JPH11305415A - フォトマスクの製造方法 - Google Patents

フォトマスクの製造方法

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JPH11305415A
JPH11305415A JP10802598A JP10802598A JPH11305415A JP H11305415 A JPH11305415 A JP H11305415A JP 10802598 A JP10802598 A JP 10802598A JP 10802598 A JP10802598 A JP 10802598A JP H11305415 A JPH11305415 A JP H11305415A
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JP
Japan
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pattern
phase shift
resist
attenuated phase
film
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JP10802598A
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English (en)
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Tetsuo Hanawa
哲郎 塙
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/32Attenuating PSM [att-PSM], e.g. halftone PSM or PSM having semi-transparent phase shift portion; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/36Masks having proximity correction features; Preparation thereof, e.g. optical proximity correction [OPC] design processes

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パターンサイズやパターン配列毎に異なる補
助パターンを形成する場合においても、電子ビーム描画
装置によって形成するときの補助パターン描画用のデー
タ作成や多くの転写実験あるいは光学的シミュレーショ
ン、さらに、莫大な量の電子ビーム用の描画データを必
要としない減衰型位相シフトマスクの製造方法を得る。 【解決手段】 サイドローブ光が生ずるような第1のパ
ターンを含む第1の減衰型位相シフトマスクを用いて、
サイドローブ光を弱めるための補助パターンを自己整合
的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、減衰型位相シフ
トマスクの製造方法に関するもので、特に、減衰型位相
シフトマスクにサイドローブ光を弱めるための補助パタ
ーンを形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高集積化にとも
ない、回路パターンの微細化が進んでいる。とりわけ、
フォトリソグラフィー技術は、このような微細な回路パ
ターンを形成する上で最も重要な役割を担っている。フ
ォトリソグラフィー技術における主な課題は微細なレジ
ストパターンをいかに精度よく形成するかにある。その
ためには、パターン解像度および焦点深度を向上させる
ことが大きな課題となる。従来より、この解像度と焦点
深度を向上させるための技術が多く提案されているが、
中でも、フォトマスクの改良による方法は簡便かつ実用
的である点で特に注目されてきた。改良型フォトマスク
に関する技術には様々なタイプがあるが、例えば、N.Yo
shioka et al.,:IEDM (International Electron Device
s Meeting)93, P653(1993)に報告されている減衰型位相
シフトマスクは、従来からのポジレジストプロセスがそ
のまま適用できる点、パターンレイアウトの制約が少な
い点等、他の改良型フォトマスクにはない多くの利点を
有するため、特に、注目され、最近では既に実用化され
てきている。
【0003】この減衰型位相シフトマスクは、通常のフ
ォトマスクの遮光膜の替わりに露光波長に対して2〜2
0%程度の透過率を有し、かつ開口に対して180°の
位相差をもつ減衰型位相シフト膜を配したものであり、
光学像のエッジ部分のコントラストが改善され、特に孤
立したホールパターンの解像度および焦点深度の向上に
有効である。
【0004】しかし、このような減衰型位相シフトマス
クにおいてもパターンレイアウトの制約がまったくない
わけではない。図15は従来の減衰型位相シフトマスク
の平面図である。図において、1は減衰型位相シフト
膜、2は減衰型位相シフト膜の開口によって形成された
矩形状の開口2a〜2iからなる密集開口パターン、3
および4は矩形状の開口からなる孤立開口パターンであ
る。この減衰型位相シフトマスクは、周辺に開口を有さ
ない孤立開口パターン3または4とXおよびY方向にア
レイ状に配置され、そのX方向(またはY方向)の開口
幅W1と隣り合う開口間の幅W2との比が概ね1:1〜2
である複数の開口からなる密集開口パターン2を含んだ
ものである。このようなマスクを用いてレジストパター
