JPH11311034A - 仮設観覧席 - Google Patents

仮設観覧席

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JPH11311034A
JPH11311034A JP13613998A JP13613998A JPH11311034A JP H11311034 A JPH11311034 A JP H11311034A JP 13613998 A JP13613998 A JP 13613998A JP 13613998 A JP13613998 A JP 13613998A JP H11311034 A JPH11311034 A JP H11311034A
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JP
Japan
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horizontal frame
chair
frame member
column
mounting
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JP13613998A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ono
辰雄 小野
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平部材の軽量化による取り扱いおよび運搬
の容易化、観覧席の組み付け、解体作業の迅速化を図
る。 【解決手段】 前後方向に段差を設けるように、複数本
の支柱2,8および複数本の水平枠材3,4,5,6,
7,9,10を組み付けた仮設観覧席であって、水平枠
材3,4,5,6,7,9,10を支柱2,8に連結部
材25を介して着脱自在に支持されるトラス構造とし、
各支柱2,8を両端が落し込みによって上下方向に連結
可能な落し込み連結形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、独立の座席本体
とともにこれらを支持する水平枠材や支柱を組立自在お
よび分解自在に有する仮設観覧席に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、公園や広場などを一時的に野球
場などとして使用する場合に、仮設観覧席が設けられる
場合がある。このような仮設観覧席は、通常,複数本の
柱や枠材を、前方から後方に高くなるようにボルト,ナ
ットなどの締結具を用いて堅固に組み付けて構成され、
さらに、上記の枠材には椅子や通路床,手摺り,椅子な
どが締結具を用いて取り付けられる。
【0003】そして、かかる従来の仮設観覧席では、短
期間で組み付けおよび解体することが必要とされ、さら
に、堅固に構築されることが必要である一方で、組立や
解体の作業能率の向上が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の仮設観覧席の組み付け方法にあっては、柱や梁材
の組み付けや椅子,手摺りの取り付けが、ボルトやナッ
トなどを用いて行われるため、組み付けの作業性が著し
く悪く、しかも各組付部品の管理,保管が極めて面倒で
あるという課題があった。特に、従来の柱や梁材には、
比較的大径で大重量の鋼管や鋼棒が連結具とともに用い
られていたため、取り扱いや運搬をする上で不都合とな
る場合があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するも
のであり、柱や梁材の軽量化および運搬の容易化を図れ
るとともに、ボルト,ナットなどの締結具の使用を極力
抑えて、迅速かつ容易に組み付けおよび解体を行うこと
ができる仮設観覧席を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる仮設観覧席は、前後方向に段差を
設けるように、複数本の支柱および複数本の水平枠材を
組み付けた仮設観覧席であって、水平枠材を支柱に連結
部材を介して着脱自在に支持されるトラス構造とし、支
柱を両端が落し込みによって上下方向に連結可能な落し
込み連結形状としたものである。
【0007】また、請求項2の発明にかかる仮設観覧席
は、連結部材を、支柱に固定されて上端に嵌合凹部を有
するソケットと、水平枠材端に固定されて、ソケットの
