulse Code Mod
ulation :以下、「ADPCM」という。)方式によ
り、音声信号を符号化して音声データを生成し、この音
声データをバッファメモリ15,制御部30を介してフ
ラッシュメモリ9に供給する。また、エンコーダ14
は、2つのモードに応じて音声データの符号化量を調整
することができ、例えばSP(Standard Play)モード
のとき8kHzでサンプリングを行い、LP(Long Pla
y)モードのときは4kHzでサンプリングを行って、
時間軸方向に対して音声信号の符号化量を調整する。
【0013】なお、記録部10は、操作部50の後述す
る録音ボタン52が押されてから後述する停止ボタン5
1が押されるまで動作し、この間の音声データは1つの
用件ファイルとしてフラッシュメモリ9に記録される。
【0014】フラッシュメモリ9は、用件ファイルを記
憶する用件ファイル記憶領域とともに、各用件ファイル
を管理するTOCデータを記憶するTOCデータ記憶領
域とを有する。TOCデータ記憶領域に記憶されている
TOCデータは、図2に示すように、用件ファイル毎
に、「ファイル番号」,「用件番号」,「スタートアド
レス」,「エンドアドレス」,「LP/SP」,「プラ
イオリティ」,「アラーム有/無」,「記録日時」,
「アラーム時間」から構成される。
【0015】「ファイル番号」は、各用件ファイルを大
きくグループ化するための番号であり、いわゆるディレ
クトリ(又はフォルダ)の役割を果たすものである。
「ファイル番号」として、「00」,「01」,「1
0」がある。ユーザは、例えば仕事に関する用件ファイ
ルをファイル番号00であるファイルAに記録し、趣味
に関する用件ファイルをファイル番号01であるファイ
ルBに記録するようにして、用件ファイルを管理するこ
とができる。なお、ファイル番号10のものをファイル
Cとする。
【0016】「用件番号」は、実際に記録した用件単位
の番号を示す。つまり、ファイルAからファイルCのい
ずれかに記録されたときの用件ファイルの順番をいう。
これにより、用件ファイルは、例えば「ファイルAの用
件番号2の用件ファイル」,「ファイルCの用件番号1
の用件ファイル」のように、「ファイル番号」と「用件
番号」によって特定される。
【0017】「スタートアドレス」は記録されている用
件ファイルの物理スタートアドレスを示し、「エンドア
ドレス」はその用件ファイルの物理エンドアドレスを示
す。
【0018】「LP/SP」は、上述した用件ファイル
の記録モードを意味し、記録時のサンプリング周波数に
よって異なる。「プライオリティ」は、用件ファイルの
優先度を示し、数字が大きい程優先度が高いことを意味
する。ここでは、プライオリティは0から3まであり、
プライオリティ3が最も優先度が高いことを示す。「ア
ラーム有/無」は、用件ファイルにアラーム設定がされ
ているかどうかを示す。ここで、アラーム設定とは、記
録された用件ファイルを所定の設定時刻に再生する設定
をいう。「記録日時」は、用件ファイルが記録された月
日及び時刻を示す。「アラーム時間」は、アラーム設定
されたときの当該用件ファイルを再生する月日及び時刻
を示す。
【0019】例えば図2によると、第1のフラッシュメ
モリ9において、ファイル番号01で用件番号01の用
件ファイルは、SPモードで記録されプライオリティは
3である。また、ファイル番号01で用件番号02の用
件ファイルは、LPモードで記録されプライオリティは
1である。
【0020】一方、再生部20は、制御部30を介して
フラッシュメモリ9から読み出された音声データを元の
音声信号に変換するデコーダ21と、高域成分を除去す
るフィルタ22と、フィルタ22からの音声信号を増幅
してスピーカ24に供給する増幅器23とを備える。
【0021】デコーダ21は、記録部10のエンコーダ
14に対応したものであり、上述のSPモード又はLP
モードに応じてフラッシュメモリ9から読み出された用
件ファイル、すなわちADPCM方式で符号化された音
声データを復号していわゆるPAM信号を生成する。フ
ィルタ22は、このPAM信号から音声帯域以上の高周
波成分を除去して、音声信号を出力する。増幅器23
は、デコーダ21から供給される音声信号を増幅してス
ピーカ24を駆動する。かくして、録音された音がスピ
ーカ24から出力される。
【0022】制御部30は、このICレコーダ1の動作
