JPH11310903A - 合材量供給制御装置 - Google Patents
合材量供給制御装置Info
- Publication number
- JPH11310903A JPH11310903A JP13447698A JP13447698A JPH11310903A JP H11310903 A JPH11310903 A JP H11310903A JP 13447698 A JP13447698 A JP 13447698A JP 13447698 A JP13447698 A JP 13447698A JP H11310903 A JPH11310903 A JP H11310903A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- mixture
- control condition
- amount
- signal output
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 品種を減少することにより、製造工程の合理
化及び製造コストの低減化を達成する。 【解決手段】 本発明の合材量供給制御装置10aは、
制御条件記憶手段11a、変更信号出力手段12、演算
制御手段13a、変更許可手段14等を備えている。制
御条件記憶手段11aは、合材供給機構46に対する制
御条件を記憶している。変更信号出力手段12は、手動
操作によって変更信号を出力する。演算制御手段13a
は、制御条件記憶手段11aに記憶された制御条件を、
変更信号出力手段12から出力された変更信号に基づき
変更して制御条件記憶手段11aに記憶させる。制御条
件記憶手段11aと演算制御手段13aとは本体15a
に収容され、変更許可手段14は付属体16aに収容さ
れている。そして、合材供給機構46に対する制御条件
を変更する場合に、付属体16aが本体15aに接続さ
れる。
化及び製造コストの低減化を達成する。 【解決手段】 本発明の合材量供給制御装置10aは、
制御条件記憶手段11a、変更信号出力手段12、演算
制御手段13a、変更許可手段14等を備えている。制
御条件記憶手段11aは、合材供給機構46に対する制
御条件を記憶している。変更信号出力手段12は、手動
操作によって変更信号を出力する。演算制御手段13a
は、制御条件記憶手段11aに記憶された制御条件を、
変更信号出力手段12から出力された変更信号に基づき
変更して制御条件記憶手段11aに記憶させる。制御条
件記憶手段11aと演算制御手段13aとは本体15a
に収容され、変更許可手段14は付属体16aに収容さ
れている。そして、合材供給機構46に対する制御条件
を変更する場合に、付属体16aが本体15aに接続さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路面に供給された合材
量を合材量計測器で計測し、この合材量計測器で計測さ
れた合材量が目標値となるように合材供給機構を制御す
る、合材量供給制御装置に関する。ここでいう「合材」
の概念には、アスファルト合材の他に、砕石、砂利等も
含まれるものとする。
量を合材量計測器で計測し、この合材量計測器で計測さ
れた合材量が目標値となるように合材供給機構を制御す
る、合材量供給制御装置に関する。ここでいう「合材」
の概念には、アスファルト合材の他に、砕石、砂利等も
含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】合材量供給制御装置が用いられる例とし
てアスファルトフィニッシャがある。図11は、アスフ
ァルトフィニッシャを示す斜視図である。アスファルト
舗装工事は、アスファルトフィニッシャを用いて次のよ
うに進められる。
てアスファルトフィニッシャがある。図11は、アスフ
ァルトフィニッシャを示す斜視図である。アスファルト
舗装工事は、アスファルトフィニッシャを用いて次のよ
うに進められる。
【0003】予め平らに修正された砂利から成る路盤5
0上を、ダンプカー52が先行し、ダンプカー52をア
スファルトフィニッシャ54が追走する。アスファルト
フィニッシャ54は、ダンプカー52からアスファルト
合材56を供給されながら、アスファルト舗装58を形
成していく。すなわち、アスファルト合材56は、受入
れホッパ60に供給されトラクタユニット62内を貫通
するフィーダ機構(図示せず)により後方へ搬送及び排
出される。排出されたアスファルト合材56は、オーガ
機構64の左ネジ及び右ネジが回転することにより左右
に拡げられ、スクリードプレート66により平らに成形
仕上げされる。スクリードプレート66の両端はそれぞ
れ、軸68を介して角度調節可能に、レベリングアーム
70に取り付けられている。二本のレベリングアーム7
0のそれぞれの他端は、ピポット72により回転自由度
を与えられてトラクタユニット62に取り付けられると
ともに、シリンダロッド74に係合されている。レベリ
ングシリンダ76はトラクタユニット62に取り付けら
れている。アスファルト合材56を敷きならすとき、レ
ベリングアーム70はスクリードプレート66にフロー
ティング作用を与え、スクリードプレート66は上下し
ながらアスファルト舗装58を所要の舗装厚tにする。
0上を、ダンプカー52が先行し、ダンプカー52をア
スファルトフィニッシャ54が追走する。アスファルト
フィニッシャ54は、ダンプカー52からアスファルト
合材56を供給されながら、アスファルト舗装58を形
成していく。すなわち、アスファルト合材56は、受入
れホッパ60に供給されトラクタユニット62内を貫通
するフィーダ機構(図示せず)により後方へ搬送及び排
出される。排出されたアスファルト合材56は、オーガ
機構64の左ネジ及び右ネジが回転することにより左右
に拡げられ、スクリードプレート66により平らに成形
仕上げされる。スクリードプレート66の両端はそれぞ
れ、軸68を介して角度調節可能に、レベリングアーム
70に取り付けられている。二本のレベリングアーム7
0のそれぞれの他端は、ピポット72により回転自由度
を与えられてトラクタユニット62に取り付けられると
ともに、シリンダロッド74に係合されている。レベリ
ングシリンダ76はトラクタユニット62に取り付けら
れている。アスファルト合材56を敷きならすとき、レ
ベリングアーム70はスクリードプレート66にフロー
ティング作用を与え、スクリードプレート66は上下し
ながらアスファルト舗装58を所要の舗装厚tにする。
【0004】図12は図11のアスファルトフィニッシ
ャ54の動作を示す要部側面図であり、図12(A)は
平坦地における動作を示し、図12(B)及び図12
(C)が段差における動作を示す。
ャ54の動作を示す要部側面図であり、図12(A)は
平坦地における動作を示し、図12(B)及び図12
