JP2017194843A - 転送装置、転送方法および転送プログラム - Google Patents

転送装置、転送方法および転送プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サードパーティークッキーを用いたサービスを提供できる。【解決手段】本願に係る転送装置は、第1ドメインのクッキーを情報処理装置から受付ける受付部と、第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、前記第2ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する送信部とを有することを特徴とする。このため、例えば、転送装置10は、ドメインAのウェブページを閲覧する端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、ドメインBでクッキーを管理する管理サーバ200に対し、端末装置100のクッキーの値を伝達することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、転送装置、転送方法および転送プログラムに関する。
従来、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介して様々な情報の提供が行われている。このような情報の提供を行う技術の一例として、HTTPクッキー(Hyper Text Transfer Protocol cookie)と呼ばれる技術を用いて、利用者を識別することで、利用者の利便性を向上させる技術が知られている。このような技術の一例として、HTTPクッキー(以下、「クッキー」と記載する。)を用いて、利用者のアクセス履歴を特定し、特定したアクセス履歴に基づいて、各種サービスを提供する技術が知られている。
ここで、クッキーには、利用者がアクセスしているドメインのサーバによって発行されるファーストパーティークッキーと、利用者がアクセスしているドメインとは異なるドメインのサーバによって発行されるサードパーティークッキーとが存在する。このようなサードパーティークッキーを用いた場合には、利用者がアクセスしているドメインだけではなく、他ドメインへのアクセス履歴を特定することができる。
特開2013−196063号公報
しかしながら、上記の従来技術では、サードパーティークッキーを用いたサービスを提供できない場合がある。
例えば、情報処理装置が実行するブラウザの中には、セキュリティの観点からファーストパーティークッキーの設定のみを許可し、サードパーティークッキーの設定を許可しないものが存在する。このため、上記の従来技術では、情報処理装置がサードパーティークッキーの使用を制限している場合は、利用者を識別することができず、利用者のアクセス履歴に基づいたサービスを提供することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、サードパーティークッキーを用いたサービスを提供できる転送装置、転送方法および転送プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る転送装置は、第1ドメインのクッキーを情報処理装置から受付ける受付部と、第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、前記第2ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する送信部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、サードパーティークッキーを用いたサービスを提供できる。
図1は、実施形態に係る転送装置が実行する転送処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る転送装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るドメインテーブルに登録される情報の一例を説明する図である。 図4は、実施形態に係る転送テーブルに登録される情報の一例を示す図である。 図5は、転送装置が複数のクッキーを同期させる処理の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る転送装置が実行する転送処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、複数の転送装置にクッキーを出し分ける処理の一例を示す図である。 図8は、複数の管理サーバにクッキーの出し分けを行う処理の一例を示す図である。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る転送装置、転送方法および転送プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る転送装置、転送方法および転送プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.転送装置の一例〕
まず、図1を用いて、転送装置が実行する転送処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る転送装置が実行する転送処理の一例を示す図である。図1では、転送装置10は、利用者が使用する端末装置100、および、所定ドメインのクッキーを管理する管理サーバ200と通信可能である。また、端末装置100は、クッキーの使用を指示するタグが埋め込まれたウェブページを配信する配信サーバ110と通信可能である。
転送装置10は、後述する転送処理を実行する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。また、転送装置10は、所定ドメインで発行されたクッキーの値を受付けるサーバ、すなわち、所定ドメインでアクセス可能なサーバである。例えば、図1に示す例では、転送装置10は、ドメイン「sub.domainA.com」(以下、「ドメインA」と記載する場合がある。)で発行されたクッキーの値を受付けると、受付けた値に基づくサービスを提供することとなる。
管理サーバ200は、転送装置10とは異なるドメインでアクセス可能なサーバ装置である。具体的には、管理サーバ200は、転送装置10とは異なるドメインのクッキーを管理するサーバ装置である。例えば、図1に示す例では、管理サーバ200は、ドメイン「sub.domainB.com」(以下、「ドメインB」と記載する場合がある。)で発行されたクッキーの値を受付けると、受付けた値に基づくサービスを提供するサーバ装置である。
配信サーバ110は、ウェブページの配信を行うサーバ装置である。例えば、配信サーバ110は、端末装置100からウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を受信すると、受信したURLが示すウェブページのデータを端末装置100へと送信する。より具体的には、配信サーバ110は、転送装置10と同じドメインのURLが示すウェブページの配信を行う。