を制御するためのプログラムが記憶されているROM3
1と、ROM31に記憶されているプログラムを実行し
て、フラッシュメモリ9や記録部10,再生部20,表
示部40を制御するマイクロコンピュータ(Central Pr
ocessing Unit :以下、「CPU」という。)32と、
時刻情報を生成するタイマ33と、時刻やプログラムの
実行結果等を一時的に記憶するランダム・アクセス・メ
モリ(Random Access Memory:以下、「RAM」とい
う。)34とを備え、操作部50の操作設定に基づいて
各回路を制御する。
【0023】RAM34は、起動時に、例えばフラッシ
ュメモリ9から読み出されたTOC(Table Of Content
s)データや、音声ファイルを再生する時刻のデータ等
を記憶する。そして、CPU32は、RAM34に格納
された再生時刻のデータとタイマ33の時刻情報とを比
較し、これが一致したときにその音声ファイルの再生を
行う。
【0024】表示部40は、低消費電力の液晶表示パネ
ル41と、この液晶表示パネル41を照明するためのバ
ックライト42とを備え、ICレコーダ1の動作状態や
操作手順を表示する。
【0025】このような構成のICレコーダ1は、例え
ば図3に示すように、片手で把持できる程度の大きさの
筐体60に覆われて構成される。筐体60は立体的な楕
円形状からなる。筐体60の正面中央部には、液晶表示
パネル41が設けられている。液晶表示パネル41の近
傍にはマイク穴61が形成され、このマイク穴61の奥
に上述したマイクロホーン11が備え付けられている。
また、液晶表示パネル41及びマイク穴61の近傍には
LED62が設けられ、このLED62は記録中又は再
生中のときに発光する。
【0026】また、筐体60には、操作部50で所定の
操作を行うための各種のキーが設けられている。具体的
には筐体60の中央部付近であって液晶表示パネル41
の下側に、左から停止ボタン51,録音ボタン52が設
けられている。また、筐体60の外周には、スライド自
在に設けられたホールド・キー53がある。ホールド・
キー53は、筐体60の外周に沿って例えばM方向にス
ライドされたときは各種のキーの操作状態をホールド
し、N方向にスライドされたときはホールドを解除す
る。
【0027】筐体60の外周側であって液晶表示パネル
41の左上側には、ジョグダイヤル54が設けられてい
る。ジョグダイヤル54は、X方向及びY方向に回転す
ると共に、Z方向に押圧できるように構成されている。
ユーザは、ジョグダイヤル54をX方向又はY方向に回
転することによって所望の用件ファイルを選択し、それ
をZ方向に押すことによって用件ファイルの選択を確定
する。
【0028】筐体60の正面側であって録音ボタン52
の下側には、スピーカ穴63が設けられている。上述し
たスピーカ24は、スピーカ穴63を介して音声を出力
する。
【0029】つぎに、録音するときのユーザの操作手順
及びそのときのCPU32の制御内容について説明す
る。CPU32は、電源が投入されるとフラッシュメモ
リ9からTOCデータを読み出してRAM34に格納
し、そして、図4に示すステップST1以下の処理を行
って録音を行う。
【0030】ステップST1において、CPU32は、
液晶表示パネル41にスケジュール画面を表示させる。
ユーザがジョグダイヤル54を回転させて録音を行うた
めの表示を選択しそれを図3に示すZ方向に押圧する
と、ステップST2に進む。
【0031】ステップST2において、CPU32は、
ユーザからの月日の入力待ちの状態となる。ユーザが、
ジョグダイヤル54等を操作して月日の選択を行い、こ
れをZ方向に押圧すると、ステップST3に進む。ここ
にいう月日は、アラーム設定において、用件ファイルを
再生する月日である。
【0032】ステップST3において、CPU32は、
ステップST2で選択された月日における詳細な内容を
液晶表示パネル41に表示させて、ステップST4に進
む。ここにいう詳細な内容とは、その日に再生する他の
用件ファイルが既にアラーム設定されている場合におけ
る当該他の用件ファイルの記録時間やアラーム再生時間
等をいう。
【0033】ステップST4において、ユーザは、上記
選択した月日における再生時刻を入力する。そして、C
PU32は、録音ボタン52が押されたかを判定し、録
音ボタン52が押されたときはステップST5に進み、
