JP2006115490A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタおよび又は画像スキャナと外部拡張装置との間で少数通信線で安定した高速データ転送を行う。外部拡張装置との接続有無の確認タスクの低減。いつでも接続再確認可。
【解決手段】 画像スキャナ3,画像処理ユニット4,プリンタ6,7,それらの動作を制御するメインコントローラ1、および、外部拡張装置10との間でデータ送受信するインターフェース8、を含み、インターフェース8を介して外部拡張装置10と差動型シリアルデータバスでデータ送受信を行う事を特徴とする画像処理装置。インターフェース8が外部拡張装置10から受信したパルスCLOCKに基いて外部拡張装置10の接続有無を検出する回路23A/23B/23Cを備え、メインコントローラ1が、検出信号を読み込んで、接続有無をチェックする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ,画像スキャナ等の画像処理装置に関し、特に、該装置に接続した外部拡張装置から画像データを受けて画像出力する、および又は、該外部拡張装置に画像データを送出する、画像処理装置に関する。
文章処理機能,画像処理機能および又は画像表示機能がある、例えばワープロ,パソコンあるいはファクシミリ(以下パソコン等)の出力装置としてディジタル複写機あるいはプリンタを、入力装置としてディジタル複写機あるいは画像スキャナを用いる場合、それらディジタル複写機,プリンタ,画像スキャナと、パソコン等又はパソコン等が接続した通信ラインとの間を、画像データ伝送を仲介する外部拡張装置、例えば通称プリンタコントローラ、で接続している。
特開平10−200685号公報, 特開平11−177744号公報、および、 特開平03−062652号公報。
特許文献1には、差動型のドライバでデータ転送を行う画像形成装置が記載されている。特許文献2には、差動型のドライバでデータ転送を行う複写システムが記載されている。特許文献3には、監視タイマを用いて、インターフェースの受信クロックの状態を時間監視するデータ通信装置が記載されており(特許請求の範囲)、監視タイマをリトリガータイプのタイマとし、該タイマの出力信号をもとにインターフェイスの有効/無効を判別することが記載され(第2頁右下欄第18行〜第3頁左上欄第5行)、また、監視タイマに加えて受信クロックをカウントするカウンタを用いて、監視タイマの監視時間の間カウンタで受信クロックをカウントして、比較器でカウント値を基準値と比較して受信クロックが有効か否かを判別するとの提案もある(第4頁左上欄第16行〜右上欄第13行)。
例えばディジタルカラー複写機に接続される外部拡張装置(プリンタコントローラ)は、本体(ディジタルカラー複写機)とのインターフェースに差動型パラレル転送方式を用いている。近年、装置の処理速度が高速になり、画像データ幅も8ビットから16ビットへと広げるといったことが必要となってきている。パラレル8ビットからパラレル16ビットへの拡大は、信号線数が2倍以上になるので、ワイヤハーネス又は接続ケーブルを大きなものにしてしまう。
また、ディジタルカラー複写機は、オプションの外部拡張装置が動作可能状態であるか否かを監視(接続確認)する必要があるので、8ビットの全二重シリアル通信によりブレークの送信及び検出によって装置相互間でハンドシェークを行い外部拡張装置の接続を確認している。このための通信線が必要であり、また複写機内のコントローラのタスクがある。
本発明は、画像処理装置と外部拡張装置との間で比較的に少数の通信線を用いて安定した高速データ転送を行う事を第1の目的とする。加えて、外部拡張装置との接続状態の確認を装置相互間のハンドシェークを行う事無く確認する事すなわち画像処理装置内のコントローラのタスクの低減、を第2の目的とする。加えて、該コントローラがいつでも接続再確認をできることを第3の目的とする。
(1)画情報を出力する画像出力手段(7,6),その動作を制御する制御手段(1)、および、外部拡張装置(10)との間でデータ伝送するインターフェース装置(8)、を含む画像処理装置(9)であって、前記インターフェース装置(8)を介して外部拡張装置(10)と差動型シリアルデータバスでデータ伝送を行う事を特徴とする画像処理装置。
