JPH11304216A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH11304216A
JPH11304216A JP12425298A JP12425298A JPH11304216A JP H11304216 A JPH11304216 A JP H11304216A JP 12425298 A JP12425298 A JP 12425298A JP 12425298 A JP12425298 A JP 12425298A JP H11304216 A JPH11304216 A JP H11304216A
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outlet
chamber
space
suction port
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Takatoshi Oya
高敏 大宅
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JETTAA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内の空気全体を交換又は清浄化せずとも、
人の座っている空間から発生するタバコの煙・臭い及び
汚れ等の空気の汚れの他人へ移動しないようにしてその
影響を避け、又清浄化した空気を送って環境を良好にす
る。 【解決手段】 下面の吸込口12,22,32,42,
52から吸引した空気を清浄化して同吸込口の付近に設
けたスリット状の吹出口13,23,33,43,53
から下方に向けて吹出す空気清浄機1,2,3,4,5
を複数の人の座る椅子C位置の上方に複数配置するとと
もに、前記吹出口から下方へ吹出す空気流が人の座る各
椅子Cの隣り合う人との境界にエアカーテンを形成する
ように吹出口13,23,33,43,53を配置し、
人の空間の空気汚れが隣合う人の空間へ移動しないよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店・飲食
店・会社・病院・ホール等の室内・待合室あるいは列車
・電車等の車輌で座席が複数又は多数ある空間におい
て、人が座って使用しているときに発生するタバコ煙・
酒臭等の空気汚れを清浄化するとともに、これら空気汚
れが隣り合う人・グループへ移動しないようにして快適
な空調環境を達成する空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビル等の空調装置は、屋内又は屋
外に送気装置・空気清浄装置を配置し、清浄化した空気
を適温にしてダクトで各室に送り、ダクトに接続された
各室の天井の吹出口から清浄化した空気を吹出すもので
ある。室内に吸込口を設け、吸込んで排気又は循環させ
るものもある。いずれも、室内で一人が喫煙すると、そ
の煙・臭いは外周に拡がって室内の他の人はその煙を吸
い込んで室内全体を汚すことになる。空気の汚れを吸引
しても煙・臭いの発生源と吸込口とが遠方にある場合、
あるいは室内障害物等の存在する場合は、煙・臭いを強
力に吸引して排出することが難しいものであった。又吸
引しても吸引流が人を横切るとやはり、他人の煙・臭い
の影響を受けるものであった。室内の煙・臭いが発生し
てこれを排除するため、窓・開口の開放を行って換気す
ると、煙・臭いを排除できるが同時に大気側から冷気・
暖気が入り込んで冷暖の空調の効果が失なわれ、冷暖の
コストも高くなるといった問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のこれ
らの問題点を解消し、室内の空気全体を交換又は清浄化
せずとも、煙・臭い等の空気汚れの他人への影響を効率
的に避けることができる空調装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 下面の吸込口から吸引した空気を清浄化して吸込
口の付近に設けたスリット状の吹出口から下方に向けて
吹出す空気清浄機を複数の人の居る室内空間の人の座る
位置の上方に複数配置するとともに、前記吹出口から下
方へ吹出す空気流が人の座る空間部分の隣り合う人との
境界にエアカーテンを形成するように吹出口を配置し、
人の空間の空気汚れが隣り合う人の空間へ移動しないよ
うにしたことを特徴とする空調装置 2) 下面に吸込口を有して同吸込口から吸引した空気
を清浄化して吸込口の付近に設けたスリット状の吹出口
から下方に向けて吹出す空気清浄機を複数の人の居る室
内空間の人の座る位置の上方に複数配置するとともに、
前記吹出口から下方へ吹出す空気流が座った複数人のグ
ループとこれに隣接した別グループの人との境界にエア