録音ボタン52が押されていないときはステップST3
に戻る。
【0034】ステップST5において、CPU32は、
録音を開始するように各回路を制御し、マイクロホーン
11からの用件ファイルをフラッシュメモリ9に書き込
んで、ステップST6に進む。
【0035】ステップST6において、CPU32は、
停止ボタン51が押されたかを判定し、停止ボタン51
が押されていないと判定したときは、ステップST5に
戻る。また、CPU32は、停止ボタン51が押された
と判定したときは、録音ボタン52が押されてから停止
ボタン51が押されるまでの間フラッシュメモリ9に記
録された用件ファイルに関する情報をTOCデータとし
てフラッシュメモリ9に書き込んで、処理を終了する。
【0036】つぎに、フラッシュメモリ9に記録された
用件ファイルの再生,アラーム設定,消去を行うときの
ユーザの操作手順及びそのときのCPU32の制御内容
について説明する。CPU32は、図3に示すジョグダ
イヤル54がZ方向に押されると、図5に示すステップ
ST11以下の処理を行う。
【0037】ステップST11において、CPU32
は、図6に示すように、液晶表示パネル41に選択画面
を表示させて、ステップST12に進む。ここにいう選
択画面とは、PLAY(再生),ALARM(アラー
ム),CLEAR(消去)のいずれかのモードを選択す
るときの画面をいう。
【0038】ステップST12において、CPU32
は、ジョグダイヤル54の回転操作に応じてモード切換
を行い、ステップST13に進む。ユーザがジョグダイ
ヤル54を図3に示すX方向に回転させると、例えばカ
ーソルはPLAY,ALARM,CLEAR,PLAY
・・・の順に移り変わり、逆に、ユーザがジョグダイヤ
ル54をY方向に回転させると、カーソルはPLAY,
CLEAR,ALARM,PLAY・・・の順に移り変
わる。
【0039】ステップST13において、CPU32
は、ジョグダイヤル54がZ方向に押されたかを判定
し、Z方向に押されたと判定したときはステップST1
4に進み、Z方向に押されていないと判定したときはス
テップST11に戻る。なお、ジョグダイヤル54が押
されたときに、ステップST12で選択されたモードが
確定する。
【0040】ステップST14において、CPU32
は、再生,アラーム設定,消去のいずれかのモードに移
行する。このとき、ユーザはカーソルの位置をチェック
して、カーソルが所望の用件ファイルを選択しているか
を確認する。CPU32は、ユーザが必要に応じてジョ
グダイヤル54を操作すると、その操作に応じた位置に
カーソルを表示させる。そして、再生モードの時はステ
ップST15に進み、アラーム設定モードの時はステッ
プST17に進み、消去モードの時はステップST19
に進む。
【0041】ステップST15において、CPU32
は、ジョグダイヤル54がZ方向に押されるとステップ
ST14で選択された用件ファイルの再生を開始すべ
く、当該用件ファイルをフラッシュメモリ9から読み出
して再生部20で再生し、ステップST16に進む。
【0042】ステップST16において、CPU32
は、フラッシュメモリ9から上記用件ファイルの読み出
しを終了すると、各回路の再生処理を停止して一連の処
理を終了する。
【0043】一方、ステップST17において、CPU
32は、ステップST14で選択された用件ファイルの
アラーム設定におけるプライオリティの設定モードにな
り、ユーザがプライオリティ0から3のいずれかを設定
すると、その内容を液晶表示パネル41に表示させ、ス
テップST18に進む。
【0044】ステップST18において、CPU32
は、アラーム設定における日時の設定モードになり、ユ
ーザが操作部50を操作して日時の設定を行うと、この
設定に応じてTOCデータを書き換えて、処理を終了す
る。
【0045】また、ステップST19において、CPU
32は、ジョグダイヤル54がZ方向に押されると、ス
テップST14で選択された用件ファイルをフラッシュ
メモリ9から消去し、これに対応してTOCデータも書
き換えて一連の処理を終了する。
【0046】つぎに、アラーム設定の内容をスケジュー
ル表示するときのCPU32の制御内容について説明す
る。ユーザは、アラーム設定された用件や月日を確認し
たいときは、以下の操作を行うことによって、その内容
を確認することができる。具体的には、ユーザが操作部
