JPH11305268A - アクティブマトリクス基板およびその製造方法ならびに液晶表示パネル - Google Patents

アクティブマトリクス基板およびその製造方法ならびに液晶表示パネル

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JPH11305268A
JPH11305268A JP10124145A JP12414598A JPH11305268A JP H11305268 A JPH11305268 A JP H11305268A JP 10124145 A JP10124145 A JP 10124145A JP 12414598 A JP12414598 A JP 12414598A JP H11305268 A JPH11305268 A JP H11305268A
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film
active matrix
pixel electrode
matrix substrate
substrate
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JP10124145A
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Takumi Seki
▲琢▼巳 関
Hideaki Naono
秀昭 直野
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線抵抗の低減が可能で、画素電極と配線と
の確実な電気的接触が得られ、簡単な製造プロセスで製
造できるアクティブマトリクス基板を提供する。 【解決手段】 基板22と、この基板22上に所定のパ
ターンで配設された信号線56と、この信号線56に接
続されMIM素子26と、このMIM素子26が接続領
域40を介して接続された透明電極膜からなる画素電極
48とを備えるアクティブマトリクス基板20である。
このアクティブマトリクス基板20は、前述した接続領
域40が、画素電極48の表面に重なる中間膜42と、
その中間膜42の表面に重なりMIM素子26と接続す
る配線膜44とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス方式の液晶表示装置に用いられるアクティブマトリ
クス基板およびその製造方法ならびに液晶表示パネルに
関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】アクテ
ィブマトリクス型の液晶表示装置においては、各画素の
スイッチング素子として、2端子型非線形素子を用いる
方式と3端子型非線形素子を用いる方式とが知られてい
る。このようなスイッチング素子は、液晶パネルを構成
するいずれか一方の基板に各画素に対応して設けられ、
アクティブマトリクス基板を形成している。2端子型非
線形素子を用いる方式は、3端子型非線形素子を用いる
方式に比べて、クロスオーバー短絡の発生がない点、簡
単な製造プロセスで製造できる点などにおいて優れてい
る。
【0003】また、アクティブマトリクス型の液晶表示
装置に用いられる2端子型非線形素子として一般的に用
いられるものに、金属−絶縁体−金属(MIM)型の2
端子型非線形素子(MIM素子)がある。アクティブマ
トリクス基板において、各MIM素子は、第1の導電膜
と第2の導電膜とが絶縁膜を介して対向して形成されて
おり、基板側に位置する第1の導電膜の材料として酸化
により優れた特性の絶縁膜が得られるタンタル(Ta)
が用いられ、そのような酸化膜を介して対向する第2の
導電膜の材料として耐薬品性などに優れ良好にエッチン
グ可能なクロム(Cr)が用いられることが多い。
【0004】そして、少ないプロセスで製造できるMI
Mアクティブマトリクス基板の特徴を生かす等のため
に、MIM素子の各端子からの配線もクロムを用いて行
われることが多い。ところが、クロムは、集積回路内の
配線に通常用いられるアルミニウムなどにくらべて比抵
抗が大きく、低抵抗化するために配線幅を大きくすると
画素電極が占める面積の割合が低下し、液晶パネルの開
口率の低下を招くという問題があった。そこで、配線に
アルミニウム等の比抵抗が小さい金属を用いることが考
えられている。
【0005】しかしながら、アルミニウム膜と、画素電
極として一般的に用いられるITO(Indium Tin Oxid
e)膜とが接触して形成されると、ITO膜を先に形成
する場合には、アルミニウムのパターン形成におけるポ
