JPH11308371A - 監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定時発報の費用を押さえて、回線品質を維持
することができる監視システムを得ることを目的とす
る。 【解決手段】 定時発報を行う場合には、直流ループ回
路を形成し、ダイヤルし、ＲＢＴを検出すると直流ルー
プ回路を開放して回線終話し、一方、異常発報を行う場
合には、直流ループ回路を形成し、発信者番号通知の非
通知指令を付加してダイヤルし、異常信号を送信し、直
流ループ回路を開放して回線終話する送信側通信装置１
００と、極性反転があると、直流ループ回路を形成して
一次応答信号を返し、発信者番号通知を受信した場合
は、直流ループ回路を開放して受信完了信号を返して終
話し、他方、発信者番号通知を受信しない場合は、直流
ループ回路を開放し受信完了信号を返し、再び直流ルー
プ回路を形成し、異常信号を受信し直流ループ回路を開
放して終話する受信側通信装置２００とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ビルなどに設置
されたエレベータ、設備機器等の監視システムに関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、ビルに設置されたエレベータ及び
設備機器監視装置の通信装置は、通信回線（電話回線）
を含めたシステム発報試験を定期的に実施し、そのシス
テムの正常性を常に確認している。

【０００３】通信装置の通信回線は異常時に異常信号を
発報するシステムも機能上は構成できるが、電話回線工
事上の不具合による回線断線、電話料金の未納による回
線不通も多々発生しており、回線が正常に使用可能なこ
とを、監視用（送信側）の通信装置からの定時発報で確
認している。

【０００４】定期的な発報試験の方法は、定められた期
間に（毎日１回）定期的な設備機器監視装置等の通信装
置からの発報を実施し、保守情報センターでは登録され
ている設備機器等の監視システムのリストと突き合わせ
を実施している。

【０００５】定められた期間内に定時発報の着信が保守
情報センターに来ていない場合には、対応技術者に出動
指示をして現地のエレベータ、設備機器監視装置、通信
装置等の状態確認を実施する。

【０００６】エレベータ及び設備機器監視装置の通信装
置の回線試験をシステム発報試験により確認する上記の
方法では、電話会社の一般回線を用いているため通信試
験のための通話料が毎日、各々の現場で発生する。

【０００７】エレベータ及び設備機器監視装置の通信装
置と保守情報センターとの電話回線での接続は、保守会
社の費用負担で接続するため、監視しているビルが増加
すると通信料金は益々増加していく。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
監視システムでは、通信回線の品質維持のためのコスト
が益々増加するという問題点があった。

【０００９】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、上記の定時発報の費用を押さえ
て、回線品質を維持することができる監視システムを得
ることを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】この発明に係る監視シス
テムは、電話回線の発信者番号通知サービスを用いた監
視システムにおいて、定時発報を行う場合には、電話回
線に直流ループ回路を形成し、ダイヤルし、リングバッ
クトーンを検出すると直流ループ回路を開放して回線終
話し、一方、異常発報を行う場合には、電話回線に直流
ループ回路を形成し、ダイヤル番号に発信者番号通知の
非通知指令を付加してダイヤルし、通話状態になると異
常信号を送信し、直流ループ回路を開放して回線終話す
る送信側通信装置と、電話回線の極性反転があると、電
話回線に直流ループ回路を形成することにより一次応答
信号を返し、発信者番号通知を受信した場合は、直流ル
ープ回路を開放し受信完了信号を返して回線終話し、一
方、発信者番号通知を受信しない場合は、直流ループ回
路を開放し受信完了信号を返し、着信鳴動があると電話
回線に直流ループ回路を形成し二次応答信号を返し、通
話状態になると異常信号を受信し直流ループ回路を開放
して回線終話する受信側通信装置とを備えている。

【００１１】また、送信側通信装置は、ダイアルする場
合、ダイヤル番号に発信者番号通知の非通知指令を付加
するか、否かにより異常信号の発報と定時発報とを区別
する。

