JPH11300279A - 空容器サイズ分別装置 - Google Patents
空容器サイズ分別装置Info
- Publication number
- JPH11300279A JPH11300279A JP10593498A JP10593498A JPH11300279A JP H11300279 A JPH11300279 A JP H11300279A JP 10593498 A JP10593498 A JP 10593498A JP 10593498 A JP10593498 A JP 10593498A JP H11300279 A JPH11300279 A JP H11300279A
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- rollers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動を利用せずに、空びんをサイズ毎に選別
する。 【解決手段】 複数のテーパーローラ2を軸方向に傾斜
した状態で平行に配列して、テーパーローラ2の径は上
流側から下流側にかけて細くする。テーパーローラ2の
下流側に、複数の段付きローラ3を軸方向に傾斜した状
態で平行に配列する。段付きローラ3は、上流部3aが
下流部3bより大径とされ、かつテーパーローラ2とは
回転方向が逆とされる。テーパーローラ2の隙間からは
カレットが排出され、段付きローラ3の隙間からは上流
側から順に小サイズ、中サイズの空容器がそれぞれ排出
され、大サイズの空容器は段付きローラ3の下流側から
排出される。
する。 【解決手段】 複数のテーパーローラ2を軸方向に傾斜
した状態で平行に配列して、テーパーローラ2の径は上
流側から下流側にかけて細くする。テーパーローラ2の
下流側に、複数の段付きローラ3を軸方向に傾斜した状
態で平行に配列する。段付きローラ3は、上流部3aが
下流部3bより大径とされ、かつテーパーローラ2とは
回転方向が逆とされる。テーパーローラ2の隙間からは
カレットが排出され、段付きローラ3の隙間からは上流
側から順に小サイズ、中サイズの空容器がそれぞれ排出
され、大サイズの空容器は段付きローラ3の下流側から
排出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス空びん等の
空容器を回収してリサイクルするためのリサイクル施設
に設置され、回収された空容器からカレットをふるい分
け、さらにサイズ別に選別するための空容器サイズ分別
装置に関する。
空容器を回収してリサイクルするためのリサイクル施設
に設置され、回収された空容器からカレットをふるい分
け、さらにサイズ別に選別するための空容器サイズ分別
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス空びん等の空容器のリサイクルで
は、これらを回収して洗浄することにより何度も再使用
することができる。そのため、これらの空びんはケース
に収容されて、リサイクル施設まで運搬されてくる。そ
して、リサイクル施設において、ケースからホッパに移
送して、分別装置によりサイズ毎に分別され、さらに
色、種類ごとに分別された後、洗浄されて、使用可能な
ように再生される。一方、割れたびんやガラスも同時に
分別されてカレットとして回収され、異物を除去して破
砕してから、溶かされることによりガラスびんの材料と
して再生される。
は、これらを回収して洗浄することにより何度も再使用
することができる。そのため、これらの空びんはケース
に収容されて、リサイクル施設まで運搬されてくる。そ
して、リサイクル施設において、ケースからホッパに移
送して、分別装置によりサイズ毎に分別され、さらに
色、種類ごとに分別された後、洗浄されて、使用可能な
ように再生される。一方、割れたびんやガラスも同時に
分別されてカレットとして回収され、異物を除去して破
砕してから、溶かされることによりガラスびんの材料と
して再生される。
【0003】ここで、空びんをサイズ毎に分別する分別
装置では、投入された空びんから振動コンベヤによりカ
レットをふるい落とし、さらに大きさの異なる隙間を有
する振動コンベヤにより搬送する途中で隙間の大きさに
応じたサイズの空びんを排出する。これによって、空び
んがサイズ毎に選別されて、それぞれ貯留される。