ンを形成した場合、露光量を孤立開口パターン3または
4で最適化したとすると、密集開口パターン2内の図1
5に示すようなAないしD部に対応したレジストパター
ンに本来設計データにはないディンプルと呼ばれるパタ
ーン欠陥が発生する。
【0005】図16(a)〜(d)は、このレジストパ
ターン欠陥が発生する理由を説明するための概念図を示
したものである。図16(a)は、図15に示す従来の
減衰型位相シフトマスクのI−I線部の断面図、図16
(b)はこのフォトマスクを透過した露光光のウエハ面
上での振幅強度、図16(c)はウエハ面上での露光光
の光強度、図16(d)はこの露光光によって形成され
るレジストパターンの断面図である。例えば、密集開口
パターン2の開口2i、2e、2aおよび減衰型位相シ
フト膜1を透過した各露光光は、図16(b)に示すよ
うに、減衰型位相シフト膜1を透過した露光光の露光領
域において互いに一部重なる部分が生じる。この露光光
の重なりによって、図16(c)に示すように、減衰型
位相シフト膜1の露光領域には強度の大きいサイドロー
ブ光302が発生する。その結果、図16(d)に示す
ように、本来、開口2i、2eあるいは2aを透過した
メインピーク光301にのみによって露光されるべき領
域以外にサイドローブ光によりレジストが露光され、本
来、設計データにはないレジストの膜減りをともなった
パターン欠陥402がレジストパターン401に生ずる
こととなる。
【0006】なお、上記の説明では、I−I線上におけ
る隣接した開口からの露光光の重なりのみを考慮した
が、この重なりは実際には2次元的なものなので、もっ
とも多くの露光光が重なり、各開口に対し対象の位置で
あるA部ないしD部においてサイドローブ光の強度が最
も強くなる。
【0007】図17は、従来の減衰型位相シフトマスク
を用いて実際にウエハ上にレジストパターンを形成した
ときの平面SEM写真であるが、レジスト開口部の周辺
にパターン欠陥402が発生していることがわかる。
【0008】このような従来の減衰型位相シフトマスク
を用いた際に発生するパターン欠陥に対し、米国特許第
5487963号や同第5591550号には、サイド
ローブ光が発生する部位に対応する箇所に遮光膜や開口
からなる補助パターンを形成することによってパターン
欠陥の発生を抑制する減衰型位相シフトマスクが提案さ
れている。図18および図19は、それぞれ、図15に
示す減衰型位相シフトマスクに補助パターンとして遮光
膜を設けた従来の減衰型位相シフトマスクの平面図、こ
の平面図のII−II線部における断面図である。ま
た、図20および図21は、それぞれ、補助パターンと
して開口を設けた従来の減衰型位相シフトマスクの平面
図、この平面図のIII−III線部における断面図で
ある。これらの方法は、サイドローブ光が発生する部位
に対応する減衰型位相シフト膜1上に遮光膜5aなどか
らなる補助パターン5を配置したり、あるいは減衰型位
相シフト膜1の開口6aなどからなる補助パターン6を
設けることによって露光光の重なりを緩和しサイドロー
ブ光を減少させるものである。
【0009】次に、このような補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの製造方法について説明する。ま
ず、遮光膜からなる補助パターンを有した減衰型位相シ
フトマスクの製造方法について説明する。図22(a)
〜(d)及び図23(e)〜(h)は、それぞれ、図1
8に示す減衰型位相シフトマスクの製造工程を示すII
−II線に沿ったマスク断面図である。図22(a)を
参照して、透光性基板7上に減衰型位相シフト膜1を形
成する。次に、図22(b)を参照して、この減衰型位
相シフト膜1上に電子ビーム用レジスト8を形成する。
次に、図22(c)を参照して、図18に示す開口パタ
ーンを形成するための電子ビーム描画装置のパターンデ
ータに基づいて電子ビーム用レジスト8に電子ビームを
照射し、その後、これを現像し、所望の電子ビーム用レ
ジストパターン9を得る。次に、図22(d)を参照し
て、このレジストパターン9をマスクとして、減衰型位
相シフト膜1をエッチングした後、不要となったレジス
トを除去し、減衰型位相シフト膜1に開口2aないし2
iからなる密集開口パターンを形成する。なお、この段
階で完成されたフォトマスクは、前記した補助パターン
のない従来の減衰型位相シフトマスクそのものである。
【0010】次に、図23(e)を参照して、密集開口
パターンが形成された減衰型位相シフト膜1上および露
出した透光性基板7上に遮光膜10を形成する。次に、
図23(f)を参照して、この遮光膜10上に再び電子
ビーム用レジスト8を形成する。次に、図23(g)を
参照して、補助パターンを描画するための電子ビーム描
画装置のパターンデータに基づいて電子ビーム用レジス
ト8に電子ビームを照射し、その後、これを現像するこ
とによって電子ビーム用レジストパターン11を得る。
なお、このような補助パターンを描画するためのパター
ンデータは、例えば、補助パターンのない従来の減衰型
位相シフトマスクを用いて実際にレジストパターンを形
成し、異なるパターンサイズやパターン配列に応じて発
生するパターン欠陥の発生部位や転写条件などに関する
データを得るなどの多くの転写実験や光学的シミュレー
ションなどを行って得られたものである。次に、図23
(h)を参照して、このレジストパターン11をマスク
に遮光膜10をエッチングした後、不要となったレジス
トを除去することによって、遮光膜5a、5cからなる
補助パターン5を有する減衰型位相シフトマスクが完成
される。