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、参考までに付記した。以下も同様である。
これによれば、例えば、パソコン(12)から外部拡張装置(10)を介して、画像処理装置(9)に画像データを転送して画像出力手段(7,6)にて画情報を出力する事が出来る。インターフェース装置(8)が差動型シリアルデータバスで外部拡張装置(10)からの画像データを受信するので、外来ノイズに強くまた、低レベル伝送が可能である為不要輻射の発生が低減し、通信線数が少ない安定したデータ伝送ができる。
(2)画情報を取込む画像入力手段(3),画像入力手段が取込んだ画情報を処理する手段(4),それらの動作を制御する制御手段(1)、および、外部拡張装置(10)との間でデータ伝送するインターフェース装置(8)、を含む画像処理装置(9)であって、前記インターフェース装置(8)を介して前記外部拡張装置(10)と差動型シリアルデータバスでデータ伝送を行う事を特徴とする画像処理装置。
これによれば、例えば、画像処理装置(9)から外部拡張装置(10)を介して、パソコン(12)に、画像入力手段(3)が取込んだ画情報の画像データを転送して、パソコン(12)にて編集する事が出来る。インターフェース装置(8)が差動型シリアルデータバスで外部拡張装置(10)に画像データを送信するので、外来ノイズに強くまた、低レベル伝送が可能である為不要輻射の発生が低減し、通信線数が少ない安定したデータ転送が出来る。
(2a)画情報を取込む画像入力手段(3),画像入力手段が取込んだ画情報を処理する手段(4),画像処理手段により処理された画情報を出力する画像出力手段(7,6),それらの動作を制御する制御手段(1)、および、外部拡張装置(10)との間でデータ送受信するインターフェース装置(8)、を含む画像処理装置(9)であって、前記インターフェース装置(8)を介して前記外部拡張装置(10)と差動型シリアルデータバスでデータ送受信を行う事を特徴とする画像処理装置。
これによれば、例えば、画像処理装置(9)から外部拡張装置(10)を介して、パソコン(12)に、画像入力手段(3)が取込んだ画情報の画像データを転送して、パソコン(12)にて編集する事が出来る。また、パソコン(12)から外部拡張装置(10)を介して、画像処理装置(9)に画像データを転送して画像出力手段(7,6)にて画情報を出力する事が出来る。インターフェース装置(8)が差動型シリアルデータバスで外部拡張装置(10)に対して画像データを送,受信するので、外来ノイズに強くまた、低レベル伝送が可能である為不要輻射の発生が低減し、通信線数が少ない安定したデータ送,受信ができる。
(3)前記外部拡張装置(10)から到来するパルス信号に基いてその接続有りを検出する接続検出回路(23A/23B/23C)を更に含む、上記(1),(2)又は(2a)の画像処理装置。これによれば、画像処理装置内の制御手段(1)は、ハンドシェークをすることなく、任意の時点に接続検出回路(23A/23B/23C)の検出信号を読み込んで接続有無を確認することができ、制御手段(1)の接続確認のタスクが低減する。
(4)外部拡張装置(10)から到来するパルス信号に応答する、カウントデータが1ビット以上から成るカウンタ(21)と、該カウンタのリップルキャリー信号の保持回路(22)と、を含む接続検出回路(23A)を、更に備える上記(1),(2)又は(2a)の画像処理装置。
外部拡張装置(10)がパルス信号を繰り返し発生すると、カウンタ(21)がカウントオーバしてキャリー信号を発生しこれを保持回路(22)が保持する。したがって、外部拡張装置(10)が接続されていてしかも電源オン(動作可能状態)であると、保持回路(22)がキャリー信号を保持している。外部拡張装置(10)が非接続もしくは接続されていても電源オフである(動作不可能状態)時には、保持回路(22)にはキャリー信号がない。画像処理装置(9)内の制御手段(1)は、任意の時点に、保持回路(22)にキャリー信号が有るか否を参照して接続有無を認識することができ、制御手段(1)の接続確認のタスクが低減する。