(C)が段差における動作を示す。
【0005】例えば、図12(A)に示すように、トラ
クタユニット62が車輪621を介して路面82を走行
中に低い段差H- に差しかかったとする。すると、図1
2(B)に示すようにレベリングアーム70及びスクリ
ードプレート66が傾斜し、スクリードプレート66は
矢印イの方向へ向かい段差H- に対応して舗装厚tを維
持する。また、同様に、高い段差H+ に差しかかった場
合も、図12(C)に示すようにレベリングアーム70
及びスクリードプレート66が傾斜し、スクリードプレ
ート66は矢印ロの方向へ向かい段差H+ に対応して舗
装厚tを維持する。
クタユニット62が車輪621を介して路面82を走行
中に低い段差H- に差しかかったとする。すると、図1
2(B)に示すようにレベリングアーム70及びスクリ
ードプレート66が傾斜し、スクリードプレート66は
矢印イの方向へ向かい段差H- に対応して舗装厚tを維
持する。また、同様に、高い段差H+ に差しかかった場
合も、図12(C)に示すようにレベリングアーム70
及びスクリードプレート66が傾斜し、スクリードプレ
ート66は矢印ロの方向へ向かい段差H+ に対応して舗
装厚tを維持する。
【0006】舗装厚tは、図12(A)に示すレベリン
グアーム70が水平となる路面82からの距離Hで決定
される。距離Hは、レベリングシリンダ76のシリンダ
ロッド74を駆動してピポット72の高さ方向位置を調
整することにより設定される。しかしながら、舗装厚t
を一定に保つには、ピポット72の高さ方向位置の調整
だけではなく、トラクタユニット62の走行速度に比例
させて、スクリードプレート66へのアスファルト合材
56の供給量を制御する必要がある。すなわち、トラク
タユニット62の走行が高速であるほどアスファルト合
材56の供給量を多く、逆にトラクタユニット62の走
行が低速であるほどアスファルト合材56の供給量を少
なくする必要がある。
グアーム70が水平となる路面82からの距離Hで決定
される。距離Hは、レベリングシリンダ76のシリンダ
ロッド74を駆動してピポット72の高さ方向位置を調
整することにより設定される。しかしながら、舗装厚t
を一定に保つには、ピポット72の高さ方向位置の調整
だけではなく、トラクタユニット62の走行速度に比例
させて、スクリードプレート66へのアスファルト合材
56の供給量を制御する必要がある。すなわち、トラク
タユニット62の走行が高速であるほどアスファルト合
材56の供給量を多く、逆にトラクタユニット62の走
行が低速であるほどアスファルト合材56の供給量を少
なくする必要がある。
【0007】この問題に対処するため、図13に示すよ
うに、トラクタユニット62に固設した超音波距離計8
0A,80B及び合材量供給制御装置40A,40Bを
用いることにより、オーガ機構64で搬送されるアスフ
ァルト合材56の量を制御するようにした技術が知られ
ている。図13は、図11のアスファルトフィニッシャ
54に用いられる超音波距離計80A,80Bの周辺を
示す要部斜視図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
うに、トラクタユニット62に固設した超音波距離計8
0A,80B及び合材量供給制御装置40A,40Bを
用いることにより、オーガ機構64で搬送されるアスフ
ァルト合材56の量を制御するようにした技術が知られ
ている。図13は、図11のアスファルトフィニッシャ
54に用いられる超音波距離計80A,80Bの周辺を
示す要部斜視図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
【0008】合材量供給制御装置40A,40Bには、
アスファルト合材56の供給量をアスファルト合材56
の高さとして設定する摘まみ41A,41Bが設けられ
ている。超音波距離計80A,80Bによる測定点84
A,84Bは、オーガ機構64の左ネジ64A及び右ネ
ジ64B端部付近のアスファルト合材56である。左ネ
ジ64Aは油圧モータ65Aに固設され、右ネジ64B
は油圧モータ65Bに固設されている。アスファルト合
材56の供給量の制御は、測定点84A,84Bの高さ
を制御することにより行っている。具体的には、超音波
距離計80A,80Bから測定点84A,84Bまでの
距離Ha,Hbを逐次測定し、距離Ha,Hbの増減に
対応させてオーガ機構64の油圧モータ65A,65B
の回転数Na,Nbを増減することによって、測定点8
4A,84Bにおけるアスファルト合材56の高さすな
わちアスファルト合材56の供給量の制御を行う。
アスファルト合材56の供給量をアスファルト合材56
の高さとして設定する摘まみ41A,41Bが設けられ
ている。超音波距離計80A,80Bによる測定点84
A,84Bは、オーガ機構64の左ネジ64A及び右ネ
ジ64B端部付近のアスファルト合材56である。左ネ
ジ64Aは油圧モータ65Aに固設され、右ネジ64B
は油圧モータ65Bに固設されている。アスファルト合
材56の供給量の制御は、測定点84A,84Bの高さ
を制御することにより行っている。具体的には、超音波
距離計80A,80Bから測定点84A,84Bまでの
距離Ha,Hbを逐次測定し、距離Ha,Hbの増減に
対応させてオーガ機構64の油圧モータ65A,65B
の回転数Na,Nbを増減することによって、測定点8
4A,84Bにおけるアスファルト合材56の高さすな
わちアスファルト合材56の供給量の制御を行う。
【0009】例えば測定点84Aにおいて、距離Haが
設定値よりも大きければアスファルト合材56の供給量
が少ないので、油圧モータ65Aの回転数Naを増やし
て、アスファルト合材56の供給量を増やす。逆に、距
離Haが設定値よりも小さければアスファルト合材56
の供給量が多いので、油圧モータ65Aの回転数Naを
減らして、アスファルト合材56の供給量を減らす。
設定値よりも大きければアスファルト合材56の供給量
が少ないので、油圧モータ65Aの回転数Naを増やし
て、アスファルト合材56の供給量を増やす。逆に、距
離Haが設定値よりも小さければアスファルト合材56
の供給量が多いので、油圧モータ65Aの回転数Naを
減らして、アスファルト合材56の供給量を減らす。
【0010】図14は、図13の合材量供給制御装置4
0A,40Bの周辺を示すブロック図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。
0A,40Bの周辺を示すブロック図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。
【0011】超音波距離計80A,80Bからは、距離
Ha,Hbに対応する検出信号が合材量供給制御装置4
0A,40Bへ送られる。合材量供給制御装置40A,
