JPH11310904A - 合材量供給制御装置 - Google Patents
合材量供給制御装置Info
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- JPH11310904A JPH11310904A JP13447798A JP13447798A JPH11310904A JP H11310904 A JPH11310904 A JP H11310904A JP 13447798 A JP13447798 A JP 13447798A JP 13447798 A JP13447798 A JP 13447798A JP H11310904 A JPH11310904 A JP H11310904A
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標値の正確な設定を容易にすること等によ
り、作業性を向上する。 【解決手段】 本発明の合材量供給制御装置10は、路
面に供給された合材量を合材量計測器80で計測し、合
材量計測器80で計測された合材量の計測値が目標値と
なるように合材供給機構46を制御する演算制御手段1
2と、合材量計測器12で計測された計測値に対応する
表示値を表示する表示手段16と、表示手段16に表示
された表示値を手動で変更するための表示値変更手段1
4とを備えている。演算制御手段12は、目標値と計測
値との差として表示値を表示手段16に表示させるとと
もに、表示値変更手段14で変更された表示値に合わせ
て目標値を変更する。したがって、表示値を‘0’と設
定するだけで、そのときの合材量を目標値として設定で
きる。このとき、設定された目標値は、目測により得ら
れたものではないので、正確な値である。
り、作業性を向上する。 【解決手段】 本発明の合材量供給制御装置10は、路
面に供給された合材量を合材量計測器80で計測し、合
材量計測器80で計測された合材量の計測値が目標値と
なるように合材供給機構46を制御する演算制御手段1
2と、合材量計測器12で計測された計測値に対応する
表示値を表示する表示手段16と、表示手段16に表示
された表示値を手動で変更するための表示値変更手段1
4とを備えている。演算制御手段12は、目標値と計測
値との差として表示値を表示手段16に表示させるとと
もに、表示値変更手段14で変更された表示値に合わせ
て目標値を変更する。したがって、表示値を‘0’と設
定するだけで、そのときの合材量を目標値として設定で
きる。このとき、設定された目標値は、目測により得ら
れたものではないので、正確な値である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、路面に供給された合材
量を合材量計測器で計測し、この合材量計測器で計測さ
れた合材量が目標値となるように合材供給機構を制御す
る、合材量供給制御装置に関する。ここでいう「合材」
の概念には、アスファルト合材の他に、砕石、砂利等も
含まれるものとする。
量を合材量計測器で計測し、この合材量計測器で計測さ
れた合材量が目標値となるように合材供給機構を制御す
る、合材量供給制御装置に関する。ここでいう「合材」
の概念には、アスファルト合材の他に、砕石、砂利等も
含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】合材量供給制御装置が用いられる例とし
てアスファルトフィニッシャがある。図9は、アスファ
ルトフィニッシャを示す斜視図である。アスファルト舗
装工事は、アスファルトフィニッシャを用いて次のよう
に進められる。
てアスファルトフィニッシャがある。図9は、アスファ
ルトフィニッシャを示す斜視図である。アスファルト舗
装工事は、アスファルトフィニッシャを用いて次のよう
に進められる。
【0003】予め平らに修正された砂利から成る路盤5
0上を、ダンプカー52が先行し、ダンプカー52をア
スファルトフィニッシャ54が追走する。アスファルト
フィニッシャ54は、ダンプカー52からアスファルト
合材56を供給されながら、アスファルト舗装58を形
成していく。すなわち、アスファルト合材56は、受入
れホッパ60に供給されトラクタユニット62内を貫通
するフィーダ機構(図示せず)により後方へ搬送及び排
出される。排出されたアスファルト合材56は、オーガ
機構64の左ネジ及び右ネジが回転することにより左右
に拡げられ、スクリードプレート66により平らに成形
仕上げされる。スクリードプレート66の両端はそれぞ
れ、軸68を介して角度調節可能に、レベリングアーム
70に取り付けられている。二本のレベリングアーム7
0のそれぞれの他端は、ピポット72により回転自由度
を与えられてトラクタユニット62に取り付けられると
ともに、シリンダロッド74に係合されている。レベリ
ングシリンダ76はトラクタユニット62に取り付けら
れている。アスファルト合材56を敷きならすとき、レ
ベリングアーム70はスクリードプレート66にフロー
ティング作用を与え、スクリードプレート66は上下し
ながらアスファルト舗装58を所要の舗装厚tにする。
0上を、ダンプカー52が先行し、ダンプカー52をア
スファルトフィニッシャ54が追走する。アスファルト
フィニッシャ54は、ダンプカー52からアスファルト
合材56を供給されながら、アスファルト舗装58を形
成していく。すなわち、アスファルト合材56は、受入
