JPH1130005A - 簡易建物と結合部品 - Google Patents
簡易建物と結合部品Info
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- JPH1130005A JPH1130005A JP18682897A JP18682897A JPH1130005A JP H1130005 A JPH1130005 A JP H1130005A JP 18682897 A JP18682897 A JP 18682897A JP 18682897 A JP18682897 A JP 18682897A JP H1130005 A JPH1130005 A JP H1130005A
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Abstract
能率良く、容易かつ迅速に行える構造の簡易建物と結合
部品を提供する。 【解決手段】屋根用パネル4を支持する縦材3と横材6
とを結合部品5を介して結合する。縦材3の側面に孔1
1を設けると共に、縦材3に結合部品5の係止受部12
を形成する。結合部品5に設けた係合突起13を縦材3
の側面の孔11に弾発的に係合させる。結合部品5に形
成した係止部16を縦材3の係止受部12に係止させ
る。これにより結合部品5を縦材3に固定する。
Description
ト、エントランス(敷地の入口から玄関までの通路に設
けられる屋根付き簡易建物)等の簡易建物と、縦材と横
材とを結合する結合部品に関する。
簡易建物における屋根には、垂木や梁等の長尺の縦材間
に、野縁や母屋等の横材を、縦材の側面に固定する結合
部品を介して結合する構造が採用される。
て、特開平7−197580号公報においては、結合部
品を縦材の側面にねじにより固定し、該結合部品はその
中間部の両側面を上方が幅広に形成されたテーパー状に
形成し、上面開口形の横材を下から上に押し上げて前記
結合部品のテーパー部に弾発的に嵌めて結合部品の上部
の狭幅部に係止させる構造としたものが開示されてい
る。
示されているように、従来の結合部品は、ねじを用いて
縦材の側面に結合部品を固定する構造であるため、結合
部品の取付けにねじを必要とするという問題点がある。
面部を結合部品の外側に嵌めて固定する構造において
は、縦材間に存在する取付け間隔のばらつきあるいは横
材の長さのばらつきにより、縦材間の間隔より横材の長
さが短い場合、横材の端面が屋根の下方から目視される
ために外観が低下するという問題点がある。
部品の取付けが容易となり、屋根の組立が能率良く、容
易かつ迅速に行える構造の簡易建物を提供することを目
的とする。
観が優れた簡易建物を提供することを目的とする。
けと、横材の結合部品への取付けが容易となり、屋根の
組立作業の能率をより向上させることができる結合部品
を提供することを目的とする。
根用パネルを支持する縦材と横材とを結合部品を介して
結合する構造を有し、縦材の側面に孔を設けると共に、
該縦材に結合部品の係止受部を形成し、結合部品に設け
た係合突起を前記縦材の側面の孔に係合させると共に、
結合部品に形成した係止部を前記縦材の係止受部に係止
させることにより、該結合部品を縦材に固定し、該結合
部品に、前記横材の端面を結合させたことを特徴とする
(請求項1)。
を支持する縦材と横材とを結合部品を介して結合する構
造を有し、前記縦材の側面に固定する結合部品の横材取
付け面の周辺における少なくとも下辺と両側辺に、横材
側に突出させた突出部を設け、前記横材の端面を、前記
結合部品の前記突出部で囲まれた部分に嵌め込んで該横
材を結合部品に結合させたことを特徴とする(請求項
2)。
を支持する縦材と横材とを結合する結合部品であって、
該結合部品は、縦材に設けた係止受部に係止させる係止
部と、前記縦材の孔に弾発的に係合させる係合突起と、
前記横材に形成された係止片を弾発的に係止させて横材
を固定する係止受部とを有することを特徴とする(請求
項3)。
材の側面の孔に弾発的に係合させると共に、結合部品の
係止部を縦材に設けた係止受部に係止させることによ
り、結合部品を縦材に固定する。
び両側面に形成された突出部に横材の端部が覆われるた
め、横材の長さが縦材間の間隔より短い場合であって
も、横材の端面が結合部品の突出部により覆われるの
で、下方から見えない。
取付けが、請求項1と同様にねじを用いることなく行え
ると共に、横材端部の結合部品の取付け面における移動
により、横材の係止片が結合部品の係止受部に弾発的に
係止されて横材の端部が結合部品にねじを用いることな
く固定される。
材と横材との結合部について示す断面図、図2は該簡易
建物の全体構成を示す分解斜視図である。まず図2によ
り本実施例の簡易建物の全体構成について説明する。地
面に固定される左右それぞれ複数本の柱1上にはそれぞ
れ桁と称される主横材2が金具により固定され、左右の
主横材2、2間には側枠や梁と称される複数本の縦材3
が架設され、タッピングねじ等により固定される。本例
の縦材3はアーチ形をなす。縦材3の中央部となる頂部
に棟木と称される別の主横材がタッピングねじ等により
固定される場合もある。
成形品でなる結合部品であり、縦材3間に設けられる母
屋と称される横材6は、その両端部を結合部品5を介し
て縦材3に固定することにより取付けられる。図1に示
すように、パネル4の両側辺は縦材3と樹脂カバーでな
るパネル押え8との間で気密材9を介して挟持し、パネ
ル押え8をタッピングねじ等の固定具7により固定す
