JPH11305917A - 画像表示システム - Google Patents

画像表示システム

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JPH11305917A
JPH11305917A JP12432598A JP12432598A JPH11305917A JP H11305917 A JPH11305917 A JP H11305917A JP 12432598 A JP12432598 A JP 12432598A JP 12432598 A JP12432598 A JP 12432598A JP H11305917 A JPH11305917 A JP H11305917A
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勝弘 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像ソースから入力される画像の表示
制御を共通の入出力デバイスにて容易に行うことができ
る画像表示システムを提供する。 【解決手段】 ジョイステック22を画像ソース1-1
ではなく画像ソース1-2を制御する入出力デバイスと
して使いたい場合には、ユーザが画像データ(1-2)
に表示ポインタを位置させると、そのX、Y座標情報と表
示ウィンドウの4つの頂点座標値とに基づき画像データ
(1-2)が選択される。画像が重なっている場合は、
メモリ9に記憶された優先順位に基づいて選択される。
制御部6は、選択部14の接続を一度非接続にした後、
一定時間後に画像ソース1-2から出力されるシリアル
データ線がパケット分配制御15に接続されるように切
り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、会議等で使用さ
れる画像表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
(ノートPC)等の画像データを大型の表示装置、例え
ば液晶プロジェクターやプラズマディスプレイに表示さ
せてプレゼンテーションを行う場合が増えてきている。
会議では出席者がそれぞれデータをコンピュータにセー
ブしてきてそれを閲覧したり、ファイルの交換をその場
で行うようになってきている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来のプレゼンテーション用の大型画像表示装置は、複数
のノート型パソコン等の画像ソースから入力した画像デ
ータを表示する際に、各画像ソースを制御する入出力デ
バイス(マウス、キーボード、スピーカ等)を各画像ソ
ース毎に用意する必要があり、しかもユーザーが各画像
に対する画面の制御を行う場合にその都度その画面に対
応する入出力デバイスをユーザーは取り替えなければな
らなかった。
【0004】また、複数画面の表示レイアウトもある程
度固定され、自由にかつ簡単に変更することができない
ため、プレゼンテーションがスムーズに進行しない場合
があった。
【0005】そのため従来の画像表示システムは、一度
に複数の画像ソースを同時に表示させかつそれらの情報
や表示された各画像情報を一元的にコントロールするこ
とができず、不便であった。
【0006】また、複数の画像ソースを同時表示させる
際にその表示レイアウトを自由に変えられないため、プ
レゼンターにとってより効果的なプレゼンテーションを
行うことが困難であた。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、複数の画像ソー
スから入力される画像の表示制御を共通の入出力デバイ
スにて容易に行うことができる画像表示システムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像表示システムは、複数の画像
ソースから画像データを入力し、該入力した画像データ
を表示部に表示させる画像表示システムにおいて、入出
力デバイスからの制御信号を入力する入力手段と、該入
力手段により入力された制御信号に基づいて前記表示部
に表示される画像を制御する制御手段と、前記表示部に
表示された画像の中から任意の画像を選択する画像選択
手段と、該画像選択手段により選択された画像に応じて
前記制御手段による制御の対象となる画像を切り替える
切り替え手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の画像表示システムは、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記画像選択手段は、前記表示部にポインタを表
示するポインタ表示手段を備え、該ポインタにより特定
された領域に対応する画像を選択することを特徴とす
る。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の画像表示システムは、上記請求項2記載の構成にお
いて、前記表示部に表示される各画像の優先順位を記憶
するメモリを備え、前記画像選択手段は、前記ポインタ
により特定された領域に対応する画像が複数ある場合
は、前記メモリに記憶された優先順位に従って画像を選
択することを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の画像表示システムは、上記請求項3記載の構成にお
いて、前記メモリは、階層的に構成され、優先順位を付
けた各階層毎に前記表示部に表示される各画像を記憶す
ることを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の画像表示システムは、上記請求項2〜4のいずれか
1項に記載の構成において、前記画像選択手段は、前記
ポインタの座標及び前記各画像に対応する領域の頂点の
座標を検出し、該検出した前記ポインタの座標及び前記
各画像に対応する領域の頂点の座標から前記ポインタに