ジレジストを用いた現像の際に、ITO膜が電気化学的
影響により損傷を受ける。逆に、アルミニウム膜を先に
形成する場合には、ITOパターン形成におけるエッチ
ングにおいてアルミニウムが腐食されてしまう。このよ
うな問題が起きない場合においても、アルミニウム膜と
ITO膜との間でオーミック接触することができないと
いう問題がある。
【0006】また、このような問題を避けるために、ア
ルミニウム膜とITO膜との間に層間膜を形成すること
は、プロセスの増加を招き、簡単なプロセスによる製造
できるMIM素子を用いたことによる、一つの特徴を生
かせなくなってしまう。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、配線抵抗の低減が可
能で、画素電極と配線との確実な電気的接触が得られる
アクティブマトリクス基板およびその製造方法ならびに
液晶表示パネルを提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、簡単な製造プ
ロセスで製造でき、アクティブマトリクス基板を構成す
る各膜が電気化学的損傷などを受けることなく製造可能
なアクティブマトリクス基板およびその製造方法ならび
に液晶表示パネルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るアクティブマトリクス基板は、基板と、この基板上
に所定のパターンで配設された信号線と、この信号線に
接続された2端子型非線形素子と、この2端子型非線形
素子が接続領域を介して接続された透明電極膜からなる
画素電極と、を備えるアクティブマトリクス基板であっ
て、前記接続領域は、前記画素電極の表面に重なる中間
膜と、前記中間膜の表面に重なり、前記2端子型非線形
素子と接続する配線膜と、を有することを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、画素電極
と、その画素電極に2端子型非線形素子からの信号を伝
える配線膜とが中間膜を介して接触する。したがって、
配線膜と画素電極とが互いにオーミック接触できない材
料同士であっても、中間膜に適切な材料を用いることに
よって、配線膜と画素電極とを中間膜を介して良好に電
気的に接続することができる。
【0011】また、配線膜の材料として、画素電極とオ
ーミック接触しないものも選ぶことができるため、配線
膜として使用できる様々な材料の種類が、画素電極とオ
ーミック接触可能か否かによって限定されることなく配
線抵抗の小さい配線膜の材料を選ぶことができる。
【0012】請求項2に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板は、請求項1において、前記2端子型非線
形素子は、前記基板の上に形成された第1の導電膜と、
この第1の導電膜の表面に形成された絶縁膜と、この絶
縁膜の表面に重なって形成された第2の導電膜と、を有
し、前記中間膜が、前記2端子型非線形素子の第1の導
電膜と同一材料で形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、中間膜
が、2端子型非線形素子の第1の導電膜と同一材料で形
成されているため、中間膜と第1の導電膜とを同一プロ
セスで製造することができ、画素電極と配線膜との間に
中間膜を設けたにも拘わらず、プロセス数を増加させる
ことなく製造可能なアクティブマトリクス基板が得られ
る。
【0014】請求項3に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板は、請求項2において、前記配線膜が、前
記2端子型非線形素子の第2の導電膜と同一材料で形成
されていることを特徴とするアクティブマトリクス基
板。
【0015】前記配線膜が、前記2端子型非線形素子の
第2の導電膜と同一材料で形成されていることを特徴と
する。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、配線膜
と、2端子型非線形素子の第2の導電膜とが同一材料で
形成されているため、配線膜と第2の導電膜とを同一プ
ロセスで形成することが可能となり、少ないプロセス数
で製造可能なアクティブマトリクス基板となる。また、
配線膜と、2端子型非線形素子の第2の導電膜とを一体
形成することが可能になるため、配線膜と2端子型非線
形素子とを異なる膜で形成した場合に比べ抵抗が小さ
い。
【0017】請求項4に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板は、請求項2または請求項3において、前
