JPH11303463A - フェンス - Google Patents
フェンスInfo
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- JPH11303463A JPH11303463A JP11103898A JP11103898A JPH11303463A JP H11303463 A JPH11303463 A JP H11303463A JP 11103898 A JP11103898 A JP 11103898A JP 11103898 A JP11103898 A JP 11103898A JP H11303463 A JPH11303463 A JP H11303463A
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- JP
- Japan
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- mounting member
- fixed
- arc
- fence
- support
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支柱に対する横部材の取付角度が自由で、し
かも施工後の仕上がりが美しいフェンスを提供すること
にある。 【解決手段】 支柱1と、支柱に固定した取付部材と、
取付部材間に取付けた横部材10とを備え、取付部材は
支柱に対して任意の位置に固定可能な第一取付部材4A
と、横部材の両端に取付けた第二取付部材4Bとから成
り、第二取付部材を第一取付部材に取付けている。支柱
は円柱部1aの外側に、円柱部と同芯円の円弧部2を備
え、円弧部との間に格納部2aを形成し、第一取付部材
は円柱部に沿って移動可能となる固定部4aを有し、格
納部に出入り可能で、どの固定位置でも円弧部に連続し
ている。また第一取付部材の円周方向の移動調整を可能
にする移動調整部3を備え、円弧部と反対側に、第一取
付部材間を塞ぐ円弧カバー20を備えることも可能であ
る。
かも施工後の仕上がりが美しいフェンスを提供すること
にある。 【解決手段】 支柱1と、支柱に固定した取付部材と、
取付部材間に取付けた横部材10とを備え、取付部材は
支柱に対して任意の位置に固定可能な第一取付部材4A
と、横部材の両端に取付けた第二取付部材4Bとから成
り、第二取付部材を第一取付部材に取付けている。支柱
は円柱部1aの外側に、円柱部と同芯円の円弧部2を備
え、円弧部との間に格納部2aを形成し、第一取付部材
は円柱部に沿って移動可能となる固定部4aを有し、格
納部に出入り可能で、どの固定位置でも円弧部に連続し
ている。また第一取付部材の円周方向の移動調整を可能
にする移動調整部3を備え、円弧部と反対側に、第一取
付部材間を塞ぐ円弧カバー20を備えることも可能であ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面に施設するフ
ェンスに関するものである。
ェンスに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】フェンスは、例えば道
路と敷地の地面(路面、舗装面等を含む)に支柱を適宜
間隔に立設したり、区画の周囲に支柱を適宜間隔に立設
し、支柱間に横部材を取付けたもので、横部材は区画内
への不法侵入を防ぐため、地面と平行して取付けるのが
一般的である。例えば図7の如く支柱Pの側面にブラケ
ットBを固定し、支柱間のブラケットBに横部材Cを取
付けていたので、ブラケットBの固定ネジNと、横部材
Cの固定ネジNが外部から見え、フェンスの美観を損な
う問題点があった。そこでこの発明は、従来技術の備え
るこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、支柱に対する横部材の取付角度が
自在で、しかも施工後の仕上がりが美しいフェンスを提
供することにある。
路と敷地の地面(路面、舗装面等を含む)に支柱を適宜
間隔に立設したり、区画の周囲に支柱を適宜間隔に立設
