JPH11304203A - 空調機の加湿装置 - Google Patents

空調機の加湿装置

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JPH11304203A
JPH11304203A JP10128320A JP12832098A JPH11304203A JP H11304203 A JPH11304203 A JP H11304203A JP 10128320 A JP10128320 A JP 10128320A JP 12832098 A JP12832098 A JP 12832098A JP H11304203 A JPH11304203 A JP H11304203A
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JP
Japan
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air conditioner
air
spray nozzle
steam
heat exchanger
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Withdrawn
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JP10128320A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Endo
香 遠藤
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
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Publication of JPH11304203A publication Critical patent/JPH11304203A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気噴霧ノズルから噴霧された蒸気を、空調
機内において、空調機内を流通する空気と均一に混合し
た後、室内に放出することにより、室内をむらなく加湿
することができるようにした空調機の加湿装置を提供す
ること。 【解決手段】 送風機2、熱交換器3及び蒸気噴霧ノズ
ル4を備えた空調機であって、蒸気噴霧ノズル4から噴
霧された蒸気を強制的に攪拌する攪拌手段5を熱交換器
3と送風機2の間に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機、熱交換器
及び蒸気噴霧ノズルを備えた空調機に関し、特に、蒸気
噴霧ノズルから噴霧された蒸気を、空調機内において、
空調機内を流通する空気と均一に混合した後、室内に放
出することにより、室内をむらなく加湿することを可能
にした空調機の加湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、送風機、熱交換器を備えた空調機
においては、熱交換器にて加熱した空気の湿度を適切に
保つために、図4に示すように、空調機1内に蒸気噴霧
ノズル4を配設し、空調機1内を流通する空気を加湿す
るようにしたものが提案され、実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この蒸気噴
霧ノズル4は、空調機1内の送風機2と熱交換器3の間
に設置し、空調機1内を流通する熱交換器3にて加熱さ
れた空気に向けて蒸気を噴霧することにより、熱交換器
3にて加熱した空気の湿度を調整した後、送風機2を介
して室内に放出するものであるが、空調機1内を流通す
る空気の流速は、通常、2〜3m/s程度と比較的遅
く、しかも、空気の流れは、熱交換器3やフィルタ(図
示省略)を通過することによって層流となるため、空調
機1内において、空調機1内を流通する空気に向けて蒸
気噴霧ノズル4から蒸気を噴霧しただけでは、空調機1
内を流通する空気に蒸気を均一に混合することができ
ず、空調機1内の空間6に蒸気が滞留して、空調機1内
において結露等を生じたり、湿度が不均一のままで送風
機2を介して室内に加湿された空気が放出されることに
より、室内の湿度にむらが生じる等の問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の空調機における加湿
装置の有する問題点に鑑み、蒸気噴霧ノズルから噴霧さ
れた蒸気を、空調機内において、空調機内を流通する空
気と均一に混合した後、室内に放出することにより、室
内をむらなく加湿することができるようにした空調機の
加湿装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空調機の加湿装置は、送風機、熱交換器及
び蒸気噴霧ノズルを備えた空調機において、蒸気噴霧ノ
ズルから噴霧された蒸気を強制的に攪拌する攪拌手段を
熱交換器と送風機の間に配設したことを特徴とする。
【0006】この空調機の加湿装置は、蒸気噴霧ノズル
から噴霧された蒸気を強制的に攪拌する攪拌手段を熱交
換器と送風機の間に配設するようにしているので、空調
