JP2005070884A - 課金ポリシー生成装置、メタデータ配信サーバ、有料情報配信サーバ、有料情報配信システム、課金ポリシー生成方法、及び、有料情報課金方法 - Google Patents

課金ポリシー生成装置、メタデータ配信サーバ、有料情報配信サーバ、有料情報配信システム、課金ポリシー生成方法、及び、有料情報課金方法 Download PDF

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Abstract

【課題】有料情報配信システムにおいて、動的に課金制御を行う課金ポリシー生成装置、メタデータ配信サーバ、有料情報配信サーバ、課金ポリシー生成方法、及び、有料情報課金方法を提供する。
【解決手段】メタデータ配信サーバ100が有料情報利用端末300よりメタデータ要求メッセージを受信した時に、選択機能153は、メタデータ要求メッセージに含まれる要求内容と、メタデータ要求メッセージを受信した時点における各種属性情報とに基づいて、オリジナル課金ポリシー151を選択する。課金ポリシー生成機能154は、オリジナル課金ポリシー151に課金ポリシー識別子を付加して、カスタマイズされた課金ポリシー152を生成する。メタデータ送信機能111は、識別子付有料情報URL143を含んだメタデータ141を、有料情報利用端末300に配信する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有料情報の課金を行うための課金ポリシー生成装置、メタデータ配信サーバ、有料情報配信サーバ、課金ポリシー生成方法、及び、有料情報課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、無線LAN(Local Area Network)や移動通信網等の無線ネットワークへのアクセス機能を持った端末の普及に伴い、これらの端末を介してニュースやマルチメディアコンテンツ等の有料情報を視聴するサービスの利用が拡大してきている。無線ネットワークでは、無線帯域という限られた資源を多数のユーザで共有するという性質を有しているため、有料情報の利用料金に加え、ネットワークの利用に対してもパケット数や接続時間等に基づく細かな課金制御が必要となる。
【0003】
従来の課金情報生成方法の一例として、ネットワーク上の中継装置を利用した課金情報生成方法が特許文献1において開示されている。図15は、特許文献1記載の課金情報通知システムを用いたコンテンツ配信シーケンス図である。図15において、課金情報通知装置1200が課金情報生成処理を行う中継装置である。
【0004】
課金情報通知装置1200が課金情報生成を行う際に必要となる課金ルール情報は、移動電話機1100のコンテンツ要求に応じてコンテンツ配信装置1300から送信されるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)レスポンスのヘッダ部に記述される(1002)。課金情報通知装置1200は、上記HTTPレスポンスを中継することにより、ヘッダから課金ルール情報を抽出し、コンテンツに関するパケット利用料金とコンテンツ利用料金を反映した課金情報を作成することが可能となる。
【0005】
特許文献2では、地域分散設置したコンテンツサーバ群とコンテンツ保持者サーバから構成されるコンテンツ提供システムにおいて、有料コンテンツをユーザに提供し、効率的にユーザへの課金を行う方法を開示している。図16は、特許文献2記載の実施形態に係るコンテンツ提供システムの原理構成を示す図である。本システムでは、ユーザ端末2001をインターネットに接続するISP(Internet Services Provider)の認証・課金機能を利用して、コンテンツを提供できるか否かの判定とコンテンツ利用料金の課金を行う。具体的には、ユーザ端末2001が、ユーザ識別情報及びコンテンツ要求をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバが、コンテンツを提供できるか否かの判定をISPの認証サーバ2003に要求し、認証サーバ2003が、コンテンツを提供できるか否かの判定を行い、コンテンツサーバ2002が、認証サーバからコンテンツ提供可能の旨の通知を受けたときにコンテンツを提供し、前記ISPにおける課金手段が当該ユーザに課金を行う。
【0006】
【特許文献1】
特開2003−173398号公報(要約、図3)
【特許文献2】
特願2001−199081号公報(要約、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
インターネット上で大規模なコンテンツ配信サービスを提供する場合に、インターネット上のボトルネックを回避するために、ユーザが接続しているISPネットワークに複数のコンテンツサーバを配備し、コンテンツのコピーを上記コンテンツサーバ上に配置する分散コンテンツ配信システムが広く利用されている。ここで、上記の分散コンテンツ配信システムを利用して有料コンテンツの配信サービスを提供する際には、分散システムに適した課金方式を導入する必要がある。具体的には、分散配置されているコンテンツサーバのうち最適なコンテンツサーバが有料情報提供と課金情報作成を行うといった分散処理を制御したり、また、課金情報を作成する際には、ユーザのサービス契約加入形態や、コンテンツ保持者や通信事業者の課金ルールに応じて、動的できめ細かな課金制御を、安価に行う必要がある。
【0008】
しかし、特許文献1記載の課金情報通知装置が行う課金方式のように、ネットワーク上の中継ノードでパケット利用量を記録し、記録した利用量に基づき課金額を算出する課金方式では、中継ノードを分散配置されたコンテンツ配信サーバ毎に設置する必要があり、設備コストが増加するという問題があるため望ましくない。
【0009】
特許文献2に記載されているコンテンツ提供システムでは、ISPの認証・課金機能を利用して、コンテンツ配信の可否判定とコンテンツ利用料金の課金を行う。本コンテンツ提供システムでは、設備コストが増加することはないものの、コンテンツ保持者が事前に課金ルールをISPに登録しておく必要があるため、課金ルールを動的にカスタマイズすることが困難になるという問題がある。例えば、コンテンツ利用履歴や位置情報等、ユーザの動的な属性情報に基づいたカスタマイズを特許文献2記載のコンテンツ提供システムで実現するためには、ISPが上記のユーザや端末の属性情報をリアルタイムで入手する必要がある。しかし、コンテンツ保持者サーバのポリシーによっては上記の属性情報は機密情報であり、ISPは入手できない場合があり、このような属性情報に基づいたカスタマイズをISPが実施することは困難である。
【0010】
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、有料情報配信システムにおいて、動的に課金制御を行うことのできる課金ポリシー生成装置、メタデータ配信サーバ、有料情報配信サーバ、課金ポリシー生成方法、及び、有料情報課金方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、有料情報の課金ルールに関する課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成装置において、前記有料情報と属性情報とに応じた課金ルールを含む課金ポリシー情報を記憶する課金ポリシー記憶手段と、前記有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する時に、該課金ポリシー情報を生成する時点における前記属性情報に基づいて、前記課金ポリシー記憶手段より該当する課金ポリシー情報を選択する選択手段とを備えることを特徴とする課金ポリシー生成装置を提供する。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、課金ポリシー生成装置は、属性情報が逐次変化する場合においても、課金ポリシー情報を生成する時点における属性情報に基づいて、対応する課金ポリシー情報を動的に選択し生成することができるため、動的に生成された課金ポリシー情報に基づいて、柔軟できめ細かな課金制御を行うことが可能となる。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の課金ポリシー生成装置において、前記属性情報には、前記有料情報の送信先装置を所有するユーザに関するユーザ属性情報と、前記送信先装置に関する装置属性情報と、ネットワークの状況及び種類を含むネットワーク属性情報とのうち、少なくとも一が含まれることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、課金ポリシー生成装置は、各種属性情報に基づいて、課金ポリシー情報を選択することができるため、要求メッセージ毎に、きめ細かにカスタマイズされた課金ポリシー情報を動的に生成することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、有料情報のネットワーク上における所在値情報を含んだメタデータを配信するメタデータ配信サーバにおいて、前記有料情報と属性情報とに応じた課金ルールを含むオリジナル課金ポリシー情報を記憶するオリジナル課金ポリシー記憶手段と、前記メタデータを生成する時に、該メタデータを生成する時点における前記属性情報に基づいて、前記オリジナル課金ポリシー記憶手段より該当するオリジナル課金ポリシー情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたオリジナル課金ポリシー情報と、該オリジナル課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子とを対応付けて、カスタマイズ課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成手段と、前記有料情報の所在地情報と前記課金ポリシー識別子とを含んだメタデータを送信するメタデータ送信手段とを備えることを特徴とするメタデータ配信サーバを提供する。