し、支柱間に横部材を取付けたもので、横部材は区画内
への不法侵入を防ぐため、地面と平行して取付けるのが
一般的である。例えば図7の如く支柱Pの側面にブラケ
ットBを固定し、支柱間のブラケットBに横部材Cを取
付けていたので、ブラケットBの固定ネジNと、横部材
Cの固定ネジNが外部から見え、フェンスの美観を損な
う問題点があった。そこでこの発明は、従来技術の備え
るこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、支柱に対する横部材の取付角度が
自在で、しかも施工後の仕上がりが美しいフェンスを提
供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフェンスは、請求項1として、地面に立設
した複数の支柱と、支柱に固定した取付部材と、取付部
材間に取付けた横部材とを備え、取付部材は支柱に対し
て任意の位置に固定可能な第一取付部材と、横部材の両
端に取付けた第二取付部材とから成り、第二取付部材を
第一取付部材に取付けている。ここで地面とは、支柱を
立設する場所の総てを言い、例えば土面、アスファルト
面、コンクリート面等を言う。ここで横部材とは、支柱
間からの侵入を予防するもの、支柱間からの侵入を阻止
するもの、遮蔽や遮音効果を有するもの等を言い、使用
目的に応じて多種多用の形態がある。ここで第一取付部
材とは、支柱の外側に固定する固定部と、第二取付部材
の係合部とを備えるものを言い、固定部は支柱に当接
し、固定部から支柱に螺入する固定ネジにて固定し、係
合部は横部材の取付側に向けて開口し、第二取付部材と
係合するもので、支柱の全長、又は地面より上部に固定
する。ここで第二取付部材とは、横部材の左右両端に固
定し、第一取付部材と係合するものを言い、横部材に固
定する固定部と、第一取付部材の係合部に取付ける被係
合部とを備え、固定部は横部材の端に当接し、固定部か
ら横部材に螺入する固定ネジにて固定するもので、第一
取付部材の全長、又は略全長に係合することにより、第
一取付部材の固定ネジと第二取付部材の固定ネジを外部
より見えないように隠す。
に、本発明のフェンスは、請求項1として、地面に立設
した複数の支柱と、支柱に固定した取付部材と、取付部
材間に取付けた横部材とを備え、取付部材は支柱に対し
て任意の位置に固定可能な第一取付部材と、横部材の両
端に取付けた第二取付部材とから成り、第二取付部材を
第一取付部材に取付けている。ここで地面とは、支柱を
立設する場所の総てを言い、例えば土面、アスファルト
面、コンクリート面等を言う。ここで横部材とは、支柱
間からの侵入を予防するもの、支柱間からの侵入を阻止
するもの、遮蔽や遮音効果を有するもの等を言い、使用
目的に応じて多種多用の形態がある。ここで第一取付部
材とは、支柱の外側に固定する固定部と、第二取付部材
の係合部とを備えるものを言い、固定部は支柱に当接
し、固定部から支柱に螺入する固定ネジにて固定し、係
合部は横部材の取付側に向けて開口し、第二取付部材と
係合するもので、支柱の全長、又は地面より上部に固定
する。ここで第二取付部材とは、横部材の左右両端に固
定し、第一取付部材と係合するものを言い、横部材に固
定する固定部と、第一取付部材の係合部に取付ける被係
合部とを備え、固定部は横部材の端に当接し、固定部か
ら横部材に螺入する固定ネジにて固定するもので、第一
取付部材の全長、又は略全長に係合することにより、第
一取付部材の固定ネジと第二取付部材の固定ネジを外部
より見えないように隠す。
【0004】請求項2として、支柱は円柱部を有し、支
柱は円柱部を有し、第一取付部材は円柱部の外周面に沿
って移動可能となる固定部を有し、固定部を円柱部に固
定している。ここで円柱部とは、外径が一定で上下方向
に長尺を成すものの総てで、例えば円柱、円筒柱を言
い、第一取付部材の固定部とは、外周面に当接する円弧
面を有し、円柱部の円周方向と上下方向の何れにも移動
可能となることを言う。請求項3として、円柱部と、第
一取付部材の固定部との少なくとも一方に、第一取付部