機内を流通する熱交換器にて加熱された空気に向けて蒸
気噴霧ノズルから噴霧された蒸気は、攪拌手段によっ
て、空調機内を流通する空気に均一に混合された後、湿
度が均一となった空気は、送風機を介して室内に放出さ
れることにより、空調機内に蒸気が滞留して、空調機内
において結露等を生じることを防止することができると
ともに、室内をむらなく加湿することができる。
【0007】この場合において、攪拌手段を、攪拌羽根
及びモータを備えた攪拌機により構成することができ
る。
【0008】これにより、空調機内を流通する熱交換器
にて加熱された空気を強力に攪拌することができ、蒸気
噴霧ノズルから噴霧された蒸気を、空調機内を流通する
空気に確実に混合することができる。
【0009】また、攪拌手段を、空調機内を流通する空
気流により回転する攪拌羽根により構成することができ
る。
【0010】これにより、攪拌手段の動力源を省略する
ことができ、空調機の構造を簡略化することができる。
【0011】さらに、蒸気噴霧ノズルを攪拌羽根に配設
することができる。
【0012】これにより、蒸気噴霧ノズルから噴霧され
た蒸気を、空調機内を流通する空気に確実に混合するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空調機の加湿装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1に、本発明の空調機の加湿装置の第1
実施例を示す。この空調機は、所要の空調能力を有する
空調機1のケーシング10内(本明細書において、単
に、「空調機内」という。)に、従来の空調機と同様、
空気の吐出口側に送風機2を、反対側の空気の吸込口側
に加熱コイル等の熱交換器3を配置し、空調機1内に導
入した空気を熱交換器3にて加熱した後、加熱された空
気を送風機2を介して、空調機1から室内に放出するよ
うに構成されている。
【0015】そして、この空調機は、熱交換器3にて加
熱した空気の湿度を適切に保つために、空調機1内の熱
交換器3と送風機2の間に形成された空間6に、蒸気噴
霧ノズル4を配設するとともに、この蒸気噴霧ノズル4
から噴霧された蒸気を強制的に攪拌する攪拌手段5を配
設するようにしている。
【0016】本実施例においては、攪拌手段5を、攪拌
羽根50をモータ51により回転駆動するようにした攪
拌機により構成し、これにより、空調機1内を流通する
熱交換器3にて加熱された空気を強力に攪拌することが
できるようにした。なお、攪拌手段5を構成する攪拌機
のモータ51の回転数を蒸気噴霧ノズル4から噴霧され
る蒸気の量等に応じて調節できるように構成することも
可能である。
【0017】この場合、蒸気噴霧ノズル4及び攪拌手段
5は、熱交換器3にて加熱された空気と蒸気噴霧ノズル
4から噴霧された蒸気を混合するための空間を大きく取
ることができるように、空間6の熱交換器3側に配設す
ることが望ましい。
【0018】また、蒸気噴霧ノズル4と攪拌手段5は、
図1(A)に示すように、攪拌手段5の前方(風下側)
に蒸気噴霧ノズル4を配設するように構成したり、ま
た、図1(B)に示すように、攪拌手段5の後方(風上
側)に蒸気噴霧ノズル4を配設するように構成すること
ができる。
【0019】これにより、空調機1内を流通する熱交換
器3にて加熱された空気に向けて蒸気噴霧ノズル4から
噴霧された蒸気は、攪拌手段5によって、空調機1内を
流通する空気に均一に混合された後、湿度が均一となっ
た空気は、送風機2を介して室内に放出されることによ
り、空調機1内に蒸気が滞留して、空調機1内において
結露等を生じることを防止することができるとともに、
室内をむらなく加湿することができるものとなる。
【0020】図2に、本発明の空調機の加湿装置の第2
実施例を示す。本実施例は、攪拌手段5を、空調機1内
を流通する空気流により無動力で回転する攪拌羽根50
により構成したもので、これにより、攪拌手段5の動力
源を省略することができ、空調機1の構造を簡略化する
ことができるものとなる。
【0021】本実施例の場合も、蒸気噴霧ノズル4と攪
拌手段5は、図2(A)に示すように、攪拌手段5の前
方(風下側)に蒸気噴霧ノズル4を配設するように構成
したり、また、図2(B)に示すように、攪拌手段5の
後方(風上側)に蒸気噴霧ノズル4を配設するように構
成することができる。
【0022】なお、本実施例のその他の構成及び作用
は、上記第1実施例の空調機の加湿装置と同様である。
【0023】図3に、本発明の空調機の加湿装置の第3
実施例を示す。本実施例は、攪拌手段5を構成する攪拌
羽根50に、蒸気噴霧ノズル4を配設したもので、これ
により、蒸気噴霧ノズル4から噴霧された蒸気を、空調
機1内を流通する空気に確実に混合することができるも
のとなる。
【0024】この場合において、本実施例の攪拌手段5
を構成する攪拌羽根50は、上記第1実施例に示すよう
に、モータにより回転駆動するように構成することも、
また、上記第2実施例に示すように、無動力で回転する
ように構成することもできる。
【0025】また、攪拌手段5を構成する攪拌羽根50
に、蒸気噴霧ノズル4を配設する場合、図3(A)に示
すように、攪拌羽根50の表面に蒸気噴霧ノズル4を配