【0011】次に、開口からなる補助パターンを有する
減衰型位相シフトマスクの製造方法について説明する。
この製造方法は、図22(a)〜(d)を行った後、製
造工程を示す図24(e)〜(g)のマスク断面図に従
って製造される。図24(e)を参照して、減衰型位相
シフト膜1上に再び電子ビーム用レジスト8を形成す
る。次に、図24(f)を参照して、補助パターンを描
画するための電子ビーム描画装置のパターンデータに基
づいて電子ビーム用レジスト8に電子ビームを照射し、
その後、これを現像することによってレジストパターン
12を得る。なお、この補助パターンのパターンデータ
も上記の遮光部からなる補助パターンを形成するときと
同様に、多くの転写実験や光学的シミュレーションなど
を行って得られたものである。次に、図24(g)を参
照して、このレジストパターン12をマスクにして、減
衰型位相シフト膜1の一部分をエッチングし、不要なレ
ジストを除去することによって、開口6a及び6cから
なる補助パターン6を有する減衰型位相シフトマスクが
完成される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の補助パターンを
有する減衰型位相シフトマスクの製造方法は、以上のよ
うに構成されているため、パターンサイズやパターン配
列毎に異なる補助パターンの最適化を行うのに、例え
ば、補助パターンのない減衰型位相シフトマスクを用い
て実際にレジストをパターニングし、補助パターンの配
設位置に関するデータや転写条件に関するデータを得る
などの多くの転写実験や、あるいは光学的シミュレーシ
ョン等を行ない、さらに得られたこれらのデータを基
に、電子ビーム描画装置の補助パターン描画用のパター
ンデータの作成や莫大な量の電子ビーム用の描画データ
を必要とするため、製造コストがかかったりスループッ
トが非常に低いなど実用に耐えないという問題点があっ
た。
【0013】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたもので、パターンサイズやパターン配列毎
に異なる補助パターンを形成する場合においても、その
最適化のための転写実験や光学的シミュレーションを行
う必要がなく、また、電子ビーム描画装置用の描画デー
タ作成および莫大な量の描画データを必要としない減衰
型位相シフトマスクの製造方法を得るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】透光性基板の主表面上に
光学部材を形成する工程と光学部材上に第1のレジスト
膜を形成する工程と減衰型位相シフト膜の複数の開口か
ら形成され、サイドローブ光が生ずるように配置された
第1のパターンを含む第1の減衰型位相シフトマスクを
用いて第1のレジスト膜からなる第1のレジストパター
ンを形成する工程と第1のレジストパターンをマスクに
して光学部材の一部をエッチングし、光学部材からなる
第2のパターンを形成する工程と第2のパターン上に第
2のレジスト膜を形成する工程と第2のパターンの内、
サイドローブ光に対応して形成された部位を少なくとも
覆うように形成された第2のレジスト膜からなる第2の
レジストパターンを形成する工程と第2のレジストパタ
ーンをマスクにして光学部材の残部をエッチングする工
程とを備えたものである。
【0015】また、第1の減衰型位相シフトマスクの第
1のパターンは、電子ビーム描画装置における第1のパ
ターンデータを左右が反転した第2のパターンデータに
変換処理し、この第2のパターンデータに基づいて形成
されたものである。
【0016】また、光学部材が減衰型位相シフト膜から
なり、サイドローブ光に対応して形成された部位が減衰
型位相シフト膜の開口で形成されたものである。
【0017】また、光学部材が減衰型位相シフト膜およ
び前記減衰型位相シフト膜の上に形成された遮光膜とか
らなり、サイドローブ光に対応して形成された部位が遮
光膜で形成されたものである。
【0018】さらに、第1のレジスト膜がポジ型レジス
トであり、第1の減衰型位相シフトマスクの第1のパタ
ーンの一つの開口に対応して形成された第1のレジスト
パターンの開口幅が、第1のパターンの一つの開口幅よ
りも小さくなるように露光量が調節されたものである。
【0019】さらに、また、第1のレジスト膜がネガ型
レジストであり、第1の減衰型位相シフトマスクの第1
のパターンの一つの開口に対応して形成された第1のレ
ジストパターンの残し部位の幅が、第1のパターンの一
つの開口幅よりも小さくなるように露光量が調節された
ものである。
【0020】また、第1のレジストを露光する露光光の
波長は、半導体装置を製造する場合における露光装置の
露光波長と同じ波長の光を用いて行うものである。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下に、本願発明
に係る実施の形態1について説明する。まず最初に、第
1の減衰型位相シフトマスクおよびその製造方法につい
て説明する。図1は、第1の減衰型位相シフトマスクの
パターン面側から見た平面図である。図1において、1
は減衰型位相シフト膜、2は矩形状の開口2aないし2
iからなる密集開口パターン、3および4は孤立開口パ
ターンである。なお、各開口には、便宜上、アルファベ
ットの符号(a〜i)を付している。この第1の減衰型
位相シフトマスクは、周辺に開口を有さない開口3およ
び4(j、k)の孤立パターンと第1のパターンとし
て、XおよびY方向にアレイ状に配置され、そのX方向
(またはY方向)の開口幅W1と隣接した開口間の幅W2
との比が概ね1:1〜2で複数の開口2aないし2i
