JPH11304486A - 広域測位システムを使用した測量装置 - Google Patents
広域測位システムを使用した測量装置Info
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- JPH11304486A JPH11304486A JP11582298A JP11582298A JPH11304486A JP H11304486 A JPH11304486 A JP H11304486A JP 11582298 A JP11582298 A JP 11582298A JP 11582298 A JP11582298 A JP 11582298A JP H11304486 A JPH11304486 A JP H11304486A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 測深機が傾斜したときでも、海底の3次元座
標を正確に求めることができる広域測位システムを使用
した測量装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 支持体1Aの上端に設置されるアンテナ
1により複数の衛星より電波を受信してアンテナ基準位
置を測位するGPS受信機3と、アンテナの支持体1A
の水面下の下端に設置され水深を測定する送受波器12
と、アンテナの支持体1Aの傾斜を測定する傾斜計4
と、傾斜計4により測定されたアンテナ傾斜角が測深機
12の指向角の2分の1より大きいときのみ、傾斜計4に
より測定されたアンテナ傾斜量によって、測深機本体13
により測定された水深を補正し、アンテナ傾斜量と前記
アンテナ基準位置により、補正した水深の海底平面位置
を求め、海底の3次元座標を求めるデータ処理装置6を
備える。この構成により、送受波器12が大きく傾いた場
合にも精度よく海底の3次元座標を得ることができる。
標を正確に求めることができる広域測位システムを使用
した測量装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 支持体1Aの上端に設置されるアンテナ
1により複数の衛星より電波を受信してアンテナ基準位
置を測位するGPS受信機3と、アンテナの支持体1A
の水面下の下端に設置され水深を測定する送受波器12
と、アンテナの支持体1Aの傾斜を測定する傾斜計4
と、傾斜計4により測定されたアンテナ傾斜角が測深機
12の指向角の2分の1より大きいときのみ、傾斜計4に
より測定されたアンテナ傾斜量によって、測深機本体13
により測定された水深を補正し、アンテナ傾斜量と前記
アンテナ基準位置により、補正した水深の海底平面位置
を求め、海底の3次元座標を求めるデータ処理装置6を
備える。この構成により、送受波器12が大きく傾いた場
合にも精度よく海底の3次元座標を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海洋土木分野にお
ける広域測位システムを使用した海底地形の測量装置に
関するものである。
ける広域測位システムを使用した海底地形の測量装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より海底地形測量は、広域測位シス
テム(global positioning system)(以下、GPS
と略す)を使用して位置(水平面座標)測定行うととも
に、測深機により水深を測定し、さらに潮位変化、うね
りに対処するため、GPSを使用して潮位計測を行い、
うねりの上下動を検出して0m高さを求め、水深を補正
して正確な水深を求めて、海底の3次元座標を求めてい
る。
テム(global positioning system)(以下、GPS
と略す)を使用して位置(水平面座標)測定行うととも
に、測深機により水深を測定し、さらに潮位変化、うね
りに対処するため、GPSを使用して潮位計測を行い、
うねりの上下動を検出して0m高さを求め、水深を補正
して正確な水深を求めて、海底の3次元座標を求めてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水深の測量は、直下方
向に行うのが原則であるが、波浪の影響などにより測深
機が傾斜し、斜め方向に測量した場合、水深の誤差が大
きくなる。また、普通は測深された海底の平面位置を直
接測定する手段はないため、測量船すなわち測深機の平
面座標と一致しているとするが、斜め方向に測深してい
るため、この2つの平面位置は一致せず誤差になる。
向に行うのが原則であるが、波浪の影響などにより測深
機が傾斜し、斜め方向に測量した場合、水深の誤差が大