40Bでは、距離Ha,Hbと設定値とを比較し、油圧
サーボユニット44を介して油圧モータ65a,65b
の回転数Na,Nbを制御する。この一連の制御は閉ル
ープとして処理される。油圧源は油圧パワーユニット4
2である。合材供給機構46は、油圧パワーユニット4
2、油圧サーボユニット44及びオーガ機構64によっ
て構成されている。
Ha,Hbに対応する検出信号が合材量供給制御装置4
0A,40Bへ送られる。合材量供給制御装置40A,
40Bでは、距離Ha,Hbと設定値とを比較し、油圧
サーボユニット44を介して油圧モータ65a,65b
の回転数Na,Nbを制御する。この一連の制御は閉ル
ープとして処理される。油圧源は油圧パワーユニット4
2である。合材供給機構46は、油圧パワーユニット4
2、油圧サーボユニット44及びオーガ機構64によっ
て構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
合材量供給制御装置には、次のような問題があった。
合材量供給制御装置には、次のような問題があった。
【0013】合材供給機構にはいろいろな品種があり、
それぞれ異なった制御条件となっている。例えば、ある
ものはPWM信号で制御され、またあるものはアナログ
信号で制御されるといった具合である。そのため、合材
量供給制御装置は、それぞれの制御条件に合わせて、多
くの品種を製造しなければならなかった。その結果、多
品種少量生産となって製造工程が複雑化し、これにより
製造コストの低減化が妨げられていた。
それぞれ異なった制御条件となっている。例えば、ある
ものはPWM信号で制御され、またあるものはアナログ
信号で制御されるといった具合である。そのため、合材
量供給制御装置は、それぞれの制御条件に合わせて、多
くの品種を製造しなければならなかった。その結果、多
品種少量生産となって製造工程が複雑化し、これにより
製造コストの低減化が妨げられていた。
【0014】アスファルト合材の供給量を設定するため
に、わざわざ合材量供給制御装置のところまで行って、
摘まみを調節することは作業者にとって極めて面倒であ
る。また、アスファルト合材は例えば160 〜180 ℃の高
温である。一方、合材量供給制御装置はアスファルト合
材の真上に位置している。そのため、合材量供給制御装
置の摘まみを調節することは、作業者にとって暑いので
苦痛である。
に、わざわざ合材量供給制御装置のところまで行って、
摘まみを調節することは作業者にとって極めて面倒であ
る。また、アスファルト合材は例えば160 〜180 ℃の高
温である。一方、合材量供給制御装置はアスファルト合
材の真上に位置している。そのため、合材量供給制御装
置の摘まみを調節することは、作業者にとって暑いので
苦痛である。
【0015】
【発明の目的】そこで、本発明の第一の目的は、品種を
減少でき、これにより製造工程の合理化及び製造コスト
の低減化を達成できる合材量供給制御装置を提供するこ
とにある。また、本発明の第二の目的は、合材量供給制
御装置から離れた場所でもアスファルト合材の供給量を
設定でき、これにより作業者の利便性及び安全性を向上
できる合材量供給制御装置を提供することにある。
減少でき、これにより製造工程の合理化及び製造コスト
の低減化を達成できる合材量供給制御装置を提供するこ
とにある。また、本発明の第二の目的は、合材量供給制
御装置から離れた場所でもアスファルト合材の供給量を
設定でき、これにより作業者の利便性及び安全性を向上
できる合材量供給制御装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、請求
項1記載の合材量供給制御装置10aは、制御条件記憶
手段11a、変更信号出力手段12、演算制御手段13
a、変更許可手段14等を備えている。制御条件記憶手
段11aは、合材供給機構46に対する制御条件を記憶
している。変更信号出力手段12は、手動操作によって
変更信号を出力する。演算制御手段13aは、制御条件
記憶手段11aに記憶された制御条件を、変更信号出力
手段12から出力された変更信号に基づき変更して制御
条件記憶手段11aに記憶させるとともに、路面に供給
された合材量を合材量計測器80で計測し、合材量計測
器80で計測された合材量が目標値となるように、制御
条件記憶手段11aに記憶された制御条件を用いて合材
供給機構46を制御する。制御条件記憶手段11aと演
算制御手段13aとは本体15aに収容され、変更許可
手段14は付属体16aに収容されている。そして、合
材供給機構46に対する制御条件を変更する場合に、付
属体16aが本体15aに接続される。なお、変更信号
出力手段12は、どこに設けてもよく、例えば付属体1
6a、本体15aのどちらか一方又は両方に設けられ
る。合材量計測器80には、超音波距離計、電波距離
計、光距離計等の非接触型距離計、又は機械的な接触型
距離計等が用いられる。
項1記載の合材量供給制御装置10aは、制御条件記憶
手段11a、変更信号出力手段12、演算制御手段13
a、変更許可手段14等を備えている。制御条件記憶手
段11aは、合材供給機構46に対する制御条件を記憶
している。変更信号出力手段12は、手動操作によって
変更信号を出力する。演算制御手段13aは、制御条件
記憶手段11aに記憶された制御条件を、変更信号出力
手段12から出力された変更信号に基づき変更して制御
条件記憶手段11aに記憶させるとともに、路面に供給
された合材量を合材量計測器80で計測し、合材量計測
器80で計測された合材量が目標値となるように、制御
条件記憶手段11aに記憶された制御条件を用いて合材
供給機構46を制御する。制御条件記憶手段11aと演
算制御手段13aとは本体15aに収容され、変更許可
手段14は付属体16aに収容されている。そして、合
材供給機構46に対する制御条件を変更する場合に、付
属体16aが本体15aに接続される。なお、変更信号
出力手段12は、どこに設けてもよく、例えば付属体1
6a、本体15aのどちらか一方又は両方に設けられ
る。合材量計測器80には、超音波距離計、電波距離
計、光距離計等の非接触型距離計、又は機械的な接触型
距離計等が用いられる。
【0017】工場での出荷前や工事現場での作業前にお
いて、付属体16aを本体15aに接続すると、合材供
給機構46に対する制御条件を変更することが可能とな
る。ここで、変更信号出力手段12を手動操作すること
により、所望の品種の合材供給機構46に合うように、
制御条件記憶手段11aの制御条件を演算制御手段13
aを介して変更する。続いて、付属体16aを本体15
aから離脱する。これにより、演算制御手段13aは、
新たに記憶された制御条件を用いて、合材供給機構46
を制御することになる。
いて、付属体16aを本体15aに接続すると、合材供