れホッパ60に供給されトラクタユニット62内を貫通
するフィーダ機構(図示せず)により後方へ搬送及び排
出される。排出されたアスファルト合材56は、オーガ
機構64の左ネジ及び右ネジが回転することにより左右
に拡げられ、スクリードプレート66により平らに成形
仕上げされる。スクリードプレート66の両端はそれぞ
れ、軸68を介して角度調節可能に、レベリングアーム
70に取り付けられている。二本のレベリングアーム7
0のそれぞれの他端は、ピポット72により回転自由度
を与えられてトラクタユニット62に取り付けられると
ともに、シリンダロッド74に係合されている。レベリ
ングシリンダ76はトラクタユニット62に取り付けら
れている。アスファルト合材56を敷きならすとき、レ
ベリングアーム70はスクリードプレート66にフロー
ティング作用を与え、スクリードプレート66は上下し
ながらアスファルト舗装58を所要の舗装厚tにする。
【0004】図10は図9のアスファルトフィニッシャ
54の動作を示す要部側面図であり、図10(A)は平
坦地における動作を示し、図10(B)及び図10
(C)が段差における動作を示す。
54の動作を示す要部側面図であり、図10(A)は平
坦地における動作を示し、図10(B)及び図10
(C)が段差における動作を示す。
【0005】例えば、図10(A)に示すように、トラ
クタユニット62が車輪621を介して路面82を走行
中に低い段差H- に差しかかったとする。すると、図1
0(B)に示すようにレベリングアーム70及びスクリ
ードプレート66が傾斜し、スクリードプレート66は
矢印イの方向へ向かい段差H- に対応して舗装厚tを維
持する。また、同様に、高い段差H+ に差しかかった場
合も、図10(C)に示すようにレベリングアーム70
及びスクリードプレート66が傾斜し、スクリードプレ
ート66は矢印ロの方向へ向かい段差H+ に対応して舗
装厚tを維持する。
クタユニット62が車輪621を介して路面82を走行
中に低い段差H- に差しかかったとする。すると、図1
0(B)に示すようにレベリングアーム70及びスクリ
ードプレート66が傾斜し、スクリードプレート66は
矢印イの方向へ向かい段差H- に対応して舗装厚tを維
持する。また、同様に、高い段差H+ に差しかかった場
合も、図10(C)に示すようにレベリングアーム70
及びスクリードプレート66が傾斜し、スクリードプレ
ート66は矢印ロの方向へ向かい段差H+ に対応して舗
装厚tを維持する。
【0006】舗装厚tは、図10(A)に示すレベリン
グアーム70が水平となる路面82からの距離Hで決定
される。距離Hは、レベリングシリンダ76のシリンダ
ロッド74を駆動してピポット72の高さ方向位置を調
整することにより設定される。しかしながら、舗装厚t
を一定に保つには、ピポット72の高さ方向位置の調整
だけではなく、トラクタユニット62の走行速度に比例
させて、スクリードプレート66へのアスファルト合材
56の供給量を制御する必要がある。すなわち、トラク
タユニット62の走行が高速であるほどアスファルト合
材56の供給量を多く、逆にトラクタユニット62の走
行が低速であるほどアスファルト合材56の供給量を少
なくする必要がある。
グアーム70が水平となる路面82からの距離Hで決定
される。距離Hは、レベリングシリンダ76のシリンダ
ロッド74を駆動してピポット72の高さ方向位置を調
整することにより設定される。しかしながら、舗装厚t
を一定に保つには、ピポット72の高さ方向位置の調整
だけではなく、トラクタユニット62の走行速度に比例
させて、スクリードプレート66へのアスファルト合材
56の供給量を制御する必要がある。すなわち、トラク
タユニット62の走行が高速であるほどアスファルト合
材56の供給量を多く、逆にトラクタユニット62の走
行が低速であるほどアスファルト合材56の供給量を少
なくする必要がある。
【0007】この問題に対処するため、図11に示すよ
うに、トラクタユニット62に固設した超音波距離計8
0A,80B及び合材量供給制御装置40A,40Bを
用いることにより、オーガ機構64で搬送されるアスフ
ァルト合材56の量を制御するようにした技術が知られ
ている。図11は、図9のアスファルトフィニッシャ5
4に用いられる超音波距離計80A,80Bの周辺を示
す要部斜視図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
うに、トラクタユニット62に固設した超音波距離計8
0A,80B及び合材量供給制御装置40A,40Bを
用いることにより、オーガ機構64で搬送されるアスフ
ァルト合材56の量を制御するようにした技術が知られ
ている。図11は、図9のアスファルトフィニッシャ5
4に用いられる超音波距離計80A,80Bの周辺を示
す要部斜視図である。以下、この図面に基づき説明す
る。
【0008】合材量供給制御装置40A,40Bには、
アスファルト合材56の供給量をアスファルト合材56
の高さとして設定する摘まみ41A,41Bが設けられ
ている。超音波距離計80A,80Bによる測定点84
A,84Bは、オーガ機構64の左ネジ64A及び右ネ
ジ64B端部付近のアスファルト合材56である。左ネ
ジ64Aは油圧モータ65Aに固設され、右ネジ64B
は油圧モータ65Bに固設されている。アスファルト合
材56の供給量の制御は、測定点84A,84Bの高さ
