JPH11303743A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JPH11303743A JPH11303743A JP10910498A JP10910498A JPH11303743A JP H11303743 A JPH11303743 A JP H11303743A JP 10910498 A JP10910498 A JP 10910498A JP 10910498 A JP10910498 A JP 10910498A JP H11303743 A JPH11303743 A JP H11303743A
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- JP
- Japan
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- pressure
- cylinder
- low
- cylinder head
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compressor (AREA)
Abstract
じる部位のシール効果を向上することを図る。 【解決手段】 シリンダーヘッド8の低圧部8aと高圧
部8bを分断する部位8cを中心に凸曲面を成形するこ
とで、その部位に高い密着圧力を得ることができるもの
である。
Description
ンディショナー等に使用される密閉型電動圧縮機の圧縮
機構シール部の密着性に関する。
それぞれの密着面を平面に仕上げることが一般的であっ
た。
成の要部断面図を示す。1は圧縮機構本体のシリンダー
であり、2は第一ガスケット(ガスケット・バルブプレ
ート)である。3はリード・サクション・バルブであ
り、この開閉によりシリンダー内への冷媒ガスの吸入が
行われる。4aは冷媒ガスをシリンダー内へ送り込む吸
入孔、4bはシリンダー内で圧縮された冷媒ガスを吐出
する吐出孔であり、4cは吸入孔4aと吐出孔4bを有
するバルブプレートである。4dはリード・ディスチャ
ージバルブであり、この開閉によりシリンダー内へのガ
スの吐出が行われる。5は第二ガスケット(ガスケット
・シリンダーヘッド)であり、6aは吸入孔4aを通し
てシリンダー内部へ吸入される冷媒ガスが通過する低圧
部、6bは吐出孔4bを通してシリンダー内から吐出さ
れた冷媒ガスが通過する高圧部、6cは吸入孔4aと吐
出孔4bを分断する部位であり、6は6aから6cを備
えたシリンダーヘッドである。7はヘッドボルトであ
り、2から6の部品をシリンダー1に締結する。
より圧縮機構の平面に仕上げられたシール部がガスケッ
ト2,5の弾性によって密着し、冷媒ガスが各空間から
リークすることを防止している。
来の構成では、シリンダー内部に吸入される冷媒ガスと
シリンダー内部から吐出された冷媒ガスを分断する部位
の平面度が十分得られない場合、ボルト締結による上記
部位の面圧が低く、低圧である吸入冷媒ガスと高圧であ
る吐出冷媒ガスの差圧が大きい部位のシール効果が不十
分になるという課題を有していた。
するもので、大きな差圧を生じる部位のシール効果の向
上を図ることを目的とする。
に本発明では、ガスケット取り付け面に凸曲面を有す
る、または、ガスケットの肉厚に凸曲面または偏厚部を
有するものである。
効果の向上を得ることができる。
は、シリンダーヘッドのガスケット取り付け面に凸曲面
を有するものであり、前記凸部が平面部と比較してボル
ト締結時の変位が大きく、その変位による弾性力が、前
記凸曲面部に高い密着圧力を発生させ、シール効果の向
上を得るという作用を有する。
プレートのガスケット取り付け面に凸曲面を有するもの
であり、前記凸部が平面部と比較してボルト締結時の変
位が大きく、その変位による弾性力が、前記凸曲面部に
高い密着圧力を発生させ、シール効果の向上を得るとい
う作用を有する。
ットの肉厚部に凸曲面または偏厚部を有するものであ
り、前記凸部が平面部と比較してボルト締結時の変位が
大きく、その変位による弾性力が、前記凸曲面または偏
厚部に高い密着圧力を発生させ、シール効果の向上を得
るという作用を有する。
用いて説明する。なお、従来例と同一部分は同一符号を
付し、詳細な説明を省略する。
の一実施例によるシリンダーヘッド8の正面図、図2は
図1のI−I断面図である。8aは低圧部であり、8b
は高圧部であり、8cは低圧部8aと高圧部8bの間を
分断する部位であり、低圧部8aと高圧部8bを分断す
る部位8cを中心に凸曲面を有する。
7締結時に、低圧部8aと高圧部8bを分断する部位8
cの変位を大きくし、その変位による弾性力が、局部的
に高い密着圧力を発生させ、高いシール効果を得るた
め、高圧部8bから低圧部8aへのリークを防止するこ
とが可能となる。
の一実施例によるバルブプレート9cの正面図、図4は
図3のIII−III断面図である。バルブプレート9
cのシリンダーヘッド側の面はシリンダーヘッド6の低
圧部6aと高圧部6bを分断する部位6cに対する部位
9eを中心に凸曲面となっている。
7締結時に、バルブプレート9cの部位9eの変位を大
きくし、その変位による弾性力が、局部的に高い密着圧
力を発生させ、高いシール効果を得るため、高圧部6b
から低圧部6aへのリークを防止することが可能とな
る。
の一実施例による第二ガスケット10の正面図、図6は
図5のV−V断面図である。10aは低圧部であり、1
0bは高圧部であり、10cは低圧部10aと高圧部1
0bを分断する部位であり、低圧部10aと高圧部10