より特定された領域を認識することを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の画像表示システムは、上記請求項2〜5のいずれか
1項に記載の構成において、前記表示ポインタの表示態
様を変化させ得るポインタ可変手段を備えたことを特徴
とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の画像表示システムは、上記請求項1〜6のいずれか
1項に記載の構成において、前記入力手段と前記各画像
ソースとをそれぞれ接続及び非接続が可能な信号線を備
え、前記切り替え手段は、前記画像選択手段により選択
された画像に対応する信号線を接続状態にすると共に、
その他の信号線を非接続状態にし、前記制御手段は、前
記切り替え手段により接続状態とされた信号線に対応す
る画像ソースから入力される画像を制御の対象とするこ
とを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の画像表示システムは、上記請求項1〜7のいずれか
1項に記載の構成において、前記信号線は、USB(Un
iversal Serial Bus)規格またはIEEE(米国電気
電子技術者協会)1394規格のバスを含んで構成され
たことを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の画像表示システムは、上記請求項1〜8のいずれか
1項に記載の構成において、前記画像ソースはテレビチ
ューナであることを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の画像表示システムは、上記請求項1〜9のいずれ
か1項に記載の構成において、前記入出力デバイスは、
赤外線、電波または有線信号線のいずれかによって前記
制御信号を前記入力手段に出力することを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の画像表示システムは、上記請求項1〜10のいず
れか1項に記載の構成において、外部装置から制御プロ
グラムを受信する受信手段を備え、前記制御手段は、前
記表示部に表示される画像の制御を前記入力手段により
入力された制御信号に代えて前記受信手段により受信さ
れた制御プログラムに基づいて行うことを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の画像表示システムは、複数の画像ソースから画像
データを入力し、該入力した画像データを表示部に表示
させる画像表示システムにおいて、前記表示部に表示さ
れる各画像の表示スケールを変化させ得るスケール可変
手段と、階層的に構成され、優先順位を付けた各階層毎
に前記表示部に表示される各画像を記憶するメモリと、
前記スケール可変手段による各画像のスケーリング率と
前記メモリに記憶された各画像の優先順位に基づいて、
前記表示部における前記各画像の表示態様を設定する表
示態様設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の画像表示システムは、上記請求項12記載の構成
において、外部装置から制御プログラムを受信する受信
手段と、前記表示部における前記各画像の表示態様を前
記表示態様設定手段に代わって前記受信手段により受信
された制御プログラムに基づいて行う制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る画像表示システムの構成
図を示すブロック図である。
【0022】『 各部の説明 』図1の各ブロックの説
明を行う。本実施の形態は、4つの独立した画像ソース
(ノート型パソコン等)を1つのモニターに表示し各画
像ソースの入出力機器例えば、マウスやキーボード、リ
モコン、スピーカ等をモニターに表示された画像データ
と連動して制御できるようにする実施の形態を示す。こ
れら画像ソースは、4つよりさらに多い数でも、また少
ない数でも良い。
【0023】31は本表示システムを示している。1-
1、1-2、1-3、1-4は画像信号のソース(以下
「画像ソース1」と記す)であり、例えばパソコン、ワ
ークステーション、ディジタルテレビ、ビデオ等であ
る。本実施の形態では4つ存在する。2-1、2-2、2
-3、2-4は、それぞれ各画像ソース1から出力された
画像データを受け取る入力部(以下「入力部2」と記
す)である。各入力部2には、受け取る画像データがコ
ンピュータのアナログ信号であれば、A/Dコンバータや
画像データをサンプリングするためのPLL(Phase Lock
ed Loop)を備えるようにし、また、受け取る画像デー
タがLVDS(Low Voltage Differential Signaling)等
のディジタル信号であれば、その復号器や差動のバッフ
ァを備えるようにし、さらにテレビやビデオのコンポジ
ット信号であればそれをR、G、B信号にエンコードする
エンコーダを備えるようにすればよい。各入力部2は各
画像のソース1から画像データと画像データを受け取る
ための制御信号、例えば1ラインの同期を取る水平同期
信号、1フレームもしくは1フィールドの同期を取る垂
直同期信号、1画素をサンプルするクロック信号、有効
画像データの転送期間を示すディスプレイイネーブル信
号等も同時に受け取る。各入力部2はおのおの独立した
タイミングで画像ソースから画像データを受け取る。ま
た入力部2は後述する画像ソース1とのシリアル通信手
段を有している。
【0024】3-1、3-2、3-3、3-4は各入力部2
で受け取った画像データの表示フォーマット(表示ライ
ン数やドット数、色数)を制御部6の制御に従って変換
する表示フォーマット変換部(以下「表示フォーマット
変換部3」と記す)、4-1、4-2、4-3、4-4は、
独立した4つの画像データを1つの共通したバスに入力
するためのバスインタフェース部、5は各バスインタフ
ェース4から出力される画像データや、フレームメモリ
