JPH11303262A - 仕切り用パネルの取付構造 - Google Patents

仕切り用パネルの取付構造

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JPH11303262A
JPH11303262A JP10633998A JP10633998A JPH11303262A JP H11303262 A JPH11303262 A JP H11303262A JP 10633998 A JP10633998 A JP 10633998A JP 10633998 A JP10633998 A JP 10633998A JP H11303262 A JPH11303262 A JP H11303262A
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
fixing member
bolt
fixing
mounting structure
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Pending
Application number
JP10633998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shige Ueda
樹 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易建造物の間仕切や風除パネル等の仕切用
のパネルの、設置部への固定部分を露出させない安全で
外観の優れた、かつ掃除等メインテナンスの容易な構造
で、取付けに際して作業性の良いパネル取付構造を提供
する。 【解決手段】固定部材1と押さえ部材2とを組立ボルト
4を介して一体的に組み合わされる際に、支持部13と
押さえ部材2との間にパネル3が挟着されるとともに、
固定ボルト40等の固定手段が露出した底部を隠蔽する
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車駐輪場,バ
ス停,仮設店舗,展示ブース,簡易休憩室等の、屋内外
に設置される簡易建造物において、間仕切や風除パネル
等の仕切用として設置されるパネルの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内外に設置される簡易建造物の
間仕切や風除パネル等の仕切りパネルの取り付けは金属
フレームを用いたサッシによる他、金属や木造の架構体
フレームに固定した金具類に孔加工したパネルをボルト
・ナットによって固定する方法等がとられてきた。
【0003】しかしながらかような従来工法は、金属フ
レーム製のサッシは多種類の材料を煩雑な工程で組み立
てる必要があり、フレームと床面の間にゴミが詰まり易
く、また屋外設置の場合雨水による汚れや腐食を招きや
すいという欠点があった。
【0004】これに対して、図6(イ),(ロ)に示す
様に、床面や架構体フレームに固定ボルト40によって
固定したL形のベース金具61に加工孔31を加工した
パネル3にゴムパッキン6および押さえ金具62を介し
て止めボルト41で固定する方法があるが、まず止めボ
ルト41やボルト42・ナット43が露出して見栄えが
悪く、(イ)の図面の如く、床面においては固定ボルト
40の頭部が露出して歩行に危険であり、加えてパネル
下端と床との隙間が狭いため掃除に手間どり、また取付
工事に際してはパネルをしっかり支える必要があって工
事が煩雑となり、さらには使用される仕切り用パネルが
ガラスやプラスチックパネルの場合に、パネルの重量を
受けるパネルの下端を支える部分における加工孔31部
がパネルの割れの原因ともなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来工法の欠点
を解消するために、本発明仕切りパネルの取付構造は、
その固定部分を露出させない安全で外観の優れた、かつ
掃除等メインテナンスの容易な構造で、またパネルの下
端を支える部分におけるパネルの孔加工が不要でガラス
やプラスチックパネルでも割れの心配無しに使用でき
て、取付けに際してパネルを軽く支えるだけの作業性の
良いパネル取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明仕切り用パネルの取付構造は次のように構成
される。すなわち、固定部材と押さえ部材および仕切り
用のパネルから構成され、固定部材は設置面に固定する
ための底部と、該底部の端部より形成された立壁状の支
持部とからなり、押さえ部材が組立ボルトを介して一体
的に組み合わされ、支持部と押さえ部材との間にパネル
が挟着されるとともに、底部が押さえ部材により隠蔽さ
れるように構成されたものである。
【0007】また本発明仕切り用パネルの取付構造は、
固定部材と押さえ部材とのいずれか一方に組立ボルトの
頭部が沈み込むボルト孔が貫通され、他方には前記ボル
ト孔に挿通した組立ボルトが螺入される有底のねじ孔が
穿設されるように構成されたものである。
【0008】さらにまた本発明仕切り用パネルの取付構
造は、固定部材にパネルの下端の少なくとも一部を受け