端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。ここで、端末装置100は、ブラウザ等、ウェブページを閲覧するためのアプリケーションがインストールされている。このような端末装置100は、利用者の操作により閲覧対象となるウェブページのURLを取得すると、取得したURLを配信サーバ110へと送信する。そして、端末装置100は、配信サーバ110によって配信されたウェブページのデータを受信すると、受信したデータから表示するウェブページを生成し、生成したウェブページの表示を行う。
ここで、端末装置100は、クッキーを用いて、利用者の識別情報を外部サーバに対して送信する場合がある。例えば、配信サーバ110は、図1中(A)に示すように、クッキーに含まれる各項目の値(以下、「クッキーの値」と記載する。)を所定のサーバに通知するよう指示するタグが埋め込まれたウェブページの配信を行う場合がある。このような場合、端末装置100は、ウェブページに埋め込まれたタグに従って、端末装置100が記憶するクッキーの値の通知等を行い、各種サービスの提供を受けることとなる。
このようなクッキーには、タグが埋め込まれたウェブページと同じドメインで発行されたクッキー、すなわち、タグが埋め込まれたウェブページと同じドメインのサーバと情報の送受信を行わせるためのファーストパーティークッキーと、タグが埋め込まれたウェブページとは異なるドメインで発行されたクッキー、すなわち、タグが埋め込まれたウェブページとは異なるドメインのサーバと情報の送受信を行わせるためのサードパーティークッキーとが存在する。このようなサードパーティークッキーを用いた場合には、利用者がアクセスしたウェブページドメインによらずに、利用者を横断的に識別することができる。このため、利用者の識別やDMP(Data Management Platform)の利用時等に、サードパーティークッキーが用いられる場合がある。
しかしながら、端末装置100が実行するブラウザには、デフォルトでサードパーティークッキーの設定を受付けない設定が行われているものが存在する。このように、サードパーティークッキーの設定を受付けない場合には、利用者の識別を行うことができないため、ウェブページの閲覧履歴やDMPの利用を行うことができなくなる。
〔1−1.転送処理の一例〕
そこで、転送装置10は、以下の転送処理を実行する。具体的には、転送装置10は、端末装置100に対して第1ドメインで発行されたクッキー(以下、「第1ドメインのクッキー」と記載する。)の値を端末装置100から受付ける。そして、転送装置10は、第2ドメインで発行されたクッキー(以下、「第2ドメインのクッキー」と記載する。)を管理する管理サーバ200に対し、第2ドメインのクッキーとして、端末装置100から受付けたクッキーに基づく情報を送信する。
以下、図1を用いて、転送処理の一例を説明する。例えば、配信サーバ110は、ドメインAのクッキーを用いるタグが埋め込まれたウェブページであって、ドメインAに含まれるURLによって指定されるウェブページを端末装置100に配信する(ステップS1)。このような場合、端末装置100は、ウェブページと同じドメインであるドメインAのサーバ、すなわち、転送装置10に対して、クッキーの値を送信する(ステップS2)。
具体的には、転送装置10は、端末装置100に配信されたウェブページと同じドメインでアクセス可能に設定されている。より具体的には、転送装置10は、配信サーバ110と同じドメインであるドメインAでアクセス可能なサーバ装置として構成されている。例えば、端末装置100は、「Domain:sub.domainA.com」のクッキーの値のうち、項目「key01」の値「bbb」と、項目「key02」の値「ddd」とを、「Domain:sub.domainA.com」が示すサーバ、すなわち、転送装置10に送信する。ここで、端末装置100は、クッキーが発行されたドメインと、ウェブページドメインとが同一であるため、サードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、クッキーの値を送信することができる。
一方、転送装置10は、端末装置100からクッキーの値を受付けると、ドメインAとは異なるドメインBのクッキーを管理する管理サーバ200に対し、端末装置100から受付けたクッキーの値「bbb」と「ddd」とを、ドメインBのクッキーの値として送信する(ステップS3)。例えば、転送装置10は、「Domain:sub.domainB.com」のクッキーの項目「key01」の値として「bbb」を送信する。また、転送装置10は、「Domain:sub.domainB.com」のクッキーの項目「key02」の値として「ddd」を送信する。
このような場合、管理サーバ200は、受付けたクッキーの値に応じた各種処理を実行する。例えば、管理サーバ200は、受付けたクッキーの値が、端末装置100の利用者を示す項目(例えば、「name」)の値である場合には、受付けた値や、端末装置100に配信されたウェブページのURL等に基づいて、端末装置100を使用する利用者が閲覧したウェブページの閲覧履歴を更新する。
一方、管理サーバ200は、クッキーの値を更新する場合には、ドメインBのクッキーの値を設定する「set−cookie」を発行する(ステップS4)。例えば、図1に示す例では、管理サーバ200は、「set−cookie」として、「Domain:sub.domainB.com」のクッキーの項目「key01」の値を「bbb」とし、項目「key02」の値を「eee」とする指示を発行する。
このように、転送装置10は、管理サーバ200から、ドメインBのクッキーの新たな値を受信すると、受信した値を、ドメインAのクッキーの新たな値として端末装置100に通知し、設定させる(ステップS5)。例えば、端末装置100は、「set−cookie」として、「Domain:sub.domainA.com」のクッキーの項目「key01」の値「bbb」と、項目「key02」の値「eee」とを端末装置100に通知することで、ドメインAのクッキーの値を更新させる。
このように、転送装置10は、端末装置100が取得したウェブページと同じドメインのサーバであって、端末装置100が取得したウェブページとは異なるドメインのクッキーの管理を行う管理サーバ200のリバースプロキシとして動作する。この結果、転送装置10は、サードパーティークッキーの設定を受付けていない端末装置100から、サードパーティークッキーの管理を行う管理サーバ200にクッキーの値を伝えることができるので、サードパーティークッキーを用いた利用者の認証やサービスの提供等を実現することができる。また、転送装置10は、サードパーティークッキーの設定を受付けていない端末装置100が保持するクッキーの値を、サードパーティークッキーの管理を行う管理サーバ200が発行したクッキーの値に更新することができるので、サードパーティークッキーを用いた利用者の認証やサービスの提供等を継続することができる。