を制御することにより行っている。具体的には、超音波
距離計80A,80Bから測定点84A,84Bまでの
距離Ha,Hbを逐次測定し、距離Ha,Hbの増減に
対応させてオーガ機構64の油圧モータ65A,65B
の回転数Na,Nbを増減することによって、測定点8
4A,84Bにおけるアスファルト合材56の高さすな
わちアスファルト合材56の供給量の制御を行う。
アスファルト合材56の供給量をアスファルト合材56
の高さとして設定する摘まみ41A,41Bが設けられ
ている。超音波距離計80A,80Bによる測定点84
A,84Bは、オーガ機構64の左ネジ64A及び右ネ
ジ64B端部付近のアスファルト合材56である。左ネ
ジ64Aは油圧モータ65Aに固設され、右ネジ64B
は油圧モータ65Bに固設されている。アスファルト合
材56の供給量の制御は、測定点84A,84Bの高さ
を制御することにより行っている。具体的には、超音波
距離計80A,80Bから測定点84A,84Bまでの
距離Ha,Hbを逐次測定し、距離Ha,Hbの増減に
対応させてオーガ機構64の油圧モータ65A,65B
の回転数Na,Nbを増減することによって、測定点8
4A,84Bにおけるアスファルト合材56の高さすな
わちアスファルト合材56の供給量の制御を行う。
【0009】例えば測定点84Aにおいて、距離Haが
設定値よりも大きければアスファルト合材56の供給量
が少ないので、油圧モータ65Aの回転数Naを増やし
て、アスファルト合材56の供給量を増やす。逆に、距
離Haが設定値よりも小さければアスファルト合材56
の供給量が多いので、油圧モータ65Aの回転数Naを
減らして、アスファルト合材56の供給量を減らす。
設定値よりも大きければアスファルト合材56の供給量
が少ないので、油圧モータ65Aの回転数Naを増やし
て、アスファルト合材56の供給量を増やす。逆に、距
離Haが設定値よりも小さければアスファルト合材56
の供給量が多いので、油圧モータ65Aの回転数Naを
減らして、アスファルト合材56の供給量を減らす。
【0010】図12は、図11の合材量供給制御装置4
0A,40Bの周辺を示すブロック図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。
0A,40Bの周辺を示すブロック図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。
【0011】超音波距離計80A,80Bからは、距離
Ha,Hbに対応する検出信号が合材量供給制御装置4
0A,40Bへ送られる。合材量供給制御装置40A,
40Bでは、距離Ha,Hbと設定値とを比較し、油圧
サーボユニット44を介して油圧モータ65a,65b
の回転数Na,Nbを制御する。この一連の制御は閉ル
ープとして処理される。油圧源は油圧パワーユニット4
2である。合材供給機構46は、油圧パワーユニット4
2、油圧サーボユニット44及びオーガ機構64によっ
て構成されている。
Ha,Hbに対応する検出信号が合材量供給制御装置4
0A,40Bへ送られる。合材量供給制御装置40A,
40Bでは、距離Ha,Hbと設定値とを比較し、油圧
サーボユニット44を介して油圧モータ65a,65b
の回転数Na,Nbを制御する。この一連の制御は閉ル
ープとして処理される。油圧源は油圧パワーユニット4
2である。合材供給機構46は、油圧パワーユニット4
2、油圧サーボユニット44及びオーガ機構64によっ
て構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
合材量供給制御装置には、以下のような問題があった。
合材量供給制御装置には、以下のような問題があった。
【0013】.工事現場において、作業者はアスファ
ルト合材の高さ(超音波距離計から測定点までの距離)
を次のようにして設定する。まず、合材供給機構を手動
で操作し、アスファルト合材を必要な高さまで溜め込
む。続いて、そのアスファルト合材の高さを目測し、そ
の値を目標値として手動で設定する。例えば、90[cm]、
120[cm] などと設定する。このとき、設定されたアスフ
ァルト合材の高さは、目測により得られたものであるた
め、当然ながらかなりの誤差を含んでいる。したがっ
て、目標値の正確な設定は容易ではなかった。
ルト合材の高さ(超音波距離計から測定点までの距離)
を次のようにして設定する。まず、合材供給機構を手動
で操作し、アスファルト合材を必要な高さまで溜め込
む。続いて、そのアスファルト合材の高さを目測し、そ
の値を目標値として手動で設定する。例えば、90[cm]、
120[cm] などと設定する。このとき、設定されたアスフ
ァルト合材の高さは、目測により得られたものであるた
め、当然ながらかなりの誤差を含んでいる。したがっ
て、目標値の正確な設定は容易ではなかった。
【0014】.合材量の目標値は、電源がオフされた
後も電源がオンされればそのまま用いられる。そのた
め、電源がオンされた時に、合材量を変えるには、目標
値を手動で設定し直す必要があった。
後も電源がオンされればそのまま用いられる。そのた
め、電源がオンされた時に、合材量を変えるには、目標
値を手動で設定し直す必要があった。
【0015】.合材供給機構を制御する際に用いられ
る合材量の計測値は、移動平均データである。そのた
め、合材供給機構の制御は合材量の急激な変化に対応で