る受け部が形成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本発明仕切り用
パネルの取付構造を適用した実施の一形態のシェルター
を表す側面図であり、図2は図1のパネル3をパネル下
部Aで支持する部分の分解断面図で、図3は図1のパネ
ル3をパネル側部Bで支持する部分の(イ)は断面図、
(ロ)は側面図である。さらに図4は図1のパネル3を
パネル上部Cで支持する部分の(イ)は断面図、(ロ)
は側面図である。
【0010】図2〜図4において1は固定部材であり、
固定部材1は設置面に固定するための底部12と該底部
12の端部より形成された立壁状の支持部13とからな
り、底部12が設置面に固定ボルト40等の固定手段に
よって固定されるとともに、固定部材1と押さえ部材2
とを組立ボルト4を介して一体的に組み合わされる際
に、支持部13と押さえ部材2との間にパネル3が挟着
されるとともに、固定ボルト40等の固定手段が露出し
た底部を隠蔽するように構成されている。
【0011】ここにおいて図2〜図4において、固定部
材1と押さえ部材2は、その一方の側面を貫通する組立
ボルト4の頭部が沈み込んで係止されるボルト孔22よ
り、もう一方の側面内部に穿設された有底のねじ孔14
に組立ボルト4を螺入させることによって組み合わされ
ているが、固定部材1と押さえ部材2の両側面ともに組
立ボルト4の頭部または該組立ボルトと螺入固定される
ナットが沈み込むボルト孔22を設けてボルトを貫通さ
せてナットで固定されてもよい。ここで、前者の場合は
一方にねじ孔を穿設する必要から鋳物による金属製やエ
ンジニアリングプラスチックを用いた樹脂製の射出成型
品が用いられるのが好適で、後者の場合は鋼材やステン
レススチールによる絞り成型品で製作されてもよい。
【0012】また図2〜図4においては、固定部材1の
支持部13の内側に組立ボルト4が螺入される有底のね
じ孔14が穿設され、固定部材1と組み合わされる押さ
え部材2の側面から組立ボルト4の頭部が沈み込んで係
止されるボルト孔22が貫通され形成されているが、ね
じ孔14およびボルト孔22は、それぞれが逆に押さえ
部材2の内側と固定部材1の支持部13の側面に設けら
れていてもよい。
【0013】なお図2においては、固定部材1と押さえ
部材2のそれぞれの端部を凹ませて挟着部11,21を
形成してその挟着部間にゴムパッキン6を介してパネル
3を挟着するようになされるが、図3(イ),図4
(イ)では固定部材1と押さえ部材2を組み合わせた際
に間隙部7が形成されその間隙部7の間にゴムパッキン
6を介してパネル3が挟着されるようになされている。
【0014】さらに図2においては、図1の仕切り用パ
ネルの取付構造におけるパネル下端を支持する少なくと
も一部を受ける受け部5が固定部材1の支持部13に形
成され、該仕切り用パネルの取付構造を組み立てる際
に、パネルの下端側が支持されてパネルの仮置きが可能
な様子を表している。
【0015】次に図4(ロ)では、図1の仕切り用パネ
ルの取付構造におけるパネル上部Cを支持する部分にお
いてパネル3の上端側にパネル切欠き部8を設けた実施
例を示したが、この方法によるとパネル3に取り付け用
の孔加工をしないため、ガラスやプラスチックパネルを
使用する場合でも孔加工部分から発生しやすい割れの心
配無しに使用できて、なおかつ該パネル切欠き部8に位
置を合わせて設置された固定部材1と押さえ部材2の組
み合わせ部分においてパネル3が左右に移動が不可能と
なって、本発明仕切り用パネルの取付構造を適用して組
み立てられた屋内外に設置される簡易建造物の間仕切や
風除パネル等の仕切りパネルが、設置後に移動してずれ
ることの無いしっかりした構成と成される。
【0016】同様に仕切り用のパネル切欠き部8を、図
1の仕切り用パネルの取付構造におけるパネル下部Aを
支持する部分において設けた実施形態の一例を図5に示
す。図5においては、パネル3の下端側に設けられた切
欠き部8が固定部材1の受け部5に載置されてパネル3
の下端が支持されるとともに、本発明仕切り用パネルの
取付構造を適用して組み立てられた仕切りパネルが、設
置後に左右に移動してずれることの無いしっかりした構
成と成される。
【0017】
【発明の効果】本発明仕切り用パネルの取付構造は、上
述の構造によって次のような効果を発揮する。すなわ
ち、固定部材と押さえ部材および仕切り用のパネルから
構成され、固定部材は設置面に固定するための底部と、
該底部の端部より形成された立壁状の支持部とからな
り、押さえ部材が組立ボルトを介して一体的に組み合わ
され、支持部と押さえ部材との間にパネルが挟着される
とともに、底部が押さえ部材により隠蔽されることによ
って、固定部材が固定される底部が隠蔽され見栄えが良
く、パネルの下端を支える部分においてパネルの孔加工
が不要でガラスやプラスチックパネルでも割れの心配無
しに使用できて、かつパネルの下端と床面の間に掃除等
メインテナンスを簡単にする隙間を確保した仕切り用パ
ネルの取付構造が構成される。
【0018】また本発明仕切り用パネルの取付構造は、
固定部材と押さえ部材とのいずれか一方に組立ボルトの