きくなる。また、普通は測深された海底の平面位置を直
接測定する手段はないため、測量船すなわち測深機の平
面座標と一致しているとするが、斜め方向に測深してい
るため、この2つの平面位置は一致せず誤差になる。
【0004】水深が比較的浅い場合は、これら誤差は相
対的に小さいものであり、海洋土木測量に要求される精
度を特に補正することなく満足できるが、水深が深くな
ると、これら誤差が大きくなるため、精度を満足できな
くなった。
対的に小さいものであり、海洋土木測量に要求される精
度を特に補正することなく満足できるが、水深が深くな
ると、これら誤差が大きくなるため、精度を満足できな
くなった。
【0005】そこで本発明は、測深機が傾斜したときで
も、海底の3次元座標を正確に求めることができる広域
測位システムを使用した測量装置を提供することを目的
としたものである。
も、海底の3次元座標を正確に求めることができる広域
測位システムを使用した測量装置を提供することを目的
としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本第1発明の広域測位システムを使用した測量
装置は、支持体に設置されるアンテナにより複数の衛星
より電波を受信してこのアンテナ位置を測位する測位装
置と、前記アンテナの支持体の水面下に設置され、水深
を測定する測深機と、前記アンテナの支持体の傾斜を測
定する傾斜計と、前記傾斜計により測定されたアンテナ
傾斜量によって、前記測深機により測定された水深を補
正し、この補正した水深の海底面水平位置を前記アンテ
ナ傾斜量と前記測位装置により測位されたアンテナ位置
によって求め、海底の3次元座標を求めるデータ処理装
置とを設けたことを特徴とするものである。
ために、本第1発明の広域測位システムを使用した測量
装置は、支持体に設置されるアンテナにより複数の衛星
より電波を受信してこのアンテナ位置を測位する測位装
置と、前記アンテナの支持体の水面下に設置され、水深
を測定する測深機と、前記アンテナの支持体の傾斜を測
定する傾斜計と、前記傾斜計により測定されたアンテナ
傾斜量によって、前記測深機により測定された水深を補
正し、この補正した水深の海底面水平位置を前記アンテ
ナ傾斜量と前記測位装置により測位されたアンテナ位置
によって求め、海底の3次元座標を求めるデータ処理装
置とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】上記本第1発明の構成により、アンテナ
(支持体)傾斜量によって測深機(送受波器)により測
定された水深が補正され、アンテナ傾斜量と測位装置に
より測位されたアンテナ位置によって、補正した水深の
海底面水平位置(2次元座標)が求められて、正確な海
底の3次元座標が得られ、この真値の軌跡により深浅が
測量される。
(支持体)傾斜量によって測深機(送受波器)により測
定された水深が補正され、アンテナ傾斜量と測位装置に
より測位されたアンテナ位置によって、補正した水深の
海底面水平位置(2次元座標)が求められて、正確な海
底の3次元座標が得られ、この真値の軌跡により深浅が
測量される。
【0008】また本第2発明の広域測位システムを使用
した測量装置は、上記第1発明の広域測位システムを使
用した測量装置であって、データ処理装置は、傾斜計に
より測定されたアンテナ傾斜量が、測深機の指向角の2
分の1より大きいとき、前記測深機により測定された水
深を補正し、この補正した水深の海底面水平位置を前記
アンテナ傾斜量と前記測位装置により測位されたアンテ
ナ位置によって求めて、海底の3次元座標を求め、前記
アンテナ傾斜量が前記測深機の指向角の2分の1と同じ
か、小さいとき、このアンテナ傾斜量により前記測位装
置により測位されたアンテナ位置を補正して水深の海底
面水平位置を求め、海底の3次元座標を求めることを特
徴とするものである。
した測量装置は、上記第1発明の広域測位システムを使
用した測量装置であって、データ処理装置は、傾斜計に
より測定されたアンテナ傾斜量が、測深機の指向角の2
分の1より大きいとき、前記測深機により測定された水
深を補正し、この補正した水深の海底面水平位置を前記
アンテナ傾斜量と前記測位装置により測位されたアンテ
ナ位置によって求めて、海底の3次元座標を求め、前記
アンテナ傾斜量が前記測深機の指向角の2分の1と同じ
か、小さいとき、このアンテナ傾斜量により前記測位装
置により測位されたアンテナ位置を補正して水深の海底
面水平位置を求め、海底の3次元座標を求めることを特
徴とするものである。
【0009】測深機は、指向角の範囲で測深可能であ
り、この範囲の中で最も短い距離が測深される。したが