きなかった。
る合材量の計測値は、移動平均データである。そのた
め、合材供給機構の制御は合材量の急激な変化に対応で
きなかった。
【0016】.外乱等により合材量が計測できない場
合がある。このときは、合材供給機構の制御が一時的に
続行できない状態になっていた。
合がある。このときは、合材供給機構の制御が一時的に
続行できない状態になっていた。
【0017】
【発明の目的】そこで、本発明の第一の目的は、目標値
の正確な設定を容易にすることにより、又は目標値の再
設定を不要にすることにより、作業性を向上できる合材
量供給制御装置を提供することにある。また、本発明の
第二の目的は、移動平均データを用いる場合でも合材量
の急激な変化に対応することにより、又は外乱等により
合材量が計測できない場合でも制御を続行することによ
り、制御性能を向上できる合材量供給制御装置を提供す
ることにある。
の正確な設定を容易にすることにより、又は目標値の再
設定を不要にすることにより、作業性を向上できる合材
量供給制御装置を提供することにある。また、本発明の
第二の目的は、移動平均データを用いる場合でも合材量
の急激な変化に対応することにより、又は外乱等により
合材量が計測できない場合でも制御を続行することによ
り、制御性能を向上できる合材量供給制御装置を提供す
ることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本発
明に係る合材量供給制御装置10は、路面に供給された
合材量を合材量計測器80で計測し、合材量計測器80
で計測された合材量の計測値が目標値となるように合材
供給機構46を制御する演算制御手段12を備えたもの
である。そして、合材量計測器80で計測された計測値
に対応する表示値を表示する表示手段16、表示手段1
6に表示された表示値を手動で変更するための表示値変
更手段14、電源がオフされた時の目標値を記憶する目
標値記憶手段18等が、演算制御手段12の各機能に応
じて設けられる。
明に係る合材量供給制御装置10は、路面に供給された
合材量を合材量計測器80で計測し、合材量計測器80
で計測された合材量の計測値が目標値となるように合材
供給機構46を制御する演算制御手段12を備えたもの
である。そして、合材量計測器80で計測された計測値
に対応する表示値を表示する表示手段16、表示手段1
6に表示された表示値を手動で変更するための表示値変
更手段14、電源がオフされた時の目標値を記憶する目
標値記憶手段18等が、演算制御手段12の各機能に応
じて設けられる。
【0019】演算制御手段12は、下記機能の一又は二
以上を有する。 (1).目標値と計測値との差として、表示値を表示手段1
6に表示させる。そして、表示値変更手段14によって
変更された表示値に合わせて、目標値を変更する。例え
ば、表示値が`20'である場合、目標値は計測値よりも`2
0'だけ多い。ここで、表示値の`20'を`15'に変更する
と、計測値は不変であるから、目標値が計測値よりも`1
5'だけ多いことになる。つまり、目標値を`5' だけ減少
させたことになる。 (2).電源がオンされた時の合材量の計測値が、目標値記
憶手段18に記憶されている目標値よりも少なければ当
該目標値をそのまま用い、当該目標値よりも多ければ当
該計測値を新たな目標値として用いる。 (3).計測値とその移動平均値との差を算出し、この差が
一定以下であれば当該移動平均値を真の計測値とし、こ
の差が一定以上であれば当該計測値を真の計測値とする (4).合材量計測器80が計測不能となると、その前の計
測値を今回の計測値とする。
以上を有する。 (1).目標値と計測値との差として、表示値を表示手段1
6に表示させる。そして、表示値変更手段14によって
変更された表示値に合わせて、目標値を変更する。例え
ば、表示値が`20'である場合、目標値は計測値よりも`2
0'だけ多い。ここで、表示値の`20'を`15'に変更する
と、計測値は不変であるから、目標値が計測値よりも`1
5'だけ多いことになる。つまり、目標値を`5' だけ減少
させたことになる。 (2).電源がオンされた時の合材量の計測値が、目標値記
憶手段18に記憶されている目標値よりも少なければ当
該目標値をそのまま用い、当該目標値よりも多ければ当
該計測値を新たな目標値として用いる。 (3).計測値とその移動平均値との差を算出し、この差が
一定以下であれば当該移動平均値を真の計測値とし、こ
の差が一定以上であれば当該計測値を真の計測値とする (4).合材量計測器80が計測不能となると、その前の計
測値を今回の計測値とする。
【0020】
【発明の実施の形態】図2及び図3は本発明に係る合材
量供給制御装置の一実施形態を示し、図2はブロック
図、図3は外観斜視図である。図2及び図3において図
1と同一部分は同一符号を付すことにより重複説明を省
略する。以下、これらの図面に基づき詳しく説明する。
量供給制御装置の一実施形態を示し、図2はブロック
図、図3は外観斜視図である。図2及び図3において図
1と同一部分は同一符号を付すことにより重複説明を省
略する。以下、これらの図面に基づき詳しく説明する。
【0021】本実施形態の合材量供給制御装置10は、
演算制御手段としてのCPU121、ROM122及び
RAM123、表示値変更手段としてのインクリメント
用のスイッチ14+ 及びデクリメント用のスイッチ14