嵌合凹部に、着脱自在に係止可能な係合ピンを有する係
止具とから構成したものである。
【0008】また、請求項3の発明にかかる仮設観覧席
は、支柱または水平枠材に立設された椅子取付用支柱の
互いに水平方向に対向するものどうしに、連結部材によ
り椅子が装着される椅子取付用水平枠材を連結したもの
である。
【0009】また、請求項4の発明にかかる仮設観覧席
は、水平枠材の端部に設けられた支持筒に屋根支柱を着
脱自在に設け、屋根支柱の上端には屋根材を取り付ける
屋根フレームをヒンジ結合したものである。
【0010】また、請求項5の発明にかかる仮設観覧席
は、椅子を、椅子本体の下面に係合舌片およびピン孔が
設けられた固定部材を有するものとし、椅子取付用水平
枠材上に設けられた取付板の係合孔に係合舌片を嵌合す
るようにその取付板上に固定部材を移動したとき、その
取付板上に出没するように弾性支持されたピンが係合孔
に嵌合されるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明の仮設観覧席を示
す分解斜視図であり、同図において、1は整地され地面
上に前後左右に等間隔に設置されたジャッキベースなど
のベース部材で、これらのベース部材には、それぞれ支
柱2が落し込みにより連設され、これらの左右方向の各
支柱2,2間に最前側の椅子取付用水平枠材3、その後
方およびさらにその後方の補強用の水平枠材4,5がそ
れぞれ後述の連結部材を介して同一レベルに連設されて
いる。
【0012】また、前後方向の上記支柱2,2間の各水
平枠材3,4,5と同一レベル位置には、上記同様の連
結部材を介して補強用の水平枠材6,7が連設されてい
る。
【0013】ここで、水平枠材6は前後の支柱2に対し
て、図2および図3に示すように、前端部が短い方の支
柱2の上端部に、後端部が長い方の支柱2の略中央部に
それぞれ取り付けられる。従って、前後端部で各支柱2
の下端部方向の突出長は等しいものの、上端方向の突出
長は後端部のものが前端部のものより長い。また、水平
枠材7の両端は前後の支柱2の略中央部に取り付けられ
る。
【0014】また、上記の水平枠材6はこれの長手方向
の中央部に椅子取付用支柱8が溶接などによって上方に
突出するように取り付けられ、この支柱8の上方への突
出長は、水平枠材6の後端部の支柱の上方への突出長と
等しくされている。
【0015】そして、椅子取付用支柱8および水平枠材
6の後端部の支柱2には、その水平枠材6の略1/2長
の別の水平枠材9の両端を水平に支持する各支柱2が、
落し込みによって連結可能とされている。これらの支柱
2は、上記水平枠材6を支持するものと同じく、下方へ
の突出長と等しいものの、上方への突出長は後端部のも
のが前端部のものより長い。
【0016】また、水平枠材9の前端部を支持する各支
柱2の上端部間には、すなわち、その水平枠材9の取付
位置と同一レベルには、椅子取付用水平材10の両端が
後述の連結部材を介して取り付けられている。
【0017】さらに、水平枠材9の後端を支持している
支柱2と、水平枠材7の後端を支持する支柱2に連結し
た、図5に示すような接続柱11とに、椅子取付用支柱
8を持った既述の下段の水平枠材6と同一構成の、上段
の水平枠材6を支持する前後部の各支柱2が落し込みに
より連結されている。なお、このうち前端部および後端
部の各支柱2間は既述の椅子取付用水平枠材10と同一
構成のものが椅子取付用水平枠材として連結される。
【0018】そして、この水平部材6の椅子取付用支柱
8と後端部の支柱2には、既述の水平枠材9と同一構成
の水平枠材9の両端を支持する支柱2が落し込みにより
連結されている。なお、この水平枠材9の前端部の各支
柱2間には、既述のものと同一の椅子取付用水平枠材1
0の両端が連結されている。
【0019】また、その水平枠材9の後端部を支持する
支柱2間には、上記椅子取付用水平枠材10と同一構成
の椅子取付用水平枠材10が連結されている。さらに、
この椅子取付用水平枠材10が取り付けられる位置と同
一レベルの支柱2の背面側に屋根および手摺り兼用の水
平枠材12が連結され、この水平枠材12の上面には支
持筒13が突設されている。
【0020】そして、これらの支持筒13には、図4に
も示すような背面手摺り14の支柱14a下端が落し込
みにより連結されている。また、左右端の各支柱2上端
にも側面手摺り15の支柱15a下端が嵌合支持されて
いる。