記信号線は、前記2端子型非線形素子の第2の導電膜と
同一材料で形成されていることを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、信号線
が、2端子型非線形素子の第2の導電膜とが同一材料で
形成されているため、信号線と、第2の導電膜とを同一
プロセスで製造することが可能となり、プロセス数を削
減可能なアクティブマトリクス基板となる。また、2端
子型非線形素子と接続される部分の信号線と、第2の導
電膜とを一体形成することが可能になるため、信号線と
2端子型非線形素子との間の接続抵抗が小さい。
【0019】請求項5に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板は、請求項1ないし請求項4のいずれかに
おいて、前記配線膜を構成する金属は、アルミニウム、
マグネシウム、銅、モリブデン、およびこれらの合金の
いずれかからなることを特徴とする。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、配線抵抗
の小さい配線膜を形成することができるとともに、2端
子型非線形素子の第2の導電膜を配線膜と同一材料で形
成することが可能となる。
【0021】請求項6に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板の製造方法は、(a)基板上に画素電極を
形成する工程と、(b)前記画素電極の表面を覆うマス
キングとして機能する被覆膜と、2端子型非線形素子の
第1の導電膜とを形成する工程と、(c)前記第1の導
電膜の表面に絶縁膜を形成する工程と、(d)前記2端
子型非線形素子の第2の導電膜、および、前記2端子型
非線形素子と前記画素電極とを結ぶ配線膜を、形成する
工程と、(e)前記画素電極の表面を被覆する前記被覆
膜を、前記画素電極と前記2端子型非線形素子との接続
領域を残し、除去する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、(a)工
程において基板上に形成される画素電極の表面が、次の
工程である(b)工程において被覆膜によって覆われ、
最後の工程である(e)工程において被覆膜が除去され
るまで画素電極が被覆膜で覆われた状態となるため、中
間の工程におけるマスクの現像やエッチングによって画
素電極が腐食されることがない。
【0023】また、画素電極が被覆膜で覆われた状態
で、画素電極と2端子型非線形素子とを接続する配線膜
が形成され、画素電極と2端子型非線形素子との間に被
覆膜が介在するため、画素電極と配線膜とが接触するこ
とにより発生する電気化学的作用によって、画素電極が
腐食することがない。
【0024】そして、前記(b)工程において、画素電
極の表面を覆う被覆膜と、2端子型非線形素子の第1の
導電膜とが同一工程において形成されるため、工程数を
増加させることがない。
【0025】さらに、前記(d)工程において、配線膜
と第2の導電膜とが同一工程において形成されるため、
工程数の少ない製造方法となる。
【0026】請求項7に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板の製造方法は、請求項6において、前記
(d)工程は、前記2端子型非線形素子に接続される信
号線を形成する工程をさらに有し、前記第2の導電膜と
前記信号線とが一体に形成されることを特徴とする。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、2端子型
非線形素子の第2の導電膜と、2端子型非線形素子に接
続される信号線とが同一材料からなり、同一の工程であ
る(d)工程で形成されるため、工程数を増加させるこ
とがない。
【0028】請求項8に記載の発明に係るアクティブマ
トリクス基板の製造方法は、請求項6または請求項7に
おいて、前記配線膜を構成する前記金属は、アルミニウ
ム、マグネシウム、銅、モリブデン、およびこれらの合
金のいずれかからなることを特徴とする。
【0029】請求項8に記載の発明によれば、配線膜に
アルミニウム、マグネシウム、銅、モリブデン、および
これらの合金のいずれかの比抵抗の小さい金属が用いら
れているため、配線抵抗の小さいアクティブマトリクス
基板の製造方法となる。また、信号線が配線膜と同一の
材料で形成される場合には、信号線としても比抵抗の小
さい金属が用いられることになり、さらに配線抵抗を小
さくすることができる。
【0030】請求項9に記載の発明に係る液晶表示パネ
ルは、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のアク
ティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基
板に対向して配置された対向基板と、前記アクティブマ
トリクス基板と前記対向基板との間に封入された液晶層
と、を有することを特徴とする。
【0031】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
ないし請求項5に記載の発明について上述した作用効果
を有する液晶表示パネルが得られる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0033】〔第1実施形態〕 <アクティブマトリクス基板および液晶表示パネル>図
1は、本実施形態の液晶表示パネル10の模式的な部分
切欠き斜視図である。この図に示すように、本実施形態
の液晶表示パネル10は、アクティブマトリクス基板2
0と、アクティブマトリクス基板20に対向して配置さ
れた対向基板14と、アクティブマトリクス基板20お
よび対向基板14のそれぞれの外面側に貼付された一対
の偏光板18,18を備え、さらにこれらの基板14,
20の間に液晶(図示せず)が封入されて形成される。
対向基板14の内面側には、短冊状に信号線16が形成
されている。
【0034】また、アクティブマトリクス基板20は、
図1に示すように、基板22と、この基板22上に所定
のパターンで配設された信号線56と、この信号線56
に接続された2端子型非線形素子であるMIM素子26
と、MIM素子26が配線膜44および接続領域40を
介して接続された、透明電極膜からなる画素電極48と
を備えている。
【0035】図5は、1つの画素電極48とその画素電
極48への配線構造を示すアクティブマトリクス基板2
0の模式的な部分平面図である。また、図6は、図5に
示した線A−Bに沿った位置における断面図である。図
1、図5、および図6に示すように、前述した接続領域
40は、画素電極48の表面に重なる中間膜42と、中
間膜42の表面に重なりMIM素子26に接続される配
線膜44とを備えて形成されている。
【0036】図7は、本実施形態の液晶表示パネル10
の等価回路を示している。この図に示すように、液晶表
示パネル10は、一方の駆動回路である走査信号駆動回
路70と、他方の駆動回路であるデータ信号駆動回路7
4とを含んで構成される。走査信号駆動回路70は、複
数の走査信号線である信号線56を駆動し、データ信号
駆動回路は、複数のデータ信号線である信号線16を駆
動している。信号線56と信号線16の各交差部には、
MIM素子26および液晶表示要素78(対応する画素
電極48と対向基板14に形成された信号線16との間
に位置する液晶)が、それら信号線56,16の間で直
列接続されている。
【0037】なお、図7においては、MIM素子26が
走査信号線である信号線56に接続され、液晶表示要素
78がデータ信号線である信号線16に接続された例を
示したが、これとは逆に、MIM素子26をデータ信号
線である信号線56に接続し、液晶表示要素78を走査
信号線である信号線16に接続する構成としても良い。
また、走査信号駆動回路70およびデータ信号駆動回路
74は、必ずしも液晶表示パネル10に含まれてなくと
もよく、液晶表示パネル10とは別に形成して接続ケー
ブル等で液晶表示パネル10に接続されるようにしても
よい。
【0038】2端子型非線形素子であるMIM素子26
は、図6の一部に断面図として示すように、基板22の
上に形成された第1の導電膜28と、この第1の導電膜
28の表面に形成された陽極酸化膜からなる絶縁膜34
と、この絶縁膜34の表面に重なって形成された第2の
導電膜36とを備えている。
【0039】本実施形態においては、図1および図5か
らも明らかなように、2つのMIM素子26,26が、
第1の導電膜28,28の側が互いに接続される状態
で、直列に接続されて用いられている。MIM素子2
6,26をこのように直列接続して用いることによっ
て、2つのMIM素子26,26をほぼ同一特性に形成
すれば、直列接続されたMIM素子26,26一体とし
ては、電流の向きによって殆ど変化しない特性を得るこ
とができる。したがって、各画素の表示が、その画素に
対する電流の向きによって、殆ど影響されることのない
液晶表示パネル10となる。
【0040】また、前述したように画素電極48と配線
膜44との間に介在する中間膜42は、図6に示したよ
うに、MIM素子26の第1の導電膜28と同一材料、
例えばタンタル(Ta)で形成されている。したがっ