材の円周方向の移動調整を可能にする移動調整部を備え
る。ここで移動調整部とは、第一取付部材を円柱部の円
周方向に一定範囲で移動可能にすることを言い、例えば
支柱の円柱部、又は第一取付部材の固定部に備え、或い
は固定部と円柱部に備える。請求項4として、支柱は円
柱部の外側に、円柱部と同芯円の円弧部を備え、円柱部
と円弧部の間に第一取付部材の格納部を形成し、第一取
付部材は格納部に出入り可能で、どの位置でも円弧部に
連続している。ここで円弧部とは、円柱部の外側で円弧
を成すものを言い、格納部とは、円柱部と円弧部との間
に支持部を備え、支持部を底とし円周方向に開口するも
の、及び円弧部の中間部に支持部を連続し、支持部を中
心として対称に開口するものを言う。ここで第一取付部
材が格納部に出入り可能とは、例えば格納部側に、円弧
部に平行する円弧目地部を備え、円弧目地部を格納部に
深く挿入したり、浅く挿入することを言い、円弧部に連
続するとは、円弧目地部を格納部に深く挿入した時、円
弧目地部が円弧部と広範囲に連続し、円弧目地部を格納
部に浅く挿入した時、円弧目地部が円弧部と僅かに連続
し、円弧部と相伴い支柱の外形を形成することを言う。
請求項5として、円柱部の周囲に複数の第一取付部材を
固定し、円弧部と反対側に、第一取付部材間を塞ぐ円弧
カバーを備えている。ここで円柱部に固定する第一取付
部材の数として、4か所に取付け得るが、主に2か所に
取付けることを言い、第一取付部材間とは、円弧部と反
対側の2か所に固定した第一取付部材の間で、第一取付
部材が相互に当接する最少取付角度を除く鈍角を言う。
ここで円弧カバーとは、円弧部と同様の円弧を成し、円
弧部と反対側の第一取付部材間に係合した時、円弧部、
及び第二取付部材と相伴い、支柱の外形を保つものを言
い、円弧カバーの係合手段として、例えば、第一取付部
材に円弧カバーの係止部を備え、係止部に円弧カバーを
係合する。
柱は円柱部を有し、第一取付部材は円柱部の外周面に沿
って移動可能となる固定部を有し、固定部を円柱部に固
定している。ここで円柱部とは、外径が一定で上下方向
に長尺を成すものの総てで、例えば円柱、円筒柱を言
い、第一取付部材の固定部とは、外周面に当接する円弧
面を有し、円柱部の円周方向と上下方向の何れにも移動
可能となることを言う。請求項3として、円柱部と、第
一取付部材の固定部との少なくとも一方に、第一取付部
材の円周方向の移動調整を可能にする移動調整部を備え
る。ここで移動調整部とは、第一取付部材を円柱部の円
周方向に一定範囲で移動可能にすることを言い、例えば
支柱の円柱部、又は第一取付部材の固定部に備え、或い
は固定部と円柱部に備える。請求項4として、支柱は円
柱部の外側に、円柱部と同芯円の円弧部を備え、円柱部
と円弧部の間に第一取付部材の格納部を形成し、第一取
付部材は格納部に出入り可能で、どの位置でも円弧部に
連続している。ここで円弧部とは、円柱部の外側で円弧
を成すものを言い、格納部とは、円柱部と円弧部との間
に支持部を備え、支持部を底とし円周方向に開口するも
の、及び円弧部の中間部に支持部を連続し、支持部を中
心として対称に開口するものを言う。ここで第一取付部
材が格納部に出入り可能とは、例えば格納部側に、円弧
部に平行する円弧目地部を備え、円弧目地部を格納部に
深く挿入したり、浅く挿入することを言い、円弧部に連
続するとは、円弧目地部を格納部に深く挿入した時、円
弧目地部が円弧部と広範囲に連続し、円弧目地部を格納
部に浅く挿入した時、円弧目地部が円弧部と僅かに連続
し、円弧部と相伴い支柱の外形を形成することを言う。
請求項5として、円柱部の周囲に複数の第一取付部材を
固定し、円弧部と反対側に、第一取付部材間を塞ぐ円弧
カバーを備えている。ここで円柱部に固定する第一取付
部材の数として、4か所に取付け得るが、主に2か所に
取付けることを言い、第一取付部材間とは、円弧部と反
対側の2か所に固定した第一取付部材の間で、第一取付
部材が相互に当接する最少取付角度を除く鈍角を言う。
ここで円弧カバーとは、円弧部と同様の円弧を成し、円
弧部と反対側の第一取付部材間に係合した時、円弧部、