〔1−2.転送装置のドメインについて〕
ここで、上述した例では、ウェブページを配信する配信サーバ110と、転送装置10とが異なる例について記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、クッキーに含まれるドメインの値をウェブページのURLと同一にした場合には、上述した転送処理を、配信サーバ110が実行することとなる。
一方、図1に示すように、配信サーバ110と転送装置10とを異なる装置で実現する場合、転送装置10には、ドメインAに含まれるサブドメインであって、配信サーバ110が配信するウェブページとは異なる所定のサブドメインが付与されることとなる。すなわち、転送装置10には、配信サーバ110と同じドメインに含まれるサブドメインとして、管理サーバ200に値を転送するクッキー(すなわち、サードパーティークッキー)専用のサブドメインが設定される。この結果、配信サーバ110は、ドメインAに含まれるサブドメインのうち、転送装置10に設定したサブドメインのクッキーを使用するタグをウェブページに埋め込むことで、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーの使用を実現することができる。
〔1−3.転送するクッキーの値について〕
ここで、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーの値をそのまま管理サーバ200に送信してもよく、他の値を送信してもよい。例えば、転送装置10は、第1ドメインのクッキーの値と、第2ドメインのクッキーの値とを対応付けたテーブルを用いて、端末装置100から受付けたクッキーの値に対応する第2ドメインのクッキーの値を特定し、特定した値を管理サーバ200に送信してもよい。すなわち、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーに基づく情報を、第2ドメインのクッキーとして管理サーバ200に送信するのであれば、任意の情報を送信してもよい。
また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーの値のうち、予め定められた任意の項目の値に基づく情報を管理サーバ200に送信してもよい。例えば、転送装置10は、管理サーバ200が利用者の識別を実行する場合には、端末装置100から受付けたクッキーの値のうち、管理サーバ200が端末装置100を使用する利用者を識別するための項目の値を管理サーバ200に送信してもよい。
また、端末装置100には、端末装置100を使用する利用者を識別するために、様々なベンダーが様々なドメインで発行したクッキーの値が保持される場合がある。そこで、転送装置10は、利用者を識別する値としてそれぞれ異なるドメインのクッキーの値を統合するか否かを示す項目の値を送信してもよい。また、転送装置10は、端末装置100に対して広告を提供する回数や、ドメインAのクッキーの使用を端末装置100に指示するタグを実行した回数を管理サーバ200が計測するための項目の値を送信してもよい。また、転送装置10は、端末装置100に対して提供される情報を指定する項目の値、または、端末装置100に対して提供されない情報を指定する項目の値、すなわち、所謂オプトイン/オプトアウトを示す値を管理サーバ200に送信してもよい。
なお、各クッキーに含まれる項目名は、クッキーを管理する管理サーバ200やクッキーを用いたサービスを提供するベンダー等によって自由に設定可能である。そこで、転送装置10には、管理サーバ200に対して転送されるクッキーの値の項目名が予め設定されていてもよい。
〔1−4.転送するクッキーの値とサブドメインとの関係について〕
ここで、転送装置10は、配信サーバ110が配信するウェブページと同じドメインに含まれるサブドメインであれば、任意のサブドメインが設定可能である。そこで、複数の転送装置10のそれぞれに対し、各転送装置10が転送するクッキーの値と対応するサブドメインが設定されていてもよい。このような設定が行われた場合、各転送装置10は、それぞれ異なるクッキーの値を管理サーバ200に送信することとなるため、サードパーティークッキーを用いたサービスを、クッキーの項目の値ごとに制御することができる。
〔1−5.クッキーの生成について〕
ここで、転送装置10がクッキーの値を管理サーバ200に転送した際に、管理サーバ200に対応するクッキーが管理されていない場合には、クッキーの新規発行が実行されることとなる。このような場合においても、転送装置10は、管理サーバ200のリバースプロキシとして動作してもよい。
例えば、端末装置100は、ドメインAのクッキーを使用するタグが埋め込まれたウェブページの配信を受付けた際に、そのクッキーの値を保持していない場合には、ドメインAで発行されるクッキーの発行要求を転送装置10に送信する。このような場合、転送装置10は、ドメインBで発行されるクッキーの発行要求を管理サーバ200に送信する。この結果、管理サーバ200は、ドメインBで新たなクッキーを発行し、クッキーの値を転送装置10に送信する。すると、転送装置10は、ドメインBで新たに発行されたクッキーの値を、ドメインAで新たに発行されたクッキーの値として、端末装置100に送信する。この結果、端末装置100は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーを用いたサービスの提供を開始することができる。
〔2.転送装置の構成〕
以下、上記した転送処理を実現する転送装置10が有する機能構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る転送装置の構成例を示す図である。図2に示すように、転送装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100や管理サーバ200との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、ドメインテーブル31、および転送テーブル32を記憶する。
以下、図3、図4を用いて、ドメインテーブル31および転送テーブル32に登録される情報の一例について説明する。まず、図3を用いて、ドメインテーブル31に登録される情報の一例について説明する。図3は、実施形態に係るドメインテーブルに登録される情報の一例を説明する図である。例えば、ドメインテーブル31には、図3に示すように、「受付ドメイン」および「送信ドメイン」といった項目を有する情報が登録されている。ここで、「受付ドメイン」は、端末装置100から値を受付けるクッキードメイン、すなわち、ドメインAを示す情報である。また、「送信ドメイン」は、対応付けられたドメインAのクッキーの値を送信する管理サーバ200のドメイン、すなわちドメインBを示す値である。
