JPH1131180A - スケジュール情報通知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 Ａ５サイズノートパソコン等の携帯不要とし
て、外出先で自己のスケジュールを容易に、しかも経済
的に管理すること。 【解決手段】 呼出日時とこの呼出日時に対するスケジ
ュール情報とが対としてデータ端末１上に事前設定登録
されている状態で、それら呼出日時の何れかが現時点で
の日時に一致する度に、データ端末１からはページャ呼
出し電話番号により電話網４に対し自動発信が行われた
上、日時一致に係るスケジュール情報が送信される場合
には、基地局５、アンテナ６を介し呼出された、利用者
携帯のページャ７上には、そのスケジュール情報が表示
され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ページャを利用し
たスケジュール情報通知方法に係わり、特に事前設定登
録されている呼出日時に、データ端末からは電話網に対
し自動発信が行われた上、スケジュール情報が送信され
ることによって、利用者携帯のページャ上にそのスケジ
ュール情報が表示されるようにしたスケジュール情報通
知方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】これまで、パーソナルコンピュータ（パ
ソコン）上での市販スケジュール管理ソフトの使用によ
り、自己のスケジュール管理を行っている利用者は少な
くないが、最近では、携帯可とされた小型・軽量のＡ５
サイズノートパソコンや、携帯情報端末ＰＤＡ（ＰＤ
Ａ：パーソナル・ディジタル・アシスタント）等を使用
してのスケジュール管理も次第に行われつつあるのが実
情である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Ａ５サ
イズノートパソコンや携帯情報端末ＰＤＡ等の携帯端末
を利用の上、スケジュール管理を行うとしても、それら
携帯端末は小型・軽量といっても、その大きさや重量に
はまだ改善の余地があるばかりか、その価格にしても比
較的高価なものとなっており、特にスケジュール管理の
みを目的として、そのような種類の携帯端末を携帯する
ことは不利となっている。

【０００４】本発明の目的は、Ａ５サイズノートパソコ
ンや携帯情報端末ＰＤＡ等の携帯端末の携帯不要とし
て、外出先で自己のスケジュールが容易に、しかも経済
的に管理され得るスケジュール情報通知方法を供するに
ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的は、ページャ利
用者により外部から随時更新可として、１以上の呼出日
時と該呼出日時に対するスケジュール情報とが対として
データ端末上に事前設定登録されている状態で、上記呼
出日時の何れかが現時点での日時に一致する度に、デー
タ端末からは事前設定ページャ呼出し電話番号により電
話網に対し自動発信が行われた上、日時一致に係るスケ
ジュール情報が送信されることによって、利用者携帯の
ページャ上に上記スケジュール情報が表示されることで
達成される。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の１実施形態を図
１，図２により説明する。先ず本発明の具体的説明に先
立って、本発明に係るページャについて説明すれば、最
近、ページャとしてのポケットベルには、その受信確実
性・普及個数・高機能化には驚くべきものがあり、その
機能上、数１０文字もの長いメッセージさえも受信表示
可とされており、また、Ａ５サイズノートパソコンや携
帯情報端末ＰＤＡ等の携帯端末に比し、より小型・軽量
・安価なものとして構成されたものとなっている。よっ
て、携帯性に優れたポケットベルを利用すれば、ポケッ
トベル上にはスケジュールが容易に表示され得ることか
ら、これを以てポケットベル利用者は自己のスケジュー
ルを容易に、しかも経済的に管理し得るというものであ
る。