【００１２】さらに、受信側通信装置は、発信者番号通
知機能を用いて発信者番号通知の通知番号の有無により
異常発報と定時発報とを区別する。

【００１３】

【発明の実施の形態】実施の形態１．この発明の実施の
形態１に係る監視システムについて図１から図８までを
参照しながら説明する。図１は、この発明の実施の形態
１に係る監視システムの全体構成を示すブロック図であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。図１において、１０はエレベータ、１１は設備機器
監視装置、１００は送信側通信装置であり、それぞれは
複数の監視対象ビルに設置されている。２００は受信側
通信装置、２０ホストコンピュータであり、それぞれは
複数のビルを監視している保守情報センターに設置され
ている。

【００１４】なお、監視対象ビルに設置されている送信
側通信装置１００と、保守情報センターに設置されてい
る受信側通信装置２００とは、電話会社の公衆電話回線
網３００で接続されており、さらに受信側通信装置２０
０は、電話会社との間で発信者番号通知サービスの契約
がされている。

【００１５】図２は、この発明の実施の形態１に係る監
視システムの送信側通信装置の構成を示すブロック図で
ある。図２において、１０１はマイクロプロセッサ、１
０２は呼出信号検出回路、１０３は直流ループ生成回
路、１０４は極性反転検出回路、１０５はＭＯＤＥＭ回
路である。１１０は保守情報センター電話番号記憶回
路、１１１はエレベータ、設備異常発信回路、１１２は
異常信号蓄積回路、１１３はエレベータ１０に接続され
たエレベータ用Ｉ／Ｆ、１１４は設備機器監視装置１１
に接続された設備機器監視装置用Ｉ／Ｆ、１１５は定時
発報発進回路、１１６はメンテナンスコンピュータ１２
に接続されたメンテナンスコンピュータＩ／Ｆ、１１７
は電源部である。

【００１６】図３は、この発明の実施の形態１に係る監
視システムの受信側通信装置の構成を示すブロック図で
ある。図３において、２０１はマイクロプロセッサ、２
０２は呼出信号検出回路、２０３は直流ループ生成回
路、２０４は極性反転検出回路、２０５はＭＯＤＥＭ回
路である。２１０は着信応答回路、２１１は発信者番号
通知信号検知回路、２１２は異常信号検知回路、２１３
は受信信号蓄積回路、２１４はホストコンピュータ２０
に接続されたホストコンピュータＩ／Ｆ、２１５は電源
部である。

【００１７】つぎに、この実施の形態１に係る監視シス
テムの動作について図４から図８までを参照しながら説
明する。図４は、この実施の形態１に係る監視システム
の送信側通信装置１００の動作を示すフローチャートで
ある。図５は、この実施の形態１に係る監視システムの
受信側の通信装置２００の動作を示すフローチャートで
ある。

【００１８】まず、送信側通信装置１００の動作につい
て説明する。定められた定時発報の時刻になると（ステ
ップ１５２）、通信装置１００（マイクロプロセッサ１
０１）は、保守情報センターの通信装置２０Ｏに対して
発呼する。

【００１９】この発呼は、直流ループ生成回路１０３に
よりスイッチＳ１をＯＮして直流ループ回路を形成し
（ステップ１５３）、ＭＯＤＥＭ回路１０５によりＰＢ
信号で保守情報センターの通信装置２００（受信装置）
に対してダイヤルを行う（ステップ１５４）。

【００２０】次に、ＭＯＤＥＭ回路１０５により電話局
からのＲＢＴ（リングバックトーン）の音を検知すると
（ステップ１５５）、直流ループ生成回路１０３により
スイッチＳ１をＯＦＦして直流ループ回路を開放し回線
を終話する（ステップ１５６、１６３）。このＲＢＴが
返送された場合には、電話会社の発信者番号通知の番号
通知が完了していることの確認となる。

【００２１】一方、異常発報（異常信号の発報）を行う
場合は、直流ループ生成回路１０３によりスイッチＳ１
をＯＮして直流ループ回路を形成し（ステップ１５
７）、ＭＯＤＥＭ回路１０５によりＰＢ信号で保守情報
センターの通信装置２００（受信装置）に対してダイヤ
ルを行うが、異常発報の場合は、保守情報センターの電
話番号に、発信者番号通知サービスに対する番号の非通
知指令である”１８４”を電話番号に付加してダイヤル
する（ステップ１５８）。ダイヤル時に非通知指令の電
話番号”１８４”が、付加されることが異常発報であ
り、付加されない発信の定時発報と区別できる。