って、アンテナ傾斜角が、測深機の指向角の2分の1の
範囲に入っている場合、水深の補正を行う必要がない。
ただし、水深の海底面水平位置は補正が必要である。
り、この範囲の中で最も短い距離が測深される。したが
って、アンテナ傾斜角が、測深機の指向角の2分の1の
範囲に入っている場合、水深の補正を行う必要がない。
ただし、水深の海底面水平位置は補正が必要である。
【0010】上記本第2発明の構成により、アンテナ傾
斜量が、測深機の指向角の2分の1より大きいとき、測
深機により測定された水深を補正し、この補正した水深
の海底面水平位置をアンテナ傾斜量と測位装置により測
位されたアンテナ位置によって求めることにより、不要
な補正を排除でき、精度の低下を避けることができる。
またアンテナ傾斜量が前記測深機の指向角の2分の1と
同じか、小さいとき、このアンテナ傾斜量により測位装
置により測位されたアンテナ位置を補正して水深の海底
面水平位置を求め、海底の3次元座標を求める。
斜量が、測深機の指向角の2分の1より大きいとき、測
深機により測定された水深を補正し、この補正した水深
の海底面水平位置をアンテナ傾斜量と測位装置により測
位されたアンテナ位置によって求めることにより、不要
な補正を排除でき、精度の低下を避けることができる。
またアンテナ傾斜量が前記測深機の指向角の2分の1と
同じか、小さいとき、このアンテナ傾斜量により測位装
置により測位されたアンテナ位置を補正して水深の海底
面水平位置を求め、海底の3次元座標を求める。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る海底地形測量を行う広域測位システムを使用した測量
装置の構成図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る海底地形測量を行う広域測位システムを使用した測量
装置の構成図である。
【0012】1は複数の衛星より電波を受信するアンテ
ナであり、アンテナ1はその支持体、たとえば支柱(ア
ンテナ支持棒)1Aの先端(上端)に設置され、この支
柱1Aは測量船2の重心の側面位置に垂直な形(鉛直方
向)に取り付けられている。またこのアンテナ1の支柱
1Aに、アンテナ1の支柱1Aの傾斜を、たとえば20m
s間隔で測定する傾斜計4が固定され、さらにこの支柱
1Aの下端(水面下)に、測深機の送受波器(測深セン
サ)12が取付けられている。なお、アンテナ1の支柱1
Aは測量船2から離して浮遊させることも可能である。
ナであり、アンテナ1はその支持体、たとえば支柱(ア
ンテナ支持棒)1Aの先端(上端)に設置され、この支
柱1Aは測量船2の重心の側面位置に垂直な形(鉛直方
向)に取り付けられている。またこのアンテナ1の支柱
1Aに、アンテナ1の支柱1Aの傾斜を、たとえば20m
s間隔で測定する傾斜計4が固定され、さらにこの支柱
1Aの下端(水面下)に、測深機の送受波器(測深セン
サ)12が取付けられている。なお、アンテナ1の支柱1
Aは測量船2から離して浮遊させることも可能である。
【0013】上記測量船2内には、アンテナ1に接続さ
れ複数(たとえば8個)の衛星より、たとえば1s間隔
で電波を受信してアンテナ位置{3次元座標(X,Y,
Z)}(以下、GPSデータと称す)を測位するGPS
受信機(測位装置)3と、GPS受信機3により測位さ
れたGPSデータを伝送するGPS情報伝送器5と、後
述するマイクロコンピュータからなるデータ処理装置6
と、このデータ処理装置6により処理されたデータを記
憶するデータファイル7と、データ処理装置6に接続さ
れたCRT8、キーボード9およびプリンタ10と、送受
波器(測深センサ)12に接続され、水深を音波反射法な
どにより測定する測深機(本体)13が設けられている。
れ複数(たとえば8個)の衛星より、たとえば1s間隔
で電波を受信してアンテナ位置{3次元座標(X,Y,
Z)}(以下、GPSデータと称す)を測位するGPS
受信機(測位装置)3と、GPS受信機3により測位さ
れたGPSデータを伝送するGPS情報伝送器5と、後
述するマイクロコンピュータからなるデータ処理装置6
と、このデータ処理装置6により処理されたデータを記
憶するデータファイル7と、データ処理装置6に接続さ
れたCRT8、キーボード9およびプリンタ10と、送受
波器(測深センサ)12に接続され、水深を音波反射法な
どにより測定する測深機(本体)13が設けられている。
【0014】上記傾斜計4は、アンテナ1の支柱1Aの
傾斜角、すなわち図5に示す、測量船2のロール角θと
ピッチ角φを検出している。また上記測深機の送受波器
(測深センサ)12は、図4に示す指向角(検出広がり角