- 、表示手段としてのLEDディスプレイ161、目標
値記憶手段としてのE2 PROM181等を備えてい
る。合材量計測器としての超音波距離計801は、送信
部802、振動子803、受信部804等を備えてい
る。
演算制御手段としてのCPU121、ROM122及び
RAM123、表示値変更手段としてのインクリメント
用のスイッチ14+ 及びデクリメント用のスイッチ14
- 、表示手段としてのLEDディスプレイ161、目標
値記憶手段としてのE2 PROM181等を備えてい
る。合材量計測器としての超音波距離計801は、送信
部802、振動子803、受信部804等を備えてい
る。
【0022】工事現場において、作業者は、合材量の目
標値すなわち超音波距離計801から合材(図示せず)
までの距離を、次のようにして設定する。まず、合材供
給機構46を手動で操作し、合材を必要な高さまで溜め
込む。続いて、超音波距離計801で合材量を計測しつ
つ、スイッチ14+ ,14- を両方とも同時に押す。す
ると、LEDディスプレイ161に‘0’が表示され
る。このとき、設定された目標値は、目測により得られ
たものではないので、正確な値である。
標値すなわち超音波距離計801から合材(図示せず)
までの距離を、次のようにして設定する。まず、合材供
給機構46を手動で操作し、合材を必要な高さまで溜め
込む。続いて、超音波距離計801で合材量を計測しつ
つ、スイッチ14+ ,14- を両方とも同時に押す。す
ると、LEDディスプレイ161に‘0’が表示され
る。このとき、設定された目標値は、目測により得られ
たものではないので、正確な値である。
【0023】また、このときの高さよりも合材量の目標
値を多く又は少なくしたい場合には、スイッチ14+ ,
14- のどちらかを押す。スイッチ14+ を一回押すご
とに表示が‘0’→‘1’→‘2’→・・・と増加し、
スイッチ14- を一回押すごとに表示が‘0’→‘−
1’→‘−2’→・・・と減少する。例えば、このとき
の高さよりも合材量を20[cm]多くしたい場合には、スイ
ッチ14+ を押すことにより、LEDディスプレイ16
1に‘20’を表示させる。設定された目標値は、E2
PROM181に記憶される。E2 PROM181は、
電源をオフにしても記憶した内容を保持し続ける。
値を多く又は少なくしたい場合には、スイッチ14+ ,
14- のどちらかを押す。スイッチ14+ を一回押すご
とに表示が‘0’→‘1’→‘2’→・・・と増加し、
スイッチ14- を一回押すごとに表示が‘0’→‘−
1’→‘−2’→・・・と減少する。例えば、このとき
の高さよりも合材量を20[cm]多くしたい場合には、スイ
ッチ14+ を押すことにより、LEDディスプレイ16
1に‘20’を表示させる。設定された目標値は、E2
PROM181に記憶される。E2 PROM181は、
電源をオフにしても記憶した内容を保持し続ける。
【0024】なお、スイッチ14+ ,スイッチ14- の
利点は、平面的な構造であるため損傷を受けにくいこ
と、及び、通常は一本指で操作できるので作業性を向上
できることである。これに対して、従来の摘まみ(図1
1における摘まみ41A,41B)は、突起物であるた
め何かがぶつかって損傷しやすく、また常に二本指で操
作するので作業性が悪い。
利点は、平面的な構造であるため損傷を受けにくいこ
と、及び、通常は一本指で操作できるので作業性を向上
できることである。これに対して、従来の摘まみ(図1
1における摘まみ41A,41B)は、突起物であるた
め何かがぶつかって損傷しやすく、また常に二本指で操
作するので作業性が悪い。
【0025】図4乃至図8は本実施形態の合材量供給制
御装置の動作を示すフローチャートであり、図4はメイ
ンルーチン、図5は処理(イ)、図6は処理(ロ)、図
7は処理(ハ)、図8は処理(ニ)である。これらの動
作は、ROM122に記憶されたコンピュータプログラ
ムをCPU121が実行することによりなされる。以
下、図2乃至図8に基づき説明する。
御装置の動作を示すフローチャートであり、図4はメイ
ンルーチン、図5は処理(イ)、図6は処理(ロ)、図
7は処理(ハ)、図8は処理(ニ)である。これらの動
作は、ROM122に記憶されたコンピュータプログラ
ムをCPU121が実行することによりなされる。以
下、図2乃至図8に基づき説明する。
【0026】図4に示すメインルーチンについて説明す
る。図示しない電源スイッチをオンにすると、合材量供
給制御装置10の動作が始まる。まず、変数等の初期化
処理を実行する(ステップ101)。続いて、超音波距
離計801から超音波を送信し(ステップ102)、一
定時間内に超音波を受信したか否かを判断する(ステッ
プ103)。受信していなければ、処理(イ)へ進む
(ステップ104)。受信していれば、それが最初の計
測値であるか否かを判断する(ステップ105)。最初
の計測値であれば、処理(ロ)へ進む(ステップ10
6)。最初の計測値でなければ、処理(ハ)そして処理
(ニ)へ進む(ステップ107,108)。続いて、計
測値が目標値に一致するように、合材供給機構46を制
御する(ステップ109)。ステップ104,106,
109が終了すると、ステップ102へ戻る。また、電
源スイッチをオフにすると、その時点で合材量供給制御
装置10の動作が終わる。
る。図示しない電源スイッチをオンにすると、合材量供
給制御装置10の動作が始まる。まず、変数等の初期化