カーテンを形成するように吹出口を配置し、グループ内
の空間の空気汚れが隣り合う別グループの人の空間へ移
動しないようにしたことを特徴とする空調装置 3) 空気清浄機として、吸込口に続く上方に空気室を
設け、同空気室の外側で下方に空気を吹出す外周位置に
送気ファンを配置し、同送気ファンと対向する空気室壁
を開口して送気ファンの空気取込口とし、吸引された空
気を送気ファンによって空気取込口から取り込んでその
下方の吹出口から清浄化された空気を吹出す構造とした
前記1)又は2)記載の空調装置 4) 送気ファンを空気室外側に複数配置し、各送気フ
ァンの空気取込口を空気室壁に開口し、しかも空気室の
空気を各空気取込口から略均一に取り込めるように空気
室の空間を区画する仕切壁を空気室内に設けた前記3)
記載の空調装置 5) 送気ファンが横長のクロスフローファンである前
記3)又は4)記載の空調装置 6) 空気清浄機として、吸込口の上方に軸流タイプの
送気ファンを設け、同送気ファンで送出される空気流を
その上方の空気室に送り込み、同空気室の外側に下方へ
空気流を吹出す吹出口に続く吹出通路を配し、同吹出通
路と空気室とを開口して連通させた前記1)又は2)記
載の空調装置 7) 空気室外側に複数の吹出通路を設け、各吹出通路
に空気室との連通口を設け、空気室の内部に仕切壁を設
け、同仕切壁で空気室の空気をそれぞれの連通口から略
均一の流量取り込めるように空気室の空間を吹出通路の
数だけ略均等に区画した前記6)記載の空調装置 8) 送気ファンと吸込口との間の通路に防塵及び脱臭
のフィルターを設けた前記1)〜7)何れか記載の空調
装置 9) 空気清浄機の下方に人が居ることを検出する人セ
ンサーを設け、同人センサーの検出信号で上方の空気清
浄機を作動させる制御部を設けた前記1)〜7)何れか
記載の空調装置 10) 空気清浄機の空気通路の空気が紫外線ランプに
照射された酸化チタン板に接触して空気を清浄化するよ
うにした前記1)〜9)何れか記載の空調装置にある。
【0005】
【作用】この発明では、空気清浄機は室内の人の座る空
間の上方にあって、人から発生するタバコ煙・臭い・ほ
こり等は空気清浄機の送気ファンによる負圧によって上
方へ空気とともに上昇し、吸込口から吸引され、送気フ
ァンによって送気され、又途中でフィルタ−等で脱煙・
脱臭・脱塵されて清浄化されて下方へ吹出す。しかもそ
の清浄化された空気は、人と人又はグル−プと人、グル
−プ同士の境界に流し出され、エアカーテンを形成させ
ることで、汚れた空気が隣りの人・グル−プへ移動する
のが阻止される。これによって、他人へ煙・臭い・ゴミ
・細菌等の汚れが移動せずに空気浄化できる。又空気清
浄機の作動は人の居住・座っている空間のものだけすれ
ばよいので全体する必要がないのでランニングコストが
安くでき、又室温を変化させないで清浄化できる。吸込
口からの空気流を一度空気室に送り込み、その開口から
送気ファン・吹出通路に空気を流入させるものでは、開
口と送気ファン・吹出通路の位置で簡単に種々の方向へ
空気路の形成が容易である。又空気室に仕切壁を設けれ
ば各吹出口への空気流量の配合を略均一にできるように
できる。更に、人センサ−と人センサ−の検出信号で空
気清浄機を作動させる制御部を設けた発明では、人が居
住・座る空気清浄機を下方に居ると人センサ−が人を感
知し、これを制御部に入力し、制御部は空気清浄機を作
動させることで、人が座るだけで、空気清浄化されるの
で便利であるとともに、無駄な作動を少なくでき、ラン
ニングコストを安くできる。紫外線ランプで照射した酸
化チタン板に空気流を接触させるものは、タバコ煙・臭
いを効果的に分解して脱臭・脱煙できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の空気清浄機の清浄化する
機能として、脱塵・脱煙・脱臭・有害物の分解する機能
等の種類・レベルがあり、これらの一種の機能だけでも
よいし、又組み合せの機能を保有させることもできる。
なるべく多種の機能を保有させた方が空気清浄度が高く
なるので好ましい。又、脱煙・脱臭・有害物分解の方法
としては、活性炭・オゾン利用方法・化学剤による脱臭
・成分捕集・紫外線照射の酸化チタンによる脱臭・脱煙
・放電による脱塵等がある。更に、積極的に人の居住を
快適にする処理(芳香・除湿・軽い殺菌処理)を加える
ことを行ってもよい。複数の空気清浄機を組み合せて、
一部が吸込み、他のものが吹出すように吹込み、吹出
口、清浄化を分担させることもでき、吸込んだ空気をか
ならずしも全量清浄化して下方へ吹出すことをせず、一
部のみ清浄化して、他は清浄化せずに外部又は大気へ放
出してもよい。空気清浄機に人センサーを設けて、下方
に居る場合のみ作動させることが省エネ上好ましい。隣
りの人との居住する場所がかなり距離がある場合は、境
