JPH0219481Y2 - - Google Patents

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JPH0219481Y2
JPH0219481Y2 JP9125085U JP9125085U JPH0219481Y2 JP H0219481 Y2 JPH0219481 Y2 JP H0219481Y2 JP 9125085 U JP9125085 U JP 9125085U JP 9125085 U JP9125085 U JP 9125085U JP H0219481 Y2 JPH0219481 Y2 JP H0219481Y2
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frame
fitting
length
stand
seat
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JP9125085U
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、仮設観覧席、特に室内に設ける仮
設観覧席に関する。
(ロ) 従来の技術 設観覧席は、一般に一定の枠を組み立てて設け
るが、枠と枠、枠と床板、床板と座席等の接合部
分は、締付金具等を工具類を用いて取り付けてい
た。特に座席椅子と床板との固定は各脚を床にボ
ルト等で締め付けることが行なわれていた。
(ハ) この考案が解決しようとする問題点 仮設観覧席は、比較的限定された期間に組み立
て及び解体することが要求されていた。特に、サ
ーカス、リサイタル等地方都市の体育館、市民館
を数日間毎に移動し、各都市毎に同様の仮設観覧
席を何回何十回と仮設する必要があるものは、組
み立て、解体が1時間でも早く行なわれることが
求められている。しかし、従来の仮設観覧席は、
各構成部品が締め付け具等の工具によつて固定さ
れていた為、細かい部品が非常に多く、その組み
立て、解体が繁雑で長時間かかる欠点があつた。
又、運搬にも不便であつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、仮設観覧席を上部に嵌合突起、下
部に嵌合口を有する段フレームと、上部に嵌合突
起、下部に嵌合口を有する台フレームと、両端に
嵌合環を有する水平つなぎと、段フレーム、台フ
レームの嵌合口、水平つなぎの嵌合環と嵌脱自在
である嵌合突起を上方に有する固定ベースと、立
設し並列する段フレーム間に嵌脱自在に架設し座
席孔を切欠した板付布枠と、立設し並列する段フ
レーム間に嵌脱自在に架設する座席椅子とを有
し、かつ、段フレームが長さ方向の中間で段差を
有し、台フレームの高さが段フレームの高さの倍
数であり、台フレームの長さ及び水平つなぎの長
さが段フレームの長さの半分であることを特徴と
する仮設観覧席に構成することによつて上述の欠
点を解消せんとするものである。
(ホ) 作用 この考案は、段フレーム、台フレーム、水平つ
なぎ、固定ベース、板付布枠、座席椅子の構成部
材の組み合わせが、全て嵌合突起と嵌合口あるい
は嵌合環との組み合わせであるので、単なる嵌め
込み(いわゆる落とし込み)のみで組み立てがで
きるとともに、工具による締め付けがないので非
常に簡単に解体できる。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、1は固定ベース、2は段フレーム、3は台フ
レーム、4は水平つなぎ、5は板付布枠、6は座
席椅子、7は水平ブレース、8は鉛直ブレースで
ある。固定ベース1は底面ゴム張りの円底部を有
し、その中央上方に嵌合突起9を突設する。段フ
レーム2は、円管を縦横に組み合わせて成る枠体
であり、その長さ方向の中間で段差を設け、後半
部の高さを前半部の高さの2倍程度に構成する。
実施例では前半部の高さを160mm、後半部の高さ
を320mm、全長3600mmである。段フレーム2の脚
柱は上下端を開口した中空管であり、下端嵌合口
で固定ベース1の嵌合突起9と嵌脱自在である。
台フレーム3は、円管を縦横に組み合わせた枠体
であり、長さは、一定だが異なる高さの類種類か
らなる。この実施例では、一番低い台フレームA
3aは、高さ320mm、長さ1800mmで段フレーム2
の後半部の高さと同じで、長さは段フレーム2全
長の半分である。次の台フレームB3bは高さ
640mm、台フレームC3cは高さ960mmと段フレー
ム2の高さのそれぞれ2倍、3倍となる。この実
施例では、台フレーム3は3種類の高さである段
フレーム2の高さの倍の高さを有すれば、もつと
多種構成してもよい。台フレーム3の前後端の脚
柱の上端は突起、下部は嵌合口を有し、下端は固
定ベース1と嵌脱自在であり、上端は段フレーム
2の下端と嵌脱自在である。水平つなぎ4は、細
長い板状体であり両端に固定ベース1と嵌脱自在
である嵌合環10を設ける。水平つなぎ4の長さ
は台フレーム3の長さと同じであり、この実施例
では1800mmである。板付布枠5は、並列する段フ
レーム2間に架設されるもので四角形の一角を切
欠して、座席椅子6が段フレーム2上部横架材と
嵌合できるよう座席孔11を設けてある。該板付
布枠5は、その側面部に支持爪12,2本を設
け、その両端に段フレーム2上部の横架材と嵌脱
自在な逆U字溝を設ける。座席椅子6は、仮設観
覧席の最前に設けるフロアー席椅子6aと、各並
列する段フレーム2間に架設するスタンド席椅子
6bとは構成が異なる。フロアー席椅子6aは脚
柱が平面円形状の底面を有し、上端で座席と嵌脱
自在の構成である。スタンド席椅子6bは、脚柱
底部が側面逆U字形の逆U字溝13を有し、上端
で座席と嵌脱自在の構成である。
次に、構成部材の組み立てを説明すると、固定
ベース1は、仮設観覧席の最前部の段フレーム
2、台フレームA3a、台フレームB3b、台フ
