JPH11298790A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11298790A
JPH11298790A JP10097927A JP9792798A JPH11298790A JP H11298790 A JPH11298790 A JP H11298790A JP 10097927 A JP10097927 A JP 10097927A JP 9792798 A JP9792798 A JP 9792798A JP H11298790 A JPH11298790 A JP H11298790A
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imaging
image signal
memory
signal
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JP10097927A
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Chikaya Iko
知加也 伊香
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Nikon Corp
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置において、被写体の高速移動や被写
体探索等のための撮像装置の高速移動によって表示ディ
スプレイの表示更新速度以上の移動が行われると、表示
の応答性が低下するためにファインダーとして機能しな
くなるという問題がある。そのため、表示の応答性を高
めるために撮像素子から出力される画像信号量を少なく
する必要があるので、使用者がモニター上にてマウスク
リックなどにより信号量を少なくし、ファインダーとし
て使用する連続表示モードと通常撮像時に使用する静止
画モード、あるいは低画質表示モードと高画質表示モー
ドなどを切りかえる操作が必要だった。本発明ではこう
した煩わしい操作を必要とせずに、画像全体が変化する
場合の低画質連続表示と被写体静止中の高画質表示とを
自動的に切換えることを目的とする。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明は、撮
像した画像信号中における動きの有無に応じて自動的に
撮像に使用する画素数を変更する撮像装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に関し、特
に画像信号の動き検出を用いた撮像装置の撮像制御に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置においては、被写体を撮
像素子で撮像し画像信号に変換して出力し、画像処理を
施した上で画像信号をCRT等の表示ディスプレイに表
示していた。この際に、撮像素子から画像信号を一定の
時間間隔で逐次出力し表示ディスプレイに表示すること
で、表示ディスプレイを撮像画面を決定するためのファ
インダーとして用いる撮像装置が知られている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし、上述のような撮像装
置においては、被写体の高速移動や被写体探索等のため
の撮像装置の高速移動によって表示ディスプレイの表示
更新速度以上の移動が行われると、表示の応答性が低下
するためにファインダーとして機能しなくなるという問
題がある。
【0004】そのため、表示の応答性を高めるために撮
像素子から出力される画像信号量を少なくする必要があ
るので、使用者がモニター上にてマウスクリックなどに
より信号量を少なくし、ファインダーとして使用する連
続表示モードと通常撮像時に使用する静止画モード、あ
るいは低画質表示モードと高画質表示モードなどを切り
かえる操作が必要だった。
【0005】本発明ではこうした煩わしい操作を必要と
せずに、画像全体が変化する場合の低画質連続表示と被
写体静止中の高画質表示とを自動的に切換えることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するために
本発明は、撮像した画像信号中における動きの有無に応
じて自動的に撮像に使用する画素数を変更する撮像装置
を提供する。請求項1に記載の発明は、撮像装置におい
て、被写体を撮像し、画像信号として出力する撮像手段
と、被写体の動きを検出する動き検出手段と、動き検出
手段の検出結果に基づいて撮像手段の撮像に使用する画
素数を設定する画素数設定手段とを有することを特徴と
する。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の撮像装置において、動き検出手段は、異なる時
期に撮像された画像信号を比較することにより被写体の
動きを検出することを特徴とする。また、請求項3に記
載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、画素
数設定手段は、撮像手段の撮像モードとして第1撮像モ
ードと、第1撮像モードよりも撮像に使用する画素数が
少ない第2撮像モードとを有し、動き検出手段により被
写体に動きが検出された場合は撮像手段の撮像モードを
第2撮像モードに設定することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の撮像装置において、被写体を載置する載置台
と、載置台の移動を検出する移動検出手段とを更に有
し、画素数設定手段は、移動検出手段による載置台の移
動の検出に応答して撮像手段の撮像モードを第2撮像モ
ードに設定することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態について、
図1および図2および図3および図4を用いて説明す
る。図1は第1実施形態における撮像装置の構成を示す
外観図である。図2は第1実施形態における撮像装置の
構成を示すブロック図である。
【0010】図3は第1実施形態における撮像装置の制
御手順を示すフローチャート図であり、観察部位として