度)2ψの円錐形の計測範囲で測深可能であり、測深機
13はこの範囲の中で最も短い距離Dを測深する。なお、
指向角2ψは、単に測深機が測深できる指向角ではな
く、使用状況に応じて選択された、使用に耐えうる指向
角である。
傾斜角、すなわち図5に示す、測量船2のロール角θと
ピッチ角φを検出している。また上記測深機の送受波器
(測深センサ)12は、図4に示す指向角(検出広がり角
度)2ψの円錐形の計測範囲で測深可能であり、測深機
13はこの範囲の中で最も短い距離Dを測深する。なお、
指向角2ψは、単に測深機が測深できる指向角ではな
く、使用状況に応じて選択された、使用に耐えうる指向
角である。
【0015】上記データ処理装置6の動作を図2のフロ
ーチャートにしたがって説明する。まず、初期条件(測
量条件、アンテナ1の高さなど)が対話形式などにより
CRT8およびキーボード9を使用して入力されると
(ステップ−A1)、データファイル7へ記憶し(ステ
ップ−A2)、キーボード9から測定開始信号を入力す
ると(測量船2の移動開始を条件としてもよい)(ステ
ップ−A3)、傾斜計4により測定されたアンテナ傾斜
量データ(ロール角θとピッチ角φ)と、GPS受信機
3により測位されたGPSデータと、測深機13により測
定された測深データを入力し(ステップ−A4)、これ
らアンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データの
収集時刻を整合させ(ステップ−A5)、整合させたア
ンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データをデー
タファイル7へ記憶する(ステップ−A6)。
ーチャートにしたがって説明する。まず、初期条件(測
量条件、アンテナ1の高さなど)が対話形式などにより
CRT8およびキーボード9を使用して入力されると
(ステップ−A1)、データファイル7へ記憶し(ステ
ップ−A2)、キーボード9から測定開始信号を入力す
ると(測量船2の移動開始を条件としてもよい)(ステ
ップ−A3)、傾斜計4により測定されたアンテナ傾斜
量データ(ロール角θとピッチ角φ)と、GPS受信機
3により測位されたGPSデータと、測深機13により測
定された測深データを入力し(ステップ−A4)、これ
らアンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データの
収集時刻を整合させ(ステップ−A5)、整合させたア
ンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データをデー
タファイル7へ記憶する(ステップ−A6)。
【0016】ステップ−A4〜ステップ−A6は繰り返
し実行され、アンテナ傾斜量データとGPSデータと測
深データが収集される。そして、キーボード9から測定
終了信号を入力すると(測量船2の停止を条件としても
よい)(ステップ−A7)、測定を終了し、続いてキー
ボード9からデータ出力指令信号を入力すると(ステッ
プ−A8)、データファイル7に記憶された上記初期条
件を呼出す(ステップ−A9)。
し実行され、アンテナ傾斜量データとGPSデータと測
深データが収集される。そして、キーボード9から測定
終了信号を入力すると(測量船2の停止を条件としても
よい)(ステップ−A7)、測定を終了し、続いてキー
ボード9からデータ出力指令信号を入力すると(ステッ
プ−A8)、データファイル7に記憶された上記初期条
件を呼出す(ステップ−A9)。
【0017】次に、データファイル7へ記憶したアンテ
ナ傾斜量データとGPSデータと測深データを順に呼び
出し(ステップ−A10)、アンテナ傾斜量データのロー
ル角θまたはピッチ角φが、送受波器12の指向角の2分
の1の角度(以下、送受波器半値角ψと称す)より大き
いかどうかを判断し(ステップ−A11)、ロール角θま
たはピッチ角φが送受波器半値角ψより大きいとき、ア
ンテナ傾斜量データ(ロール角θまたはピッチ角φ)に
よりGPSデータと測深データを補正して海底の3次元
座標を求め(ステップ−A12)、データファイル7へ記
憶する(ステップ−A13)。ステップ−A11において、
ロール角θおよびピッチ角φが送受波器半値角ψ以下で
あると判断されると、呼び出したGPSデータのみを補
正して海底の3次元座標を求めて(ステップ−A14)、
データファイル7へ記憶する。
ナ傾斜量データとGPSデータと測深データを順に呼び
出し(ステップ−A10)、アンテナ傾斜量データのロー
ル角θまたはピッチ角φが、送受波器12の指向角の2分
