JPH11299354A - プランター - Google Patents

プランター

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JPH11299354A
JPH11299354A JP11491098A JP11491098A JPH11299354A JP H11299354 A JPH11299354 A JP H11299354A JP 11491098 A JP11491098 A JP 11491098A JP 11491098 A JP11491098 A JP 11491098A JP H11299354 A JPH11299354 A JP H11299354A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 培養土の使用量を少なくできるうえに植付け
や植替の手間も少なく、しかも、根に対する断熱・保温
性を高めて植物の成長上も有効な合成樹脂製のプランタ
ーを提供すること。 【解決手段】 硬質合成樹脂製のプランター本体1と、
底孔12を有する複数の植込用凹部13が相互間に相当
の植込間隔14をあけて配設されている発泡合成樹脂製
のプランター副体11とよりなり、プランター本体1の
内部にこの発泡合成樹脂製のプランター副体11を装脱
自在に嵌装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、花や野菜を狭い庭
やベランダで育成するのに最適な合成樹脂製のプランタ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】花や野菜を狭い庭やベランダで育成する
合成樹脂製のプランターとしては、硬質合成樹脂製のも
のが広く知られているが、これに花や野菜を植え込むた
めには標準タイプで約14リットル程度の培養土を必要
とし、このため、全重量が10kgと重くなって取扱上不
便となるうえに植付けや植替の手間も面倒となり、ま
た、培養土代や使用後における廃土処理の負担も相当な
ものとなるなど種々の問題があるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは上記した従来の問題点を解決し、培養土の
使用量を少なくして軽量化することにより前記したよう
な取扱上の便利さがあるうえ、培養土代や廃土処理の負
担を軽減するとともに、植付けや植替の手間も少なくで
き、しかも、根に対する断熱・保温性を高めて植物の成
長上も有効な合成樹脂製のプランターを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明に係るプランターは、硬質合成樹脂
製のプランター本体と、底孔を有する複数の植込用凹部
が相互間に相当の植込間隔をあけて配設されている発泡
合成樹脂製のプランター副体とよりなり、前記プランタ
ー本体の内部にこの発泡合成樹脂製のプランター副体を
装脱自在に嵌装したことを特徴とするものである。そし
て、このようなプランターにおいて、プランター本体内
にプランター副体をその外底部とプランター本体の内底
部との間に外部と連通される底部空間が形成されるよう
に嵌装して空気流通性を高め、植物の成長を高めるよう
にしたものを請求項2に係る発明とし、これらのプラン
ターにおいて、植物の成長をさらに高めるために、プラ
ンター副体の内周面に植込用凹部の開口部から下方に延
びる複数の縦溝を配設したものを請求項3に係る発明と
する。また、前記した各プランターにおいて、発泡合成
樹脂製のプランター副体の上方部分をプランター本体の
上方の拡大口部にテーパ面をもって嵌支される拡大縁部
に形成してプランター副体とプランター本体との大きさ
に若干の差があってもこのテーパ面で吸収できるように
したものを請求項4に係る発明とし、特に、この発明に
おいて、拡大縁部のうち短辺側の裏側に切込用溝を形成
しておき、この切込用溝から拡大縁部を切り落とすこと
により長さを調節できるようにしたものを請求項5に係
る発明とする。さらに、前記した各発明において、プラ
ンター副体の対向する外側面にプランター本体との接触
面積を低減させる縦形凹部を該プランター副体の下端に
わたり配設したものを請求項6に係る発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図示する好ましい
実施の形態について詳細に説明する。1は長さ620m
m、開口幅180mm、高さ180mm程度とする硬質合成
樹脂などの硬質材よりなるプランター本体であって、そ
の開口縁は半円形の補強縁部に形成されており、11は