例えば、図3に示す例では、受付ドメイン「sub1.domainA.com」と、送信ドメイン「sub1.domainB.com」とが対応付けて登録されている。かかる場合、転送装置10は、「Domain:sub1.domainA.com」のクッキーの値を、「Domain:sub1.domainB.com」のクッキーの値として、管理サーバ200に送信することとなる。
図2に戻り、説明を続ける。転送テーブル32には、値の転送を行ったクッキーに関する情報が登録されている。例えば、図4は、実施形態に係る転送テーブルに登録される情報の一例を示す図である。図4に示す例では、転送テーブル32には、「端末ID(Identifier)」、「受付クッキー」、「送信クッキー」といった項目を有する情報が登録されている。「端末ID」とは、クッキーの値の受付元となる端末装置100を識別するための情報である。また、「受付クッキー」とは、対応付けられた端末IDが示す端末装置100から受付けたクッキーの内容である。また、「送信クッキー」とは、管理サーバ200が端末装置100に対して発行したクッキー、すなわち、サードパーティークッキーの内容である。
例えば、転送テーブル32には、端末ID「ID1」、受付クッキー「domain:sub1.domainA.com name:user1」、および送信クッキー「domain:sub1.domainB.com name:user1」とが対応付けて登録されている。かかる情報は、管理サーバ200から、「domain:sub1.domainB.com」のクッキーの項目「name」の値「user1」を受付けた場合は、「domain:sub1.domainA.com」のクッキーの項目「name」の値として、「user1」を端末ID「ID1」が示す端末装置100に送信した旨を示す。
図2に戻って、説明を続ける。制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、転送装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図2に示すように、制御部40は、受付部41、送信部42、受信部43、および通知部44を有する。受付部41は、ドメインAのクッキーを端末装置100から受付ける。より具体的には、転送装置10には、配信サーバ110が配信するウェブページと同じドメインのURLが付与されている。このような場合、受付部41は、ドメインAのクッキーを使用するタグが埋め込まれたウェブページであって、ドメインAを含むURLによって指定されるウェブページの配信を受付けた端末装置100から、クッキーの値を受付ける。このように、クッキーの値を受付けた場合、受付部41は、クッキーが発行されたドメインやクッキーの値を受付クッキーとし、クッキーの値の送信元となる端末装置100の端末IDと対応付けて転送テーブル32に登録する。
なお、受付部41は、ドメインAに含まれる所定のサブドメインのクッキーの値を端末装置100から受付けることとなる。また、受付部41は、端末装置100にクッキーが発行されていない場合には、端末装置100から、ドメインAのクッキーの発行要求を受付けることとなる。
送信部42は、ドメインBのクッキーを管理する管理サーバ200に対し、ドメインBのクッキーの値として、端末装置100から受付けた値、すなわち、受付部41が受け付けたクッキーの値を送信する。例えば、送信部42は、受付部41がドメインAのクッキーの値を受付けると、ドメインテーブル31を参照し、受付ドメインの中から、ドメインAを検索する。そして、送信部42は、検索したドメインAと対応付けられた送信ドメイン(例えば、ドメインB)を特定し、特定したドメインのクッキーの値として、送信ドメインが示す管理サーバ200へ、受付部41が受け付けたクッキーの値を送信する。
また、送信部42は、端末装置100から受付けたクッキーの値を含むクッキーであって、ドメインテーブル31から特定した送信ドメインを発行元ドメインとするクッキーを生成し、送信クッキーとして、端末装置100の端末IDと対応付けて転送テーブル32に登録する。後述するように、このような転送テーブル32に登録された受付クッキーや送信クッキーは、管理サーバ200から受付けた値を、どの端末装置100に対し、どのクッキーの値として通知するかを示すための指標となる。
ここで、送信部42は、受付部41が端末装置100から受付けた全てのクッキーの値を管理サーバ200に送信してもよく、端末装置100から受付けたクッキーの値のうち、予め定められた所定の項目の値を、管理サーバ200に対して送信してもよい。例えば、送信部42は、管理サーバ200が端末装置100を使用する利用者を識別するための項目の値を管理サーバ200に送信しても良く、利用者を識別する値としてそれぞれ異なるドメインのクッキーの値を統合するか否かを示す項目の値を送信してもよい。また、送信部42は、端末装置100に対して広告を提供する回数や、ドメインAのクッキーの使用を端末装置100に指示するタグを実行した回数を管理サーバ200が計測するための項目の値を送信してもよい。また、送信部42は、端末装置100に対して提供される情報を指定する項目の値、または、端末装置100に対して提供されない情報を指定する項目の値を管理サーバ200に送信してもよい。
なお、送信部42は、受付部41が、ドメインAのクッキーの発行要求を受付けた場合には、ドメインBのクッキーの発行要求を管理サーバ200に送信することとなる。また、例えば、送信部42は、同一のドメインに含まれる複数のサブドメインのそれぞれに対し、異なるドメインの送信ドメインが対応付けてドメインテーブル31に登録されている場合には、受信したクッキーのサブドメインに応じた管理サーバ200に対して、クッキーの値を出し分けることとなる。
受信部43は、管理サーバ200から、ドメインBのクッキーの新たな値を受信する。このような場合、受信部43は、転送テーブル32を参照し、新たに受信したクッキーの値が、どの端末装置100が使用するどのクッキーの新たな値であるかを特定する。すなわち、受信部43は、受信したクッキーをどのドメインのクッキーの値として通知するかを特定する。そして、受信部43は、特定結果を通知部44に出力する。
なお、受信部43は、送信部42がドメインBのクッキーの発行要求を送信した場合には、管理サーバ200が新たに発行したクッキーを受信することとなる。このような場合、受信部43は、受信したクッキーの内容を送信クッキーとして転送テーブル32に登録するとともに、受信したクッキーを通知部44に出力する。