処理を実行する(ステップ101)。続いて、超音波距
離計801から超音波を送信し(ステップ102)、一
定時間内に超音波を受信したか否かを判断する(ステッ
プ103)。受信していなければ、処理(イ)へ進む
(ステップ104)。受信していれば、それが最初の計
測値であるか否かを判断する(ステップ105)。最初
の計測値であれば、処理(ロ)へ進む(ステップ10
6)。最初の計測値でなければ、処理(ハ)そして処理
(ニ)へ進む(ステップ107,108)。続いて、計
測値が目標値に一致するように、合材供給機構46を制
御する(ステップ109)。ステップ104,106,
109が終了すると、ステップ102へ戻る。また、電
源スイッチをオフにすると、その時点で合材量供給制御
装置10の動作が終わる。
【0027】図5に示す処理(イ)について説明する。
外乱等により、超音波を送信してから一定時間内に、超
音波を受信できない場合がある。この場合、受信できな
い状態の連続回数が一定以内であるか否かを判断する
(ステップ201)。一定以内であれば、前回の計測値
を今回も使用する(ステップ202)。一定以内でなけ
れば、何らかの異常が考えられるので、LEDディスプ
レイ161に‘エラ−’を表示するとともに、合材供給
機構46に対する制御を中止する(ステップ203)。
外乱等により、超音波を送信してから一定時間内に、超
音波を受信できない場合がある。この場合、受信できな
い状態の連続回数が一定以内であるか否かを判断する
(ステップ201)。一定以内であれば、前回の計測値
を今回も使用する(ステップ202)。一定以内でなけ
れば、何らかの異常が考えられるので、LEDディスプ
レイ161に‘エラ−’を表示するとともに、合材供給
機構46に対する制御を中止する(ステップ203)。
【0028】図6に示す処理(ロ)について説明する。
合材量の目標値は、電源がオフされた後も、E2 PRO
M181に記憶されている。まず、最初に得られた計測
値、すなわち電源がオンされた時の計測値と、E2 PR
OM181に記憶されている目標値とを比較する(ステ
ップ301)。計測値が目標値よりも多ければ、計測値
を新たな目標値とする(ステップ302,303)。計
測値が目標値よりも少なければ、目標値をそのまま用い
る(ステップ302)。工事現場において、作業者は、
作業を再開する場合に、目標値を再設定する場合があ
る。この場合、合材供給機構46を手動で操作し、合材
を必要な高さまで溜め込む。続いて、合材量供給制御装
置10の電源スイッチをオンにすると、処理(ロ)によ
って自動的に目標値が再設定される。なお、計測値が目
標値よりも少なければ目標値をそのまま用いる理由は、
合材が残り少なくなって十分に供給できなくなった場合
に、少なくなった計測値を目標値として再設定してしま
うことを避けるためである。
合材量の目標値は、電源がオフされた後も、E2 PRO
M181に記憶されている。まず、最初に得られた計測
値、すなわち電源がオンされた時の計測値と、E2 PR
OM181に記憶されている目標値とを比較する(ステ
ップ301)。計測値が目標値よりも多ければ、計測値
を新たな目標値とする(ステップ302,303)。計
測値が目標値よりも少なければ、目標値をそのまま用い
る(ステップ302)。工事現場において、作業者は、
作業を再開する場合に、目標値を再設定する場合があ
る。この場合、合材供給機構46を手動で操作し、合材
を必要な高さまで溜め込む。続いて、合材量供給制御装
置10の電源スイッチをオンにすると、処理(ロ)によ
って自動的に目標値が再設定される。なお、計測値が目
標値よりも少なければ目標値をそのまま用いる理由は、
合材が残り少なくなって十分に供給できなくなった場合
に、少なくなった計測値を目標値として再設定してしま
うことを避けるためである。
【0029】図7に示す処理(ハ)について説明する。
まず、目標値の設定中か否かを判断する(ステップ40
1)。これは、例えば、スイッチ14+ ,14- によっ
て設定された目標値が変化したか否かで判断できる。目
標値が設定中であれば、目標値を更新する(ステップ4
02)。
まず、目標値の設定中か否かを判断する(ステップ40
1)。これは、例えば、スイッチ14+ ,14- によっ
て設定された目標値が変化したか否かで判断できる。目
標値が設定中であれば、目標値を更新する(ステップ4
02)。
【0030】図8に示す処理(ニ)について説明する。
まず、計測値の移動平均値を算出する(ステップ50
1)。続いて、計測値とその移動移動平均値との差を算
出し、この差が一定以下であるか否かを判断する(ステ
ップ502)。差が一定以下であれば、移動平均値を真
の計測値とする(ステップ503)。差が一定以上であ
れば、合材量が急激に変化したと考えられるので、計測
値を真の計測値とする(ステップ504)。
まず、計測値の移動平均値を算出する(ステップ50
1)。続いて、計測値とその移動移動平均値との差を算
出し、この差が一定以下であるか否かを判断する(ステ
ップ502)。差が一定以下であれば、移動平均値を真
の計測値とする(ステップ503)。差が一定以上であ
れば、合材量が急激に変化したと考えられるので、計測
値を真の計測値とする(ステップ504)。
【0031】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、合材量計測