このプランター本体1の内部に嵌合できる程度の大きさ
の発泡合成樹脂製のプランター副体である。そして、こ
の発泡合成樹脂製のプランター副体11は前記プランタ
ー本体1の内部に装脱自在に嵌装されている。
【0006】前記したプランター本体1は、塩化ビニル
系樹脂やスチロール系樹脂或いはポリオレフィン系樹脂
その他任意の硬質合成樹脂や軽金属などをもって成形さ
れたもので、合成樹脂材よりなるものとするときは再生
樹脂材料を用いてもよく、また、その形状も角形、丸形
など特に限定されるものではないが、従来の合成樹脂製
のプランターと同様に全体を上拡がり状として上方部分
がプランター副体11を装脱自在とするうえで便利な拡
大口部2とされ、また、プランター本体1の側面下方に
はプランター本体1の内部を外部と連通させる連通孔3
が設けられている。
【0007】一方、プランター副体11は、複数の底孔
12を有する3個の植込用凹部13が相互間に相当の植
込間隔14を残して配設されており、各植込用凹部13
の内周面には植込用凹部13の開口部から下方に延びる
空気流通用の縦溝15が複数の配設されている。そし
て、このプランター副体11がプランター本体1の内部
に嵌装されたとき、プランター副体11の外底部とプラ
ンター本体1の内底部との間にプランター本体1に設け
られている前記連通孔3を通じて外部と連通される底部
空間20が形成されていて、プランター副体11がこの
底部空間20により空気流通性を確保するとともに余剰
水が排出されるように嵌装できるようにしてある。この
ため、プランター副体11にはその外底部に短脚部を配
設するとともに、プランター副体11の上方部分をプラ
ンター本体1の上方の拡大口部2にテーパ面をもって嵌
支される拡大縁部16に形成してあり、また、この拡大
縁部16のうち短辺側の裏側には複数の切込用溝17が
形成されていてこの切込用溝17から拡大縁部16の一
部を切り落とすことにより、プランター副体11の上方
部分の長さをプランター本体1の上方の拡大口部2の長
さに対応して調節できるようにしてある。また、プラン
ター副体11の前記した植込間隔14の裏側にはプラン
ター副体11の外底部から上向きに穿設された空洞部1
8が形成されていて、相隣る植込用凹部13、13の対
向する外周面をこの空洞部18により隔離している。な
お、図において、19はプランター副体11の対向する
外側面に該プランター副体11の下端にわたり多数配設
されている縦形凹溝であって、この縦形凹溝19により
プランター本体1との接触面積を低減させてプランター
副体11をプランター本体1から取り出し易くしてあ
る。
【0008】このように構成されたものは、発泡合成樹
脂製のプランター副体11を硬質材よりなるプランター
本体1の内部に嵌装した状態でプランター副体11に配
設されている植込用凹部13に必要に応じ鉢底石や防虫
ネットをセットして底孔12を適度に塞いだうえ培養土
イを入れ、これに花や野菜などの植物ロを植え込んで使
用すれば、プランター本体1の内部は植込用凹部13を
除いてその大部分が発泡合成樹脂製のプランター副体1
1により埋められることとなるので、使用する培養土は
この寸法で2l程度まで減らすことができ、このため、
培養土代を節約できる経済的利益が大きいうえに、プラ
ンター本体1の内部全体に培養土を入れて花や野菜など
の植物を植え込んだ場合の重量が10kg程度であったの
に対し、全重量を1.5kg程度に軽量化できるから、重
いことによる取扱上の不便や、使用後における廃土処理
の問題を解消することができる。また、培養土の使用量
を少なくすることによって培養土代を節約できるうえ
に、植込手数や使用後における廃土処理の問題も一挙に
解決できる利点もある。
【0009】また、前記したようにプランター本体1の
内部にプランター副体11をその外底部とプランター本
体1の内底部との間に外部と連通される底部空間20が
形成されるように嵌装したものは、空気流通性がよくな
るうえに余剰水が排出され、しかも、発泡合成樹脂製の
プランター副体11は断熱・保温性があるので成長が促
進され、また、植込用凹部13の内周面に開口部から下
方に延びる複数の縦溝15を配設したものも空気流通性
がよくなるので成長が促進される利点がある。
【0010】さらに、プランター副体11がプランター
本体1に対して装脱自在としてあるから、プランター副
体11を取り外してプランター本体1のみ或いはプラン
ター副体11のみを単独に使用することができることは
勿論のこと、そのいずれか一方が破損した場合に交換使
用することや、プランター副体11を取り外して根洗い
することも可能である。
【0011】また、発泡合成樹脂製のプランター副体1