コントローラ7、重ねあわせデータコントローラ8から
出力される画像データを受けると共に、それらからの転
送要求を受け、優先順位に基づき画像データ転送を調停
するバスコントローラである。
【0025】6は本表示器全体を制御する制御部(制御
手段)であり、演算能力を持つCPU、データを一時格納
するRAM、制御プログラムを格納するROM、時間を計測す
るカウンタ、周辺入出力インタフェース等(いずれも不
図示)を有している。また、制御部6は論理ロジックの
みで構成されていてもよい。制御を行うプログラムはRO
Mに内蔵されていてもよいし、周辺入出力インタフェー
スを介して外部から転送されてもよい。7はバスコント
ローラ5の調停によって入力する画像データをフレーム
メモリ9に適したデータに演算により加工、制御するフ
レームメモリコントローラである。これはCPUや並列演
算が可能なメディアプロセッサであってもよい。9は表
示デバイスに描画する画像データを少なくとも1フレー
ム分貯えるフレームメモリである。フレームメモリ9は
複数の階層を有する。8は、表示デバイス13に各入力
部2とは別の画像データを表示デバイスに重ねて表示す
るための重ねあわせデータコントローラ、10は重ねあ
わせをするデータを格納しておくストアメモリ、11は
バス上の画像データをバスコントローラ5の制御に従っ
て入力し、表示駆動コントローラ12に適した表示フォ
ーマットに変換する出力表示フォーマット変換部、12
は、表示デバイスを駆動するための表示駆動コントロー
ラである。13は表示デバイスであり、該デバイスはマ
トリクス電極構造を持つフラットパネル(液晶、プラズ
マ等)でも、CRTでも、画像を表示するデバイスであれ
ば良い。この表示デバイス13は、1つのデバイスで構
成されていても、複数のデバイスで構成されていてもよ
い。画像ソース1からの画像データはこの表示デバイス
13に表示される。
【0026】14は1の各画像ソースの入出力デバイス
であるマウス(赤外線入力タイプ)、キーボード、スピ
ーカ等のデータをパケット多重して送受できる高速シリ
アルデータラインを切り替える選択部(切り替え手段)
である。このようなデータをパケット多重して転送でき
る例として、IEEE(米国電気電子技術者協会)1394
やUSB(Universal Serial Bus)等がある。15は、選
択部14で選択されたシリアルデータを各パケット毎に
分配する分配制御部、16は本表示システムに送られて
きたパケットデータを受け取る時のタイミングを調整す
るためのFIFOメモリ付きパケット制御部である。21は
赤外線発光部を有し、マウス(カーソル)と表示デバイ
スに重ねあわせて表示する画像を移動させる表示ポイン
タコントローラ(画像選択手段、入出力デバイス)であ
り、これは複数備えるようにしてもよい。22は画像ソ
ース1のマウスを動かすジョイステック、24は表示ポ
インタを動かすジョイステックである。23はマウスの
制御ボタン、25は表示ポインタの制御ボタンであり、
それぞれ確定ボタンとして機能する。30は表示デバイ
スに表示させる表示レイアウトを変更する変更ボタンで
ある。
【0027】20は、表示ポインタコントローラ21か
ら発信された赤外線データを受け取る受光部(入力手
段)、19は受光部20で受け取ったデータフォーマッ
トを制御部6や赤外線データ変換部18に出力するため
の制御部である。18は、赤外線データ制御部19から
送られたデータをシリアルデータのパケットに変換する
赤外線データ変換部、17は、赤外線データ変換部18
で作られたパケットデータをパケット分配制御15に転
送するタイミングを調整するためのFIFOメモリである。
【0028】26は、各画像ソース1から送られてきた
サウンドパケットを受け取るためのタイミング調整用FI
FOメモリを内蔵したパケット制御部、27は入力された
ディジタルサウンドデータをアナログに変換するD/A変
換器、28はサウンド用アンプ、29は、本表示システ
ム31に設けられるスピーカである。
【0029】以下、上記各部の番号と照らし合わせて本
発明の表示システム31の動作を説明する。
【0030】『 初期化 』各画像ソース1と表示シス
テム31は、それぞれ電源投入後、入力部2にある双方
向シリアル通信線を介して通信を行う。各入力部2から
は、表示ドット数、表示ライン数、表示色数、ビデオ出
力タイミング等のデータをそれぞれ各画像ソース1に送
る。このフォーマットは双方であらかじめ決められた通
信プロトコールで行われる。一例を示せば、米国の標準
化団体のVESA(Video Electronics Standards Associa
tion)で決まられたDDC(Display Data Channel)を用い
てもよく、データフォーマットは、同じくVESAで制定さ
れたEDID(Extended DisplayIdentification Data)で
も良い。この時転送される表示ドット数、表示ライン
数、表示色数は、表示デバイス13の表示ドット、ライ
ン、色数を転送する。もしくは、制御部6であらかじめ
決められた表示フォーマットでも良い。各画像ソース1
は、受け取った情報に基づき画像データ及びその制御信
号を各入力部2に出力する。
【0031】また、この時、表示システム31にいくつ
の画像ソース1が接続されているかを識別するため、入
力部2は画像ソース1から接続識別信号を常に監視して
いる。入力部2は、この接続識別信号を画像ソース1か
ら論理的な"1"もしくは"0"の2値信号として受け取
る。
【0032】もし、接続ケーブルが抜かれたり、画像ソ
ースの電源が切れた場合は入力部で抵抗終端しているた
め、この論理は"0"となり、表示システム31は画像デ
ータが入力されないことを認識できる。この監視情報は
制御部6にある期間毎に送られる。
【0033】制御部6は、まず入力部2-1の接続認識
信号を検知し、"1"であったならば入力部2-1は、受
け取った画像データを表示フォーマット変換部3-1に