給機構46に対する制御条件を変更することが可能とな
る。ここで、変更信号出力手段12を手動操作すること
により、所望の品種の合材供給機構46に合うように、
制御条件記憶手段11aの制御条件を演算制御手段13
aを介して変更する。続いて、付属体16aを本体15
aから離脱する。これにより、演算制御手段13aは、
新たに記憶された制御条件を用いて、合材供給機構46
を制御することになる。
【0018】図2に示すように、請求項2記載の合材量
供給制御装置10bは、制御条件記憶手段11b、選択
信号出力手段17、演算制御手段13b等を備えてい
る。制御条件記憶手段11bは、複数種の合材供給機構
46ごとの制御条件を記憶している。選択信号出力手段
17は、特定の制御条件に対応する選択信号を出力す
る。演算制御手段13bは、制御条件記憶手段11bに
記憶された制御条件の中から、選択信号出力手段17か
ら出力された選択信号に基づき特定の制御条件を選択す
るとともに、路面に供給された合材量を合材量計測器8
0で計測し、合材量計測器80で計測された合材量が目
標値となるように、選択された制御条件を用いて合材供
給機構46を制御する。演算制御手段13bと制御条件
記憶手段11bとは本体15bに収容され、選択信号出
力手段17は付属体16bに収容されている。合材供給
機構46を制御する場合に、付属体16bが本体15b
に接続される。
供給制御装置10bは、制御条件記憶手段11b、選択
信号出力手段17、演算制御手段13b等を備えてい
る。制御条件記憶手段11bは、複数種の合材供給機構
46ごとの制御条件を記憶している。選択信号出力手段
17は、特定の制御条件に対応する選択信号を出力す
る。演算制御手段13bは、制御条件記憶手段11bに
記憶された制御条件の中から、選択信号出力手段17か
ら出力された選択信号に基づき特定の制御条件を選択す
るとともに、路面に供給された合材量を合材量計測器8
0で計測し、合材量計測器80で計測された合材量が目
標値となるように、選択された制御条件を用いて合材供
給機構46を制御する。演算制御手段13bと制御条件
記憶手段11bとは本体15bに収容され、選択信号出
力手段17は付属体16bに収容されている。合材供給
機構46を制御する場合に、付属体16bが本体15b
に接続される。
【0019】工事現場での作業前において、付属体16
bを本体15bに接続すると、特定の制御条件に対応す
る選択信号が選択信号出力手段17から演算制御手段1
3bへ出力される。すると、演算制御手段13bは、制
御条件記憶手段11bに記憶されている制御条件の中か
ら、特定の制御条件を選択する。これにより、演算制御
手段13bは、選択された制御条件を用いて、合材供給
機構46を制御することになる。
bを本体15bに接続すると、特定の制御条件に対応す
る選択信号が選択信号出力手段17から演算制御手段1
3bへ出力される。すると、演算制御手段13bは、制
御条件記憶手段11bに記憶されている制御条件の中か
ら、特定の制御条件を選択する。これにより、演算制御
手段13bは、選択された制御条件を用いて、合材供給
機構46を制御することになる。
【0020】図3に示すように、請求項3記載の合材量
供給制御装置10cは、演算制御手段13c、目標値設
定手段18等を備えている。演算制御手段13cは、路
面に供給された合材量を合材量計測器80で計測し、合
材量計測器80で計測された合材量が目標値となるよう
に合材供給機構46を制御する。目標値設定手段18
は、目標値を遠隔操作で設定するためのものである。演
算制御手段13cは本体15cに収容され、目標値設定
手段18は付属体16cに収容されている。目標値を遠
隔操作で設定する場合に、付属体16cが本体15cに
接続される。
供給制御装置10cは、演算制御手段13c、目標値設
定手段18等を備えている。演算制御手段13cは、路
面に供給された合材量を合材量計測器80で計測し、合
材量計測器80で計測された合材量が目標値となるよう
に合材供給機構46を制御する。目標値設定手段18
は、目標値を遠隔操作で設定するためのものである。演
算制御手段13cは本体15cに収容され、目標値設定
手段18は付属体16cに収容されている。目標値を遠
隔操作で設定する場合に、付属体16cが本体15cに
接続される。
【0021】工事現場での作業前において、付属体16
cを本体15cに接続し、目標値設定手段18を用いて
目標値を遠隔操作で設定する。これにより、演算制御手
段13cは、設定された目標値によって、合材供給機構
46を制御することになる。
cを本体15cに接続し、目標値設定手段18を用いて
目標値を遠隔操作で設定する。これにより、演算制御手
段13cは、設定された目標値によって、合材供給機構
46を制御することになる。
【0022】
【発明の実施の形態】図4及び図5は本発明に係る合材
量供給制御装置の第一実施形態を示し、図4はブロック
図、図5は外観斜視図である。本実施形態は図1に示す
合材量供給制御装置10aを更に具体化した一例である
ので、図4及び図5において図1と同一部分は同一符号
を付すことにより重複説明を省略する。以下、これらの
図面に基づき詳しく説明する。
量供給制御装置の第一実施形態を示し、図4はブロック
図、図5は外観斜視図である。本実施形態は図1に示す
合材量供給制御装置10aを更に具体化した一例である
ので、図4及び図5において図1と同一部分は同一符号
を付すことにより重複説明を省略する。以下、これらの
図面に基づき詳しく説明する。
【0023】本実施形態の合材量供給制御装置10a
は、本体15と付属体16aとからなる。本体15に
は、制御条件記憶手段としてのE2 PROM11、変更
信号出力手段としてのインクリメント用のスイッチ12
+ 及びデクリメント用のスイッチ12- 、演算制御手段
としてのCPU131、ROM132、RAM133、
A/Dコンバータ134及びプルアップ抵抗器135、
表示手段としてのLEDディスプレイ19等が収容され
ている。付属体16aには、変更許可手段としてのスイ
ッチ141、CPU131と合材供給機構46とを接続
する制御出力スイッチ(図示せず)等が収容されてい
る。本体15と付属体16aとはコネクタ161及びケ
ーブル162によって着脱自在に接続されている。付属
体16aと合材供給機構46とはコネクタ163及びケ
ーブル164によって着脱自在に接続されている。付属
体16aと合材供給機構46とが接続されているのは、
制御条件を変更する際に、制御条件の確認のために、合
材供給機構46を実際に動かすことがあるからである。
なお、電源電圧Vccは、ケーブル162,164内の図
示しない導線を通って、合材供給機構46から合材量供
給制御装置10へ供給される。合材量計測器としては、
超音波距離計80を用いている。
は、本体15と付属体16aとからなる。本体15に