界の一部のエアカーテンは省略することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明
図である。図2は、実施例の吸込み・吹出しの例を示す
説明図である。図3は、実施例の吸込み・吹出しの例を
示す説明図である。図4は、実施例の吸込み・吹出しの
例を示す説明図である。図5は、実施例の吸込み・吹出
しの例を示す説明図である。図6は、実施例の4辺吹出
し型のクロスフローファンを用いた空気清浄機を示す一
部切欠斜視図である。図7は、図6の空気清浄機の中央
縦断面図である。図8は、図6の空気清浄機の空気清浄
部を示す分解斜視図である。図9は、図6の空気清浄機
の空気通路とクロスフローファンを示す分解斜視図であ
る。図10は、実施例の3辺吹出し型のクロスフローフ
ァンを用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
図11は、実施例の隣接する2辺から吹出すクロスフロ
ーファンを用いた2辺吹出し型の空気清浄機を示す一部
切欠斜視図である。図12は、実施例の対向する2辺か
ら吹出すクロスフロ−ファンを用いた2辺吹出し型の空
気清浄機を示す一部切欠斜視図である。図13は、実施
例の一辺吹出し型のクロスフローファンを用いた空気清
浄機を示す一部切欠斜視図である。図14は、実施例の
4辺吹出し型の軸流ファンを用いた空気清浄機を示す一
部切欠斜視図である。図15は、図14の実施例の中央
縦断面図である。図16は、図14の実施例の空気清浄
部を示す分解斜視図である。図17は、図14の実施例
の空気通路と送気ファンと仕切壁とを示す分解説明図で
ある。図18は、実施例の3辺吹出し型の軸流ファンを
用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。図19
は、実施例の隣接する2辺から吹出す2辺吹出し型の軸
流ファンを用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図であ
る。図20は、実施例の対向する2辺から吹出す2辺吹
出し型の軸流ファンを用いた空気清浄機を示す一部切欠
斜視図である。図21は、実施例の1辺吹出し型の軸流
ファンを用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図であ
る。図中、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10
は実施例の空気清浄機、11,21,31,41,5
1,61,71,81,91,101は各空気清浄機の
ケーシング、12,22,32,42,52,62,7
2,82,92,102は各空気清浄機の吸込口、1
3,23,33,43,53,63,73,83,9
3,103はスリット状の吹出口、14,24,34,
44,54は空気清浄機1〜5の送気ファンであるクロ
スフローファン、64,74,84,94,104は空
気清浄機6〜10の送気ファンである軸流ファン、1
5,25,35,45,55,65,75,85,9
5,105は各空気清浄機の酸化チタンとフィルタ−を
用いた空気清浄部、16,26,36,46,56,6
6,76,86,96,106は各空気清浄機の空気
室、17,27,37,47,57,67,77,8
7,97,107は各空気室に設けた空気取込口、1
8,28,38,48,68,78,88,98は各空
気室の仕切壁、19,29,39,49,59,69,
79,89,99,109は各空気清浄機の吹出通路で
ある。20aはケーシング11〜101の吸込口吹出口
グリル、20b〜20gは、空気清浄部15〜105の
構成部分で、20bはフィルター20cの支持格子、2
0cはホコリ・塵等を除去する通気のあるフィルター、
20d,20eは紫外線ランプ、20fは酸化チタン板
20gの通気孔、20gは多数開口した脱臭・煙成分分
解用酸化チタン板、20hは投光器の光の座椅子に設け
た反射面による反射光を受光器で受光して、その受光の
有無から人の存在を感知する人センサ−、20iは人セ
ンサー20hが人を感知すると送気ファンを作動させる
送気ファンの作動制御部、Rは待会室、Cは椅子であ
る。図1〜5は、本発明の種々の吸込み・吹出しの配列
の実施例であり、これに使用する空気清浄機の例を図6
〜21に示している。 実施例1(図1,2,3,6〜13参照) 図1,2,3は病院等の待会室Rで、椅子Cが3個1グ
ル−プで3グル−プ3列配置された空間における空調装
置で、各個人毎にエアカーテンで区画した例である。空
気清浄機としては、クロスフローファン14,24,3
4,44,54を用いた4辺から清浄な空気を下方に吹
出す空気清浄機1、3辺から清浄な空気を下方に吹出す
