JPH11306114A - インターネット端末装置 - Google Patents

インターネット端末装置

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JPH11306114A
JPH11306114A JP10117180A JP11718098A JPH11306114A JP H11306114 A JPH11306114 A JP H11306114A JP 10117180 A JP10117180 A JP 10117180A JP 11718098 A JP11718098 A JP 11718098A JP H11306114 A JPH11306114 A JP H11306114A
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JP
Japan
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internet
connection
communication control
blank time
operation input
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Application number
JP10117180A
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English (en)
Inventor
Toru Aoki
青木  透
Fumiaki Sugizaki
文章 杉崎
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH11306114A publication Critical patent/JPH11306114A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/14Billing aspects relating to the actual charge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/14Billing aspects relating to the actual charge
    • H04M2215/146Data billing, e.g. wherein the user is charged based only on the time he receives data

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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種情報サービス利用者がインターネットへ
の公衆網接続をうっかり切断し忘れた場合であっても、
プロバイダへの接続サービス利用料金が継続して課金さ
れる事態の発生を可及的に抑制し得る経済的な各種情報
サービスの利用環境が構築されたインターネット端末装
置を提供することを課題とする。 【解決手段】 ダイヤルアップ接続部7を用いてインタ
ーネット5への接続確立がなされたとき、接続確立期間
における空白時間を計測し、計測された空白時間と、あ
らかじめ設定される中断設定時間とに基づいて、各種情
報サービスの利用可能状態を継続維持又は中断するかに
係る継続判定を行い、この継続判定結果にしたがう制御
データをダイヤルアップ接続部7宛に出力する一方、ダ
イヤルアップ接続部7は、各種情報サービスの利用可能
状態を中断する旨の制御データを受けたとき、インター
ネット5への接続サービスの課金中断要求を含む通信制
御データをプロバイダ6宛に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して提供されるホームページ検索閲覧サービス又は電
子メール配信サービスを含む各種情報サービスを利用す
る際に用いられるインターネット端末装置に係り、特
に、各種情報サービス利用者がインターネットへの公衆
網接続をうっかり切断し忘れた場合であっても、プロバ
イダへの接続サービス利用料金が継続して課金される事
態の発生を可及的に抑制し得るインターネット端末装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近時、インターネットを介して提供さ
れるホームページ検索閲覧サービス、又は電子メール配
信サービスを含む各種情報サービスを利用する際に用い
られるインターネット端末装置が急速に普及している。
【0003】この端末装置をインターネットに接続する
ための接続形態の一例として、ダイヤルアップ接続と呼
ばれる接続形態が存在する。
【0004】このダイヤルアップ接続は、ある端末装置
をインターネットに接続する際に、アナログ回線又はI
SDN(Integrated Service Di
gital Network)回線等の公衆網を媒介す
るとともに、プロバイダと呼ばれるインターネットへの
