JP2017166337A - ポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体の吸込室と吐出室の境目付近からの液体の漏洩を低減する。【解決手段】第1のケーシング1と、割面が第1のケーシングとガスケットを介して接合している第2のケーシングと、第1のケーシング及び第2のケーシングで覆われ回転可能な主軸6と、主軸に連結された羽根車3と、を有し、第1のケーシングの割面は、吐出室22a、22bと吸込室21a、21b、21C、21dとを隔てる隔壁部分11a、11b、11c、11dと、締結部材で第2のケーシングと締結するための締結部分12a、12bとを有し、第1のケーシングの割面において隔壁部分と締結部分の境界に段差が設けられており、隔壁部分は締結部分よりも、第2のケーシングの割面の方向へ突出している。【選択図】図2
Description
本発明は、ポンプ装置に関する。
ポンプの長手方向が地面に対して水平あるいは垂直に設置された横軸ポンプで、ポンプのケーシングが地面に対して平行あるいは垂直に分割される水平分割方式であるポンプ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このポンプ装置は、羽根車が軸長手方向の中心部に位置し、軸受で両端を保持する両持ち形式で、遠心羽根車を背面で合わせたような形状の両吸込み羽根車を有する場合がある。
このような二つ割ケーシングで割面にガスケットを用いてシールするポンプにおいて、従来は、割面を一つの連続した平面として機械加工し、ガスケットを加工面に設置していた。図4は、従来のポンプ装置の液体の漏洩場所を説明するための図である。図4に示すように、領域R1は、従来のポンプ装置400を上部ケーシング402の上から見た図である。領域R2は、上部ケーシング402が取り除かれたポンプ装置400を上から見た図である。上部ケーシング402の上から、上部ケーシング402のボルト穴と下部ケーシング401のボルト穴Hに順にボルトBを通す。そして、ボルトBを締結することにより、下部ケーシング401に上部ケーシング402が固定される。図4に示すように、液体の吸込室と吐出室の境目付近にあるボルトB1、B2、液体の吸込室421と吐出室422の境目付近にあるボルト穴H3、H4付近から液体が漏洩しやすい。ここで、吸込室421と吐出室422とは隔壁部分411で隔てられている。
図4のポンプケーシングにおいては、その構造上、ポンプ運転時にケーシング内外、および吸込室421と吐出室422といった圧力差が生じる部位において、ボルトの締結方向と圧力勾配の向きが異なる。ポンプの運転中において、このような構造的な問題の影響を最も受ける箇所は、吸込室421と吐出室422の間に存在する隔壁部分411である。これは、ケーシングに締結されたボルトからの距離が遠いため、当該隔壁部分の圧力差をシールするための十分な面圧を確保することが難しいからである。このため、液体の漏洩のリスクがあり、液体の漏洩量の個体差により性能がバラつくという問題がある。また、十分な面圧を確保できない場合には、羽根車により静圧が上昇した吐出室422の液体が、静圧が低い吸込室421へ逆流する危険性がある。逆流した場合には、ポンプの効率の低下、ポンプの吐出流量の低下、及び/または吐出圧の低下を引き起こす。これらの問題を回避するために、従来はケーシング剛性を高めていたが、コスト上昇の原因になっている。
また、特許文献1の技術では、上部ケーシングを縦に貫通するような長孔を設け、長孔に挿通される上部締結部材が、下部ケーシングに形成された仕切板下部に形成される下部締結孔に螺入されて、上部ケーシングに形成された仕切板上部と仕切板下部が締結固定されている。特許文献1の技術では、上部ケーシングを貫通するような長孔を開ける必要があり、ボール盤等での機械加工が極めて困難である。また、レーザー加工等の特殊加工では高コストとなる。さらに、高精度な位置決めが必要なため、フランジボルトを用いて上部及び下部ケーシングを仮組後に、共明けで加工する必要がある。よって、上部ケーシングの鉛直方向のボルト穴を一度に加工することが不可能となり、また共明け時に上部及び下部ケーシング分のスペース確保が必要となる。