は、制御条件記憶手段としてのE2 PROM11、変更
信号出力手段としてのインクリメント用のスイッチ12
+ 及びデクリメント用のスイッチ12- 、演算制御手段
としてのCPU131、ROM132、RAM133、
A/Dコンバータ134及びプルアップ抵抗器135、
表示手段としてのLEDディスプレイ19等が収容され
ている。付属体16aには、変更許可手段としてのスイ
ッチ141、CPU131と合材供給機構46とを接続
する制御出力スイッチ(図示せず)等が収容されてい
る。本体15と付属体16aとはコネクタ161及びケ
ーブル162によって着脱自在に接続されている。付属
体16aと合材供給機構46とはコネクタ163及びケ
ーブル164によって着脱自在に接続されている。付属
体16aと合材供給機構46とが接続されているのは、
制御条件を変更する際に、制御条件の確認のために、合
材供給機構46を実際に動かすことがあるからである。
なお、電源電圧Vccは、ケーブル162,164内の図
示しない導線を通って、合材供給機構46から合材量供
給制御装置10へ供給される。合材量計測器としては、
超音波距離計80を用いている。
【0024】スイッチ141をオンすると、CPU13
1にはA/Dコンバータ134を介して‘L’(ローレ
ベル:0〔V〕)が入力される。スイッチ141をオフ
すると、CPU131にはA/Dコンバータ134を介
して‘H’(ハイレベル:Vcc〔V〕)が入力される。
CPU131は、‘L’又は‘H’を入力することによ
り、制御条件を変更するための変更信号をスイッチ12
+ ,12- から受け付けるようになる。
1にはA/Dコンバータ134を介して‘L’(ローレ
ベル:0〔V〕)が入力される。スイッチ141をオフ
すると、CPU131にはA/Dコンバータ134を介
して‘H’(ハイレベル:Vcc〔V〕)が入力される。
CPU131は、‘L’又は‘H’を入力することによ
り、制御条件を変更するための変更信号をスイッチ12
+ ,12- から受け付けるようになる。
【0025】まず、スイッチ141をオンすると、CP
U131はコード化された制御条件をLEDディスプレ
イ19に表示する。制御条件には、変更しない(コード
0)、制御出力モード(コード1)、制御出力最大値
(コード2)、制御出力オフセット(コード3)、制御
出力ゲイン(コード4)、その他多くの種類が用意され
ている。ここで、LEDディスプレイ19に例えば
‘5’が表示されていたとする。そのとき、スイッチ1
2+ を一回押すごとに表示が‘6’→‘7’→‘8’→
・・・と変化し、スイッチ12- を一回押すごとに表示
が‘4’→‘3’→‘2’→・・・と変化する。すなわ
ち、スイッチ12+ ,12- を押すことによって、変更
したい制御条件を選択できる。
U131はコード化された制御条件をLEDディスプレ
イ19に表示する。制御条件には、変更しない(コード
0)、制御出力モード(コード1)、制御出力最大値
(コード2)、制御出力オフセット(コード3)、制御
出力ゲイン(コード4)、その他多くの種類が用意され
ている。ここで、LEDディスプレイ19に例えば
‘5’が表示されていたとする。そのとき、スイッチ1
2+ を一回押すごとに表示が‘6’→‘7’→‘8’→
・・・と変化し、スイッチ12- を一回押すごとに表示
が‘4’→‘3’→‘2’→・・・と変化する。すなわ
ち、スイッチ12+ ,12- を押すことによって、変更
したい制御条件を選択できる。
【0026】変更したい制御条件のコードが表示された
ら、スイッチ141をオフする。すると、CPU131
は、選択された制御条件についてE2 PROM11に記
憶されている数値を、LEDディスプレイ19に表示す
る。例えば、制御出力モードのコードは‘1’であり、
制御出力モードのとり得る数値は‘0’、‘1’、
‘2’である。‘0’は検査、‘1’はアナログ信号、
‘2’はPWM信号をそれぞれ意味する。ここで、スイ
ッチ12+ ,12- を押すことによって、LEDディス
プレイ19に表示されている数値を変更する。
ら、スイッチ141をオフする。すると、CPU131
は、選択された制御条件についてE2 PROM11に記
憶されている数値を、LEDディスプレイ19に表示す
る。例えば、制御出力モードのコードは‘1’であり、
制御出力モードのとり得る数値は‘0’、‘1’、
‘2’である。‘0’は検査、‘1’はアナログ信号、
‘2’はPWM信号をそれぞれ意味する。ここで、スイ
ッチ12+ ,12- を押すことによって、LEDディス
プレイ19に表示されている数値を変更する。
【0027】続いて、スイッチ141をオンする。する
と、CPU131は、再び、コード化された制御条件を
LEDディスプレイ19に表示する。ここで、他の制御
条件について変更したいものがあれば、前述の操作を繰
り返す。終了したければ、スイッチ12+ ,12- を押
すことによって、LEDディスプレイ19に‘0’を表
示させ、スイッチ141をオフする。すると、CPU1
31は、変更された制御条件の数値をE2 PROM11
に記憶させる。こうして、制御条件の変更操作が終了す
る。続いて、本体15a及び合材供給機構46から付属
体16aを外し、本体15aと合材供給機構46とを直
接接続することにより、合材量供給制御装置10が通常
の動作すなわち合材供給機構46の制御を開始できるよ
うにする。このとき、CPU131には‘H’が入力さ
れる。
と、CPU131は、再び、コード化された制御条件を
LEDディスプレイ19に表示する。ここで、他の制御
条件について変更したいものがあれば、前述の操作を繰
り返す。終了したければ、スイッチ12+ ,12- を押
すことによって、LEDディスプレイ19に‘0’を表
示させ、スイッチ141をオフする。すると、CPU1
31は、変更された制御条件の数値をE2 PROM11
に記憶させる。こうして、制御条件の変更操作が終了す
る。続いて、本体15a及び合材供給機構46から付属
体16aを外し、本体15aと合材供給機構46とを直
接接続することにより、合材量供給制御装置10が通常
の動作すなわち合材供給機構46の制御を開始できるよ
うにする。このとき、CPU131には‘H’が入力さ
れる。
【0028】制御条件の変更操作は、工場での出荷前や
工事現場での作業前に行う。これにより、一品種の合材
量供給制御装置10aでも、多品種の合材供給機構46
に合わせて制御条件を設定できる。しかも、付属体16
aを本体15aに接続しない限り制御条件を変更できな
いので、工事現場で作業者が誤って制御条件を変更して
しまうおそれもない。
工事現場での作業前に行う。これにより、一品種の合材
量供給制御装置10aでも、多品種の合材供給機構46
に合わせて制御条件を設定できる。しかも、付属体16
aを本体15aに接続しない限り制御条件を変更できな