(a〜i)からなる密集開口パターン2とを含んだもの
である。
【0022】このような密集開口パターンを有する減衰
型位相シフトマスクを用いてレジストパターンを形成す
る場合、隣接した各開口を透過した各露光光の一部と減
衰型位相シフト膜を透過した露光光とが重なることによ
って強度の大きいサイドローブ光が発生しパターン欠陥
が発生する。サイドローブ光は、もっとも多くの露光光
によって重なる図1のAないしD部などの対称位置にお
いて、もっとも強くなる。また、このような孤立開口パ
ターンと密集開口パターンが併存するような場合、孤立
開口パターンで露光条件を最適化するのが通常である
が、そのとき、密集開口パターンでは露光オーバーとな
り、特に、サイドローブ光の強度が強くなる。なお、図
1に示した各開口2aないし2iおよび3、4は矩形状
をなしているが、このフォトマスクを用いて実際に形成
されたレジストパターンでは角部が取れた円形状の開口
となる。
【0023】次に、この減衰型位相シフトマスクの製造
方法について説明する。図2(a)〜(d)は、この減
衰型位相シフトマスクの製造工程を示すマスク断面図で
ある。なお、この断面図は図1におけるV−V線に沿っ
たものである。図において、1は減衰型位相シフト膜、
2は密集開口パターン、7は透光性基板、8は電子ビー
ム用レジスト膜、13は電子ビーム用レジストパターン
である。まず、図2(a)を参照して、ガラス基板など
の透光性基板7上に、減衰型位相シフト膜1を500〜
2000Åの膜厚で形成する。この減衰型位相シフト膜
1には、露光波長に対して2〜20%程度の透過率を有
し、かつ透光性基板7の開口に対し180°の位相差を
もつCr系あるいはMoSiON系の材料が用いられ
る。次に、図2(b)を参照して、この減衰型位相シフ
ト膜1上に電子ビーム用レジスト8を形成する。次に、
図2(c)を参照して、図1に示すような孤立開口パタ
ーン3、4および第1のパターンである密集開口パター
ン2を含んだパターンを形成するための、電子ビーム描
画装置における第2のパターンデータに基づいて電子ビ
ーム用レジスト8上に電子ビームを照射し、その後、こ
れを現像することによって、電子ビーム用レジストパタ
ーン13を得る。なお、この第2のパターンデータは、
後述する補助パターンを有する減衰型位相シフトマスク
を製造する際に用いられる電子ビーム描画装置における
第1のパターンデータによって得られるレジストパター
ンに対し、左右が反転したレジストパターンとなるよ
う、第1のパターンデータを変換処理したものである。
次に、図2(d)を参照して、この電子ビーム用レジス
トパターン13をマスクとして、減衰型位相シフト膜1
をエッチングし、その後、不要なレジストを除去するこ
とによって、密集開口パターン2および孤立開口パター
ン(図示していない)を含む第1の減衰型位相シフトマ
スクが完成される。
【0024】次に、この第1の減衰型位相シフトマスク
を用いて、さらに補助パターンを有する減衰型位相シフ
トマスクを製造する方法について説明する。図3(a)
〜(d)及び図4(e)〜(h)は、第1の減衰型位相
シフトマスクを用いて補助パターンを有する減衰型位相
シフトマスクの製造工程を示すマスク断面図である。な
お、この断面図は、図1に示す第1の減衰型位相シフト
マスクにおけるV−V線に沿ったものである。図3にお
いて、10は遮光膜、14はネガ型レジスト膜、15は
補助レジストパターン、16はネガ型レジストパター
ン、17は補助パターン、18は遮光膜パターン、19
は電子ビーム用レジストパターン、20は密集開口パタ
ーンである。他の符号は図2に示す同じ符号と同一また
は、相当部分である。
【0025】図3(a)を参照して、透光性基板7上に
光学部材である減衰型位相シフト膜1及び遮光膜10を
どちらも500〜2000Åの膜厚で順次形成する。な
お、位相シフト膜1は、露光波長に対して2〜20%程
度の透過率を有し、かつ透光性基板1の開口部に対し1
80°の位相差をもつCr系あるいはMoSiON系の
減衰型位相シフト膜を用いる。また、遮光膜10は、C
rあるいはMoSiなどの材料からなる。次に、図3
(b)を参照して、遮光膜10上に第1のレジスト膜で
あるネガ型レジスト膜14を形成する。次に、図3
(c)を参照して、前述した第1の減衰型位相シフトマ
スクをフォトマスクとして、1:1の露光装置を用いて
ネガ型レジスト膜を露光する。この露光後、これを現像
することによって、ネガ型レジスト膜からなる、補助レ
ジストパターン15を含む第1のレジストパターンとし
てネガ型レジストパターン16が形成される。この補助
レジストパターン15は、マスクを透過した露光光の重
なりによって生じたサイドローブ光によって、補助パタ
ーンが形成されるべき領域に自己整合的に形成される。
また、このとき得られたネガ型レジストパターン16の
幅W1は、本来形成されるべき、第1の減衰型位相シフ
トマスクの開口2eの幅W0よりも小さくなるように、
露光量を調節するものとする。小さくする量(W0
1)は、マスクの製造プロセス精度を勘案して、およ
そ0.15μm程度が望ましい。
【0026】また、この露光に使用する露光光の波長
は、半導体装置を製造するときに使用される露光装置の
波長と同じ波長を使用することが望ましく、例えば、i
線(波長365nm)、KrFレーザ光(波長248n
m)あるいは、ArFレーザ光(波長193nm)など
を使用する。このような波長を用いることによって、サ
イドローブ光に対応して形成された補助レジストパター
ン15が再現よく形成される。次に、図3(d)を参照
して、補助レジストパターン15を含むネガ型レジスト