また、効率向上及びコスト低減の観点からは、吸込室と吐出室とを隔てる隔壁部分の肉厚は十分な厚さをとることができない。このため、上部締結部材のサイズに制限が生じ、隔壁部分における充分な面圧確保が困難である。特許文献1のポンプにおいて、上部締結部材のメネジ加工、面圧確保のために上部締結部材の短化及び/または上部締結部材の本数の多数化などを行うと隔壁部自体の強度が低下する。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、液体の吸込室と吐出室の境目付近からの液体の漏洩を低減することを可能とするポンプ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るポンプ装置は、第1のケーシングと、割面が前記第1のケーシングの割面と連結している第2のケーシングと、前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングで覆われ回転可能な主軸と、前記主軸に連結された羽根車と、を備え、前記第1のケーシングの割面は、吐出室と吸込室とを隔てる隔壁部分と、締結部材で前記第2のケーシングと締結するための締結部分とを有し、前記第1のケーシングの割面において前記隔壁部分と前記締結部分の境界に段差が設けられており、前記隔壁部分は前記締結部分よりも、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している。
これにより、締結部分より隔壁部分の方の面圧を高くすることができる。このため、吸込室と吐出室の境目付近からの液体の漏洩を低減することができる。また、これにより、ポンプ装置それぞれにおいて液体の漏洩を低減できるので、当該液体の漏洩量の個体差を低減することができ、性能のバラつきを低減することができる。
本発明の第2の態様に係るポンプ装置は、第1の態様に係るポンプ装置であって、前記締結部分は、前記設けられた穴よりも内面側の内面部分と、当該内面部分よりも外面側の外面部分とを有し、前記第1のケーシングの割面において前記内面部分と前記外面部分の境界に段差が設けられており、前記内面部分は前記外面部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している。
これにより、内面部分には十分な面圧をかけることができるので、内面部分から外への液体の漏洩を防止することができる。このため、耐圧試験時におけるケーシング外への液体の漏洩を防止することができる。
本発明の第3の態様に係るポンプ装置は、第2の態様に係るポンプ装置であって、前記第1のケーシングの割面において前記隔壁部分と前記内面部分との境界に段差が設けられており、前記隔壁部分は前記内面部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している。
これにより、内面部分より隔壁部分の方の面圧を高くすることができる。このため、吸込室と吐出室の境目付近からの液体の漏洩を低減することができる。また、これにより、ポンプ装置それぞれにおいて液体の漏洩を低減できるので、当該液体の漏洩量の個体差を低減することができ、性能のバラつきを低減することができる。
本発明の第4の態様に係るポンプ装置は、第1〜3のいずれかの態様に係るポンプ装置であって、前記羽根車は、第1の吸込室から液体を汲み上げて第1の吐出室に吐き出す第1の羽根車と、当該第1の吐出室から液体が流入する第2の吸込室から当該液体を汲み上げて第2の吐出室に吐き出す第2の羽根車と、当該第2の吐出室から直接または他の羽根車を介して液体が流入する第3の吸込室から液体を汲み上げて第3の吐出室に吐き出す第3の羽根車と、を有し、前記第1のケーシングの割面は、前記第1の吸込室と前記第1の吐出室とを隔てる第1の隔壁部分と、前記第2の吸込室と前記第2の吐出室とを隔てる第2の隔壁部分と、前記第3の吸込室と前記第3の吐出室とを隔てる第3の隔壁部分と、前記第1の吐出室と前記第3の吐出室とを隔てる吐出室間壁部分とを有し、前記第1のケーシングの割面において、前記吐出室間壁部分と前記締結部分との境界、前記第1の隔壁部分と前記締結部分との境界、前記第2の隔壁部分と前記締結部分との境界及び前記第3の隔壁部分と前記締結部分との境界に段差が設けられており、前記吐出室間壁部分は前記第1の隔壁部分、前記第2の隔壁部分及び前記第3の隔壁部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している。
これにより、第1の隔壁部分、第2の隔壁部分及び第3の隔壁部分より吐出室間壁部分の方の面圧を高くすることができる。このため、吐出室間壁部分付近からの液体の漏洩を低減することができる。
これにより、締結部分より隔壁部分の方が面圧を高くすることができる。このため、吸込室と吐出室の境目付近からの液体の漏洩を低減することができる。また、これにより、ポンプ装置それぞれにおいて液体の漏洩を低減できるので、当該液体の漏洩量の個体差を低減することができ、性能のバラつきを低減することができる。
第1の実施形態について説明する前に、第1の実施形態の他の課題について説明する。第1の実施形態に係るポンプ装置はケーシングの安全性、ケーシング割面のシール性能を確認するために、設置前に耐圧試験を行う。耐圧試験とはポンプ運転時における最大圧の所定の倍率(例えば、1.5倍)の圧力をケーシング内部にかけて約30分の間、密封を保持する試験である。この試験時においても同様にケーシングの分割方向(ボルトの締結方向)とケーシング分割面に生じる圧力勾配の方向が異なるため、ケーシング外部へ液体が漏洩するリスクがある。これを防ぐために上下のケーシング締結ボルトは大きめのサイズを、短いピッチで多数設置する必要があった。さらに当該フランジ部は微小な変形による漏洩を防止するため、非常に強固な設計を余儀なくされていた。これらのケーシング外部へ液体の漏洩防止を目的とした(過剰な)設計は、製品コストの上昇に直結するという問題がある。この問題に対して、第1の実施形態に係るポンプ装置では、耐圧時におけるケーシング外への液体の漏洩を防止するために、ケーシングの割面の内側を外側よりも高くして、ケーシングの割面の内側の面圧を向上させる。
