JPH11311496A - 複式熱交換器 - Google Patents

複式熱交換器

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JPH11311496A
JPH11311496A JP11907498A JP11907498A JPH11311496A JP H11311496 A JPH11311496 A JP H11311496A JP 11907498 A JP11907498 A JP 11907498A JP 11907498 A JP11907498 A JP 11907498A JP H11311496 A JPH11311496 A JP H11311496A
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JP
Japan
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bracket
heat exchanger
core
bolt
reinforcing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP11907498A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Hasegawa
恵津夫 長谷川
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器の整備性を向上させる 【解決手段】 ブラケット200車両に固定された状態
において、第1サイドプレート115は、第1ボルト2
10を取り外した状態でブラケット200に対して空気
流れ上流側に移動することができるように構成され、同
様に、第2サイドプレート125は、第2ボルト220
を取り外した状態でブラケット200に対して空気流れ
下流側に移動することができるように構成されている。
これにより、いずれか一方のコアをブラケット200か
ら取り外す際に、他方側のコアをブラケット200から
取り外す必要がないので、複式熱交換器の整備性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のコアを有
する複式熱交換器に関するもので、車両用空調装置の凝
縮コア(コンデンサコア)と、エンジン冷却水を冷却す
るラジエータコアとが一体となった車両用複式熱交換器
に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】車両用複式熱交換器(以下、熱交換器と
略す。)として、例えば特開平9−257388号公報
に記載の発明では、両コアの補強部材をなすサイドプレ
ートに覆い被さるようにしてブラケットが固定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載の熱交換器を車両に搭載した状態でラジエータコア
又は凝縮コアのいずれか一方のみを修理交換のために、
車両から取り外そうとした場合、上記公報に記載のもの
では、ブラケットが両サイドプレートに覆い被さるよう
に両サイドプレートに固定されているので、いずれか一
方のみを車両から取り外すことができない。
【0004】このため、上記公報に記載の熱交換器で
は、例えば凝縮コアのみを取り外す場合であっても、ラ
ジエータコアも取り外さなければならないので、エンジ
ン冷却水をラジエータコアから抜かなかればならず、熱
交換器の修理交換性(整備性)が低いという問題があ
る。そこで、本発明は、複式熱交換器の整備性を向上さ
せることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
4に記載の発明では、ブラケット(200)が固定部材
(310、320)に固定された状態において、第1補
強部材(115)は、第1ボルト(210)を取り外し
た状態でブラケット(200)に対して空気流れ上流側
に移動することができるように構成され、同様に、第2
補強部材(125)は、第2ボルト(220)を取り外
した状態でブラケット(200)に対して空気流れ下流
側に移動することができるように構成されていることを
特徴とする。
【0006】これにより、いずれか一方のコアをブラケ
ット(200)から取り外す際に、他方側のコアをブラ
ケット(200)から取り外す必要がないので、複式熱
交換器の整備性を向上させることができる。請求項3に
記載の発明では、第1ボルト(210)は、空気流れ上
流側からブラケット(200)及び第1補強部材(11
5)に挿入され、一方、第2ボルト(220)は、空気
流れ下流側からブラケット(200)及び第2補強部材
(125)に挿入されていることを特徴とする。
【0007】これにより、両ボルト(210、200)
を締め付け又は緩める際の作業性を向上させることがで
きる。因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する
実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例で
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態は、本発明に係る複式
熱交換器を、図1に示すように、車両用空調装置の冷媒
を冷却する凝縮コア(以下、凝縮コアを第1コアと呼
ぶ。)110と、エンジン冷却水を冷却するラジエータ
コア(以下、ラジエータコアを第2コアと呼ぶ。)12
0とが一体となった車両用複式熱交換器(以下、熱交換
器と略す。)100に適用したものである。
【0009】因みに、一般的に、冷媒の温度は冷却水の
温度より低いので、熱交換器100は、第1コア110
が第2コア120より空気流れ上流側に位置するよう
に、エンジンルーム前方側(フロントグリル側)に配設