及び第二取付部材と相伴い、支柱の外形を保つものを言
い、円弧カバーの係合手段として、例えば、第一取付部
材に円弧カバーの係止部を備え、係止部に円弧カバーを
係合する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によるフェンスを実施形態
の図1と図6に基づき説明する。請求項1に記載のフェ
ンスは、地面GLに立設した支柱1と、支柱1に固定し
た取付部材4と、取付部材4,4間に取付けた横部材1
0とを備え、取付部材4は支柱1に対して任意の位置に
固定可能な第一取付部材4Aと、横部材10の左右両端
に取付けた第二取付部材4Bとから成り、第二取付部材
4Bを第一取付部材4Aに取付けている。横部材10は
支柱1,1間からの侵入を予防したり、支柱1,1間か
らの侵入を阻止するもので、例えば上横部材11と下横
部材12間に、縦部材、格子パネル、網目パネル、遮蔽
パネル、パンチングパネル等を取付ける。第一取付部材
4Aは支柱1の固定部4aと、第二取付部材4Bの係合
部5とを備えるもので、係合部5を横部材10の取付側
に向け、固定部4aを支柱1の外側に当接し、固定部4
aから支柱1に螺入する固定ネジNにて予め仮止めし、
横部材10の取付時、固定ネジNを緩め、第一取付部材
4Aを横部材10の取付方向に位置合わせし、固定ネジ
Nを締付けて固定する。第二取付部材4Bは横部材10
の端に固定する固定部4bと、第一取付部材4Aの係合
部5に取付ける被係合部9とを備えるもので、固定部4
bを横部材10の端に当接し、固定部4bから横部材1
0に螺入する固定ネジNにて固定しておき、第一取付部
材4Aの取付時に、被係合部9を係合部5に沿って挿入
し、係合部5との係合により、外側に離脱不能となる。
の図1と図6に基づき説明する。請求項1に記載のフェ
ンスは、地面GLに立設した支柱1と、支柱1に固定し
た取付部材4と、取付部材4,4間に取付けた横部材1
0とを備え、取付部材4は支柱1に対して任意の位置に
固定可能な第一取付部材4Aと、横部材10の左右両端
に取付けた第二取付部材4Bとから成り、第二取付部材
4Bを第一取付部材4Aに取付けている。横部材10は
支柱1,1間からの侵入を予防したり、支柱1,1間か
らの侵入を阻止するもので、例えば上横部材11と下横
部材12間に、縦部材、格子パネル、網目パネル、遮蔽
パネル、パンチングパネル等を取付ける。第一取付部材
4Aは支柱1の固定部4aと、第二取付部材4Bの係合
部5とを備えるもので、係合部5を横部材10の取付側
に向け、固定部4aを支柱1の外側に当接し、固定部4
aから支柱1に螺入する固定ネジNにて予め仮止めし、
横部材10の取付時、固定ネジNを緩め、第一取付部材
4Aを横部材10の取付方向に位置合わせし、固定ネジ
Nを締付けて固定する。第二取付部材4Bは横部材10
の端に固定する固定部4bと、第一取付部材4Aの係合
部5に取付ける被係合部9とを備えるもので、固定部4
bを横部材10の端に当接し、固定部4bから横部材1
0に螺入する固定ネジNにて固定しておき、第一取付部
材4Aの取付時に、被係合部9を係合部5に沿って挿入
し、係合部5との係合により、外側に離脱不能となる。
【0006】請求項2に記載のフェンスは、支柱1が円
柱部1aを有し、第一取付部材4Aは円柱部1aの外周
面に沿って移動可能となる固定部4aを有し、固定部4
aを円柱部1aに固定している。円柱部1aは、外径が
一定で上下に長尺の円柱、円筒柱であり、第一取付部材
4Aの固定部4aは、円柱部1aの外周面に当接する円
弧面を有し、円柱部1aの円周方向と上下方向の何れに
も移動可能となる。請求項3に記載のフェンスは、支柱
1の円柱部1aと、第一取付部材4Aの固定部4aの少
なくとも一方に、第一取付部材4Aの円周方向の移動調
整を可能にする移動調整部3を備える。移動調整部3
は、支柱1の円柱部1a、又は第一取付部材4Aの固定
部4aに備え、或いは円柱部1aと固定部4aに備える
もので、例えば固定部4aに横長孔3aを設け、円柱部
1aに横長孔3aに連通する雌ネジ部3bを設け、横長