【００２２】次に、ＭＯＤＥＭ回路１０５により電話局
からのＲＢＴ（リングバックトーン）の音が検知され、
保守情報センターが呼び出されると、保守情報センター
側の通信装置２００が応答し通話状態となる（ステップ
１６０）。そして、通話状態になると、ＭＯＤＥＭ回路
１０５により異常信号蓄積回路１１２に蓄積されていた
異常信号を送信する（ステップ１６１）。さらに、通話
が終了したら、直流ループ生成回路１０３によりスイッ
チＳ１をＯＦＦして直流ループ回路を開放し通信を終話
させる（ステップ１６２〜１６３）。

【００２３】つづいて、受信側通信装置２００の動作に
ついて説明する。定時発報の受信の場合は、電話局の交
換機（加入者線交換機）からの信号に極性反転（電話回
線Ｌ１、Ｌ２）があり、これが極性反転検出回路２０４
により検出されると通信開始となる（ステップ２５
１）。

【００２４】次に、通信装置２００は、発信者番号通知
信号を受信すべく、直流ループ生成回路２０３によりス
イッチＳ１をＯＮして一次応答信号の直流ループ回路を
返信し電話局の交換機からの発信者番号の通知を待つ
（ステップ２５２〜２５３）。

【００２５】この後、発信者番号通知の番号（ビル側の
通信装置１００の電話番号）がＭＯＤＥＭ信号で送信さ
れてくるが、その送信が完了したら、直流ループ生成回
路２０３によりスイッチＳ１をＯＦＦして、受信完了の
信号である直流ループ回路を開放する（ステップ２５
４）。

【００２６】その後、電話局の交換機からは、１６Ｈｚ
の呼出し信号（リンガー信号）が送信されてくるので、
着信鳴動を待つ（ステップ２５５）。ここで、ビル側の
定時発報の場合は、前述したようにリングバックトーン
を確認した時点で回線を終話とするので、鳴動時間は僅
かである。着信鳴動がなくなると、保守情報センター側
の通信装置２００は、受信した発信者番号通知の電話番
号を定時発報の通信先と判断して保守情報センターのホ
ストコンピュータ２０へ情報を転送する（ステップ２５
６）。そして、回線を終話する。

【００２７】ホストコンピュータ２０では、予め登録さ
れている図８に示すような定時発報管理ファイルのビル
データを電話番号から探し出し、当該ビルの定時発報デ
ータの発報時刻を書き換える。

【００２８】定時発報の良否の判断は、定められた周期
毎に、最新の定時発報時刻と前回の定時発報時刻の比較
が実施され、前回の定時発報時刻より定められた時間周
期に定時発報が有るか否かに基づいて判断される。定め
られた時間周期になっても定時発報がないビルが抽出さ
れる。詳細については後述する。

【００２９】一方、ビル設備の異常発報（異常信号の発
報）を受信する場合には、以下のようになる。定時発報
の直流ループ回路形成（ステップ２５２）までは同様の
動作であるが、送信側通信装置１００のダイヤル時に、
発信ダイヤルに”１８４”が付加されると電話会社の交
換局は、発信者番号を通知せず、発信者番号非通知理由
コードを送信してくるので、発信者番号通知無しを判断
し、直流ループを遮断し通常の着信応答へ移行させる
（ステップ２５３、２５８〜２５９）。

【００３０】次に、電話局からの呼出し信号に対して応
答し、二次応答信号の直流ループ回路を形成し回線を捕
捉する（ステップ２６０〜２６１）。その後、通信状態
になると、ＭＯＤＥＭ回路２０５により異常信号を受信
する（ステップ２６２）。受信したビルの異常信号は、
保守情報センターのホストコンピュータ２０へ転送され
（ステップ２６３）、そこで異常情報の表示が行われ
る。受信完了になると直流ループが開放され、その後回
線が切断される（ステップ２６４、２５７）。