装置では、投入された空びんから振動コンベヤによりカ
レットをふるい落とし、さらに大きさの異なる隙間を有
する振動コンベヤにより搬送する途中で隙間の大きさに
応じたサイズの空びんを排出する。これによって、空び
んがサイズ毎に選別されて、それぞれ貯留される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の分別装置では、
振動コンベヤを利用しているため、その振動が他に伝わ
らないようにする機構を付加しなければならず、装置の
構造が複雑となる。しかも、空びんは進行方向に沿って
一列に並びながら排出されるので、ライン構成が長くな
り、装置が大型化する。
振動コンベヤを利用しているため、その振動が他に伝わ
らないようにする機構を付加しなければならず、装置の
構造が複雑となる。しかも、空びんは進行方向に沿って
一列に並びながら排出されるので、ライン構成が長くな
り、装置が大型化する。
【0005】また、空びんは振動しながら搬送されるの
で、空びん同士が接触する機会も増え、騒音が大きくな
ったり、空びんが割れる危険性もある。
で、空びん同士が接触する機会も増え、騒音が大きくな
ったり、空びんが割れる危険性もある。
【0006】本発明は、上記に鑑み、シンプルな機構で
確実に空びん等の空容器をサイズ毎に分別することがで
きる空容器サイズ分別装置を提供することを目的とす
る。
確実に空びん等の空容器をサイズ毎に分別することがで
きる空容器サイズ分別装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、複数のローラが軸方向に傾斜した状態で配列さ
れ、隣り合うローラの上流側の隙間が下流側の隙間より
狭くされたものである。これによって、空容器がローラ
によって搬送されながら軸方向に沿って滑り落ちる間
に、各ローラの隙間からは小さいサイズの空容器から順
に大きいサイズの空容器が排出され、サイズ毎に選別さ
れる。
段は、複数のローラが軸方向に傾斜した状態で配列さ
れ、隣り合うローラの上流側の隙間が下流側の隙間より
狭くされたものである。これによって、空容器がローラ
によって搬送されながら軸方向に沿って滑り落ちる間
に、各ローラの隙間からは小さいサイズの空容器から順
に大きいサイズの空容器が排出され、サイズ毎に選別さ
れる。
【0008】このようなローラとしては、テーパーロー
ラや段付きローラを単独で用いたり、これらを組み合わ
せて用いればよく、構造が簡単となる。
ラや段付きローラを単独で用いたり、これらを組み合わ
せて用いればよく、構造が簡単となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の空びんサイ
ズ分別装置を図1,2に示す。この分別装置では、フレ
ーム1に、複数のテーパーローラ2が前後方向に平行に
配列され、テーパーローラ2の下流側に、複数の段付き
ローラ3が前後方向に平行に配列され、両ローラ2,3
は軸方向に約15度傾斜され、空びんはテーパーローラ
2の上流側から下流側の段付きローラ3に向かって滑り
落ちるようになっている。なお、各ローラ2,3は、ゴ
ムローラであったり、ウレタン等の軟質部材で表面が被
覆されている。また、空びんの進行方向は軸方向と平行
であって、軸方向と直交する方向が前後方向となる。
ズ分別装置を図1,2に示す。この分別装置では、フレ
ーム1に、複数のテーパーローラ2が前後方向に平行に
配列され、テーパーローラ2の下流側に、複数の段付き
ローラ3が前後方向に平行に配列され、両ローラ2,3
は軸方向に約15度傾斜され、空びんはテーパーローラ
2の上流側から下流側の段付きローラ3に向かって滑り
落ちるようになっている。なお、各ローラ2,3は、ゴ
ムローラであったり、ウレタン等の軟質部材で表面が被
覆されている。また、空びんの進行方向は軸方向と平行
であって、軸方向と直交する方向が前後方向となる。
【0010】テーパーローラ2は、その径が上流側から
下流側にかけて徐々に細くなっており、これによって隣
り合うテーパーローラ2の隙間は下流に向かうほど広く
なっている。この隙間は、小サイズの空びんより小さく
されている。
下流側にかけて徐々に細くなっており、これによって隣
り合うテーパーローラ2の隙間は下流に向かうほど広く
なっている。この隙間は、小サイズの空びんより小さく
されている。
【0011】テーパーローラ2のローラ軸2aの上流側
