JPH11304356A - 複数の温風吹き出し口を有する浴室換気乾燥機 - Google Patents
複数の温風吹き出し口を有する浴室換気乾燥機Info
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- JPH11304356A JPH11304356A JP10150495A JP15049598A JPH11304356A JP H11304356 A JPH11304356 A JP H11304356A JP 10150495 A JP10150495 A JP 10150495A JP 15049598 A JP15049598 A JP 15049598A JP H11304356 A JPH11304356 A JP H11304356A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 39
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 23
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】シロッコファンを２基設置し、温風吹出口を増
やし、乾燥時間の短縮、省エネ、省力を図った浴室換気
乾燥機を提供する。 【解決手段】排気部２と乾燥部３とでなり、排気部は内
部に、１個の両軸モータ６と２個の排気用シロッコファ
ン５とを配置し、本機外枠４には、吸込口１５、１６と
排気口１４を設け、乾燥部は内部に、温風送風用シロッ
コファン７と、その上にモータ１２を位置づけ、シロッ
コファン７の周囲に複数の内側送風ガイド板９を配置
し、それぞれの内側送風ガイド板９とその外側のファン
ケーシング８との間に温風送風用ダクト１０を配置し、
その各温風送風用ダクト１０の先端部にヒータ１１を位
置づけ、そのヒータ１１の外側に下面パネルを取りつ
け、その下面パネル１３には、温風送風吹出穴と吸気穴
を形成してなる複数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥
機である。
やし、乾燥時間の短縮、省エネ、省力を図った浴室換気
乾燥機を提供する。 【解決手段】排気部２と乾燥部３とでなり、排気部は内
部に、１個の両軸モータ６と２個の排気用シロッコファ
ン５とを配置し、本機外枠４には、吸込口１５、１６と
排気口１４を設け、乾燥部は内部に、温風送風用シロッ
コファン７と、その上にモータ１２を位置づけ、シロッ
コファン７の周囲に複数の内側送風ガイド板９を配置
し、それぞれの内側送風ガイド板９とその外側のファン
ケーシング８との間に温風送風用ダクト１０を配置し、
その各温風送風用ダクト１０の先端部にヒータ１１を位
置づけ、そのヒータ１１の外側に下面パネルを取りつ
け、その下面パネル１３には、温風送風吹出穴と吸気穴
を形成してなる複数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥
機である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数の温風吹出口を有す
る浴室換気乾燥機に関し、特に、複数の温風吹出口を有
するために温風が室内の広範な領域に送り込まれて、衣
類の乾燥時間を大幅に短縮させ得る浴室換気乾燥機に関
する。
る浴室換気乾燥機に関し、特に、複数の温風吹出口を有
するために温風が室内の広範な領域に送り込まれて、衣
類の乾燥時間を大幅に短縮させ得る浴室換気乾燥機に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の浴室換気乾燥機の温風吹出口は一
か所であった。シロッコファンから送り出される風は送
風ガイドでしぼられて、セラミックヒーターやシューズ
ヒーターに当て、そこで生じた温風を送り込むことによ
って衣類を乾燥させてきた。しかし、この方法では、温
風吹出口が小さいために物干しポールに掛けた衣類に温
風が当たる面積が少ない。そのために、複数のハンガー
に掛けた衣類を乾かすには、温風の吹出口の下へ衣類を
位置替えする必要があり、その手間は面倒なものであ
り、さらに、長時間温風をかけなければならないのでエ
ネルギーの損失が過大であった。
か所であった。シロッコファンから送り出される風は送
風ガイドでしぼられて、セラミックヒーターやシューズ
ヒーターに当て、そこで生じた温風を送り込むことによ
って衣類を乾燥させてきた。しかし、この方法では、温
風吹出口が小さいために物干しポールに掛けた衣類に温
風が当たる面積が少ない。そのために、複数のハンガー