50にスケジュール表示の操作を行うと、CPU32
は、図7に示すステップST21以下の処理を行う。
【0047】ステップST21において、CPU32
は、1つの用件ファイルのアラームマークエリアのデー
タを読み出して、ステップST22に進む。なお、アラ
ームマークエリアとは、図2における「アラーム有/
無」,「アラーム時間」の領域をいう。
【0048】ステップST22において、CPU32
は、読み出されたアラームマークエリアのデータに基づ
いて、当該用件ファイルにアラーム設定されているかを
判定し、アラーム設定されていると判定したときはステ
ップST23に進み、アラーム設定されていないと判定
したときはステップST21に戻る。
【0049】ステップST23において、CPU32
は、上記読み出したデータをアラームエントリテーブル
に追加して、ステップST24に進む。ここで、アラー
ムエントリテーブルとは、アラーム設定された用件ファ
イルに関する情報を集めたテーブルをいい、RAM34
上に展開されるものである。
【0050】ステップST24において、CPU32
は、全ての用件ファイルのアラームマークエリアのデー
タを読み出したかを判定し、読み出したと判定したとき
はステップST25に進み、読み出していないと判定し
たときはステップST21に戻る。そして、CPU32
は、ステップST21からステップST24の処理を繰
り返し行ってからステップST25に進むことによっ
て、アラームエントリテーブルを完成する。
【0051】ステップST25において、CPU32
は、完成されたアラームエントリテーブルに基づいて、
日にち毎のデータ読み出して、日にち毎に何件のアラー
ム設定が行われているかを求めて、ステップST26に
進む。これにより、日にち毎に、アラーム設定された件
数を求めることができる。
【0052】ステップST26において、CPU32
は、用件ファイル毎に何件のアラーム設定が行われてい
るかを求めて、ステップST27に進む。
【0053】ステップST27において、CPU32
は、図8に示すように、液晶表示パネル41に月間のス
ケジュール画面を表示させると共に、日にち毎に、アラ
ーム設定されている件数分のドット表示を行って、処理
を終了する。また、CPU32は、プライオリティが最
も高い用件ファイルについては、点滅させてドット表示
を行う。
【0054】以上のステップST21からステップST
27の処理が行われることによって、液晶表示パネル4
1には、月間のスケジュール表示がされると共に、日に
ち毎にアラーム設定されている件数分のドット表示がさ
れる。これにより、ユーザは、何月何日にはアラーム設
定が何件あるかを視覚により容易に認識することができ
る。また、CPU32は、プライオリティが最も高いも
の(プライオリティ3)についてはドットを点滅表示さ
せる。これにより、ユーザは、重要度が高い用件ファイ
ルを容易に識別することができる。
【0055】そして、ユーザがジョグダイヤル54を操
作して所望の日にちを選択して図3に示すZ方向に押圧
すると、CPU32は、図9に示すように、液晶表示パ
ネル41に選択された日にちにおける1日のスケジュー
ルを表示させる。つまり、用件ファイルの再生時刻を表
示する。これにより、ユーザは、第1段階では日にち毎
のアラーム設定の件数を認識することができ、第2段階
では所望の日にちの各用件ファイルの再生時刻を確認す
ることができる。
【0056】さらに、ユーザはジョグダイヤル54を操
作していずれか1つの用件ファイルを選択しZ方向に押
圧すると、CPU32は、図10に示すように、液晶表
示パネル41に選択された用件ファイルに関する情報を
表示させる。これにより、ユーザは、第3段階として所
望の用件ファイルの内容を確認することができる。
【0057】なお、CPU32は、このときユーザが操
作部50で再生操作を行ったときに、当該用件ファイル
をフラッシュメモリ9から読み出して、再生部20から
再生してもよい。これにより、簡単なスケジュールの内
容を視覚により認識し、詳細な内容を聴覚により認識す
ることが可能となる。
【0058】以上のように、上記ICレコーダ1による
と、1ヶ月単位でアラーム設定の内容、つまりスケジュ
ールの内容を優先度に応じて表示することができるの
で、ユーザは、スケジュールを追加するとき等には空き
の日にちを容易に探すことができ、また、重要な用件を