【０００７】さて、本発明について具体的に説明すれ
ば、図１は本発明によるスケジュール情報通知方法を実
施する上での概要中継方式を示したものである。図示の
ように、電話網４や（無線）基地局５、アンテナ６、ペ
ージャ７等は既存のものとされているが、データ端末１
は直接本発明に係るものとされた上、モデム３を介しそ
の電話網４に収容可とされたものとなっている。本例で
のデータ端末１は汎用パソコンとして構成された上、そ
の内部にはタイマ１３、スケジュール管理手段（具体的
には、例えばスケジュール管理ソフトとして構成）１２
およびページャ呼出手段（具体的には、例えば通信ソフ
トとして構成）１１が新たに具備せしめられたものとな
っている。そのパソコンの利用者は同時にページャ７の
利用者でもあるわけであるが、そのパソコン利用者によ
り外部からは、対としての呼出日時およびスケジュール
情報が入力手段（キーボードやマウス等）２を介し、ス
ケジュール管理手段１２上に随時更新可として事前設定
登録可とされている一方、タイマ１３からはまた、現時
点での日時が常時得られたものとなっている。このよう
な状態で、事前設定登録されている呼出日時の何れかが
現時点での日時に一致したことを条件として、そのスケ
ジュール管理手段１２からページャ呼出手段１１に対し
自動発信・送信指示があった場合は、ページャ呼出手段
１１からはモデム３を介し、事前設定ページャ呼出し電
話番号により電話網３に対し自動発信が行われた上、そ
の日時一致に係るスケジュール情報が送信されているも
のである。

【０００８】図２にはまた、スケジュール管理手段１２
上に事前設定登録される呼出日時とこれに対するスケジ
ュール情報の一例が示されているが、これら呼出日時と
スケジュール情報は、スケジュール管理ソフトで管理さ
れる全スケジュール情報のうち、その一部である最重要
なものだけが事前設定登録されるようにしてもよいもの
である。スケジュールの実際の開始日時に先立って、十
分な時間的余裕を以てページャ７への呼出が行われる場
合には、時間的余裕を以てそのスケジュールに対処し得
るものである。

【０００９】最後に、確認の意味も含め、本発明による
スケジュール情報通知方法について説明すれば以下のよ
うである。即ち、データ端末１内では、ソフトウェアと
してのスケジュール管理手段１２、ページャ呼出手段１
１各々は割込みにより一定周期毎に起動された上、スケ
ジュール管理手段１２では、タイマ１３からの現時点で
の日時が、現に設定登録されている呼出日時各々と比較
されることによって、それら呼出日時の何れが現時点で
の日時に一致しているかが監視されたものとなってい
る。もしも、この監視で、何れかが一致していると判断
されたならば、ページャ呼出手段１１に対してはページ
ャ７への自動発信・送信指示が行われた上、ページャ呼
出手段１１からは事前設定ページャ呼出し電話番号によ
り電話網４に対し自動発信が行われた上、その日時一致
に係るスケジュール情報が送信されているものである。
これにより電話網４、基地局５、アンテナ６を介しペー
ジャ７が呼出された上、そのページャ７上には日時一致
に係るスケジュール情報が可視表示されることで、ペー
ジャ７の利用者は、時間的余裕を以てそのスケジュール
に対処し得るものである。

【００１０】

【発明の効果】以上、説明したように、請求項１による
場合には、Ａ５サイズノートパソコンや携帯情報端末Ｐ
ＤＡ等の携帯端末の携帯不要として、自己のスケジュー
ルが容易に、しかも経済的に管理され得るものとなって
いる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明によるスケジュール情報通知方
法を実施する上での概要中継方式を示す図

【図２】図２は、本発明に係るデータ端末上に事前設定
登録される呼出日時とこれに対するスケジュール情報の
一例を示す図

【符号の説明】

１…データ端末、２…入力手段、３…モデム、４…電話
網、５…基地局、６…アンテナ、７…ページャ、１１…
ページャ呼出手段、１２…スケジュール管理手段、１３
…タイマ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ページャ利用者により外部から随時更新
   可として、１以上の呼出日時と該呼出日時に対するスケ
   ジュール情報とが対としてデータ端末上に事前設定登録
   されている状態で、上記呼出日時の何れかが現時点での
   日時に一致する度に、データ端末からは事前設定ページ
   ャ呼出し電話番号により電話網に対し自動発信が行われ
   た上、日時一致に係るスケジュール情報が送信されるこ
   とによって、利用者携帯のページャ上に上記スケジュー
   ル情報が表示されるようにしたスケジュール情報通知方
   法。