【００３１】図６は、発信者番号通知サービスの接続動
作を示す図であり、加入者線交換機と受信側通信装置２
００との信号の授受を表している。図５のフローチャー
トと同様に、受信側の通信装置２００は、電話回線の極
性反転を検出すると、一次応答信号（直流ループ回路形
成）を交換機へ返す。次に、発信者番号通知を検出する
と、受信完了信号（直流ループ断）を交換機へ返す。異
常信号の発報の受信の場合には、発信者番号通知信号が
送信されないと、受信完了信号は返送するが（直流ルー
プ断）、呼出信号を検出の後、二次応答信号（直流ルー
プ回路形成）を交換機へ返す。そして、電話回線の極性
が複極すると、異常信号を受信する。

【００３２】つづいて、ホストコンピュータでの定時発
報チェックについて図７及び図８を参照しながら説明す
る。図７は、定時発報チェックの動作を示すフローチャ
ートである。また、図８は、定時発報管理ファイルの構
成を示す図である。

【００３３】図８に示すように、定時発報管理ファイル
は、電話番号順に並べられており、監視対象のビル毎
に、ビルの番号「ＮＯ．」と、ビル側の通信装置の「電
話番号」と、ビルの「管理番号」と、最新の定時発報の
受信時刻である「定時発報時刻」などから構成されてい
る。

【００３４】決められた周期に定時発報を確認するが、
図７に示す説明の例では２４時間に一度定時発報があ
り、この定時発報が正常に届いているかを確認する。

【００３５】定期チェックの時刻になると（ステップ２
８１）、図８の定時発報管理ファイルに登録されている
ビルの番号の最初（ＮＯ．＝１）より、チェックをはじ
めるステップ２８３）。

【００３６】ＮＯ．＝１のビルから、最新の定時発報時
刻と、現在の時刻との差Ｘを求めて、その差Ｘが２５時
間以内であれば正常と判断する（ステップ２８４〜２８
５）。

【００３７】その差Ｘが２５時間以上であれば、該当ビ
ルのデータを例えば定時発報管理ファイルと同じ構成の
定時発報エラーファイルに記録する（ステップ２８
８）。

【００３８】ＮＯ．＝１のビルが終了したら、ＮＯ．＝
２のビルをチェックし、登録されたすべてのビルに関し
て確認する（ステップ２８６〜２８７）。

【００３９】すなわち、この発明の実施の形態１に係る
監視システムは、通信回線の発信者番号通知サービスを
用いて、定期的に発報された設備監視用の通信装置１０
０の電話番号を確認することにより、回線を含めたシス
テムの正常性を確認できる。そして、通信回線の発信者
番号通知機能を用いて、発信者番号通知の番号の有無に
より異常信号の発報と定時発報とを識別して通信可能な
ものである。

【００４０】この実施の形態１によれば、システムの発
報機能、及び通信回線の正常性を発信者番号通知機能サ
ービスの発信者番号通知信号を読み取ることにより、従
来の回線確認のための通話料金を支払わずに確認するこ
とができる。

【００４１】

【発明の効果】この発明に係る監視システムは、電話回
線の発信者番号通知サービスを用いた監視システムにお
いて、定時発報を行う場合には、電話回線に直流ループ
回路を形成し、ダイヤルし、リングバックトーンを検出
すると直流ループ回路を開放して回線終話し、一方、異
常発報を行う場合には、電話回線に直流ループ回路を形
成し、ダイヤル番号に発信者番号通知の非通知指令を付
加してダイヤルし、通話状態になると異常信号を送信
し、直流ループ回路を開放して回線終話する送信側通信
装置と、電話回線の極性反転があると、電話回線に直流
ループ回路を形成することにより一次応答信号を返し、
発信者番号通知を受信した場合は、直流ループ回路を開
放し受信完了信号を返して回線終話し、一方、発信者番
号通知を受信しない場合は、直流ループ回路を開放し受
信完了信号を返し、着信鳴動があると電話回線に直流ル
ープ回路を形成し二次応答信号を返し、通話状態になる
と異常信号を受信し直流ループ回路を開放して回線終話
する受信側通信装置とを備えている。