孔3aより雌ネジ部3bに螺入する固定ネジNにて固定
し、固定ネジNを緩めることにより、横長孔3aの範囲
内で第一取付部材4Aの移動調整を可能にする。請求項
4に記載のフェンスは、支柱1の円柱部1aの外側に、
円柱部1aと同芯円の円弧部2を備え、円柱部1aと円
弧部2の間に第一取付部材4Aの格納部2aを形成し、
第一取付部材4Aは格納部2aに出入り可能で、どの固
定位置でも円弧部2に連続している。円弧部2は図3の
如く、円柱部1aと同芯円を成し、円柱部1aの円周方
向に一定範囲で円弧を成し円柱部1aとの間に支持部1
bを備え、支持部1bを底として円周方向に開口する格
納部2aを形成し、或いは円弧部2の中間部に支持部1
bを連続し、支持部1bを中心として格納部2a,2b
を対称に形成する。第一取付部材4Aは係合部5より格
納部2a側に、円弧部2に平行する円弧目地部6を備
え、円弧目地部6は格納部2aの深さより僅かに短く、
円弧部2に係合部5が当接した時、格納部2aに深く挿
入し、円弧部2と広範囲に連続し、格納部2aに浅く挿
入した時、円弧部2と僅かに連続し、円弧部2と相伴い
支柱1の外形を形成する。請求項5に記載のフェンスは
図2の如く、円柱部1aの周囲に複数の第一取付部材4
A,4Aを固定し、円弧部2と反対側に、第一取付部材
4A,4A間を塞ぐ円弧カバー20を備える。第一取付
部材4Aは図4の如く、円弧目地部6の反対側に円弧カ
バー20の係止部7を備える。円弧カバー20は円弧部
2と同様に円弧を成し、第一取付部材4A,4A間に係
合した時、円弧部2、及び第二取付部材4Bと相伴い、
支柱1の外形を保つもので、第一取付部材4A,4Aが
相互に当接する最少取付角度θを除く、88〜180度
の範囲の鈍角に係合する。第一取付部材4A,4Aの取
付角度θが180度の最大である時、円弧目地部6は円
弧部2と広範囲に連続し、格納部2aに深く挿入し、取
付角度θが88度の最少である時、円弧目地部6は円弧
部2と僅かに連続し、格納部2aに浅く挿入し、円弧部
2と第二取付部材4Bとで、支柱1の外形を形成する。
柱部1aを有し、第一取付部材4Aは円柱部1aの外周
面に沿って移動可能となる固定部4aを有し、固定部4
aを円柱部1aに固定している。円柱部1aは、外径が
一定で上下に長尺の円柱、円筒柱であり、第一取付部材
4Aの固定部4aは、円柱部1aの外周面に当接する円
弧面を有し、円柱部1aの円周方向と上下方向の何れに
も移動可能となる。請求項3に記載のフェンスは、支柱
1の円柱部1aと、第一取付部材4Aの固定部4aの少
なくとも一方に、第一取付部材4Aの円周方向の移動調
整を可能にする移動調整部3を備える。移動調整部3
は、支柱1の円柱部1a、又は第一取付部材4Aの固定
部4aに備え、或いは円柱部1aと固定部4aに備える
もので、例えば固定部4aに横長孔3aを設け、円柱部
1aに横長孔3aに連通する雌ネジ部3bを設け、横長
孔3aより雌ネジ部3bに螺入する固定ネジNにて固定
し、固定ネジNを緩めることにより、横長孔3aの範囲
内で第一取付部材4Aの移動調整を可能にする。請求項
4に記載のフェンスは、支柱1の円柱部1aの外側に、
円柱部1aと同芯円の円弧部2を備え、円柱部1aと円
弧部2の間に第一取付部材4Aの格納部2aを形成し、
第一取付部材4Aは格納部2aに出入り可能で、どの固
定位置でも円弧部2に連続している。円弧部2は図3の
如く、円柱部1aと同芯円を成し、円柱部1aの円周方
向に一定範囲で円弧を成し円柱部1aとの間に支持部1
bを備え、支持部1bを底として円周方向に開口する格
納部2aを形成し、或いは円弧部2の中間部に支持部1
bを連続し、支持部1bを中心として格納部2a,2b
を対称に形成する。第一取付部材4Aは係合部5より格
納部2a側に、円弧部2に平行する円弧目地部6を備
え、円弧目地部6は格納部2aの深さより僅かに短く、
円弧部2に係合部5が当接した時、格納部2aに深く挿
入し、円弧部2と広範囲に連続し、格納部2aに浅く挿
入した時、円弧部2と僅かに連続し、円弧部2と相伴い
支柱1の外形を形成する。請求項5に記載のフェンスは
図2の如く、円柱部1aの周囲に複数の第一取付部材4