パターン16をマスクとして、遮光膜10をエッチング
し、その後、不要となったレジストを除去することによ
って、遮光膜からなる、補助パターン17を含む第2の
パターンとしての遮光膜パターン18が形成される。
【0027】次に、図4(e)を参照して、補助パター
ン17を含む遮光膜パターン18上の全面に電子ビーム
用レジスト8を形成する。次に、図4(f)を参照し
て、電子ビーム用レジスト膜8上に、電子描画装置にお
ける第1のパターンデータに基づいて電子ビームを照射
し、その後、これを現像することによって第2のレジス
トパターンとしての電子ビーム用レジストパターン19
を得る。ここで、形成された電子ビーム用レジストパタ
ーン19は、補助パターン17の部分のみを覆い、遮光
膜パターン18は覆われないように形成されるが、これ
は、図3(c)における露光工程で、あらかじめネガ型
レジストパターン16の幅W1が第1の減衰型位相シフ
トマスクの開口2e等の幅W0よりも小さくなるように
形成され、さらに、このネガ型レジストパターン16を
マスクにして遮光膜パターン18がエッチング形成され
ているからである。また、この第1のパターンデータに
よって形成された電子ビーム用レジストパターン19
は、第1の減衰型位相シフトマスクを製造する工程を示
した図2(c)における電子ビーム用レジストパターン
13と左右が反転して形成されている。次に、図4
(g)を参照して、この電子ビーム用レジストパターン
19をマスクにして、遮光膜パターン18及び減衰型位
相シフト膜1をエッチングし、その後、不要なレジスト
を除去することによって、図4(h)に示すように、2
0a、20e、20iからなる密集開口パターンを有
し、遮光膜からなる補助パターン17を有する減衰型位
相シフトマスクが完成される。なお、図5は、この完成
された補助パターンを有する減衰型位相シフトマスクの
平面図である。
【0028】次に、このようにして製造された補助パタ
ーンを有する減衰型位相シフトマスクを用いて形成され
るレジストパターンについて説明する。図6(a)〜
(d)は、それぞれ、上記方法によって製造された減衰
型位相シフトマスクの図5におけるVI−VI線部の断
面図、この減衰型位相シフトマスクを透過した露光光の
ウエハ面上での振幅強度、ウエハ面上での露光光の光強
度及び形成されたポジ型レジストパターンの断面図であ
る。図6において、311はメインピーク光、312は
サイドローブ光、511はポジ型レジストパターンであ
る。その他の符号は、図3、図4に示す同じ符号と同
一、または相当部分である。減衰型位相シフトマスクを
透過した露光光は、図6(b)に示すように、減衰型位
相シフト膜を透過した露光の領域で互いに重なる部分が
生じ、図6(c)に示すようにサイドローブ光312が
発生する。しかし、この領域に相当する部位には遮光膜
からなる補助パターン17が設けられているので、この
重なりによるサイドローブ光312の強度は著しく弱ま
る。したがって、このような強度の弱いサイドローブ光
によってはレジストの膜減りは生ぜず、図6(d)に示
すように、設計どおりのレジストパターン開口512を
有したレジストパターン511が形成される。
【0029】次に、上記方法を実施する上で第1の減衰
型位相シフトマスクを製造する際の電子ビーム用レジス
トパターン13が、第2のレジストパターンと左右反転
している理由について説明する。図7(a)〜(c)
は、減衰型位相シフトマスクのパターンイメージが1:
1の露光装置によってどのように被加工物である透光性
基板上のレジスト膜に転写されるかを示した概念図であ
る。図7(a)は、減衰型位相シフトマスクのパターン
面側から見たパターンイメージ(例えば、「F」文字)
を示した平面図、図7(b)は、この減衰型位相シフト
マスクを用いて透光性基板7上にレジストパターン21
を形成するときの露光装置における配置関係を示した断
面図、図7(c)は、透光性基板上に形成されたレジス
トパターン21をパターン面側から見たパターンイメー
ジを示す平面図である。図7において、1は減衰型位相
シフト膜、7は透光性基板、21はレジストパターンで
ある。
【0030】図7(b)に示すように、通常の1:1露
光装置においては、フォトマスクと被加工物とは互いに
パターン形成面を対向させた位置関係で露光される。し
たがって、減衰型位相シフトマスクによって被加工物で
ある透光性基板7上に形成されたレジストパターン21
のパターンイメージは、これをパターン面側から見た場
合、図7(c)に示すように、減衰型位相シフトマスク
とは左右が反転したイメージとなる。したがって、本実
施の形態において、所望のパターンを形成するために
は、これを製造するためのフォトマスク(第1の減衰型
位相シフトマスク)のパターンは、その左右を反転させ
ておく必要がある。
【0031】以上、この実施の形態1によれば、減衰型
位相シフトマスクの補助パターンが、左右が反転したパ
ターンデータに基づいて製作された第1の減衰型位相シ
フトマスクを用いて自己整合的に形成されるので、従来
技術のようにパターンサイズやパターン配置毎に異なる
補助パターンの最適化のための多くの転写実験や光学的
シミュレーションおよび描画用の莫大な量の電子ビーム
描画データを必要とせず、フォトマスク製造コストやス
ループットの低減を図ることができる。
【0032】実施の形態2.実施の形態1では遮光膜か
らなる補助パターンを形成したが、実施の形態2は開口
からなる補助パターンを形成するものである。図8
(a)〜(d)及び図9(e)〜(h)は、実施の形態
2にかかる減衰型位相シフトマスクの製造方法を示す工