以下、第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るポンプ装置100の斜視図である。図1に示すように、ポンプ装置100は一例として単段の両吸込渦巻ポンプである。このポンプ装置100は、ケーシング10と、吸込フランジ4と、吐出フランジ5と、主軸6とを備える。吐出フランジ5は、液体(例えば、水)を吐き出す吐出口51が設けられている。また、図1に示すように、ケーシング10は、第1のケーシングの一例である下部ケーシング1と第2のケーシングの一例である上部ケーシング2とから構成されている。主軸6の軸心を通る水平面で分離可能に連結されている。上部ケーシング2の割面が下部ケーシング1の割面とガスケットを介して連結している。
主軸6は、上部ケーシング2及び下部ケーシング1で覆われ回転可能である。主軸6の一端は不図示の電動機に接続され、主軸6の他端は不図示の軸受に接続されている。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るポンプ装置100の斜視図である。図1に示すように、ポンプ装置100は一例として単段の両吸込渦巻ポンプである。このポンプ装置100は、ケーシング10と、吸込フランジ4と、吐出フランジ5と、主軸6とを備える。吐出フランジ5は、液体(例えば、水)を吐き出す吐出口51が設けられている。また、図1に示すように、ケーシング10は、第1のケーシングの一例である下部ケーシング1と第2のケーシングの一例である上部ケーシング2とから構成されている。主軸6の軸心を通る水平面で分離可能に連結されている。上部ケーシング2の割面が下部ケーシング1の割面とガスケットを介して連結している。
主軸6は、上部ケーシング2及び下部ケーシング1で覆われ回転可能である。主軸6の一端は不図示の電動機に接続され、主軸6の他端は不図示の軸受に接続されている。
図2は、上部ケーシング2を取り除いた第1の実施形態に係るポンプ装置100を上から見た図である。図2に示すように、羽根車3は主軸6に連結されており、主軸6が回転することにより羽根車3が回転する。羽根車3は、一例として遠心羽根車を背面で合わせたような形状の両吸込み羽根車である。
羽根車3の回転に応じて、吸込フランジ4に設けられた吸込口から液体が汲み上げられ、汲み上げられた液体が、吸込室21a、21b、21c、21dに流入する。吸込室21a、21bに流入した液体は、羽根車3の回転によって吐出室22aに流入する。同様に、吸込室21c、21dに流入した液体は、羽根車3の回転によって吐出室22bに流入する。吐出室22a、22bに流入した液体は、吐出フランジ5に設けられた吐出口から排出される。
羽根車3の回転に応じて、吸込フランジ4に設けられた吸込口から液体が汲み上げられ、汲み上げられた液体が、吸込室21a、21b、21c、21dに流入する。吸込室21a、21bに流入した液体は、羽根車3の回転によって吐出室22aに流入する。同様に、吸込室21c、21dに流入した液体は、羽根車3の回転によって吐出室22bに流入する。吐出室22a、22bに流入した液体は、吐出フランジ5に設けられた吐出口から排出される。
ここで、下部ケーシング1の割面は、隔壁部分11a、11b、11c、11dと、ボルトで上部ケーシング2と締結するための穴Hが設けられた締結部分12a、12bとを有する。この締結部分12aは、設けられた穴Hよりも内面側の内面部分14aと、内面部分14aよりも外面側の外面部分13aとを有する。同様に締結部分12bは、設けられた穴Hよりも内面側の内面部分14bと、内面部分14bよりも外面側の外面部分13bと、を有する。隔壁部分11aは、吸込室21aと吐出室22aを隔て、隔壁部分11bは吸込室21bと吐出室22aを隔て、隔壁部分11cは吸込室21cと吐出室22bを隔て、隔壁部分11dは吸込室21dと吐出室22bを隔てる。
図2における線L1及び線L2は、破線BL1上における割面の高さを表している。図2の線L1及び線L2に示すように、隔壁部分11a、11b、11c、11dが内面部分14a、14bより高く、内面部分14a、14bが外面部分13a、13bより高くなっている。このように、下部ケーシング1の割面において隔壁部分11a、11b、11c、11dと締結部分12a、12bとの境界に段差が設けられており、隔壁部分11a、11b、11c、11dは締結部分12a、12bより、上部ケーシング2の割面の方向へ突出している。