て、中間膜42と第1の導電膜28とを同一プロセスで
製造することが可能なアクティブマトリクス基板20と
なる。また、画素電極48と配線膜44との間に中間膜
42を設けたにも拘わらず、プロセス数を増加させるこ
となく製造可能なアクティブマトリクス基板20とな
る。なお、中間膜42と第1の導電膜28として、タン
グステン(W)等を添加したTa合金を用いてもよい。
【0041】さらに、配線膜44は、図6に示したよう
に、MIM素子26の第2の導電膜36と同一材料、例
えばアルミニウムで形成されている。したがって、配線
膜44と第2の導電膜36とを同一プロセスで形成する
ことが可能となり、少ない工程数で製造可能なアクティ
ブマトリクス基板20となる。また、配線膜44と、M
IM素子26の第2の導電膜36とを一体形成すること
が可能になるため、配線膜44とMIM素子26との間
の接続抵抗が小さく、確実に接続される。
【0042】そして、図6に示すように、MIM素子2
6と接続される部分の信号線56は、MIM素子26の
第2の導電膜36と同一材料、例えばアルミニウムで形
成されている。したがって、MIM素子26と接続され
る部分の信号線56と、第2の導電膜36とを同一プロ
セスで製造することが可能となり、プロセス数を削減可
能なアクティブマトリクス基板20となる。また、MI
M素子26と接続される部分の信号線56と、一方のM
IM素子26の第2の導電膜36とが一体形成されてい
るため、信号線56とMIM素子26との間の接触抵抗
が小さく、確実に接続されたアクティブマトリクス基板
20となる。
【0043】また、本実施形態のアクティブマトリクス
基板20においては、配線膜44、信号線56、および
第2の導電膜36が、アルミニウム等で形成されてい
る。このように、クロム等に比べ比抵抗が小さい金属で
あるアルミニウム等を配線膜44、信号線56、および
第2の導電膜36として用いることによって、配線抵抗
の小さいアクティブマトリクス基板20を形成すること
ができる。したがって、これらの線幅を比較的狭くする
ことも可能となるため、画素電極48が占める面積の割
合を大きくすることができ、開口率の高い液晶表示パネ
ル10を形成することが可能となる。
【0044】なお、配線膜44、信号線56、および第
2の導電膜36を、アルミニウムの代わりに、ネオジム
(Nd)、銅(Cu)、スカンジウム(Sc)、マグネ
シウム(Mg)などを添加したアルミニウム合金で形成
してもよいし、比抵抗の小さい金属であるマグネシウ
ム、銅、モリブデンなどで形成しても良い。このような
合金や金属を用いた場合でも上述の作用効果を奏するこ
とができる。
【0045】上述したように、本実施形態のアクティブ
マトリクス基板20においては、画素電極48と、その
画素電極48にMIM素子26からの信号を伝える配線
膜44とが、中間膜42を介して接触する。したがっ
て、配線膜44としてアルミニウム膜を用い、画素電極
48としてITO膜を用いた場合のように、配線膜44
と画素電極48とが互いにオーミック接触できない材料
同士であっても、中間膜42に適切な材料、例えばタン
タルあるいはタンタル合金を用いることによって、配線
膜44と画素電極48とを中間膜42を介して良好に電
気的に接続することができる。画素電極48としてIT
Oを用い、中間膜42としてタンタルを用い、配線膜4
4としてアルミニウムを用いた場合には、画素電極48
と中間膜42との間の接触抵抗を1MΩ以下、中間膜4
2と配線膜44との間の接触抵抗を1.5kΩ以下とす
ることができる。これらの接触抵抗は、MIM素子26
のオン抵抗に比し、非常に小さい値であるため液晶表示
パネル10の表示性能に殆ど影響を与えない。
【0046】また、配線膜44の材料として、画素電極
48とオーミック接触しないものも選ぶことができるた
め、配線膜44として使用できる様々な材料の種類が、
画素電極48とオーミック接触可能か否かによって限定
されることなく配線抵抗の小さい配線膜44の材料を選
ぶことができる。例えば、中間膜42としてタンタルを
選べば、電気抵抗は小さいが、ITOで形成された画素
電極48とはオーミック接触できないアルミニウムを、
配線膜44の材料として選ぶこともできる。
【0047】<アクティブマトリクス基板の製造方法>
ここで、本実施形態のアクティブマトリクス基板の製造
方法を、図2〜図6を参照しながら説明する。
【0048】まず、ガラスで形成された基板上に、図2
に平面図として示すように、画素電極48と、実装端子
となる部分60とを、ITO(Indium Tin Oxide)など
の透明な導電膜として形成する。この成膜は、例えばま