程断面図である。なお、この断面図は図1に示す第1の
減衰型位相シフトマスクのV−V線に沿ったものであ
る。図において、22は第1のレジスト膜、23は補助
レジストパターン、24は第1のレジストパターン、2
5はレジストパターン開口、26は第2のパターン、2
7は補助パターン、パターン開口、50は密集開口パタ
ーンである。他の符号は図3ないし図4の同じ符号と同
一、または相当部分である。
【0033】図8(a)を参照して、透光性基板7上に
光学部材として減衰型位相シフト膜1を形成する。次
に、図8(b)を参照して、この減衰型位相シフト膜1
上に第1のレジスト膜22であるポジ型レジスト膜を形
成する。次に、図8(c)を参照して、図1に示す第1
の減衰型位相シフトマスクを用いて、1:1の露光装置
により、このポジ型レジスト膜22を露光し、その後、
これを現像して、開口からなる補助レジストパターン2
3を含む第1のレジストパターン24を形成する。この
補助パターンは、実施の形態1で述べたように、マスク
を透過した露光光の重なりよって生じたサイドローブ光
によって、補助パターンが形成されるべき領域に自己整
合的に形成される。また、このとき、第1のレジストパ
ターン24の開口25の幅W2は、第1の減衰型位相シ
フトマスクの開口2eの幅W0よりも小さくなるように
露光量を調節するものとする。小さくする量(W0
2)は、実施の形態1と同様に、マスクの製造プロセ
ス精度を勘案して、およそ0.15μm程度が望まし
い。さらに、ここで使用する露光光の波長は、第1の減
衰型位相シフトマスク10を用いて実際に半導体装置を
製造する際の露光光の波長と同じものを使用することが
望ましく、例えば、i線(波長365nm)、KrFレ
ーザ光(波長248nm)あるいはArFレーザ光(波
長193nm)などを使用する。このような波長を用い
ることによって、サイドローブ光に対応して形成された
補助レジストパターン23が再現よく形成できる。次
に、図8(d)を参照して、補助レジストパターン23
を含む第1のレジストパターン24をマスクとして、減
衰型位相シフト膜1をエッチングした後、不要となった
レジストを除去することによって、減衰型位相シフト膜
からなる補助パターン27を含む第2のパターン26が
形成される。
【0034】次に、図9(e)を参照して、この第2の
パターン26上に電子ビーム用レジスト8を形成する。
次に、図9(f)を参照して、この電子ビーム用レジス
ト8上に、電子描画装置における第1のパターンデータ
に基づき電子ビームを照射し、その後、これを現像する
ことによって、電子ビーム用レジストパターン19を得
る。このとき、この電子ビーム用レジストパターン19
は、補助パターン27を覆うように第2のパターン26
上に形成されるが、第2のパターンの開口28は覆わな
いように形成される。これは、図8(c)の工程におい
て、第1のレジストパターン24の開口25の幅W
2が、本来形成されるべき、第1の減衰型位相シフトマ
スクの開口2eの幅W0よりもあらかじめ小さくなるよ
うに形成され、したがって、これをマスクとしてエッチ
ング形成された第2のパターンの開口28の幅も小さく
なっているためである。次に、図9(g)を参照して、
電子ビーム用レジストパターン19をマスクにして、第
1のマスク材パターンの一部をエッチングし、その後、
不要なレジストを除去することによって、図9(h)に
示すような、密集開口パターン50を有し、補助パター
ン27を有する減衰型位相シフトマスクが完成される。
図10は、この減衰型位相シフトマスクの平面図であ
る。
【0035】次に、この減衰型位相シフトマスクを用い
て半導体装置のウエハ上に形成されるレジストパターン
について説明する。図11(a)〜(d)は、それぞ
れ、上記方法によって製造された減衰型位相シフトマス
クの図10におけるVI−VI線部の断面図、この減衰
型位相シフトマスクを透過した露光光のウエハ面上での
振幅強度、ウエハ面上における露光光の光強度及び形成
されたポジ型レジストパターンの断面図である。図11
において、321はメインピーク光、322はサイドロ
ーブ光、521はポジ型レジストパターン、522はレ
ジスト開口である。その他の符号は、図8、図9に示す
同じ符号と同一、または相当部分である。減衰型位相シ
フトマスクを透過した露光光は、図11(b)に示すよ
うに、減衰型位相シフト膜を透過した露光の領域で互い
に重なる部分が生じ、図11(c)に示すようにサイド
ローブ光322が発生する。しかし、この領域に相当す
る部位には減衰型位相シフト1の開口からなる補助パタ
ーン27が設けられているので、この重なりによるサイ
ドローブ光322の強度は著しく弱まる。したがって、
このような強度の弱いサイドローブ光によってはレジス
トの膜減りは生ぜず、図11(d)に示すように、設計
どおりのレジスト開口522を有したレジストパターン
521が形成される。
【0036】以上、この実施の形態2によれば、減衰型
位相シフトマスクの補助パターンが左右反転したパター
ンデータにのみ基づいて製作された減衰型位相シフトマ
スクを用いて自己整合的に形成されるので、従来技術の
ようにパターンサイズやパターン配置毎に異なる補助パ
ターンの最適化のための多くの転写実験や光学的シミュ
レーションおよび莫大な量の描画用電子ビーム描画デー
タを必要としないため、フォトマスクの製造コストやス
ループットの低減を図ることができる。
【0037】なお、以上の実施の形態における1:1の
露光装置としては、図12に示すようなミラープロジェ
クション方式の露光装置を使用する。図において、80
1は光源、802は集光レンズなどからなる光学系、8