出力し、表示フォーマット変換を行う。ここで、接続認
識信号が"0"であった場合は、入力部2-2の接続認識
信号を検知し、検知されるまで入力部2をスキャンす
る。すべての接続認識信号が"0"であった場合は、表示
システム31はパワーセーブモードに入り、制御部6、
選択部14、パケット分配制御部15、FIFOメモリ付き
パケット制御部16、FIFOメモリ17、赤外線データ変
換部18、赤外線データ制御部19、赤外線データ受光
部20以外の構成要素の電力は落とされる。
【0034】また、重ね合わせデータストア10にスト
アされる表示データは、制御部6内にあるROMからバス
を介して重ね合わせデータコントローラ8を経由して格
納される。
【0035】また、この表示データは、後述する選択部
14、FIFOメモリ付きパケット制御部16を介して制御
部6に送られるが、制御部6内のROMの代わりにこの送
られた表示データを格納してもよい。
【0036】『 1つの画像ソースが接続された場合
』入力部2-1の接続認識信号のみが"1"であった場
合の例について説明する。
【0037】入力部2-1は表示フォーマット変換部3-
1に画像信号を所望のフォーマットで出力する。表示フ
ォーマット変換部3-1は、入力された表示フォーマッ
トと表示デバイス13の表示フォーマット(ドット数、
ライン数、色数)とが等しい場合は画像データを通過さ
せる。両者が異なった場合には、後述するように、画像
データを任意に変換し、ドット、ライン数を表示デバイ
ス13に合わせる。また色数は、表示デバイス13の可
能表示色数より入力された表示色数が多い場合は、ディ
ザ(dither)等の中間処理等を用いて画像データのビ
ット数を落とす。
【0038】表示フォーマット変換部3-1から出力さ
れた画像データは、バスインタフェース4-1、バスコ
ントロール5、フレームメモリコントローラ7を介して
フレームメモリ9にストアされる。
【0039】このフレームメモリ9は複数の階層をも
ち、制御部6の制御により、バスコントローラ5を介し
て入力される画像データを格納する階層を制御される。
【0040】フレームメモリ9に貯えられた画像データ
は、制御部6が制御するあるタイミングでバス上に出力
され、出力表示フォーマット変換11に出力される。こ
の時、どの階層のデータを出力するかは、制御部6の指
示に従いバスコントローラ5が制御する。
【0041】一方、入力された画像データとは別に、重
ね合わせデータストアメモリ10は、制御部6の制御に
よって動作する重ね合わせデータコントローラ8を介し
て、表示デバイス13に表示させるべく蓄えているデー
タをバス上に出力する。この重ね合わせデータとフレー
ムメモリコントローラ7を介してバス上に出力される入
力画像データは、出力表示フォーマット変換部11で選
択されて入力される。その選択タイミングは、制御部6
から設定される。
【0042】出力表示フォーマット変換部11では、表
示駆動コントローラ12の入力に適したデータ(データ
バス幅等)に変換される。変換部11で変換された画像
データは、表示駆動コントローラ12に出力される。コ
ントローラ12では、表示デバイスを駆動するための駆
動信号が作られる。
【0043】この駆動信号は例えば、表示デバイス13
がTFT液晶の場合は、表示デバイス13内のドライバーI
Cを駆動するライン単位の同期信号、フレーム単位の同
期信号、画像データシフトクロック、画像データ、交流
化信号等である。
【0044】表示デバイス13がCRTの場合は、表示駆
動コントローラ12は、画像データをそれぞれRGBに分
割し各色毎にD/A変換を行い、アナログR、G、B信号を生
成し、水平、垂直同期信号とともに表示デバイス13に
出力する。
【0045】表示コントローラ12は、表示デバイスに
所望の画像データを表示デバイス13に転送し、表示デ
バイス13に描画する。
【0046】『 表示ポインタによる画像ソース制御
』次に画像ソース1-1の画像が描画されているとき
の画像ソース1-1を制御するマウスを表示ポインタコ
ントローラ21を用いて制御する方法について説明す
る。
【0047】表示ポインタコントローラ21は、ジョイ
スティック22のX、Y情報、制御ボタン23のON/OFF情
報をある一定時間毎にパケットにして赤外線に変換し発
光させる。なお、ジョイスティック22のX、Y情報は絶
対座標、相対座標のいずれでもよい。以下も同様であ
る。発光した赤外線は赤外線データ受光部20で受光さ
れ、電気信号に変換される。赤外線データ制御部19
は、受光部20からのパケット化された電気信号から必
要なX、Y座標、及びボタンON/OFFデータ部分を切り出
し、これらを赤外線データ変換部18に出力する。赤外
線データ変換部18は、送られてきたX、Y情報を画像ソ
ース1-1が受け取れるようなシリアルパケットデータ
に再度変換する。この変換は、近年実用化されているUS
B(Universal Serial Bus)の仕様によってもよい。
【0048】このパケットデータはデータ転送タイミン
グ制御用FIFOメモリ17を介して、パケット分配制御1
5に入力され、画像ソース1-1への入出力データパケ
ットと一緒に混合される。
【0049】混合されたX、Y情報は、選択部14を介し
て画像ソース1-1に転送され、マウスの位置情報が画
像ソース1-1のCPUに伝わる。この時の選択部14の切
り替えは、画像ソース1-1の接続を認識している制御
部6からの制御により、現在画像データが描画されてい
る画像ソース1-1のシリアルデータ線が選択されるよ
うになっている。
【0050】さらに、表示ポインタコントローラ21の
ジョイスティック24は、ある一定のタイミングでジョ
イスティック24のX、Y情報をパケット化し、赤外線に
変換して発光させる。赤外線データ制御部19は受け取
った赤外線データを電気信号に変換し、変換されたパケ
ット信号を、制御部6に送る。制御部6は、パケットデ
ータから必要なX、Y情報を抜き取り、その情報をバスコ