に掛けた衣類を乾かすには、温風の吹出口の下へ衣類を
位置替えする必要があり、その手間は面倒なものであ
り、さらに、長時間温風をかけなければならないのでエ
ネルギーの損失が過大であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、シロッコファ
ンからの送風を送風用ダクトで４つの流れに分け、それ
ぞれの送風用ダクトの先端にセラミックヒータを設置し
て温風送風吹出口を従来の１個から複数個に増やすこと
により、温風が衣類に当たる面積を大きくし、その結
果、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省エネにするとと
もに、乾かす衣類の位置替えの手間をも省くことを本発
明の第１の課題とする。シロッコファンから送り出され
る風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通過してセラ
ミックヒーターに当たり、その温風は室内に曲線的動き
をもたらしながら衣類に当たるため撹拌的乾燥機能によ
り衣類乾燥効率を上げることをしたことを本発明の第２
の課題とする。２個のモータと３個のファンで本発明の
浴室換気乾燥機を構成し、三室同時換気を可能にし、さ
らに、両吸込口を脱着可能にして、それら吸込口のいづ
れか一方を取り外してその開口を閉鎖板で閉じることに
より二室の同時換気を可能にし、両方の吸込口を取り外
してその開口を閉じることにより一室の換気を可能にす
ることを本発明の第３の課題とする。
ンからの送風を送風用ダクトで４つの流れに分け、それ
ぞれの送風用ダクトの先端にセラミックヒータを設置し
て温風送風吹出口を従来の１個から複数個に増やすこと
により、温風が衣類に当たる面積を大きくし、その結
果、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省エネにするとと
もに、乾かす衣類の位置替えの手間をも省くことを本発
明の第１の課題とする。シロッコファンから送り出され
る風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通過してセラ
ミックヒーターに当たり、その温風は室内に曲線的動き
をもたらしながら衣類に当たるため撹拌的乾燥機能によ
り衣類乾燥効率を上げることをしたことを本発明の第２
の課題とする。２個のモータと３個のファンで本発明の
浴室換気乾燥機を構成し、三室同時換気を可能にし、さ
らに、両吸込口を脱着可能にして、それら吸込口のいづ
れか一方を取り外してその開口を閉鎖板で閉じることに
より二室の同時換気を可能にし、両方の吸込口を取り外
してその開口を閉じることにより一室の換気を可能にす
ることを本発明の第３の課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、本機外枠４に
より一体化した排気部２と乾燥部３とでなり、前記排気
部２は内部に、１個の両軸モータ６を有し、その両軸モ
ータ６の水平モータ軸の両端に各１個の排気用シロッコ
ファン５を配置し、前記本機外枠４には、排気用シロッ
コファン５に対面して水平モータ軸と同中心をなす位置
にそれぞれ吸込口１５を設け、乾燥部側とは反対側の排
気部の先端に排気口１４を設け、前記乾燥部３は隔壁に
設けた通気口により排気部と連通し、乾燥部の内部に、
温風送風用シロッコファン７を配置し、 その上にモー
タ１２を位置づけて両部材を垂直モータ軸で接続し、前
記温風送風用シロッコファン７の周囲に複数の内側送風
ガイド板９を配置し、それぞれの内側送風ガイド板９と
その外側のファンケーシング８との間に前記ガイド板９
と同数の温風送風用ダクト１０を配置し、その各温風送
風用ダクト１０の先端部にヒータ１１を位置づけ、その
ヒータ１１の外側に下面パネル１３を取りつけ、その下
面パネル１３には、温風送風吹出穴２２と吸気穴２３を
形成してなる複数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥機
である。
より一体化した排気部２と乾燥部３とでなり、前記排気
部２は内部に、１個の両軸モータ６を有し、その両軸モ
ータ６の水平モータ軸の両端に各１個の排気用シロッコ
ファン５を配置し、前記本機外枠４には、排気用シロッ
コファン５に対面して水平モータ軸と同中心をなす位置
にそれぞれ吸込口１５を設け、乾燥部側とは反対側の排
気部の先端に排気口１４を設け、前記乾燥部３は隔壁に
設けた通気口により排気部と連通し、乾燥部の内部に、
温風送風用シロッコファン７を配置し、 その上にモー
