JPH11302497A - 耐酸性ポリアセタール系樹脂材料 - Google Patents
耐酸性ポリアセタール系樹脂材料Info
- Publication number
- JPH11302497A JPH11302497A JP11576398A JP11576398A JPH11302497A JP H11302497 A JPH11302497 A JP H11302497A JP 11576398 A JP11576398 A JP 11576398A JP 11576398 A JP11576398 A JP 11576398A JP H11302497 A JPH11302497 A JP H11302497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyacetal
- acid
- based resin
- alkaline additive
- resin matrix
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】アルカリ性添加剤を配合することにより、
耐酸性を有するポリアセタール系樹脂を得ることができ
る。また、アルカリ性添加剤をポリアセタール系樹脂よ
りも酸に弱い材料によって覆うことにより、不必要にア
ルカリ性添加剤が流出することがないので高寿命化が可
能となる。 【効果】酸性雰囲気下においても、好適な機械的強度お
よび摺動特性を保持することができる。
耐酸性を有するポリアセタール系樹脂を得ることができ
る。また、アルカリ性添加剤をポリアセタール系樹脂よ
りも酸に弱い材料によって覆うことにより、不必要にア
ルカリ性添加剤が流出することがないので高寿命化が可
能となる。 【効果】酸性雰囲気下においても、好適な機械的強度お
よび摺動特性を保持することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸性雰囲気下で用
いられる摺動部材に好適なポリアセタール樹脂組成物で
ある。
いられる摺動部材に好適なポリアセタール樹脂組成物で
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリアセタールは、優れた機械的強度、
摺動性、耐熱性、成形性等を備えているため、エンジニ
アリングプラスチックとして広い分野で利用されてい
る。例えば、ポリアセタールの高機械的強度および高摺
動特性を利用したボールジョイントのボール受け部や、
ギア、ローラーおよびカム等の回転駆動部品等に好適に
用いられている。また従来、ポリアセタール樹脂は主に
室内や機械内の構成部品等に用いられていたが、今後ポ
リアセタール樹脂の用途拡大に伴い、屋外等で用いられ
る要求が高まってくるものと考えられる。
摺動性、耐熱性、成形性等を備えているため、エンジニ
アリングプラスチックとして広い分野で利用されてい
る。例えば、ポリアセタールの高機械的強度および高摺
動特性を利用したボールジョイントのボール受け部や、
ギア、ローラーおよびカム等の回転駆動部品等に好適に
用いられている。また従来、ポリアセタール樹脂は主に
室内や機械内の構成部品等に用いられていたが、今後ポ
リアセタール樹脂の用途拡大に伴い、屋外等で用いられ
る要求が高まってくるものと考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリア
セタール樹脂は酸性度pH3程度の酸性雰囲気下に暴露
すると、酸腐食が発生し、機械的強度および摺動特性が
低下してしまう。そのため、ポリアセタール樹脂を酸性
雰囲気下で用いる場合には、酸が直接ポリアセタール樹
脂に接触しないように、ポリアセタールの周囲をブーツ
等で覆う必要があり、コスト的に高くなってしまうとい
った問題があった。本発明は、このような従来技術の問
題点に鑑みてなされたものであり、酸性雰囲気下におい
ても好適な物性を有するポリアセタール系樹脂材料を提
供することを目的とする。
セタール樹脂は酸性度pH3程度の酸性雰囲気下に暴露
すると、酸腐食が発生し、機械的強度および摺動特性が
低下してしまう。そのため、ポリアセタール樹脂を酸性
雰囲気下で用いる場合には、酸が直接ポリアセタール樹
脂に接触しないように、ポリアセタールの周囲をブーツ
等で覆う必要があり、コスト的に高くなってしまうとい
った問題があった。本発明は、このような従来技術の問
題点に鑑みてなされたものであり、酸性雰囲気下におい
ても好適な物性を有するポリアセタール系樹脂材料を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の耐酸性ポリアセ
タール系樹脂材料は、ポリアセタール系樹脂母材中にア
ルカリ性添加剤を含むことを特徴とする。また、前記の
アルカリ性添加剤は、前記ポリアセタール系樹脂母材よ
りも酸雰囲気下において劣化しやすい材料により覆われ
ていることを特徴とする。
タール系樹脂材料は、ポリアセタール系樹脂母材中にア
ルカリ性添加剤を含むことを特徴とする。また、前記の
アルカリ性添加剤は、前記ポリアセタール系樹脂母材よ
りも酸雰囲気下において劣化しやすい材料により覆われ
ていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の樹脂材料を構成するポリ
アセタール系樹脂母材(1)およびアルカリ性添加剤
(2)の内容は次の通りである。
アセタール系樹脂母材(1)およびアルカリ性添加剤
(2)の内容は次の通りである。