器には、超音波距離計の他に、電波距離計、光距離計等
の非接触型距離計、又は機械的な接触型距離計等を用い
てもよい。
施形態に限定されるものではない。例えば、合材量計測
器には、超音波距離計の他に、電波距離計、光距離計等
の非接触型距離計、又は機械的な接触型距離計等を用い
てもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の合材量供給制御装置によ
れば、目標値と計測値との差として表示値を表示すると
ともに、変更された表示値に合わせて目標値を変更する
ようにしたので、簡単な操作で正確に目標値を設定でき
る。つまり、目標値と計測値との差として表示値が表示
されるので、ある合材量での表示値を‘0’と設定する
だけで、そのときの合材量を目標値として簡単に設定で
きる。このとき、設定された目標値は、目測により得ら
れたものではないので、正確な値である。このように、
熟練者でなくても簡単かつ正確に目標値を設定できるの
で、作業性を向上できる。
れば、目標値と計測値との差として表示値を表示すると
ともに、変更された表示値に合わせて目標値を変更する
ようにしたので、簡単な操作で正確に目標値を設定でき
る。つまり、目標値と計測値との差として表示値が表示
されるので、ある合材量での表示値を‘0’と設定する
だけで、そのときの合材量を目標値として簡単に設定で
きる。このとき、設定された目標値は、目測により得ら
れたものではないので、正確な値である。このように、
熟練者でなくても簡単かつ正確に目標値を設定できるの
で、作業性を向上できる。
【0033】請求項2記載の合材量供給制御装置によれ
ば、電源をオンした時の合材量の計測値が、記憶されて
いる目標値よりも多い場合に、当該計測値を新たな目標
値として用いるようにしたので、目標値の再設定を不要
にでき、これにより作業性を向上できる。
ば、電源をオンした時の合材量の計測値が、記憶されて
いる目標値よりも多い場合に、当該計測値を新たな目標
値として用いるようにしたので、目標値の再設定を不要
にでき、これにより作業性を向上できる。
【0034】請求項3記載の合材量供給制御装置によれ
ば、計測値とその移動平均値との差が一定以上であれば
当該計測値を真の計測値とするようにしたので、合材量
の急激な変化に対応でき、これにより制御性能を向上で
きる。
ば、計測値とその移動平均値との差が一定以上であれば
当該計測値を真の計測値とするようにしたので、合材量
の急激な変化に対応でき、これにより制御性能を向上で
きる。
【0035】請求項4記載の合材量供給制御装置によれ
ば、合材量計測器が計測不能となると、その前の計測値
を今回の計測値として用いるようにしたので、外乱等に
よっても制御を中断することなく続行でき、これにより
制御性能を向上できる。
ば、合材量計測器が計測不能となると、その前の計測値
を今回の計測値として用いるようにしたので、外乱等に
よっても制御を中断することなく続行でき、これにより
制御性能を向上できる。
【図1】本発明に係る合材量供給制御装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明に係る合材量供給制御装置の一実施形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】図2の合材量供給制御装置の外観を示す斜視図
である。
である。
【図4】図2の合材量供給制御装置の動作におけるメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図4のメインルーチンにおける処理(イ)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】図4のメインルーチンにおける処理(ロ)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】図4のメインルーチンにおける処理(ハ)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】図4のメインルーチンにおける処理(ニ)を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図9】一般的なアスファルトフィニッシャを示す斜視
図である。
図である。
【図10】図9のアスファルトフィニッシャの動作を示
す要部側面図であり、図10(A)は平坦地における動
作を示し、図10(B)及び図10(C)が段差におけ
る動作を示す。
す要部側面図であり、図10(A)は平坦地における動
作を示し、図10(B)及び図10(C)が段差におけ
る動作を示す。
【図11】図9のアスファルトフィニッシャに用いられ
る従来の超音波距離計の周辺を示す要部斜視図である。
る従来の超音波距離計の周辺を示す要部斜視図である。
【図12】図11の従来の合材量供給制御装置の周辺を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
10 合材量供給制御装置 12 演算制御手段 121 CPU(演算制御手段の一部) 122 ROM(演算制御手段の一部) 123 RAM(演算制御手段の一部) 14 表示値変更手段 14+ ,14- スイッチ(表示値変更手段) 16 表示手段 161 LEDディスプレイ(表示手段) 18 目標値記憶手段 181 E2 PROM(目標値記憶手段) 46 合材供給機構 80 合材量計測器 801 超音波距離計