より詳細には、下部ケーシング1の割面において隔壁部分11a、11b、11c、11dと内面部分14a、14bとの境界に段差が設けられており、隔壁部分11a、11b、11c、11dは内面部分14a、14bより、上部ケーシング2の割面の方向へ突出している。
より詳細には、下部ケーシング1の割面において隔壁部分11a、11b、11c、11dと内面部分14a、14bとの境界に段差が設けられており、隔壁部分11a、11b、11c、11dは内面部分14a、14bより、上部ケーシング2の割面の方向へ突出している。
ポンプ装置100を設置するときには、外面部分13a、13bを除く下部ケーシング1の割面に、一様の厚さのガスケットを設置し、その上に上部ケーシング2を設置し、穴Hにボルトを通して、ボルトとナットで上部ケーシング2と下部ケーシング1を挟み込んで上部ケーシング2を下部ケーシング1に固定する。この場合、締結部分12a、12bの内面部分14a、14bのガスケットよりも隔壁部分11a、11b、11c、11dのガスケットの方が大きく潰れて、隔壁部分11a、11b、11c、11dにおける下部ケーシング1と上部ケーシング2との間隔が、締結部分12a、12bの内面部分14a、14bにおける間隔よりも狭くなる。
このように、下部ケーシング1と上部ケーシング2がガスケットを介して連結している状態で、締結部分12a、12bが隔壁部分11a、11b、11c、11dよりも、対向する上部ケーシング2の割面との間隔が狭まるように、下部ケーシング1の割面の隔壁部分11aと内面部分14aの境界、隔壁部分11bと内面部分14aの境界、隔壁部分11cと内面部分14bの境界及び隔壁部分11dと内面部分14bの境界に段差が設けられている。
これにより、内面部分14a、14bより隔壁部分11a、11b、11c、11dの方の面圧を高くすることができる。このため、吸込室21a、21b、21c、21dと吐出室22a、22bの境目付近からの液体の漏洩を低減することができる。また、これにより、ポンプ装置それぞれにおいて液体の漏洩を低減できるので当該液体の漏洩量の個体差を低減することができ、性能のバラつきを低減することができる。
また図2の線L1及び線L2に示すように、下部ケーシング1の割面の高さは、内面部分14a、14bが外面部分13a、13bより高くなるように、内面部分14a、14bと外面部分13a、13bの境界に段差が設けられている。ポンプ装置100を設置するときには、外面部分13a、13bを除く下部ケーシング1の割面に、一様の厚さのガスケットを設置し、その上に上部ケーシング2を設置し、穴Hにボルトを通して、ボルトとナットで上部ケーシング2と下部ケーシング1を挟み込んで上部ケーシング2を下部ケーシング1に固定する。この場合、外面部分13a、13bにおいては下部ケーシング1と上部ケーシング2との間に隙間ができるのに対し、内面部分14a、14bのガスケットが潰れて内面部分14a、14bにおいては下部ケーシング1と上部ケーシング2はガスケットを介して連結する。よって、内面部分14a、14bにおける下部ケーシング1と上部ケーシング2との間隔が、外面部分13a、13bにおける間隔よりも狭くなる。
このように、下部ケーシング1の割面において内面部分14a、14bと外面部分13a、13bの境界に段差が設けられており、内面部分14a、14bは前記外面部分13a、13bより、上部ケーシング2の割面の方向へ突出している。別の観点から言えば、下部ケーシング1と上部ケーシング2がガスケットを介して連結している状態で、内面部分14a、14bが外面部分13a、13bより、対向する上部ケーシング2の割面との間隔が狭まるように、下部ケーシング1の割面の内面部分14a、14bと外面部分13a、13bの境界に段差が設けられている。
これにより、内面部分14a、14bには十分な面圧をかけることができるので、内面部分14a、14bから外への液体の漏洩を防止することができる。このため、耐圧試験時におけるケーシング10外への液体の漏洩を防止することができる。
ここで、隔壁部分11aの端部にはライナリング15aが設けられている。ライナリング15aと羽根車3との間の隙間を十分に狭くすることにより、液体が吐出室22aから吸込室21aに逆流するのを抑制できる。同様にして、隔壁部分11bの端部にはライナリング15bが設けられている。ライナリング15bと羽根車3との間の隙間を十分に狭くすることにより、液体が吐出室22aから吸込室21bに逆流するのを抑制できる。
同様にして、隔壁部分11cの端部にはライナリング15cが設けられている。ライナリング15cと羽根車3との間の隙間を十分に狭くすることにより、液体が吐出室22bから吸込室21cに逆流するのを抑制できる。同様にして、隔壁部分11dの端部にはライナリング15dが設けられている。ライナリング15dと羽根車3との間の隙間を十分に狭くすることにより、液体が吐出室22bから吸込室21dに逆流するのを抑制できる。