る。パネル4の他端部は別のパネル押え10により押え
て取付ける。屋根の骨格を構成する主横材2、縦材3、
横材6はアルミニウム合金製押出形材からなる。
1を空け、上面には、側面より上方に突出させて形成し
た突出片からなる係止受部12を有する。
(A)は該結合部品5を横材6側から見た図、(B)は
平面図、(C)は縦材3側から見た図、(D)は側面
図、(E)、(F)はそれぞれ(A)のG−G、H−H
断面図である。
への取付け面のほぼ中央部に縦材3の側面に設けた前記
孔11に係合させる係合突起13を有する。該係合突起
13は、抜け止めのために下向きにL字形に曲成された
鈎状の下部突起14と、該突起14の上部に設けられた
弾性片15の先端に形成された上部突起15aとからな
る。
は、縦材3側に突出しかつ下向きにL字形に曲成され、
前記縦材3の係止受部12に係止させる鈎状の係止部1
6を形成する。
は、下辺および両側辺部に、横材6の端面部の目隠しと
なる突出部17、18を形成する。下辺の突出部17に
は、後述の横材6の切除部22の目隠しのため、突出部
17から更に突出させた中央の突出部17aを有する。
接する縦材3、3間の間隔のばらつきや横材6の長さの
ばらつきを考慮し、横材6の長さが最も長く、隣接する
縦材3、3間の間隔が最も短い場合であっても突出部1
7、18内に横材6の端部が収まる寸法に設定される。
下部をテーパー状に拡げた横材用の係止受部20を、横
材6側に突出させて形成し、該係止受部20の下部は、
横材取付け面との間には欠除部21を設けることによ
り、係止受部20を弾性片状に形成し、これにより係止
受部20が容易に撓むことができるように構成してい
る。
は、横材6の下面部に形成される切除部22を嵌める下
拡がりのテーパー状をなす嵌合部23を横材6側に突出
させて形成する。
は(A)のI−I断面図であり、横材6は断面形状がほ
ぼ四角形をなし、上面には気密材を嵌める溝25を有
し、内部には前記結合部品5の係止受部20に弾発的に
係止させるテーパー形の係止片26を有し、底面部27
には、結合部品5の前記係止受部20を通すための切除
部22を有し、該切除部22は結合部品5の嵌合部23
に嵌まる幅を有する。
を固定する際には、図4(C)に矢印Xで示すように、
結合部品5を水平移動させて、結合部品5の係合部13
の鈎状の下部突起14を縦材3の孔11に入れる。この
時、弾性片15に形成された上部突起15aは縦材3の
側面に押されて弾性片15が図示のように変形する。こ
のように下部突起14を孔11内に押し込み、下部突起
14の先端が縦材3内に入り込んだ後、結合部品5を矢
印Yで示すように押し下げると、図1に示すように、下
部突起14が孔11の下縁に係止されると同時に、弾性
片15が弾性により復帰して上部突起15aが孔11内
に入り、同時に結合部品5の上部の係止部16が縦材3
の係止受部12に係止される。
11内の上縁に係止されることにより、結合部品5の上
方への移動が阻止されるので、係止部16と係止受部1
2との係止、下部突起14の孔11の縁からの係止が外
れることが防止され、結合部品5が縦材3に固定され
る。
すように、横材6の端部を結合部品5の上方から下方に
押し込むことにより行われる。この横材6の押し込みの
際、横材6が結合部品5の左右の突出部18、18内に
嵌まり込み、横材6の下面部の切除部22が係止受部2
0を通過した後、結合部品5の下部の嵌合部23に嵌ま
る。
二点鎖線で示すように、横材6の係止片26が結合部品
5の係止受部20を変形させ、係止片26も多少変形し
ながら下方へ移動し、係止片26が係止受部20を過ぎ
ると、係止受部20が弾性により図5に実線で示すよう
に復帰するので、係止片26が係止受部20に係止され
る。このように横材6が突出部17、18に囲まれ、か
つ係止片26が係止受部20によって抜け止めされた状
態で固定される。
た状態においては、横材6の端面部が突出部17、18
により覆われているので見えず、外観が向上する。ま
た、突出部17、18の突出幅を縦材3、3の間隔のば
らつきや横材6の長さのばらつきを考慮し、これらのば
らつきを吸収する突出幅に設定してあるので、これらの
寸法にばらつきがあっても、横材6の端面は下方から見
えることはない。
17、18により覆う構造は、結合部品5がねじ付け構
造である場合にも適用できる。
係止受部12は、縦材3の上面ではなく、側面に形成さ
れた孔または溝として設けてもよく、また、該係止受部
12は、孔11より下方に設けてもよい。また、縦材3
の係止受部12に対する係止部16の係止構造は、係止
突起13の孔11に対する構造と同様あるいは異なる構
造により、係止部を竪穴の係止受部に弾発的に係止させ
る構造としてもよい。
野縁である場合にも適用できる。また、本発明は、上記
実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、縦材3、結合部品5、横材6の具体的形状、構造に
ついて、種々に変更、付加が可能である。
の係合突起を縦材の側面の孔に弾発的に係合させると共
に、結合部品に設けた係止部を縦材に設けた係止受部に
係止させることにより、結合部品を縦材に固定する構造
としたので、結合部品を縦材に取付ける際のねじ付け作
業が不要となり、屋根の組立作業を能率良く、容易かつ
迅速に行える。
下辺および両側辺に形成された突出部に横材の端部が覆
われるため、横材の長さが縦材間の間隔と一致しない場
合であっても、横材の端面が結合部品の突出部により覆