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、メタデータ配信サーバは、属性情報が動的に変化する場合においても、メタデータを生成する時点における属性情報に基づいて、カスタマイズ課金ポリシー情報と課金ポリシー識別子とを生成すると共に、課金ポリシー識別子を含んだメタデータを送信するため、動的に生成されたカスタマイズ課金ポリシー情報と課金ポリシー識別子とに基づいて、柔軟できめ細かな課金制御を行うことが可能となる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、有料情報を配信する有料情報配信サーバにおいて、前記有料情報の課金ルールに関する課金ポリシー情報を一意に識別するための課金ポリシー識別子を含む有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、前記課金ポリシー情報を取得する課金ポリシー取得手段と、前記課金ポリシー取得手段により取得した課金ポリシー情報に基づいて、課金情報を生成する課金情報生成手段とを備えることを特徴とする有料情報配信サーバを提供する。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、課金ポリシー情報に該課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子を対応付け、さらに、ユーザの端末装置から送信される有料情報要求メッセージに課金ポリシー識別子を含ませるようにしたため、有料情報配信サーバは、有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、一致する課金ポリシー識別子と対応付けられた課金ポリシー情報を容易に取得することができる。これにより、有料情報配信サーバは、取得した課金ポリシー情報に基づいて、課金情報を容易に生成することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の有料情報配信サーバにおいて、前記課金ポリシー情報と前記課金ポリシー識別子とを対応付けて蓄積する課金ポリシー蓄積手段をさらに有し、前記課金ポリシー取得手段は、前記有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、前記課金ポリシー蓄積手段に蓄積された課金ポリシー情報の中から、該当する課金ポリシー情報を取得することを特徴とする。
【0019】
請求項5に記載の発明によれば、有料情報配信サーバは、課金ポリシー情報と課金ポリシー識別子とを、他のサーバから事前に受信して課金ポリシー蓄積手段に蓄積しておくことができるため、有料情報要求メッセージを受信したときに、課金ポリシー情報を課金ポリシー蓄積手段から高速に取得することができる。このため、有料情報配信開始までの遅延時間を短縮することが可能となる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の有料情報配信サーバにおいて、前記課金ポリシー取得手段は、前記有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子によって識別される課金ポリシー情報を、該課金ポリシー識別子と該課金ポリシー情報とを対応付けて記憶しているサーバより取得することを特徴とする。
【0021】
請求項6に記載の発明によれば、有料情報配信サーバは、有料情報要求メッセージを受信したことに応答して課金ポリシー情報を取得するため、事前に課金ポリシー情報を受信して管理する手段が不要となる。このため、有料情報配信サーバの構成を簡略化でき、かつ、ハードウェア資源を節約できる。
請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の有料情報配信サーバにおいて、前記課金ポリシー情報は、前記有料情報の利用料金に関する第一の課金ポリシー情報と、前記有料情報を配信する際の通信料金に関する第二の課金ポリシー情報とを含み、前記課金情報生成手段は、前記課金ポリシー取得手段により取得した課金ポリシー情報に含まれる第二の課金ポリシー情報と、前記有料情報要求メッセージ送信元より受信した到達パケット数を表す情報とに基づいて通信料金を算出し、該算出された通信料金と前記第一の課金ポリシー情報で表される利用料金とを加算することにより、前記課金情報を算出することを特徴とする。
【0022】
請求項7に記載の発明によれば、有料情報配信サーバは、有料情報の利用料金と有料情報配信時の通信料金とを、異なる課金ポリシー情報に基づいて、算出・合計することにより課金情報を生成することが可能となるため、より柔軟な課金制御を実現することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4乃至7のいずれか1項に記載の有料情報配信サーバにおいて、前記有料情報要求メッセージの送信元から送信されるデータに含まれるアクション内容を検出するアクション検出手段をさらに有し、前記課金ポリシー取得手段は、アクション検出手段により検出されたアクション内容に基づいて、該当する課金ポリシー情報を取得することを特徴とする。
【0023】
請求項8に記載の発明によれば、有料情報要求メッセージの送信元のユーザがアンケートの回答を入力する等のアクションを行った場合に、送信元の装置はアクション内容を含んだデータを有料情報配信サーバに送信し、有料情報配信サーバは、送信元から送信されたデータに含まれるアクション内容に応じて、動的に課金ポリシー情報を取得するため、さらに柔軟できめ細かな課金を実現できる。
【0024】
請求項9に記載の発明は、有料情報に関するメタデータを配信するメタデータ配信サーバと、前記有料情報を配信する有料情報配信サーバと、前記メタデータと前記有料情報の配信を受ける端末装置とを備えた有料情報配信システムにおいて、前記メタデータ配信サーバは、前記端末装置に送信するためのメタデータを生成する時に、該メタデータを生成する時点における属性情報に基づいて、課金ポリシー情報と該課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子とを生成する課金ポリシー生成手段と、前記課金ポリシー識別子を含んだメタデータを、前記端末装置に送信するメタデータ送信手段とを備え、前記端末装置は、前記メタデータ送信手段により送信されたメタデータに含まれる課金ポリシー識別子を含んだ有料情報要求メッセージを、前記有料情報配信サーバに送信する有料情報要求メッセージ送信手段を備え、前記有料情報配信サーバは、前記課金ポリシー生成手段により生成された課金ポリシー識別子と、前記有料情報要求メッセージ送信手段により送信された有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子との照合結果に基づいて、課金ポリシー情報を取得する課金ポリシー取得手段を備えることを特徴とする有料情報配信システムを提供する。
【0025】
請求項9に記載の発明によれば、メタデータと課金ポリシー情報との両方に、照合用の課金ポリシー識別子を含ませたため、有料情報配信サーバは、端末装置より送信されてきた有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子と、メタデータ配信サーバで生成された課金ポリシー情報に含まれる課金ポリシー識別子とを照合するのみで、課金ポリシー情報を容易に取得することができる。これにより、有料情報配信サーバは、取得した課金ポリシー情報に基づいて、課金処理を容易に行うことができる。
【0026】
請求項10に記載の発明は、有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成方法において、前記有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する時に、該課金ポリシー情報を生成する時点における属性情報に基づいて、前記課金ポリシー情報を生成することを特徴とする課金ポリシー生成方法を提供する。
請求項10に記載の発明によれば、課金ポリシー生成方法は、課金ポリシー情報を生成する時点における各種属性情報に基づいて、動的に課金ポリシー情報を生成する手順であるため、動的に生成した課金ポリシー情報に基づいて、柔軟できめ細かな課金制御を行うことができる。
【0027】