頭部が沈み込んで係止されるボルト孔が貫通され、他方
には前記ボルト孔に挿通した組立ボルトが螺入される有
底のねじ孔が穿設された場合には、固定部材と押さえ部
材とを組立ボルトによって組み立てた際に両者の一方の
側面には固定手段である組立ボルトが全く露出せず、か
つ他方の側面においてもボルト孔において組立ボルトの
頭部が沈み込むように形成されていることによって、パ
ネル挟着部分を側面から見た場合において見栄えの良い
仕切り用パネルの取付構造が構成される。
【0019】また本発明仕切り用パネルの取付構造は、
固定部材にパネルの下端の少なくとも一部を受ける受け
部が形成された場合には、該仕切り用パネルの取付構造
を組み立てる際にパネルの下部が支持されて組立工程内
でのパネルの仮置きが可能となって、安全で作業効率の
良い組み立て工事がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の一形態のシェルターを表す側面図
である。
【図2】図1に示す本発明実施の一形態の部分を示す分
解断面図である。
【図3】図1に示す本発明実施の一形態の他の部分を示
す部分説明図であって、(イ)は分解正面図、(ロ)は
側面図である。
【図4】図1に示す本発明実施の一形態の別の部分を示
す部分説明図であって、(イ)は分解正面図、(ロ)は
側面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の一形態を示す側面図
である。
【図6】従来の実施例を示す、(イ)は側断面図、
(ロ)は上断面図である。
【符号の説明】
1 固定部材 11 挟着部 12 底部 13 支持部 14 ねじ孔 2 押さえ部材 21 挟着部 22 ボルト孔 3 パネル 31 加工孔 4 組立ボルト 40 固定ボルト 41 止めボルト 42 ボルト 43 ナット 5 受け部 6 ゴムパッキン 61 ベース金具 62 押さえ金具 7 間隙部 8 パネル切欠き部 A パネル下部 B パネル側部 C パネル上部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と押さえ部材および仕切り用の
    パネルから構成され、固定部材は設置面に固定するため
    の底部と、該底部の端部より形成された立壁状の支持部
    とからなり、押さえ部材が組立ボルトを介して一体的に
    組み合わされ、支持部と押さえ部材との間にパネルが挟
    着されるとともに、底部が押さえ部材により隠蔽される
    ようになされたことを特徴とする仕切り用パネルの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 固定部材と押さえ部材とはいずれか一方
    に組立ボルトの頭部が沈み込むボルト孔が貫通され、他
    方には前記ボルト孔に挿通した組立ボルトが螺入される
    有底のねじ孔が穿設されたことを特徴とする請求項1記
    載の仕切り用パネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 固定部材にパネルの下端の少なくとも一
    部を受ける受け部が形成されたことを特徴とする請求項
    1または2記載の仕切り用パネルの取付構造。
JP10633998A 1998-04-16 1998-04-16 仕切り用パネルの取付構造 Pending JPH11303262A (ja)

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JP10633998A JPH11303262A (ja) 1998-04-16 1998-04-16 仕切り用パネルの取付構造

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JPH11303262A true JPH11303262A (ja) 1999-11-02

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JP (1) JPH11303262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002551A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Matsushita Electric Works Ltd 壁パネルの建込み構造
JP2009114706A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Okamura Corp パネル固定構造

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JP2007002551A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Matsushita Electric Works Ltd 壁パネルの建込み構造
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