JP2001326756A - インターネット接続システム - Google Patents

インターネット接続システム

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JP2001326756A
JP2001326756A JP2000103459A JP2000103459A JP2001326756A JP 2001326756 A JP2001326756 A JP 2001326756A JP 2000103459 A JP2000103459 A JP 2000103459A JP 2000103459 A JP2000103459 A JP 2000103459A JP 2001326756 A JP2001326756 A JP 2001326756A
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Takeo Koike
建夫 小池
Shiori Fujii
しおり 藤井
Miyuki Koike
幸 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイヤルアップ方式でインターネットにアク
セスする際において、情報提供を受ける利用者への回線
使用料の課金を緩和する。 【解決手段】 ダイヤルアップ方式でインターネットに
アクセス可能な環境において、「Free Clic
k」と表示されたアイコンをクリックすることにより、
リンク先のサーバからアプレットがダウンロードされ、
クライアントの接続先を通常のプロバイダ12から、フ
リープロバイダ30に切り替える。フリープロバイダ3
0には、電話回線使用料がクライアント10ではなく、
フリープロバイダ30に課金される回線により接続され
る。利用者は、フリープロバイダ経由で、回線使用料を
懸念することなく、Webサーバ40の情報を閲覧でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤルアップ方
式によりインターネットに接続する際の回線使用料を、
Webページの提供者に課金するインターネット接続シ
ステムに関する。また、かかるインターネット接続シス
テムを利用した情報の提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットへのアクセス方法の一つ
として、電話回線を利用した方法が知られている。利用
者は、コンピュータから、電話回線を通じて、インター
ネットへの接続サービスを提供しているアクセスプロバ
イダにアクセスし、インターネット上のWebページの
閲覧などを行う。かかる接続方法は、ダイヤルアップ接
続と呼ばれている。
【0003】ダイヤルアップ接続では、利用者がアクセ
スプロバイダにアクセスするために一般の電話回線を使
用する。従って、アクセスの時間またはやりとりされた
情報量に応じた回線使用料が利用者に課金される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイヤルアップ
方式による接続では、回線使用料が増大するのを嫌っ
て、Webページの閲覧が控えられることがあった。つ
まり、回線使用料に起因する経済的、心理的な制限によ
って、情報の取得および提供が阻害されることがあっ
た。
【0005】一例として、Webページを通じて広告を
供給する場合を考える。広告の提供主は、自己の製品お
よびサービスの内容を十分に説明するため、多くの情報
を盛り込んだ広告をWebページで提供する。しかしな
がら、広告の供給を受ける利用者は、上述の経済的、心
理的な制限から、広告の一部を閲覧するに過ぎない場合
があった。回線の混雑等に起因してWebページの表示
速度が低い状況では、広告の所要部分の閲覧すら控えら
れたり、閲覧が中断されたりする場合もあった。このた
め、広告の提供主には、自己の製品およびサービスの内
容を十分に伝えることができないという課題があり、広
告の利用者には、十分な情報を得るために、少なからぬ
回線使用料が課金されるという課題があった。これらの
課題は、インターネットを利用した広告供給の利便性を
損ねていた。
【0006】ここでは、広告を提供する場合を例にとっ
て課題を説明した。回線使用料に起因して接続が抑制さ
れることによる影響は、広告のみならず、ダイヤルアッ
プ方式でインターネットを利用する場合に共通の課題で
あった。本発明は、かかる課題を解決するためになされ
たものであり、ダイヤルアップ方式でインターネットに
アクセスする際において、情報提供を受ける利用者への
回線使用料の課金を緩和する技術を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題を解決するために、本発明は、第1の構成とし
て、公衆通信回線を利用したダイヤルアップ接続方式に
より、端末装置をインターネットに接続するインターネ
ット接続システムにおいて、前記端末装置から送信され
た前記公衆通信回線の利用料金の課金先を切り替える切
替指示を入力する入力手段と、該入力に応じて、前記端
末装置の利用者に対する前記利用料金の課金を、前記イ
ンターネット上での情報提供者に転嫁する転嫁手段とを
備えるものとした。ここで、インターネット接続システ
ムは、端末装置とインターネットとの間を仲介する装置
全体を総括したものには限らず、端末装置をインターネ
ットに接続するために供される種々の装置を意味してい
る。例えば、本発明のシステムは、ダイヤルアップ接続
で端末装置をインターネットに接続するサービスを提供
するアクセスプロバイダのサーバとして構成してもよ
い。また、公衆通信回線を利用してかかるサーバにアク
セスする際に、通信回線の切り替えを行う交換機として
構成してもよい。また、端末装置には、汎用コンピュー
タ、およびインターネットへの接続機能を有する携帯電
話その他の携帯端末が含まれる。
【0008】第1の構成によれば、端末装置の利用者
は、所定の切替指示を行うことによって、公衆通信回線
の利用料金を情報提供者の側に転嫁することができる。
情報提供者とは、Webサイトの提供者、およびその情
報の仲介者、即ちダイヤルアップ接続時のアクセスプロ
バイダが含まれる。利用者は、利用料金の転嫁が行われ
る間は、利用料金の増大を懸念することなくWebサイ
トの情報を十分に閲覧することができる。
【0009】利用料金の転嫁は、種々の方法で実現可能
である。例えば、前記転嫁手段として、前記切替指示の
入力後、次の切替指示が入力されるまでに前記公衆通信
回線の利用量を計測する計測手段と、該計測の結果に基
づいて前記利用料金の少なくとも一部を前記情報提供者
に転嫁するための転嫁情報を生成する転嫁情報生成手段
とを備えることにより、料金の転嫁を行うことができ
る。通信回線の利用量は、通信時間で計測してもよい
し、やりとりされた情報量で計測してもよい。
【0010】この方法による料金の転嫁は、例えば、次
の2つの態様で実現することができる。第1の態様は、
公衆通信回線の運用機関において、転嫁を行う態様であ
る。この場合は、運用機関が本発明のインターネット接
続システムに相当する。利用者が、所定のアクセスプロ
バイダを経由してインターネットに接続している場合を
考える。この状態で、利用料金の転嫁を許諾する情報提
供者のWebページにアクセスしたとする。このWeb
ページのURL(Uniform Resource Locator)の送信
が、このケースにおける切替指示に相当する。運用機関
が、端末装置から送信されるURLを監視し、予め登録
された特定のWebページのURLが送信された場合に
は、その後の利用量に基づいて課金を情報提供者側に行