請求項11に記載の発明は、分散配置された有料情報配信サーバが、端末装置に提供した有料情報についての課金情報を生成する有料情報課金方法において、メタデータ配信サーバが、請求項10に記載の課金ポリシー生成方法により生成された課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子と、前記有料情報を蓄積している複数の有料情報配信サーバのうち最適な有料情報配信サーバの所在地情報と、を含むメタデータを、前記端末装置に送信するメタデータ送信ステップと、前記端末装置が、前記メタデータ送信ステップにおいて送信されたメタデータに含まれる所在地情報で特定される有料情報配信サーバに、前記メタデータに含まれる課金ポリシー識別子を含む有料情報配信要求を送信する有料情報配信要求送信ステップと、前記端末装置が、前記有料情報配信要求送信ステップにおいて送信した有料情報配信要求に応答して受信した有料情報について、該有料情報のデータ量を通知するための到達確認メッセージを、前記有料情報配信サーバに送信する到達確認送信ステップと、前記有料情報配信サーバが、前記到達確認送信ステップにおいて送信された到達確認メッセージと、前記有料情報配信要求に含まれる課金ポリシー識別子で識別される課金ポリシー情報とに基づいて、課金情報を生成する課金情報生成ステップとを有することを特徴とする有料情報課金方法を提供する。
【0028】
請求項10に記載の発明によれば、分散配置された有料情報配信サーバは、メタ情報配信サーバによって動的に生成された課金ポリシー情報と、端末装置に確実に到達したパケット数等で表される有料情報のデータ量とに基づいて、課金情報を生成することができるため、柔軟であり、かつ、精度の高い課金を実現することができる。また、課金ポリシー情報を生成するメタデータ配信サーバを、有料情報配信サーバ毎に設ける必要がないために、設備コストがかからない。また、分散配置された有料情報配信サーバのうち、最適な有料情報配信サーバにおいて有料情報配信処理や課金処理を行うようにしたため、処理の負荷分散を行うことができ、大規模なコンテンツ配信サービスにも対応可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
(第1の実施形態)
[1.構成]
[1.1.全体構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る有料情報配信システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、有料情報配信システムは、メタデータ配信サーバ100と、有料情報配信サーバ200と、有料情報利用端末300とを備えており、それぞれ第1〜第3のネットワーク400〜600によって接続されている。
【0030】
なお、第1〜第3のネットワークは、それぞれ異なる種類のネットワークであっても良いし、同一種類のネットワークであっても良い。例えば、第1のネットワークが携帯電話網であり、第2のネットワークが無線LANを介したIP(Internet Protocol)網、第3のネットワークがインターネットである場合や、第1および第2のネットワークが同じ無線LANを介したIP網であるような場合が考えられる。なお、同図には、有料情報利用端末300が1つのみ図示されているが、実際には複数存在する。
【0031】
[1.2.メタデータ配信サーバ]
次に、メタデータ配信サーバ100の構成について説明する。メタデータ配信サーバ100は、一般的なWWW(World Wide Web)サーバである。メタデータ配信サーバ100は、サーバ100全体を制御するCPU(Central Processing Unit)、起動時に実行されるプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)とデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と各種ソフトウェアを記憶するハードディスク装置とを含んだ記憶部、及び、ネットワーク400,600とのデータの授受を制御する通信インターフェイスを備えている。
【0032】
メタデータ配信サーバ100の記憶部には、SOAP(Simple Object Access Protocol)/HTTPに従った通信を行うためのソフトウェアが記憶されている。ここで、SOAPとは、他のコンピュータに記憶されているデータやプログラムを呼び出すためのプロトコルであり、異なる環境間でのオブジェクト呼び出しを可能にする。ここでは、SOAPを用いて、有料情報配信サーバ200と有料情報の課金に関するデータの授受を行う。
【0033】
また、記憶部には、図2に示すオリジナル課金ポリシー151が記憶されている。オリジナル課金ポリシー151は、各有料情報についての、ユーザの属性に応じた課金ルールを示している。図2に示す例では、オリジナル課金ポリシー151には、有料情報URL(Uniform Resource Locator)で同定される有料情報それぞれについて、ユーザ属性毎の有料情報料金、通信料課金ルール(通信料課金先と割合)、及びパケット単価が記述されている。
【0034】
また、記憶部には、全ての有料情報配信サーバ200に蓄積されている有料情報についてのメタデータが記憶されている。ここで、メタデータとは、有料情報に関する情報であり、例えば、情報の種類としては、作成日、作成者、属性、ネットワーク上の所在地情報(URL)等が存在する。図3には、メタデータ141の記述例を示す。図3に示すメタデータ141は、SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)という言語によって記述されている。SMILで記述することによって、動画、静止画、音声、音楽、文字等の、様々なデータの再生タイミング、再生時間、表示位置等を制御することができる。このメタデータ141は、予め、メタデータ配信サーバ100の管理者によって記憶部に登録されている。
【0035】
また、記憶部には、有料情報配信システムが備える、全ての有料情報配信サーバ200のネットワーク識別情報とURL情報とが記憶されている。当該ネットワーク識別情報は、有料情報を配信するのに最適な有料情報配信サーバ200を判定するために用いられる。ここでは、有料情報利用端末300が接続しているネットワークに対して、ネットワーク的に最も距離が近いネットワークに接続している有料情報配信サーバ200が、最適な有料情報配信サーバ200であるものとする。
【0036】
また、記憶部には各種プログラムが記憶されている。これらのプログラムをCPUが記憶部より読み出して実行することにより、図4に示す各機能部がメタデータ配信サーバ100に実現される。同図に示すように、メタデータ配信サーバ100は、メタデータメッセージ処理部110と、ユーザ認証部120と、メタデータ修正部130と、メタデータ蓄積部140と、課金ポリシー生成部150と、課金メッセージ処理部160と、課金情報処理部170とを備えている。
【0037】
メタデータメッセージ処理部110は、有料情報利用端末300からメタデータ要求を含むHTTP要求メッセージを受信し、当該HTTP要求メッセージにユーザIDやパスワード等のユーザ認証情報が含まれている場合には、当該ユーザ認証情報をユーザ認証部120に入力する。
また、メタデータメッセージ処理部110は、メタデータ送信機能111を備えている。メタデータ送信機能111は、メタデータ要求をうけて生成されたメタデータをメタデータ修正部130より受信すると、当該メタデータを含むHTTP応答メッセージを生成して、有料情報利用端末300に送信する。
【0038】
ユーザ認証部120は、メタデータ要求を行ったユーザの認証を行う。具体的には、ユーザ認証部120は、図示せぬ認証サーバにユーザ認証情報を送信し、認証サーバより、認証結果とユーザ情報とを受信する。ここで、ユーザ情報には、ユーザID(ユーザ識別情報)とユーザ属性情報とが含まれる。図5には、ユーザ情報の一例として、ユーザIDとユーザ属性情報の対応表であるユーザ属性リスト121を示す。ここでのユーザ属性は、ユーザの有料情報配信サービスへの契約加入形態を表している。以下、ユーザ情報として、ユーザIDとユーザ属性情報とを利用することを想定して説明するが、他のユーザ情報を利用することも可能である。
【0039】
メタデータ蓄積部140は、有料情報配信サーバ200が保持している有料情報についてのメタデータ141を蓄積しており、要求に応じて、メタデータ修正部130にメタデータ141を供給する。
メタデータ修正部130は、メタデータメッセージ処理部110が受信したHTTP要求メッセージに含まれているメタデータ要求の内容と有料情報利用端末300のネットワーク識別情報とに基づき、メタデータ蓄積部140に蓄積されているメタデータ141の中から、該当するメタデータ141を選択する。具体的には、メタデータ修正部130は、有料情報利用端末300のネットワーク識別情報と、予め記憶部に記憶されている全ての有料情報配信サーバ200のネットワーク識別情報とを比較し、有料情報を配信するのに最適な有料情報配信サーバ200を判定する。そして、メタデータ修正部130は、最適と判定された有料情報配信サーバ200のURL情報を記憶部より読み出す。メタデータ修正部130は、読み出した有料情報配信サーバ200のURL情報と、メタデータ要求の内容(例えば、有料情報の種類、コンテンツ名、メタデータ名等の、要求されているメタデータを識別できる情報)とに基づいて、該当するメタデータ141をメタデータ蓄積部140より選択する。メタデータ修正部130は、選択したメタデータを課金ポリシー生成部150に入力する。
【0040】
また、メタデータ修正部130は、課金ポリシーを識別するための番号である課金ポリシー識別子が、課金ポリシー生成部150より入力されると、当該課金ポリシー識別子が記述されたメタデータを生成する。具体的には、メタデータ修正部130は、メタデータ蓄積部140より取得したメタデータに、課金ポリシー識別子を、有料情報と対応するように記述する。
【0041】
図6には、課金ポリシー識別子の記述例を示す。同図に示すように、有料情報URL142の末尾に、対応する課金ポリシー識別子が記述されたものが、識別子付有料情報URL143となる。