ントローラ5に送る。その際、X、Y情報が相対座標であ
る場合は絶対座標に変換してから送る。以下も同様であ
る。バスコントローラ5は、制御部6の指示により、そ
のX、Y位置に重ね合わせデータストアメモリに格納され
ているデータを出力表示フォーマット変換部11に出力
するように出力タイミングを制御する。また、制御部6
の指示によってはその表示を行わない。
【0051】『 2つ以上の画像ソースが接続された場
合 』次に2以上の画像ソースが接続された場合の例に
ついて説明する。
【0052】画像ソース1-1からの画像が描画されて
いる時に画像ソース1-2が接続された場合を例にとっ
て説明する。
【0053】画像ソース1-2が入力されると接続認識
信号を入力部2-1が検知し、その情報を制御部6に伝
える。制御部6は、新たな2番目の画像ソース1-2の
存在を認識すると、画像ソース1-1、1-2の画像デー
タの表示フォーマット変換を行うためのそれぞれの表示
フォーマット変換部3-1、3-2に対してその変換パラ
メータを送る。また、フレームメモリ9に格納する画像
ソース1-1、1-2からの2つの画像デーをの格納する
階層を設定する。これらフレームメモリ9が持つ階層は
優先順位を持っており、表示デバイス上で同じ位置に複
数の階層のデータを出力する場合は、優先順位の高い階
層の画像データを他の優先順位の低い階層のデータより
優先して表示されるように出力表示フォーマット変換1
1に出力する。
【0054】上記した、表示フォーマット変換のパラメ
ータ設定と、優先順位を持つフレームメモリ9の格納の
設定例を説明する。
【0055】図2は、複数の画像ソースが入力された場
合の表示デバイス13における表示レイアウトの例を示
す図である。
【0056】図2に示したように、画像ソース1-1か
ら入力された第1の画像入力(1-1)が表示部の画面全
体に描画されている時に、画像ソース1-2から第2の
画像入力(1-2)が入力された場合、その画像(1-1)、
(1-2)の表示結果例として、同図(a、b、c、d、
e)に示したとおり5通り以上考えられる。それぞれの
表示例は、表示フォーマット変換部3-1、3-2の各表
示のスケーリングを変化させることと、各階層に優先順
位を持つフレームメモリ9に画像データをストアする階
層を変更することにより実現できる。
【0057】図2中の(a)の場合は、次のようにした
場合である。すなわち、表示フォーマット変換部3-1
はスケーリングを行わないで入力部2-1からの画像デ
ータをそのままフレームメモリ9の優先順位の2番目の
階層に入力する。一方、表示フォーマット変換部3-2
は画像ソース1-2からの画像にスケーリングを行い、
入力表示ドット、ラインを間引いたり、演算処理により
縮小する。そしてフレームメモリ9の優先順位の1番目
に入力する。
【0058】同図(b)の場合は、表示フォーマット変
換部3-1、3-2ともにスケーリングを行い、2つの画
像が重ならないようにした場合である。
【0059】同図(c)、(d)はそれぞれ(a)、
(b)の画像(1-1)、(1-2)の条件を反対にしたもの
である。(e)は、表示フォーマット変換部3-1、3-
2ともにスケーリングは行わず、またフレームメモリ9
に入力する際はフレームメモリコントローラ7内の演算
回路により画像(1-1)、(1-2)の各画像データを少な
くとも最小1画素単位で演算し、その結果を、優先順位
1番目に入力した場合である。
【0060】上述したように2つ以上の画像データが入
力された場合は、その表示方法を表示フォーマット変換
部3のスケーリングとフレームメモリ9のストア階層に
より自由に変えられる。
【0061】この変更制御は、表示ポインタコントロー
ラ21のボタン30を押すことにより受光部20、赤外
線データ制御部19の各部分を介して制御部6に図2の
(a〜e)の表示切り替えを指示することで可能とな
る。制御部6はその都度、各表示フォーマット変換部3
とバスコントローラ5、フレームメモリコントローラ7
にパラメータの切り替えを指示する。
【0062】『 表示ポインタによる入出力デバイス切
り替え制御 』次に、本発明のポイントである、表示ポ
インタによる画像ソースの入出力デバイスの切り替え方
法について説明する。
【0063】表示ポインタコントローラ21には、上述
したように、画像ソースの入力デバイスになるジョイス
ティック(マウス)22、ジョイスティック22の確定
ボタンとして機能する制御ボタン23、表示デバイス1
3に入力画像データと重ねあわせて表示されるポインタ
を制御する(ポインタ)ジョイステック24及びその確
定ボタンとして機能する制御ボタン25で構成される。
本実施の形態では、画像ソース1の入力デバイスとして
ジョイステックマウスを例示しているが、このほかにキ
ーボード、タブレット等の入力デバイス、液晶ディスプ
レイ、小型プリンタのような出力デバイスでも良い。
【0064】X、Yの座標の基準を決める初期化を表示デ
バイス13に表示されている重ねあわせポインタを見な
がら行った後、ジョイステック22は、X、Yの座標を、
受光部20、赤外線データ制御部19を介して制御部6
に送る。制御部6は、表示デバイス上で現在表示してい
る入力画像のウィンドウの頂点4点の座標を各表示フォ
ーマット3でスケーリングを行うときのドット数、ライ
ン数から演算し、常時貯えておく。
【0065】ジョイステック24から送られてきたX、Y
座標値は、ある一定期間毎に制御部6に送られ、その座
標位置に重ね合わせデータストアメモリ10に格納され
たポインタ図形を表示デバイス13に表示させるよう
に、重ねあわせデータを出力表示フォーマット変換11
に出力する。この時、画像ソース入出力デバイスの1つ
であるジョイステック22は画像ソース1-1と受光部
20、赤外線データ制御部19、赤外線データ変換部1
8、FIFOメモリ17、パケット分配制御15、選択部1
4を介して接続されている。
【0066】また、重ねあわせデータストアメモリ10