1の上方部分をプランター本体1の上方の拡大口部2に
テーパ面をもって嵌支される拡大縁部16に形成してそ
の裏側に切込用溝17を形成してあるものは、切込用溝
17から拡大縁部16の一部を切り落とすことにより、
プランター副体11の上方部分の大きさをプランター本
体1の上方の拡大口部2の大きさに対応して調節できる
から、プランター副体11を市販の各種プランターと組
み替えて使用できて便利であり、さらに、プランター副
体11の対向する外側面にプランター本体1との接触面
積を低減させる縦形凹部19をプランター副体11の下
端にわたり配設したものは、プランター副体11がプラ
ンター本体1から取り外し難くなることがない便利があ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、培養土の使用量を少なくして軽量化することにより
前記したような取扱上や培養土代や廃土処理の負担を軽
減するとともに、植付けや植替の手間も少なくできるよ
うにし、しかも、根に対する断熱・保温性を高めて植物
の成長上も有効な合成樹脂製のプランターとして極めて
有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す正面から見
た断面図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を示す側面から見
た断面図である。
【図3】本発明におけるプランター副体の好ましい実施
の形態を表側から見た斜視図である。
【図4】本発明におけるプランター副体の好ましい実施
の形態を裏側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1 硬質材よりなるプランター本体 2 拡大口部 11 発泡合成樹脂製のプランター副体 12 底孔 13 植込用凹部 14 植込間隔 16 拡大縁部 17 切込用溝 19 縦形凹溝 20 底部空間
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プランター
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、花や野菜を狭い庭
やベランダで育成するのに最適な合成樹脂製のプランタ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】花や野菜を狭い庭やベランダで育成する
合成樹脂製のプランターとしては、硬質合成樹脂製のも
のが広く知られているが、これに花や野菜を植え込むた
めには標準タイプで約14リットル程度の培養土を必要
とし、このため、全重量が10kgと重くなって取扱上不
便となるうえに植付けや植替の手間も面倒となり、ま
た、培養土代や使用後における廃土処理の負担も相当な
ものとなるなど種々の問題があるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは上記した従来の問題点を解決し、培養土の
使用量を少なくして軽量化することにより前記したよう
な取扱上の便利さがあるうえ、培養土代や廃土処理の負
担を軽減するとともに、植付けや植替の手間も少なくで
き、しかも、根に対する断熱・保温性を高めて植物の成
長上も有効な合成樹脂製のプランターを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明に係るプランターは、硬質合成樹脂
製のプランター本体と、底孔を有する複数の植込用凹部
が相互間に相当の植込間隔をあけて配設されている発泡
合成樹脂製のプランター副体とよりなり、前記プランタ
ー本体の内部にこの発泡合成樹脂製のプランター副体
を、両者の底部間にプランター本体の外部と連通される
底部空間が形成されるように装脱自在に嵌装したことを
特徴とするものである。そして、このようなプランター
において、底部空間がプランター本体の側面下方に設け
られた連通孔によってプランター本体の外部と連通され
ているものを請求項2に係る発明とし、これらのプラン
ターにおいて、植物の成長をさらに高めるために、プラ
ンター副体の内周面に植込用凹部の開口部から下方に延
びる複数の縦溝を配設したものを請求項3に係る発明と
する。また、前記した各プランターにおいて、発泡合成
樹脂製のプランター副体の上端が上拡がり状のテーパ外
面を有する鍔付開口枠部とされたものとする一方、プラ
ンター本体の上端は拡大開口枠部に形成されていて、プ
ランター副体はその鍔付開口枠部の鍔部端縁をもってプ
ランター本体の拡大開口枠部内に嵌支されているものを
請求項4に係る発明とし、特に、この発明において、