(4a)前記制御手段(1)は、前記外部拡張装置(10)の接続を確認する時、前記保持回路(22)を一旦クリアする、上記(4)の画像処理装置。
保持回路(22)のクリアにより、あらたにキャリー信号が発生するまで保持回路(22)はキャリー信号を保持しない。これによりある時点には、外部拡張装置(10)が動作可能状態(接続有り&電源オン)であって保持回路(22)がキャリー信号を保持しているが、その後非接続又は電源オフに変わっている時に、制御手段(1)が接続確認を再度行うために保持回路(22)をクリアすると、保持回路(22)は非保持のままとなる。非保持のときに外部拡張装置(10)が動作可能状態になると、そこで保持回路(22)がキャリー信号を保持する。したがって制御手段(1)は、保持回路(22)を繰り返しクリアすることにより、外部拡張装置(10)の、動作可能状態から不可能状態への変化ならびにその逆の変化を監視することが出来る。
(5)装置は更に、外部拡張装置(10)から到来するパルス信号に応答する積分手段(25)を含む接続検出回路(23B)を備え、前記制御手段(1)は、積分手段(25)の積分信号レベルを参照して前記外部拡張装置(10)の接続を確認する、上記(1),(2)又は(2a)の画像処理装置。
パルス信号が設定レベルおよび設定周波数であると、積分信号レベルが設定レベルになる。積分回路はF/Vコンバータでもあるので、例えば積分回路を、CR回路のコンデンサを常時定電圧で充電し、パルス信号に応答してコンデンサを放電する放電型とした場合は、パルス信号の周波数が設定周波数より下がるに従い積分信号レベルが設定レベルよりも高くなって行き、外部拡張装置(10)が動作不可能状態(非接続又は電源オフ)のときには積分信号レベルがCR充電電源電圧(最高レベル又は上限値)となる。パルス信号の周波数が設定周波数より上がるに従い積分信号レベルが設定レベルよりも低くなって行く。従って制御手段(1)は、積分信号レベルをチェックすることにより、外部拡張装置(10)が動作不可能状態(非接続又は電源オフ)に有るかのみならず、外部拡張装置(10)が与えるパルス信号の異常も監視することが出来る。
(5a)前記制御手段(1)は、積分手段(25)の積分信号レベルを複数の設定値(Th1<Th2<Th3)と比較して前記外部拡張装置(10)の接続有無および前記パルス信号の異常を検出する、上記(5)の画像処理装置。これによれば例えば制御手段(1)は、積分信号レベルをA/D変換して読み込んで、読込みデータが、Th1未満であるとパルス信号異常(高周波数)と、Th1以上Th2以下であると外部拡張装置(10)が動作可能状態(接続&正常)であると、Th2を超えTh3未満であるとパルス信号異常(低周波数)と、またTh3以上であると外部拡張装置(10)が動作不可能状態(非接続又は電源オフ)と、判定することが出来る。
(6)外部拡張装置(10)から到来するパルス信号に応答する積分手段(25)およびその積分信号レベルを設定レベルと比較して前記外部拡張装置(10)の接続検出信号を発生する比較手段(27)を含む接続検出回路(23C)、を更に備える、上記(1),(2)又は(2a)の画像処理装置。これによれば、制御手段(1)は、接続確認が必要な時に比較手段の接続検出信号を参照するだけで、外部拡張装置(10)が動作可能状態か否を認識でき、接続確認を極めて簡易に出来る。
(6a)比較手段(27)は、積分信号レベルが設定範囲内のときは前記外部拡張装置(10)の接続が正常であることを、該設定範囲を上側または下側に外れると異常であることを示す信号を発生するウィンドウコンパレータである、上記(6)の画像処理装置。これによれば、制御手段(1)は、接続確認が必要な時に比較手段の接続検出信号を参照するだけで、外部拡張装置(10)が動作可能状態か、あるいは非接続,電源オフおよびパルス信号異常を含む動作不能状態かを認識できる。すなわち、接続の正常/異常を極めて簡易に監視出来る。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
−第1実施例−