端部は、フレーム1に固定された支持材4に回転自在に
支持され、スプロケット5が取り付けられている。各ス
プロケット5にはチェーン6が掛けられて、各テーパー
ローラ2は連結されている。チェーン6はモータ7のプ
ーリ7aに巻き付けられ、モータ7の駆動によって各テ
ーパーローラ2は回転駆動される。ローラ軸2aの下流
側端部は、フレーム1に固定された支持材8の上面に取
り付けられた軸受9に回転自在に支持され、これらがカ
バー10で覆われ、外部に露出しないようにして、空び
んや軸受9の損傷を防いでいる。
端部は、フレーム1に固定された支持材4に回転自在に
支持され、スプロケット5が取り付けられている。各ス
プロケット5にはチェーン6が掛けられて、各テーパー
ローラ2は連結されている。チェーン6はモータ7のプ
ーリ7aに巻き付けられ、モータ7の駆動によって各テ
ーパーローラ2は回転駆動される。ローラ軸2aの下流
側端部は、フレーム1に固定された支持材8の上面に取
り付けられた軸受9に回転自在に支持され、これらがカ
バー10で覆われ、外部に露出しないようにして、空び
んや軸受9の損傷を防いでいる。
【0012】段付きローラ3は、大径の上流部3aと小
径の下流部3bとからなり、隣り合う段付きローラ3の
隙間は下流部3bが上流部3aよりも広くなっている。
上流部3aの隙間は、小サイズの空びんより大きく、中
サイズの空びんよりも小さい。下流部3bの隙間は、中
サイズの空びんより大きく、大サイズの空びんよりも小
さい。
径の下流部3bとからなり、隣り合う段付きローラ3の
隙間は下流部3bが上流部3aよりも広くなっている。
上流部3aの隙間は、小サイズの空びんより大きく、中
サイズの空びんよりも小さい。下流部3bの隙間は、中
サイズの空びんより大きく、大サイズの空びんよりも小
さい。
【0013】段付きローラ3のローラ軸3cの上流側端
部は、フレーム1に固定された支持材8に回転自在に支
持され、スプロケット11が取り付けられている。各ス
プロケット11にはチェーン12が掛けられ、チェーン
12はモータ13のプーリ13aに巻き付けられ、モー
タ13によって各段付きローラ3はテーパーローラ2と
は逆方向に回転駆動される。ローラ軸3cの下流側端部
は、フレーム1に固定された支持材14の上面に取り付
けられた軸受15に回転自在に支持され、これらがカバ
ー16で覆われている。また、テーパーローラ2と段付
きローラ3との段差を埋めて、衝撃を緩和するために、
支持材8から段付きローラ3の上面にかけて緩衝板17
が取り付けられている。
部は、フレーム1に固定された支持材8に回転自在に支
持され、スプロケット11が取り付けられている。各ス
プロケット11にはチェーン12が掛けられ、チェーン
12はモータ13のプーリ13aに巻き付けられ、モー
タ13によって各段付きローラ3はテーパーローラ2と
は逆方向に回転駆動される。ローラ軸3cの下流側端部
は、フレーム1に固定された支持材14の上面に取り付
けられた軸受15に回転自在に支持され、これらがカバ
ー16で覆われている。また、テーパーローラ2と段付
きローラ3との段差を埋めて、衝撃を緩和するために、
支持材8から段付きローラ3の上面にかけて緩衝板17
が取り付けられている。
【0014】そして、テーパーローラ2の下方には、こ
の隙間から落下するカレットを受けるためのカレット用
シュート20が設けられ、段付きローラ3の上流部3a
の下方には、この隙間から落下する小サイズの空びんを
受けるための小びん用シュート21が設けられ、段付き
ローラ3の下流部3bの下方には、この隙間から落下す
る中サイズの空びんを受けるための中びん用シュート2
2が設けられている。
の隙間から落下するカレットを受けるためのカレット用
シュート20が設けられ、段付きローラ3の上流部3a
の下方には、この隙間から落下する小サイズの空びんを
受けるための小びん用シュート21が設けられ、段付き
ローラ3の下流部3bの下方には、この隙間から落下す
る中サイズの空びんを受けるための中びん用シュート2
2が設けられている。
【0015】各ローラ2,3の上方に屋根23が設けら
れ、屋根23の最上部の一画に空びんの投入口24が形
成されている。そして、段付きローラ3の上流部3aの
上方の屋根23には、縦ローラ25が段付きローラ3に
対して垂直に回転自在に設けられている。縦ローラ25
は、前後方向に千鳥状に配置され、上流から下流に向か