空気清浄機2、隣り合う2辺から吹出す空気清浄機3、
対向する2辺から吹出す空気清浄機4、一辺から吹出す
空気清浄機5を上方に配置している。椅子Cの上方に空
気清浄機1〜5を配置し、上方中央に吸込口12,2
2,32,42,52を設け、吹出口13,23,3
3,43,53から各椅子Cの境界に向けて清浄化した
空気が吹下され、一人毎区画するエアカーテンを形成し
ている。人が椅子Cに座ると人センサ−20hが作動
し、その椅子Cの上方及びこれに隣り合った空気清浄機
1〜5が作動する。椅子Cに座って喫煙する人のタバコ
煙等の汚れた空気は上方の空気清浄機1〜5の吸込口1
2,22,32,42,52に吸い込まれて、その空気
清浄部15,25,35,45,55のフィルター20
cで塵・ホコリは除去され、又紫外線ランプ20d,2
0eによって活性化された酸化チタン板20gの通気孔
20fを通過する際、酸化チタン板20gにタバコ煙成
分等が接触して、又は紫外線によって分解され、脱臭と
ともに分解・殺菌を行って清浄化される。清浄化された
空気は吹出通路19,29,39,49,59を経て吹
出口13,23,33,43,53から人の座っている
椅子Cの外周から下方に吹出し、人の外周にエアカーテ
ンを形成する。1台又は複数台の空気清浄機1〜5によ
って椅子Cの全外周にエアカーテンを形成する。尚、一
部が壁となっている場合、椅子C間が広く離れている場
合は、かならずしも全周にエアカーテンを形成しなくて
もよい。空気清浄機1〜5は、クロスフローファン1
4,24,34,44,54で中央下面の吸込口12,
22,32,42,52から空気を吸引し、空気清浄部
15,25,35,45,55を通過させて、空気を清
浄化させた後、空気を空気室16,26,36,46,
56へ送り込んで、その空気室の開口された空気取込口
17,27,37,47,57からクロスフローファン
14,24,34,44,54へ吸引され、外周の一辺
の吹出通路19,29,39,49,59を経て下方へ
吹出すものである。空気清浄機としては、その下方吹出
しが4辺全周から吹出す図6〜9に示す空気清浄機、3
辺吹出しの図10に示す空気清浄機2、図11,12に
示す2辺吹出しの空気清浄機3,4、図13に示す一辺
吹出しの空気清浄機5を組み合せて使うことで、各人の
外周にエアカーテンを形成するようにする。一部壁があ
る場合、椅子同士が遠方に離れた場合は、一辺又は二辺
のエアカーテンを省略することもできる。更に、クロス
フローファンを用いた空気清浄機1〜5に代え、図14
〜21に示す軸流ファンを用いた空気清浄機6〜10を
使用することもできる。 :実施例2(図4,5,14〜21参照) 図4,5に示す実施例2は、3個の椅子Cで1グル−プ
を形成し、3グル−プ3列配置した待会室において、3
個の椅子Cを連設して1グル−プ(3人分の空間)を形
成し、グル−プ毎に区画するエアカーテンを形成させる
もので、空気清浄機としては、図14〜21に示す軸流
ファンを用いた空気清浄機6〜10を使用した例であ
る。空気清浄機6〜10の空気清浄部65,75,8
5,95,105の構造及び機能は、クロスフローファ
ンを用いた空気清浄機1〜5の空気清浄部15,25,
35,45,55と略同一である。又本実施例2の空気
清浄機6〜10は、吸込口62,72,82,92,1
02から吸引された汚れた空気は、空気清浄部65,7
5,85,95,105を通過したタバコ煙・臭い及び
塵・ゴミは除去・分解されて清浄化され、軸流ファン6
4,74,84,94,104で圧送されて、その上方
の空気室66,76,86,96,106へ送られて、
その室壁を開口して形成された空気取込口67,77,
87,97,107を介して吹出通路69,79,8
9,99,109に流入し、これらの下方の吹出口6
3,73,83,93,103より下方へ吹き出すもの
である。本実施例2は、3個連設した椅子Cの1グル−
プに座った3人・2人又は1人の人が存在すれば人セン
サー20hが感知し、空気清浄機6〜10を作動させ、
このグループの外周に清浄化された空気を下方へ吹出
し、エアカーテンを形成するものである。この実施例2
では、一人毎に区画しないので空気流を敏感に感じる人
にとっては空気流を意識させないで済ますことができ
る。又人の居る場所のズレによって頭上から清浄化され
た空気が下降するようなことも少ない。本実施例は、喫
煙する人のグループ・家族・同一グループの人の如く、
他人の汚れた空気を気にかけることが少ない人達がグル
ープを形成する空間に適している。本発明では、エアカ
ーテンは図1〜3に示すように各人毎に区画するように
形成してもよいし、図4・5に示すように、座る位置が
連続した長椅子の場合では、その長椅子の単位で複数の
人のグループの外周をエアカーテンで区画することもで