03はフォトマスク、804は被加工物、805は光反
射板である。このミラープロジェクション方式の露光装
置は、コンタクト方式の露光装置やプロキシミティ方式
の露光装置と比較して、フォトマスク803と被加工物
804とが完全に隔離され、しかも高解像度が得られる
ため、この方式がもっとも望ましい。
【0038】次に、上記実施の形態1及び2で製造され
た補助パターンを有する減衰型位相シフトマスクを用い
た半導体装置の製造方法について説明する。図13及び
図14は、例えば、MOSトランジスタの集積回路にお
いて、半導体基板と電極とを接続するためのコンタクト
ホールの形成方法を示す工程断面図である。
【0039】図13及び図14において、701は半導
体基板、702は素子分離領域、703は不純物拡散領
域、704は層間絶縁膜、705はポジ型レジスト膜、
706はポジ型レジストパターンの開口部、707はコ
ンタクトホール、708は金属膜、709はポジ型レジ
スト膜である。図13(a)を参照して、半導体基板7
01及びこの半導体基板701の主面上には形成された
素子分離領域702及び不純物拡散領域703が形成さ
れており、その上に層間絶縁膜704が形成されてい
る。半導体基板701は、例えば、P型のシリコン基板
であり、素子分離領域702は通常のLOCOS構造、
また、不純物拡散領域703は砒素(As)などの注入
によりn+型拡散層となっている。また、層間絶縁膜7
04は、たとえば、PSG膜などからなる。次に、図1
3(b)を参照して、この層間絶縁膜704上にポジ型
レジスト膜705を塗布し、所望のパターンを配した本
願発明の補助パターンを有する減衰型位相シフトマスク
を用いて、例えば、i線の縮小投影露光装置にてポジ型
レジスト膜705を露光する。その後、このポジ型レジ
スト膜705を現像して、図13(c)に示すように、
ポジ型レジストパターン705aを得る。次に、図13
(d)を参照して、このポジ型レジストパターン705
aをマスクに、層間絶縁膜704を、例えば、フレオン
系のエッチングガスによるドライエッチングを用いてエ
ッチングし、コンタクトホール707を形成する。この
あと、不要なレジストは除去する。
【0040】次に、図14(e)を参照して、コンタク
トホール77が形成された層間絶縁膜704上にアルミ
ニウムなどの金属膜708を形成する。次に、図14
(f)を参照して、この金属膜708上にポジ型レジス
ト膜709を塗布する。次に、図14(g)を参照し
て、所望のパターンを配したフォトマスクを用いて、ポ
ジ型レジスト膜709を露光し、その後、現像して、レ
ジストパターン709aを得る。最後に、図14(h)
を参照して、このレジストパターン709aをマスクに
金属膜708をエッチングし、その後、不要となったレ
ジストを除去することによってコンタクトホール707
を介して不純物領域703に電気的に接続された所望の
電極708aを得る。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に示すような効果を奏する。
【0042】補助パターンが、減衰型位相シフトマスク
を用いて自己整合的に形成されるので、電子ビーム描画
装置によって形成するときの補助パターン描画用のデー
タ作成や最適化のための転写実験あるいは光学的シミュ
レーションおよび莫大な量の描画用の電子ビーム描画デ
ータを必要とせず、このため、フォトマスクの製造時間
やコストを大幅に低減することができる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る第1の減衰型位相シフト
マスクの平面図である。
【図2】 実施の形態1に係る第1の減衰型位相シフト
マスクの製造工程を示す断面図である。
【図3】 実施の形態1に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図である。
【図4】 実施の形態1に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図である。
【図5】 実施の形態1に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの平面図である。
【図6】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
過程を示す概念図である。
【図7】 実施の形態1に係るパターンイメージの転写
過程を示す概念図である。
【図8】 実施の形態2に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図である。
【図9】 実施の形態2に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図である。
【図10】実施の形態2に係る補助パターンを有する減
衰型位相シフトマスクの平面図である。
【図11】 実施の形態2に係るレジストパターンの形
成過程を示す概念図である。
【図12】 実施の形態1および2に係る露光装置の概
略構成図である。
【図13】 実施の形態1および2に係る半導体装置の
製造工程断面図である。
【図14】 実施の形態1および2に係る半導体装置の
製造工程断面図である。
【図15】 従来の減衰型位相シフトマスクの平面図で
ある。
【図16】 従来の減衰型位相シフトマスクによるレジ
ストパターンの形成過程を示す概念図である。
【図17】 従来の減衰型位相シフトマスクを用いて形
成したレジストパターンの平面SEM写真である。
【図18】 従来の遮光膜からなる補助パターンを有す