う空びんの進行に対して空びんと当接することによりそ
の向きを転回させて、空びんの向きを軸方向と平行にす
る。これによって、空びんが段付きローラ3の隙間から
排出されやすくなる。
れ、屋根23の最上部の一画に空びんの投入口24が形
成されている。そして、段付きローラ3の上流部3aの
上方の屋根23には、縦ローラ25が段付きローラ3に
対して垂直に回転自在に設けられている。縦ローラ25
は、前後方向に千鳥状に配置され、上流から下流に向か
う空びんの進行に対して空びんと当接することによりそ
の向きを転回させて、空びんの向きを軸方向と平行にす
る。これによって、空びんが段付きローラ3の隙間から
排出されやすくなる。
【0016】次に、廃品回収された空びんの分別を図3
のフローチャートに基づいて説明する。雑多な空びんは
回収されてケースに収容され、ケース毎反転させて空び
んサイズ分別装置に投入される。投入された空びんはテ
ーパーローラ2上に落下する。テーパーローラ2の低速
回転によって、空びんは前側に搬送されるとともにテー
パーローラ2の傾斜に沿って滑り落ちる。
のフローチャートに基づいて説明する。雑多な空びんは
回収されてケースに収容され、ケース毎反転させて空び
んサイズ分別装置に投入される。投入された空びんはテ
ーパーローラ2上に落下する。テーパーローラ2の低速
回転によって、空びんは前側に搬送されるとともにテー
パーローラ2の傾斜に沿って滑り落ちる。
【0017】このとき、回収された空びんに混じってい
るカレットは、テーパーローラ2の隙間から落下して排
除され、シュート20からコンベヤを通じて残渣として
収集される。
るカレットは、テーパーローラ2の隙間から落下して排
除され、シュート20からコンベヤを通じて残渣として
収集される。
【0018】空びんは、テーパーローラ2の隙間からは
落下しないので、除去されずに搬送されるが、テーパー
ローラ2では、上流側と下流側では径が異なることによ
り周速が異なっており、上流側の方が速いので、空びん
が円弧を描くような移動経路となり、分散するように下
流側に搬送され、前側に溜まることはない。
落下しないので、除去されずに搬送されるが、テーパー
ローラ2では、上流側と下流側では径が異なることによ
り周速が異なっており、上流側の方が速いので、空びん
が円弧を描くような移動経路となり、分散するように下
流側に搬送され、前側に溜まることはない。
【0019】そして、空びんは、段付きローラ3に乗り
移り、逆方向に前側から後側に向けて搬送されるととも
に段付きローラ3の傾斜に沿って滑り落ちる。その途中
で前後方向のように軸方向に向いていない空びんは、縦
ローラ25に当接して転回され、軸方向に向き直され
る。すると、小サイズの空びんは段付きローラ3の上流
部3aにおける隙間から落下し、小サイズの空びんが選
別される。残りの空びんはさらに下流側に進行し、段付
きローラ3の下流部3bにおける隙間から落下し、中サ
イズの空びんが選別される。残った大サイズの空びんは
段付きローラ3の隙間から落下することなく最後まで滑
り落ちて、そのまま貯留される。
移り、逆方向に前側から後側に向けて搬送されるととも
に段付きローラ3の傾斜に沿って滑り落ちる。その途中
で前後方向のように軸方向に向いていない空びんは、縦
ローラ25に当接して転回され、軸方向に向き直され
る。すると、小サイズの空びんは段付きローラ3の上流
部3aにおける隙間から落下し、小サイズの空びんが選
別される。残りの空びんはさらに下流側に進行し、段付
きローラ3の下流部3bにおける隙間から落下し、中サ
イズの空びんが選別される。残った大サイズの空びんは
段付きローラ3の隙間から落下することなく最後まで滑
り落ちて、そのまま貯留される。
【0020】その後、中小サイズの空びんは、整列され
て透明、茶色、緑色等の色毎に選別され、コンベヤによ
って排出され、透明な空びんだけが貯留される。一方、
色つきの空びんはそのままでは再使用しにくいので、カ
レットとともに一旦収集されて、破砕機により破砕され
て貯留される。
て透明、茶色、緑色等の色毎に選別され、コンベヤによ
って排出され、透明な空びんだけが貯留される。一方、
色つきの空びんはそのままでは再使用しにくいので、カ
レットとともに一旦収集されて、破砕機により破砕され
て貯留される。
【0021】このように、テーパーローラ2、段付きロ
ーラ3といったローラ間の隙間が変化するローラを利用