きる。エアカーテンで区画するグループは、椅子の形状
・前列後列椅子グループ等のような椅子の位置、又は人
の居る空間の使用目的に応じた分け方も可能である。
【0008】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば人毎又は複
数人毎又はグル−プ毎にエアカーテンで区画して、人・
グル−プの汚れた空気を隣接する人・グル−プへ移動し
ないようにできるので、他人にタバコ喫煙等の汚れた空
気で迷惑をかけることがないようにできる。又汚れた空
気を清浄化して戻すので空気環境をよくする。又、本発
明は、空気は循環させて清浄化するものであるので、室
内温度を変えることがないので、温度調節の空調装置と
併用できる。又、人センサ−で空気清浄機が自動的に作
動するようにすれば、無駄な空気清浄機の運転を少なく
してランニングコストを低減できる。空気清浄機内に空
気室を設け、同空気室に仕切壁を設けて空気流を分割す
るものでは、簡単な構造で略均一に空気流を必要方向に
分流できる。又、紫外線で照射された酸化チタン板を空
気に接触させるものは、効率的にタバコ煙・臭いを分解
し、脱煙・脱臭できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明図であ
る。
【図2】実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明図であ
る。
【図3】実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明図であ
る。
【図4】実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明図であ
る。
【図5】実施例の吸込み・吹出しの例を示す説明図であ
る。
【図6】実施例の4辺吹出し型のクロスフローファンを
用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【図7】図6の空気清浄機の中央断面図である。
【図8】図6の空気清浄機の空気清浄部を示す分解斜視
図である。
【図9】図6の空気清浄機の空気通路とクロスフローフ
ァンを示す分解斜視図である。
【図10】実施例の3辺吹出し型のクロスフローファン
を用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【図11】実施例の隣接する2辺から吹出すクロスフロ
ーファンを用いた2辺吹出し型の空気清浄機を示す一部
切欠斜視図である。
【図12】実施例の対向する2辺から吹出すクロスフロ
ーファンを用いた2辺吹出し型の空気清浄機を示す一部
切欠斜視図である。
【図13】実施例の一辺吹出し型のクロスフローファン
を用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【図14】実施例の4辺吹出し型の軸流ファンを用いた
空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【図15】図14の実施例の中央断面図である。
【図16】図14の実施例の空気清浄部を示す分解斜視
図である。
【図17】図14の実施例の空気通路と送気ファンと仕
切壁とを示す分解説明図である。
【図18】実施例の3辺吹出し型の軸流ファンを用いた
空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【図19】実施例の隣接する2辺から吹出す2辺吹出し
型の軸流ファンを用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視
図である。
【図20】実施例の対向する2辺から吹出す2辺吹出し
型の軸流ファンを用いた空気清浄機を示す一部切欠斜視
図である。
【図21】実施例の1辺吹出し型の軸流ファンを用いた
空気清浄機を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1〜10 空気清浄機 11,21,31,41,51,61,71,81,9
1,101ケーシング 12,22,32,42,52,62,72,82,9
2,102吸込口 13,23,33,43,53,63,73,83,9
3,103吹出口 14,24,34,44,54 クロスフローファン 64,74,84,94,104 軸流ファン 15,25,35,45,55,65,75,85,9
5,105空気清浄部 16,26,36,46,56,66,76,86,9
6,106空気室 17,27,37,47,57,67,77,87,9
7,107空気取込口 18,28,38,48,68,78,88,98仕切
壁 19,29,39,49,59,69,79,89,9
