JPH11310720A - 有機・無機ハイブリッド材料及びその製造方法 - Google Patents
有機・無機ハイブリッド材料及びその製造方法Info
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- JPH11310720A JPH11310720A JP11840898A JP11840898A JPH11310720A JP H11310720 A JPH11310720 A JP H11310720A JP 11840898 A JP11840898 A JP 11840898A JP 11840898 A JP11840898 A JP 11840898A JP H11310720 A JPH11310720 A JP H11310720A
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Abstract
材料及び、このような材料を汎用性のある材料及び方法
にて容易に製造する方法を提供する。 【解決の手段】有機ポリマー10〜90重量%とシリカ
を主成分とする無機物90〜10重量%とからなる有機
・無機ハイブリッド材料であって、前記有機ポリマーと
前記無機物とがイオン結合を介して結合してなり、かつ
透明性を有することを特徴とする有機・無機ハイブリッ
ド材料及びその製造方法を用いる。
Description
を利用した有機・無機ハイブリッド材料及びその製造方
法に関するものであり、さらに詳しくは従来のハイブリ
ッド材料の欠点を解決し、透明性を有した新規な有機・
無機ハイブリッド材料及びその製造方法に関するもので
ある。
成する手段としては、従来から有機ポリマーと無機物の
複合化が検討されてきた。例えば、有機ポリマーとガラ
ス繊維とを複合化することで有機ポリマーの強度、弾性
率が改善できることが知られている。しかし、このよう
な複合材料は衝撃強度、破断伸びの低下といった性能面
での欠点を有しているばかりでなく、複合化により不透
明となるため、透明性を要求される用途には使用できな
いといった機能面での欠点を有していた。
手段として、近年、有機ポリマーと無機物とを分子レベ
ルで組み合わせた有機・無機ハイブリッド材料が注目さ
れている。(Y.Chujo,T.Saegusa,A
dv.Polym.Sci.,100巻,11頁(19
92年))このハイブリッド材料は、両成分が分子レベ
ルで均一に複合化されているため、従来の既存複合材料
の性能面、機能面の欠点を克服することが可能である。
しかしながら、これまで検討されてきた有機・無機ハイ
ブリッド材料は、主に水素結合による相互作用を用いて
両成分の親和性を高める手法を採ってきたため、使用可
能な有機ポリマーはアミド基等の水素結合受容基を有す
るポリマーに限定され、汎用性に乏しいといった欠点
や、得られたハイブリッドが耐水性に劣るといった欠点
を有していた。
ブリッド材料の欠点を解決し、透明性を有した新規な有
機・無機ハイブリッド材料及び、このような材料を汎用
性のある材料及び方法にて容易に製造する方法を提供す
るものである。
ポリマー10〜90重量%とシリカを主成分とする無機
物90〜10重量%とからなる有機・無機ハイブリッド
材料であって、前記有機ポリマーと前記無機物とがイオ
ン結合を介して結合してなり、かつ透明性を有すること
を特徴とする有機・無機ハイブリッド材料及びその製造
方法に関するものである。以下、本発明を詳細に説明す
る。
物とイオン結合を形成しうる官能基を有していることが
必要である。官能基の具体例としては、カルボキシル
基、スルホン酸基、フェノール性水酸基等の酸性官能基
や、アミノ基、ピリジル基等の塩基性官能基が挙げら
れ、これら官能基の少なくとも1種が有機ポリマーに導
入されていれば、有機ポリマーの種類に特に制限はな
い。
は、上記官能基が導入されたポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィン、ポリスチレン、AS、AB
S、SBS等のスチレン系のポリマー、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン等のハ
ロゲン系ポリマー、ポリメタクリル酸メチル、ポリアク
リル酸エチル等の(メタ)アクリル系ポリマー、ポリウ
レタン、ポリジメチルシロキサン等のシリコーン系ポリ
マー、ナイロン−6、ナイロン−66等のポリアミド、
PET、PBT等のポリエステル、ポリカーボネート、
ポリフェニレンオキサイド系ポリマー、ポリスルホン、
ポリフェニレンスルフィド等のイオウ系ポリマー、ポリ
イミド等が挙げられる。これらのうち、好ましい有機ポ
リマーとしては、官能基の導入が容易であることと無機
物とのハイブリッド化が比較的容易である点から、ポリ
オレフィン、スチレン系ポリマー、ハロゲン系ポリマ