レームC3cの脚柱下端開口部と嵌合突起9で嵌
合する。段フレーム2最後部脚柱下端と台フレー
ムA3aの最前部脚柱下端との間、同様に台フレ
ームA3aと台フレームB3b間、台フレームB
3bと台フレームC3c間に水平つなぎ4を設け
る。水平つなぎ4は前後の嵌合環10を固定ベー
ス1の嵌合突起9に嵌合し、それと段フレーム
2、台フレーム3の嵌合口との間に挾設される。
このような列を並行して、適宜数(仮設観覧席の
幅)設け、各列間(並行する段フレーム間、水平
つなぎ間、台フレーム間)にX字状の水平ブレー
ス7、X字状の鉛直ブレース8の双方または一方
を着脱自在に係止する。各列の間隔は、座席椅子
6を設ける所と通路とによつて異なる。水平つな
ぎ4と台フレームA3aとの合わせた長さは、1
つの段フレーム2の全長と同じである。前から2
番目の段フレーム2は台フレームA3a上に脚柱
上端を突設した嵌合突起と、段フレーム2後半部
の脚柱下端嵌合口を嵌合して載置する。段フレー
ム2前半部下端は、最前部の段フレーム2の後部
脚柱上端と嵌合することによつて2番目の段フレ
ーム2は最前部の段フレーム2と台フレームA3
aとの上部に架設して載置する。3番目の段フレ
ーム2は、同様に台フレームA3aと台フレーム
B3b上に載置され以下、同様である。台フレー
ムC3c以降は台フレームC3c上に、台フレー
ムA3aを嵌合載置して、その上に段フレーム2
を設ける。
次に、各列の段フレーム2上に板付布枠5を支
持爪12の逆U字溝を段フレーム2上部横架材に
嵌合して架設する。板付布枠5には座席孔11を
切欠してあるので、その部分の段フレーム2上部
横架材は露出したままであるので、スタンド席椅
子6bを上部横架材間に、その逆U字溝13によ
つて嵌合、架設する。縦通路部分には、板付布枠
5より幅の狭い長方形の通路用板枠14を段フレ
ーム2間に架設する。
(ト) 考案の効果 この考案は、上述の構成を有するので、非常に
簡単、迅速に仮設観覧席を組み立て、解体するこ
とができる。特に解体作業は締め具等を使用せず
に嵌め込みのみで組み立てる為、従前と比較して
非常に速く、かなり大規模なものでも短期間で充
分行えるという効果を有する。又、構成部材の形
状、種類が少ないので、まとめやすく、組み立
て、解体作業の他、運搬作業、保全作業をより迅
速、容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は、この考案の実施例を示
すもので、第1図は、仮設観覧席の組み立てを完
了した一部切欠斜視図、第2図乃至第9図は各部
品図を示すもので、第2図は固定ベースの一部断
面正面図、第3図は段フレームの側面図、第4図
は台フレームの側面図、第5図は水平つなぎの斜
視図、第6図は板付布枠の正面図及び平面図、第
7図は座席椅子の斜視図、第8図は水平ブレース
の平面図、第9図は鉛直ブレースの正面図であ
り、第10図は各部品の嵌合状態を示す説明図で
ある。 1……固定ベース、2……段フレーム、3……
台フレーム、3a……台フレームA、3b……台
フレームB、3c……台フレームC、4……水平
つなぎ、5……板付布枠、6……座席椅子、6a
……フロアー席椅子、6b……スタンド席椅子、
7……水平ブレース、8……鉛直ブレース、9…
…固定ベースの嵌合突起、10……水平つなぎの
嵌合環、11……座席孔、12……板付布枠の支
持爪、13……スタンド席椅子の逆U字溝、14
……通路用板枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に嵌合突起、下部に嵌合口を有する段フレ
    ームと、上部に嵌合突起、下部に嵌合口を有する
    台フレームと、両端に嵌合環を有する水平つなぎ
    と、段フレーム、台フレームの嵌合口、水平つな
    ぎの嵌合環と嵌脱自在である嵌合突起を上方に有
    する固定ベースと、立設し並列する段フレーム間
    に嵌脱自在に架設し座席孔を切欠した板付布枠
    と、立設し並列する段フレーム間に嵌脱自在に架
    設する座席椅子とを有し、かつ、段フレームが長
    さ方向の中間で段差を有し、台フレームの高さが
    段フレームの高さの倍数であり、台フレームの長
    さ及び水平つなぎの長さが段フレームの長さの半
    分であることを特徴とする仮設観覧席。
JP9125085U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH0219481Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9125085U JPH0219481Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9125085U JPH0219481Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61206050U JPS61206050U (ja) 1986-12-26
JPH0219481Y2 true JPH0219481Y2 (ja) 1990-05-29

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ID=30646977

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9125085U Expired JPH0219481Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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JPS61206050U (ja) 1986-12-26

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