図1に、本発明の第1実施例に係る画像処理装置を示す。この実施例はディジタル複写機(以下、単に複写機という)9であり、外部拡張装置である外部コントローラ(プリンタコンローラ)10がそれに接続されている。複写機9は、原稿上の画情報を光学的に読み取り電気信号に変換して画像メモリ5に取込む為の画像入力手段である画像スキャナ3およびそのビデオ信号を処理して出力用の画像データに変換する画情報処理手段であるイメージ処理ユニット(以下IPU)4と、画像メモリ5に記憶した画像データが表す画像を記録紙に出力する画像出力手段である、プリンタエンジン6(プリンタの機構部)およびエンジンコントローラ7(プリンタの中のコントローラ)と、利用者が複写機9に指示を与える為の各種キーを備えた操作部であり且つ複写機9の操作に必要な各種情報を表示する表示手段である操作表示装置2と、外部コントローラ10とのデータの送受信を行うインターフェース8と、機内各要素の動作を制御する制御手段であるメインコントローラ1と、を備えて構成される。外部コントローラ10は、通信ライン11を介して、パソコン12が与えるコマンドを複写機9に与えて、それらの間で画像データを中継する。
図2に、図1に示すインターフェース8の構成を示す。このインターフェース8には、差動型伝送ドライバ13と、差動型伝送レシーバ17と、接続検出回路23Aとがある。
差動型伝送ドライバ13の入力データDATA 15:0の16ビットの信号は、送信クロックCLOCKの立上がりサイクル毎にサンプリングされ、内部PLL回路14とTTLパラレル/LVDSシリアル変換回路15により3チャネルのLVDS(Low Voltage Differential Signaling:定電圧作動信号)に変換され、差動型ドライバ16の出力となる。この1チャネルあたりの出力は、図3の(a)に示すように、1サイクル(Tc)毎に7ビットのデータであり、3チャネルを合わせると、1サイクル毎にDATA 15:0の16ビットが出力される。複写機9から外部コントローラ10へのデータ伝送の場合、TTLレベルでの画像データの送出のタイミングは、図3の(b)で示され、フレーム同期信号(−FGATE),ライン同期信号(−LSYNC),画像データ(DATA 15:0)および転送クロック(CLOCK)は、図3の(a),(b)に示すごとくアサインされる。この時差動型ドライバ16の出力は、図3の(a)に示すように多重化され伝送される。
また、外部コントローラ10から複写機9へのデータ伝送のときでは、差動型伝送レシーバ17でTTLに変換される。なお、図2に示す作動型伝送ドライバ13およびレシーバ17は、ナショナルセミコンダクタ社製のDS90CR211/212である。
上述のインターフェース8を介して外部コントローラ10から複写機9に送られてくる画像データを、プリンタ(7,6)が記録紙に画像として記録する。また、画像スキャナ3で読み取ってIPU4でディスプレイ用に処理した画像データは一旦画像メモリ5に書込んでから、上述のインターフェース8を介して外部コントローラ10に転送する。
再度図2を参照すると、接続検出回路23Aは、インターフェース8の差動型伝送レシーバ17が出力するCLOCKに基いて、CLOCKの出力があると接続有りと、CLOCKが到来しないと接続無しと、外部コントローラ10の接続有無を検出する。この場合の「接続なし」とは、外部コントローラ10の接続ケーブルがインターフェース8に接続されていない場合と、接続されていても外部コントローラ10の電源がOFF状態である事が含まれる。接続検出回路23Aの接続検出信号は、複写機9のシステム制御を行う制御手段であるメインコントローラ1に与えられる。従来においては、外部コントローラ10との接続有無は全二重シリアル通信のブレーク信号の送信及び受信によって確認を行っていたが、本実施例では、メインコントローラ1は、接続検出回路23Aの接続検出信号が高レベルH(接続なし)か低レベルL(接続有り)かをチェックして接続を確認する。
複写機9と外部コントローラ10は接続状態であれば転送クロックCLOCKは出力あるいは入力されつづけるものである。この第1実施例では、差動型伝送レシーバ17の転送クロックCLOCKが接続検出回路23Aのカウンタ21に入力される。