ー、(メタ)アクリル系ポリマーが挙げられる。
に制限はないが、1,000〜1,000,000の分
子量を有する有機ポリマーを用いることが好ましい。こ
の範囲の分子量であれば、得られる有機・無機ハイブリ
ッド材料の機械的特性が低下したり、その加工性に制約
が生じてくるようなことを避けることができるからであ
る。
有機ポリマーの繰り返し単位に対して0.5〜50モル
%、好ましくは1〜30モル%の範囲が好ましい結果を
与える。導入官能基量がこの範囲にあれば、有機ポリマ
ーと無機物との親和性は十分であり、これらの分散が十
分となり機械的特性が低下するのを避けることができ、
また、得られる有機・無機ハイブリット材料の透明性も
維持できる。一方、導入官能基量が50モル%を越える
と、有機ポリマーの本来有している優れた特性が低下す
ることがある。
は有機・無機ハイブリッド材料が透明であることを意味
し、透明であることは、目視や、適当な波長の光の透過
性を適当な装置により測定することで確認できる。
成分とする無機物である。ここでいう「シリカを主成分
とする」とは、無機物中のシリカ含有量が70重量%以
上、好ましくは80重量%以上であることを示すもので
ある。シリカ以外の成分としては、特に制限はないが、
例えばアルミナ、チタニア、ジルコニア等が挙げられ
る。
ポリマーに導入された官能基とイオン結合しうる官能基
が導入されていなければならない。例えば、有機ポリマ
ーにカルボキシル基、スルホン酸基、フェノール性水酸
基等の酸性官能基が導入されている場合、無機物にはア
ミノ基、ピリジル基等の塩基性官能基が導入される。一
方、有機ポリマーにアミノ基、ピリジル基等の塩基性官
能基が導入されている場合、無機物にはカルボキシル
基、スルホン酸基、フェノール性水酸基等の酸性官能基
が導入される。
ては、有機ポリマーに導入されている官能基のモル数に
対して0.3倍モル〜10倍モルの導入が好ましい。導
入官能基量がこの範囲にあれば、有機ポリマーと無機物
との親和性は十分であり、これらの分散が十分となり機
械的特性が低下するのを避けることができ、また、得ら
れる有機・無機ハイブリット材料の透明性も維持でき
る。一方、導入官能基量が10倍モルを越えると、シリ
カの網目構造の形成が不十分となり、シリカの本来有し
ている優れた特性が低下することがある。
成は、有機ポリマー10〜90重量%とシリカを主成分
とする無機物90〜10重量%とからなるものであり、
組成が上記範囲を逸脱し有機ポリマー含有量が10%未
満となると、得られるハイブリッド材料が脆弱となり柔
軟性がなくなるため好ましくない。一方、有機ポリマー
含有量が90%を越えると、シリカによる補強効果が少
なくなり、機械的特性等が有機ポリマー単体と比較して
十分に改善されなくなるため好ましくない。
料の製造方法について説明する。
された特定の有機ポリマー存在下、有機ポリマーに導入
された官能基とイオン結合しうる官能基を有するアルコ
キシシラン化合物を含むアルコキシシラン類とを加水分
解・縮合反応させる、いわゆるゾル−ゲル反応により、
系内でシリカを合成する点にある。
は、反応は溶媒を用いないバルク状態で実施しても構わ
ないが、反応条件下で有機ポリマーが固体状態である場
合や有機ポリマーとアルコキシシラン類との相溶性が乏
しい場合には、適宜溶媒を選択し用いることもできる。
使用可能な溶媒としては、水、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール等のアルコール系溶媒、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル、ジメチル
アセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2
−ピロリドン等のアミド系溶媒、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等が挙げられ、これら溶媒を混合して用
いてもさしつかえない。とくに好ましい溶媒としては、
ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、N−メ
チル−2−ピロリドン等のアミド系溶媒やジメチルスル
ホキシドであり、これら溶媒と水との混合溶媒も好まし
く用いられる。溶媒の使用量としては、有機ポリマー及
びアルコキシシランが均一に溶解しうる範囲であれば特
に制限はないが、一般的には有機ポリマーの濃度が2〜
40重量%となる範囲が好ましい。
しては、有機ポリマーに導入した官能基とイオン結合し
うる官能基を有するアルコキシシラン化合物(以下、
「イオン結合性アルコキシシラン化合物」という)を少
なくとも1種含んだアルコキシシラン類である。従っ
て、本発明で用いられるアルコキシシラン類としては、
イオン結合性アルコキシシラン化合物単独であっても、