課金ポリシー生成部150は、オリジナル課金ポリシー151と、選択機能153と、課金ポリシー生成機能154とを備えている。
【0042】
課金ポリシー生成部150は、メタデータ要求を含んだHTTP要求メッセージを受信した時点における各種属性情報と、メタデータ要求の内容とに基づいて、カスタマイズされた課金ポリシーを生成する。具体的には、まず、課金ポリシー生成部150の選択機能153は、メタデータ修正部130により入力された有料情報URL142、及び、メタデータ要求を受信した時点における各種属性情報に基づいてオリジナル課金ポリシー151を検索し、一致するデータを含むオリジナル課金ポリシー151を選択する。
【0043】
ここで、メタデータ要求を受信した時点における属性情報には、メタデータ要求を送信した有料情報利用端末300を所有するユーザに関するユーザ属性情報や、有料情報利用端末300に関する装置属性情報や、ネットワークに関するネットワーク属性情報が含まれる。ユーザ属性情報には、ユーザ認証部120より受信したユーザ属性(有料情報配信サービスへの契約加入形態)や、有料情報の利用履歴等が存在する。また、装置属性情報には、メタデータ要求が送信されたときの有料情報利用端末300が接続しているネットワークを識別するためのネットワーク識別情報や、有料情報利用端末300の機種・性能に関する情報が存在する。また、ネットワーク属性には、輻輳状態か否か等のネットワーク状況や、ネットワーク回線の種類が存在する。例えば、選択機能153は、ネットワーク状況が輻輳状態である場合には、高い通信料金が設定されている課金ポリシーを選択する。
【0044】
課金ポリシー生成機能154は、選択機能153により選択されたオリジナル課金ポリシー151を一意に識別するための課金ポリシー識別子を生成し、当該生成した課金ポリシー識別子とユーザIDとをオリジナル課金ポリシー151に付加することにより、カスタマイズされた課金ポリシー152を生成する。
図7は、メタデータ修正部130より課金ポリシー生成部150に入力された有料情報URL142と、ユーザ情報122と、オリジナル課金ポリシー151とを用いて、カスタマイズされた課金ポリシー152が生成される様子の一例を示す図である。
【0045】
同図に示すように、まず、選択機能153は、メタデータ141から、有料情報を同定する有料情報URL142を抽出する。そして、選択機能153は、抽出した有料情報URL142及びユーザ情報122のユーザ属性“silver”と一致するデータを含むオリジナル課金ポリシー151を選択する。課金ポリシー生成機能154は、当該選択されたオリジナル課金ポリシー151に、課金先情報としてユーザ識別情報“09423542”を追加し、さらに、課金ポリシー識別子を生成して付加することにより、カスタマイズされた課金ポリシー152を生成する。
【0046】
課金ポリシー生成部150は、生成した課金ポリシー152を課金メッセージ処理部160に入力する。
課金メッセージ処理部160は、課金に関するメッセージの授受を制御する。課金メッセージ処理部160は、課金ポリシー送信機能161を備えている。課金ポリシー送信機能161は、課金ポリシー生成部150により生成された課金ポリシー152を含むSOAP/HTTPメッセージを生成し、有料情報配信サーバ200に送信する。また、課金メッセージ処理部160は、有料情報配信サーバ200より、送信した課金ポリシー152に基づいて算出された課金情報を含むSOAP/HTTPメッセージを受信し、当該課金情報を課金情報処理部170に入力する。
課金情報処理部170は、入力された課金情報に含まれる課金先情報に基づいて、課金先への請求情報の生成を行う。
【0047】
[1.3.有料情報配信サーバ]
次に、有料情報配信サーバ200の構成について説明する。有料情報配信サーバ200は、RTSP(Real Time Streaming Protocol)や、SOAP/HTTPに従って通信を行うサーバであり、一般的なサーバのハードウェア構成を備えている。ここで、RTSPとは、インターネット等のTCP/IPネットワーク上で、音声や動画などをリアルタイムに配信するためのプロトコルである。
【0048】
有料情報配信サーバ200の記憶部には、上記通信プロトコルに従って通信を行うためのソフトウェアが記憶されている。また、記憶部には、ユーザに提供するための有料情報や、メタデータ配信サーバ100より受信した課金ポリシー152や、有料情報の配信に伴う通信履歴が記憶されている。また、記憶部には、各種プログラムが記憶されており、CPUがこれらのプログラムを読み出して実行することにより、図8に示す有料情報配信サーバ200の各種機能部が実現される。
【0049】
同図に示すように、有料情報配信サーバ200は、課金メッセージ処理部210と、課金ポリシー蓄積部220と、有料情報要求メッセージ処理部230と、配信制御部240と、有料情報配信部250と、通信履歴記録部260と、課金情報生成部270と、有料情報蓄積部280とを備えている。
課金メッセージ処理部210は、SOAP/HTTPに従ってデータの授受を行う。具体的には、課金メッセージ処理部210は、メタデータ配信サーバ100より、課金ポリシー152を含むSOAP/HTTPメッセージを受信し、課金ポリシー152を課金ポリシー蓄積部220に入力する。また、課金メッセージ処理部210は、有料情報配信に伴って算出された課金情報を課金情報生成部270より受信し、課金情報を含むSOAP/HTTPメッセージをメタデータ配信サーバ100に送信する。
【0050】
課金ポリシー蓄積部220は、課金メッセージ処理部210が受信した課金ポリシー152を蓄積する。課金ポリシー蓄積部220は、有料情報蓄積部280より有料情報の配信要求を受けると、要求を受けた有料情報を有料情報配信部250に入力する。
有料情報要求メッセージ処理部230は、有料情報利用端末300から識別子付有料情報URL143を含む有料情報要求メッセージを受信し、当該識別子付有料情報URL143から課金ポリシー識別子を抽出する。有料情報要求メッセージ処理部230は、抽出した課金ポリシー識別子を配信制御部240に入力する。また、有料情報要求メッセージ処理部230は、配信制御部240より有料情報を配信可能であることの通知を受けると、有料情報蓄積部280に有料情報の配信を要求する。
【0051】
配信制御部240は、有料情報の配信に関する制御を行う。配信制御部240は、課金ポリシー取得機能241を備えている。課金ポリシー取得機能241は、有料情報要求メッセージから抽出された課金ポリシー識別子を用いて、課金ポリシー蓄積部220から該当する課金ポリシー152を取得する。具体的には、課金ポリシー取得機能241は、有料情報要求メッセージ処理部230から入力された課金ポリシー識別子と一致する識別子を含む課金ポリシー152を、課金ポリシー蓄積部220より検索して取得する。検索した結果、該当する課金ポリシー152が課金ポリシー蓄積部220に蓄積されていなかった場合には、配信制御部240は、配信の拒否を行うか、または、メタデータ配信サーバ100へ課金ポリシーの送信要求を行う。一方、配信制御部240は、課金ポリシー蓄積部220より該当する課金ポリシー152を取得できた場合は、通信履歴記録部260に課金ポリシー識別子と配信アドレス情報とを入力して通信履歴の記録を要求すると共に、配信可能であることを有料情報要求メッセージ処理部230に通知する。 また、配信制御部240は、有料情報の配信が終了した後、通信履歴記録部260より、課金ポリシー識別子と、対応する到達パケット数とを受信する。配信制御部240は、課金情報の生成を要求するために、受信した到達パケット数と課金ポリシー152とを課金情報生成部270に入力する。
【0052】
有料情報蓄積部280は、有料情報要求メッセージ処理部230より有料情報の配信要求を受けたときに、該当する有料情報を有料情報配信部250に入力する。
有料情報配信部250は、有料情報蓄積部280より入力された有料情報を、蓄積データフォーマットから配信用のRTPパケットに変換し、当該RTPパケットを有料情報利用端末300に送信する。また、有料情報配信部250は、送信パケット数と到達パケット数とをカウントする。有料情報配信部250は、図9に示すように、到達パケット数と課金ポリシー識別子とを含んだ到達パケット数情報261を、通信履歴記録部260に随時記録する。ここで、到達パケット数のカウントの仕方としては、例えば、有料情報配信部250は、有料情報利用端末300より周期的に通知されるRTCP受信者レポートメッセージに含まれる到達パケット数に基づいて、到達パケット数をカウントする。
【0053】
課金情報生成部270は、有料情報の配信が終了した後、配信制御部240から課金ポリシー識別子に対応する到達パケット数と、課金ポリシー識別子に対応する課金ポリシー152とを受信し、課金情報を生成する。
図9は、課金情報生成部270における課金情報生成の手順の一例を示す図である。課金情報生成部270は、課金ポリシー識別子が一致する課金ポリシー152のパケット単価と到達パケット数と課金先の通信料負担割合とを乗算することにより、通信料金を算出する。次に、課金情報生成部270は、算出した通信料金と、課金ポリシー識別子が一致する課金ポリシー152の有料情報料金(利用料)とを合算することにより、課金先毎の課金情報271を生成する。
なお、課金情報生成部270が課金情報271を生成したときに、到達したパケットの累積数や課金情報271を有料情報利用端末300に送信して、ユーザに提示するようにしてもよい。
【0054】
[1.4.有料情報利用端末]