A,4Aを固定し、円弧部2と反対側に、第一取付部材
4A,4A間を塞ぐ円弧カバー20を備える。第一取付
部材4Aは図4の如く、円弧目地部6の反対側に円弧カ
バー20の係止部7を備える。円弧カバー20は円弧部
2と同様に円弧を成し、第一取付部材4A,4A間に係
合した時、円弧部2、及び第二取付部材4Bと相伴い、
支柱1の外形を保つもので、第一取付部材4A,4Aが
相互に当接する最少取付角度θを除く、88〜180度
の範囲の鈍角に係合する。第一取付部材4A,4Aの取
付角度θが180度の最大である時、円弧目地部6は円
弧部2と広範囲に連続し、格納部2aに深く挿入し、取
付角度θが88度の最少である時、円弧目地部6は円弧
部2と僅かに連続し、格納部2aに浅く挿入し、円弧部
2と第二取付部材4Bとで、支柱1の外形を形成する。
【0007】
【実施例】図5のフェンスは、円柱部1aと円弧カバー
20との間にストッパー30を介在するもので、ストッ
パー30は支柱1の上端部と埋設部の2か所に備え、円
弧カバー20を保持する。支柱1を地面GLに立設する
際、円柱部1aと円弧部2に連続する支持部1bを、第
一取付部材4A,4Aの取付角度θの中間に合わせる
と、横部材10,10を左右対称に取付け得る。しかも
88〜180度の取付角度θであれば、例えば90度、
120度、150度、180度等に固定し得る。第一取
付部材4Aを支柱1の全長、又は地面GLより上部に固
定し、第二取付部材4Bを第一取付部材4Aの全長、又
は略全長に係合すると、第一取付部材4Aの固定ネジN
と、第二取付部材4Bの固定ネジNの総てが外部より見
えないように隠れる。第一取付部材4Aの移動調整部3
として、例えば横長孔3aと、横長孔3aに挿通する雄
ネジと、雄ネジに螺合するナットを用い、或いは横レー
ルと、横レールに沿って摺動する滑子を用いることも可
能であるし、横レールと滑子の代わりに横フイン等を用
いることも可能である。第一取付部材4Aと第二取付部
材4Bの取付け手段、及び円弧カバー20の取付け手段
は、前記例に限定されるものではなく、本発明の要旨に
反しない限り他の係合手段を採用し得る。例えば、円弧
カバー20の両側に、係止部7に係止する被係止部を備
えることも可能である。円弧部2と円弧目地部6、及び
支柱1に固定した第二取付部材4Bの固定部4bを揃え
ると、支柱1の外形が向上するし、更に円弧カバー20
の径を円弧目地部6や円弧部2と揃えると、支柱1の外
形が一段と向上する。支柱1と第一取付部材4Aと第二
取付部材4Bは、軽金属材、特にアルミニウム合金にて
形成することが望ましく、円弧カバー20も同様の素材
で形成することが望ましい。横部材10は軽金属材、鋳
物、鋼材、ネット等、種々の材質にて形成可能である。
20との間にストッパー30を介在するもので、ストッ
パー30は支柱1の上端部と埋設部の2か所に備え、円
弧カバー20を保持する。支柱1を地面GLに立設する
際、円柱部1aと円弧部2に連続する支持部1bを、第
一取付部材4A,4Aの取付角度θの中間に合わせる
と、横部材10,10を左右対称に取付け得る。しかも
88〜180度の取付角度θであれば、例えば90度、
120度、150度、180度等に固定し得る。第一取
付部材4Aを支柱1の全長、又は地面GLより上部に固
定し、第二取付部材4Bを第一取付部材4Aの全長、又
は略全長に係合すると、第一取付部材4Aの固定ネジN
と、第二取付部材4Bの固定ネジNの総てが外部より見
えないように隠れる。第一取付部材4Aの移動調整部3
として、例えば横長孔3aと、横長孔3aに挿通する雄
ネジと、雄ネジに螺合するナットを用い、或いは横レー
ルと、横レールに沿って摺動する滑子を用いることも可
能であるし、横レールと滑子の代わりに横フイン等を用
いることも可能である。第一取付部材4Aと第二取付部
材4Bの取付け手段、及び円弧カバー20の取付け手段
は、前記例に限定されるものではなく、本発明の要旨に
反しない限り他の係合手段を採用し得る。例えば、円弧
カバー20の両側に、係止部7に係止する被係止部を備