ず50〜150nmの厚さでITOをスパッタリング
し、次に王水系のエッチング液または臭化水素酸による
ウエットエッチングにてパターニングが行われる。な
お、エッチングはメタン系のエッチングガスを用いたド
ライエッチングとしてもよい。
【0049】次に、図3に平面図として示すように、画
素電極48の表面を覆う被覆膜50と、2端子型非線形
素子であるMIM素子の第1の導電膜となる部分29
と、陽極酸化時の配線となる部分57と、実装端子への
接続部となる部分62とを、いずれもタンタル膜として
形成する。この際、第1の導電膜となる部分29および
陽極酸化時の配線となる部分57と、実装端子への接続
部となる部分62および画素電極の被覆膜とは、分離形
成され、電気的に導通しない状態とされる。また、実装
端子への接続部となる部分62のタンタル膜は、前工程
で形成された実装端子となる部分60のITO膜を覆う
ように形成される。
【0050】例えば、このタンタル膜の成膜は、タンタ
ルを100〜500nmの厚さの膜厚でスパッタリング
し、6フッ化イオウ(SF6)または4フッ化炭素(C
4)を用いてドライエッチングして行われる。なお、
タンタル膜の代わりに、タングステンを添加したタンタ
ル合金の膜としてもよい。
【0051】そして、第1の導電膜となる部分29およ
び陽極酸化時の配線となる部分57のタンタル膜の表面
に絶縁膜が形成される。この絶縁膜の形成は、陽極酸化
によって行われ、例えば、化成液としてはクエン酸0.
01〜0.1重量%水溶液、化成電圧15〜20V、電
流密度0.01〜0.1mA/cm2の条件で行われ
る。なお、実装端子への接続部となる部分62と、被覆
膜50もタンタル膜で形成されているが、前述したよう
に、陽極酸化時の配線となる部分57のタンタル膜と
は、電気的に分離されているため、第1の導電膜となる
部分29および陽極酸化時の配線となる部分57のタン
タル膜の陽極酸化によって、酸化膜が形成されることは
ない。
【0052】前述した絶縁膜の形成の後、図4に平面図
として示すように、MIM素子26,26の第2の導電
膜36,36、MIM素子26と画素電極48とを結ぶ
配線膜44、および信号線56を形成する導電膜が形成
される。例えば、これらの導電膜としてはアルミニウム
が用いられ、まず100〜400nmの厚さでアルミニ
ウムをスパッタリングし、リン酸、硝酸、酢酸の混合液
によるウェットエッチング、または、塩素系のガスによ
るドライエッチングによって所定のパターンに形成され
る。なお、上述したアルミニウムの代わりに、ネオジム
(Nd)、銅(Cu)、スカンジウム(Sc)、マグネ
シウム(Mg)などを添加したアルミニウム合金を用い
てもよいし、マグネシウム(Mg)や銅(Cu)そのも
のを用いてもよい。
【0053】そして、最後に、画素電極48の表面を被
覆するタンタルの被覆膜を、画素電極48とMIM素子
26との接続領域40を残して除去する。これと同時
に、実装端子となる部分60のITO膜を覆っているタ
ンタル膜を実装端子への接続部となる部分62を残して
除去する。これらによって、画素電極48のITO膜お
よび実装端子60のITO膜が露出されて、図5に平面
図として示した状態となる。これらのタンタル膜の除去
は、具体的には6フッ化イオウ(SF6)を用いたドラ
イエッチングによって行われる。なお、6フッ化イオウ
を用いたドライエッチングによれば、画素電極48の性
能に影響を与えることなく、タンタル膜で形成された被
覆膜50を除去できることが確認されている。
【0054】上述のようにして、図1、図5、および、
図5に示したA−B線に沿った断面を示す図6に示した
ように、信号線56と画素電極48とが、直列接続され
た2つのMIM素子26,26、および、接続領域40
を介して互いに接続された構造を有するアクティブマト
リクス基板20が形成される。
【0055】本実施形態のアクティブマトリクス基板2
0の製造方法によれば、最初の工程において基板22上
に形成される画素電極48の表面が、次の工程において
被覆膜50によって覆われ、最後の工程において被覆膜
50が除去されるまで画素電極48が被覆膜50で覆わ
れた状態となるため、中間の工程における現像やエッチ
ングによって画素電極48が腐食されることがない。
【0056】また、画素電極48が被覆膜50で覆われ
た状態で、画素電極48とMIM素子26とを結ぶ配線
膜44が形成されるため、画素電極48と配線膜44と
が接触することにより発生する電気化学的作用によっ
て、画素電極48が腐食することがない。
【0057】また、画素電極48の表面を覆う被覆膜5