うことにより、上記転嫁を実現することができる。利用
者に公衆通信回線の利用料金を課すのは、運用機関であ
るから、第1の態様では、料金の転嫁情報に基づく精算
処理が比較的容易になる利点がある。
【0011】第2の態様は、アクセスプロバイダが転嫁
を行う態様である。この場合は、アクセスプロバイダが
本発明のインターネット接続システムに相当する。第2
の態様においても、第1の態様と同様、アクセスプロバ
イダが端末装置から送信されるURLを監視し、特定の
WebページのURLに基づいて課金の転嫁を行うこと
ができる。実際には、アクセスプロバイダが生成した転
嫁情報を公衆通信回線の運用機関に送信し、運用機関が
利用料金の精算を行うことになる。かかる精算を容易に
するために、運用機関が運営するアクセスプロバイダを
利用することが好ましい。なお、第2の態様において
は、アクセスプロバイダはプロキシサーバとしての機能
を奏することができるから、端末装置から送信されるU
RLを監視しやすい利点がある。
【0012】第1および第2の態様では、切替指示とし
てURLを利用する場合を例示したが、切替指示は、こ
れに限定されるものではない。URLの一部に含まれる
ドメイン名を切替指示に利用するものとしてもよい。切
替指示としては、Webページと課金先との対応関係を
特定可能な種々のアドレス情報を適用できる。なお、切
替指示は、利用料金の課金先を切り替えるための指示で
ある。即ち、利用者から情報提供者に課金先を切り替え
る指示、情報提供者から利用者に課金先を切り替える指
示、ある情報提供者から他の情報提供者に課金先を切り
替える指示が含まれる。
【0013】これらの切替指示に応じた課金先の転嫁
は、例えば、前記入力手段として、Webページのアド
レス情報と前記利用料金の課金先とを対応づけて記憶す
るアドレス情報データベースと、前記端末装置から送信
されたWebページのアドレスを取得するアドレス取得
手段と、該送信されたアドレスに基づいて前記アドレス
情報データベースを参照することにより前記課金先の変
更が生じたと判断された場合には、該アドレスを切替指
示として受け付ける受付手段とを備えることにより実現
できる。
【0014】本発明は、第2の構成として、公衆通信回
線を利用したダイヤルアップ接続方式により、端末装置
をインターネットに接続する際に利用される回線を制御
する回線制御装置において、接続先の切替指示を前記端
末装置から入力する入力手段と、該切替指示の入力に応
じて、前記端末装置の接続先を、被呼側に前記公衆通信
回線の利用料金が課金されるフリー回線を介した接続先
に切替させる切替手段とを備えるものとした。
【0015】第2の構成は、切替指示に応じてアクセス
プロバイダを変更させる構成に相当する。切り替えられ
たアクセスプロバイダへの接続時は、被呼側、即ち着信
側であるアクセスプロバイダ側に課金される。従って、
端末装置の利用者は、その間、回線利用料金の増大を懸
念することなく、インターネットに接続することができ
る。
【0016】第2の構成における接続先の切り替えは、
種々の態様で実現可能である。例えば、前記切替手段
は、予め記憶された所定の切替プログラムを、前記公衆
通信回線により、前記端末装置に送信する手段とし、該
切替プログラムは、前記端末装置内で起動し、ダイヤル
アップ接続時の接続先を前記フリー回線を介した接続先
に切り替えさせるプログラムであるものとしてもよい。
【0017】こうすれば、切替プログラムを端末装置で
起動させることによって、接続先を切り替えることがで
きる。換言すれば、端末装置が従前にアクセスしていた
アクセスプロバイダとの接続を一旦切断し、フリー回線
を経由したアクセスプロバイダへの接続を確立すること
ができる。かかる構成によれば、インターネット上の任
意のWebサイトから、端末装置の接続を制御できる利
点がある。つまり、回線利用料金を負担して情報提供す
ることを望む提供者は、通信回線の運用者に切り替えを
依頼するまでなく、自己のWebサイトで上述のプログ
ラムを提供することにより、容易に切り替えを実現する
ことができる。かかるプログラムとしては、Java
(登録商標)のアプレットを用いることができる。
【0018】もちろん、第2の構成における接続先の切
り替えは、上記プログラムを提供する方法の他、通信回
線の運用機関の制御によって実現するものとしてもよ
い。
【0019】本発明において、前記切替指示は、前記端
末装置に表示された所定のアイコンのクリックによって
出力された指示であるものとすることが望ましい。こう
すれば、Webサイトの閲覧時に円滑に切替指示を行う
ことができる。所定のアイコンは、任意に設定可能であ
るが、利用者の便宜を考慮すれば、一定の共通性を持た
せることが望ましい。例えば、回線利用料金が利用者に
課金されないことを伺わせる一定の標記、一例として
「フリークリック」、「Free Click」などを
統一的に用いるものとすることが望ましい。
【0020】本発明は、第3の構成として、公衆通信回
線を利用したダイヤルアップ接続方式により、端末装置
をインターネットに接続するためのインターネット接続
システムにおいて、被呼側に前記公衆通信回線の利用料
金が課金されるフリー回線を介して、前記端末装置との
間で、情報の入出力を実現するフリー回線用入出力手段
と、前記フリー回線を経由したアクセスを許容する所定
のWebサイトを特定する情報を予め記憶した記憶手段
と、前記端末がアクセスするWebサイトが前記記憶手
段に記憶されたWebサイトに含まれる限りにおいて、
前記フリー回線を経由したインターネットへの接続を許
容する接続制御手段とを備えるものとした。
【0021】一例として、フリー回線を介してインター
ネットへの接続を提供するアクセスプロバイダとしての
構成が挙げられる。必ずしも、通常のアクセスプロバイ
ダからの切り替えによってインターネットへの接続を提
供するものに限られない。第3の構成によれば、情報提
供者は、フリー回線を経由したアクセスを許容するWe
bサイトを登録するだけで、利用者に通信回線の利用料
金の負担をかけない情報提供を容易に実現することがで
きる。
【0022】第3の構成においては、さらに、前記端末
からのアクセス状況を表す所定のパラメータを、前記記
憶手段に記憶されたWebサイトの提供主ごとに記録す
るアクセス状況記録手段と、該記録されたパラメータ
と、前記課金された公衆通信回線の利用料金とに基づい
て、前記各提供主への課金を算出する料金算出手段とを
備えるものとすることが望ましい。こうすれば、一つの
接続システムを複数の情報提供者で運用することができ
る。従って、情報の流通を一元化することができる。ま
た、運用コストを抑制することができる。
【0023】本発明は、第4の構成として、インターネ
ットにより情報を提供する情報提供装置において、前記
公衆通信回線の利用料金の課金先を切り替える切替指
示、または前記端末装置の接続先の切替指示を行うため
のアイコンを前記端末装置に表示させるアイコン提供手
段を備えるものとした。所定の広告情報とともに前記ア
イコンを表示することも望ましい。かかるアイコンを表
示させることにより、切替指示を容易に行うことが可能
となり、利便性が向上する。アイコンは、先に説明した
通り、統一的な標記を用いることにより、更に利便性が
向上する。
【0024】第4の構成においては、更に、前記アイコ
ンのクリックに呼応して、前記切替指示に応じた所定の
動作を前記端末に実行させるための予め用意されたプロ
グラムを、該端末装置に送信するプログラム供給手段を
備えるものとすることが望ましい。こうすれば、容易に
通信回線の利用料金の転嫁、または端末装置の接続先の
切り替えを実現することができる。