上部ケーシング2の割面にも下部ケーシング1の割面と同様に段差が設けられている。その詳細は省略する。
以上、第1の実施形態に係るポンプ装置100は、下部ケーシング1と、割面が下部ケーシング1の割面とガスケットを介して連結している上部ケーシング2と、下部ケーシング1及び上部ケーシング2で覆われ回転可能な主軸6と、主軸6に連結された羽根車3と、を備える。そして、下部ケーシング1の割面は、吐出室と吸込室とを隔てる隔壁部分11a、11b、11c、11dと、締結部材(ここでは一例としてボルト)で上部ケーシング2と締結するための締結部分12a、12bとを有する。そして下部ケーシング1の割面において隔壁部分11a、11b、11c、11dと締結部分12a、12bの境界に段差が設けられており、隔壁部分11a、11b、11c、11dは締結部分12a、12bよりも、上部ケーシング2の割面の方向へ突出している。
これにより、締結部分12a、12bより隔壁部分11a、11b、11c、11dの方が面圧を高くすることができる。このため、吸込室21a、21b、21c、21dと吐出室22a、22bの境目付近からの液体の漏洩を低減することができる。また、これにより、個々のポンプ装置毎の当該液体の漏洩量の個体差を低減することができるので、性能のバラつきを低減することができる。
なお、本実施形態では、下部ケーシング1の割面及び上部ケーシング2の割面の両方に段差が設けられているとしたが、これに限ったものではない。下部ケーシング1の割面、または上部ケーシング2の割面の一方だけに段差が設けられていてもよい。すなわち、下部ケーシング1の割面及び上部ケーシング2の割面の少なくとも一方に、段差が設けられていればよい。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態に係るポンプ装置100が単段であったのに対し、第2の実施形態に係るポンプ装置300は10段である。
図3は、上部ケーシングを取り除いた第2の実施形態に係るポンプ装置300を上から見た図である。図3に示すように、羽根車3−1、…、3−10は主軸6cに連結されており、主軸6cが回転することにより羽根車3−1、…、3−10が回転する。羽根車3−1は、一例として遠心羽根車を背面で合わせたような形状の両吸込み羽根車である。羽根車3−1、…、3−9は、一例として遠心羽根車を背面で合わせたような形状の片吸込み羽根車である。主軸6cの外周の軸受(不図示)側に軸封装置7−1が設けられ、主軸6cの外周の電動機(不図示)側に軸封装置7−2が設けられ、水の漏洩を防止する。ここで、軸封装置7−1、7−2はメカニカルシールまたはグラントパッキンとも呼ばれる。
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態に係るポンプ装置100が単段であったのに対し、第2の実施形態に係るポンプ装置300は10段である。
図3は、上部ケーシングを取り除いた第2の実施形態に係るポンプ装置300を上から見た図である。図3に示すように、羽根車3−1、…、3−10は主軸6cに連結されており、主軸6cが回転することにより羽根車3−1、…、3−10が回転する。羽根車3−1は、一例として遠心羽根車を背面で合わせたような形状の両吸込み羽根車である。羽根車3−1、…、3−9は、一例として遠心羽根車を背面で合わせたような形状の片吸込み羽根車である。主軸6cの外周の軸受(不図示)側に軸封装置7−1が設けられ、主軸6cの外周の電動機(不図示)側に軸封装置7−2が設けられ、水の漏洩を防止する。ここで、軸封装置7−1、7−2はメカニカルシールまたはグラントパッキンとも呼ばれる。
羽根車3−1の回転に応じて、吸込フランジ4cに設けられた吸込口から液体が汲み上げられ、汲み上げられた液体が、吸込室311a、311b、311c、311dに流入する。吸込室311a、311bに流入した液体は、羽根車3−1の回転によって昇圧され吐出室321aに排出される。同様に、吸込室311c、311dに流入した液体は、羽根車3−1の回転によって昇圧され吐出室321bに排出される。吐出室321a、321bに排出された液体は、図3の紙面の上方側または下方側に存在する流路FR1を通って、吸込室312a、312bに流入する。吸込室312a、312bに流入した液体は、羽根車3−2の回転によって昇圧され吐出室322a、322bに排出される。
吐出室322a、322bに排出された液体は、図4の紙面の上方側または下方側に存在する流路FR2を通って、第3の吸込室313a、313bに流入する。以下、同様に、羽根車3−3の回転によって液体が昇圧されて排出され、排出された液体が更に羽根車3−4の回転によって昇圧されて排出される。更に、排出された液体が羽根車3−5の回転によって昇圧されて吐出室325a、325bに排出される。吐出室325a、325bに排出された液体は、図4の紙面の上方側または下方側に存在する流路FR5を通って、吸込室316a、316bに流入する。なお、図4では液体の流れを理解しやすいように、流路FR5を下部ケーシング1cの外側に記載しているが、実際には図4の紙面の上方側または下方側に存在する。