【００４２】また、送信側通信装置は、ダイアルする場
合、ダイヤル番号に発信者番号通知の非通知指令を付加
するか、否かにより異常信号の発報と定時発報とを区別
するので、経済的負担をさらに軽減することができる。

【００４３】さらに、受信側通信装置は、発信者番号通
知機能を用いて発信者番号通知の通知番号の有無により
異常発報と定時発報とを区別するので、経済的負担をさ
らに軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の全体構成を示すブロック図である。

【図２】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の送信側通信装置の構成を示す図である。

【図３】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の受信側通信装置の構成を示す図である。

【図４】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の送信側通信装置の動作を示すフローチャートである。

【図５】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の受信側通信装置の動作を示すフローチャートである。

【図６】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の発信者番号通知サービスの接続動作を示す図である。

【図７】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
のホストコンピュータの定時発報チェックの動作を示す
フローチャートである。

【図８】 この発明の実施の形態１に係る監視システム
の定時発報管理ファイルの構成を示す図である。

【符号の説明】

１０ エレベータ、１１ 設備機器監視装置、２０ ホ
ストコンピュータ、１００ 送信側通信装置、１０１
マイクロプロセッサ、１０２ 呼出信号検出回路、１０
３ 直流ループ生成回路、１０４ 極性反転検出回路、
１０５ ＭＯＤＥＭ回路、１１０ 保守情報センター電
話番号記憶回路、１１１ エレベータ、設備異常発信回
路、１１２ 異常信号蓄積回路、１１３ エレベータ用
Ｉ／Ｆ、１１４ 設備機器監視装置用Ｉ／Ｆ、１１５
定時発報発進回路、１１６ メンテナンスコンピュータ
Ｉ／Ｆ、１１７ 電源部、２００ 受信側通信装置、２
０１ マイクロプロセッサ、２０２ 呼出信号検出回
路、２０３ 直流ループ生成回路、２０４ 極性反転検
出回路、２０５ ＭＯＤＥＭ回路、２１０ 着信応答回
路、２１１ 発信者番号通知信号検知回路、２１２ 異
常信号検知回路、２１３ 受信信号蓄積回路、２１４
ホストコンピュータＩ／Ｆ、２１５ 電源部、３００
公衆電話回線網。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電話回線の発信者番号通知サービスを用
   いた監視システムにおいて、 定時発報を行う場合には、上記電話回線に直流ループ回
   路を形成し、ダイヤルし、リングバックトーンを検出す
   ると該直流ループ回路を開放して回線終話し、一方、異
   常発報を行う場合には、該電話回線に直流ループ回路を
   形成し、ダイヤル番号に発信者番号通知の非通知指令を
   付加してダイヤルし、通話状態になると異常信号を送信
   し、該直流ループ回路を開放して回線終話する送信側通
   信装置と、 上記電話回線の極性反転があると、該電話回線に直流ル
   ープ回路を形成することにより一次応答信号を返し、発
   信者番号通知を受信した場合は、該直流ループ回路を開
   放し受信完了信号を返して回線終話し、一方、発信者番
   号通知を受信しない場合は、直流ループ回路を開放し受
   信完了信号を返し、着信鳴動があると上記電話回線に直
   流ループ回路を形成し二次応答信号を返し、通話状態に
   なると異常信号を受信し該直流ループ回路を開放して回
   線終話する受信側通信装置とを備えたことを特徴とする
   監視システム。
2. 【請求項２】 上記送信側通信装置は、ダイアルする場
   合、ダイヤル番号に発信者番号通知の非通知指令を付加
   するか、否かにより上記異常信号の発報と上記定時発報
   とを区別することを特徴とする請求項１記載の監視シス
   テム。
3. 【請求項３】 上記受信側通信装置は、発信者番号通知
   機能を用いて発信者番号通知の通知番号の有無により上
   記異常発報と上記定時発報とを区別することを特徴とす
   る請求項２記載の監視システム。