【0025】本発明は、上述したシステムおよび装置と
しての態様の他、種々の態様で構成可能である。例え
ば、公衆通信回線を利用したダイヤルアップ接続方式に
より、端末装置をインターネットに接続させるインター
ネット接続方法として構成することができる。インター
ネットにより情報を提供する情報提供方法として構成し
てもよい。また、インターネットへの接続やインターネ
ットによる情報提供の機能をコンピュータにより実現す
るためのプログラム、該プログラムと同士し得る信号形
態、該プログラムを記録した記録媒体などの態様で構成
してもよい。ここで、記録媒体としては、フレキシブル
ディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカー
ド、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードな
どの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶
装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装
置等、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用で
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について以
下の項目に分けて説明する。 A.全体構成: B.フリープロバイダの機能ブロック: C.接続先切り替え処理: D.第1変形例: E.第2実施例: F.第2実施例の変形例: G.その他の変形例:
【0027】A.全体構成:図1はインターネットに接
続してWebサイトを閲覧するシステムの概略構成を示
す説明図である。インターネットに接続する端末として
のクライアント10は、汎用コンピュータである。イン
ターネットへの接続機能を有する携帯電話その他の携帯
端末をクライアントとして用いることもできる。
【0028】クライアント10とプロバイダ12との間
は、電話回線によって接続されており、両者の接続は、
交換機20が制御する。ユーザは、クライアント10か
らプロバイダ12に対応した所定の電話番号を交換機2
0に送信することにより、ダイヤルアップ方式でプロバ
イダ12を介してインターネットに接続することができ
る。プロバイダ12は、サーバを用いて構成されてい
る。ユーザは、種々のURLを指定することにより、イ
ンターネット上の種々のWebサイトを閲覧することが
できる。この間、ユーザには、クライアント10とプロ
バイダ12との接続時間に応じた回線利用料金が課金さ
れる。
【0029】図示する通り、本実施例では、ユーザに対
して回線利用料金を負担させずに情報を提供するWeb
サーバ40が設けられている。ユーザは、ブラウザに表
示されたWebサーバ40へのリンク表示をクリックす
ることにより、次の原理によって、回線利用料金を負担
することなく、情報を閲覧することができる。
【0030】図示する通り、Webサーバ40には、ク
ライアント10の接続先を変更する機能を奏するプログ
ラム、即ちアプレット41が記憶されている。このアプ
レット41は、クライアント10が、Webサーバ40
にアクセスすることにより、図中に矢印a1で示す通
り、クライアント10の内部にダウンロードされる。ア
プレット41は、ダウンロード完了とともに、クライア
ント10内で起動し、クライアントの接続先をプロバイ
ダ12からフリープロバイダ30に切り替える機能を奏
する。つまり、プロバイダ12との接続を一旦切断し、
フリープロバイダ30に再接続するのである。フリープ
ロバイダ30も、プロバイダ12と同様、サーバにより
構成されている。フリープロバイダ30は、回線使用料
がクライアント10ではなく、フリープロバイダ30側
に課せられる電話番号が割り当てられている。
【0031】かかる切り替えが行われた後は、クライア
ントは、プロバイダ12を介した経路(図中の実線)で
はなく、フリープロバイダ30を介した経路(図中の破
線および矢印b1)によって、インターネットに接続す
る。ユーザは、フリープロバイダ30を経由して、We
bサーバ40の情報を回線使用料の負担なく閲覧するこ
とができる。閲覧中の回線使用料は、フリープロバイダ
30が負担することになる。
【0032】図1では、情報提供主として単一のWeb
サーバ40を示した。インターネット上には、多数のW
ebサーバが存在する。フリープロバイダ30は、上述
した方法により、多数のWebサーバに対して、ユーザ
に回線利用料の負担をかけない情報提供を可能とする。
フリープロバイダ30は、これらの情報を閲覧している
期間における回線使用料を一括して負担する。多数のW
ebサーバがフリープロバイダ30を利用して情報提供
する場合、フリープロバイダ30は、Webサーバへの
アクセス状況に応じて回線使用料を分配し、各Webサ
ーバの提供者に課金する。これらの制御を実現するため
に、フリープロバイダ30は、次の構成を備えている。
【0033】B.フリープロバイダの機能ブロック:図
2はフリープロバイダ30の機能ブロックを示す説明図
である。先に説明した通り、フリープロバイダ30は、
サーバを用いて構成されており、図2に示す各機能ブロ
ックは、サーバ上で機能するソフトウェアによって構成
されている。図示する通り、フリープロバイダ30に
は、全体の機能を制御する制御モジュール31が備えら
れている。この制御モジュール31の制御下で、それぞ
れ以下の機能ブロックが機能する。
【0034】URLチェックモジュール32は、ユーザ
がフリープロバイダ30を経由して閲覧するWebサイ
トのURLを、以下の通りチェックする機能を奏する。
フリープロバイダ30は、ユーザに回線使用料の負担を
与えずに情報提供することを望む情報提供主に代わっ
て、その閲覧中は回線使用料の負担を一括して引き受け
る機構である。従って、フリープロバイダ30を経由し
てアクセス可能なWebサーバは、回線使用料の負担を
許諾したサーバ(以下、かかるサーバを「フリーサー
バ」と呼ぶ)に限られる。フリープロバイダ30は、フ
リーサーバを特定するURLを予め登録したフリーサー
バデータベース33を備えている。URLチェックモジ
ュール32は、ユーザが閲覧するWebサイトのURL
を監視し、フリーサーバデータベース33に登録された
URLである場合にのみ、閲覧を許可する。その他の場
合には、フリープロバイダ30を経由した閲覧を拒否す
る。
【0035】課金演算モジュール34は、フリープロバ
イダ30を利用する複数の情報提供主に対する課金計算
を行う。URLチェックモジュール32の機能により、
ユーザがアクセスするWebサイトのURLが監視され
ている。課金演算モジュール34は、URLチェックモ
ジュール32から、Webサイトのアクセス状況に関す
る情報を取得し、課金データベース35に保存する。そ
して、一定期間ごとに、保存された情報に基づき、各W
ebサイトへの課金計算を行う。課金計算は、フリープ
ロバイダ30が一括で負担した回線使用料を、Webサ
イトのアクセス状況に応じて配分することにより行われ
る。例えば、閲覧時間の長かったWebサイトに多く課
金し、閲覧時間の短いWebサイトには少なく課金する
のである。演算方法は、任意に設定可能であり、課金デ
ータベース35に蓄積されるべき情報は、演算方法に応
じて設定される。
【0036】Web中継モジュール36は、フリープロ
バイダ30を介してWebサーバの情報を提供する際の
中継機能を奏する。ネットワークインタフェース37
は、上述した各機能ブロックがインターネットと情報の
やりとりを行う際のインタフェース機能を奏する。イン