次に、有料情報利用端末300の構成について説明する。有料情報利用端末300は、一般的な携帯電話機のハードウェア構成を備えている。すなわち、有料情報利用端末300は、端末300各部を制御するCPUと、無線通信を行うための無線通信部と、各種キーが操作されることによりCPUに各種指令を与える操作部と、通話を行うための通話処理部と、音を出力するスピーカと、各種画面を表示する表示部と、各種プログラムやデータ等のソフトウェアを記憶する記憶部とを備えている。なお、有料情報利用端末300は、携帯電話機以外の通信端末装置であってもよく、例えば、パーソナルコンピュータであってもよい。
【0055】
有料情報利用端末300の記憶部には、RTP(Real−time Transport Protocol)/RTCP(RTP Control Protocol)や、HTTPに従って通信を行うためのソフトウェアが記憶されている。ここで、RTPとは、音声や動画などのデータストリームをリアルタイムに配送するためのデータ転送プロトコルであり、RTCPとはRTPに従ってデータを送受信するためのセッションを制御するプロトコルである。RTPは、周期的に、受信したRTPパケット数を含むRTCPレポートメッセージを送信する機能を有している。
【0056】
有料情報利用端末300のCPUが記憶部に記憶されている各種プログラムを実行することにより、図10に示す各種機能部が有料情報利用端末300に実現される。同図に示すように、有料情報利用端末300は、メタデータ要求部310と、メタデータメッセージ処理部320と、メタデータ処理部330と、有料情報要求メッセージ処理部340と、有料情報受信部350とを備えている。
メタデータ要求部310は、操作部から入力された指令を検知することにより、入力されたユーザ認証情報や、有料情報利用端末300が接続しているネットワークを識別するためのネットワーク識別情報等を含んだメタデータ要求を生成する。
【0057】
メタデータメッセージ処理部320は、メタデータ要求を含むHTTP要求メッセージをメタデータ配信サーバ100に送信する機能と、HTTP要求メッセージにより要求したメタデータ141を含むHTTP応答メッセージを受信する機能とを備える。
メタデータ処理部330は、メタデータメッセージ処理部320が受信したHTTP応答メッセージからメタデータ141中に記述された識別子付有料情報URL143を抽出し、抽出した識別子付有料情報URL143を有料情報要求メッセージ処理部340に入力する。
【0058】
有料情報要求メッセージ処理部340は、入力された識別子付有料情報URL143を含む有料情報要求メッセージを生成する。有料情報要求メッセージ処理部340は、生成した有料情報要求メッセージを、識別子付有料情報URL143で特定される有料情報配信サーバ200に対して送信する。
有料情報受信部350は、有料情報配信サーバ200より配信された、有料情報を構成するRTPパケットを受信する。また、有料情報受信部350は、到達したRTPパケット数を含んだRTCP受信者レポートメッセージを生成し、周期的に有料情報配信サーバ200に送信する。
【0059】
[2.動作]
次に、上述した構成における動作について説明する。図11は、上述のように構成された有料情報配信システムの動作概略を示すシーケンス図である。
以下の動作例では、有料情報利用端末300を所有するユーザが、有料情報利用端末300の操作部を操作して、「コンテンツ映画A」のメタデータを要求する指示を行った場合について説明する。
【0060】
前提として、メタデータ配信サーバ100のメタデータ蓄積部140には、全ての有料情報配信サーバ200が保持している各種有料情報についてのメタデータ141が蓄積されているものとする。また、各種メタデータ141の中には、図3に示すメタデータ141が含まれているものとする。図3に示すメタデータ141は、コンテンツ映画Aに関するメタデータであるとする。また、有料情報利用端末300を所有するユーザがコンテンツ映画Aのメタデータを要求する指示を行った時点において、有料情報利用端末300に対してネットワーク的に最も距離が近いために、有料情報を配信するのに最適である有料情報配信サーバ200は、図3に示す有料情報URL142で特定される有料情報配信サーバ200であるものとする。また、図示せぬ認証サーバには、図5に示すユーザ属性リスト121が記憶されており、また、ユーザID“09423542”に対するパスワード“XYZ”が記憶されているものとする。
【0061】
まず、ユーザは、有料情報利用端末300の操作部を操作して、例えば、コンテンツ検索画面においてコンテンツ映画Aのリンクを選択し、ユーザID“09423542”とパスワード“XYZ”とを入力した後、コンテンツ映画Aのメタデータを要求する指示を行う。
これにより、有料情報利用端末300のメタデータ要求部310は、要求内容“コンテンツ映画Aのメタデータ要求”と、入力されたユーザ認証情報(ユーザID“09423542”とパスワード“XYZ”)と、有料情報利用端末300のネットワーク識別情報とを含んだメタデータ要求を生成する。メタデータメッセージ処理部320は、当該メタデータ要求を含むHTTP要求メッセージを生成し、メタデータ配信サーバ100に送信する(図11のS10)。
【0062】
メタデータ配信サーバ100のメタデータメッセージ処理部110は、HTTP要求メッセージを受信し、当該HTTP要求メッセージに含まれているユーザ認証情報をユーザ認証部120に入力する。
ユーザ認証部120は、入力されたユーザ認証情報に基づいて、ユーザの認証を行う。具体的には、ユーザ認証部120は、ユーザ認証情報を、図示せぬ認証サーバに送信する。認証サーバは、受信した認証情報(ユーザID“09423542”とパスワード“XYZ”)と、自サーバに記憶されている認証情報とを照合し、ここではユーザIDとパスワードとが一致しているため、認証結果が“正当”であると判断する。そして、認証サーバは、ユーザ属性リスト121より、ユーザID“09423542”に対応するユーザ属性“Silver”を読み出す。そして、認証サーバは、認証結果“正当”と、ユーザ情報(ユーザID“09423542”、ユーザ属性“Silver”)とをメタデータ配信サーバ100に送信する。
【0063】
次に、メタデータ修正部130は、受信したHTTP要求メッセージに含まれるメタデータ要求の内容“コンテンツ映画Aのメタデータ要求”と、有料情報利用端末300のネットワーク識別情報とに基づき、メタデータ蓄積部140に蓄積されているメタデータ141の中から、該当するメタデータ141を選択する。具体的には、メタデータ修正部130は、HTTP要求メッセージに含まれる有料情報利用端末300のネットワーク識別情報と、予め記憶部に記憶されている全ての有料情報配信サーバ200のネットワーク識別情報とを比較することにより、最適な有料情報配信サーバ200を判定する。そして、メタデータ修正部130は、最適と判定された有料情報配信サーバ200のURL情報を記憶部より読み出す。メタデータ修正部130は、メタデータ蓄積部140より、読み出した有料情報配信サーバ200のURL情報と、映画Aのコンテンツであることを示す情報が記述されたメタデータ141を検索することにより、図3に示すメタデータ141を選択する。メタデータ修正部130は、選択したメタデータ141の有料情報URL142を課金ポリシー生成部150に入力する。
【0064】
次に、課金ポリシー生成部150は、ユーザ属性や有料情報利用端末300の属性情報に基づいて、課金ルールや課金ポリシー識別子を生成する(S11)。
具体的には、まず、課金ポリシー生成部150の選択機能153は、メタデータ修正部130より入力された有料情報URL142と、HTTP要求メッセージを受信した時点における属性情報(ここでは、認証サーバから受信したユーザ属性“Silver”)とを含んでいるオリジナル課金ポリシー151を検索し、ここでは、4つのオリジナル課金ポリシー151を抽出する。
【0065】
次に、課金ポリシー生成機能154は、選択機能153により抽出されたオリジナル課金ポリシー151を一意に識別するための課金ポリシー識別子“34872313122”、“43298535638”、“54398546323”、“56401320233”を生成する。そして、課金ポリシー生成機能154は、生成した課金ポリシー識別子とユーザID“09423542”とを、オリジナル課金ポリシー151に付加することにより、図7に示すカスタマイズされた課金ポリシー152を生成する。課金ポリシー生成部150は、生成した課金ポリシー識別子をメタデータ修正部130に入力する。
【0066】
メタデータ修正部130は、入力された課金ポリシー識別子を、選択された有料情報URL142の末尾に記述することにより、図6に示す識別子付有料情報URL143を生成する。メタデータ修正部130は、生成した識別子付有料情報URL143を含んだメタデータ141を、メタデータメッセージ処理部110に入力する。
【0067】
メタデータメッセージ処理部110のメタデータ送信機能111は、入力されたメタデータ141を含んだHTTP応答メッセージを生成し、当該HTTP応答メッセージを有料情報利用端末300に送信する(S12)。
一方、課金メッセージ処理部160の課金ポリシー送信機能161は、カスタマイズされた課金ポリシー152を含んだSOAP/HTTPメッセージを生成し、メタデータ141の識別子付有料情報URL143で特定される有料情報配信サーバ200に向けて送信する(S13)。
【0068】