bを分断する部位10cの両面又は片面に凸曲面または
偏厚部を有する。
7締結時に、第二ガスケット10の低圧部10aと高圧
部10bの間をシールする部位10cの肉厚部に設けた
凸曲面または偏厚部の変位を大きくし、その変位による
弾性力が、局部的に高い密着圧力を発生させ、高いシー
ル効果を得るため、高圧部6bから低圧部6aへのリー
クを防止することが可能となる。
例3の組み合わせにより、より高い効果を得られること
は言うまでもない。
1記載の発明によれば、シリンダーヘッドのガスケット
との密着面に凸曲面を設けることにより、大きな差圧が
生じる部分のリークを防止することができる、という有
利な効果が得られる。
ブプレートのガスケットとの密着面に凸曲面を設けるこ
とにより、大きな差圧が生じる部分のリークを防止する
ことができる、という有利な効果が得られる。
ガスケットに凸曲面または偏厚部を設けることにより、
大きな差圧が生じる部分のリークを防止することができ
る、という有利な効果が得られる。
面図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダー内部に送り込む低圧冷媒ガス
が通過する低圧部とシリンダー内部で圧縮後、吐出した
高圧冷媒ガスが通過する高圧部を分断する機能を有する
シリンダーヘッドと、前記シリンダーヘッドの低圧部及
び高圧部とシリンダー内部を分断し、シリンダーヘッド
の低圧部からシリンダー内部へ低圧冷媒ガスを送り込む
吸入孔、シリンダー内部で圧縮された高圧冷媒ガスをシ
リンダーヘッド高圧部に吐出する吐出孔を有するバルブ
プレートと、前記シリンダーとバルブプレート間および
前記シリンダーヘッドとバルブプレート間をシールする
第1,第2のガスケットとを備え、前記シリンダーヘッ
ドは低圧部と高圧部を分断する部位を中心に凸曲面を有
することを特徴とする密閉型電動圧縮機。 - 【請求項2】 前記バルブプレートのシリンダー側面が
シリンダーヘッドの低圧部と高圧部を分断する部位を受
ける部位を中心に凸曲面を有することを特徴とする請求
項1記載の密閉型電動圧縮機。 - 【請求項3】 前記第2ガスケットは低圧部と高圧部を
分断する部位を中心に凸曲面または偏厚部を有すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の密閉型電動
圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10910498A JPH11303743A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10910498A JPH11303743A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11303743A true JPH11303743A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14501688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10910498A Pending JPH11303743A (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11303743A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6634868B2 (en) | 2001-02-19 | 2003-10-21 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Compressor |
CN100360801C (zh) * | 2003-06-26 | 2008-01-09 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 密闭型压缩机的吐出阀门装置 |
JP2017166337A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 株式会社荏原製作所 | ポンプ装置 |
JP2017223227A (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | ワールプール・エシ・ア | 冷却圧縮機のヘッド締結装置 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10910498A patent/JPH11303743A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6634868B2 (en) | 2001-02-19 | 2003-10-21 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Compressor |
DE10206743B4 (de) * | 2001-02-19 | 2005-07-28 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki, Kariya | Verdichter |
CN100360801C (zh) * | 2003-06-26 | 2008-01-09 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 密闭型压缩机的吐出阀门装置 |
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