ターネットでは、TCP/IPなど所定の通信プロトコ
ルに基づいて情報がやりとりされる。ネットワークイン
タフェース37は、フリープロバイダ30から出力され
る情報を、この通信プロトコルに従ったパケットデータ
に変換して、インターネット上に出力する。また、イン
ターネットから受信したデータを、通信プロトコルに従
って解析し、データの実体を抽出する機能を奏する。
【0037】以上で説明した各機能ブロックにより、フ
リープロバイダ30は、ユーザに回線使用料の負担をか
けることなく、Webサイトの閲覧を実現する。また、
情報提供者には、Webサイトへのアクセスに応じて、
回線使用料を課金する。
【0038】C.接続先切り替え処理:図1で説明した
通り、本実施例では、クライアント10の接続先をプロ
バイダ12からフリープロバイダ30に切り替えること
によって、ユーザに回線使用料の負担がかからないWe
bサイトの閲覧を実現している(以下、かかる閲覧方式
を「フリークリック」と呼ぶ)。接続先の切り替えは、
以下に示す処理を、クライアント10、Webサーバ4
0、フリープロバイダ30のそれぞれが実行することに
より行われる。
【0039】図3は接続先切り替え処理のフローチャー
トである。クライアント10、Webサーバ40、フリ
ープロバイダ30がそれぞれ実行する処理および相互の
関係を示した。クライアント10がプロバイダ12を経
由してインターネットに接続している状況下で行われる
処理である。
【0040】まず、クライアントでは、フリークリック
アイコンをクリックすることによりWebサーバ40に
アクセスする(ステップS20)。処理内容を具体例で
説明する。図4はWebページの表示例である。ブラウ
ザによる表示Wにバナー広告BA1,BA2、およびホ
ームページが表示された状態を示した。
【0041】バナー広告BA1,BA2には、それぞれ
「0120 Free Click」の文字が表示され
る。この表示がフリークリックアイコンに相当し、バナ
ー広告BA1、BA2の詳細な内容がフリークリック、
即ち、ユーザ側には回線使用料の負担がない状態で閲覧
できることを意味している。ユーザが、このバナー広告
BA1,BA2中に表示された「0120 Free
Click」の部分をクリックすると、上述のステップ
S20に示した処理が実行され、Webサーバ40への
アクセスが行われる。つまり、フリークリックアイコン
には、Webサーバ40へのリンクされているのであ
る。なお、バナー広告BA1,BA2全体をフリークリ
ックアイコンとして活用する態様を採ることもできる。
【0042】図3に示す通り、Webサーバ40では、
クライアント10のアクセスに呼応して、予め保存して
あったアプレットをクライアント10に供給する(ステ
ップS10)。本実施例では、このアプレットは、Ja
vaで記述されている。アプレットの受信を完了する
と、クライアント10では、アプレットが起動し、接続
先をプロバイダ12からフリープロバイダ30に変更す
る。フリープロバイダ30では、クライアント10から
のダイヤルアップ接続のコールに応じて、通信を確立す
る処理を実行する(ステップS30)。
【0043】こうして通信が確立されると、フリープロ
バイダ30は、Webサーバ40にアクセスして、バナ
ー広告BA1またはバナー広告BA2の詳細な広告情報
の供給を受け(ステップS12)、それを中継して(ス
テップS32)、クライアントのブラウザに表示させる
(ステップS24)。こうしてユーザは、クライアント
10で、フリークリック方式による広告の閲覧をするこ
とができる。
【0044】なお、本実施例では、Webサーバ40か
らアプレットをダウンロードさせる場合を例示した。ア
プレットはいずれのサーバからダウンロードさせるもの
としてもよい。例えば、バナー広告BA1,BA2から
フリープロバイダ30へのリンクを張り、フリープロバ
イダ30からアプレットをダウンロードさせるものとし
てもよい。バナー広告BA1,BA2が表示されている
Webページを提供しているサーバ自体からアプレット
をダウンロードさせるものとしてもよい。
【0045】以上で説明した本実施例のシステムによれ
ば、ユーザは回線使用料の負担を懸念することなく、広
告情報を閲覧することができる。従って、Webサーバ
で提供される豊富な広告情報を十分に取得することがで
きる。また、広告の提供主にとっては、自己の商品およ
びサービスに関する情報をユーザに十分に伝えることが
できる利点がある。広告をユーザが閲覧しやすい環境を
提供することにより、自己が提供している広告の閲覧回
数を増大させることができる。更に、本実施例では、複
数のWebサーバがフリープロバイダを共同で利用する
ことにより、フリープロバイダの運用を容易かつ低コス
トで行うことができる利点がある。
【0046】D.第1変形例:実施例では、アプレット
を用いてクライアント10の接続先を切り替える場合を
例示した。接続先の切り替えは、その他種々の方法によ
って実現可能である。電話回線の接続を制御する交換機
の処理によって接続先の切り替えを実現する場合につい
て、第1変形例として説明する。
【0047】図5はインターネットに接続してWebサ
イトを閲覧する第1変形例としてのシステムの概略構成
を示す説明図である。基本的な構成は、実施例(図1)
と同様である。第1変形例では、接続先の切り替え制御
を実行する点で交換機20Aの構成が実施例と相違す
る。また、これに伴ってアプレットが不要になる点でW
ebサーバ40Aの構成が実施例と相違する。
【0048】第1変形例における接続先の切り替え原理
について図5に基づいて説明する。クライアント10
は、交換機20Aを介して電話回線によりプロバイダ1
2に接続し、インターネットを利用しているものとす
る。かかる状況下での情報のやりとりは、図中の矢印a
2の経路で行われる。電話回線の利用料金は、クライア
ント10のユーザに課金される。
【0049】ユーザが、クライアント10でフリークリ
ックの開始を指示する。例えば、図4に示したバナー広
告BA1,BA2のフリークリックアイコンをクリック
する。これに応じてクライアント10からはフリークリ
ックの制御信号が出力される。フリークリックの制御信
号は、インターネットの通信プロトコルに従った信号よ
りも下位の層、即ち、電話回線を通じた通信の規約に基
づく層で、接続先の転送を実現させる所定の信号を利用
することができる。交換機20Aがインターネットの通
信プロトコルを解読可能な場合には、フリープロバイダ
30を特定するURLをフリークリックの制御信号とし
て用いるものとしてもよい。第1変形例では、後者の態
様を採るものとした。
【0050】交換機20Aは、この制御信号を受信する
と、クライアント10の接続先をフリープロバイダ30
側に切り替える。電話の転送機能と同様の機能により実
現される。フリープロバイダ30には、実施例と同じ
く、回線使用料が被呼側、即ち、フリープロバイダ30
に課金される電話番号が割り当てられている。接続先が
切り替えられた後は、クライアント10とインターネッ
トとの情報のやりとりは、図中の破線および矢印b2で
示す経路で行われる。
【0051】なお、フリープロバイダ30への切り替え
を行う際に、交換機20Aには、従前の接続先、つま
り、プロバイダ12の電話番号を記憶するものとしても
よい。フリープロバイダ30との回線が切断された場合
には、交換機20Aは、記憶された従前の電話番号に基
づいて、クライアント10とプロバイダ12とのダイヤ
ルアップ接続を再確立することができる。
【0052】第1変形例において、接続先の切り替えを
制御する交換機の構成を説明する。図6は交換機20A