カウンタ21は、転送クロックCLOCKをカウントし、例えば4ビットカウンタで構成された場合はカウントコードが1111となったときにリップルキャリー信号を出力する。このリップルキャリー信号はラッチである保持回路22に入力され、保持回路22はリップルキャリー信号をトリガとしてLレベル(接続有り)を出力し、それを保持する。また、差動型伝送レシーバ17のTTL出力は、これに接続される伝送ラインが非接続あるいは非能動時(この場合外部コントローラ10の電源がOFF時)にHレベルを出力する為、カウンタ21はカウント動作を行わずリップルキャリー信号は出力されず、保持回路22はHレベル(接続なし)を出力したままとなる。
カウンタ21および保持回路22にはクリア機能が有り、メインコントローラ1から、電源オンリセット信号および検出指示信号(パルス)を、クリア信号として、カウンタ21および保持回路22に与える。クリア信号が到来するとカウンタ21はカウント値を0に初期化してクリア信号が消えるとCLOCKのカウントアップを開始する。保持回路22は、クリア信号によってリセットされてその出力がHレベル(接続なし)になる。その後、外部コントローラ10が接続状態である場合には、差動型伝送レシーバ17の転送クロックCLOCKをカウンタ21がカウントアップし、カウントコードが1111となったときにリップルキャリー信号を出力し、このリップルキャリー信号に応答して保持回路22の出力がLレベル(接続有り)に反転する。接続無しであった時には、保持回路22の出力はHレベル(接続なし)に留まる。したがってメインコントローラ1は、接続確認が必要な時に、クリア信号を接続検出回路23Aに与えて、所定時間の経過を待ってから、接続検出回路23Aの検出信号のレベルをチェックすればよい。
図4に、メインコントローラ1の、「接続確認」の処理CDPaを示す。接続確認のタイミングになるとメインコントローラ1は、リセット信号(クリア信号)を接続検出回路23Aに出力する(ステップ1)。そしてCLOCKをカウントコード0000から1111までカウントアップするに要する時間より少し長い時限値TwのプログラムタイマTwをスタートして(ステップ2)、それがタイムオーバするのを待つ(ステップ3)。タイムオーバすると、接続検出信号をチェックする(ステップ4)。接続検出信号がLレベルであると接続有り、Hレベルであると接続なし、である。
−第2実施例−
第2実施例は、上述の第1実施例の接続検出回路を図5の(a)に示すものに変更し、メインコントローラ1の「接続確認」の処理を図5の(b)に示すものに変更したものである。図5の(a)に示す接続検出回路23Bは、波形整形回路24でCLOCKを設定レベルおよび設定幅のパルスに増幅および整形して積分回路25にて該パルスの周波数に逆対応するアナログ電圧(積分電圧)にF/V変換し、インピーダンス変換回路26を介してメインコントローラ1のA/D変換入力端に印加するものである。外部コントローラ10の接続無しで、CLOCKが接続検出回路23Bに加わっていない時には、積分回路25のCR充,放電回路のコンデンサが、該回路の電源電圧5Vに充電され、積分電圧が実質上5Vとなる。接続有りでありしかもCLOCKが設定周波数であるときには、積分電圧が実質上2.5Vとなる。CLOCKが設定周波数よりも低いと積分電圧は2.5Vより高く、設定周波数よりも高いと2.5Vよりも低い。積分電圧が0〜1.75Vあるいは3.25〜5Vの範囲であった場合には、CLOCK異常あるいは接続不良である。
図5の(b)に、第2実施例のメインコントローラ1の、「接続確認」の処理CDPbを示す。接続確認のタイミングになるとメインコントローラ1は、接続検出回路23bの検出信号をA/D変換して読み込む(ステップ11)。そして検出データを、3種の閾値Th1=1.75V,Th2=3.25V,Th3=4.25Vと比較して(ステップ12〜15)、検出データがTh3以上であるとメインコントローラ1内の確認レジスタRcdpに接続無しを、Th3未満かつTh2を超えるときにはクロック異常1(周波数が低い)を、Th2以下しかもTh1以上であると正常接続を、あるいは、Th1未満であるとクロック異常2(周波数が高い)を、レジスタRcdpに書込む(ステップ16〜18)。