通知部44は、管理サーバ200から受信した値を、ドメインAのクッキーの値として端末装置100に通知し、端末装置100が保持するクッキーの値を更新させる。例えば、通知部44は、管理サーバ200から新たに受信したクッキーの値が、どの端末装置100が使用するどのクッキーの新たな値であるかを示す特定結果を受付ける。このような場合には、通知部44は、管理サーバ200から受付けたクッキーの値を、特定された端末装置100に対し、特定されたクッキーの新たな値、すなわち、ドメインAのクッキーの新たな値として通知する。この結果、端末装置100は、管理サーバ200によって発行されたクッキーの値を、ドメインAのクッキーの値として受信するので、サードパーティークッキーの設定を受付けていない場合であっても、クッキーの値の更新を実現できる。
なお、通知部44は、管理サーバ200が新たに発行したクッキーを受信した場合には、ドメインAのクッキーの値として、管理サーバ200から受信したクッキーに基づく情報、例えば、管理サーバ200から受信したクッキーの値を端末装置100に送信する。この結果、端末装置100は、ドメインBのクッキーを、ドメインAのクッキーとして記憶するので、サードパーティークッキーの設定を受付けていない場合であっても、クッキーを使用することができる。
〔3.ベンダークッキーの同期について〕
ここで、転送装置10は、複数のベンダーが端末装置100の利用者を識別するために発行したクッキーを同期させる処理を実行してもよい。より具体的には、転送装置10は、ドメインAのクッキーとして、端末装置100を使用する利用者を識別するクッキーとしてそれぞれ異なる発行元から発行されたクッキーを受付ける。このような場合、転送装置10は、同じ利用者を識別するクッキーを紐付けて管理する同期サーバ220に対し、受付けた各クッキーに基づく情報を、ドメインBのクッキーとして送信してもよい。
例えば、図5は、転送装置が複数のクッキーを同期させる処理の一例を示す図である。図5に示す端末装置100は、管理サーバ200と同様の処理を実行する管理サーバ210と、同一の利用者に対してそれぞれ異なるベンダーによって発行された複数のクッキーを紐付けて管理する同期サーバ220と通信可能である。また、端末装置100は、端末装置100の利用者である利用者U01に対し、独自のクッキーを発行するベンダーサーバ120と通信可能である。ここで、図5中(A)に示すように、端末装置100が取得するウェブページには、各ベンダーが発行したクッキーIDを同期させるためのタグが埋め込まれているものとする。また、端末装置100は、図5中(B)に示すように、配信サーバ110が配信するウェブページと同じドメインAのクッキーを利用し、図5中(C)に示すように、管理サーバ210や同期サーバ220は、ドメインBのクッキーを利用するものとする。
例えば、配信サーバ110は、ドメインAで発行されたクッキーを用いるタグが埋め込まれたウェブページであって、ドメインAを含むURLのウェブページを配信する(ステップS11)。このような場合、配信サーバ110は、ドメインAが示すサーバ、すなわち、転送装置10にアクセスする(ステップS12)。このような場合、転送装置10は、ドメインBで発行されたクッキーを管理するサーバ、すなわち、管理サーバ210にアクセスする(ステップS13)。すると、管理サーバ210は、転送装置10に対し、ドメインBでクッキーを発行する(ステップS14)。すると、転送装置10は、管理サーバ210によって発行されたクッキーの値をドメインAのクッキーの値とし(ステップS15)、端末装置100に通知するとともに、ベンダーサーバ120へのリダイレクトを送信する(ステップS16)。
このような場合、端末装置100は、各ベンダーのエンドポイントであるベンダーサーバ120にアクセスし(ステップS17)、ベンダーサーバ120からベンダークッキーIDをパラメータとして取得する(ステップS18)。なお、端末装置100は、図示を省略した他のベンダーサーバからも、ベンダークッキーIDを取得してよい。そして、端末装置100は、取得したベンダークッキーIDをパラメータとして、ドメインAのクッキーと同時に転送装置10に送信する(ステップS19)。
一方、転送装置10は、ベンダークッキーIDをパラメータとしてドメインAのクッキーと同時に受信すると、受信したドメインAのクッキーの値をドメインBのクッキーの値とし、ベンダークッキーIDをパラメータとして、ドメインBのクッキーと同時に同期サーバ220に対して送信する(ステップS20)。この結果、同期サーバ220は、利用者U01に対してベンダーサーバ120が発行したベンダークッキーIDを収集し、収集したベンダークッキーIDを紐付けて管理することで、利用者U01に対して発行されたクッキーを同期させることができる。その後、同期サーバ220は、ドメインBで応答を転送装置10に送信し(ステップS21)、転送装置10は、ドメインAで応答を端末装置100に送信する(ステップS22)。
なお、端末装置100とベンダーサーバ120との間の通信についても、転送装置10と同様の転送処理を実行するプロキシサーバを利用してもよい。例えば、転送装置10は、このようなプロキシサーバとして動作する場合には、ドメインAのクッキーとして、端末装置100からベンダークッキーIDの要求を受付けると、ベンダーサーバ120が使用するドメインのクッキーとして、ベンダークッキーIDの要求をベンダーサーバ120に送信する。そして、転送装置10は、ベンダーサーバ120からベンダークッキーIDを受信した場合には、受信したベンダークッキーIDを、ドメインAのクッキーの値として、端末装置100に送信してもよい。このような処理を実行することで、転送装置10は、端末装置100に配信されるウェブページのドメインと、ベンダーサーバ120のドメインとが異なる場合にも、ベンダークッキーIDの同期を実現することができる。
〔4.転送装置10の処理フロー〕
次に、図6を用いて、転送装置10が実行する処理の手順の一例について説明する。図6は、実施形態に係る転送装置が実行する転送処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、転送装置10は、端末装置100から第1のドメインで発行されたクッキーを受付ける(ステップS101)。このような場合、転送装置10は、受け付けたドメインのクッキーと対応付けられた第2のドメインを特定し(ステップS102)、第2のドメインのクッキーを用いたサービスを管理する管理サーバ200に、端末装置100から受付けたクッキーに基づく情報(例えば、受付けたクッキーの値)を、第2のドメインのクッキーとして送信する(ステップS103)。
また、転送装置10は、管理サーバ200から新たなクッキーの値を受信すると(ステップS104)、受信したクッキーの値を、第1のドメインで発行されたクッキーの値として、端末装置100に通知し(ステップS105)、処理を終了する。
〔5.変形例〕
上記では、転送装置10による転送処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、転送装置10が実行する転送処理のバリエーションについて説明する。