【0006】[ポリアセタール系樹脂母材(1)]ポリ
アセタール系樹脂母材(1)は、オキシメチレン基(−
CH2O−)を主たる構成要件として含む高分子化合物
である。ポリアセタール系樹脂母材(1)には、ポリオ
キシメチレンホモポリマーおよびポリオキシメチレンコ
ポリマーが含まれる。ポリオキシメチレンホモポリマー
は、ホルムアルデヒド単量体、またはその3量体(トリ
オキサン)もしくは4量体(テトラオキサン)等から製
造することができる。
アセタール系樹脂母材(1)は、オキシメチレン基(−
CH2O−)を主たる構成要件として含む高分子化合物
である。ポリアセタール系樹脂母材(1)には、ポリオ
キシメチレンホモポリマーおよびポリオキシメチレンコ
ポリマーが含まれる。ポリオキシメチレンホモポリマー
は、ホルムアルデヒド単量体、またはその3量体(トリ
オキサン)もしくは4量体(テトラオキサン)等から製
造することができる。
【0007】また、ポリオキシメチレンコポリマーは、
オキシメチレン基(−CH2O−)以外に、オキシメチ
レン基(−CH2CH2O−)、オキシプロピレン基(−
CH 2CH2CH2O−)およびオキシテトラメチレン基
(−CH2CH2CH2CH2O−)等のオキシアルキレン
基(−CαH2αO−)(αは2以上の整数、好ましく
は2〜4の整数、また炭化水素単位(CαH2α)は直
鎖でも分鎖していてもよい。)、および炭化水素単位
(−CβH2β−)(βは2以上の整数、好ましくは2
〜4の整数)がランダムまたはブロック単位で結合して
いるものである。さらにポリアセタール樹脂としての特
性を失われない程度に主鎖または側鎖中にフッ素基、水
酸基、カルボキシル基などの官能基を設けてもよい。ま
た、オキシメチレン基以外の割合は用途に応じて適当に
選択することができる。
オキシメチレン基(−CH2O−)以外に、オキシメチ
レン基(−CH2CH2O−)、オキシプロピレン基(−
CH 2CH2CH2O−)およびオキシテトラメチレン基
(−CH2CH2CH2CH2O−)等のオキシアルキレン
基(−CαH2αO−)(αは2以上の整数、好ましく
は2〜4の整数、また炭化水素単位(CαH2α)は直
鎖でも分鎖していてもよい。)、および炭化水素単位
(−CβH2β−)(βは2以上の整数、好ましくは2
〜4の整数)がランダムまたはブロック単位で結合して
いるものである。さらにポリアセタール樹脂としての特
性を失われない程度に主鎖または側鎖中にフッ素基、水
酸基、カルボキシル基などの官能基を設けてもよい。ま
た、オキシメチレン基以外の割合は用途に応じて適当に
選択することができる。
【0008】ポリオキシメチレンコポリマーは、ホルム
アルデヒド単量体、またはその3量体(トリオキサン)
もしくは4量体(テトラオキサン)等と、エキレンオキ
シド、プロピレンオキシド、エピクロルヒドリン、1,
3−ジオキソラン、グリコールのホルマール等の環状エ
ーテルとを、重合することにより製造することができ
る。
アルデヒド単量体、またはその3量体(トリオキサン)
もしくは4量体(テトラオキサン)等と、エキレンオキ
シド、プロピレンオキシド、エピクロルヒドリン、1,
3−ジオキソラン、グリコールのホルマール等の環状エ
ーテルとを、重合することにより製造することができ
る。
【0009】ポリアセタール系樹脂母材(1)の分子量
は特に制限されることはないが、好ましくは5万〜30
万程度のものが使用される。
は特に制限されることはないが、好ましくは5万〜30
万程度のものが使用される。
【0010】[アルカリ性添加剤(2)]アルカリ性添
加剤(2)としては、特に制限されることはないが、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、マグ
ネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸塩などの無機塩基物、さらにスルホン酸基およ
びカルボキシル基のアルカリ金属塩およびアルカリ土類
金属塩、アルカノールアミン系、アルカロイド系などの
有機塩基物が好適に用いられる。具体的には、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸
化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、マグネシウムスルホネー
ト、カルシウムスルホネート、アルカノールアミンなど
が含まれる。
加剤(2)としては、特に制限されることはないが、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、マグ
ネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸塩などの無機塩基物、さらにスルホン酸基およ
びカルボキシル基のアルカリ金属塩およびアルカリ土類
金属塩、アルカノールアミン系、アルカロイド系などの
有機塩基物が好適に用いられる。具体的には、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、水酸
化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、マグネシウムスルホネー
ト、カルシウムスルホネート、アルカノールアミンなど
が含まれる。
【0011】更にアルカリ性添加剤(2)は、ポリアセ
タール系樹脂母材(1)よりも酸雰囲気下において劣化
しやすい材料によって覆われていることが好ましい。こ