9,109吹出通路 20a 吸込吹出グリル 20b 支持格子 20c フィルタ− 20d,20e 紫外線ランプ 20f 通気孔 20g 酸化チタン板 20h 人センサ− 20i 作動制御部 R 待会室 C 椅子
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】かかる課題を解決した本発明の構成は、 1) 下面の吸込口から吸引した空気を清浄化して吸込
口の付近に設けたスリット状の吹出口から下方に向けて
吹出す空気清浄機を複数の人の居る室内空間の人の座る
位置の上方に複数配置するとともに、前記吹出口から下
方へ吹出す空気流が人の座る空間部分の隣り合う人との
境界にエアカーテンを形成するように吹出口を配置し、
空気清浄機として、吸込口に続く上方に空気室を設け、
同空気室の外側で下方に空気を吹出す外周位置に送気フ
ァンを配置し、同送気ファンと対向する空気室壁を開口
して送気ファンの空気取込口とし、吸引された空気を送
気ファンによって空気取込口から取り込んでその下方の
吹出口から清浄化された空気を吹出す構造とし、人の空
間の空気汚れが隣り合う人の空間へ移動しないようにし
たことを特徴とする空調装置 2) 下面に吸込口を有して同吸込口から吸引した空気
を清浄化して吸込口の付近に設けたスリット状の吹出口
から下方に向けて吹出す空気清浄機を複数の人の居る室
内空間の人の座る位置の上方に複数配置するとともに、
前記吹出口から下方へ吹出す空気流が座った複数人のグ
ループとこれに隣接した別グループの人との境界にエア
カーテンを形成するように吹出口を配置し、空気清浄機
として、吸込口に続く上方に空気室を設け、同空気室の
外側で下方に空気を吹出す外周位置に送気ファンを配置
し、同送気ファンと対向する空気室壁を開口して送気フ
ァンの空気取込口とし、吸引された空気を送気ファンに
よって空気取込口から取り込んでその下方の吹出口から
清浄化された空気を吹出す構造とし、グループ内の空間
の空気汚れが隣り合う別グループの人の空間へ移動しな
いようにしたことを特徴とする空調装置 3) 送気ファンを空気室外側に複数配置し、各送気フ
ァンの空気取込口を空気室壁に開口し、しかも空気室の
空気を各空気取込口から略均一に取り込めるように空気
室の空間を区画する仕切壁を空気室内に設けた前記1)
又は2)記載の空調装置 4) 送気ファンが横長のクロスフローファンである前
記1)〜3)何れか記載の空調装置 5) 下面の吸込口から吸引した空気を清浄化して吸込
口の付近に設けたスリット状の吹出口から下方に向けて
吹出す空気清浄機を複数の人の居る室内空間の人の座る
位置の上方に複数配置するとともに、前記吹出口から下
方へ吹出す空気流が人の座る空間部分の隣り合う人との
境界にエアカーテンを形成するように吹出口を配置し、
空気清浄機として、吸込口の上方に軸流タイプの送気フ
ァンを設け、同送気ファンで送出される空気流をその上
方の空気室に送り込み、同空気室の外側に下方へ空気流
を吹出す吹出口に続く吹出通路を配し、同吹出通路と空
気室とを開口して連通させ、人の空間の空気汚れが隣り
合う人の空間へ移動しないようにしたことを特徴とする
空調装置 6) 下面に吸込口を有して同吸込口から吸引した空気
を清浄化して吸込口の付近に設けたスリット状の吹出口
から下方に向けて吹出す空気清浄機を複数の人の居る室
内空間の人の座る位置の上方に複数配置するとともに、
前記吹出口から下方へ吹出す空気流が座った複数人のグ
ループとこれに隣接した別グループの人との境界にエア
カーテンを形成するように吹出口を配置し、空気清浄機
として、吸込口の上方に軸流タイプの送気ファンを設
け、同送気ファンで送出される空気流をその上方の空気
室に送り込み、同空気室の外側に下方へ空気流を吹出す
吹出口に続く吹出通路を配し、同吹出通路と空気室とを
開口して連通させ、グループ内の空間の空気汚れが隣り
合う別グループの人の空間へ移動しないようにしたこと
を特徴とする空調装置 7) 空気室外側に複数の吹出通路を設け、各吹出通路
に空気室との連通口を設け、空気室の内部に仕切壁を設
け、同仕切壁で空気室の空気をそれぞれの連通口から略
均一の流量取り込めるように空気室の空間を吹出通路の
数だけ略均等に区画した前記5)又は6)記載の空調装
置 8) 送気ファンと吸込口との間の通路に防塵及び脱臭
のフィルターを設けた前記1)〜7)何れか記載の空調
装置 9) 空気清浄機の下方に人が居ることを検出する人セ
ンサーを設け、同人センサーの検出信号で上方の空気清
浄機を作動させる制御部を設けた前記1)〜7)何れか
記載の空調装置 10) 空気清浄機の空気通路の空気が紫外線ランプに
照射された酸化チタン板に接触して空気を清浄化するよ