接続サービスを提供する組織を媒介して、必要に応じて
インターネットにアクセスする接続形態である。
【0005】このダイヤルアップ接続によれば、各種情
報サービスの利用者は、キーボードやマウス等の操作入
力装置を用いて所定手順の操作入力を行うことにより、
必要に応じて必要な時間だけインターネットにアクセス
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインターネット端末装置にあっては、各種情報
サービス利用者が操作入力装置を入力操作することで必
要に応じて必要な時間だけインターネットにアクセスす
ることとなっていたために、例えば、各種情報サービス
利用者がインターネットへの公衆網接続をうっかり切断
し忘れた場合には、プロバイダへの接続サービス利用料
金が継続して課金されてしまうという解決すべき課題を
内在していた。
【0007】そこで、各種情報サービス利用者がインタ
ーネットへの公衆網接続をうっかり切断し忘れた場合で
あっても、プロバイダへの接続サービス利用料金が継続
して課金される事態の発生を可及的に抑制し得る新規な
技術の開発が関係者の間で待望されていた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、通信制御手段を用いてインターネット
への接続確立がなされたとき、接続確立期間における空
白時間を計測し、計測された空白時間と、あらかじめ設
定される中断設定時間とに基づいて、各種情報サービス
の利用可能状態を継続維持又は中断するかに係る継続判
定を行い、この継続判定結果にしたがう制御データを通
信制御手段宛に出力する一方、通信制御手段は、各種情
報サービスの利用可能状態を中断する旨の制御データを
受けたとき、インターネットへの接続サービスの課金中
断要求を含む通信制御データをプロバイダ宛に送信する
ことにより、各種情報サービス利用者がインターネット
への公衆網接続をうっかり切断し忘れた場合であって
も、プロバイダへの接続サービス利用料金が継続して課
金される事態の発生を可及的に抑制し得る経済的な各種
情報サービスの利用環境が構築されたインターネット端
末装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、インターネットを介して提供さ
れるホームページ検索閲覧サービス又は電子メール配信
サービスを含む各種情報サービスを、インターネットへ
の接続サービスを提供するプロバイダを媒介して利用す
る際に用いられるインターネット端末装置であって、イ
ンターネットへの接続サービス又は前記各種情報サービ
スの利用に係る操作入力を行う際に用いられる操作入力
手段と、当該操作入力手段を用いた操作入力にしたがっ
て、インターネットへの接続サービス又は前記各種情報
サービスの利用に係る通信制御データを、前記プロバイ
ダとの間で交換する通信制御手段と、当該通信制御手段
を用いてインターネットへの接続確立がなされたとき、
当該接続確立期間における空白時間を計測する空白時間
計測手段と、当該空白時間計測手段で計測された空白時
間と、あらかじめ設定される中断設定時間とに基づい
て、前記各種情報サービスの利用可能状態を継続維持又
は中断するかに係る継続判定を行い、当該継続判定結果
にしたがう制御データを生成するとともに、当該生成さ
れた制御データを前記通信制御手段宛に出力する継続判
定手段と、を備え、前記通信制御手段は、前記継続判定
手段から前記各種情報サービスの利用可能状態を中断す
る旨の制御データを受けたとき、インターネットへの接
続サービスの課金中断要求を含む通信制御データを前記
プロバイダ宛に送信することを要旨とする。
【0010】請求項1の発明によれば、まず、操作入力
手段を用いた操作入力が行われることにより、通信制御
手段は、操作入力手段を用いた操作入力にしたがって、
インターネットへの接続サービス又は各種情報サービス
の利用に係る通信制御データを、プロバイダとの間で交
換する。次に、空白時間計測手段は、通信制御手段を用
いてインターネットへの接続確立がなされたとき、接続
確立期間における空白時間を計測する。これを受けて継
続判定手段は、空白時間計測手段で計測された空白時間
と、あらかじめ設定される中断設定時間とに基づいて、
各種情報サービスの利用可能状態を継続維持又は中断す
るかに係る継続判定を行い、この継続判定結果にしたが
う制御データを生成するとともに、生成された制御デー
タを通信制御手段宛に出力する。そして、通信制御手段
は、継続判定手段から各種情報サービスの利用可能状態
を中断する旨の制御データを受けたとき、インターネッ
トへの接続サービスの課金中断要求を含む通信制御デー
タをプロバイダ宛に送信する。
【0011】このように、通信制御手段を用いてインタ
ーネットへの接続確立がなされたとき、接続確立期間に
おける空白時間を計測し、計測された空白時間と、あら
かじめ設定される中断設定時間とに基づいて、各種情報
サービスの利用可能状態を継続維持又は中断するかに係
る継続判定を行い、この継続判定結果にしたがう制御デ