内のポインタ図形は、各画像ソース1から選択部14、
FIFOメモリ付きパケット制御部16、制御部6、バスコ
ントローラ5、重ね合わせデータコントローラ8の各部
を経由して書き換えてもよいし、制御部6にあらかじめ
備えられたROMからバスコントローラ5、重ね合わせデ
ータコントローラ8を経由して書き換えてもよい。
【0067】ある時ユーザーが、ジョイステック22を
画像ソース1-1ではなく画像ソース1-2を制御する入
出力デバイスとして使いたい場合には、ユーザーは画像
データ(1-2)が表示されている画面にジョイステッ
ク24によって描画される重ねあわせデータの図形を移
動させ、座標確定用の制御ボタン25を押す。この制御
ボタン25が押された情報は受光部20、赤外線データ
制御部19を介して制御部6に転送される。制御部6は
そのボタン情報を受けとったときのX、Y座標情報とあら
かじめわかっている各画像ソース1からの画像データ表
示ウィンドウの4つの頂点座標値とを使い演算を行い、
表示ポインタジョイスティク24のX、Y座標がどの表示
ウィンドウの上にあったかを求め、これにより画像を選
択する。
【0068】そして、制御部6は、制御信号を用いて選
択部14の接続を一度非接続にした後、ある一定時間後
に画像ソース1-2から出力されるシリアルデータ線が
パケット分配制御15に接続されるように切り替える。
【0069】この動作により、ホットプラグが可能なシ
リアルデータプロトコールを用いた周辺デバイスとホス
トCPU(本実施の形態では、画像ソース1)は、周辺デ
バイスの接続の再構築が可能になるので、ジョイステッ
ク22は画像ソース1-2の入出力デバイス(マウス
等)として動作可能になる。一例を挙げれば、USB(Univ
ersal Serial Bus)を用いた周辺デバイスは、ホストC
PUとの接続時にある決まった周辺デバイスアドレスが割
り振られ、また周辺デバイスの特性をホストCPUに転送
し、これを受け取ったホストCPUは、接続されている周
辺デバイスのアドレスをすべて再構築し、アドレスを設
定し直すことによりホットプラグを実現している。
【0070】また、この制御部6による選択部14の切
り替え操作によりパケット制御部26、D/A変換器2
7、サウンド用アンプ28を介してスピーカ29に接続
されるサウンドデータも画像ソース1-2からのものに
切り替わる。これにより画像ソース1-2に接続されて
いるマイクや、音楽データを表示システム31に取り付
けられているスピーカ29に出力することが可能にな
る。
【0071】図3は、選択部14の構成図である。
【0072】同図に示すように、各画像ソース1-1、
1-2、1-3、1-4からのシリアルデータ線はそれぞ
れ各リレー101、102、103、104を通り、各
リレー101、102、103、104の出力はパケッ
ト分配制御15に接続されている。
【0073】各リレー101、102、103、104
のスイッチは各トランジスタ105、106、107、
108により制御される。各トランジスタ105、10
6、107、108のベースに制御部6からの制御信号
が送られ、すべてのレベルが"L"であれば各トランジス
タのコレクタ電流は流れないため、リレーが動作せず各
リレー101、102、103、104のスイッチはOF
Fとなる。つまり、画像ソース1とパケット分配制御1
5とは非接続となる。
【0074】画像ソース1はある時間tで周辺デバイス
の接続状況を検知するので、ある時間tの時間を制御部
6内部のカウンタで内部クロックを計測し、この非接続
状態を制御部6は保持する。制御部6は少なくともt時
間が経過した後、接続しなければならない画像ソース
(例えば画像ソース1-2)のシリアルデータ線が接続
されているリレーをオンするためにトランジスタのベー
スが"H"レベルになるような制御信号を加え、シリアル
データ線の中の一本だけをパケット分配制御15に接続
する。この動作により表示ポインタコントローラ21の
ジョイステック22は、当該接続されたシリアルデータ
線に対応する画像ソース(画像ソース1-2)の入出力
デバイス(マウス等)として動作する。
【0075】本実施の形態では、シリアルデータ線の接
続切り替えにリレーを用いたが、これは半導体スイッチ
でも、機械的なスイッチでも良い。
【0076】また、接続部14には、上記したリレー等
のスイッチを介さずに直接FIFOメモリ付きパケット制御
16に出力する出力パスも持っており、各画像ソース1
からシリアルデータ線を用いて独立して直接制御部6を
制御できるパスを持っている。このパスを使って、制御
部6が行うすべての処理プログラムを転送し、実行させ
ることができる。また、重ね合わせデータストアメモリ
10に格納される表示データもこのパスを使うことがで
きる。
【0077】次に、表示ポインタのX、Y座標データと、
各画像ソース1の表示ウィンドウの頂点座標データから
どのように制御部6が演算して表示ポインタ下のウィン
ドウを認識するかについて図4を用いて説明する。
【0078】図4は、表示デバイス13における画像及
び表示ポインタの表示例を示す図である。
【0079】まず、図4の(イ)の場合について説明す
る。この例では、4つの画像ソースA、B、C、D(画像ソ
ース1-1、1-2、1-3、1-4に対応する)が表示デ
バイスに隙間なく表示されている。
【0080】この場合は表示ポインタの表示位置の座標
がX軸、Y軸方向がそれぞれX、Yであった場合、Aの表
示ウィンドウの4つの頂点座標を時計周りに(a0、a
2)、(a1、a2)、(a1、a3)、(a0、a3)とす
る(B、C、Dも同様に頂点の座標を決定)。そして、 もし a0≦ X< a1 かつ a2≦ Y< a3 な
らば Aウィンドウ もし b0≦ X< b1 かつ b2≦ Y< b3 な
らば Bウィンドウ もし c0≦ X< c1 かつ c2≦ Y< c3 な
らば Cウィンドウ もし d0≦ X< d1 かつ d2≦ Y< d3 な
らば Dウィンドウ という簡単な加減算の組み合わせでどの表示領域上に表