有料情報配信サーバ200の課金メッセージ処理部210は、S13において、SOAP/HTTPメッセージを受信し、当該SOAP/HTTPメッセージに含まれる課金ポリシー152を課金ポリシー蓄積部220に蓄積する。ここでは、図7に示す4つの課金ポリシー152が蓄積される。
また、有料情報利用端末300のメタデータメッセージ処理部320は、S12において、HTTP応答メッセージを受信し、当該HTTP応答メッセージより、メタデータ141に含まれる識別子付有料情報URL143を抽出する。有料情報要求メッセージ処理部340は、抽出された識別子付有料情報URL143を含む有料情報要求メッセージを生成する。有料情報要求メッセージ処理部340は、生成された有料情報要求メッセージを、識別子付有料情報URL143で特定される有料情報配信サーバ200に送信する(S14)。
【0069】
有料情報配信サーバ200の有料情報要求メッセージ処理部230は、有料情報要求メッセージを受信し、当該有料情報要求メッセージに含まれている識別子付有料情報URL143から課金ポリシー識別子“34872313122”、“43298535638”、“54398546323”、“56401320233”を抽出する。有料情報要求メッセージ処理部230は、これらの抽出した課金ポリシー識別子を配信制御部240に入力する。
【0070】
配信制御部240の課金ポリシー取得機能241は、有料情報要求メッセージ処理部230より入力された課金ポリシー識別子によって同定される課金ポリシー152を取得する(S15)。具体的には、課金ポリシー取得機能241は、入力された課金ポリシー識別子と一致する識別子を含む課金ポリシー152を、課金ポリシー蓄積部220より取得する。ここでは、課金ポリシー蓄積部220には、図7に示す課金ポリシー152が蓄積されているために、課金ポリシー取得機能241は、課金ポリシー蓄積部220より、図7に示す4つの課金ポリシー152を取得する。
【0071】
そして、配信制御部240は、有料情報要求メッセージ処理部230に対して、コンテンツ映画Aの配信が可能であることの通知を行うとともに、通信履歴記録部260に対して、取得した課金ポリシー識別子と配信アドレス情報とを入力して通信履歴の記録を要求する。
有料情報要求メッセージ処理部230は、有料情報蓄積部280にコンテンツ映画Aの配信要求を行う。有料情報蓄積部280は、映画Aのコンテンツを有料情報配信部250に入力する。有料情報配信部250は、映画Aのコンテンツを蓄積データフォーマットから配信用のRTPパケットに変換して、有料情報利用端末300に送信する(S16)。
【0072】
有料情報利用端末300は、RTPパケットを受信し、周期的に、受信したRTPパケット数を含むRTCPレポートメッセージを有料情報配信サーバ200に送信する。
有料情報配信サーバ200の有料情報配信部250は、RTCPレポートメッセージを受信し、当該レポートに含まれる情報に基づいて、有料情報利用端末300に到達したRTPパケット数と課金ポリシー識別子とを、図9に示す到達パケット数情報261として、通信履歴記録部260に記録する。
【0073】
課金情報生成部270は、S15において取得した課金ポリシー152と、通信履歴記録部260に記録された到達パケット数情報261とに基づいて、課金先(ユーザ・プロバイダ)毎に、課金料金を算出する。具体的には、課金情報生成部270は、課金料金=利用料金(有料情報料金)+通信料金(パケット単価×到達パケット数×課金先の通信料金負担割合)で表される算出式により課金料金を算出する。課金情報生成部270は、図9に示すように、算出した課金料金と、課金先情報(ユーザID“09423542”とプロバイダA)とを含む、課金情報271を生成して、課金メッセージ処理部210に入力する。課金メッセージ処理部210は、課金情報を含んだSOAP/HTTPメッセージを生成して、メタデータ配信サーバ100に送信する(S17)。
【0074】
メタデータ配信サーバ100の課金メッセージ処理部160は、S17においてSOAP/HTTPメッセージを受信し、当該SOAP/HTTPメッセージに含まれる課金情報271を課金情報処理部170に入力する。課金情報処理部170は、入力された課金情報271に基づいて、課金先への請求情報の生成を行う。(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態においては、ユーザや有料情報利用端末300の属性に応じて課金ポリシー152を動的に生成したが、この第2の実施形態においては、ユーザや有料情報利用端末300の属性だけでなく、ユーザによるアクションを条件に含めて、課金ポリシーを設定できるようにしたものである。
【0075】
第2の実施形態におけるメタデータ配信サーバ100の課金ポリシー生成部150には、第1の実施形態におけるオリジナル課金ポリシー151の代わりに、図12に示すオリジナル課金ポリシー155が保持されている。
同図に示すように、当該オリジナル課金ポリシー155には、ユーザのアクションに応じた課金条件が記述されている。具体的には、同図において、「ユーザ属性」“アンケート3420”を含むオリジナル課金ポリシー155は、ユーザがアンケートID=3420で特定されるアンケートに回答した場合には、有料情報料金が無料になることを意味している。また「ユーザ属性」“−”を含むオリジナル課金ポリシー155は、ユーザがアンケートID=3420で特定されるアンケートに回答しない場合には、有料情報料金は通常通り有料であることを表している。その他のオリジナル課金ポリシー155のデータ構成は、第1の実施形態におけるオリジナル課金ポリシー151と同様である。
【0076】
また、図13に示すように、第2の実施形態における有料情報配信サーバ200aは、第1の実施形態における構成に加えて、さらに、アクション検出部290を備えている。アクション検出部290は、有料情報利用端末より、ユーザアクションの内容を通知するためのアクション結果メッセージを受信したときに、当該アクション結果メッセージに含まれるアクション内容に基づいて、ユーザが実施したアクション内容を検出する。アクション検出部290は、検出したアクション内容を配信制御部240の課金ポリシー取得機能241に通知する。
【0077】
また、有料情報利用端末は、第1の実施形態における構成に加えて、さらに、操作部からの操作信号によって検知したユーザアクションを処理するアクション処理部と、アクション処理部によって処理されたアクション結果を有料情報配信サーバ200aに通知するアクション結果送信部とを備える。
有料情報配信サーバ200aと有料情報利用端末との記憶部には、第1の実施形態において記憶されているプログラムに加えて、上述した各機能部を実現させるためのプログラムが記憶されている。上述した各機能部は、各々の装置の記憶部に記憶されたプログラムをCPUが読み出して実行することにより実現される。
【0078】
次に、上記構成における動作例としては、例えば、有料情報配信サービス契約加入形態がsilver会員であるユーザが、有料情報利用端末を操作して、メタデータ要求を行ったものとする。これにより、有料情報利用端末は、メタデータ配信要求をメタデータ配信サーバ100に送信する。
メタデータ配信サーバ100は、第1の実施形態と同様に、メタデータ要求を受信し、最適な有料情報配信サーバ200の有料情報URL142を判定し、また、ユーザ認証を行い「ユーザ属性」“silver”を取得する。
【0079】
そして、課金ポリシー生成部150の選択機能153は、図12に示すオリジナル課金ポリシー155の中から、最適と判定された有料情報配信サーバ200の有料情報URL142を含み、かつ、「ユーザ属性」“silver、アンケート3420”を含むオリジナル課金ポリシー155と、「ユーザ属性」“silver、−”を含むオリジナル課金ポリシー155とを選択する。課金ポリシー生成機能154は、選択された2つのオリジナル課金ポリシー155に、同一番号の課金ポリシー識別子を付加することにより、カスタマイズ課金ポリシーを生成する。メタデータメッセージ処理部110のメタデータ送信機能111は、生成した2つのカスタマイズ課金ポリシーを有料情報配信サーバ200aに送信する。
【0080】
有料情報配信サーバ200aの課金ポリシー蓄積部220は、受信した2つのカスタマイズ課金ポリシーを蓄積する。そして、有料情報配信サーバ200aは、第1の実施形態と同様に、有料情報利用端末より要求された有料情報を有料情報利用端末に送信する。
次に、有料情報利用端末が有料情報配信サーバ200aより有料情報を受信すると、表示部にアンケート入力画面が表示されたものとする。このときに、ユーザがアンケートID=3420で特定されるアンケートの回答を、操作部より入力すると、有料情報利用端末のアクション処理部は、入力された信号を解析して、ユーザがID=3420で特定されるアンケートの回答を入力したことを認識する。アクション処理部は、アクション内容“ID=3420のアンケート回答”と、課金ポリシー識別子とを含んだアクション結果メッセージを生成する。アクション結果送信部は、当該アクション結果メッセージを有料情報配信サーバ200aに送信する。
【0081】
有料情報配信サーバ200aのアクション検出部290は、受信したアクション結果メッセージに含まれるアクション内容より、ID=3420で特定されるアンケートが回答されたことを認識する。配信制御部240の課金ポリシー取得機能241は、当該アクション結果と、課金ポリシー識別子とに基づいて、課金ポリシー蓄積部220に蓄積されている、「ユーザ属性」“アンケート3420”と「ユーザ属性」“−”とを含む2つのカスタマイズ課金ポリシーのうち、「ユーザ属性」“アンケート3420”を含むカスタマイズ課金ポリシーを取得し、当該カスタマイズ課金ポリシーに基づいて、第1の実施形態と同様の課金処理を行う。