タ１２を位置づけて両部材を垂直モータ軸で接続し、前
記温風送風用シロッコファン７の周囲に複数の内側送風
ガイド板９を配置し、それぞれの内側送風ガイド板９と
その外側のファンケーシング８との間に前記ガイド板９
と同数の温風送風用ダクト１０を配置し、その各温風送
風用ダクト１０の先端部にヒータ１１を位置づけ、その
ヒータ１１の外側に下面パネル１３を取りつけ、その下
面パネル１３には、温風送風吹出穴２２と吸気穴２３を
形成してなる複数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥機
である。
【０００５】
【作用】本発明の複数の温風吹出口を有する浴室換気乾
燥磯を上記のように構成したので、浴室の乾燥時、下方
の浴室から空気が乾燥部３へ吸い上げられ、その乾燥部
の温風送風用シロッコファン７からの送風は、内側送風
ガイド板９により導かれて送風用グクト１０へ流入し、
４つの流れに分流される。それぞれの送風用ダクト１０
の先端には、セラミックヒータ１１を設置しているの
で、４つの流れは送風用ダクトを通ってセラミックヒー
ターに当たり、温風となって４個の温風送風吹出口２２
から下面パネル１３の吹出穴２２を通って浴室へ吹き出
す。それらの温風は４方向から衣類に当たる。かくして
従来のものに比べて衣類に当たる面積が大きくなり、し
かも多方向から当たるので、衣類乾燥時間を大幅に短縮
でき、省エネとなるとともに、乾かす衣類を位置替えす
る手間をかける必要がない。また、シロッコファンから
送り出される風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通
過してセラミックヒーターに当たり、その温風は室内に
曲線的動きをもたらしながら衣類に当たるためそこに撹
拌的乾燥機能を生じ、その結果、衣類乾燥効率を上げる
ことができる。夏季を中心に春、秋の期間では、衣類乾
燥に温風を使わずとも、送風換気でほとんどの部分を乾
かすことができ、最後の仕上げに温風を送ることになる
が、このような場合にも、前述のような送風の撹拌作用
によって衣類乾燥効率を高めることになる。本発明の複
数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥機は、２個のモー
タと３個のファンで構成し、換気時には、排気部２の２
個のシロッコファン５の回転により排気口１４から浴室
と、吸込口１５に接続した部屋と、吸込口１６に接続し
た部屋の排気を行ってその三室を同時に換気することが
できる。さらに、 両吸込口１５、１６は脱着可能であ
るので、不要の場合は、それら吸込口のいづれか一方、
例えば、吸込口１５を取りはずしてその開口を閉鎖板で
閉じることにより浴室と、吸込口１６に接続した部屋と
の二室を同時に換気することができ、逆に、吸込口１６
を取りはずしてその開口を閉鎖板で閉じることにより浴
室と、吸込口１５に接続した部屋との二室を同時に換気
することができる。浴室のみを換気したい場合には、両
方の吸込口１５、１６を取りはずしてその両開口を閉じ
るだけでよい。スライド式排気量調整弁１９により、浴
室からの排気量を調整し、同様に、スライド式排気量調
整弁１７により、吸込口１５に接続する各部屋からの排
気量を調整し、スライド式排気量調整弁１８により、吸
込口１６に接続する部屋からの排気量を調整する。
燥磯を上記のように構成したので、浴室の乾燥時、下方
の浴室から空気が乾燥部３へ吸い上げられ、その乾燥部
の温風送風用シロッコファン７からの送風は、内側送風
ガイド板９により導かれて送風用グクト１０へ流入し、
４つの流れに分流される。それぞれの送風用ダクト１０
の先端には、セラミックヒータ１１を設置しているの
で、４つの流れは送風用ダクトを通ってセラミックヒー
ターに当たり、温風となって４個の温風送風吹出口２２
から下面パネル１３の吹出穴２２を通って浴室へ吹き出
す。それらの温風は４方向から衣類に当たる。かくして
従来のものに比べて衣類に当たる面積が大きくなり、し
かも多方向から当たるので、衣類乾燥時間を大幅に短縮
でき、省エネとなるとともに、乾かす衣類を位置替えす
る手間をかける必要がない。また、シロッコファンから
送り出される風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通
過してセラミックヒーターに当たり、その温風は室内に
曲線的動きをもたらしながら衣類に当たるためそこに撹
拌的乾燥機能を生じ、その結果、衣類乾燥効率を上げる
ことができる。夏季を中心に春、秋の期間では、衣類乾