示ポインタがあるかを認識できる。
【0081】また、(ロ)の場合のようにA、Bの画像ソ
ースがスケーリングを行っていた場合は、該当する表示
領域(表示ポインタ下のウィンドウ)が存在しなくな
る。この場合は、表示ポインタコントローラの制御ボタ
ン25が押された場合でも、選択部14の切り替えは行
われない。
【0082】また、(ハ)の場合のようにCの画像ウィ
ンドウの上にAの画像ウィンドウが重なっている場合
は、表示ポインタ下のウィンドウはA、Cの両方に該当す
ることになる。この場合は、上記したフレームメモリ9
の優先順位の高い画像(この場合はA)が選択される。
【0083】このように、制御部6は、ジョイステック
24からのX、Y座標データ、入力画像データの各表示ウ
ィンドウ頂点座標データ、及び入力画像データの格納さ
れる階層を持つフレームメモリの優先順位データから、
制御ボタン25が押されたときに表示ポインタの下にあ
る画像に対応する画像ソースを認識できる。
【0084】本実施の形態によれば、複数の画像ソース
1から入力される画像を表示デバイス13で表示させる
場合に、その表示制御を共通の入出力デバイスである表
示ポインタコントローラ21にて容易に行うことができ
る。
【0085】また、複数の画像データが入力された場合
は、その表示方法を表示フォーマット変換部3のスケー
リングとフレームメモリ9のストア階層により自由に変
えられるので、表示レイアウトの変更等、複数の画像ソ
ース1から入力される画像の表示制御を共通の入出力デ
バイスである表示ポインタコントローラ21にて容易に
行うことができる。
【0086】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係る画像表示システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0087】第1の実施の形態では、画像ソースとして
4つのテレビチューナーを適用した例を示す。その他の
点は第1の実施の形態と同様である。
【0088】アンテナ209で受け取ったテレビ信号を
各テレビチューナー205、206、207、208
で、検波、周波数変調を行い、NTSCやPAL、SECAM等の標
準の信号フォーマットからコンポジットビデオ信号と音
声信号に各エンコーダー201、202、203、20
4で復号化する。
【0089】復号化されたコンポジットビデオ信号は各
入力部2に入力され、第1の実施の形態と同様に表示デ
バイス13に表示される。
【0090】一方、各チューナーの制御、例えば放送局
の選択等の制御は、シリアル制御信号線を用い表示ポイ
ンタコントローラ21からのボタンのON/OFF情報により
受光部20、赤外線データ制御部19、赤外線データ変
換部18、FIFOメモリ17、パケット分配制御15を介
して選択部14に送られる。選択部14はジョイステッ
ク24が選択した表示画像のテレビデータを受信してい
るチューナー205、206、207、208を選択す
るように制御部6が制御する。これにより、ジョイステ
ック24で選択したテレビ画面の番組切り替えが簡単に
行え、またその時の音声も番組切り替えに連動して、パ
ケット分配制御15、パケット制御部26、D/A変換器
27、サウンド用アンプ28を経路してスピーカ29で
音声化される。
【0091】本実施の形態によれば、番組の切り替え
等、テレビチューナから入力される画像に関し第1の実
施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0092】なお、第1、第2の実施の形態では、外部
装置から制御プログラムを受信し、受信した制御プログ
ラムに基づいて表示デバイス13に表示する画像の表示
制御を行うようにしてもよい。この場合は、表示ポイン
タコントローラ21に代わって制御部6が制御を行えば
よい。特に第2の実施の形態では、ディジタルテレビ放
送を受信するようにした場合は、送られてきたテレビ画
像データに、表示画面のスケーリング、重ねあわせ等の
制御データを放送局側で重畳させておけば、上記表示ポ
インタコントローラ21で制御部6を制御する代わりに
その重畳された制御データを使って表示制御等、各種制
御を行うことができる。この制御データを行う場合は、
選択部14内の各リレー101、102、103、10
4を介さないでFIFOメモリ付きパケット制御16に制御
データを制御部6に送ればよい。
【0093】なお、第1、第2の実施の形態では、表示
ポインタコントローラ21から表示ポインタやジョイス
テックマウスのデータを表示システム31に転送する際
に、赤外線を用いた場合を例示したが、これに限るもの
でなく、例えば電波でも、有線を用いて行っても良い。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像表示システムによれば、複数の画像ソースか
ら入力される画像の表示制御を共通の入出力デバイスに
て容易に行うことができる。
【0095】請求項9に係る画像表示システムによれ
ば、番組の切り替え等、複数のテレビチューナから入力
される画像の表示制御を共通の入出力デバイスにて容易
に行うことができる。
【0096】請求項12に係る画像表示システムによれ
ば、表示レイアウトの変更等、複数の画像ソースから入
力される画像の表示制御を共通の入出力デバイスにて容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示シス
テムの構成図を示すブロック図である。
【図2】複数の画像ソースが入力された場合の表示デバ
イスにおける表示レイアウトの例を示す図である。
【図3】選択部の構成図である。
【図4】表示デバイスにおける画像及び表示ポインタの