〔5−1.クッキーを用いたサービスの制御について〕
上述した端末装置100は、ウェブページ内に埋め込まれたタグに従って、ドメインAのクッキーを1つの転送装置10へと送信した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置100は、利用者U01に対する課金態様や、端末装置100の種別、ブラウザの種別等に応じて、異なる転送装置にクッキーを送信してもよい。
例えば、図7は、複数の転送装置にクッキーを出し分ける処理の一例を示す図である。例えば、端末装置100は、ドメインAに含まれるURLのウェブページを取得する。一方、図7中(A)に示すタグには、利用者U01の属性や端末装置100の属性に応じて、ドメインAに含まれるサブドメインであって、それぞれ異なるサブドメインが設定された転送装置10a、10bのいずれかに対し、クッキーの値を送信する旨の指示が含まれている。
例えば、図7に示す例では、転送装置10aに対し、サブドメイン「sub1」を含むドメイン「sub1.domainA.com」が付与されており、転送装置10bに対し、サブドメイン「sub2」を含むドメイン「sub2.domainA.com」が付与されている。そして、端末装置100は、取得したウェブページに埋め込まれたタグに従って、クッキーを転送装置10aまたは転送装置10bに送信する。
例えば、端末装置100は、利用者U01の属性や端末装置100の属性が所定の条件を満たす場合には、ドメインAのクッキーの値をサブドメインが「sub1」である転送装置10aへと送信する(ステップS30)。このような場合、転送装置10aは、転送装置10と同様に、受付けたクッキーの値を、ドメインBのクッキーの値として、管理サーバ200に送信する(ステップS31)。
一方、端末装置100は、利用者U01の属性や端末装置100の属性が所定の条件を満たさない場合には、ドメインAのクッキーの値をサブドメインが「sub2」である転送装置10bへと送信する(ステップS32)。このような場合、転送装置10bは、転送装置10と同様に、受付けたクッキーの値を、ドメインBのクッキーの値として、管理サーバ200に送信する(ステップS33)。なお、転送装置10a、10bは、管理サーバ200からドメインBのクッキーの値を受信した場合には、ドメインAのクッキーの値として、受信したクッキーの値を端末装置100に通知する。
このように、各転送装置10a、10bには、端末装置100に配信されるウェブページと同じドメインであって、それぞれ異なるサブドメインが付与されていてもよい。このような場合、各転送装置10a、10bには、利用者U01に対して提供されるサービスの内容に応じて出し分けが行われたクッキーが送信されるので、例えば、処理分散や料金体系に応じた処理の出し分け等を実現することができる。
なお、各転送装置10a、10bは、それぞれ異なる管理サーバ200に対して、クッキーの送信を行ってもよい。また、例えば、1つの転送装置10が、複数の管理サーバ200に対して、クッキーの出し分けを行ってもよい。より具体的には、転送装置10は、クッキーの送信先となる管理サーバ200a、200bが存在する場合には、端末装置100から受信したクッキーのサブドメインに応じた管理サーバ200a、200bに対して、クッキーに基づく情報を送信してもよい。例えば、図8は、複数の管理サーバにクッキーの出し分けを行う処理の一例を示す図である。
図8に示す例では、転送装置10には、ドメインAに含まれる2つの異なるサブドメインを含むドメイン「sub1.domainA.com」、「sub2.domainA.com」が付与されている。また、転送装置10は、ドメインB(「sub.domainB.com」)で発行されたクッキーを管理する管理サーバ200aと、ドメインC(「sub.domainC.com」)で発行されたクッキーを管理する管理サーバ200bと通信可能である。一方、端末装置100aには、ドメイン「sub1.domainA.com」で発行されたクッキーを送信する旨のタグが含まれるウェブページが配信され、端末装置100bには、ドメイン「sub2.domainA.com」で発行されたクッキーを送信する旨のタグが含まれるウェブページが配信されたものとする。
このような場合、転送装置10は、端末装置100a、100bから、それぞれ異なるサブドメインのクッキーの値を受信することとなる。このような場合、転送装置10は、サブドメインごとに異なる管理サーバ200a、200bに対して、クッキーの値を送信することとなる。例えば、転送装置10は、端末装置100a、bから、「sub1.domainA.com」のクッキーの値を受信した場合(ステップS40、S41)、受信したクッキーの値をドメインBのクッキーの値として、管理サーバ200aへと送信する(ステップS42)。一方、転送装置10は、端末装置100a、bから、「sub2.domainA.com」のクッキーの値を受信した場合、受信したクッキーの値をドメインCのクッキーの値として、管理サーバ200bへと送信する(ステップS43)。
すなわち、転送装置10は、端末装置100から受信したクッキーが発行されたドメインに含まれるサブドメインの値に応じて、異なるドメインでクッキーを管理する管理サーバ200に対し、受信したクッキーの値を対応するドメインのクッキーとして送信してもよい。この結果、転送装置10は、利用者の属性や端末装置100の属性に応じたサービスの制御やベンダーの出し分け等を容易に行うことができる。例えば、転送装置10は、利用者U01、U02が加入する料金体系に応じて、クッキーの値を管理サーバ200a、200bに出し分けてもよい。
なお、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けるか否かに応じて、クッキーの出し分けを行ってもよい。例えば、端末装置100に配信されるウェブページには、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付ける場合には、管理サーバ200に直接クッキーの値を送信し、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けない場合には、転送装置10にクッキーの値を送信する旨のタグが埋め込まれていてもよい。このような場合、転送装置10は、サードパーティークッキーの設定を受付けない端末装置100のクッキーのみを中継するので、サードパーティークッキーの設定を受付ける他の端末装置のパフォーマンスを保持することができる。
〔5−2.ログの保持について〕
また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのログや、管理サーバ200に送信したクッキーのログを保持してもよい。このようなログを保持した場合には、例えば、どのようなタグについて転送処理を行う必要があるか、どのような日時に、転送処理を実行するためのリソースが増大したか等を特定することができる。