のような構造にすることによって、ポリアセタール系樹
脂材料の周囲が酸性雰囲気下の時にのみアルカリ性添加
剤が酸性雰囲気下に放出されるため、不必要にアルカリ
性添加剤の減少を防ぐ事ができる。ポリアセタール系樹
脂母材(1)よりも酸雰囲気下において劣化しやすい材
料としては、ポリアセタール系樹脂母材の組成に合わせ
て適当に選択することができる。具体的には、アクリル
系樹脂、スチレン系樹脂などを用いることができる。
タール系樹脂母材(1)よりも酸雰囲気下において劣化
しやすい材料によって覆われていることが好ましい。こ
のような構造にすることによって、ポリアセタール系樹
脂材料の周囲が酸性雰囲気下の時にのみアルカリ性添加
剤が酸性雰囲気下に放出されるため、不必要にアルカリ
性添加剤の減少を防ぐ事ができる。ポリアセタール系樹
脂母材(1)よりも酸雰囲気下において劣化しやすい材
料としては、ポリアセタール系樹脂母材の組成に合わせ
て適当に選択することができる。具体的には、アクリル
系樹脂、スチレン系樹脂などを用いることができる。
【0012】ポリアセタール系樹脂母材(1)とアルカ
リ性添加剤(2)の配合割合は、ポリアセタール系樹脂
母材(1)を100重量部とした場合、アルカリ性添加
剤(2)は3〜20重量部、更に5〜10重量部が好ま
しい。アルカリ性添加剤(2)の配合量が3重量部より
少ないと酸性に対する効果が低く、また、20重量部よ
り多いと樹脂の機械的強度が低下してしまう。
リ性添加剤(2)の配合割合は、ポリアセタール系樹脂
母材(1)を100重量部とした場合、アルカリ性添加
剤(2)は3〜20重量部、更に5〜10重量部が好ま
しい。アルカリ性添加剤(2)の配合量が3重量部より
少ないと酸性に対する効果が低く、また、20重量部よ
り多いと樹脂の機械的強度が低下してしまう。
【0013】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明を詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 [ポリアセタール系樹脂材料の調整]ポリアセタール
(ポリプラスチック社製、商品名ジュラコンM90−4
4、ポリオキシメチレンコポリマー)を100重量部に
対し、表1に示す被覆材にて被覆されている添加剤を下
記の表1に示す割合でドライブレンドした後、押出機に
て溶融混練を行いペレット化した。このペレットを乾燥
した後、射出成形によりボールジョイントシートを作成
した。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 [ポリアセタール系樹脂材料の調整]ポリアセタール
(ポリプラスチック社製、商品名ジュラコンM90−4
4、ポリオキシメチレンコポリマー)を100重量部に
対し、表1に示す被覆材にて被覆されている添加剤を下
記の表1に示す割合でドライブレンドした後、押出機に
て溶融混練を行いペレット化した。このペレットを乾燥
した後、射出成形によりボールジョイントシートを作成
した。
【0014】さらに作成したボールジョイントシートを
35wt%硫酸水中に浸漬し、硫酸水から取出した後6
0℃の雰囲気中に1時間放置し、これを10サイクル繰
り返した。サイクル試験後、鉄製ボールジョイントと鉄
製リンクとの間にサイクル試験後のボールジョイントシ
ートを挟み込み、実車(操舵性部分)に装着した後、悪
路耐久試験を行い試験片の外見(亀裂、溶損)および走
行性の評価を行った。表1のPOMはポリアセタールで
ある。また、比較例2についてはボールジョイントシー
ト上にアルカリ性添加剤を塗布したものである。結果を
表1に示す。
35wt%硫酸水中に浸漬し、硫酸水から取出した後6
0℃の雰囲気中に1時間放置し、これを10サイクル繰
り返した。サイクル試験後、鉄製ボールジョイントと鉄
製リンクとの間にサイクル試験後のボールジョイントシ
ートを挟み込み、実車(操舵性部分)に装着した後、悪
路耐久試験を行い試験片の外見(亀裂、溶損)および走
行性の評価を行った。表1のPOMはポリアセタールで
ある。また、比較例2についてはボールジョイントシー
ト上にアルカリ性添加剤を塗布したものである。結果を
表1に示す。
【0015】表1の評価につき、外見の評価について
は、 ◎:全く亀裂および溶損は無い。 ○:溶損は無いが多少の亀裂がある。 △:多少の亀裂または溶損が見られる。 ×:亀裂または溶損が大きい。 であり、走行性の評価については、 ◎:操舵フィーリング異常および異音の発生がまったく
無い。 ○:操舵力が多少大きくなるが、異音の発生は無い。 △:操舵フィーリング異常および異音が多少発生する。 ×:ガタツキ音が発生する。 である。
は、 ◎:全く亀裂および溶損は無い。 ○:溶損は無いが多少の亀裂がある。 △:多少の亀裂または溶損が見られる。 ×:亀裂または溶損が大きい。 であり、走行性の評価については、 ◎:操舵フィーリング異常および異音の発生がまったく
無い。 ○:操舵力が多少大きくなるが、異音の発生は無い。 △:操舵フィーリング異常および異音が多少発生する。 ×:ガタツキ音が発生する。 である。
【0016】
【表1】
【0017】添加剤としてアルカリ性添加剤を用いたボ
ールジョイントシートを使用した実施例では、外見およ
び操舵フィーリングについては問題はないが、アルカリ
性添加剤を用いていないボールジョイントシートを使用
した比較例では、亀裂または割れの発生が確認され、さ
らに操舵フィーリングの異常および大きな異音も発生す