このように、アンケートの回答等のユーザアクションも属性情報として扱い、動的に課金ポリシーを生成することで、より柔軟できめ細かな課金を実現することができる。
【0082】
[3.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
(1)上述した実施形態においては、有料情報を映画Aのコンテンツとして説明したが、配信する情報が有料であれば、有料情報は静止画像データでも音楽データでもテキストデータでも構わない。また、有料情報がテキストデータである場合には、メタデータの記述言語にSMILを用いずに、XMLやHTML(Hyper Text Markup Language)を用いてもよい。また、有料情報がテキストデータであれば、RTSP、RTP/RTCP、SOAP等のプロトコルを使用しなくてもよい。また、セキュリティ機能が強化された通信プロトコルを用いるようにしてもよい。
【0083】
(2)上述した実施形態においては、有料情報利用端末300が有料情報要求を有料情報配信サーバ200に送信する(S14)前に、メタデータ配信サーバ100が有料情報配信サーバ200に課金ポリシー152を送信して(S13)、課金ポリシー152が課金ポリシー蓄積部220に蓄積されるものとして説明したが、このように、メタデータ配信サーバ100から有料情報配信サーバ200に、課金ポリシー152をいわゆるプッシュ(PUSH)型で配信するのではなく、プル(PULL)型で配信するようにしてもよい。
【0084】
プル型で配信するには、図14に示すように、メタデータ配信サーバ100は、有料情報利用端末300にメタデータを送信する際に(S12)、上述した実施形態のように、有料情報配信サーバ200に課金ポリシー152を送信せずに自装置200の記憶部に蓄積しておく。そして、有料情報利用端末300が有料情報配信サーバ200に有料情報要求を送信してきたときに(S14)、有料情報配信サーバ200は、有料情報要求に含まれる課金ポリシー識別子を含んだ課金ポリシー要求を生成して、当該課金ポリシー要求をメタデータ配信サーバ100に送信する(S18)。メタデータ配信サーバ100は、当該課金ポリシー要求を受けた時点で、初めて、課金ポリシー要求に含まれる課金ポリシー識別子と一致する識別子を含む課金ポリシー152を、自サーバ100の記憶部より取得する。そして、メタデータ配信サーバ100は、取得した課金ポリシー152を有料情報配信サーバ200に送信する(S13)。これにより、有料情報配信サーバ200は、メタデータ配信サーバ100より、プル型で課金ポリシー152を取得することができる(S15)。
【0085】
以上のようなシーケンスを実現するためには、第1の実施形態においてメタデータ配信サーバ100の記憶部には、課金ポリシー152をプッシュ型で配信するためのプログラムが記憶されているが、このプログラムをプル型で配信するプログラムに変更する必要がある。また、さらに、有料情報配信サーバ200の記憶部に、有料情報利用端末300より有料情報要求を受信したときに、メタデータ配信サーバ100に課金ポリシー要求を送信するためのプログラムを記憶しておく必要がある。
【0086】
このようにプル型の配信とすることで、有料情報を有料情報利用端末300に送信するまでの遅延時間が大きくなる可能性はあるが、課金ポリシー152を有料情報配信サーバ200に蓄積しておく必要がなくなるため、有料情報配信サーバ200の構成を簡略化し、かつ、ハードウェア資源を節約することができるというメリットがある。
【0087】
(3)上述した実施形態において挙げた属性情報は一例であり、他にも様々な課金ルールを決定するための属性を用いることができる。例えば、ユーザ属性としては、年齢、性別等が考えられる。
また、上述した実施形態においては、メタデータ修正部130が、最適な有料情報配信サーバ200を特定する有料情報URL142を判定するようにしたが、最適な有料情報URL142を判定する機能は、課金ポリシー生成部150が有していてもよい。すなわち、有料情報利用端末300のネットワーク識別情報は、課金ポリシー生成部150が課金ポリシー152を生成するために用いる、装置属性情報のひとつと考えることができる。
【0088】
(4)上述した実施形態においては、ユーザが有料情報利用端末300の表示部に表示された検索画面において、コンテンツ映画Aのリンクを選択することによりメタデータ要求が送信されるものとして説明したが、これは一例に過ぎず、有料情報利用端末300よりメタデータ要求を送信する方法は、様々な形態が考えられる。
【0089】
例えば、ユーザが、有料情報利用端末300の操作部を操作して、映画に関するコンテンツの情報を検索する指示を行った場合に、有料情報利用端末300がメタデータ配信サーバ100に、映画のコンテンツ一覧を要求するためのメタデータ要求を送信するようにしてもよい。当該メタデータ要求を受信したメタデータ配信サーバ100は、最適な有料情報配信サーバ200を判定し、判定された有料情報配信サーバ200に蓄積されている映画コンテンツについてのメタデータ141を、メタデータ蓄積部140より抽出し、当該メタデータ141に含まれる有料情報URL142のリンク一覧を表示するためのXMLファイルを生成して、有料情報利用端末300に送信するようにしてもよい。
【0090】
また、上述した実施形態においては、メタデータ蓄積部140には、全ての有料情報配信サーバ200が保持している有料情報についての有料情報URL142を含むメタデータ141が蓄積されているとして説明したが、これに限定されず、有料情報利用端末300がメタデータ要求を受信したときに、メタデータ配信サーバ100が、最適な有料情報配信サーバ200を特定する有料情報URL142を動的に生成するようにしてもよい。
【0091】
また、上述した実施形態においては、メタデータ配信サーバ100は、有料情報利用端末300よりメタデータ要求を受信したときに、メタデータ141や課金ポリシー152を生成したが、これに限定されずに、例えば、予めメタデータ配信サーバ100にメタデータの配信スケジュールを登録しておいてもよい。この場合には、当該配信スケジュールに従ってメタデータ配信サーバ100に記憶されているプログラムが起動され、メタデータ生成要求の信号がメタデータ修正部130に入力されることにより、メタデータ141や課金ポリシー152が生成される。
【0092】
(5)上述した実施形態においては、ユーザ認証部120は、認証サーバにユーザ情報を送信することによりユーザ認証を行ったが、ユーザ属性リスト121やパスワード等がメタデータ配信サーバ100に記憶されており、ユーザ認証部120内でユーザ認証を行えるようにしてもよい。
【0093】
(6)上述した実施形態においては、最適な有料情報配信サーバ200を判定する方法として、ネットワーク識別情報を用いる方法を説明したが、最適な有料情報配信サーバ200を判定する方法はこれに限定されない。例えば、位置情報(緯度、経度)を用いて、地理的に距離が近い有料情報配信サーバ200を判定するようにしてもよい。また、メタデータ配信サーバ100がパーソナルコンピュータである場合には、パーソナルコンピュータがネットワークに接続したときのアクセスポイントのネットワーク識別情報に基づいて、アクセスポイントにネットワーク的に最も距離が近い有料情報配信サーバ200を判定するようにするとよい。
【0094】
【発明の効果】
以上説明したように、各種属性情報が動的に変化する場合においても、課金ポリシーを生成する時点における各種属性情報に基づいて、カスタマイズされた課金ポリシーを動的に生成することができるため、柔軟できめ細かな課金制御が可能となる。
また、課金ポリシーを一意に識別する課金ポリシー識別子を生成し、かつ、ユーザの端末装置から送信される有料情報要求メッセージに課金ポリシー識別子を含ませるようにしたため、有料情報配信サーバは、有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、該当する課金ポリシーを容易に取得し、課金処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る有料情報配信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態に係る課金ポリシー生成部150で保持されているオリジナル課金ポリシー151の一例を示す図である。
【図3】同実施形態に係るメタデータ141に記述された有料情報URL142の一例を示す図である。
【図4】同実施形態に係るメタデータ配信サーバ100の構成を示すブロック図である。
【図5】同実施形態に係るユーザ識別子と属性情報の対応表であるユーザ属性リスト121を示す図である。
【図6】同実施形態に係る識別子付有料情報URL143の一例を示す図である。
【図7】同実施形態に係るカスタマイズされた課金ポリシー152生成手順の一例を示す図である。
【図8】同実施形態に係る有料情報配信サーバ200の構成を示すブロック図である。
【図9】同実施形態に係る課金情報生成手順の一例を示す図である。
【図10】同実施形態に係る有料情報利用端末300の構成を示すブロック図である。
【図11】同実施形態に係る有料情報配信システムの動作概略を示すシーケンス図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る課金ポリシー生成部150で保持されているオリジナル課金ポリシー155の一例を示す図である。