うにした前記1)〜9)何れか記載の空調装置にある。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面の吸込口から吸引した空気を清浄化
    して吸込口の付近に設けたスリット状の吹出口から下方
    に向けて吹出す空気清浄機を複数の人の居る室内空間の
    人の座る位置の上方に複数配置するとともに、前記吹出
    口から下方へ吹出す空気流が人の座る空間部分の隣り合
    う人との境界にエアカーテンを形成するように吹出口を
    配置し、人の空間の空気汚れが隣り合う人の空間へ移動
    しないようにしたことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 下面に吸込口を有して同吸込口から吸引
    した空気を清浄化して吸込口の付近に設けたスリット状
    の吹出口から下方に向けて吹出す空気清浄機を複数の人
    の居る室内空間の人の座る位置の上方に複数配置すると
    ともに、前記吹出口から下方へ吹出す空気流が座った複
    数人のグループとこれに隣接した別グループの人との境
    界にエアカーテンを形成するように吹出口を配置し、グ
    ループ内の空間の空気汚れが隣り合う別グループの人の
    空間へ移動しないようにしたことを特徴とする空調装
    置。
  3. 【請求項3】 空気清浄機として、吸込口に続く上方に
    空気室を設け、同空気室の外側で下方に空気を吹出す外
    周位置に送気ファンを配置し、同送気ファンと対向する
    空気室壁を開口して送気ファンの空気取込口とし、吸引
    された空気を送気ファンによって空気取込口から取り込
    んでその下方の吹出口から清浄化された空気を吹出す構
    造とした請求項1又は2記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 送気ファンを空気室外側に複数配置し、
    各送気ファンの空気取込口を空気室壁に開口し、しかも
    空気室の空気を各空気取込口から略均一に取り込めるよ
    うに空気室の空間を区画する仕切壁を空気室内に設けた
    請求項3記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 送気ファンが横長のクロスフローファン
    である請求項3又は4記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 空気清浄機として、吸込口の上方に軸流
    タイプの送気ファンを設け、同送気ファンで送出される
    空気流をその上方の空気室に送り込み、同空気室の外側
    に下方へ空気流を吹出す吹出口に続く吹出通路を配し、
    同吹出通路と空気室とを開口して連通させた請求項1又
    は2記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 空気室外側に複数の吹出通路を設け、各
    吹出通路に空気室との連通口を設け、空気室の内部に仕
    切壁を設け、同仕切壁で空気室の空気をそれぞれの連通
    口から略均一の流量取り込めるように空気室の空間を吹
    出通路の数だけ略均等に区画した請求項6記載の空調装
    置。
  8. 【請求項8】 送気ファンと吸込口との間の通路に防塵
    及び脱臭のフィルターを設けた請求項1〜7何れか記載
    の空調装置。
  9. 【請求項9】 空気清浄機の下方に人が居ることを検出
    する人センサーを設け、同人センサーの検出信号で上方
    の空気清浄機を作動させる制御部を設けた請求項1〜7
    何れか記載の空調装置。
  10. 【請求項10】 空気清浄機の空気通路の空気が紫外線
    ランプに照射された酸化チタン板に接触して空気を清浄
    化するようにした請求項1〜9何れか記載の空調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006037642A1 (de) * 2004-10-06 2006-04-13 Frank Thielemann Nichtraucherschutzvorrichtung
DE202005005739U1 (de) * 2005-04-11 2006-08-24 Thielemann, Frank Nichtraucherschutzvorrichtung
KR200459656Y1 (ko) 2007-02-23 2012-04-04 정명구 덕트형 개집 공조 시스템
KR200459715Y1 (ko) 2007-02-23 2012-04-12 정명구 덕트형 개집 공조 시스템

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