【0021】なお、上記支持筒13には、図5に示すよ
うに、手摺りを兼ねる屋根支柱16が落し込みにより連
結し、この屋根支柱16の上端に、屋根材としての屋根
シート17を取り付ける屋根フレーム18の一端を、ヒ
ンジ部19でヒンジ結合することもできる。
【0022】この場合においては、この屋根フレーム1
8の先端は上記の椅子取付用水平枠材3の上方にまで及
び、その途中に設けたヒンジ部20に、前後方向の略中
央位置にある支柱上端などに下端を落し込むことができ
る支持棒21の上端が回動可能に支持されている。
【0023】また、各椅子取付用水平枠材3,10に
は、図4および図5に示すように、椅子22が取り付け
られている。
【0024】さらに、上記の各水平枠材6,7,9,1
0,12は、図3および図6に示すように、比較的小径
の二本の鋼棒からなる上弦材23a,23b、および一
本の鋼棒からなる下弦材23cを上下に平行に配置し、
これらを同じく鋼棒からなる斜材24a,24bによっ
て、側方から見て三角形状のトラス構造に組み付けて構
成されている。
【0025】また、上記各支柱2および椅子取付用支柱
8などに各水平枠材6,7,9,10の両端を支持する
ように連結する上記の連結部材25は、図7および図8
に示すように構成されている。
【0026】すなわち、この連結部材25は、各水平枠
材6,7,9,10の両端、つまり各上弦材23a,2
3b端および下弦材23c端に連設された垂直取付板2
5aおよびこの垂直取付板25aに一体に取り付けたコ
字状枠25bおよびこのコ字状枠25bの上部に仮設さ
れた係合ピン26からなる係止具Pと、支柱2および椅
子取付用支柱8の上端部外周または中央部外周の三箇所
または4箇所に一体に設けられて、上端に嵌合凹部27
bを有するコ字状枠27aからなるソケットQとからな
る。
【0027】また、28はコ字状枠25bとコ字状枠2
7aとを嵌合したとき、両者に設けた各透孔29,30
に挿入されて、両者の動きを固定するピンである。さら
に31は上下方向に落し込みによって連結される各支柱
に設けられた透孔32に挿入されて、支柱相互が自由に
抜けたり、回動したりするのを阻止するピンである。
【0028】さらに、上記の椅子22は図9および図1
0に示すように構成されている。同図において、22a
は例えばプラスチック製の椅子本体で、これの下面の四
箇所には取付ナット34が埋設されている。
【0029】35は椅子本体22aの下面に取り付けら
れる鋼板製の箱形の固定部材で、これの側部に形成され
た透孔36にねじ37を通し、さらに上記の取付ナット
34にねじ込むことで、この固定部材35は椅子本体2
2aの下面に予め一体に取り付けておくことができる。
【0030】また、箱形の固定部材35の底部の四箇所
には、プレス成形の打ち出しによって係合舌片38が図
10に示すように、すべて同方向に向くように下方に突
設され、さらに一対の係合舌片38間の上記底部にピン
孔39が形成されている。
【0031】一方、上記の椅子取付用水平枠材3および
椅子取付用水平枠材10の上部には上記の係合舌片38
が上方から容易に受容する形状の透孔40aとこの透孔
40aに比べて幅の狭い透孔40bとが連続する係合孔
40を持った取付板41が溶接などによって固定されて
おり、各係合孔40は上記四つの係合舌片38に対応す
る位置に設けられている。
【0032】さらに、取付板41の上記ピン孔39に対
応する位置にはピン42の頭が突設されている。このピ
ン42は、図示しないばねによって取付板41の内外に
出没自在に、ばね(図示しない)によって支持されてい
る。
【0033】図11は、図4および図5に示すように設
けられる階段構造を示し、これがそれぞれの椅子取付用
水平枠材3および椅子取付用水平枠材10上面の取付板
43に周知のピン結合方法によって取り付けられる上段
側ステップ44と、各椅子取付用水平枠材3,10の上
部にアングル材45を引っ掛けて取り付けられる下段側
ステップ46とからなる。
【0034】従って、かかる構成になる仮設観覧席にあ
っては、地面に所定間隔おいて配置した複数のベース部
材1上に、図1に示すように、予め、図7および図8に
示すようなソケットQを持った長短二種類の支柱2を落
し込みによって連結し、さらに、これらのソケットQの
嵌合凹部27bに対し、各水平枠材3,4,5,6,
7,9,10端の係止具Pの係合ピン26を載せるよう
に嵌合させ、それぞれの透孔29,30にピン28を挿