ータを通信制御手段宛に出力する一方、通信制御手段
は、各種情報サービスの利用可能状態を中断する旨の制
御データを受けたとき、インターネットへの接続サービ
スの課金中断要求を含む通信制御データをプロバイダ宛
に送信するようにしたので、したがって、各種情報サー
ビス利用者がインターネットへの公衆網接続をうっかり
切断し忘れた場合であっても、プロバイダへの接続サー
ビス利用料金が継続して課金される事態の発生を可及的
に抑制し得る経済的な各種情報サービスの利用環境が構
築されたインターネット端末装置を得ることができる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記通信制御手
段を用いて取得したホームページデータ又は電子メール
を記憶蓄積するデータ記憶手段をさらに備えて構成され
ることを要旨とする。
【0013】請求項2の発明によれば、通信制御手段を
用いて取得したホームページデータ又は電子メールを記
憶蓄積するデータ記憶手段をさらに備えて構成されるの
で、したがって、インターネットへの接続サービスの課
金中断要求後であっても、取得したホームページデータ
又は電子メールを閲覧することができる。
【0014】さらに、請求項3の発明は、前記空白時間
計測手段は、前記通信制御手段を用いてインターネット
への接続が確立されたとき、当該接続確立期間における
前記ホームページデータ又は電子メールの取得が途絶え
た時間を空白時間とみなして、当該取得が途絶えた時間
を計測することを要旨とする。
【0015】請求項3の発明によれば、空白時間計測手
段は、通信制御手段を用いてインターネットへの接続が
確立されたとき、接続確立期間におけるホームページデ
ータ又は電子メールの取得が途絶えた時間を空白時間と
みなして、この取得が途絶えた時間を計測するので、し
たがって、請求項1の発明と同様に、各種情報サービス
利用者がインターネットへの公衆網接続をうっかり切断
し忘れた場合であっても、プロバイダへの接続サービス
利用料金が継続して課金される事態の発生を可及的に抑
制し得る経済的な各種情報サービスの利用環境が構築さ
れたインターネット端末装置を得ることができる。
【0016】しかも、請求項4の発明は、前記空白時間
計測手段は、前記通信制御手段を用いてインターネット
への接続が確立されたとき、当該接続確立期間における
前記操作入力手段を用いた操作入力が途絶えた時間を空
白時間とみなして、当該操作入力が途絶えた時間を計測
することを要旨とする。
【0017】請求項4の発明によれば、空白時間計測手
段は、通信制御手段を用いてインターネットへの接続が
確立されたとき、接続確立期間における操作入力手段を
用いた操作入力が途絶えた時間を空白時間とみなして、
この操作入力が途絶えた時間を計測するので、したがっ
て、請求項1の発明と同様に、各種情報サービス利用者
がインターネットへの公衆網接続をうっかり切断し忘れ
た場合であっても、プロバイダへの接続サービス利用料
金が継続して課金される事態の発生を可及的に抑制し得
る経済的な各種情報サービスの利用環境が構築されたイ
ンターネット端末装置を得ることができる。
【0018】また、請求項5の発明は、前記空白時間計
測手段は、前記通信制御手段を用いてインターネットへ
の接続が確立されたとき、当該接続確立期間における、
前記ホームページデータ又は電子メールの取得が途絶え
た時間、又は前記操作入力手段を用いた操作入力が途絶
えた時間を空白時間とみなして、当該空白時間を計測す
ることを要旨とする。
【0019】請求項5の発明によれば、空白時間計測手
段は、通信制御手段を用いてインターネットへの接続が
確立されたとき、接続確立期間における、ホームページ
データ又は電子メールの取得が途絶えた時間、又は操作
入力手段を用いた操作入力が途絶えた時間を空白時間と
みなして、この空白時間を計測するので、したがって、
請求項1の発明と同様に、各種情報サービス利用者がイ
ンターネットへの公衆網接続をうっかり切断し忘れた場
合であっても、プロバイダへの接続サービス利用料金が
継続して課金される事態の発生を可及的に抑制し得る経
済的な各種情報サービスの利用環境が構築されたインタ
ーネット端末装置を得ることができる。
【0020】そして、請求項6の発明は、前記通信制御
手段がインターネットへの接続サービスの課金中断要求
を含む通信制御データを前記プロバイダ宛に送信後に、
課金中断処理を実行中である旨を警告する警告手段をさ
らに備えて構成されることを要旨とする。
【0021】請求項6の発明によれば、通信制御手段が
インターネットへの接続サービスの課金中断要求を含む
通信制御データをプロバイダ宛に送信後に、課金中断処
理を実行中である旨を警告する警告手段をさらに備えて
構成されるので、したがって、課金中断処理を実行中で
ある旨を各種情報サービス利用者宛に確実に伝達するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るインターネ
ット端末装置の一実施形態について、図に基づいて詳細