の1の角度(以下、送受波器半値角ψと称す)より大き
いかどうかを判断し(ステップ−A11)、ロール角θま
たはピッチ角φが送受波器半値角ψより大きいとき、ア
ンテナ傾斜量データ(ロール角θまたはピッチ角φ)に
よりGPSデータと測深データを補正して海底の3次元
座標を求め(ステップ−A12)、データファイル7へ記
憶する(ステップ−A13)。ステップ−A11において、
ロール角θおよびピッチ角φが送受波器半値角ψ以下で
あると判断されると、呼び出したGPSデータのみを補
正して海底の3次元座標を求めて(ステップ−A14)、
データファイル7へ記憶する。
【0018】ステップ−A10〜ステップ−A14は繰り返
し実行されて、正確な海底の3次元座標が連続して得ら
れる。そして、全てのデータが得られると(ステップ−
A15)、所定のフォーマットに海底の3次元座標を整形
し(ステップ−A16)、プリンタ10へ出力し(ステップ
−A17)、終了する。
し実行されて、正確な海底の3次元座標が連続して得ら
れる。そして、全てのデータが得られると(ステップ−
A15)、所定のフォーマットに海底の3次元座標を整形
し(ステップ−A16)、プリンタ10へ出力し(ステップ
−A17)、終了する。
【0019】またデータ処理装置6は、キーボード9か
らの入力により、適宜データをCRT8へ出力する。上
記ステップ−A12における、θ−ψ>0、またはφ−ψ
>0のとき、すなわちアンテナ傾斜量が大きいとき、上
記アンテナ傾斜量データ(ロール角θとピッチ角φ)に
より、GPSデータ(X,Y,Z)と測深データDを補
正し、海底の3次元座標(X”,Y”,Z”)を求める
方法を図3〜図5にしたがって、詳細に説明する。
らの入力により、適宜データをCRT8へ出力する。上
記ステップ−A12における、θ−ψ>0、またはφ−ψ
>0のとき、すなわちアンテナ傾斜量が大きいとき、上
記アンテナ傾斜量データ(ロール角θとピッチ角φ)に
より、GPSデータ(X,Y,Z)と測深データDを補
正し、海底の3次元座標(X”,Y”,Z”)を求める
方法を図3〜図5にしたがって、詳細に説明する。
【0020】図4において、D’は送受波器12の位置を
基準とした補正後の水深、(X’,Y’,Z’)は送受
波器12の位置の3次元GPS座標、Lp はアンテナ1
の支柱1Aの水面からの長さ、Ls はアンテナ1の支
柱1Aの水面下の長さである。また、図5に示すよう
に、測量船2に固定された座標系をOxyz(原点が測
量船2の回転中心に固定され、xy面を水平な海面と
し、z軸がつねに鉛直方向を向き、y軸を水平面の測量
船2の進行方向とする座標系)とすると、アンテナ1の
支柱1Aを長さLp とLs に分ける位置Mの座標は
(b,0,0)である。アンテナ1と測深機の送受波器
12の座標はそれぞれ(b,0,Lp )および(b,
0,−Ls)である。bは測量船2の中心からx方向に
測ったアンテナ1の位置である。 ステップ−B1 アンテナ支持体1Aが傾斜したときの、Oxyz系にお
けるアンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を求める。ロ
ール角θ、ピッチ角φ、および上記x方向アンテナ1の
位置bから求められる。 ステップ−B2 アンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を原点とする、ア
ンテナ1と測深機の送受波器12の3次元座標をそれぞれ
求める。ロール角θ、ピッチ角φ、アンテナ1の支柱1
Aの水面からの長さLp 、およびアンテナ1の支柱1
Aの水面下の長さLsから求められる。 ステップ−B3 Oxyz系におけるアンテナ1の支柱1Aの位置Mの座
標に、アンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を原点とす
る、アンテナ1と測深機の送受波器12の3次元座標をそ
れぞれ加算して、Oxyz系におけるアンテナ1と測深
機の送受波器12の3次元座標を求める。 ステップ−B4 求めたOxyz系におけるアンテナ1と測深機の送受波
器12の3次元座標を、Oxyz系のy軸(船首方向)と
GPS座標系のY軸がなす角度で回転させる。 ステップ−B5 ステップ−B4で求めたアンテナ1の3次元座標は、G
PSデータ(X,Y,Z)と一致することから、ステッ
プ−B4で求めた測深機の送受波器12の3次元座標をG
PSのデータ(X’,Y’,Z’)に変換する。 ステップ−B6 測深機の送受波器12の位置を原点とするOxyz系にお
ける海底測定位置座標を求める。たとえば、座標x”と
x成分に対する深さは次のように求められる。
基準とした補正後の水深、(X’,Y’,Z’)は送受