いので、工事現場で作業者が誤って制御条件を変更して
しまうおそれもない。
【0029】なお、スイッチ12+ ,12- は、通常の
動作では、合材量の目標値を設定するために用いられ
る。スイッチ12+ ,スイッチ12- の利点は、平面的
な構造であるため損傷を受けにくいこと、及び一本指で
操作できるので作業性を向上できることである。これに
対して、従来の摘まみ(図13における摘まみ41A,
41B)は、突起物であるため何かがぶつかって損傷し
やすく、また二本指で操作するので作業性が悪い。
動作では、合材量の目標値を設定するために用いられ
る。スイッチ12+ ,スイッチ12- の利点は、平面的
な構造であるため損傷を受けにくいこと、及び一本指で
操作できるので作業性を向上できることである。これに
対して、従来の摘まみ(図13における摘まみ41A,
41B)は、突起物であるため何かがぶつかって損傷し
やすく、また二本指で操作するので作業性が悪い。
【0030】図6及び図7は本発明に係る合材量供給制
御装置の第二実施形態を示し、図6はブロック図、図7
は外観斜視図である。本実施形態は図2に示す合材量供
給制御装置10aを更に具体化した一例である。図6及
び図7において図2、図4及び図5と同一部分は、同一
符号を付すことにより重複説明を省略する。以下、これ
らの図面に基づき詳しく説明する。
御装置の第二実施形態を示し、図6はブロック図、図7
は外観斜視図である。本実施形態は図2に示す合材量供
給制御装置10aを更に具体化した一例である。図6及
び図7において図2、図4及び図5と同一部分は、同一
符号を付すことにより重複説明を省略する。以下、これ
らの図面に基づき詳しく説明する。
【0031】本実施形態の合材量供給制御装置10b
は、付属体16bが第一実施形態と異なる。付属体16
bには、選択信号出力手段としての抵抗器171が収容
されている。一つの合材量供給制御装置10bには、複
数の付属体16bが用意されている。各付属体16bは
合材供給機構46の品種に対応しており、各抵抗器17
は異なる抵抗値を有している。
は、付属体16bが第一実施形態と異なる。付属体16
bには、選択信号出力手段としての抵抗器171が収容
されている。一つの合材量供給制御装置10bには、複
数の付属体16bが用意されている。各付属体16bは
合材供給機構46の品種に対応しており、各抵抗器17
は異なる抵抗値を有している。
【0032】工事現場での作業前において、複数の付属
体16bの中から、合材供給機構46に対応するものを
選ぶ。そして、その付属体16bを本体15bに接続す
ると、CPU131にはA/Dコンバータ134を介し
て選択信号が入力される。プルアップ抵抗器135の抵
抗値をR1、抵抗器171の抵抗値をR2とすると、選
択信号はVcc×R2/(R1+R2)で与えられる。し
たがって、抵抗器171の抵抗値R2を異ならせること
により、何種類もの選択信号が得られる。CPU131
は、選択信号を入力すると、その選択信号に対応する制
御条件をE2 PROM11から読み出して、合材供給機
構46を制御する。
体16bの中から、合材供給機構46に対応するものを
選ぶ。そして、その付属体16bを本体15bに接続す
ると、CPU131にはA/Dコンバータ134を介し
て選択信号が入力される。プルアップ抵抗器135の抵
抗値をR1、抵抗器171の抵抗値をR2とすると、選
択信号はVcc×R2/(R1+R2)で与えられる。し
たがって、抵抗器171の抵抗値R2を異ならせること
により、何種類もの選択信号が得られる。CPU131
は、選択信号を入力すると、その選択信号に対応する制
御条件をE2 PROM11から読み出して、合材供給機
構46を制御する。
【0033】これにより、一品種の合材量供給制御装置
10bでも、多品種の合材供給機構46に合わせて制御
条件を設定できる。しかも、付属体16bを本体15a
に接続しない限り制御条件を選定できないので、工事現
場で作業者が誤って制御条件を選定してしまうおそれも
ない。
10bでも、多品種の合材供給機構46に合わせて制御
条件を設定できる。しかも、付属体16bを本体15a
に接続しない限り制御条件を選定できないので、工事現
場で作業者が誤って制御条件を選定してしまうおそれも
ない。
【0034】図8及び図9は本発明に係る合材量供給制
御装置の第三実施形態を示し、図8はブロック図、図9
は外観斜視図である。本実施形態は図3に示す合材量供
給制御装置10cを更に具体化した一例である。図8及
び図9において図3、図4及び図5と同一部分は、同一
符号を付すことにより重複説明を省略する。以下、これ
らの図面に基づき詳しく説明する。
御装置の第三実施形態を示し、図8はブロック図、図9
は外観斜視図である。本実施形態は図3に示す合材量供
給制御装置10cを更に具体化した一例である。図8及
び図9において図3、図4及び図5と同一部分は、同一
符号を付すことにより重複説明を省略する。以下、これ
らの図面に基づき詳しく説明する。
【0035】本実施形態の合材量供給制御装置10c
は、付属体16cが第一及び第二実施形態と異なる。付
属体16cには、目標値設定手段としての可変抵抗器1
82が収容されている。可変抵抗器182には、抵抗器
181が直列に接続されている。
は、付属体16cが第一及び第二実施形態と異なる。付
属体16cには、目標値設定手段としての可変抵抗器1
82が収容されている。可変抵抗器182には、抵抗器
181が直列に接続されている。
【0036】アスファルト合材の供給量を設定するため
に、わざわざ本体15のところまで行ってスイッチ12
+ ,12- を操作することは、前述したような問題があ
る。そこで、工事現場での作業前において、本体15に
付属体16cを接続する。
に、わざわざ本体15のところまで行ってスイッチ12
+ ,12- を操作することは、前述したような問題があ
る。そこで、工事現場での作業前において、本体15に
付属体16cを接続する。
【0037】付属体16cを本体15に接続すると、C
PU131にはA/Dコンバータ134を介して設定信
号が入力される。プルアップ抵抗器135の抵抗値をR
1、抵抗器182の抵抗値をR2’、可変抵抗器181
の抵抗値をR3とすると、設定信号はVcc×(R2’+
R3)/(R1+R2’+R3)で与えられる。したが
って、可変抵抗器181の抵抗値R3を最大値から最小
値まで変えることにより、設定信号はVcc未満Vcc×R
2’/(R1+R2’)以上の値をとり得る。ただし、
抵抗値R3の最小値を0〔Ω〕とする。CPU131
は、設定信号を入力すると、その設定信号に対応する目
標値を設定してLEDディスプレイ19に表示するとと
もに、その目標値を用いて合材供給機構46を制御す
る。
PU131にはA/Dコンバータ134を介して設定信
号が入力される。プルアップ抵抗器135の抵抗値をR