〔5−3.装置構成〕
なお、転送装置10は、任意の数の端末装置100と通信可能に接続されていてもよく、任意の数の管理サーバ200と通信可能に接続されていてもよい。また、例えば、端末装置100から送信されるクッキーは、ロードバランサにより、同一のドメインやサブドメインが設定された複数の転送装置10のいずれかに対して伝達されてもよく、各転送装置10のドメインテーブル31や転送テーブル32は、同期が行われてもよい。
また、例えば、端末装置100とやり取りするクッキーの項目ごとに、異なるサブドメインが設定された複数の転送装置10が存在する場合には、各転送装置10は、ドメインテーブル31や転送テーブル32を有さずともよい。すなわち、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーの値を、所定のドメインのクッキーの値として管理サーバ200に送信するのであれば、各種テーブルを用いずとも、上述した転送処理を実現可能である。
〔5−4.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示した受付部41と受信部43とは、統合されてもよい。また、図2に示した送信部42と通知部44とは、統合されてもよい。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5−5.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。
〔6.効果〕
上述したように、転送装置10は、ドメインAのクッキーを端末装置100から受付けると、ドメインBのクッキーを管理する管理サーバ200に対し、ドメインBのクッキーとして、端末装置100から受付けたクッキーに基づく情報を送信する。例えば、転送装置10は、端末装置100から受付けたドメインAのクッキーの値を、ドメインBのクッキーの値として、管理サーバ200に送信する。
この結果、転送装置10は、端末装置100が取得したウェブページと同じドメインのサーバであって、端末装置100が取得したウェブページとは異なるドメインのクッキーの管理を行う管理サーバ200のリバースプロキシとして動作することができる。このため、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーの管理を行う管理サーバ200に、端末装置100のクッキーの値を伝えることができる。この結果、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、利用者の識別や、利用者が閲覧したウェブページの履歴等に基づく広告配信等、サードパーティークッキーを用いたサービスを提供できる。また、転送装置10は、端末装置100側からは、端末装置100とは異なるドメインでクッキーを管理する管理サーバ200を隠すことができるので、端末装置100の利用者に安心感を与えることができる。
また、転送装置10は、管理サーバ200から、ドメインBの新たなクッキーを受信すると、ドメインAで発行された新たなクッキーとして、管理サーバ200から受信したクッキーに基づく情報を端末装置100に通知する。例えば、転送装置10は、管理サーバ200から受信したクッキーの値を、ドメインAの新たなクッキーの値として端末装置100に通知する。この結果、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーの値の更新を実現することができる。
また、転送装置10は、クッキーの送信先となる管理サーバ200a、200bが存在する場合には、第1ドメインに含まれるサブドメインのうち、端末装置100から受信したクッキーのサブドメインに応じた管理サーバ200a、200bに対して、クッキーに基づく情報を送信する。例えば、転送装置10は、端末装置100から受信したクッキーのサブドメインが「sub1」である場合には、ドメインBのクッキーとして、受信したクッキーの値を管理サーバ200aに送信し、端末装置100から受信したクッキーのサブドメインが「sub2」である場合には、ドメインCのクッキーとして、受信したクッキーの値を管理サーバ200bに送信する。このため、転送装置10は、クッキーの転送先の出し分けを実現することができる。
また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのうち、予め定められた所定の項目の値を、管理サーバ200に対して送信する。例えば、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのうち、端末装置100を使用する利用者を識別する項目の値を送信する。また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのうち、端末装置100を使用する利用者を識別する値としてそれぞれ異なるドメインのクッキーの値を統合するか否かを示す項目の値を送信する。また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのうち、端末装置100に対して広告を提供する回数や、ドメインAのクッキーの使用を端末装置100に指示するタグを実行した回数を計測するための項目の値を送信する。また、転送装置10は、端末装置100から受付けたクッキーのうち、端末装置100に対して提供される情報、または、端末装置100に対して提供されない情報を指定する項目の値を送信する。
このように、転送装置10は、クッキーに含まれる任意の値を端末装置100から受信し、受信した値を管理サーバ200に送信することができる。このため、端末装置100は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーを用いた各種サービスの適用を実現できる。
また、転送装置10は、ドメインAのクッキーとして、端末装置100を使用する利用者を識別する値としてそれぞれ異なる発行元から発行されたクッキーを受付ける。そして、転送装置10は、同じ利用者を識別するクッキーを紐付けて管理する同期サーバ220に対し、同期サーバ220が使用するドメインのクッキーとして、端末装置100から受付けたクッキーに基づく情報を送信する。このため、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、各ベンダーが端末装置100に付与したベンダークッキーを紐付けることができる。
また、転送装置10は、ドメインAのクッキーを送信するタグが埋め込まれたウェブページであって、ドメインAを含むURLによって指定されるウェブページの配信を受付けた端末装置100から、クッキーを受付ける。より具体的には、転送装置10は、ウェブページとは異なるドメインの転送装置にクッキーを送信せず、ウェブページと同じドメインの転送装置にクッキーを送信する端末装置100、すなわち、サードパーティークッキーの設定を受付けない端末装置100からクッキーを受付ける。このため、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーを用いた各種サービスの適用を実現できる。