し込むことで、各支柱2上に各水平枠材3,4,5,
6,7,9,10端を連結できる。また、椅子取付用支
柱8に対しても椅子取付用水平枠材10を、同様の嵌合
およびピン挿入作業にて連結できる。この結果、図4お
よび図5に示すように、前から後に順次に高くなる仮設
観覧席を、ボルト,ナットなどの締結具を用いて締結し
なくしも、極めて簡単かつ迅速に構築できる。
【0035】この場合において、各水平枠材3,4,
5,6,7,9,10として、従来のような大径の鋼管
を用いずに、細径の鋼棒を組み付けたトラス部材を用い
ることで、これらの単体の軽量化を図ることができ、従
って、運搬,取り扱いが容易となり、材料費のコストダ
ウンを図ることができる。
【0036】また、椅子22は、様子本体22aに一体
の固定部材35を、例えば椅子取付用水平枠材3上の取
付板41上に載置して滑らせ、その固定部材35の下面
の突出する舌片38を取付板41の透孔40aに落し込
み、さらに滑らせることで、舌片38を透孔40bの下
部に係止させることが可能となる。このため固定部材3
5および椅子本体22aの取付板41からの上方への取
り外しが規制される。
【0037】また、上記滑り動作が所定量進んだ位置に
て、これまで固定部材35の底にて取付板41の表面よ
り下位に没していたピン42が、ばねの反発力を受けて
固定部材35に設けられたピン孔39に嵌まり込む。
【0038】これにより、固定部材35および椅子本体
22aの取付板41に対する摺動方向への脱抜も規制さ
れ、椅子22は椅子取付用水平枠材3上にしっかりと固
定さつれる。一方、その固定を解除する場合には、ピン
42の頭を下方に押し下げ、取付板41に対して固定部
材35を摺動させることで、これら両者の結合が解除さ
れ、椅子21を水平部材から簡単に外すことができる。
【0039】また、図5に示すように、屋根支柱16お
よび支持棒21の各上端が、屋根フレーム18にヒンジ
部19,20にて回動可能に支持されている。
【0040】このため、この屋根フレーム18上への屋
根シート17の取り付け時または取り外し時には、支持
棒21下端を支柱2やいずれかの水平枠材からの支持を
解除して、ヒンジ部20を中心に支持棒21を屋根フレ
ーム18側へ回動させるとともに、屋根フレーム18を
ヒンジ部19を中心に低い位置に回動させ、これによ
り、屋根フレーム18上への屋根シート17の着脱を容
易にできることとなる。
【0041】なお、図1および図5に示したものと同様
の支柱2,水平枠材3,4,5,6,7,9,10およ
び簡単な構成の補助水平枠材50などを図12に示すよ
うに後方に継ぎ足すことで、さらに大勢の人を収容でき
る観覧席を、迅速かつ簡単に組み付けることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、前後方向に段差を設けるように、複数本の支柱およ
び複数本の水平枠材を組み付けた仮設観覧席であって、
水平枠材を支柱に連結部材を介して着脱自在に支持され
るトラス構造とし、支柱を両端が落し込みによって上下
方向に連結可能な落し込み連結形状とするように構成し
たので、従来のような大径の鋼管を水平枠材として用い
ることなく、軽量のトラス部材を水平部材として用いる
ことで、この水平部材の取り扱いおよび運搬、さらに観
覧席の組み付け、解体作業を迅速化,容易化できるとい
う効果が得られる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、連結部材
を、支柱に固定されて上端に嵌合凹部を有するソケット
と、水平枠材端に固定されて、ソケットの嵌合凹部に着
脱自在に係止可能な係合ピンを有する係止具とから構成
したので、支柱に対する水平枠材端の連結を、ボルト,
ナットなどの締結具を用いずに、ワンタッチで簡単,迅
速に行えるという効果が得られる。
【0044】また、請求項3の発明によれば、支柱また
は水平枠材に立設された椅子取付用支柱の互いに水平方
向に対向するものどうしに、連結部材により椅子が装着
するように構成したので、椅子取付用水平枠材の取り付
けを、上記と同様の連結部材を用いて、各水平枠材を支
持する支柱や椅子取付用支柱に対して簡単と行うことが
できるという効果が得られる。
【0045】また、請求項4の発明によれば、水平枠材
の端部に設けられた支持筒に屋根支柱を着脱自在に設
け、屋根支柱の上端には屋根材を取り付ける屋根フレー