1、抵抗器182の抵抗値をR2’、可変抵抗器181
の抵抗値をR3とすると、設定信号はVcc×(R2’+
R3)/(R1+R2’+R3)で与えられる。したが
って、可変抵抗器181の抵抗値R3を最大値から最小
値まで変えることにより、設定信号はVcc未満Vcc×R
2’/(R1+R2’)以上の値をとり得る。ただし、
抵抗値R3の最小値を0〔Ω〕とする。CPU131
は、設定信号を入力すると、その設定信号に対応する目
標値を設定してLEDディスプレイ19に表示するとと
もに、その目標値を用いて合材供給機構46を制御す
る。
【0038】これにより、作業者は、本体15のところ
まで行って、アスファルト合材の供給量を設定する必要
がなくなる。
まで行って、アスファルト合材の供給量を設定する必要
がなくなる。
【0039】図10は、第一乃至第三実施形態における
CPU131がA/Dコンバータ134を介して入力す
る信号の、電圧レベルを示す説明図である。以下、図4
乃至図10に基づき説明する。
CPU131がA/Dコンバータ134を介して入力す
る信号の、電圧レベルを示す説明図である。以下、図4
乃至図10に基づき説明する。
【0040】図4乃至図9に示すように、本体15は、
第一乃至第三実施形態において同じものを用いている。
CPU131がA/Dコンバータ134を介して入力す
る信号は、第一実施形態ではVcc又は0、第二実施形態
ではVcc×R2/(R1+R2)、第三実施形態ではV
cc×(R2’+R3)/(R1+R2’+R3)であ
る。第二実施形態における抵抗器171(図6)の抵抗
値R2は、Vcc×R2/(R1+R2)がVcc×R2’
/(R1+R2’)以下となるような範囲である。これ
により、本体15は付属体16a,16b,16cを識
別できることになる。したがって、付属体16a,16
b,16cのいずれかを本体15に接続すると、本体1
5は付属体16a,16b,16cのそれぞれに対応す
る処理を実行することができる。
第一乃至第三実施形態において同じものを用いている。
CPU131がA/Dコンバータ134を介して入力す
る信号は、第一実施形態ではVcc又は0、第二実施形態
ではVcc×R2/(R1+R2)、第三実施形態ではV
cc×(R2’+R3)/(R1+R2’+R3)であ
る。第二実施形態における抵抗器171(図6)の抵抗
値R2は、Vcc×R2/(R1+R2)がVcc×R2’
/(R1+R2’)以下となるような範囲である。これ
により、本体15は付属体16a,16b,16cを識
別できることになる。したがって、付属体16a,16
b,16cのいずれかを本体15に接続すると、本体1
5は付属体16a,16b,16cのそれぞれに対応す
る処理を実行することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の合材量供給制御装置によ
れば、付属体を本体に接続することにより、合材供給機
構に対する制御条件を手動操作で変更することができ
る。そのため、工場での出荷前や工事現場での作業前に
制御条件を変更することにより、一品種の合材量供給制
御装置でも、多品種の合材供給機構に合わせて制御条件
を設定できる。したがって、合材量供給制御装置の品種
を低減できるので、製造工程の合理化及び製造コストの
低減化を達成できる。しかも、付属体を本体に接続しな
い限り制御条件を変更できないことに加え、合材供給機
構の制御中は付属体が本体から離脱されるので、工事現
場で作業者が誤って合材量供給制御装置に触れて制御条
件を変更してしまうことを防止できる。
れば、付属体を本体に接続することにより、合材供給機
構に対する制御条件を手動操作で変更することができ
る。そのため、工場での出荷前や工事現場での作業前に
制御条件を変更することにより、一品種の合材量供給制
御装置でも、多品種の合材供給機構に合わせて制御条件
を設定できる。したがって、合材量供給制御装置の品種
を低減できるので、製造工程の合理化及び製造コストの
低減化を達成できる。しかも、付属体を本体に接続しな
い限り制御条件を変更できないことに加え、合材供給機
構の制御中は付属体が本体から離脱されるので、工事現
場で作業者が誤って合材量供給制御装置に触れて制御条
件を変更してしまうことを防止できる。
【0042】請求項2記載の合材量供給制御装置によれ
ば、付属体を本体に接続することにより、合材供給機構
に対する制御条件を自動的に選定することができる。そ
のため、工事現場での作業前に制御条件を選定すること
により、一品種の合材量供給制御装置でも、多品種の合
材供給機構に合わせて制御条件を設定できる。したがっ
て、合材量供給制御装置の品種を低減できるので、製造
工程の合理化及び製造コストの低減化を達成できる。し
かも、付属体を本体に接続しない限り制御条件を選定で
きないので、工事現場で作業者が誤って合材量供給制御
装置に触れて制御条件を選定してしまうことを防止でき
る。
ば、付属体を本体に接続することにより、合材供給機構
に対する制御条件を自動的に選定することができる。そ
のため、工事現場での作業前に制御条件を選定すること
により、一品種の合材量供給制御装置でも、多品種の合
材供給機構に合わせて制御条件を設定できる。したがっ
て、合材量供給制御装置の品種を低減できるので、製造
工程の合理化及び製造コストの低減化を達成できる。し
かも、付属体を本体に接続しない限り制御条件を選定で
きないので、工事現場で作業者が誤って合材量供給制御
装置に触れて制御条件を選定してしまうことを防止でき
る。
【0043】請求項3記載の合材量供給制御装置によれ
ば、付属体を本体に接続することにより、合材量の目標
値を遠隔操作で設定することができる。したがって、本
体のあるところまで行って目標値を設定しなくてもよい
ので、作業者の利便性及び安全性を向上できる。
ば、付属体を本体に接続することにより、合材量の目標
値を遠隔操作で設定することができる。したがって、本
体のあるところまで行って目標値を設定しなくてもよい
ので、作業者の利便性及び安全性を向上できる。
【図1】本発明に係る第一の合材量供給制御装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明に係る第二の合材量供給制御装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本発明に係る第三の合材量供給制御装置を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明に係る合材量供給制御装置の第一実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図5】図4の合材量供給制御装置の外観を示す斜視図
である。
である。