波器12の位置の3次元GPS座標、Lp はアンテナ1
の支柱1Aの水面からの長さ、Ls はアンテナ1の支
柱1Aの水面下の長さである。また、図5に示すよう
に、測量船2に固定された座標系をOxyz(原点が測
量船2の回転中心に固定され、xy面を水平な海面と
し、z軸がつねに鉛直方向を向き、y軸を水平面の測量
船2の進行方向とする座標系)とすると、アンテナ1の
支柱1Aを長さLp とLs に分ける位置Mの座標は
(b,0,0)である。アンテナ1と測深機の送受波器
12の座標はそれぞれ(b,0,Lp )および(b,
0,−Ls)である。bは測量船2の中心からx方向に
測ったアンテナ1の位置である。 ステップ−B1 アンテナ支持体1Aが傾斜したときの、Oxyz系にお
けるアンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を求める。ロ
ール角θ、ピッチ角φ、および上記x方向アンテナ1の
位置bから求められる。 ステップ−B2 アンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を原点とする、ア
ンテナ1と測深機の送受波器12の3次元座標をそれぞれ
求める。ロール角θ、ピッチ角φ、アンテナ1の支柱1
Aの水面からの長さLp 、およびアンテナ1の支柱1
Aの水面下の長さLsから求められる。 ステップ−B3 Oxyz系におけるアンテナ1の支柱1Aの位置Mの座
標に、アンテナ1の支柱1Aの位置Mの座標を原点とす
る、アンテナ1と測深機の送受波器12の3次元座標をそ
れぞれ加算して、Oxyz系におけるアンテナ1と測深
機の送受波器12の3次元座標を求める。 ステップ−B4 求めたOxyz系におけるアンテナ1と測深機の送受波
器12の3次元座標を、Oxyz系のy軸(船首方向)と
GPS座標系のY軸がなす角度で回転させる。 ステップ−B5 ステップ−B4で求めたアンテナ1の3次元座標は、G
PSデータ(X,Y,Z)と一致することから、ステッ
プ−B4で求めた測深機の送受波器12の3次元座標をG
PSのデータ(X’,Y’,Z’)に変換する。 ステップ−B6 測深機の送受波器12の位置を原点とするOxyz系にお
ける海底測定位置座標を求める。たとえば、座標x”と
x成分に対する深さは次のように求められる。
【0021】x”=−D’tan(θ−ψ) D’=Dcos(θ−ψ) この求めたOxyz系の座標をステップ−B4と同様
に、Oxyz系のy軸(船首方向)とGPS座標系のY
軸がなす角度で回転させる。 ステップ−B7 次に、ステップ−B5で求めたGPSデータによる測深
機の送受波器12の位置座標とステップ−B6で求めた海
底測定位置座標を加算して海底の3次元座標(X”,
Y”,Z”)を求める。
に、Oxyz系のy軸(船首方向)とGPS座標系のY
軸がなす角度で回転させる。 ステップ−B7 次に、ステップ−B5で求めたGPSデータによる測深
機の送受波器12の位置座標とステップ−B6で求めた海
底測定位置座標を加算して海底の3次元座標(X”,
Y”,Z”)を求める。
【0022】また上記図2のステップ−A14における、
座標は下記のように求める。上記測深機の送受波器(測
深センサ)12は、指向角2ψの範囲で測深可能であり、
この範囲の中で最も浅い所が測深される。したがって、
ロール角θおよびピッチ角φが、送受波器半値角ψの範
囲に入っている場合、水深の補正を行う必要がない。
座標は下記のように求める。上記測深機の送受波器(測
深センサ)12は、指向角2ψの範囲で測深可能であり、
この範囲の中で最も浅い所が測深される。したがって、
ロール角θおよびピッチ角φが、送受波器半値角ψの範
囲に入っている場合、水深の補正を行う必要がない。
【0023】θ−ψ≦0、およびφ−ψ≦0のとき、す
なわちアンテナ傾斜量が小さいとき、D’=Dであり、
測深機の送受波器12の座標Z’にDを加算して座標Z”
を求める(Z”=Z’+D)。また上記ステップ−B5
のGPSデータによる測深機の送受波器12のXY座標を
海底測定位置のXY座標とする(X”=X’,Y”=
Y’)。
なわちアンテナ傾斜量が小さいとき、D’=Dであり、
測深機の送受波器12の座標Z’にDを加算して座標Z”
を求める(Z”=Z’+D)。また上記ステップ−B5
のGPSデータによる測深機の送受波器12のXY座標を
海底測定位置のXY座標とする(X”=X’,Y”=
Y’)。
【0024】このように、海底面のGPS座標(X”,
Y”,Z”)を、3次元座標のアンテナ傾斜量データ
(ロール角θとピッチ角φ)により、GPSデータと測
深データを補正して求めることにより、測深機の送受波