に説明する。
【0023】図1は、本発明に係るインターネット端末
装置周辺の概略ブロック構成図、図2は、本インターネ
ット端末装置の動作フローチャート図である。
【0024】本発明に係るインターネット端末装置1
は、図1に示すように、インターネット5を介して提供
されるホームページ検索閲覧サービス又は電子メール配
信サービスを含む各種情報サービスを利用する際に用い
られるものである。
【0025】具体的には、インターネット端末装置1
は、例えば、複数のWWWサーバ3a,3b,3c,…
の各々に蓄積されたホームページを内容とするHTML
(Hypertext Markup Languag
e)形式で記述されたHTMLデータを、インターネッ
ト5、インターネット5への接続サービスを提供するプ
ロバイダ6、及びアナログ回線又はISDN(Inte
grated Service Digital Ne
twork)回線等の公衆網8をそれぞれ媒介して取得
する際や、自端末装置1に関連する電子メールを配信す
る際などに用いられる。なお、本インターネット端末装
置1における公衆網8としてアナログ回線が採用された
場合には、図示しないモデムを介してインターネット5
への接続が実行される一方、公衆網8としてISDN回
線が採用された場合には、図示しないターミナルアダプ
タを介してインターネット5への接続が実行されること
になる。
【0026】さらに詳しく述べると、本インターネット
端末装置1は、図1に示すように、通信制御手段として
機能するダイヤルアップ接続部7と、解読部9と、ホー
ムページデータやコントロールデータ等の各種データが
伝送されるデータバス10と、操作入力手段として機能
する操作入力部11と、継続判定手段として機能する継
続判定部13と、空白時間計測手段として機能する空白
時間カウント部15と、データ記憶手段として機能する
データ記憶部17と、警告手段として機能する表示部1
9及び表示制御部21とを備えて構成されている。
【0027】ダイヤルアップ接続部7は、操作入力部1
1を用いた操作入力にしたがって、インターネット5へ
の接続サービス、又は各種情報サービスの利用に係る通
信制御データを、プロバイダ6との間で交換するデータ
交換機能を有する一方、継続判定部13から各種情報サ
ービスの利用可能状態を中断する旨の制御データを受け
たとき、インターネット5への接続サービスの課金中断
要求を含む通信制御データをプロバイダ6宛に送信する
課金中断要求データ送信機能を有している。
【0028】解読部9は、ダイヤルアップ接続部7を用
いて取得したホームページデータ又は電子メール等を解
読するデータ解読機能を有している。
【0029】操作入力部11は、インターネット5への
接続サービス又は各種情報サービスの利用に係る操作入
力を行う際に用いられるものであり、具体的には、操作
入力部11としては、例えば、キーボード、マウス、赤
外線感知方式のスライドパッド、トラックボール、ジョ
イスティック、及びタッチパネルのうち、いずれか1つ
又は複数の組み合わせに係る入力機器を適宜採用するこ
とができる。ここで、各種情報サービスの利用者は、操
作入力部11を用いて所定手順の操作入力を行うことに
より、必要に応じて必要な時間だけインターネット5に
アクセスすることができる如く構成されている。
【0030】継続判定部13は、空白時間カウント部1
5で計測された空白時間Tbと、あらかじめ設定される
例えば30秒間などの中断設定時間Tcとに基づいて、
各種情報サービスの利用可能状態を継続維持又は中断す
るかに係る継続判定を行い、この継続判定結果にしたが
う制御データを生成するとともに、生成された制御デー
タをダイヤルアップ接続部7宛に出力する制御データ生
成出力機能を有している。
【0031】空白時間カウント部15は、ダイヤルアッ
プ接続部7を用いてインターネット5への接続確立がな
されたとき、この接続確立期間における空白時間を計測
する空白時間計測機能を有している。
【0032】具体的には、空白時間カウント部15は、
ダイヤルアップ接続部7を用いてインターネット5への
接続が確立されたとき、この接続確立期間におけるホー
ムページデータ又は電子メールの取得が途絶えた時間を
空白時間とみなして、この取得が途絶えた時間を計測す
る如く構成することができる。
【0033】また、空白時間カウント部15は、ダイヤ
ルアップ接続部7を用いてインターネット5への接続が
確立されたとき、この接続確立期間における操作入力部
11を用いた操作入力が途絶えた時間を空白時間とみな
して、この操作入力が途絶えた時間を計測する如く構成
することもできる。
【0034】さらに、望ましくは、空白時間カウント部
15は、ダイヤルアップ接続部7を用いてインターネッ
ト5への接続が確立されたとき、この接続確立期間にお
ける、ホームページデータ又は電子メールの取得が途絶
えた時間、又は操作入力部11を用いた操作入力が途絶
えた時間を空白時間とみなして、この空白時間を計測す
る如く構成することができる。