の機能ブロックを示す説明図である。各機能ブロック
は、主としてソフトウェアにより構成されている。交換
機20Aには、全体の機能を制御する制御モジュール2
1が設けられている。この制御モジュール21の制御下
で、各機能ブロックが機能する。
【0053】転送モジュール22は、クライアント10
の接続先をプロバイダからフリープロバイダ30に切り
替える機能を奏する。先に説明した通り、第1変形例で
は、フリープロバイダ30のURLをフリークリックの
制御信号として使用する。フリープロバイダ30のUR
Lは、予めフリープロバイダデータベース23として交
換機20Aに登録されている。転送モジュール22は、
交換機20Aを通過する信号を、所定の通信プロトコル
に従って解析し、アクセス先のURLが、フリープロバ
イダデータベース23に登録されたURLと一致してい
る場合には、接続先の転送を行う。
【0054】課金演算モジュール24は、接続先に応じ
て回線使用料の課金を行う。プロバイダ12を利用して
インターネットへの接続がされている期間の回線使用料
は、ユーザに課金される。フリープロバイダ30を利用
して接続されている期間の回線使用料は、フリープロバ
イダ30に課金される。課金演算モジュール24は、こ
のように接続先に応じて課金先を切り替え、それぞれ回
線使用料を演算して、課金データベース25に蓄積す
る。
【0055】スイッチングモジュール26は、電話回線
の切り替えを行う主要部である。交換機20Aの入力、
出力に相当する2組の回線A,B間について、接続先電
話番号に応じて選択された2本の回線の接続および切断
を行う。スイッチングモジュール26は、回線A,B間
を接続するためのスイッチと、そのオン・オフを制御す
るソフトウェアから構成されている。転送モジュール2
2が、クライアント10の接続先を転送すべきと判断し
た場合には、接続先となるフリープロバイダ30の電話
番号がスイッチングモジュール26に受け渡され、これ
に応じて回線のスイッチングが行われる。第1変形例で
は、以上の構成を備える交換機20Aの活用により、以
下に示す処理に従って、接続先の切り替えが行われる。
【0056】図7は第1変形例における接続先の切り替
え処理を示すフローチャートである。クライアント1
0、交換機20A、フリープロバイダ30について、そ
れぞれの処理および相互の関係を示した。
【0057】最初に、クライアント10がフリークリッ
ク制御信号を出力する(ステップS120)。先に図4
に示したバナー広告BA1,BA2のフリークリックア
イコンをクリックすることにより、制御信号が出力され
る。第1変形例では、フリープロバイダのURLが制御
信号となる。
【0058】この制御信号に恋おうして、交換機20A
は、上述した各機能ブロックの働きにより(図6参
照)、クライアント10の接続先をフリープロバイダ3
0に転送する。フリープロバイダ30では、この転送を
受け、クライアント10との通信を確立する処理が行わ
れる(ステップS130)。
【0059】こうして通信が確立されると、実施例と同
様、フリープロバイダは、広告の中継を行い(ステップ
S132)、クライアント10に広告が表示される(ス
テップS122)。
【0060】その後、クライアント10がフリークリッ
クに対応していないURLを指定したものとする(ステ
ップS124)。この場合、フリープロバイダ30は、
実施例の図2で説明した通り、URLチェックモジュー
ル32の機能によって、インターネットへの接続を切断
する(ステップS134)。交換機20Aは、フリープ
ロバイダ30とクライアント10との回線が切断された
時点で、クライアント10が従前に接続していたプロバ
イダ12との再接続を行う(ステップS112)。クラ
イアント10のユーザは、自己の料金負担でWebサイ
トの閲覧を継続することができる。もちろん、交換機2
0Aは、フリープロバイダ30との回線が切断された時
点で、クライアント10との回線を完全に切断するもの
としてもよい。
【0061】第1変形例によれば、交換機20Aのスイ
ッチングを制御することによって、クライアント10の
接続先を切り替えることができる。実施例のようにクラ
イアント10側でアプレットの実行を待つ必要がないた
め、切り替えを迅速に行うことができる利点がある。
【0062】E.第2実施例:実施例および第1変形例
では、フリークリックによる接続時にはクライアント1
0の接続先を切り替える場合について例示した。本発明
は、接続先を切り替えることなく、課金処理を変更する
ことで実現することも可能である。かかる場合の構成を
第2実施例として説明する。
【0063】図8はインターネットに接続してWebサ
イトを閲覧する第2実施例としてのシステムの概略構成
を示す説明図である。フリープロバイダ30が不要とな
る点で第1実施例(図1)と相違する。また、課金処理
の切り替え制御を実行する点で交換機20Bの構成が第
1実施例と相違する。
【0064】第2実施例におけるフリークリックによる
接続の原理について説明する。クライアント10は交換
機20Bおよびプロバイダ12を経由してインターネッ
トに接続している。交換機20Bは、第1変形例で説明
した機能ブロック(図6)と同様の構成をなしている。
但し、フリープロバイダデータベース23に代えて、フ
リーサーバのURLを記憶するデータベースを備えてい
る。また、転送モジュール22は、クライアント10の
接続先の転送制御は行わず、クライアント10がアクセ
スしているWebサイトのURLがフリーサーバとして
登録されたURLに一致するか否かをチェックする機能
を奏する。
【0065】交換機20Bのかかる構成により、クライ
アント10から出力されるURLをフリークリックの開
始・終了信号として使用することができる。つまり、ク
ライアント10がフリーサーバとして登録されたURL
にアクセスを開始したことが検出されると、交換機20
Bは、フリークリックの開始信号として認識する。逆
に、フリーサーバとして登録されたURLにアクセスし
ている際に、非フリーサーバのURLが指定されると、
交換機20Bは、フリークリックの終了信号として認識
する。
【0066】このようにフリークリックの開始・終了信
号が認識されると、課金演算モジュール24は、それに
基づいて回線使用料の課金先の切り替えを行う。フリー
クリックの開始信号の検出から、終了信号の検出までの
期間については、その間にアクセスされた各フリーサー
バに回線使用料を課金する。その他の期間については、
ユーザに課金する。こうした課金は、次の処理に従って
行われる。
【0067】図9は第2実施例における課金処理のフロ
ーチャートである。クライアント10、交換機20Bが
それぞれ実行する処理、および相互の関係を示した。ま
ず、クライアントがフリークリックの制御信号を出力す
る(ステップS220)。先に図4に示したバナー広告
BA1,BA2のクリックにより指定されるURLを制
御信号として使用することができる。
【0068】この制御信号が検出されると、交換機20
Bは、フリークリックの課金演算を開始する(ステップ
S210)。即ち、ユーザへの課金を停止し、アクセス
されたフリーサーバに回線使用料の課金を開始する。こ
うしてクライアント10では、回線使用料の負担なく広
告を表示することができる(ステップS222)。次
に、ユーザが非フリーのURLを指定したものとする
(ステップS224)。これは、交換機20Bによって
フリークリック終了信号と認識される。従って、交換機
20Bは、フリークリック課金演算を終了する(ステッ
プS212)。
【0069】第2実施例によれば、クライアント10の
接続先を変更することなく、非常に簡易な処理によって