0と、MIM素子26の第1の導電膜28とが同一材
料、例えばタンタルによって、同一の工程において形成
されるため、被覆膜50と第1の導電膜28とが異なる
材料により形成され別々の工程を必要とする場合に比
し、工程数を削減することができる。
【0058】さらに、配線膜44と第2の導電膜36と
が同一材料、例えばアルミニウムで形成され、しかも同
一工程において形成されるため、配線膜44と第2の導
電膜36とが異なる材料で形成され、別々の工程を必要
とする場合に比し、工程数の少ない製造方法となる。
【0059】そして、MIM素子26の第2の導電膜3
6と、MIM素子26に接続される信号線56とが同一
材料からなり、同一の工程において形成されるため、第
2の導電膜36と信号線56とが別材料からなり、別々
の工程を必要とする場合に比し工程数を削減することが
可能となる。
【0060】さらに、配線膜44にアルミニウム、マグ
ネシウム、銅、モリブデンのいずれかの比抵抗の小さい
金属が用いられているため、配線抵抗の小さいアクティ
ブマトリクス基板20を製造することができる。また、
信号線56が配線膜44と同一の材料で形成される場合
には、信号線56としても比抵抗の小さい金属が用いら
れることになり、さらに配線抵抗の小さいアクティブマ
トリクス基板を製造することができる。
【0061】〔第2実施形態〕本実施形態は、信号線5
6と画素電極48との間に介在するMIM素子が、2つ
直列に用いられるのではなく、1つのみが用いられる点
が第1実施形態とは異なる。それ以外の点は、第1実施
形態と同一であるので、その説明を省略する。また、各
図において対応する部分には同一の符号を付す。
【0062】図8は、第1実施形態における図5に対応
する図であり、本実施形態のアクティブマトリクス基板
90に形成された1つの画素電極48と、その画素電極
48に接続された信号線56と、それらの間に介在する
MIM素子92および接続領域40とを示している。図
9は、図8に示した線C−Dに沿った位置における断面
図である。
【0063】これらの図に示すように、本実施形態のア
クティブマトリクス基板90においては、信号線56か
ら連続する、例えば表面が陽極酸化されたタンタル膜
が、MIM素子92の第1の導電膜28および絶縁膜3
4として形成され、接続領域40の配線膜44から続く
例えばアルミニウム膜がMIM素子92の第2の導電膜
36として絶縁膜34上に配置されて、1つのMIM素
子92が形成されている。
【0064】本実施形態のアクティブマトリクス基板9
0においては、MIM素子92が各画素電極48と信号
線56との間に、1つのみ用いられているため、電流の
方向によって特性が異なる可能性があるが、第1実施形
態の場合より単純なパターニングで形成することができ
る。
【0065】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲
内で各種の変形実施が可能である。
【0066】例えば、上記各実施形態では、アクティブ
マトリクス基板および対向基板に用いられる基板が透明
なガラス基板である例を示したが、透明なプラスチック
基板を用いてもよい。また、反射型の液晶表示パネルと
して形成する場合は、不透明なガラス基板やプラスチッ
ク基板、さらにはシリコンウエハーやセラミック基板等
を、アクティブマトリクス基板または対向基板に用いら
れる基板として用いてもよい。その場合、画素電極とし
て不透明な導電膜、例えばアルミニウム膜を用いること
もできる。
【0067】また、上記各実施形態では、2端子型非線
形素子の絶縁膜を第1の導電膜の陽極酸化膜として形成
する例を示したが、絶縁膜を他の種類の膜、例えば酸化
シリコン膜として形成しても良い。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶表示パネルを示す部分切欠
き斜視図である。
【図2】画素電極となる部分および実装端子となる部分
が形成された状態を示す、第1実施形態の基板の部分平
面図である。
【図3】図2に示した基板において、さらに、画素電極
を覆う被覆膜とMIM素子の第1の導電膜となる部分が
形成された状態を示す部分平面図である。
【図4】図3に示した基板において、さらに、信号線
と、MIM素子の第2の導電膜となる部分と、配線膜と
が形成された状態を示す部分平面図である。
【図5】図4に示した基板において、画素電極および実
装端子を覆う被覆膜の一部を除去し、アクティブマトリ
クス基板が形成された状態を示す部分平面図である。
【図6】図5に示した線A−Bに沿った位置における断
面図である。
【図7】第1実施形態の液晶表示装置の等価回路であ