表示例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像表示シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像ソース 2 入力部 3 表示フォーマット変換部 6 制御部 8 重ねあわせデータコントローラ 9 フレームメモリ 11 出力表示フォーマット変換 13 表示デバイス 14 選択部 15 パケット分配制御 20 受光部 21 表示ポインタコントローラ 31 画像表示システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒谷 俊太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像ソースから画像データを入力
    し、該入力した画像データを表示部に表示させる画像表
    示システムにおいて、 入出力デバイスからの制御信号を入力する入力手段と、 該入力手段により入力された制御信号に基づいて前記表
    示部に表示される画像を制御する制御手段と、 前記表示部に表示された画像の中から任意の画像を選択
    する画像選択手段と、 該画像選択手段により選択された画像に応じて前記制御
    手段による制御の対象となる画像を切り替える切り替え
    手段とを備えたことを特徴とする画像表示システム。
  2. 【請求項2】 前記画像選択手段は、前記表示部にポイ
    ンタを表示するポインタ表示手段を備え、該ポインタに
    より特定された領域に対応する画像を選択することを特
    徴とする請求項1記載の画像表示システム。
  3. 【請求項3】 前記表示部に表示される各画像の優先順
    位を記憶するメモリを備え、前記画像選択手段は、前記
    ポインタにより特定された領域に対応する画像が複数あ
    る場合は、前記メモリに記憶された優先順位に従って画
    像を選択することを特徴とする請求項2記載の画像表示
    システム。
  4. 【請求項4】 前記メモリは、階層的に構成され、優先
    順位を付けた各階層毎に前記表示部に表示される各画像
    を記憶することを特徴とする請求項3記載の画像表示シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記画像選択手段は、前記ポインタの座
    標及び前記各画像に対応する領域の頂点の座標を検出
    し、該検出した前記ポインタの座標及び前記各画像に対
    応する領域の頂点の座標から前記ポインタにより特定さ
    れた領域を認識することを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれか1項に記載の画像表示システム。
  6. 【請求項6】 前記表示ポインタの表示態様を変化させ
    得るポインタ可変手段を備えたことを特徴とする請求項
    2〜5のいずれか1項に記載の画像表示システム。
  7. 【請求項7】 前記入力手段と前記各画像ソースとをそ
    れぞれ接続及び非接続が可能な信号線を備え、前記切り
    替え手段は、前記画像選択手段により選択された画像に
    対応する信号線を接続状態にすると共に、その他の信号
    線を非接続状態にし、前記制御手段は、前記切り替え手
    段により接続状態とされた信号線に対応する画像ソース
    から入力される画像を制御の対象とすることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記信号線は、USB(Universal Se
    rial Bus)規格またはIEEE(米国電気電子技術者協
    会)1394規格のバスを含んで構成されたことを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像表示シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記画像ソースはテレビチューナである
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    画像表示システム。
  10. 【請求項10】 前記入出力デバイスは、赤外線、電波
    または有線信号線のいずれかによって前記制御信号を前
    記入力手段に出力することを特徴とする請求項1〜9の
    いずれか1項に記載の画像表示システム。
  11. 【請求項11】 外部装置から制御プログラムを受信す
    る受信手段を備え、前記制御手段は、前記表示部に表示
    される画像の制御を前記入力手段により入力された制御
    信号に代えて前記受信手段により受信された制御プログ
    ラムに基づいて行うことを特徴とする請求項1〜10の
    いずれか1項に記載の画像表示システム。
  12. 【請求項12】 複数の画像ソースから画像データを入
    力し、該入力した画像データを表示部に表示させる画像
    表示システムにおいて、 前記表示部に表示される各画像の表示スケールを変化さ
    せ得るスケール可変手段と、 階層的に構成され、優先順位を付けた各階層毎に前記表
    示部に表示される各画像を記憶するメモリと、 前記スケール可変手段による各画像のスケーリング率と
    前記メモリに記憶された各画像の優先順位に基づいて、
    前記表示部における前記各画像の表示態様を設定する表
    示態様設定手段とを備えたことを特徴とする画像表示シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 外部装置から制御プログラムを受信す
    る受信手段と、前記表示部における前記各画像の表示態
    様を前記表示態様設定手段に代わって前記受信手段によ
    り受信された制御プログラムに基づいて行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項12記載の画像表示シ
    ステム。
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