JPH1130036A - 構造物の構築装置 - Google Patents

構造物の構築装置

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JPH1130036A
JPH1130036A JP18641697A JP18641697A JPH1130036A JP H1130036 A JPH1130036 A JP H1130036A JP 18641697 A JP18641697 A JP 18641697A JP 18641697 A JP18641697 A JP 18641697A JP H1130036 A JPH1130036 A JP H1130036A
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JP
Japan
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bridge girder
movable
moving
shoring
construction
Prior art date
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Pending
Application number
JP18641697A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Koshitani
信行 越谷
Nobuyuki Miura
信幸 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Publication of JPH1130036A publication Critical patent/JPH1130036A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 橋桁などのように軸方向に同一断面形で連続
する構造物をきわめて効率的に建設できるようにした構
造物の構築装置を提供する。 【解決手段】 構築中の橋桁Aの支保工をなす移動式支
保工6と、橋桁Aの近くをその軸方向に沿って走行し、
移動式支保工6を橋桁Aの軸方向に搬送する移動式台車
2とを備え、移動式支保工6は移動式台車2と橋桁A間
をその軸直角方向に走行するように構成する。また、橋
桁Aの近くをその軸方向に走行する移動式クレーン3を
設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高速道路
の橋桁などのように軸方向に略同一断面形に連続して構
築される構造物を構築する際に、仮設構造物として設置
される構造物の構築装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ば、都心部を走る高速道路などの橋桁は、一般に同一断
面形状をなして軸方向に連続して構築されている。また
建設に際し、コンクリート型枠を支持したり、あるいは
作業足場などとして利用するために仮設構造物として支
保工を構築する必要があり、その際周囲に建物が建って
いたりする等してごく限られた作業スペースでの工事を
強いられることが多い。さらに、工事の進行に合わせて
支保工の組み立てと解体を繰り返し行う必要があるの
で、きわめて煩わしい工事を強いられる等の課題があっ
た。
【0003】この発明は、以上の課題を解決するために
なさたもので、橋桁などのように軸方向に同一断面形に
連続連続する構造物をきわめて効率的に建設できるよう
にした構造物の構築装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明に係る構造物の構築装置は、構築中の構
造物の支保工をなす移動式支保工と、前記構造物の近く
をその軸方向に沿って走行し、前記移動式支保工を前記
構造物の軸方向に搬送する移動式台車とを備え、前記移
動式支保工は前記移動式台車と前記構造物間をその軸直
角方向に走行するように構成されている。
【0005】また、構築中の構造物の近くを前記構造物
の軸方向に走行する移動式クレーンが設置されている。
さらに、移動式支保工は、支柱を所定間隔に複数立設
し、この支柱間につなぎ材を複数架け渡し、かつ任意の
位置のつなぎ材間に足場板を複数架け渡し、さらに前記
支柱の下端部と上端部にねじ式ジャッキをそれぞれ取り
付けて構築してある。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図6は、この発明の実施の
一形態を示し、図において、例えば橋桁などとして構築
中の構造物A(以下「橋桁A」という)の近くの地上
に、軌道1が橋桁Aの軸方向に沿って敷設され、この軌
道1の上に移動式台車2と走行式タワークレーンまたは
ジブクレーン式タイプの移動式クレーン3がそれぞれ設
置されている。
【0007】また、移動式台車2の上と橋桁Aの先端部
分の地上に、軌道1、橋桁Aの略軸直角方向に沿って軌
道4と5がそれぞれ敷設され、この軌道4と5は同一軸
上で連続している。そして、連続する軌道4と5の上に
移動式支保工6が設置されている。
【0008】移動式台車2は移動式支保工6を橋桁Aの