【図13】同実施形態に係る有料情報配信サーバ200aの構成を示すブロック図である。
【図14】変形例に係る有料情報配信システムの動作概略を示すシーケンス図である。
【図15】従来の中継ノードを用いた従来の課金情報通知システムの通信手順を示すシーケンス図である。
【図16】従来のコンテンツ提供システムの原理構成を示す図である。
【符号の説明】
100 メタデータ配信サーバ
110 メタデータメッセージ処理部
111 メタデータ送信機能
120 ユーザ認証部
121 ユーザ属性リスト
122 ユーザ情報
130 メタデータ修正部
140 メタデータ蓄積部
141 メタデータ
150 課金ポリシー生成部
151 オリジナル課金ポリシー
152 課金ポリシー
153 選択機能
154 課金ポリシー生成機能
155 オリジナル課金ポリシー
160 課金メッセージ処理部
161 課金ポリシー送信機能
170 課金情報処理部
200、200a 有料情報配信サーバ
210 課金メッセージ処理部
220 課金ポリシー蓄積部
230 有料情報要求メッセージ処理部
240 配信制御部
241 課金ポリシー取得機能
250 有料情報配信部
260 通信履歴記録部
261 到達パケット数情報
270 課金情報生成部
271 課金情報
280 有料情報蓄積部
290 アクション検出部
300 有料情報利用端末
310 メタデータ要求部
320 メタデータメッセージ処理部
330 メタデータ処理部
340 有料情報要求メッセージ処理部
350 有料情報受信部
400、500、600 ネットワーク

Claims (11)

  1. 有料情報の課金ルールに関する課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成装置において、
    前記有料情報と属性情報とに応じた課金ルールを含む課金ポリシー情報を記憶する課金ポリシー記憶手段と、
    前記有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する時に、該課金ポリシー情報を生成する時点における前記属性情報に基づいて、前記課金ポリシー記憶手段より該当する課金ポリシー情報を選択する選択手段と
    を備えることを特徴とする課金ポリシー生成装置。
  2. 前記属性情報には、前記有料情報の送信先装置を所有するユーザに関するユーザ属性情報と、前記送信先装置に関する装置属性情報と、ネットワークの状況及び種類を含むネットワーク属性情報とのうち、少なくとも一が含まれることを特徴とする請求項1に記載の課金ポリシー生成装置。
  3. 有料情報のネットワーク上における所在値情報を含んだメタデータを配信するメタデータ配信サーバにおいて、
    前記有料情報と属性情報とに応じた課金ルールを含むオリジナル課金ポリシー情報を記憶するオリジナル課金ポリシー記憶手段と、
    前記メタデータを生成する時に、該メタデータを生成する時点における前記属性情報に基づいて、前記オリジナル課金ポリシー記憶手段より該当するオリジナル課金ポリシー情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたオリジナル課金ポリシー情報と、該オリジナル課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子とを対応付けて、カスタマイズ課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成手段と、
    前記有料情報の所在地情報と前記課金ポリシー識別子とを含んだメタデータを送信するメタデータ送信手段と
    を備えることを特徴とするメタデータ配信サーバ。
  4. 有料情報を配信する有料情報配信サーバにおいて、
    前記有料情報の課金ルールに関する課金ポリシー情報を一意に識別するための課金ポリシー識別子を含む有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、前記課金ポリシー情報を取得する課金ポリシー取得手段と、
    前記課金ポリシー取得手段により取得した課金ポリシー情報に基づいて、課金情報を生成する課金情報生成手段と
    を備えることを特徴とする有料情報配信サーバ。
  5. 前記課金ポリシー情報と前記課金ポリシー識別子とを対応付けて蓄積する課金ポリシー蓄積手段をさらに有し、
    前記課金ポリシー取得手段は、前記有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子に基づいて、前記課金ポリシー蓄積手段に蓄積された課金ポリシー情報の中から、該当する課金ポリシー情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の有料情報配信サーバ。
  6. 前記課金ポリシー取得手段は、前記有料情報要求メッセージを受信したときに、該有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子によって識別される課金ポリシー情報を、該課金ポリシー識別子と該課金ポリシー情報とを対応付けて記憶しているサーバより取得することを特徴とする
    請求項4に記載の有料情報配信サーバ。
  7. 前記課金ポリシー情報は、前記有料情報の利用料金に関する第一の課金ポリシー情報と、前記有料情報を配信する際の通信料金に関する第二の課金ポリシー情報とを含み、
    前記課金情報生成手段は、前記課金ポリシー取得手段により取得した課金ポリシー情報に含まれる第二の課金ポリシー情報と、前記有料情報要求メッセージ送信元より受信した到達パケット数を表す情報とに基づいて通信料金を算出し、該算出された通信料金と前記第一の課金ポリシー情報で表される利用料金とを加算することにより、前記課金情報を算出することを特徴とする
    請求項4乃至6のいずれか1項に記載の有料情報配信サーバ。
  8. 前記有料情報要求メッセージの送信元から送信されるデータに含まれるアクション内容を検出するアクション検出手段をさらに有し、
    前記課金ポリシー取得手段は、アクション検出手段により検出されたアクション内容に基づいて、該当する課金ポリシー情報を取得することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の有料情報配信サーバ。
  9. 有料情報に関するメタデータを配信するメタデータ配信サーバと、前記有料情報を配信する有料情報配信サーバと、前記メタデータと前記有料情報の配信を受ける端末装置とを備えた有料情報配信システムにおいて、
    前記メタデータ配信サーバは、
    前記端末装置に送信するためのメタデータを生成する時に、該メタデータを生成する時点における属性情報に基づいて、課金ポリシー情報と該課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子とを生成する課金ポリシー生成手段と、
    前記課金ポリシー識別子を含んだメタデータを、前記端末装置に送信するメタデータ送信手段とを備え、
    前記端末装置は、
    前記メタデータ送信手段により送信されたメタデータに含まれる課金ポリシー識別子を含んだ有料情報要求メッセージを、前記有料情報配信サーバに送信する有料情報要求メッセージ送信手段を備え、
    前記有料情報配信サーバは、
    前記課金ポリシー生成手段により生成された課金ポリシー識別子と、前記有料情報要求メッセージ送信手段により送信された有料情報要求メッセージに含まれる課金ポリシー識別子との照合結果に基づいて、課金ポリシー情報を取得する課金ポリシー取得手段を備える
    ことを特徴とする有料情報配信システム。
  10. 有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する課金ポリシー生成方法において、
    前記有料情報に関する課金ポリシー情報を生成する時に、該課金ポリシー情報を生成する時点における属性情報に基づいて、前記課金ポリシー情報を生成することを特徴とする課金ポリシー生成方法。
  11. 分散配置された有料情報配信サーバが、端末装置に提供した有料情報についての課金情報を生成する有料情報課金方法において、
    メタデータ配信サーバが、請求項10に記載の課金ポリシー生成方法により生成された課金ポリシー情報を一意に識別する課金ポリシー識別子と、前記有料情報を蓄積している複数の有料情報配信サーバのうち最適な有料情報配信サーバの所在地情報と、を含むメタデータを、前記端末装置に送信するメタデータ送信ステップと、
    前記端末装置が、前記メタデータ送信ステップにおいて送信されたメタデータに含まれる所在地情報で特定される有料情報配信サーバに、前記メタデータに含まれる課金ポリシー識別子を含む有料情報配信要求を送信する有料情報配信要求送信ステップと、
    前記端末装置が、前記有料情報配信要求送信ステップにおいて送信した有料情報配信要求に応答して受信した有料情報について、該有料情報のデータ量を通知するための到達確認メッセージを、前記有料情報配信サーバに送信する到達確認送信ステップと、
    前記有料情報配信サーバが、前記到達確認送信ステップにおいて送信された到達確認メッセージと、前記有料情報配信要求に含まれる課金ポリシー識別子で識別される課金ポリシー情報とに基づいて、課金情報を生成する課金情報生成ステップと
    を有することを特徴とする有料情報課金方法。
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