燥に温風を使わずとも、送風換気でほとんどの部分を乾
かすことができ、最後の仕上げに温風を送ることになる
が、このような場合にも、前述のような送風の撹拌作用
によって衣類乾燥効率を高めることになる。本発明の複
数の温風吹出口を有する浴室換気乾燥機は、２個のモー
タと３個のファンで構成し、換気時には、排気部２の２
個のシロッコファン５の回転により排気口１４から浴室
と、吸込口１５に接続した部屋と、吸込口１６に接続し
た部屋の排気を行ってその三室を同時に換気することが
できる。さらに、 両吸込口１５、１６は脱着可能であ
るので、不要の場合は、それら吸込口のいづれか一方、
例えば、吸込口１５を取りはずしてその開口を閉鎖板で
閉じることにより浴室と、吸込口１６に接続した部屋と
の二室を同時に換気することができ、逆に、吸込口１６
を取りはずしてその開口を閉鎖板で閉じることにより浴
室と、吸込口１５に接続した部屋との二室を同時に換気
することができる。浴室のみを換気したい場合には、両
方の吸込口１５、１６を取りはずしてその両開口を閉じ
るだけでよい。スライド式排気量調整弁１９により、浴
室からの排気量を調整し、同様に、スライド式排気量調
整弁１７により、吸込口１５に接続する各部屋からの排
気量を調整し、スライド式排気量調整弁１８により、吸
込口１６に接続する部屋からの排気量を調整する。
【０００６】
【実施例１】本発明の複数の温風吹出口を有する浴室換
気乾燥機を、浴室の天井に取りつけた実施例について図
面によって説明する。図１は本発明の浴室換気乾燥機の
平面図、図２は側面図、図３は乾燥部の斜視図である。
本発明は、全体を本機外枠４により一体化した排気部２
と乾燥部３とでなる。排気部２は内部に、１個の両軸モ
ータ６を有し、その両軸モータ６の水平モータ軸の両端
に各１個の排気用シロッコファン５を配置し、その本機
外枠４には、排気用シロッコファン５に対面して前記水
平モータ軸と同中心をなす位置にそれぞれ吸込口１５、
１６を設け、乾燥部側とは反対側の排気部の先端に排気
口１４を設ける。前記乾燥部３は隔壁に設けた通気口に
より排気部２と連通する。乾燥部２の内部に、温風送風
用シロッコファン７を１個、中心部に配置し、その上に
モータ１２を位置づけて両部材を垂直モータ軸で接続す
る。前記温風送風用シロッコファン７の周囲に沿って、
４個の内側送風ガイド板９を配置し、それぞれ４個の内
側送風ガイド板９とその外側のファンケーシング８との
間に４本の温風送風用ダクト１０を配置する。その各温
風送風用ダクト１０の先端部にセラミックヒータ１１を
位置づけ、そこに４個の温風送風吹出口を形成する。そ
のヒータ１１の外側、即ち天井に取り付けたとき下側
に、そのヒータ１１を下からカバーするように下面パネ
ル１３を天井板に取りつけ、その下面パネル１３には、
温風送風吹出穴２２と吸気穴２３を形成してなる複数の
温風吹出口を有する浴室換気乾燥機である。浴室の乾燥
時、乾燥部の温風送風用シロッコファン７からの送風
は、内側送風ガイド板９に沿って送風用ダクト１０へ流
入し、４つの流れとなってセラミックヒーターに当た
り、温風となって４個の温風送風吹出口２２から浴室へ
吹出す。それらの温風は４方向から衣類に当たるので衣
類に当たる面積が大きくなり、しかも多方向から当たる
ので、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省エネとなる。
また、シロッコファンから送り出される風は送風用ダク
トの緩やかな曲線風洞を通過してセラミックヒーターに
当たり、その温風は室内に曲線的動きをもたらしながら
衣類に当たるためそこに撹拌的乾燥機能を生じ、その結
果、衣類乾燥効率を上げることができる。本発明のこの
実施例の浴室換気乾燥機は、２個のモータ６、１２と３
個のファン５、５、７で構成し、換気時には、排気部２
の２個のシロッコファン５の回転により排気口１４から
浴室と、吸込口１５に接続した部屋と、吸込口１６に接
続した部屋の排気を行ってその三室を同時に換気する。
さらに、 両吸込口１５、１６は脱着可能であるので、
不要の場合は、それら吸込口のいづれか一方、例えば、
吸込口１５を取りはずしてその開口を閉鎖板で閉じるこ
とにより浴室と、吸込口１６に接続した部屋との二室を
同時に換気することができる。逆に、吸込口１６を取り
はずしてその開口を閉鎖板で閉じることにより浴室と、
吸込口１５に接続した部屋との二室を同時に換気するこ
とができる。浴室のみを換気したい場合は、両方の吸込
口１５、１６を取りはずしてその両開口を閉じるだけで
よい。排気部２には、浴室からの排気量を調整するため