軸方向に搬送する台車で、電動モータ等の駆動装置で駆
動する車輪7を複数有し、この車輪7を介して軌道1の
上を橋桁Aの軸方向に沿って自力で走行するようになっ
ている。また、移動式台車2は、例えば車輪7をねじ式
ジャッキ(図省略)を介して車体に取り付け、このねじ
式ジャッキを操作して車体を上げ下げすることにより、
軌道4のレベルを軌道5のそれと一致するように自由に
レベル調整できるようになっている。
【0009】移動式支保工6は橋桁Aを構築する際に、
例えばコンクリート型枠を支持したり、あるいは作業ヤ
ードや作業足場などとして使用されるもので、支柱6aを
所定間隔に複数立設し、この支柱6a,6a 間につなぎ材6b
を複数架け渡し、かつ適当な位置のつなぎ材6b,6b 間に
足場板6cを複数架け渡し、さらに必要に応じてブレース
材(図省略)を架け渡す等して補強することにより移動
式台車2の上に搭載できる程度の規模に構築されてい
る。
【0010】また、下端部に電動モータ等の駆動装置で
駆動する車輪8を複数有し、この車輪8を介して軌道4
と5の上を移動式台車2の上から橋桁Aの先端部分へ、
橋桁Aの先端部分から移動式台車2の上へと、移動式台
車2および橋桁Aの略軸直角方向に自力で自由に走行で
きる構成になっている。また、車輪8はねじ式ジャッキ
9を介して最下段のつなぎ材6bに取り付けられている。
そして、ねじ式ジャッキ9のハンドル9aを回して車輪8
を上げ下げすることにより、移動式支保工6の自重とこ
の移動式支保工6を介して伝達される橋桁Aの自重を車
輪8から支柱6aの下端部へ、あるいは支柱6aから車輪8
へと自由に受け替えられるようになっている。
【0011】さらに、支柱6aの下端部と上端部にねじ式
ジャッキ10と11がそれぞれ取り付けられている。ねじ式
ジャッキ10は主に移動式支保工6の鉛直出しに使用され
るものであり、またねじ式ジャッキ11は例えば橋桁Aの
型枠12を嵩上げするために使用されるものである。特
に、ねじ式ジャッキ11は例えば橋桁Aの曲線部分やクロ
ソイド区間などに、外側を内側より高くする、いわゆる
カントを設ける場合などにも使用できる。すなわち、ね
じ式ジャッキ11を操作してこのねじ式ジャッキ11に支持
されている型枠12を上げ下げすることにより、必要量の
カントを容易に設けることができる。
【0012】このような構成において、次に橋桁Aの構
築方法を順をおって説明する。
【0013】 橋桁Aの建設に先立って最初に、構築
しようとする橋桁Aの建設予定地の近くに軌道1を建設
予定地に沿って敷設する。軌道1は当初から全長にわた
って敷設する必要はなく、工事の進行に合わせて徐々に
継ぎ足しながら敷設してもよい。
【0014】また、橋桁Aの建設予定地に軌道5を敷設
する。軌道5も軌道1と同様に当初から建設予定地の全
ての部分に敷設するのではなく、工事の進行に合わせて
建設中の構造物Aの先端部分に複数本ずつ敷設するもの
とし、さらに工事終了部分の軌道5を順次盛り替えて使
用するものとする。また、軌道1の上には移動式台車2
と移動式クレーン3をそれぞれ設置する。
【0015】一方、構造物Aの工事着手地点に設けられ
た作業ヤードにおいて、移動式支保工6を構築する。移
動式支保工6は橋桁Aの桁下高さに合わせて適当な高さ
に構築するものとし、また橋桁Aの規模に応じて複数構
築する。
【0016】 次に、移動式台車2の上に移動式支保
工6を載せ、建設中の橋桁Aの先端部分まで搬送する。
次に、移動式台車2の軌道4と橋桁Aの先端部分の地上
に敷設された軌道5とを連続させる。その際、移動式台
車2の車体を適当に上げ下げすることにより軌道4と5
を連続させる。
【0017】 次に、移動式支保工6を、軌道4と5
の上を走行させて移動式台車2の上から橋桁Aの先端部
分まで移動する。そして、ねじ式ジャッキ9のハンドル
9aを回して車輪8を上げることにより支柱6aを地上に自
立させる。また、必要に応じてねじ式ジャッキ10を操作
して支柱6aの鉛直調整を行って支柱6bを安定した状態に
立設する。なお、橋桁Aの幅が大きいときは、橋桁Aの
幅に応じて移動式支保工6を橋桁Aの軸直角方向に複数
設置する。
【0018】 次に、移動式支保工6の支柱6aの上端
部間に型枠12を組み立てるほか、他の必要な作業を順次
行って橋桁Aの一ブロックを施工終了部分に連続して構
築する。その際、足場板6cを作業足場として利用し、資
材の搬送には移動式クレーン3を使用する。また、ねじ
式ジャッキ10を操作して型枠12を適当に上げ下げするこ
とにより型枠12の嵩上げと高さ調整を行い、さらに曲線
部分にあっては必要に応じて適当量のカントを付ける。
【0019】 次に、この一ブロックの施工を終了し
たら、ねじ式ジャッキ9のハンドル9aを回して車輪8を
下げることにより移動式支保工6の自重を支柱6bから車
輪8に受け替える。次に、移動式支保工6を、軌道5と
4の上を走行させて橋桁Aの下から移動式台車2の上ま
で移動し、移動式台車2の上に固定する。
【0020】 次に、移動式台車2の上にもどした移
動式支保工6を橋桁Aの先端部分にとの動作によっ
て移動する。そして、の要領でさらに一ブロックを施
工する。以下、同様に移動式支保工6を移動しながら一