一目で分かるので、その見落としも少なくなる。
【0059】さらに、1ヶ月のスケジュールの内容を液
晶表示パネル41による表示と再生部20による音声の
再生で行うことによって、視覚により1ヶ月のスケジュ
ールが簡単に分かり、かつ、音声によって細かい情報ま
でも管理することができる。すなわち、ICレコーダ1
は、一般の電子手帳よりも小型化を図ることができるの
で、手軽かつ詳細なスケジュール管理をすることができ
る。
【0060】なお、本実施の形態では、月間スケジュー
ル表示を行う際にアラーム設定の件数も表示していた
が、本発明はこれに限定されず、例えば1週間単位,1
0日単位,2週間単位等でスケジュール表示を行っても
よいのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る記録再生装置によれば、記憶手段の管理データに基づ
いて、日にち毎に、再生される音声データの件数を示す
ように表示手段を制御することにより、日にち毎の音声
データの件数を容易に確認することができ、音声によっ
て記録されたスケジュールを全体的に管理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICレコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】上記ICレコーダが備えるフラッシュメモリの
TOCデータの構成を示す図である。
【図3】上記ICレコーダの外観正面図である。
【図4】録音時における上記ICレコーダのCPUの動
作を説明するフローチャートである。
【図5】再生,アラーム設定,消去の何れかを行うとき
のCPUの動作を説明するフローチャートである。
【図6】上記ICレコーダの液晶表示パネルに表示され
る選択画面を示す図である。
【図7】スケジュールの内容を表示するときのCPUの
動作を説明するフローチャートである。
【図8】液晶表示パネルに表示される月間スケジュール
の内容を示す図である。
【図9】液晶表示パネルに表示される1日のスケジュー
ルの内容を示す図である。
【図10】液晶表示パネルに表示される選択された用件
ファイルの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 ICレコーダ、9 フラッシュメモリ、32 CP
U、41 液晶表示パネル、50 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データが記憶される音声データ記憶
    領域と、上記音声データを再生する日時を少なくとも管
    理する管理データが記憶される管理データ記憶領域とを
    有する記憶手段と、 上記記憶手段に音声データを書き込み及び/又は上記記
    憶手段の音声データを読み出して再生する記録再生手段
    と、 所定の音声データを再生する日時を入力する操作が行わ
    れる操作手段と、 スケジュールを表示する表示手段と、 上記操作手段からの入力に従って、上記所定の音声デー
    タを再生する日時を示すように記憶手段の管理データを
    書き換え、書き換えられた管理データに基づいて、日に
    ち毎に、再生される音声データの件数を示すように上記
    表示手段を制御する制御手段とを備える記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記操作手段によって
    所定の日にちが選択されると、上記記憶手段の管理デー
    タに基づいて、選択された日にちに再生される音声デー
    タに関する情報を表示するように上記表示手段を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記操作手段によって
    所定の音声データが選択されると、選択された音声デー
    タを上記記憶手段から読み出し、読み出された音声デー
    タを上記記録再生手段により再生するように制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の記録再生装置。
JP11900298A 1998-04-28 1998-04-28 記録再生装置 Withdrawn JPH11312000A (ja)

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