に乾燥部３に隣接する位置にスライド式排気量調整弁１
９を設け、さらに、各排気用シロッコファン５と吸込口
１５、１６との間に各々、スライド式排気量調整弁１
７、１８を設けて、それらの吸込口１５、１６に接続す
る各部屋からの排気量を調整することができる。
気乾燥機を、浴室の天井に取りつけた実施例について図
面によって説明する。図１は本発明の浴室換気乾燥機の
平面図、図２は側面図、図３は乾燥部の斜視図である。
本発明は、全体を本機外枠４により一体化した排気部２
と乾燥部３とでなる。排気部２は内部に、１個の両軸モ
ータ６を有し、その両軸モータ６の水平モータ軸の両端
に各１個の排気用シロッコファン５を配置し、その本機
外枠４には、排気用シロッコファン５に対面して前記水
平モータ軸と同中心をなす位置にそれぞれ吸込口１５、
１６を設け、乾燥部側とは反対側の排気部の先端に排気
口１４を設ける。前記乾燥部３は隔壁に設けた通気口に
より排気部２と連通する。乾燥部２の内部に、温風送風
用シロッコファン７を１個、中心部に配置し、その上に
モータ１２を位置づけて両部材を垂直モータ軸で接続す
る。前記温風送風用シロッコファン７の周囲に沿って、
４個の内側送風ガイド板９を配置し、それぞれ４個の内
側送風ガイド板９とその外側のファンケーシング８との
間に４本の温風送風用ダクト１０を配置する。その各温
風送風用ダクト１０の先端部にセラミックヒータ１１を
位置づけ、そこに４個の温風送風吹出口を形成する。そ
のヒータ１１の外側、即ち天井に取り付けたとき下側
に、そのヒータ１１を下からカバーするように下面パネ
ル１３を天井板に取りつけ、その下面パネル１３には、
温風送風吹出穴２２と吸気穴２３を形成してなる複数の
温風吹出口を有する浴室換気乾燥機である。浴室の乾燥
時、乾燥部の温風送風用シロッコファン７からの送風
は、内側送風ガイド板９に沿って送風用ダクト１０へ流
入し、４つの流れとなってセラミックヒーターに当た
り、温風となって４個の温風送風吹出口２２から浴室へ
吹出す。それらの温風は４方向から衣類に当たるので衣
類に当たる面積が大きくなり、しかも多方向から当たる
ので、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省エネとなる。
また、シロッコファンから送り出される風は送風用ダク
トの緩やかな曲線風洞を通過してセラミックヒーターに
当たり、その温風は室内に曲線的動きをもたらしながら
衣類に当たるためそこに撹拌的乾燥機能を生じ、その結
果、衣類乾燥効率を上げることができる。本発明のこの
実施例の浴室換気乾燥機は、２個のモータ６、１２と３
個のファン５、５、７で構成し、換気時には、排気部２
の２個のシロッコファン５の回転により排気口１４から
浴室と、吸込口１５に接続した部屋と、吸込口１６に接
続した部屋の排気を行ってその三室を同時に換気する。
さらに、 両吸込口１５、１６は脱着可能であるので、
不要の場合は、それら吸込口のいづれか一方、例えば、
吸込口１５を取りはずしてその開口を閉鎖板で閉じるこ
とにより浴室と、吸込口１６に接続した部屋との二室を
同時に換気することができる。逆に、吸込口１６を取り
はずしてその開口を閉鎖板で閉じることにより浴室と、
吸込口１５に接続した部屋との二室を同時に換気するこ
とができる。浴室のみを換気したい場合は、両方の吸込
口１５、１６を取りはずしてその両開口を閉じるだけで
よい。排気部２には、浴室からの排気量を調整するため
に乾燥部３に隣接する位置にスライド式排気量調整弁１
９を設け、さらに、各排気用シロッコファン５と吸込口
１５、１６との間に各々、スライド式排気量調整弁１
７、１８を設けて、それらの吸込口１５、１６に接続す
る各部屋からの排気量を調整することができる。
【０００７】
【効果】シロッコファンからの送風を送風用ダクトで４
つの流れに分け、それぞれの送風用ダクトの先端にセラ
ミックヒータを設置して温風送風吹出口を従来の１個か
ら複数個に増やしたので、温風が衣類に当たる面積を大
きくし、その結果、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省
エネにするとともに、乾かす衣類の位置替えの手間をも
省くことができる効果がある。シロッコファンから送り
出される風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通過し
てセラミックヒーターに当たり、その温風は室内に曲線
的動きをもたらしながら衣類に当たるため撹拌的乾燥機
能により衣類乾燥効率を上げる効果がある。２個のモー
タと３個のファンで本発明の浴室換気乾燥機を構成する