されている(図2参照)。また、両コア110、120
は、図3に示すように、流体(冷媒及び冷却水)が流通
する複数本の偏平チューブ(以下、チューブと略す。)
111、121、及び各チューブ111、121間に配
設されて流体と空気との熱交換を促進するフィン11
2、122から構成されている。
【0010】また、各チューブ111、121の長手方
向一端側には、図1に示すように、各チューブ111、
121に流体を分配するヘッダタンク113、123が
接続され、他端側には熱交換を終えた流体を回収するヘ
ッダタンク114、124が接続されている。なお、各
チューブ111、121、各フィン112、122及び
各タンク113、114、123、124は、互いにろ
う付け接合されている。
【0011】ところで、略矩形上状に形成された両コア
110、120の上下方向両端には、両コア110、1
20を補強する第1、2サイドプレート(補強部材)1
15、125が各フィン112、122及び各タンク1
13、114、123、124にろう付け接合されてい
る。そして、両サイドプレート115、125は、図3
に示すように、各コア110、120側に底部115
a、125aが位置するように、断面コの字状として、
空気流れに直交する方向(チューブ111、121と平
行な方向)に延びている。
【0012】また、200は両サイドプレート115、
125を介して両コア110、120(熱交換器10
0)を、図2に示すように、車両のアッパメンバー31
0及びロワメンバー320(固定部材)に固定するブラ
ケットであり、このブラケット200は、熱交換器10
0の上側に2個、下側に2個、計4個設けられている
(図1参照)。因みに、330はゴム等の弾性部材であ
り、本実施形態では、この弾性部材330を介して熱交
換器100が両メンバー310、320に弾性支持(フ
ローティングマウント)されている。
【0013】ところで、ブラケット200は、図4に示
すように、第1、2ボルト210、220により両サイ
ドプレート115、125に組付け固定されており、第
1サイドプレート115とブラケット200とを組付け
固定されている。そして、第1ボルト210は、空気流
れ上流側からブラケット200及び第1サイドプレート
115に挿入されてブラケット200に形成された雌ネ
ジ部230とネジ結合し、一方、第2ボルト220は、
空気流れ下流側からブラケット200及び第2サイドプ
レート125に挿入されて雌ネジ部230とネジ結合し
ている。
【0014】また、両サイドプレート115、125の
うちブラケット200が配設される部位には、図3に示
すように、その側部115b、125bの一部を切り欠
いた切り欠き部115c、125cが形成されており、
これら切り欠き部115c、125cにより、ブラケッ
ト200と両サイドプレート115、125とが干渉す
ること防止している。
【0015】因みに、図4中、240は、各ボルト21
0、200を締め付けた際に、各サイドプレート11
5、125(側部115b、125b)が変形すること
を防止する円筒状のカラーであり、250はブラケット
200を弾性部材320に挿入固定するための挿入ピン
である。また、第2ボルト220のうちカラー240が
挿入されていないボルト(挿入ピン250に対応する部
位に設けられたボルト)は、熱交換器100に空気を送
風する送風機340(図2参照)、及び送風機340と
熱交換器100(第2コア120)との隙間を覆うシュ
ラウド350(図2参照)を熱交換器100に固定する
ためのボルトもか兼ねるものである。
【0016】次に、本実施形態の特徴を述べる。本実施
形態によれば、両サイドプレート115、125には、
ブラケット200との干渉を防止する(回避する)切り
欠き部115c、125cが形成されているので、両ボ
ルト210、220を取り外せば、両コア110、12
0を空気流れ方向に移動させることができる。
【0017】したがって、第1ボルト210を取り外せ
ば、図5に示すように、第1コア110をブラケット2
00に対して空気流れ上流側に移動させることができる
ので、第1コア110のみを熱交換器100(車両)か
ら取り外すことができる。一方、第2ボルト220を取
り外せば、図6に示すように、第2コア120をブラケ
ット200に対して空気流れ下流側に移動させることが
できるので、第2コア120のみを熱交換器100(車
両)から取り外すことができる。
【0018】以上に述べたように、本実施形態に係る熱
交換器100では、いずれか一方のコアを車両(ブラケ
ット200)から取り外す際に、他方側のコアを車両
(ブラケット200)から取り外す必要がないので、熱
交換器100の整備性を向上させることができる。ま
た、第1ボルト210は空気流れ上流側から挿入され、
第2ボルト220は空気流れ下流側から挿入されている
ので、両ボルト210、200を締め付け又は緩める際
の作業性を向上させることができる。
【0019】ところで、上述の実施形態では、第1、2
ボルト210、220を各々2本としたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、図7〜10に示すよう
に、第1ボルトを1本としてもよい。なお、図9は第1
コア110を熱交換器100(車両)から取り外した状
態を示し、図10は第2コア120を熱交換器100
(車両)から取り外した状態を示している。
【0020】また、上述の実施形態では、両ボルト21
0、220を空気流れ方向(略水平方向)からブラケッ
ト200等に挿入したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、空気流れと略直交する方向(鉛直方向)に
両ボルト210、220を挿入してもよい。また、上述
の実施形態では、ブラケット200に雌ネジ部230を
形成したが、雌ネジ部230を廃止してボルト−ナット