【図6】本発明に係る合材量供給制御装置の第二実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図7】図6の合材量供給制御装置の外観を示す斜視図
である。
である。
【図8】本発明に係る合材量供給制御装置の第三実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図9】図8の合材量供給制御装置の外観を示す斜視図
である。
である。
【図10】第一乃至第三実施形態の合材量供給制御装置
における、CPUがA/Dコンバータを介して入力する
信号の、電圧レベルを示す説明図である。
における、CPUがA/Dコンバータを介して入力する
信号の、電圧レベルを示す説明図である。
【図11】一般的なアスファルトフィニッシャを示す斜
視図である。
視図である。
【図12】図11のアスファルトフィニッシャの動作を
示す要部側面図であり、図12(A)は平坦地における
動作を示し、図12(B)及び図12(C)が段差にお
ける動作を示す。
示す要部側面図であり、図12(A)は平坦地における
動作を示し、図12(B)及び図12(C)が段差にお
ける動作を示す。
【図13】図11のアスファルトフィニッシャに用いら
れる従来の超音波距離計の周辺を示す要部斜視図であ
る。
れる従来の超音波距離計の周辺を示す要部斜視図であ
る。
【図14】図13の従来の合材量供給制御装置の周辺を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
10a,10b,10c 合材量供給制御装置 11 E2 PROM(制御条件記憶手段) 11a,11b 制御条件記憶手段 12 変更信号出力手段 12+ ,12- スイッチ(変更信号出力手段) 13a,13b,13c 演算制御手段 131 CPU(演算制御手段の一部) 132 ROM(演算制御手段の一部) 133 RAM(演算制御手段の一部) 134 A/Dコンバータ(演算制御手段の一部) 135 プルアップ抵抗器(演算制御手段の一部) 14 変更許可手段 141 スイッチ(変更許可手段) 15,15a,15b,15c 本体 16a,16b,16c 付属体 17 選択信号出力手段 171 抵抗器(選択信号出力手段) 18 目標値設定手段 181 可変抵抗器(目標値設定手段) 46 合材供給機構 80 合材量計測器 801 超音波距離計
Claims (3)
- 【請求項1】 合材供給機構に対する制御条件を記憶し
た制御条件記憶手段と、 手動操作によって変更信号を出力する変更信号出力手段
と、 前記制御条件記憶手段に記憶された制御条件を、前記変
更信号出力手段から出力された変更信号に基づき変更し
て当該制御条件記憶手段に記憶させるとともに、路面に
供給された合材量を合材量計測器で計測し、この合材量
計測器で計測された合材量が目標値となるように、当該
制御条件記憶手段に記憶された制御条件を用いて前記合
材供給機構を制御する演算制御手段と、 この演算制御手段による制御条件の変更を許可する変更
許可手段とを備え、 前記制御条件記憶手段と前記演算制御手段とが本体に収
容され、前記変更許可手段が付属体に収容され、 前記制御条件を変更する場合に前記付属体が前記本体に
接続される、 合材量供給制御装置。 - 【請求項2】 複数種の合材供給機構ごとの制御条件を
記憶した制御条件記憶手段と、 特定の制御条件に対応する選択信号を出力する選択信号
出力手段と、 前記制御条件記憶手段に記憶された制御条件の中から、
前記選択信号出力手段から出力された選択信号に基づき
前記特定の制御条件を選択するとともに、路面に供給さ
れた合材量を合材量計測器で計測し、この合材量計測器
で計測された合材量が目標値となるように、選択された
前記制御条件を用いて前記合材供給機構を制御する演算
制御手段とを備え、 この演算制御手段と前記制御条件記憶手段とが本体に収
容され、前記選択信号出力手段が付属体に収容され、 前記合材供給機構を制御する場合に前記付属体が前記本
体に接続される、 合材量供給制御装置。 - 【請求項3】 路面に供給された合材量を合材量計測器
で計測し、この合材量計測器で計測された合材量が目標
値となるように合材供給機構を制御する演算制御手段
と、 前記目標値を遠隔操作で設定するための目標値設定手段
とを備え、 前記演算制御手段が本体に収容され、前記目標値設定手
段が付属体に収容され、 前記目標値を遠隔操作で設定する場合に前記付属体が前
記本体に接続される、 合材量供給制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447698A JPH11310903A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
DE1999118618 DE19918618A1 (de) | 1998-04-28 | 1999-04-23 | Zufuhrsteuervorrichtung für Bodenbelagsmaterial und Ultraschallbereichssensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447698A JPH11310903A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310903A true JPH11310903A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15129224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13447698A Withdrawn JPH11310903A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11310903A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102653934A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-05 | 中联重科股份有限公司 | 一种摊铺机料斗的控制系统、方法和装置 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13447698A patent/JPH11310903A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102653934A (zh) * | 2012-05-07 | 2012-09-05 | 中联重科股份有限公司 | 一种摊铺机料斗的控制系统、方法和装置 |
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