えることも可能である。円弧部2と円弧目地部6、及び
支柱1に固定した第二取付部材4Bの固定部4bを揃え
ると、支柱1の外形が向上するし、更に円弧カバー20
の径を円弧目地部6や円弧部2と揃えると、支柱1の外
形が一段と向上する。支柱1と第一取付部材4Aと第二
取付部材4Bは、軽金属材、特にアルミニウム合金にて
形成することが望ましく、円弧カバー20も同様の素材
で形成することが望ましい。横部材10は軽金属材、鋳
物、鋼材、ネット等、種々の材質にて形成可能である。
【0008】
【発明の効果】本発明のフェンスは上記の通りであるか
ら、次に記載する効果を奏する。請求項1に記載のフェ
ンスは、支柱に第一取付部材を固定し、横部材の両端に
第二取付部材を固定するので、第一取付部材を支柱の任
意位置に固定し、その第一取付部材に第二取付部材を取
付けるので、現場加工が不要となり、フェンスの施工が
簡単になる。しかも両取付部材の固定ネジも外部より見
えないように隠れる。請求項2に記載のフェンスは、第
一取付部材を固定する場合、支柱の円柱部に沿って移動
し得るので、特に、コーナー部に立設した支柱に固定す
る場合、位置決めと固定が簡単になる。請求項3に記載
のフェンスは、第一取付部材の円周方向の移動調整を可
能にする移動調整部を有するので、第一取付部材の固定
時に、円周方向の位置決めが安定する。請求項4に記載
のフェンスは、円柱部と円弧部の間に格納部を備え、第
一取付部材が格納部に出入りし、どの位置でも円弧部に
連続するので、円弧部と第一取付部材との間に隙間が生
じず、支柱の外観が向上する。請求項5に記載のフェン
スは、円柱部の周囲に固定した複数の第一取付部材の円
弧部と反対側に、第一取付部材間を塞ぐ円弧カバーを備
えるので、円弧カバーと、円弧部と、第一取付部材とで
支柱の外形を保つことができる。
ら、次に記載する効果を奏する。請求項1に記載のフェ
ンスは、支柱に第一取付部材を固定し、横部材の両端に
第二取付部材を固定するので、第一取付部材を支柱の任
意位置に固定し、その第一取付部材に第二取付部材を取
付けるので、現場加工が不要となり、フェンスの施工が
簡単になる。しかも両取付部材の固定ネジも外部より見
えないように隠れる。請求項2に記載のフェンスは、第
一取付部材を固定する場合、支柱の円柱部に沿って移動
し得るので、特に、コーナー部に立設した支柱に固定す
る場合、位置決めと固定が簡単になる。請求項3に記載
のフェンスは、第一取付部材の円周方向の移動調整を可
能にする移動調整部を有するので、第一取付部材の固定
時に、円周方向の位置決めが安定する。請求項4に記載
のフェンスは、円柱部と円弧部の間に格納部を備え、第
一取付部材が格納部に出入りし、どの位置でも円弧部に
連続するので、円弧部と第一取付部材との間に隙間が生
じず、支柱の外観が向上する。請求項5に記載のフェン
スは、円柱部の周囲に固定した複数の第一取付部材の円
弧部と反対側に、第一取付部材間を塞ぐ円弧カバーを備
えるので、円弧カバーと、円弧部と、第一取付部材とで
支柱の外形を保つことができる。
【図1】(A)(B)(C)(D)本発明によるフェン
スの使用例を示す要部平面図である。
スの使用例を示す要部平面図である。
【図2】(A)(B)(C)円弧カバーを用いた本発明
フェンスの要部平面図である。
フェンスの要部平面図である。
【図3】本発明フェンスの組立て構成例を示す一部切欠
平面図である。
平面図である。
【図4】(A)(B)(C)(D)第一取付部材の類例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】(A)(B)ストッパーの使用例を示す要部斜
視図と正面図である。
視図と正面図である。
【図6】本発明によるフェンスの使用例を示す要部斜視
図である。
図である。
【図7】従来フェンスの要部斜視図である。
1,P 支柱、1a 円柱部 2 円弧部、2a,2b 格納部 3 移動調整部、3a 横長孔、3b 雌ネジ部 4 取付部材 4A 第一取付部材、4B 第二取付部材、4a,4b