して、回転駆動することにより、振動させなくても容易
に空びんを選別でき、騒音の低減や空びんの損傷の確率
を低くできる。また、ローラの傾斜により空びんは自重
によって進行するので、空びんの搬送機構を簡略化で
き、構造が簡単になるとともに動力が不要となり、省エ
ネルギーにもなる。しかも、ローラ間の隙間は複数ある
ので、進行方向に対して空びんの排出可能な面積を大き
くすることができ、ラインが長くならず、作業効率も向
上する。
ーラ3といったローラ間の隙間が変化するローラを利用
して、回転駆動することにより、振動させなくても容易
に空びんを選別でき、騒音の低減や空びんの損傷の確率
を低くできる。また、ローラの傾斜により空びんは自重
によって進行するので、空びんの搬送機構を簡略化で
き、構造が簡単になるとともに動力が不要となり、省エ
ネルギーにもなる。しかも、ローラ間の隙間は複数ある
ので、進行方向に対して空びんの排出可能な面積を大き
くすることができ、ラインが長くならず、作業効率も向
上する。
【0022】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で多くの修正及び変更
を加えることができる。上記分別装置を空びん以外の空
き缶、空ペットボトルの分別に適用してもよい。
るものではなく、本発明の範囲内で多くの修正及び変更
を加えることができる。上記分別装置を空びん以外の空
き缶、空ペットボトルの分別に適用してもよい。
【0023】上記のように、テーパーローラと段付きロ
ーラとを組み合わせる代わりに、軸方向に長いテーパー
ローラだけ、あるいは3段以上の段付きローラを平行に
配列してもよい。また、定径のローラを放射状に配列し
て、上流側では隙間が狭く、下流側に向かうにつれて隙
間が徐々に広くなるように配列してもよい。
ーラとを組み合わせる代わりに、軸方向に長いテーパー
ローラだけ、あるいは3段以上の段付きローラを平行に
配列してもよい。また、定径のローラを放射状に配列し
て、上流側では隙間が狭く、下流側に向かうにつれて隙
間が徐々に広くなるように配列してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、ローラが軸方向に傾斜した状態で平行に配列さ
れ、隣り合うローラの上流側の隙間が下流側の隙間より
狭くされているので、隙間の大きさに応じて排出される
空容器のサイズが異なり、空容器がローラ上を進行する
間に自動的にサイズ毎に分別することができる。
よると、ローラが軸方向に傾斜した状態で平行に配列さ
れ、隣り合うローラの上流側の隙間が下流側の隙間より
狭くされているので、隙間の大きさに応じて排出される
空容器のサイズが異なり、空容器がローラ上を進行する
間に自動的にサイズ毎に分別することができる。
【0025】そして、ローラを用いて回転駆動させるだ
けで、空容器は広がりながら自重により進行していくの
で、空容器を搬送するための駆動力が少なくてすみ、省
エネルギー化を図れる。しかも、従来のように振動させ
る機構や防音、防振対策が不要となり、構造が簡単とな
って装置全体の小型化を図れる。
けで、空容器は広がりながら自重により進行していくの
で、空容器を搬送するための駆動力が少なくてすみ、省
エネルギー化を図れる。しかも、従来のように振動させ
る機構や防音、防振対策が不要となり、構造が簡単とな
って装置全体の小型化を図れる。
【0026】また、テーパーローラや段付きローラを組
み合わせて使用することにより、容易に隙間の大きさを
変えることができ、しかも回転方向を逆にすることによ
って、空容器が片寄ることなく広く散らばり、確実にサ
イズ毎に隙間から排出させることができる。
み合わせて使用することにより、容易に隙間の大きさを
変えることができ、しかも回転方向を逆にすることによ
って、空容器が片寄ることなく広く散らばり、確実にサ
イズ毎に隙間から排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分別装置の平面図
【図2】同じく正面図
【図3】分別動作のフローチャート
1 フレーム 2 テーパーローラ 3 段付きローラ 7,13 モータ 24 投入口 25 縦ローラ
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、テーパーローラや段付きローラを組