以下に述べる有機ポリマーに導入した官能基とイオン結
合しうる官能基を有しないアルコキシシラン化合物(以
下、「非イオン結合性アルコキシシラン化合物」とい
う)との併用であってもよい。
としては、4−アミノブチルトリエトキシシラン、(ア
ミノエチルアミノメチル)フェネチルトリメトキシシラ
ン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(6−アミ
ノヘキシル)アミノプロピルトリメトキシシラン、3−
(m−アミノフェノキシ)プロピルトリメトキシシラ
ン、m−アミノフェニルトリメトキシシラン、p−アミ
ノフェニルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルジ
イソプロピルエトキシシラン、3−アミノプロピルジメ
チルエトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジエト
キシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
3−アミノプロピルトリメトキシシラン、(3−トリメ
トキシシリルプロピル)ジエチレントリアミン、3−ジ
メチルアミノプロピルジエトキシメチルシラン、(N,
N−ジメチルアミノプロピル)トリメトキシシラン、N
−メチルアミノプロピルトリメトキシシラン、2−(ト
リメトキシシリルエチル)ピリジン、カルボキシエチル
トリメトキシシラン、3−(トリエトキシシリル)−2
−メチルプロピルコハク酸、N−(トリメトキシシリル
プロピル)エチレンジアミン三酢酸が挙げられる。
化合物と併用することのできる非イオン結合性アルコキ
シシラン化合物の例としては、テトラメトキシシラン、
テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、
エチルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリエトキシシラン等が挙げられる。
ル−ゲル反応終了後得られる有機・無機ハイブリッド材
料中のシリカ含有量が10〜90重量%となるように反
応系に添加する。
料の製造における反応条件を具体的に説明する。
るが、一般的には有機ポリマーを溶解しうる溶媒中で行
う。まず、官能基が導入された有機ポリマーを溶媒に溶
解させ、その後アルコキシシラン類を添加して所定温度
でゾル−ゲル反応を行う。反応は、撹拌あるいは無撹拌
で進行させることができる。
に、触媒である酸又はアルカリを添加してもよく、反応
触媒としては、一般的な酸又はアルカリが使用できる。
例えば、酸触媒としては塩酸、硫酸等が使用可能であ
り、アルカリ触媒としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が使用できる。また、触媒の量は反応を加速で
きる範囲であれば任意の量を用いることができる。
あり、温度に関しては室温〜150℃の範囲で任意に設
定できる。また、反応時間についても1時間から数十日
の間で任意に設定できる。
リッド材料は、溶液キャスト法により、フィルム、繊維
等に成形可能であるばかりでなく、射出成形、押出成
形、圧縮成形等の溶融成形により各種成形品、フィル
ム、シート、パイプ、繊維等に成形することができる。
囲において、離型剤、滑剤、安定剤、核剤、発泡剤、難
燃剤、難燃助剤、染料、顔料等を必要に応じて添加して
もよい。
するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるもの
ではない。
チレン200mlに溶解し、0℃にてクロロスルホン酸
0.638mlを10分間かけて滴下、反応させた。反
応終了後、溶液をヘキサン2リットルに滴下、ポリマー
を沈殿させ、濾過によりポリマーを回収し、ヘキサンで
再度洗浄後、減圧下50℃で24時間乾燥してポリマー
を単離した。スルホン化率は、元素分析、1H−NMR
よりスチレン繰り返し単位を基準として10.4モル%
と算出された。
5g(スチレン繰り返し単位として4.45×10-3モ
ル)をジメチルホルムアミド8mlに溶解し、テトラメ
トキシシラン0.115g(1.9×10-3モル)、3
−アミノプロピルトリメトキシシラン0.034g
(3.1×10-4モル)、0.1N塩酸2gを加え、1
00℃にて168時間反応を行った。反応終了後、減圧
力下100℃で乾燥し、ガラス状のハイブリッドを単離
した。得られたハイブリッドは透明、均一であり、その
元素分析により得られた組成はポリスチレン80重量
%、シリカ20重量%であった。
g(スチレン繰り返し単位として4.45×10-3モ
ル)をN−メチル−2−ピロリドン15mlに溶解し、
水0.661ml、テトラメトキシシラン0.522g
(8.7×10-3モル)、3−アミノプロピルトリメト
キシシラン0.025g(2.2×10-4モル)、0.