器12が大きく傾いても精度の高い海底面の座標を得るこ
とができ、深浅測量の精度を向上させることができる。
Y”,Z”)を、3次元座標のアンテナ傾斜量データ
(ロール角θとピッチ角φ)により、GPSデータと測
深データを補正して求めることにより、測深機の送受波
器12が大きく傾いても精度の高い海底面の座標を得るこ
とができ、深浅測量の精度を向上させることができる。
【0025】なお、本実施の形態において、アンテナ1
の支柱1Aに直接傾斜計4を取付けているが、傾斜計4
はこの支柱1Aの傾斜を測定できるように取付ければよ
いことはいうまでもない。
の支柱1Aに直接傾斜計4を取付けているが、傾斜計4
はこの支柱1Aの傾斜を測定できるように取付ければよ
いことはいうまでもない。
【0026】またデータ処理装置6において、整合させ
たアンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データを
一旦データファイル7へ記憶し、測定終了後、補正を行
っているが、整合させたアンテナ傾斜量データとGPS
データと測深データを得るとすぐに補正演算を行い、海
底の3次元座標を求めてデータファイル7へ記憶するよ
うにすることもできる。
たアンテナ傾斜量データとGPSデータと測深データを
一旦データファイル7へ記憶し、測定終了後、補正を行
っているが、整合させたアンテナ傾斜量データとGPS
データと測深データを得るとすぐに補正演算を行い、海
底の3次元座標を求めてデータファイル7へ記憶するよ
うにすることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンテナ
傾斜量によって測深機(送受波器)により測定された水
深を補正し、アンテナ傾斜量と測位装置により測位され
たアンテナ位置によって、補正した水深の海底平面位置
(2次元座標)を求めることにより、すなわち3次元補
正を行うことにより、測深機が大きく傾いた場合にも精
度よく海底の3次元座標を得ることができ、深浅測量の
精度を向上させることができる。
傾斜量によって測深機(送受波器)により測定された水
深を補正し、アンテナ傾斜量と測位装置により測位され
たアンテナ位置によって、補正した水深の海底平面位置
(2次元座標)を求めることにより、すなわち3次元補
正を行うことにより、測深機が大きく傾いた場合にも精
度よく海底の3次元座標を得ることができ、深浅測量の
精度を向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態における海底地形測量を行
う広域測位システムを使用した測量装置の構成図であ
る。
う広域測位システムを使用した測量装置の構成図であ
る。
【図2】同測定装置のデータ処理装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】同測定装置のデータ処理装置の補正手順のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】同測定装置の補正方法を説明するための説明図
である。
である。
【図5】同測定装置の補正方法を説明するための説明図
である。
である。
1 アンテナ 1A アンテナ支柱 2 測量船 3 GPS受信機 4 傾斜計 5 GPS情報伝送器 6 データ処理装置 7 データファイル 8 CRT 9 キーボード 10 プリンタ 12 送受波器 13 測深機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 正生 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 滝谷 俊夫 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 寺田 幸博 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体に設置されるアンテナにより複数
の衛星より電波を受信してこのアンテナ位置を測位する
測位装置と、 前記アンテナの支持体の水面下に設置され、水深を測定
する測深機と、 前記アンテナの支持体の傾斜を測定する傾斜計と、 前記傾斜計により測定されたアンテナ傾斜量によって、
前記測深機により測定された水深を補正し、この補正し
た水深の海底面水平位置を前記アンテナ傾斜量と前記測
位装置により測位されたアンテナ位置によって求め、海
底の3次元座標を求めるデータ処理装置とを設けたこと
を特徴とする広域測位システムを使用した測量装置。 - 【請求項2】 データ処理装置は、 傾斜計により測定されたアンテナ傾斜量が、測深機の指