付開口枠部のうち短辺側の鍔部裏側に切込用溝を形成し
ておき、この切込用溝から短辺側の鍔部を一部切り落と
すことにより長さを調節できるようにしたものを請求項
5に係る発明とする。さらに、前記した各発明におい
て、プランター副体の対向する外側面にプランター本体
との接触面積を低減させる縦形凹部を該プランター副体
の下端にわたり配設したものを請求項6に係る発明とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図示する好ましい
実施の形態について詳細に説明する。1は長さ620m
m、開口幅180mm、高さ180mm程度とする硬質合成
樹脂などの硬質材よりなるプランター本体であって、そ
の開口縁は半円形の補強縁部に形成されており、11は
このプランター本体1の内部に嵌合できる程度の大きさ
の発泡合成樹脂製のプランター副体である。そして、こ
の発泡合成樹脂製のプランター副体11は前記プランタ
ー本体1の内部に装脱自在に嵌装されている。
【0006】前記したプランター本体1は、塩化ビニル
系樹脂やスチロール系樹脂或いはポリオレフィン系樹脂
その他任意の硬質合成樹脂や軽金属などをもって成形さ
れたもので、合成樹脂材よりなるものとするときは再生
樹脂材料を用いてもよく、また、その形状も角形、丸形
など特に限定されるものではないが、従来の合成樹脂製
のプランターと同様に全体を上拡がり状として上方部分
がプランター副体11を装脱自在とするうえで便利な拡
開口枠部2とされ、また、プランター本体1の側面下
方にはプランター本体1の内部を外部と連通させる連通
孔3が設けられている。
【0007】一方、プランター副体11は、複数の底孔
12を有する3個の植込用凹部13が相互間に相当の植
込間隔14を残して配設されており、各植込用凹部13
の内周面には植込用凹部13の開口部から下方に延びる
空気流通用の縦溝15が複数の配設されている。そし
て、このプランター副体11がプランター本体1の内部
に嵌装されたとき、プランター副体11の外底部とプラ
ンター本体1の内底部との間にプランター本体1に設け
られている前記連通孔3を通じて外部と連通される底部
空間20が形成されていて、プランター副体11がこの
底部空間20により空気流通性を確保するとともに余剰
水が排出されるように嵌装できるようにしてある。この
ため、プランター副体11にはその外底部に短脚部を配
設するとともに、プランター副体11の上方部分をプラ
ンター本体1の上方の拡大開口枠部2に鍔部端縁のテー
パ外面をもって嵌支される鍔付開口枠部16に形成して
あり、また、この鍔付開口枠部16のうち短辺側の鍔部
裏側には複数の切込用溝17が形成されていてこの切込
用溝17から鍔付開口枠部16の鍔部の一部を切り落と
すことにより、プランター副体11の上方部分の長さを
プランター本体1の拡大開口枠部2の長さに対応して調
節できるようにしてある。また、プランター副体11の
前記した植込間隔14の裏側にはプランター副体11の
外底部から上向きに穿設された空洞部18が形成されて
いて、相隣る植込用凹部13、13の対向する外周面を
この空洞部18により隔離している。なお、図におい
て、19はプランター副体11の対向する外側面に該プ
ランター副体11の下端にわたり多数配設されている縦
形凹溝であって、この縦形凹溝19によりプランター本
体1との接触面積を低減させてプランター副体11をプ
ランター本体1から取り出し易くしてある。
【0008】このように構成されたものは、発泡合成樹
脂製のプランター副体11を硬質材よりなるプランター
本体1の内部に嵌装した状態でプランター副体11に配
設されている植込用凹部13に必要に応じ鉢底石や防虫
ネットをセットして底孔12を適度に塞いだうえ培養土
イを入れ、これに花や野菜などの植物ロを植え込んで使
用すれば、プランター本体1の内部は植込用凹部13を
除いてその大部分が発泡合成樹脂製のプランター副体1
1により埋められることとなるので、使用する培養土は
この寸法で2l程度まで減らすことができ、このため、
培養土代を節約できる経済的利益が大きいうえに、プラ
ンター本体1の内部全体に培養土を入れて花や野菜など
の植物を植え込んだ場合の重量が10kg程度であったの
に対し、全重量を1.5kg程度に軽量化できるから、重
いことによる取扱上の不便や、使用後における廃土処理
の問題を解消することができる。また、培養土の使用量
を少なくすることによって培養土代を節約できるうえ
に、植込手数や使用後における廃土処理の問題も一挙に
解決できる利点もある。
【0009】また、前記したようにプランター本体1の
内部にプランター副体11をその外底部とプランター本