吸込室316a、316bに流入した液体はそれぞれ、羽根車3−6の回転によって昇圧され吐出室326a、326bに排出される。以下、同様に、羽根車3−7の回転によって液体が昇圧されて排出され、排出された液体が更に羽根車3−8の回転によって昇圧されて排出される。更に、排出された液体が羽根車3−9の回転によって昇圧されて排出され、排出された液体が更に羽根車3−10の回転によって昇圧されて吐出室3210a、3210bに排出される。吐出室3210a、3210bに排出された液体は、吐出フランジ5cに設けられた吐出口から排出される。
下部ケーシング1cの割面は、隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dと、吐出室間壁部分344a、344bと、ボルトで上部ケーシング(不図示)と締結するための穴Hが設けられた締結部分340a、340bとを有する。吐出室間壁部分344aは、吐出室325aと吐出室3210aとを隔て、吐出室間壁部分344bは、吐出室325bと吐出室3210bとを隔てる。この締結部分340aは、設けられた穴Hよりも内面側の内面部分341aと、内面部分341aよりも外面側の外面部分313aとを有する。同様に締結部分340bは、設けられた穴Hよりも内面側の内面部分341bと、内面部分341bよりも外面側の外面部分313bと、を有する。
吐出室325aには、羽根車5段分昇圧された圧力がかかり、吐出室3210aには、羽根車10段分昇圧された圧力がかかる。このため、吐出室間壁部分344aには、羽根車5段分の差圧がかかる。同様にして、吐出室325bには、羽根車5段分昇圧された圧力がかかり、吐出室3210bには、羽根車10段分昇圧された圧力がかかる。このため、吐出室間壁部分344bには、羽根車5段分の差圧がかかる。一方、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dには、羽根車1段分の差圧しかかからない。このため、吐出室間壁部分344a、344b付近は、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dより、液体が漏洩しやすい。吐出室間壁部分344a、344b付近の液体の漏洩を防ぐために、吐出室間壁部分344a、344bは、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dよりも高さが高くなっている。
この状態で、外面部分313a、313bを除く下部ケーシング1cの割面に、一様の厚さのガスケットを設置し、その上に上部ケーシング(不図示)を設置し、穴Hにボルトを通して、ボルトとナットで上部ケーシング(不図示)と下部ケーシング1cを挟み込んで上部ケーシングを下部ケーシング1cに固定する。この場合、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dのガスケットよりも吐出室間壁部分344a、344bのガスケットの方が大きく潰れて、吐出室間壁部分344a、344bにおける下部ケーシング1cと上部ケーシングとの間隔が、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dにおける間隔よりも狭くなる。
このように、下部ケーシング1cの割面において、吐出室間壁部分344a、344bと締結部分340a、340bとの境界、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dと締結部分340a、340bとの境界に段差が設けられている。吐出室間壁部分344a、344bが他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dより、上部ケーシングの割面の方向へ突出している。
別の観点から言えば、下部ケーシング1cと上部ケーシング(不図示)がガスケットを介して接合している状態で、吐出室325a、325bと対応する吐出室3210a、3210bに挟まれた吐出室間壁部分344a、344bが他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dよりも、対向する上部ケーシングの割面との間隔が狭まるように、下部ケーシングの割面の吐出室325aと吐出室3210aに挟まれた吐出室間壁部分344a、344bと内面部分341a、341bの境界に段差が設けられ、且つ他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dと内面部分341a、341bの境界に段差が設けられている。