以上の様にこの第2実施例では、メインコントローラ1は、外部コントローラ10の接続の有無のみならず、接続異常(クロック異常1,2)も判定する。第2実施例の、他のハードウエア構成および機能構成は、上述の第1実施例と同様である。
−第3実施例−
第3実施例は、上述の第1実施例の接続検出回路を図6に示すものに変更したものである。図6に示す接続検出回路23Cは、波形整形回路24でCLOCKを設定レベルおよび設定幅のパルスに増幅および整形して積分回路25にて該パルスの周波数に逆対応するアナログ電圧(積分電圧)にF/V変換し、インピーダンス変換回路26を介してウィンドウコンパレータ27の比較器28,29に印加する。
ウィンドウコンパレータ27の第1比較器28は、積分電圧が閾値Th1=1.75V未満であると、異常をあらわすHレベルを出力し、1.75V以上であるとLレベルを出力する。第2比較器29は、積分電圧が閾値Th2=3.0V以上であると、異常をあらわすHレベルを出力し、3.0V未満であるとLレベルを出力する。第1および第2比較器28,29の出力信号は、オアゲート30を通して、検出信号としてメインコントローラ1に印加される。この検出信号のHレベルは接続異常(接続無しを含む)を、Lレベルは正常接続を意味する。
第3実施例のメインコントローラ1は、接続確認をするときには、接続検出回路23Cの接続検出信号のレベル(H:接続異常/L:正常接続)をチェックする。第3実施例の、他のハードウエア構成および機能構成は、上述の第1実施例と同様である。
本発明の第1実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示すインターフェース8の構成を示すブロック図である。 (a)は図2に示す差動型伝送ドライバ13/レシーバ17のデータ送出タイミングを示すタイムチャートであり、(b)は図1に示すインターフェース8のデータ転送の一例を示すタイムチャートである。 図1に示すメインコントローラ1の「接続確認」CDPaの内容を示すフローチャートである。 (a)は本発明の第2実施例で用いられる接続検出回路23Bの構成を示すブロック図、(b)は第2実施例のメインコントローラ1の「接続確認」CDPbの内容を示すフローチャートである。 本発明の第3実施例で用いられる接続検出回路23Cの構成を示すブロック図である。
符号の説明
11:通信ライン 12:パソコン

Claims (6)

  1. 画情報を出力する画像出力手段,その動作を制御する制御手段、および、外部拡張装置との間でデータ伝送するインターフェース装置、を含む画像処理装置であって、前記インターフェース装置を介して外部拡張装置と差動型シリアルデータバスでデータ伝送を行う事を特徴とする画像処理装置。
  2. 画情報を取込む画像入力手段,画像入力手段が取込んだ画情報を処理する手段,それらの動作を制御する制御手段、および、外部拡張装置との間でデータ伝送するインターフェース装置、を含む画像処理装置であって、前記インターフェース装置を介して前記外部拡張装置と差動型シリアルデータバスでデータ伝送を行う事を特徴とする画像処理装置。
  3. 前記外部拡張装置から到来するパルス信号に基いてその接続有りを検出する接続検出回路を更に含む、請求項1又は2の画像処理装置。
  4. 外部拡張装置から到来するパルス信号に応答する、カウントデータが1ビット以上から成るカウンタと、該カウンタのリップルキャリー信号の保持回路と、を含む接続検出回路を、更に備える請求項1又は2の画像処理装置。
  5. 装置は更に、外部拡張装置から到来するパルス信号に応答する積分手段を含む接続検出回路を備え、前記制御手段は、積分手段の積分信号レベルを参照して前記外部拡張装置の接続を確認する、請求項1又は2の画像処理装置。
  6. 外部拡張装置から到来するパルス信号に応答する積分手段およびその積分信号レベルを設定レベルと比較して前記外部拡張装置の接続検出信号を発生する比較手段を含む接続検出回路、を更に備える、請求項1又は2の画像処理装置。
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