るものとなった。
ールジョイントシートを使用した実施例では、外見およ
び操舵フィーリングについては問題はないが、アルカリ
性添加剤を用いていないボールジョイントシートを使用
した比較例では、亀裂または割れの発生が確認され、さ
らに操舵フィーリングの異常および大きな異音も発生す
るものとなった。
【0018】
【発明の効果】以上のようにポリアセタール系樹脂中に
アルカリ性添加剤を配合することにより、耐酸性を有す
るポリアセタール系樹脂を得ることができる。また、ア
ルカリ性添加剤をポリアセタール系樹脂よりも酸に弱い
材料によって覆うことにより、不必要にアルカリ性添加
剤が流出することがないので高寿命化が可能となる。
アルカリ性添加剤を配合することにより、耐酸性を有す
るポリアセタール系樹脂を得ることができる。また、ア
ルカリ性添加剤をポリアセタール系樹脂よりも酸に弱い
材料によって覆うことにより、不必要にアルカリ性添加
剤が流出することがないので高寿命化が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリアセタール系樹脂母材中にアルカリ
性添加剤を含むことを特徴とする耐酸性ポリアセタール
系樹脂材料。 - 【請求項2】 前記アルカリ性添加剤は、前記ポリアセ
タール系樹脂母材よりも酸雰囲気下において劣化しやす
い材料により覆われている請求項1記載の耐酸性ポリア
セタール系樹脂材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11576398A JPH11302497A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 耐酸性ポリアセタール系樹脂材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11576398A JPH11302497A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 耐酸性ポリアセタール系樹脂材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11302497A true JPH11302497A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14670450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11576398A Pending JPH11302497A (ja) | 1998-04-24 | 1998-04-24 | 耐酸性ポリアセタール系樹脂材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11302497A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625969B2 (en) | 2004-01-21 | 2009-12-01 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
JP2021102736A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物、そのポリアセタール樹脂組成物を用いた成形品および自動車部品、ならびに酸性液体耐性を向上させる方法 |
US11485856B2 (en) | 2017-05-05 | 2022-11-01 | Ticona Llc | Polyoxymethylene polymer composition that is chemical resistant |
-
1998
- 1998-04-24 JP JP11576398A patent/JPH11302497A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7625969B2 (en) | 2004-01-21 | 2009-12-01 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
US7772310B2 (en) | 2004-01-21 | 2010-08-10 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | Polyacetal resin composition |
US11485856B2 (en) | 2017-05-05 | 2022-11-01 | Ticona Llc | Polyoxymethylene polymer composition that is chemical resistant |
US11939467B2 (en) | 2017-05-05 | 2024-03-26 | Ticona Llc | Polyoxymethylene polymer composition that is chemical resistant |
JP2021102736A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | ポリプラスチックス株式会社 | ポリアセタール樹脂組成物、そのポリアセタール樹脂組成物を用いた成形品および自動車部品、ならびに酸性液体耐性を向上させる方法 |
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