向角の2分の1より大きいとき、前記測深機により測定
された水深を補正し、この補正した水深の海底面水平位
置を前記アンテナ傾斜量と前記測位装置により測位され
たアンテナ位置によって求めて、海底の3次元座標を求
め、 前記アンテナ傾斜量が前記測深機の指向角の2分の1と
同じか、小さいとき、このアンテナ傾斜量により前記測
位装置により測位されたアンテナ位置を補正して水深の
海底面水平位置を求め、海底の3次元座標を求めること
を特徴とする請求項1記載の広域測位システムを使用し
た測量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11582298A JPH11304486A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 広域測位システムを使用した測量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11582298A JPH11304486A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 広域測位システムを使用した測量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11304486A true JPH11304486A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14671972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11582298A Pending JPH11304486A (ja) | 1998-04-27 | 1998-04-27 | 広域測位システムを使用した測量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11304486A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002001257A1 (en) * | 2000-06-26 | 2002-01-03 | Saab Ab | Method for measuring water level |
JP2003028947A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 位置測定装置 |
JP2017115387A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社Nippo | 建設機械自動制御システム |
CN114018224A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-08 | 江苏海洋大学 | 一种海图水深数据检核系统和方法 |
CN114046777A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-02-15 | 自然资源部第一海洋研究所 | 适用于大范围浅海珊瑚礁制图的水下光学成像系统及方法 |
-
1998
- 1998-04-27 JP JP11582298A patent/JPH11304486A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002001257A1 (en) * | 2000-06-26 | 2002-01-03 | Saab Ab | Method for measuring water level |
JP2003028947A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Tamagawa Seiki Co Ltd | 位置測定装置 |
JP2017115387A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社Nippo | 建設機械自動制御システム |
CN114046777A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-02-15 | 自然资源部第一海洋研究所 | 适用于大范围浅海珊瑚礁制图的水下光学成像系统及方法 |
CN114018224A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-02-08 | 江苏海洋大学 | 一种海图水深数据检核系统和方法 |
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