これにより、下部ケーシング1cと上部ケーシング(不図示)がガスケットを介して接合している状態で、吐出室325aと吐出室3210aに挟まれた吐出室間壁部分344a、344bには、他の隔壁部よりも大きな面圧をかけることができる。このため、吐出室間壁部分344a、344b付近からの液体の漏洩を低減することができる。
図4における線L5及び線L6は、破線BL3上における割面の高さを表している。図4の線L5及び線L6に示すように、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dは、内面部分341a、341bよりも高い。これにより、内面部分341a、341bより他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331dの方が面圧を高くすることができる。このため、他の隔壁部分331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331d付近からの液体の漏洩を低減することができる。
また、内面部分341a、341bは外面部分342a、342bより高い。これにより、内面部分341a、341bには十分な面圧をかけることができるので、内面部分341a、341bから外への液体の漏洩を防止することができる。このため、耐圧試験時におけるケーシング外への液体の漏洩を防止することができる。
上部ケーシングの割面にも下部ケーシング1cの割面と同様に段差が設けられている。その詳細は省略する。
以上、第2の実施形態に係るポンプ装置300において、羽根車は、吸込室315a、315bから液体を汲み上げて吐出室325a、325bに吐き出す羽根車3−5を有する。更に羽根車は、当該吐出室325a、325bから液体が流入する吸込室316a、316bから当該液体を汲み上げて吐出室326a、326bに吐き出す羽根車3−6を有する。更に羽根車は、当該吐出室326a、326bから直接または他の羽根車3−7、3−8、3−9を介して液体が流入する吸込室3110a、3110bから液体を汲み上げて吐出室3210a、3210bに吐き出す羽根車3−10と、を有する。
下部ケーシング1cの割面は、吸込室315a、315bと吐出室325a、325bとを隔てる隔壁部分335a、335bを有する。更に下部ケーシング1cの割面は、吸込室316a、316bと吐出室326a、326bとを隔てる隔壁部分336a、336bを有する。更に下部ケーシング1cの割面は、吸込室3110a、3110bと吐出室3210a、3210bとを隔てる隔壁部分3310a、3310bを有する。更に下部ケーシング1cの割面は、吐出室325a、325bと吐出室3210a、3210bとを隔てる吐出室間壁部分344a、344bを有する。
下部ケーシング1cと上部ケーシングがガスケットを介して接合している状態で、吐出室間壁部分344a、344bが隔壁部分335a、335b、336a、336b、3310a、3310bより、対向する上部ケーシングの割面との間隔が狭まるように、下部ケーシング1cの割面の吐出室間壁部分344a、344bと締結部分310a、310bとの境界に段差が設けられ、且つ下部ケーシング1cの割面の隔壁部分335a、335bと締結部分310a、310bとの境界、隔壁部分336a、336bと締結部分310a、310bとの境界及び隔壁部分3310a、3310bと締結部分310a、310bとの境界に段差が設けられている。
これにより、隔壁部分335a、335b、336a、336b、3310a、3310bより吐出室間壁部分344a、344bの方の面圧を高くすることができる。このため、吐出室間壁部分344a、344b付近からの液体の漏洩を低減することができる。
なお、本実施形態では、下部ケーシング1cの割面及び上部ケーシングの割面の両方に段差が設けられているとしたが、これに限ったものではない。下部ケーシング1cの割面、または上部ケーシングの割面の一方だけに段差が設けられていてもよい。すなわち、下部ケーシング1cの割面及び上部ケーシングの割面の少なくとも一方に、段差が設けられていればよい。
また、本実施形態では、一例として羽根車が10個の場合について説明したが、10個に限らず、9個以下であってもよいし、11個以上であってもよい。
また、各実施形態において、第1のケーシングの一例として下部ケーシングを、ケーシングの一例として上部ケーシングを説明したが、これに限らず、第1のケーシングを上部ケーシングとし、ケーシングを下部ケーシングとしてもよい。