また、転送装置10は、端末装置100からドメインAのクッキーの発行要求を受付けると、ドメインBのクッキーを管理する管理サーバ200に対し、ドメインBのクッキーの発行要求を送信する。そして、転送装置10は、管理サーバ200からドメインBで発行されたクッキーを受信した場合には、ドメインAのクッキーとして、管理サーバ200から受信したクッキーに基づく情報を端末装置100に通知する。このため、転送装置10は、端末装置100がサードパーティークッキーの設定を受付けていない場合にも、サードパーティークッキーを用いた各種サービスの適用を開始できる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
10 転送装置
20 通信部
30 記憶部
31 ドメインテーブル
32 転送テーブル
40 制御部
41 受付部
42 送信部
43 受信部
44 通知部
100、100a、100b 端末装置
110 配信サーバ
120 ベンダーサーバ
200、200a、200b、210 管理サーバ
220 同期サーバ

Claims (14)

  1. 第1ドメインのクッキーを情報処理装置から受付ける受付部と、
    第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、前記第2ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する送信部と
    を有することを特徴とする転送装置。
  2. 前記サーバ装置から、前記第2ドメインの新たなクッキーを受信する受信部と、
    前記第1ドメインで発行された新たなクッキーとして、前記サーバ装置から受信したクッキーに基づく情報を前記情報処理装置に通知する通知部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の転送装置。
  3. 前記送信部は、前記クッキーの送信先となるサーバ装置が複数存在する場合には、前記第1ドメインに含まれるサブドメインのうち前記情報処理装置から受信したクッキーのサブドメインに応じたサーバ装置に対し、当該サーバ装置が使用するドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の転送装置。
  4. 前記送信部は、前記情報処理装置から受付けたクッキーのうち、予め定められた所定の項目の値を、前記サーバ装置に対して送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の転送装置。
  5. 前記送信部は、前記情報処理装置から受付けたクッキーのうち、前記情報処理装置を使用する利用者を識別する項目の値を送信する
    ことを特徴とする請求項4に記載の転送装置。
  6. 前記送信部は、前記情報処理装置から受付けたクッキーのうち、前記情報処理装置を使用する利用者を識別する値としてそれぞれ異なるドメインのクッキーの値を統合するか否かを示す項目の値を送信する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の転送装置。
  7. 前記送信部は、前記情報処理装置から受付けたクッキーのうち、前記情報処理装置に対して広告を提供する回数や、前記第1ドメインのクッキーの使用を前記情報処理装置に指示するタグを実行した回数を計測するための項目の値を送信する
    ことを特徴とする請求項4〜6のうちいずれか1つに記載の転送装置。
  8. 前記送信部は、前記情報処理装置から受付けたクッキーのうち、前記情報処理装置に対して提供される情報、または、前記情報処理装置に対して提供されない情報を指定する項目の値を送信する
    ことを特徴とする請求項4〜7のうちいずれか1つに記載の転送装置。
  9. 前記受付部は、前記第1ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置を使用する利用者を識別する値として、それぞれ異なる発行元から発行されたクッキーを受付け、
    前記送信部は、同じ利用者を識別するクッキーを紐付けて管理するサーバ装置に対し、当該サーバ装置が使用するドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の転送装置。
  10. 前記受付部は、前記第1ドメインのクッキーを送信するタグが埋め込まれたウェブページであって、前記第1ドメインを含むURL(Uniform Resource Locator)によって指定されるウェブページの配信を受付けた情報処理装置から、前記クッキーを受付ける
    ことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の転送装置。
  11. 前記受付部は、前記情報処理装置として、前記ウェブページとは異なるドメインの転送装置にクッキーを送信せず、前記ウェブページと同じドメインの転送装置にクッキーを送信する情報処理装置から前記クッキーを受付ける
    ことを特徴とする請求項10に記載の転送装置。
  12. 情報処理装置から第1ドメインのクッキーの発行要求を受付ける受付部と、
    前記クッキーの発行要求を受付けた場合には、第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、当該第2ドメインのクッキーの発行要求を送信する送信部と、
    前記サーバ装置から前記第2ドメインで発行されたクッキーを受信した場合には、前記第1ドメインのクッキーとして、前記サーバ装置から受信したクッキーに基づく情報を前記情報処理装置に通知する通知部と
    を有することを特徴とする転送装置。
  13. 転送装置が実行する転送方法であって、
    第1ドメインのクッキーを情報処理装置から受付ける受付工程と、
    第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、前記第2ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する送信工程と
    を含むことを特徴とする転送方法。
  14. 第1ドメインのクッキーを情報処理装置から受付ける受付手順と、
    第2ドメインのクッキーを管理するサーバ装置に対し、前記第2ドメインのクッキーとして、前記情報処理装置から受付けたクッキーに基づく情報を送信する送信手順と
    をコンピュータに実行させるための転送プログラム。
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