1N塩酸2gを加え、100℃にて168時間反応を行
った。反応終了後、減圧力下100℃で乾燥し、ガラス
状のハイブリッドを単離した。得られたハイブリッドは
透明、均一であり、その元素分析により得られた組成は
ポリスチレン50重量%、シリカ50重量%であった。
g(スチレン繰り返し単位として4.45×10-3モ
ル)をジメチルホルムアミド10mlに溶解し、水0.
166ml、テトラメトキシシラン0.134g(2.
2×10-3モル)、0.1N塩酸2gを加え、100℃
にて168時間反応を行った。反応終了後、減圧力下1
00℃で乾燥し、ガラス状のハイブリッドを単離した。
得られたハイブリッドは不透明であり、ポリスチレンに
導入したスルホン酸基とイオン結合を形成するアミノ基
をシリカに導入しないと、均一かつ透明なハイブリッド
は得られなかった。なお、本比較例で得られたハイブリ
ットの元素分析により得られた組成はポリスチレン80
重量%、シリカ20重量%であった。
g(スチレン繰り返し単位として4.45×10-3モ
ル)をN−メチル−2−ピロリドン15mlに溶解し、
水0.665ml、テトラメトキシシラン0.534g
(8.9×10-3モル)、0.1N塩酸2gを加え、1
00℃にて168時間反応を行った。反応終了後、減圧
力下100℃で乾燥し、ガラス状のハイブリッドを単離
した。得られたハイブリッドは不透明であり、ポリスチ
レンに導入したスルホン酸基とイオン結合を形成するア
ミノ基をシリカに導入しないと、均一かつ透明なハイブ
リッドは得られなかった。なお、本比較例で得られたハ
イブリットの元素分析により得られた組成はポリスチレ
ン50重量%、シリカ50重量%であった。
のハイブリッド材料は、有機ポリマーと無機物とが分子
レベルで均一に組み合わされているため、既存の複合材
料の欠点を克服するのみならず、材料の特性を飛躍的に
向上させる可能性を秘めた革新的材料として産業上重要
である。さらに、本発明の方法で得られるハイブリッド
材料は、従来のハイブリット材料の欠点であった耐水性
を改善できうるばかりでなく、使用可能な有機ポリマー
の範囲を大幅に拡大可能であるといった点で汎用性に優
れたものであり、その利用価値は極めて高い。
Claims (3)
- 【請求項1】有機ポリマー10〜90重量%とシリカを
主成分とする無機物90〜10重量%とからなる有機・
無機ハイブリッド材料であって、前記有機ポリマーと前
記無機物とがイオン結合を介して結合してなり、かつ透
明性を有することを特徴とする有機・無機ハイブリッド
材料。 - 【請求項2】有機ポリマーがカルボキシル基、スルホン
酸基、フェノール性水酸基、アミノ基及びピリジル基か
らなる群より選ばれた少なくとも1種の官能基を有し、
かつ無機物が前記有機ポリマーの官能基とイオン結合し
うる官能基を有することを特徴とする請求項1に記載の
有機・無機ハイブリッド材料。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の有機・無機
ハイブリッド材料の製造方法において、有機ポリマー存
在下、前記有機ポリマーの有する官能基とイオン結合し
うる官能基を有するアルコキシシラン化合物を含むアル
コキシシラン類をゾル−ゲル反応させることを特徴とす
る有機・無機ハイブリッド材料の製造方法。
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JP11840898A JP4022639B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 有機・無機ハイブリッド材料及びその製造方法 |
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JPH11310720A true JPH11310720A (ja) | 1999-11-09 |
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- 1998-04-28 JP JP11840898A patent/JP4022639B2/ja not_active Expired - Fee Related
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