以上、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100、200、400:ポンプ装置、1:下部ケーシング、2:上部ケーシング、3、31、32:羽根車、4:吸込フランジ、5:吐出フランジ、6、6b:主軸、7−1、7−2:軸封装置、10:ケーシング、11a、11b、11c、11d、111a、111b、111c、111d、112a、112b、112c、112d、331a〜339a、3310a、331b〜339b、3310b、331c、331d、411:隔壁部分、12a、12b、210a、210b、340a、340b:締結部分、13a、13b、213a、213b、342a、341b:外面部分、14a、14b、214a、214b、341a、341b:内面部分、15a、15b、15c、15d、151a、151b、151c、151d、152a、152b、152c、152d、153a、153b:ライナリング、21a、21b、21c、21d、211a、211b、211c、211d、212a、212b、311a、311b、311c、311d、312a、312b、315a、315b、316a、316b、3110a、3110b、421:吸込室、22a、22b、221a、221b、222a、222b、321a〜329a、321b〜329b、3210a、3210b、422:吐出室、113a、113b:段隔壁部分、344a、344b:吐出室間壁部分、H:穴
Claims (4)
- 第1のケーシングと、
割面が前記第1のケーシングの割面と連結している第2のケーシングと、
前記第1のケーシング及び前記第2のケーシングで覆われ回転可能な主軸と、
前記主軸に連結された羽根車と、
を備え、
前記第1のケーシングの割面は、吐出室と吸込室とを隔てる隔壁部分と、締結部材で前記第2のケーシングと締結するための締結部分とを有し、
前記第1のケーシングの割面において前記隔壁部分と前記締結部分の境界に段差が設けられており、前記隔壁部分は前記締結部分よりも、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している
ポンプ装置。 - 前記締結部分は、前記設けられた穴よりも内面側の内面部分と、当該内面部分よりも外面側の外面部分とを有し、
前記第1のケーシングの割面において前記内面部分と前記外面部分の境界に段差が設けられており、前記内面部分は前記外面部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している
請求項1に記載のポンプ装置。 - 前記第1のケーシングの割面において前記隔壁部分と前記内面部分との境界に段差が設けられており、前記隔壁部分は前記内面部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している
請求項2に記載のポンプ装置。 - 前記羽根車は、第1の吸込室から液体を汲み上げて第1の吐出室に吐き出す第1の羽根車と、当該第1の吐出室から液体が流入する第2の吸込室から当該液体を汲み上げて第2の吐出室に吐き出す第2の羽根車と、当該第2の吐出室から直接または他の羽根車を介して液体が流入する第3の吸込室から液体を汲み上げて第3の吐出室に吐き出す第3の羽根車と、を有し、
前記第1のケーシングの割面は、前記第1の吸込室と前記第1の吐出室とを隔てる第1の隔壁部分と、前記第2の吸込室と前記第2の吐出室とを隔てる第2の隔壁部分と、前記第3の吸込室と前記第3の吐出室とを隔てる第3の隔壁部分と、前記第1の吐出室と前記第3の吐出室とを隔てる吐出室間壁部分とを有し、
前記第1のケーシングの割面において、前記吐出室間壁部分と前記締結部分との境界、前記第1の隔壁部分と前記締結部分との境界、前記第2の隔壁部分と前記締結部分との境界及び前記第3の隔壁部分と前記締結部分との境界に段差が設けられており、前記吐出室間壁部分は前記第1の隔壁部分、前記第2の隔壁部分及び前記第3の隔壁部分より、前記第2のケーシングの割面の方向へ突出している
請求項1から3のいずれか一項に記載のポンプ装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107984165A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-05-04 | 沈阳透平机械股份有限公司 | 大型风洞压缩机机壳加工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11303743A (ja) * | 1998-04-20 | 1999-11-02 | Matsushita Refrig Co Ltd | 密閉型電動圧縮機 |
JP2013204530A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Kubota Corp | ポンプ |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016049804A patent/JP2017166337A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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