ことにより三室同時換気を可能にし、さらに、両吸込口
を脱着可能にしたので、それら吸込口のいづれか一方を
取り外してその開口を閉鎖板で閉じることにより二室の
同時換気を可能にし、両方の吸込口を取り外してその開
口を閉じることにより一室の換気を可能にする効果があ
る。
つの流れに分け、それぞれの送風用ダクトの先端にセラ
ミックヒータを設置して温風送風吹出口を従来の１個か
ら複数個に増やしたので、温風が衣類に当たる面積を大
きくし、その結果、衣類乾燥時間を大幅に短縮でき、省
エネにするとともに、乾かす衣類の位置替えの手間をも
省くことができる効果がある。シロッコファンから送り
出される風は送風用ダクトの緩やかな曲線風洞を通過し
てセラミックヒーターに当たり、その温風は室内に曲線
的動きをもたらしながら衣類に当たるため撹拌的乾燥機
能により衣類乾燥効率を上げる効果がある。２個のモー
タと３個のファンで本発明の浴室換気乾燥機を構成する
ことにより三室同時換気を可能にし、さらに、両吸込口
を脱着可能にしたので、それら吸込口のいづれか一方を
取り外してその開口を閉鎖板で閉じることにより二室の
同時換気を可能にし、両方の吸込口を取り外してその開
口を閉じることにより一室の換気を可能にする効果があ
る。
【図１】本発明の複数の温風吹出口を有する浴室換気乾
燥機の概略平面図であって、その内部構造を示すため本
機外枠の上板を取り外して示す。
燥機の概略平面図であって、その内部構造を示すため本
機外枠の上板を取り外して示す。
【図２】本発明の複数の温風吹出口を有する浴室換気乾
燥機を天井板に取り付けた状態で示す概略側面図であっ
て、その内部構造を示すため本機外枠の側板を取りはず
して示す。
燥機を天井板に取り付けた状態で示す概略側面図であっ
て、その内部構造を示すため本機外枠の側板を取りはず
して示す。
【図３】本発明の複数の温風吹出口を有する浴室換気乾
燥機の乾燥部の一部を切除した拡大展開斜視図であっ
て、図面を簡単化するため送風ダクトは一本だけしか示
していない。
燥機の乾燥部の一部を切除した拡大展開斜視図であっ
て、図面を簡単化するため送風ダクトは一本だけしか示
していない。
１ 浴室換気乾燥機 ２ 排気
部 ３ 乾燥部 ４ 本機
外枠 ５ 排気用シロッコファン ６ 両軸
モータ ７ 温風送風用シロッコファン ８ ファ
ンケーシング ９ 内側送風ガイド板 １０ 送風
用ダクト １１ セラミックヒータ １２ モー
タ １３ 下面パネル １４ 排気
口 １５ 吸込口 １６ 吸込
口 １７ スライド式排気量調整弁 １８ スラ
イド式排気量調整弁 １９ スライド式排気量調整弁 ２０ 逆止
弁 ２１ 天井板 ２２ 温風
送風吹出穴 ２３ 吸気穴
部 ３ 乾燥部 ４ 本機
外枠 ５ 排気用シロッコファン ６ 両軸
モータ ７ 温風送風用シロッコファン ８ ファ
ンケーシング ９ 内側送風ガイド板 １０ 送風
用ダクト １１ セラミックヒータ １２ モー
タ １３ 下面パネル １４ 排気
口 １５ 吸込口 １６ 吸込
口 １７ スライド式排気量調整弁 １８ スラ
イド式排気量調整弁 １９ スライド式排気量調整弁 ２０ 逆止
弁 ２１ 天井板 ２２ 温風
送風吹出穴 ２３ 吸気穴
Claims (3)
- 【請求項１】本機外枠４により一体化した排気部２と乾
燥部３とでなり、前記排気部２は内部に、１個の両軸モ
ータ６を有し、その両軸モータ６の水平モータ軸の両端
に各１個の排気用シロッコファン５を配置し、前記本機
外枠４には、排気用シロッコファン５に対面して水平モ
ータ軸と同中心をなす位置にそれぞれ吸込口１５、１６
を設け、乾燥部側とは反対側の排気部の先端に排気口１
４を設け、前記乾燥部３は隔壁に設けた通気口により排
気部と連通し、乾燥部の内部に、温風送風用シロッコフ
ァン７を配置し、 その上にモータ１２を位置づけて両
部材を垂直モータ軸で接続し、前記温風送風用シロッコ
ファン７の周囲に複数の内側送風ガイド板９を配置し、
それぞれの内側送風ガイド板９とその外側のファンケー
シング８との間に前記ガイド板９と同数の温風送風用ダ
クト１０を配置し、その各温風送風用ダクト１０の先端
部にヒータ１１を位置づけ、そのヒータ１１の外側に下
面パネル１３を取りつけ、その下面パネル１３には、温
風送風吹出穴２２と吸気穴２３を形成してなる複数の温
風吹出口を有する浴室換気乾燥機。 - 【請求項２】排気部２には、浴室からの排気量を調整す
るために乾燥部３に隣接する位置に排気量調整弁１９を
設け、さらに、各排気用シロッコファン５と吸込口１
５、１６との間に各々、排気量調整弁１７、１８を設け