【0035】上述の如く構成すれば、各種情報サービス
利用者がインターネット5への公衆網8接続をうっかり
切断し忘れた場合であっても、プロバイダ6への接続サ
ービス利用料金が継続して課金される事態の発生を可及
的に抑制し得る経済的な各種情報サービスの利用環境が
構築されたインターネット端末装置1を得ることができ
る。
【0036】データ記憶部17は、ダイヤルアップ接続
部7を用いて取得したホームページデータ又は電子メー
ルを記憶蓄積するデータ記憶機能を有している。なお、
データ記憶部17としては、RAM等の主記憶装置、ハ
ードディスク装置、又は光磁気記憶装置等のデータ記憶
手段を適宜採用することができる。
【0037】そして、表示制御部21は、ダイヤルアッ
プ接続部7を用いてホームページデータ又は電子メール
を取得したとき、取得したホームページデータ又は電子
メールを、表示部19の表示画面上に表示させるデータ
表示制御機能を有する一方、ダイヤルアップ接続部7が
インターネット5への接続サービスの課金中断要求を含
む通信制御データをプロバイダ宛に送信後に、課金中断
処理を実行中である旨を、表示部19の表示画面上に警
告表示させる警告表示機能を有している。
【0038】次に、上述の如く構成されたインターネッ
ト端末装置1の動作について、各種情報サービスのう
ち、ホームページ検索閲覧サービスを利用する形態を例
示して、図2に示す動作フローチャート図を参照して説
明する。
【0039】まず、ステップS1において、ある各種サ
ービス利用者によって操作入力部11が操作入力される
ことにより、ダイヤルアップ接続操作が実行される。
【0040】ステップS2において、ダイヤルアップ接
続部7は、所定のダイヤルアップ接続処理を実行するこ
とにより、プロバイダ6を媒介したインターネット5へ
の接続が確立される。
【0041】ステップS3において、ダイヤルアップ接
続部7は、操作入力部11を用いての、URL(Univer
sal Resource Locator)規格に準拠して設定登録された
インターネット5上に存在する所望の閲覧先ホームペー
ジにアクセスする際に用いられるドメイン名(URL)
が操作入力されたか否か、すなわち、ホームページデー
タの受信開始操作が実行されたか否かの判定を行う。
【0042】ステップS3でホームページデータの受信
開始操作が実行されたとき、ステップS4において、ダ
イヤルアップ接続部7は、指定されたWWWサーバ3に
蓄積されているホームページを含むHTMLデータをイ
ンターネット5を介して受信取得し、取得したホームペ
ージデータを解読部9宛に転送する。これを受けて解読
部9は、データ解読機能を発揮することで、取得したホ
ームページデータを解読し、解読したホームページデー
タを、データバス10を介して、表示制御部5及びデー
タ記憶部17宛に転送する。
【0043】なお、ステップS4において、解読部9で
解読されたホームページデータを受けて、表示制御部2
1は、取得したホームページデータを、自身に内蔵され
たビデオRAM等の図示しない表示メモリ上にビットマ
ップ展開し、展開したホームページデータを、表示部1
9の表示画面上に表示させる一方、データ記憶部17
は、取得したホームページデータを、自身の所定のデー
タ記憶領域に記憶蓄積させる。
【0044】このように、データ記憶部17は、取得し
たホームページデータを、自身の所定のデータ記憶領域
に記憶蓄積させるようにしたので、したがって、インタ
ーネット5への接続サービスの課金中断要求後であって
も、取得したホームページデータを閲覧することができ
る。
【0045】次に、ステップS5において、継続判定部
13は、空白時間カウント部15で計測された空白時間
Tbと、あらかじめ設定される中断設定時間Tcとに基
づいて、各種情報サービスの利用可能状態を継続維持又
は中断するかに係る継続判定を行い、この継続判定結果
にしたがう制御データを生成するとともに、生成された
制御データをダイヤルアップ接続部7宛に出力する。
【0046】具体的には、継続判定部13は、空白時間
カウント部15で計測された空白時間Tbと、あらかじ
め設定される中断設定時間Tcとを参照して、空白時間
Tbが中断設定時間Tcを越えているか否かの判定を行
い、この判定の結果、空白時間Tbが中断設定時間Tc
を越えていないときには、各種情報サービスの利用可能
状態を継続維持すべきであるとみなして、処理の流れを
ステップS3に戻し、以下の処理を順次実行させる一
方、空白時間Tbが中断設定時間Tcを越えているとき
には、各種情報サービスの利用可能状態を中断すべきで
あるとみなして、この旨にしたがう制御データを生成す
るとともに、生成された制御データをダイヤルアップ接
続部7宛に出力し、処理の流れを次のステップS6に進
ませる。
【0047】ステップS6において、ダイヤルアップ接
続部7は、継続判定部13から各種情報サービスの利用
可能状態を中断する旨の制御データを受けたとき、イン
ターネット5への接続サービスの課金中断要求を含む通
信制御データをプロバイダ6宛に送信する課金中断要求