体1の内底部との間にこのプランター本体1の外部と連
通される底部空間20が形成されるように嵌装したある
ことによって空気流通性がよくなるうえに余剰水が排出
され、しかも、発泡合成樹脂製のプランター副体11は
断熱・保温性があるので成長が促進され、また、植込用
凹部13の内周面に開口部から下方に延びる複数の縦溝
15を配設したものも空気流通性がよくなるので成長が
促進される利点がある。
【0010】さらに、プランター副体11がプランター
本体1に対して装脱自在としてあるから、プランター副
体11を取り外してプランター本体1のみ或いはプラン
ター副体11のみを単独に使用することができることは
勿論のこと、そのいずれか一方が破損した場合に交換使
用することや、プランター副体11を取り外して根洗い
することも可能である。
【0011】また、発泡合成樹脂製のプランター副体1
1の上端に形成されている上拡がり状のテーパ外面を有
する鍔付開口枠部16のうち短辺側の鍔部裏側に切込用
溝17を形成してあるものは、切込用溝17から鍔部
一部を切り落とすことにより、プランター副体11の上
方部分の大きさをプランター本体1の拡大開口枠部2の
大きさに対応して調節できるから、プランター副体11
を市販の各種プランターと組み替えて使用できて便利で
あり、さらに、プランター副体11の対向する外側面に
プランター本体1との接触面積を低減させる縦形凹部1
9をプランター副体11の下端にわたり配設したもの
は、プランター副体11がプランター本体1から取り外
し難くなることがない便利がある。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、培養土の使用量を少なくして軽量化することにより
前記したような取扱上や培養土代や廃土処理の負担を軽
減するとともに、植付けや植替の手間も少なくできるよ
うにし、しかも、根に対する断熱・保温性を高めて植物
の成長上も有効な合成樹脂製のプランターとして極めて
有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す正面から見
た断面図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を示す側面から見
た断面図である。
【図3】本発明におけるプランター副体の好ましい実施
の形態を表側から見た斜視図である。
【図4】本発明におけるプランター副体の好ましい実施
の形態を裏側から見た斜視図である。
【符号の説明】 1 硬質材よりなるプランター本体 2 拡大開口枠部 11 発泡合成樹脂製のプランター副体 12 底孔 13 植込用凹部 14 植込間隔 16 鍔付開口枠部 17 切込用溝 19 縦形凹溝 20 底部空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質合成樹脂製のプランター本体(1)
    と、底孔(12)を有する複数の植込用凹部((13) が相互間
    に相当の植込間隔(14)をあけて配設されている発泡合成
    樹脂製のプランター副体(11)とよりなり、前記プランタ
    ー本体(1) の内部にこの発泡合成樹脂製のプランター副
    体(11)を装脱自在に嵌装したことを特徴とするプランタ
    ー。
  2. 【請求項2】 プランター本体(1) の内部にプランター
    副体(11)がその外底部とプランター本体(1) の内底部と
    の間に外部と連通される底部空間(20)が形成されるよう
    に嵌装してある請求項1に記載のプランター。
  3. 【請求項3】 プランター副体(11)の植込用凹部(13)の
    内周面に該植込用凹部(13)の開口部から下方に延びる複
    数の縦溝(15)が配設されている請求項1または2に記載
    のプランター。
  4. 【請求項4】 発泡合成樹脂製のプランター副体(11)の
    上方部分がプランター本体(1) の上方の拡大口部(2) に
    テーパ面をもって嵌支される拡大縁部(16)に形成されて
    いる請求項1または2または3に記載のプランター。
  5. 【請求項5】 拡大縁部(16)の裏側に切込用溝(17)が形
    成されている請求項4に記載のプランター。
  6. 【請求項6】 プランター副体(11)の対向する外側面に
    プランター本体(1)との接触面積を低減させる縦形凹部
    (19)が下端にわたり配設されている請求項1または2ま
    たは3または4または5に記載のプランター。
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