み合わせて使用することにより、容易に隙間の大きさを
変えることができ、しかもテーパーローラと段付きロー
ラの回転方向を逆にすることによって、空容器が片寄る
ことなく広く散らばり、確実にサイズ毎に隙間から排出
させることができる。さらに、縦ローラを設けることに
より、空容器の向きを軸方向に直して、隙間から排出し
やすくすることができる。
み合わせて使用することにより、容易に隙間の大きさを
変えることができ、しかもテーパーローラと段付きロー
ラの回転方向を逆にすることによって、空容器が片寄る
ことなく広く散らばり、確実にサイズ毎に隙間から排出
させることができる。さらに、縦ローラを設けることに
より、空容器の向きを軸方向に直して、隙間から排出し
やすくすることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の空容器搬送用ローラが軸方向に傾
斜した状態で配列され、隣り合うローラの上流側の隙間
が下流側の隙間より狭くされ、空容器が前記ローラの軸
方向に沿って滑り落ちる間に各ローラの隙間からサイズ
別に空容器が排出されることを特徴とする空容器サイズ
分別装置。 - 【請求項2】 複数の空容器搬送用テーパーローラが軸
方向に傾斜した状態で平行に配列され、該テーパーロー
ラの径は上流側から下流側にかけて細くされ、該テーパ
ーローラの下流側に、複数の空容器搬送用段付きローラ
が軸方向に傾斜した状態で平行に配列され、該段付きロ
ーラは、上流部が下流部より大径とされ、かつ前記テー
パーローラとは回転方向が逆とされ、前記テーパーロー
ラの隙間からはカレットが排出され、前記段付きローラ
の隙間からは上流側から順に小サイズ、中サイズの空容
器がそれぞれ排出され、大サイズの空容器は前記段付き
ローラの下流側から排出されることを特徴とする空容器
サイズ分別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10105934A JP2990151B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 空容器サイズ分別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10105934A JP2990151B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 空容器サイズ分別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11300279A true JPH11300279A (ja) | 1999-11-02 |
JP2990151B2 JP2990151B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=14420690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10105934A Expired - Fee Related JP2990151B2 (ja) | 1998-04-16 | 1998-04-16 | 空容器サイズ分別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2990151B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324703A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Koa Corp | 電子部品の表面観察方法およびその観察装置 |
-
1998
- 1998-04-16 JP JP10105934A patent/JP2990151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324703A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Koa Corp | 電子部品の表面観察方法およびその観察装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2990151B2 (ja) | 1999-12-13 |
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