固定部 5 係合部 6 円弧目地部 7 係止部 9 被係合部 10,11,12,C 横部材 20 円弧カバー、30 ストッパー N 固定ネジ B ブラケット GL 地面 θ 第一取付部材の取付角度
固定部 5 係合部 6 円弧目地部 7 係止部 9 被係合部 10,11,12,C 横部材 20 円弧カバー、30 ストッパー N 固定ネジ B ブラケット GL 地面 θ 第一取付部材の取付角度
Claims (5)
- 【請求項1】 支柱と、支柱に固定した取付部材と、取
付部材間に取付けた横部材とを備え、取付部材は支柱に
対して任意の位置に固定可能な第一取付部材と、横部材
の両端に取付けた第二取付部材とから成り、第二取付部
材を第一取付部材に取付けたことを特徴とするフェン
ス。 - 【請求項2】 支柱は円柱部を有し、第一取付部材は円
柱部の外周面に沿って移動可能となる固定部を有し、固
定部を円柱部に固定していることを特徴とする請求項1
記載のフェンス。 - 【請求項3】 円柱部と第一取付部材固定部との少なく
とも一方に、第一取付部材の円周方向の移動調整を可能
にする移動調整部を備えることを特徴とする請求項2記
載のフェンス。 - 【請求項4】 支柱は円柱部の外側に、円柱部と同芯円
の円弧部を備え、円柱部と円弧部の間に第一取付部材の
格納部を形成し、第一取付部材は格納部に出入り可能
で、どの位置でも円弧部に連続していることを特徴とす
る請求項2又は3記載のフェンス。 - 【請求項5】 円柱部の周囲に複数の第一取付部材を固
定し、円弧部と反対側に、第一取付部材間を塞ぐ円弧カ
バーを備えていることを特徴とする請求項4記載のフェ
ンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10111038A JP3134839B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10111038A JP3134839B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | フェンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11303463A true JPH11303463A (ja) | 1999-11-02 |
JP3134839B2 JP3134839B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=14550842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10111038A Expired - Fee Related JP3134839B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | フェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134839B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013127194A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-06-27 | Shikoku Chem Corp | パネル塀およびその構築方法 |
-
1998
- 1998-04-21 JP JP10111038A patent/JP3134839B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013127194A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-06-27 | Shikoku Chem Corp | パネル塀およびその構築方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3134839B2 (ja) | 2001-02-13 |
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