てそれらの吸込口１５、１６に接続する各部屋からの排
気量を調整してなる請求項１記載の複数の温風吹出口を
有する浴室換気乾燥機。 - 【請求項３】２個のモータと３三個のファンでなり、三
室同時換気を可能にし、吸込口１５、１６を脱着可能に
し、それら吸込口のいづれか一方を取り外してその開口
を閉鎖板で閉じることにより二室の換気を可能にし、両
方の吸込口１５、１６を取りはずしてその開口を閉じる
ことにより一室の換気を可能にしてなる請求項１記載の
温風吹出口を有する浴室換気乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150495A JPH11304356A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 複数の温風吹き出し口を有する浴室換気乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150495A JPH11304356A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 複数の温風吹き出し口を有する浴室換気乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11304356A true JPH11304356A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=15498124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10150495A Pending JPH11304356A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 複数の温風吹き出し口を有する浴室換気乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11304356A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010023979A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | シャープ株式会社 | イオン検出装置及びイオン発生装置 |
| WO2010109944A1 (ja) * | 2009-03-26 | 2010-09-30 | シャープ株式会社 | イオン発生装置 |
| US8691158B2 (en) | 2008-08-28 | 2014-04-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ion generation apparatus |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP10150495A patent/JPH11304356A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010023979A1 (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-04 | シャープ株式会社 | イオン検出装置及びイオン発生装置 |
| KR101286878B1 (ko) * | 2008-08-28 | 2013-07-16 | 샤프 가부시키가이샤 | 이온 발생 장치 |
| KR101339629B1 (ko) * | 2008-08-28 | 2013-12-09 | 샤프 가부시키가이샤 | 이온 검출 장치 및 이온 발생 장치 |
| US8691158B2 (en) | 2008-08-28 | 2014-04-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ion generation apparatus |
| US8771599B2 (en) | 2008-08-28 | 2014-07-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ion detecting apparatus and ion generating apparatus |
| WO2010109944A1 (ja) * | 2009-03-26 | 2010-09-30 | シャープ株式会社 | イオン発生装置 |
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