フリークリックを実現することができる利点がある。
【0070】F.第2実施例の変形例:第2実施例で
は、回線使用料の課金の転嫁を交換機20Bが実行する
場合を例示した。同様の処理をプロバイダ12が実行す
るものとしてもよい。かかる態様を変形例として以下に
説明する。
【0071】変形例におけるシステム構成は、第2実施
例(図8)と同様である。プロバイダ12の構成は、第
1実施例におけるフリープロバイダと同様である(図2
参照)。図2に示す通り、変形例におけるプロバイダ1
2は、回線使用料の負担を許諾したフリーサーバのアド
レス情報を記録したフリーサーバデータベース33を備
えている。
【0072】図10はフリーサーバデータベース33の
概要を示す説明図である。フリーサーバデータベース3
3には、回線使用料の課金を転嫁するWebページのア
ドレス情報が、料金の課金先と関連づけて記憶されてい
る。ここでは、A社、B社、C社の3社についてアドレ
ス情報が登録されている場合を例示した。アドレス情報
には、Webページを特定できる種々の情報を適用でき
る。A社、B社については、ドメイン名をアドレス情報
として利用する。ユーザが送信するURLは、「http:/
/www.aaa.co.jp/index」などの形式で送信される。この
中に含まれる「aaa.co.jp」の部分がドメイン名であ
る。A社およびB社の場合は、このドメイン名がフリー
サーバデータベース33に登録されたアドレス情報と一
致する限り、そのWebページの閲覧中の回線使用料が
A社およびB社に転嫁される。Webページは、一つの
ドメイン中に階層的に構築されることが多いが、ドメイ
ン名をアドレス情報として用いることにより、このよう
に階層的に構築されたWebページを包括的に処理する
ことができる利点がある。
【0073】C社については、アドレス情報としてUR
Lを直接使用する場合を例示した。図示する通り、C社
については、「http://www.ccc.com/adv」なるURLに
ついて閲覧中の回線使用料がC社に転嫁される。このU
RLの下層に含まれるWebページ、例えば、「http:/
/www.ccc.com/adv/・・・」については、全てC社に回
線使用料が転嫁される。C社のドメインに属するWeb
ページであっても、「adv」で特定される層と同位また
は上位の層については、回線使用料の転嫁は行われな
い。例えば、「http://www.ccc.com/index」なるWeb
ページについては、C社のドメイン「ccc.com」に属す
るものの、回線使用料の転嫁は行われない。このように
URLをアドレス情報として利用することにより、ドメ
イン中のWebページごとに回線使用料の転嫁を定義す
ることができる利点がある。
【0074】なお、図10ではアドレス情報として登録
されたWebページの下層については、全て回線使用料
の転嫁を行うものとして説明したが、アドレス情報とし
て登録されたWebページそのものについてのみ転嫁を
行うものとしてもよい。また、図10では、アドレス情
報としてドメイン名、URLを併用する場合を例示した
が、いずれか一方に統一しても構わない。アドレス情報
は、これらに限定されず、IPアドレスなど、Webペ
ージを特定できる種々の情報を適用可能である。図10
に示したデータベースの構成は、先に示した第1実施
例、第2実施例におけるフリーサーバデータベース33
にも適用できる。
【0075】次に、変形例における課金処理について説
明する。課金処理を行う際の全体の流れは、第2実施例
で図9により説明したのと同様である。変形例では、図
9における交換機をプロバイダ12に置換すれば済む。
ここでは、クライアントから送信されたURLに応じて
課金の転嫁を行う処理を更に詳しく説明する。
【0076】図11は課金転嫁処理のフローチャートで
ある。プロバイダ12がクライアントとの情報授受と併
せて実行する処理である。クライアントから情報を閲覧
するためのURLが送信されると、プロバイダ12はそ
のURLを入力し(ステップS230)、課金先の判定
を行う(ステップS232)。課金先の判定は、図10
に示したフリーサーバデータベース33を参照すること
により、行われる。例えば、「aaa.co.jp」なるドメイ
ンを含むURLが送信された時は、課金先はA社である
と判断される。フリーサーバデータベース33に登録さ
れていないURLが送信された場合には、課金先はクラ
イアントであると判断される。
【0077】次に、課金先の判断結果に基づいて課金先
が変更されたか否かを判定する(ステップS234)。
例えば、A社のドメイン内でWebページの移動が行わ
れた場合には、課金先の変更はないものと判断される。
A社のドメイン内のWebページを閲覧中に「bbb.co
m」を含むURLが入力された場合には、課金先がA社
からB社に変更されたと判断される。
【0078】課金先の変更が行われていない場合には、
プロバイダ12は、通信量に応じて料金転嫁データを更
新する(ステップS240)。通信時間または通信した
データ量、パケット量に応じて料金を増大していく。
【0079】課金先の変更が行われた場合には、料金転
嫁データを課金データベースに記録し、料金転嫁データ
をリセットする(ステップS236、S238)。一例
として、A社からB社に課金先が変更された場合につい
て説明する。A社のドメイン内でWebページを閲覧し
ている間に要する回線使用料は、先に説明したステップ
S240の処理により、料金転嫁データとして記録され
ている。課金先がB社に変更された場合には、それまで
に記録された料金転嫁データを、A社への課金として、
課金データベースに記録するのである。課金データベー
スへの記録が終わると、料金転嫁データの値は不要とな
るから、料金転嫁データは、リセットされ、B社に転嫁
する回線使用料の記録に使用される。その後は、再び通
信料に応じて料金転嫁データの更新が行われる(ステッ
プS240)。
【0080】図11に示した処理によれば、クライアン
トへの回線使用料の課金も料金転嫁データを介して行わ
れるため、料金の転嫁に際し、A社等のフリーサーバを
閲覧している間の回線使用料をクライアントから差し引
くなど複雑な処理が不要となる利点がある。課金の転嫁
処理は、図11に示した処理に限定されるものではな
く、それぞれのWebページを閲覧している期間の回線
使用料を、課金先ごとに区分して集計可能な種々の処理
を適用できる。この処理は、第2実施例で交換機が実行
する処理としても適用可能である。
【0081】実際にユーザに回線使用料を課金するの
は、回線の運用機関であるため、変形例においては、プ
ロバイダ12が蓄積された課金データベースを回転の運
用機関に定期的に送信し、運用機関にてユーザおよびフ
リーサーバへの課金を精算する処理が必要となる。かか
る観点から、変形例では、回線の運用機関が運営するプ
ロバイダ12にて、課金転嫁処理を行うものとすること
が好ましい。
【0082】変形例のシステムによれば、第2実施例と
同様、通信回線の切り替えを伴わずに、非常に簡易な処
理によってフリークリックを実現することができる利点
がある。
【0083】G.その他の変形例:実施例および変形例
では、汎用コンピュータをクライアント10として利用
する場合を例示した。携帯電話その他の携帯端末をクラ
イアントとして利用することも可能である。図12は携
帯電話をクライアントとして利用する場合のシステム構
成例を示す説明図である。インターネットへのアクセス
機能を有する携帯電話10Aは、専用に設けられたプロ
バイダ12Aに無線でアクセスすることによりインター
ネットに接続することができる。この場合には、第2実