データ送信処理を実行する一方、表示制御部21は、ダ
イヤルアップ接続部7が課金中断要求データ送信処理を
実行後に、課金中断処理を実行中である旨を、表示部1
9の表示画面上に警告表示させて、全ての処理の流れを
終了させる。このように、表示制御部21は、ダイヤル
アップ接続部7が課金中断要求データ送信処理を実行後
に、課金中断処理を実行中である旨を、表示部19の表
示画面上に警告表示させるので、課金中断処理を実行中
である旨を各種情報サービス利用者宛に確実に伝達する
ことができる。
【0048】ステップS6における、インターネット5
への接続サービスの課金中断要求を含む通信制御データ
を受信したプロバイダ6は、端末装置側から送信された
課金中断要求にしたがって、本インターネット端末装置
1に対するインターネット5への接続サービスの課金を
中断することになる。なお、本インターネット端末装置
1において、課金中断要求を含む通信制御データをプロ
バイダ6宛に送信後に、操作入力部11が操作入力され
るに至ったときには、課金中断状態を解除する如く構成
することも可能である。
【0049】以上述べたように、本発明に係るインター
ネット端末装置1によれば、ダイヤルアップ接続部7を
用いてインターネット5への接続確立がなされたとき、
接続確立期間における空白時間を計測し、計測された空
白時間と、あらかじめ設定される中断設定時間とに基づ
いて、各種情報サービスの利用可能状態を継続維持又は
中断するかに係る継続判定を行い、この継続判定結果に
したがう制御データをダイヤルアップ接続部7宛に出力
する一方、ダイヤルアップ接続部7は、各種情報サービ
スの利用可能状態を中断する旨の制御データを受けたと
き、インターネット5への接続サービスの課金中断要求
を含む通信制御データをプロバイダ6宛に送信するよう
にしたので、したがって、各種情報サービス利用者がイ
ンターネット5への公衆網接続をうっかり切断し忘れた
場合であっても、プロバイダ6への接続サービス利用料
金が継続して課金される事態の発生を可及的に抑制し得
る経済的な各種情報サービスの利用環境が構築されたイ
ンターネット端末装置1を得ることができる。
【0050】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0051】すなわち、例えば、本実施形態の説明にお
いて、課金中断処理を実行中である旨を警告する警告手
段として、表示部と表示制御部とを含んで構成される形
態を例示して説明したが、本発明はこの形態のみに限定
されることなく、例えば、警告手段としてスピーカ等の
音声発生手段を採用することにより、操作者に対し、課
金中断処理を実行中である旨を音声で警告する形態を採
用することができることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、通信制御手段を用いてインターネットへ
の接続確立がなされたとき、接続確立期間における空白
時間を計測し、計測された空白時間と、あらかじめ設定
される中断設定時間とに基づいて、各種情報サービスの
利用可能状態を継続維持又は中断するかに係る継続判定
を行い、この継続判定結果にしたがう制御データを通信
制御手段宛に出力する一方、通信制御手段は、各種情報
サービスの利用可能状態を中断する旨の制御データを受
けたとき、インターネットへの接続サービスの課金中断
要求を含む通信制御データをプロバイダ宛に送信するよ
うにしたので、したがって、各種情報サービス利用者が
インターネットへの公衆網接続をうっかり切断し忘れた
場合であっても、プロバイダへの接続サービス利用料金
が継続して課金される事態の発生を可及的に抑制し得る
経済的な各種情報サービスの利用環境が構築されたイン
ターネット端末装置を得ることができる。
【0053】また、請求項2の発明によれば、通信制御
手段を用いて取得したホームページデータ又は電子メー
ルを記憶蓄積するデータ記憶手段をさらに備えて構成さ
れるので、したがって、インターネットへの接続サービ
スの課金中断要求後であっても、取得したホームページ
データ又は電子メールを閲覧することができる。
【0054】さらに、請求項3乃至5の発明によれば、
請求項1の発明と同様に、各種情報サービス利用者がイ
ンターネットへの公衆網接続をうっかり切断し忘れた場
合であっても、プロバイダへの接続サービス利用料金が
継続して課金される事態の発生を可及的に抑制し得る経
済的な各種情報サービスの利用環境が構築されたインタ
ーネット端末装置を得ることができる。
【0055】そして、請求項6の発明によれば、通信制
御手段がインターネットへの接続サービスの課金中断要
求を含む通信制御データをプロバイダ宛に送信後に、課
金中断処理を実行中である旨を警告する警告手段をさら
に備えて構成されるので、したがって、課金中断処理を
実行中である旨を各種情報サービス利用者宛に確実に伝
達することができるというきわめて優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るインターネット端末装置