設するほか、特に、蒸気噴霧ノズル4を、図3(B)に
示すように、攪拌手段5を構成する攪拌羽根50の一側
面に配設することにより、蒸気噴霧ノズル4より噴霧さ
れる蒸気の反力により、攪拌羽根50の回転力を補助的
に得るように構成することもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明の空調機の加湿装置によれば、蒸
気噴霧ノズルから噴霧された蒸気を強制的に攪拌する攪
拌手段を熱交換器と送風機の間に配設するようにしてい
るので、空調機内を流通する熱交換器にて加熱された空
気に向けて蒸気噴霧ノズルから噴霧された蒸気は、攪拌
手段によって、渦巻状に攪拌、拡散されることにより、
空調機内を流通する空気に均一に混合された後、湿度が
均一となった空気は、送風機を介して室内に放出される
ことにより、空調機内に蒸気が滞留して、空調機内にお
いて結露等を生じることを防止することができるととも
に、室内をむらなく加湿することができ、室内の湿度を
好適に維持することができる。
【0027】また、攪拌手段を、攪拌羽根及びモータを
備えた攪拌機により構成することにより、空調機内を流
通する熱交換器にて加熱された空気を強力に攪拌するこ
とができ、蒸気噴霧ノズルから噴霧された蒸気を、空調
機内を流通する空気に確実に混合することができる。
【0028】また、攪拌手段を、空調機内を流通する空
気流により回転する攪拌羽根により構成することによ
り、攪拌手段の動力源を省略することができ、空調機の
構造を簡略化することができる。
【0029】さらに、蒸気噴霧ノズルを攪拌羽根に配設
することにより、蒸気噴霧ノズルから噴霧された蒸気
を、空調機内を流通する空気に確実に混合することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調機の加湿装置の第1実施例を示
し、(A)は攪拌手段の前方に蒸気噴霧ノズルを配設し
た実施例の概略図、(B)は攪拌手段の後方に蒸気噴霧
ノズルを配設した実施例の概略図である。
【図2】本発明の空調機の加湿装置の第2実施例を示
し、(A)は攪拌手段の前方に蒸気噴霧ノズルを配設し
た実施例の概略図、(B)は攪拌手段の後方に蒸気噴霧
ノズルを配設した実施例の概略図である。
【図3】本発明の空調機の加湿装置の第3実施例を示す
説明図で、(A)は攪拌羽根の表面に蒸気噴霧ノズルを
配設した実施例の概略図、(B)は攪拌羽根の一側面に
蒸気噴霧ノズルを配設した実施例の概略図である。
【図4】従来の空調機の加湿装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 空調機 10 ケーシング 2 送風機 3 熱交換器 4 蒸気噴霧ノズル 5 攪拌手段 50 攪拌羽根 6 空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機、熱交換器及び蒸気噴霧ノズルを
    備えた空調機において、蒸気噴霧ノズルから噴霧された
    蒸気を強制的に攪拌する攪拌手段を熱交換器と送風機の
    間に配設したことを特徴とする空調機の加湿装置。
  2. 【請求項2】 攪拌手段を、攪拌羽根及びモータを備え
    た攪拌機により構成したことを特徴とする請求項1記載
    の空調機の加湿装置。
  3. 【請求項3】 攪拌手段を、空調機内を流通する空気流
    により回転する攪拌羽根により構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の空調機の加湿装置。
  4. 【請求項4】 蒸気噴霧ノズルを攪拌羽根に配設したこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の空調機の加湿装
    置。
JP10128320A 1998-04-21 1998-04-21 空調機の加湿装置 Withdrawn JPH11304203A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292256A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Max Co Ltd 湯水散出装置
US7896319B2 (en) 2006-12-28 2011-03-01 Panasonic Corporation Sauna apparatus
JP2012122681A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Nishimatsu Constr Co Ltd 加湿装置
JP2012229855A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 加湿装置
CN107744083A (zh) * 2017-11-14 2018-03-02 金陵科技学院 一种搅拌式蒸汽杀菌装置
CN114508820A (zh) * 2022-03-24 2022-05-17 珠海格力电器股份有限公司 一种空气处理设备及一种空气处理设备的控制方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705