施例およびその変形例で説明した処理により比較的容易
に課金の転嫁を行うことができる。携帯電話10Aから
モデムを介して通常のダイヤルアップ接続を行う場合に
は、第1実施例およびその変形例で説明した方法を採る
ことも可能である。
【0084】実施例および第1変形例では、複数のWe
bサーバがフリープロバイダを共有する場合を例示し
た。単独のWebサーバがフリープロバイダを運用する
ものとしてもよい。この場合、Webサーバとフリープ
ロバイダとを一体的に構成することも可能である。
【0085】実施例および第1変形例では、通常のプロ
バイダ12に接続している状況から、フリープロバイダ
30に接続先を切り替える場合を例示した。広告を効率
的に提供する観点からすれば、必ずしも通常のプロバイ
ダ12からの切り替えを伴う構成を採る必要はない。ユ
ーザ自身が、フリープロバイダ30を接続先としてイン
ターネットに接続する態様を採るものとしてもよい。
【0086】実施例および変形例では、ユーザに回線使
用料の負担なく広告を提供する場合を例示した。本発明
は、広告を提供する場合に限らず、通常のWebページ
で情報を提供する場合に適用するものとしてもよい。か
かる場合には、図4に示した「0120 Free C
lick」のようなアイコンをWebページのいずれか
に表示させることにより、フリークリックによる接続を
実現する方法を採ることができる。例えば、官公庁が行
政に関する意見を募集するページなどに、このシステム
を活用すれば、幅広いユーザから、充実した意見を募集
することが可能となる。
【0087】実施例および変形例では、バナー広告BA
1,BA2のクリックにより、一義的にフリークリック
による接続に切り替えられる場合を例示した。フリーク
リックによる接続を行うか否かをユーザに選択させるも
のとしてもよい。フリークリックによる接続経路が混雑
している場合など、状況によっては、ユーザが通常の接
続による情報の閲覧を望む場合もある。フリークリック
の実行可否を選択可能とすれば、かかる要望にも応える
ことができ、一層、利便性を向上することができる。
【0088】以上、本発明の種々の実施例について説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣
旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができるこ
とはいうまでもない。例えば、以上の制御処理はソフト
ウェアで実現する他、ハードウェア的に実現するものと
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネットに接続してWebサイトを閲覧
するシステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】フリープロバイダ30の機能ブロックを示す説
明図である。
【図3】接続先切り替え処理のフローチャートである。
【図4】Webページの表示例を示す説明図である。
【図5】インターネットに接続してWebサイトを閲覧
する第1変形例としてのシステムの概略構成を示す説明
図である。
【図6】交換機20Aの機能ブロックを示す説明図であ
る。
【図7】第1変形例における接続先の切り替え処理を示
すフローチャートである。
【図8】インターネットに接続してWebサイトを閲覧
する第2実施例としてのシステムの概略構成を示す説明
図である。
【図9】第2実施例における課金処理のフローチャート
である。
【図10】フリーサーバデータベース33の概要を示す
説明図である。
【図11】課金転嫁処理のフローチャートである。
【図12】携帯電話をクライアントとして利用する場合
のシステム構成例を示す説明図である。
【符号の説明】 10、10A…クライアント 12、12A…プロバイダ 20,20A,20B…交換機 21…制御モジュール 22…転送モジュール 23…フリープロバイダデータベース 24…課金演算モジュール 25…課金データベース 26…スイッチングモジュール 30…フリープロバイダ 31…制御モジュール 32…URLチェックモジュール 33…フリーサーバデータベース 34…課金演算モジュール 35…課金データベース 36…Web中継モジュール 37…ネットワークインタフェース 41…アプレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 幸 名古屋市中区東桜2丁目22番22号 スター ネットジャパン株式会社内 Fターム(参考) 5K025 AA07 BB10 CC07 GG10 GG12 5K030 GA20 HA08 HB08 HB19 HC01 JT02 JT09 LB09 5K101 KK16 LL01 MM07 NN21 NN48 PP03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆通信回線を利用したダイヤルアップ
    接続方式により、端末装置をインターネットに接続する
    インターネット接続システムであって、 前記端末装置から送信された前記公衆通信回線の利用料
    金の課金先を切り替える切替指示を入力する入力手段
    と、 該入力に応じて、前記端末装置の利用者に対する前記利
    用料金の課金を、前記インターネット上での情報提供者
    に転嫁する転嫁手段とを備えるインターネット接続シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインターネット接続シス
    テムであって、 前記転嫁手段は、 前記切替指示の入力後、次の切替指示が入力されるまで
    に前記公衆通信回線の利用量を計測する計測手段と、 該計測の結果に基づいて前記利用料金の少なくとも一部
    を前記情報提供者に転嫁するための転嫁情報を生成する
    転嫁情報生成手段とを備えるインターネット接続システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のインターネット接続シス
    テムであって、 前記入力手段は、 Webページのアドレス情報と前記利用料金の課金先と
    を対応づけて記憶するアドレス情報データベースと、 前記端末装置から送信されたWebページのアドレスを
    取得するアドレス取得手段と、 該送信されたアドレスに基づいて前記アドレス情報デー
    タベースを参照することにより前記課金先の変更が生じ
    たと判断された場合には、該アドレスを切替指示として
    受け付ける受付手段とを備えるインターネット接続シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3いずれか記載の
    インターネット接続システムであって、 前記切替指示は、前記端末装置に表示された所定のアイ
    コンのクリックによって出力された指示であるインター
    ネット接続システム。
  5. 【請求項5】 公衆通信回線を利用したダイヤルアップ
    接続方式により、端末装置をインターネットに接続する
    際に利用される回線を制御する回線制御装置であって、 接続先の切替指示を前記端末装置から入力する入力手段
    と、 該切替指示の入力に応じて、前記端末装置の接続先を、
    被呼側に前記公衆通信回線の利用料金が課金されるフリ
    ー回線を介した接続先に切替させる切替手段とを備える
    回線制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の回線制御装置であって、 前記切替手段は、予め記憶された所定の切替プログラム