周辺の概略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本インターネット端末装置の動作フロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 インターネット端末装置 3a,3b,3c… 複数のWWWサーバ 5 インターネット 7 ダイヤルアップ接続部(通信制御手段) 9 解読部 10 データバス 11 操作入力部(操作入力手段) 13 継続判定部(継続判定手段) 15 空白時間カウント部(空白時間計測手段) 17 データ記憶部(データ記憶手段) 19 表示部(警告手段) 21 表示制御部(警告手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して提供されるホー
    ムページ検索閲覧サービス又は電子メール配信サービス
    を含む各種情報サービスを、インターネットへの接続サ
    ービスを提供するプロバイダを媒介して利用する際に用
    いられるインターネット端末装置であって、 インターネットへの接続サービス又は前記各種情報サー
    ビスの利用に係る操作入力を行う際に用いられる操作入
    力手段と、 当該操作入力手段を用いた操作入力にしたがって、イン
    ターネットへの接続サービス又は前記各種情報サービス
    の利用に係る通信制御データを、前記プロバイダとの間
    で交換する通信制御手段と、 当該通信制御手段を用いてインターネットへの接続確立
    がなされたとき、当該接続確立期間における空白時間を
    計測する空白時間計測手段と、 当該空白時間計測手段で計測された空白時間と、あらか
    じめ設定される中断設定時間とに基づいて、前記各種情
    報サービスの利用可能状態を継続維持又は中断するかに
    係る継続判定を行い、当該継続判定結果にしたがう制御
    データを生成するとともに、当該生成された制御データ
    を前記通信制御手段宛に出力する継続判定手段と、 を備え、 前記通信制御手段は、前記継続判定手段から前記各種情
    報サービスの利用可能状態を中断する旨の制御データを
    受けたとき、インターネットへの接続サービスの課金中
    断要求を含む通信制御データを前記プロバイダ宛に送信
    することを特徴とするインターネット端末装置。
  2. 【請求項2】 前記通信制御手段を用いて取得したホー
    ムページデータ又は電子メールを記憶蓄積するデータ記
    憶手段をさらに備えて構成されることを特徴とする請求
    項1に記載のインターネット端末装置。
  3. 【請求項3】 前記空白時間計測手段は、 前記通信制御手段を用いてインターネットへの接続が確
    立されたとき、当該接続確立期間における前記ホームペ
    ージデータ又は電子メールの取得が途絶えた時間を空白
    時間とみなして、当該取得が途絶えた時間を計測するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のインターネット端末装
    置。
  4. 【請求項4】 前記空白時間計測手段は、 前記通信制御手段を用いてインターネットへの接続が確
    立されたとき、当該接続確立期間における前記操作入力
    手段を用いた操作入力が途絶えた時間を空白時間とみな
    して、当該操作入力が途絶えた時間を計測することを特
    徴とする請求項1乃至2に記載のインターネット端末装
    置。
  5. 【請求項5】 前記空白時間計測手段は、 前記通信制御手段を用いてインターネットへの接続が確
    立されたとき、当該接続確立期間における、前記ホーム
    ページデータ又は電子メールの取得が途絶えた時間、又
    は前記操作入力手段を用いた操作入力が途絶えた時間を
    空白時間とみなして、当該空白時間を計測することを特
    徴とする請求項1乃至2に記載のインターネット端末装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信制御手段がインターネットへの
    接続サービスの課金中断要求を含む通信制御データを前
    記プロバイダ宛に送信後に、課金中断処理を実行中であ
    る旨を警告する警告手段をさらに備えて構成されること
    を特徴とする請求項1乃至5に記載のインターネット端
    末装置。
JP10117180A 1998-04-27 1998-04-27 インターネット端末装置 Pending JPH11306114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090461A1 (ja) * 2005-02-24 2006-08-31 Fujitsu Limited 情報処理装置、情報処理装置の回線開放プログラムおよび情報処理装置の回線開放方法

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