として両ボルト210、220を締結してもよい。
【0021】また、上述の実施形態では、凝縮コアとラ
ジエータコアとを有する車両用複式熱交換器を例に本発
明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、その他の複式熱交換器に対しても適用できる。ま
た、上述の実施形態では、切り欠き部115c、125
cを設けてブラケット200と両サイドプレート11
5、125との干渉を回避していたが、ブラケット20
0を両サイドプレート115、125により空気流れ方
向から挟み込むようにすれば、切り欠き部115c、1
25cを形成することなく、両ボルト210、220を
取り外した際に、両コア110、120を空気流れ方向
に移動させるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用複式熱交換器の斜視図である。
【図2】車両用複式熱交換器を車両に搭載した状態を示
す状態図である。
【図3】第1、2コア及びブラケットの分解斜視図であ
る。
【図4】ブラケット部分の上面図である。
【図5】第1コアを取り外した状態を示す上面図であ
る。
【図6】第2コアを取り外した状態を示す上面図であ
る。
【図7】本発明の変形例に係る第1、2コア及びブラケ
ットの分解斜視図である。
【図8】本発明の変形例に係るブラケット部分の上面図
である。
【図9】本発明の変形例に係るブラケットにおいて、第
1コアを取り外した状態を示す上面図である。
【図10】本発明の変形例に係るブラケットにおいて、
第2コアを取り外した状態を示す上面図である。
【符号の説明】
110…第1コア(凝縮コア)、 115…第1サイドプレート(第1補強部材)、 120…第2コア(ラジエータコア)、 125…第2サイドプレート(第2補強部材)、 200…ブラケット、210…第1ボルト、220…第
2ボルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気と熱交換を行う第1コア(11
    0)、及び前記第1コア(110)のより空気流れ下流
    側に配設されて空気との熱交換を行う第2コア(12
    0)を有し、固定部材(310、320)に固定される
    複式熱交換器であって、 前記第1コア(110)の端部に配設され、前記第1コ
    ア(110)を補強する第1補強部材(115)と、 前記第2コア(120)の端部に配設され、前記第2コ
    ア(120)を補強する第2補強部材(125)と、 前記両補強部材(115、125)を介して前記コア
    (110、120)を前記固定部材(310、320)
    に固定するブラケット(200)と、 前記ブラケット(200)と前記第1補強部材(11
    5)とを結合する第1ボルト(210)と、 前記ブラケット(200)と前記第2補強部材(12
    5)とを結合する第2ボルト(220)とを備え、 前記ブラケット(200)が前記固定部材(310、3
    20)に固定された状態において、前記第1補強部材
    (115)は、前記第1ボルト(210)を取り外した
    状態で前記ブラケット(200)に対して空気流れ上流
    側に移動することができるように構成され、 さらに、前記ブラケット(200)が前記固定部材(3
    10、320)に固定された状態において、前記第2補
    強部材(125)は、前記第2ボルト(220)を取り
    外した状態で前記ブラケット(200)に対して空気流
    れ下流側に移動することができるように構成されている
    ことを特徴とする複式熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記各補強部材(115、125)は、
    断面形状のコの字として空気流れに直交する方向に延び
    て前記各コア(110、120)に配設されおり、 前記両補強部材(115、125)には、前記ブラケッ
    ト(200)との干渉を防止する切り欠き部(115
    c、125c)が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の複式熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記第1ボルト(210)は、空気流れ
    上流側から前記ブラケット(200)及び前記第1補強
    部材(115)に挿入され、 前記第2ボルト(220)は、空気流れ下流側から前記
    ブラケット(200)及び前記第2補強部材(125)
    に挿入されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の複式熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記ブラケット(200)には、前記両
    ボルト(210、220)とネジ結合する雌ネジ部(2
    30)が形成されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1つに記載の複式熱交換器。
JP11907498A 1998-04-28 1998-04-28 複式熱交換器 Pending JPH11311496A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005195314A (ja) * 2003-12-09 2005-07-21 Denso Corp 熱交換器およびその熱交換器を用いたクーリングモジュール
WO2023140204A1 (ja) * 2022-01-24 2023-07-27 サンデン株式会社 熱交換器

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