    を、前記公衆通信回線により、前記端末装置に送信する
    手段であり、 該切替プログラムは、前記端末装置内で起動し、ダイヤ
    ルアップ接続時の接続先を前記フリー回線を介した接続
    先に切り替えさせるプログラムである回線制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の回線制御装置であって、 前記切替指示は、前記端末装置に表示された所定のアイ
    コンのクリックによって出力された指示である回線制御
    装置。
  8. 【請求項8】 公衆通信回線を利用したダイヤルアップ
    接続方式により、端末装置をインターネットに接続する
    ためのインターネット接続システムであって、 被呼側に前記公衆通信回線の利用料金が課金されるフリ
    ー回線を介して、前記端末装置との間で、情報の入出力
    を実現するフリー回線用入出力手段と、 前記フリー回線を経由したアクセスを許容する所定のW
    ebサイトを特定する情報を予め記憶した記憶手段と、 前記端末がアクセスするWebサイトが前記記憶手段に
    記憶されたWebサイトに含まれる限りにおいて、前記
    フリー回線を経由したインターネットへの接続を許容す
    る接続制御手段とを備えるインターネット接続システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のインターネット接続シス
    テムであって、 さらに、前記端末からのアクセス状況を表す所定のパラ
    メータを、前記記憶手段に記憶されたWebサイトの提
    供主ごとに記録するアクセス状況記録手段と、 該記録されたパラメータと、前記課金された公衆通信回
    線の利用料金とに基づいて、前記各提供主への課金を算
    出する料金算出手段とを備えるインターネット接続シス
    テム。
  10. 【請求項10】 インターネットにより情報を提供する
    情報提供装置であって、 前記公衆通信回線の利用料金の課金先を切り替える切替
    指示、または前記端末装置の接続先の切替指示を行うた
    めのアイコンを前記端末装置に表示させるアイコン提供
    手段を備える情報提供装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の情報提供装置であっ
    て、 前記アイコン提供手段は、所定の広告情報とともに前記
    アイコンを表示することを特徴とする情報提供装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の情報提供装置であっ
    て、 更に、前記アイコンのクリックに呼応して、前記切替指
    示に応じた所定の動作を前記端末に実行させるための予
    め用意されたプログラムを、該端末装置に送信するプロ
    グラム供給手段を備える情報提供装置。
  13. 【請求項13】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるインターネット接続方法であって、 前記端末装置からの所定の入力がなされた場合に、前記
    公衆通信回線の利用料金の課金先を、前記端末装置の利
    用者から、前記インターネット上での情報提供者に切り
    替えるインターネット接続方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のインターネット接続
    方法であって、 前記所定の入力がなされた後、次に所定の入力がなされ
    るまでの期間における、前記公衆通信回線の利用量に基
    づいて、前記利用料金の少なくとも一部を前記情報提供
    者に転嫁するための転嫁情報を生成することにより前記
    切り替えを行うインターネット接続方法。
  15. 【請求項15】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるインターネット接続方法であって、 前記端末装置からの所定の入力がなされた場合に、前記
    端末装置の接続先を、被呼側に前記公衆通信回線の利用
    料金が課金されるフリー回線を介した接続先に切り替え
    るインターネット接続方法。
  16. 【請求項16】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるためのインターネット接続方法であって、(a)
    前記端末装置がアクセスするWebサイトを監視する工
    程と、(b) 該アクセスされたWebサイトが、予め
    登録されたWebサイトに含まれる限りにおいて、被呼
    側に前記公衆通信回線の利用料金が課金されるフリー回
    線を介して、前記端末装置をインターネットに接続させ
    る工程とを備えるインターネット接続方法。
  17. 【請求項17】 インターネットにより情報を提供する
    情報提供方法であって、 該提供される情報の一部として、前記公衆通信回線の利
    用料金の課金先を切り替える切替指示、または前記端末
    装置の接続先の切替指示を行うためのアイコンを、前記
    端末装置に表示する情報提供方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の情報提供方法であっ
    て、 前記アイコンを、所定の広告情報とともに表示すること
    を特徴とする情報提供方法。
  19. 【請求項19】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるためのプログラムをコンピュータ読みとり可能に記
    録した記録媒体であって、 前記端末装置からの所定の入力がなされた場合に、前記
    公衆通信回線の利用料金の課金先を、前記端末装置の利
    用者から、前記インターネット上での情報提供者に切り
    替えるためのプログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるためのプログラムをコンピュータ読みとり可能に記
    録した記録媒体であって、 前記端末装置内で起動し、ダイヤルアップ接続時の接続
    先を前記フリー回線を介した接続先に切り替えさせるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 公衆通信回線を利用したダイヤルアッ
    プ接続方式により、端末装置をインターネットに接続さ
    せるためのプログラムをコンピュータ読みとり可能に記
    録した記録媒体であって、 前記端末装置がアクセスするWebサイトを監視する機
    能と、 該アクセスされたWebサイトが、予め登録されたWe
    bサイトに含まれる限りにおいて、被呼側に前記公衆通
    信回線の利用料金が課金されるフリー回線を介して、前
    記端末装置をインターネットに接続させる機能とを実現
    するプログラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】 インターネットに接続された端末装置
    に情報を提供するためのプログラムをコンピュータ読み
    とり可能に記録した記録媒体であって、 該提供される情報の一部として、前記公衆通信回線の利
    用料金の課金先を切り替える切替指示、または前記端末
    装置の接続先の切替指示を行うためのアイコンを、前記
    端末装置に表示させる機能を実現するプログラムを記録
    した記録媒体。
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