ムをヒンジ結合するように構成したので、屋根フレーム
のヒンジ部における上げ下げが可能となり、従って、屋
根フレーム上への屋根シートの取り付け,取り外し作業
を椅子付近で、容易,迅速に行えるとともに、雨天時,
降雪時でのゲーム等の観覧を可能にするという効果が得
られる。
【0046】また、請求項5の発明によれば、椅子を、
椅子本体の下面に係合舌片およびピン孔が設けられた固
定部材を有するものとし、椅子取付用水平枠材上に設け
られた取付板の係合孔に係合舌片を嵌合するようにその
取付板上に固定部材を移動したとき、その取付板上に出
没するように弾性支持されたピンが係合孔に嵌合される
ように構成したので、椅子本体の椅子取付用水平枠材に
対する固定を、ワンタッチの摺動操作で、また、椅子取
付用水平枠材に対する椅子本体の取り外しを、ピン押し
込み操作に続く椅子本体の摺動操作にて、極めて簡単に
実施できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による仮設観覧席を分
解して示す部分斜視図である。
【図2】この発明における水平枠材を示す平面図であ
る。
【図3】図2に示す水平枠材の正面図である。
【図4】図1に示す仮設観覧席のさ側面図である。
【図5】この発明の仮設観覧席の他の形態を示す側面図
である。
【図6】図3に示す水平枠材のトラス構造を示す側面図
である。
【図7】この発明における連結部材を示す斜視図であ
る。
【図8】この発明における連結部材の他の形態を示す斜
視図である。
【図9】この発明における椅子本体の取付構造を示す分
解斜視図である。
【図10】図9に示す取付構造を詳細に示す一部の拡大
断面図である。
【図11】この発明における階段の取付構造を示す分解
斜視図である。
【図12】この発明の仮設観覧席のさらに他の形態を示
す側面図である。
【符号の説明】
2 支柱 3,10 椅子取付用水平枠材 4,5,6,7,9,12 水平枠材 8 椅子取付用支柱 13 支持筒 16 屋根支柱 17 屋根シート(屋根材) 18 屋根フレーム 19 ヒンジ部 22 椅子 22a 椅子本体 25 連結部材 26 係合ピン 27b 嵌合凹部 38 係合舌片 35 固定部材 39 ピン孔 40 係合孔 41 取付板 42 ピン P 係止具 Q ソケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に段差を設けるように、複数本
    の支柱および複数本の水平枠材を組み付けた仮設観覧席
    において、水平枠材が、支柱に連結部材を介して着脱自
    在に支持されるトラス構造からなり、支柱は、両端が落
    し込みによって上下方向に連結可能な落し込み連結形状
    とされていることを特徴とする仮設観覧席。
  2. 【請求項2】 連結部材が、支柱に固定されて上端に嵌
    合凹部を有するソケットと、水平枠材端に固定されて、
    ソケットの嵌合凹部に着脱自在に係止可能な係合ピンを
    有する係止具とからなることを特徴とする請求項1に記
    載の仮設観覧席。
  3. 【請求項3】 支柱または水平枠材に立設された椅子取
    付用支柱の互いに水平方向に対向するものどうしに、連
    結部材により椅子が装着される椅子取付用水平枠材が連
    結されていることを特徴とする請求項1に記載の仮設観
    覧席。
  4. 【請求項4】 水平枠材の端部に設けられた支持筒に屋
    根支柱が着脱自在に設けられ、屋根支柱の上端には屋根
    材を取り付ける屋根フレームがヒンジ結合されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の仮設観覧席。
  5. 【請求項5】 椅子が、椅子本体の下面に固定されて、
    下面に係合舌片およびピン孔が設けられた固定部材を有
    し、椅子取付用水平枠材上に設けられた取付板の係合孔
    に係合舌片を嵌合するようにその取付板上に固定部材を
    移動したとき、その取付板上に出没するように弾性支持
    されたピンが係合孔に嵌合されることを特徴とする請求
    項3に記載の仮設観覧席。
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Cited By (4)

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