る。
【図8】第2実施形態のアクティブマトリクス基板の部
分平面図であり、1つの画素電極と、その画素電極に接
続された信号線と、それらの間に介在するMIM素子お
よび接続領域とを示している。
【図9】図8に示した線C−Dに沿った位置における断
面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 14 対向基板 16,56 信号線 20,90 アクティブマトリクス基板 22 基板 26,92 MIM素子(2端子型非線形素子) 28 第1の導電膜 34 絶縁膜 36 第2の導電膜 40 接続領域 42 中間膜 44 配線膜 48 画素電極 50 被覆膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に所定のパターンで
    配設された信号線と、この信号線に接続された2端子型
    非線形素子と、この2端子型非線形素子が接続領域を介
    して接続された透明電極膜からなる画素電極と、を備え
    るアクティブマトリクス基板であって、 前記接続領域は、 前記画素電極の表面に重なる中間膜と、 前記中間膜の表面に重なり、前記2端子型非線形素子と
    接続する配線膜と、 を有することを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記2端子型非線形素子は、前記基板の上に形成された
    第1の導電膜と、この第1の導電膜の表面に形成された
    絶縁膜と、この絶縁膜の表面に重なって形成された第2
    の導電膜と、を有し、 前記中間膜が、前記2端子型非線形素子の第1の導電膜
    と同一材料で形成されていることを特徴とするアクティ
    ブマトリクス基板。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記配線膜が、前記2端子型非線形素子の第2の導電膜
    と同一材料で形成されていることを特徴とするアクティ
    ブマトリクス基板。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 前記信号線は、前記2端子型非線形素子の第2の導電膜
    と同一材料で形成されていることを特徴とするアクティ
    ブマトリクス基板。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 前記配線膜を構成する金属は、アルミニウム、マグネシ
    ウム、銅、モリブデン、およびこれらの合金のいずれか
    からなることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  6. 【請求項6】(a)基板上に画素電極を形成する工程
    と、(b)前記画素電極の表面を覆うマスキングとして
    機能する被覆膜と、2端子型非線形素子の第1の導電膜
    とを形成する工程と、(c)前記第1の導電膜の表面に
    絶縁膜を形成する工程と、(d)前記2端子型非線形素
    子の第2の導電膜、および、前記2端子型非線形素子と
    前記画素電極とを結ぶ配線膜を、形成する工程と、
    (e)前記画素電極の表面を被覆する前記被覆膜を、前
    記画素電極と前記2端子型非線形素子との接続領域を残
    し、除去する工程と、 を有することを特徴とするアクティブマトリクス基板の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記(d)工程は、前記2端子型非線形素子に接続され
    る信号線を形成する工程をさらに有し、 前記第2の導電膜と前記信号線とが一体に形成されるこ
    とを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7において、 前記配線膜を構成する前記金属は、アルミニウム、マグ
    ネシウム、銅、モリブデン、およびこれらの合金のいず
    れかからなることを特徴とするアクティブマトリクス基
    板の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のアクティブマトリクス基板と、 前記アクティブマトリクス基板に対向して配置された対
    向基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
    封入された液晶層と、 を有することを特徴とする液晶表示パネル。
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