る減衰型位相シフトマスクの平面図である。
【図19】 従来の遮光膜からなる補助パターンを有す
る減衰型位相シフトマスクの断面図である。
【図20】 従来の開口からなる補助パターンを有する
減衰型位相シフトマスクの平面図である。
【図21】 従来の開口からなる補助パターンを有する
減衰型位相シフトマスクの断面図である。
【図22】 従来の遮光膜からなる補助パターンを有す
る減衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図であ
る。
【図23】 従来の遮光膜からなる補助パターンを有す
る減衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図であ
る。
【図24】 従来の開口からなる補助パターンを有する
減衰型位相シフトマスクの製造工程を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 減衰型位相シフト膜、 2 密集開口パターン、
3 孤立開口パターン 4 孤立開口パターン、 7 透光性基板、 8 電
子ビーム用レジスト膜 10 遮光膜、 13 電子ビーム用レジストパターン 14 ネガ型レジスト膜、 15 補助レジストパター
ン 16 第1のレジストパターン、 17 補助パターン 18 第2のパターン、 19 電子ビーム用レジスト
パターン 20 密集開口パターン、 21 レジストパターン 22 ポジ型レジスト膜、 23 補助レジストパター
ン 24 第1のレジストパターン、 25 レジストパタ
ーン開口 26 第2のパターン、 27 補助パターン、 28
パターン開口 30 孤立開口パターン、 40 孤立開口パターン 50 密集開口パターン、 311 メインピーク光 312 サイドローブ光、 511 レジストパターン 512 レジストパターン開口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板の主表面上に光学部材を形成
    する工程と、 前記光学部材上に第1のレジスト膜を形成する工程と、 減衰型位相シフト膜の複数の開口から形成され、サイド
    ローブ光が生ずるように配置された第1のパターンを含
    む第1の減衰型位相シフトマスクを用いて前記第1のレ
    ジスト膜からなる第1のレジストパターンを形成する工
    程と、 前記第1のレジストパターンをマスクにして前記光学部
    材の一部をエッチングし、前記光学部材からなる第2の
    パターンを形成する工程と、 前記第2のパターン上に第2のレジスト膜を形成する工
    程と、 前記第2のパターンの内、前記サイドローブ光に対応し
    て形成された部位を少なくとも覆うように形成された前
    記第2のレジスト膜からなる第2のレジストパターンを
    形成する工程と、 前記第2のレジストパターンをマスクにして前記光学部
    材の残部をエッチングする工程とを備えた減衰型位相シ
    フトマスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 第1の減衰型位相シフトマスクのパター
    ンは、電子ビーム描画装置における第1のパターンデー
    タを左右が反転した第2のパターンデータに変換処理
    し、この第2のパターンデータに基づいて形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の減衰型位相シフトマスク
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 光学部材が減衰型位相シフト膜からな
    り、サイドローブ光に対応して形成された部位が前記減
    衰型位相シフト膜の開口で形成されたことを特徴とする
    請求項2に記載の減衰型位相シフトマスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 光学部材が減衰型位相シフト膜および前
    記減衰型位相シフト膜の上に形成された遮光膜とからな
    り、サイドローブ光に対応して形成された部位が前記遮
    光膜で形成されたことを特徴とする請求項2記載の減衰
    型位相シフトマスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 第1のレジスト膜がポジ型レジストであ
    り、第1の減衰型位相シフトマスクの第1のパターンの
    一つの開口に対応して形成された第1のレジストパター
    ンの開口幅が、前記第1のパターンの一つの開口幅より
    も小さくなるように露光量が調節されたことを特徴とす
    る請求項3記載の減衰型位相シフトマスクの製造方法。
  6. 【請求項6】 第1のレジスト膜がネガ型レジストであ
    り、第1の減衰型位相シフトマスクの第1のパターンの
    一つの開口に対応して形成された第1のレジストパター
    ンの残し部位の幅が、前記第1のパターンの一つの開口
    幅よりも小さくなるように露光量が調節されたことを特
    徴とする請求項4記載の減衰型位相シフトマスクの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 第1のレジストを露光する露光光の波長
    は、半導体装置を製造する場合における露光装置の露光
    波長と同じ波長の光を用いて行うことを特徴とする請求
    項1記載の減衰型位相シフトマスクの製造方法。
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