われて目視されないため、外観が向上する。また、縦材
間の寸法や横材の長さの寸法の設定に高い精度を要しな
いため、製造価格を低減できる。
縦材への取付けと、横材の結合部品への固定がねじを要
することなく行えるので、屋根の組立作業をさらに能率
良く、容易かつ迅速に行える。
との結合部について示す断面図である。
図である。
横材側から見た図、(B)は平面図、(C)は縦材側か
ら見た図、(D)は側面図、(E)、(F)はそれぞれ
(A)のG−G、H−H断面図である。
のI−I断面図、(C)は結合部品を縦材に結合してい
る状態を示す図である。
横材側から見た図である。
材との結合部について示す断面図である。
部品、6:横材、8、10:パネル押え、11:孔、1
2:係止受部、13:係合突起、14:下部突起、1
5:弾性片、15a:上部突起、16:係止部、17、
18:突出部、20:係止受部、21:欠除部、22:
切除部、23:嵌合部、25:溝、26:係止片
Claims (3)
- 【請求項1】屋根用パネルを支持する縦材と横材とを結
合部品を介して結合する構造を有し、 縦材の側面に孔を設けると共に、該縦材に結合部品の係
止受部を形成し、 結合部品に設けた係合突起を前記縦材の側面の孔に弾発
的に係合させると共に、結合部品に形成した係止部を前
記縦材の係止受部に係止させることにより、該結合部品
を縦材に固定し、 該結合部品に、前記横材の端面を結合させたことを特徴
とする簡易建物。 - 【請求項2】屋根用パネルを支持する縦材と横材とを結
合部品を介して結合する構造を有し、 前記縦材の側面に固定する結合部品の横材取付け面の周
辺における少なくとも下辺と両側辺に、横材側に突出さ
せた突出部を設け、 前記横材の端面を、前記結合部品の前記突出部により囲
まれた部分に嵌め込んで該横材を結合部品に結合させた
ことを特徴とする簡易建物。 - 【請求項3】屋根用パネルを支持する縦材と横材とを結
合する結合部品であって、 該結合部品は、縦材に設けた係止受部に係止させる係止
部と、 前記縦材の孔に弾発的に係合させる係合突起と、 前記横材に形成した係止片を弾発的に係止させて横材を
結合部品に固定する係止受部とを有することを特徴とす
る結合部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18682897A JP3201976B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 簡易建物と結合部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18682897A JP3201976B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 簡易建物と結合部品 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001079743A Division JP2001288913A (ja) | 2001-03-21 | 2001-03-21 | 簡易建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1130005A true JPH1130005A (ja) | 1999-02-02 |
JP3201976B2 JP3201976B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=16195333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18682897A Expired - Fee Related JP3201976B2 (ja) | 1997-07-11 | 1997-07-11 | 簡易建物と結合部品 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201976B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106368324A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-02-01 | 多维联合集团有限公司 | 用于房屋的连接组件及房屋 |
JP2019127755A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社Lixil | 屋根体 |
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18682897A patent/JP3201976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106368324A (zh) * | 2016-11-01 | 2017-02-01 | 多维联合集团有限公司 | 用于房屋的连接组件及房屋 |
JP2019127755A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社Lixil | 屋根体 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3201976B2 (ja) | 2001-08-27 |
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