Claims (4)
- 【請求項1】 路面に供給された合材量を合材量計測器
で計測し、この合材量計測器で計測された合材量の計測
値が目標値となるように合材供給機構を制御する演算制
御手段を備えた合材量供給制御装置において、 前記合材量計測器で計測された計測値に対応する表示値
を表示する表示手段と、 この表示手段に表示された表示値を手動で変更するため
の表示値変更手段とを備え、 前記演算制御手段は、前記目標値と前記計測値との差と
して前記表示値を前記表示手段に表示させるとともに、
前記表示値変更手段によって変更された表示値に合わせ
て前記目標値を変更する、 ことを特徴とする合材量供給制御装置。 - 【請求項2】 路面に供給された合材量を合材量計測器
で計測し、この合材量計測器で計測された合材量の計測
値が目標値となるように合材供給機構を制御する演算制
御手段と、 電源がオフされた時の前記目標値を記憶する目標値記憶
手段と、 を備えた合材量供給制御装置において、 前記演算制御手段は、電源がオンされた時の合材量の前
記計測値が、前記目標値記憶手段に記憶されている目標
値よりも少なければ当該目標値をそのまま用い、当該目
標値よりも多ければ当該計測値を新たな目標値として用
いる、 ことを特徴とする合材量供給制御装置。 - 【請求項3】 路面に供給された合材量を合材量計測器
で計測し、この合材量計測器で計測された合材量の計測
値が目標値となるように合材供給機構を制御する演算制
御手段を備えた合材量供給制御装置において、 前記演算制御手段は、前記計測値とその移動平均値との
差を算出し、この差が一定以下であれば前記移動平均値
を真の計測値とし、この差が一定以上であれば前記計測
値を真の計測値とする、 ことを特徴とする合材量供給制御装置。 - 【請求項4】 路面に供給された合材量を合材量計測器
で計測し、この合材量計測器で計測された合材量の計測
値が目標値となるように合材供給機構を制御する演算制
御手段を備えた合材量供給制御装置において、 前記演算制御手段は、前記合材量計測器が計測不能とな
ると、その前の計測値を今回の計測値とする、 ことを特徴とする合材量供給制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447798A JPH11310904A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
DE1999118618 DE19918618A1 (de) | 1998-04-28 | 1999-04-23 | Zufuhrsteuervorrichtung für Bodenbelagsmaterial und Ultraschallbereichssensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447798A JPH11310904A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310904A true JPH11310904A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15129249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13447798A Withdrawn JPH11310904A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 合材量供給制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11310904A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021193332A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 住友建機株式会社 | アスファルトフィニッシャ及び機械学習装置 |
US12039866B2 (en) | 2019-03-25 | 2024-07-16 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Display unit for road machine |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP13447798A patent/JPH11310904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12039866B2 (en) | 2019-03-25 | 2024-07-16 | Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. | Display unit for road machine |
WO2021193332A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 住友建機株式会社 | アスファルトフィニッシャ及び機械学習装置 |
JPWO2021193332A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050705 |