ブロックずつ施工して橋桁Aの全長を構築する。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明した構成からなり、
構築中の構造物の支保工をなす移動式支保工と、前記構
造物の近くをその軸方向に沿って走行し、前記移動式支
保工を前記構造物の軸方向に搬送する移動式台車とを備
え、前記移動式支保工は前記移動式台車と前記構造物間
をその軸直角方向に走行するように構成してあるので、
移動式台車によって移動式支保工を据え付け位置に随時
搬送して設置し、また施工後は速やかに撤去することに
より橋桁などの構造物をきわめて効率的に構築できる効
果がある。
【0022】また、構築中の構造物の近くを前記構造物
の軸方向に走行する移動式クレーンが設置されているの
で、資材の搬送もきわめて効率的に行うことができる。
【0023】さらに、移動式支保工は、支柱を所定間隔
に複数立設し、この支柱間につなぎ材を複数架け渡し、
かつ任意の位置のつなぎ材間に足場板を複数架け渡して
構築されているので容易に組み立てることができ、また
支柱の下端部と上端部にねじ式ジャッキがそれぞれ取り
付けられているので、移動式支保工の鉛直調整や移動式
支保工の上に設置される型枠の嵩上げ等をきわめて簡単
に行うことができる等の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は移動式台車、移動式支保工および移動式
クレーンの配置例を示す平面図、(b) は移動式支保工の
配置例を示す正面図である。
【図2】移動式支保工の正面図である。
【図3】(a),(b) はそれぞれ、図2におけるA−A線、
B−B線断面図である。
【図4】移動式支保工と移動式クレーンの配置例を示す
正面図である。
【図5】(a) は移動式台車の平面図、(b) はその正面図
である。
【図6】(a) は移動式台車の正面図、(b),(c) はそれぞ
れ(a) におけるC部、D部拡大図である。
【符号の説明】
A 橋桁(構築中の構造物) 1 軌道 2 移動式台車 3 移動式クレーン 4 軌道 5 軌道 6 移動式支保工 6a 支柱 6b つなぎ材 6c 作業足場 7 車輪 8 車輪 9 ねじ式ジャッキ 10 ねじ式ジャッキ 11 ねじ式ジャッキ 12 型枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築中の構造物の支保工をなす移動式支
    保工と、前記構造物の近くをその軸方向に沿って走行
    し、前記移動式支保工を前記構造物の軸方向に搬送する
    移動式台車とを備え、前記移動式支保工は前記移動式台
    車と前記構造物間をその軸直角方向に走行するように構
    成してあることを特徴とする構造物の構築装置。
  2. 【請求項2】 構築中の構造物の近くを前記構造物の軸
    方向に走行する移動式クレーンを備えてなることを特徴
    とする請求項第1項記載の構築装置。
  3. 【請求項3】 移動式支保工は支柱を所定間隔に複数立
    設し、この支柱間につなぎ材を複数架け渡し、任意の位
    置のつなぎ材間に足場板を複数架け渡し、かつ前記支柱
    の下端部と上端部にねじ式ジャッキをそれぞれ取り付け
    て構築してあることを特徴とする請求項第1項または第
    2項記載の構造物の構築装置。
JP18641697A 1997-07-11 1997-07-11 構造物の構築装置 Pending JPH1130036A (ja)

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JP18641697A JPH1130036A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 構造物の構築装置

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ID=16188049

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JP18641697A Pending JPH1130036A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 構造物の構築装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107447687A (zh) * 2017-09-29 2017-12-08 中国水利水电第八工程局有限公司 跨线连续梁整跨拆除方法及拆除用组合支架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107447687A (zh) * 2017-09-29 2017-12-08 中国水利水电第八工程局有限公司 跨线连续梁整跨拆除方法及拆除用组合支架

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Effective date: 20060425

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Effective date: 20060905