1点を設定した場合のフローチャート図である。図4は
第1実施形態における撮像装置の制御手順を示すフロー
チャート図であり、観察部位として2点を設定した場合
のフローチャート図である。まず、第1実施形態の撮像
装置1の構成について、図1および図2を用いて説明す
る。
【0011】図1に示すように、第1実施形態の撮像装
置1は、被写体である試料を拡大する顕微鏡100と、
試料を撮像するDSC200と、DSC200が撮像し
た画像の表示および記録および、撮像装置1の操作を行
うパーソナルコンピュータ(以後、PCと省略する。)
300とから構成されている。顕微鏡100は、本体1
01と、ステージ102と、照明光源103と、レボル
バ104と、対物レンズ105と、鏡筒106と、接眼
ファインダ107とから構成されている。
【0012】本体101は、後述するステージ102、
照明光源103、レボルバ104、鏡筒106の各構成
を支持する。本体101はベース部101aと支柱10
1bおよびアーム部101cとからなる。ベース部10
1aは顕微鏡100全体を支持しており、図1中の矢印
Aの方向を前とした場合の後端に支柱101bが取り付
けられる。支柱101bはベース部101aとアーム部
101cとを繋いでおり、前方にステージ102および
照明光源103が取り付けられる。アーム部101cは
支柱101bから前方に張り出す形で取り付けられてお
り、前方上面に鏡筒106が取り付けられ、前方下面に
レボルバ104が取り付けられる。またアーム部101
cは不図示の開口を有しており、レボルバ104から鏡
筒106に至る光路が確保されている。
【0013】ステージ102は、観察対象である試料5
0を載置する台である。ステージ102はピント調整の
ために上下に移動可能になっている。また図2に示すよ
うに、ステージ102はステージ移動モータ102aに
より前後左右に移動可能となっている。また図2に示す
ようにステージ102は移動の有無を移動検出センサ1
02bで検出可能となっている。移動検出センサ102
bはステージ102が移動した場合ステージ移動信号を
後述するCPU307に出力する。またステージ102
は不図示の開口を有しており、開口上に試料50を配置
することにより後述する照明光源103で試料50を照
明することが可能となっている。
【0014】照明光源103は、ステージ102上の試
料50を照明するための照明光を発する光源である。照
明光源103の例としては、ハロゲンランプ等が挙げら
れる。照明光源103は、照明光が対物レンズ104の
入射開口全体にもれなく入射するように配置されてい
る。レボルバ104は、後述する対物レンズ105を取
り付けるための取り付け部材である。レボルバ104
は、観察に使用する対物レンズ105の光軸とステージ
102とが垂直に交わるように対物レンズ105を取り
付ける。またレボルバ104は複数の異なる対物レンズ
が取り付け可能となっており、レボルバ104は回転す
ることにより取り付けた対物レンズを選択することが可
能となっている。
【0015】対物レンズ105は、ステージ102上に
載置された試料50を拡大するための光学系である。対
物レンズ105を透過した光はレボルバ104およびア
ーム部101cを経由して鏡筒106に入射する。鏡筒
106は、ステージ102からの光路の入射先を後述す
る接眼ファインダ107とDSC200とに選択的に切
り換える切換光学系である。図2に示すように、鏡筒1
06は内部に後述する光路選択ミラー106aを有して
いる。光路選択ミラー106aは回転軸106bにおい
て回転可能に取り付けられている。光路選択ミラー10
6aは、入射先として接眼ファインダ107を選択する
場合は図2中に実線で示した第1の位置へ回転し、光を
反射させることにより光路を選択する。また光路選択ミ
ラー106aは、入射先としてDSC110を選択する
場合は図2中に点線で示した第2の位置へ回転し、光を
素通しさせることにより光路を選択する。
【0016】接眼ファインダ107は、使用者がステー
ジ102上の試料50を視認するためのファインダー光
学系である。DSC200は、ステージ102上に載置
された試料50の像を撮像し、電気信号に変換して記録
する電子カメラである。図2に示すように、DSC20
0は、CCD201と、A/D変換器202と、信号処
理回路203と、DSCインターフェイス204および
撮像画素数設定回路205とから構成されている。
【0017】CCD201は、試料50の像を撮像し、
アナログの画像信号に変換して出力する光電変換素子で
ある。CCD201は撮像面が対物レンズ105の像面
上に位置するように配置されている。CCD201は後
述する撮像画素数設定回路205により撮像に用いる画
素数が制御される。CCD201で変換された画像信号
はA/D変換器202に出力される。
【0018】A/D変換器202は、CCD201から
出力された画像信号をアナログ信号からデジタル信号に
変換する。A/D変換器202でデジタル変換された画
像信号は信号処理回路203に出力する。信号処理回路
203は、A/D変換器202から出力された画像信号
に対してガンマ変換やホワイトバランス処理等のデジタ
ル信号処理を行う回路である。信号処理回路203で信
号処理された画像信号は後述するDSCインターフェイ
ス204およびPCインターフェイス301を介して画
像記録メモリ302および表示ディスプレイ303に出
力される。
【0019】DSCインターフェイス204は、PC3
00と画像信号および制御信号の授受をおこなうための
インターフェイスである。DSCインターフェイス20
4は、後述するPCインターフェイス301と接続され
ている。撮像画素数設定回路205は、CCD201に
おける撮像画素数を設定するための回路である。撮像画
素数の設定は、後述するCPU307から出力される低
画素切換信号および高画素切換信号とに基づいて行われ
る。撮像画素数設定回路205は、CCD201におけ
る画素の読み出しを制御することにより、高画素数撮像
モードと低画素数撮像モードという撮像に使用する画素
数の異なるモードを有している。高画素数撮像モードと
低画素数撮像モードとは、低画素数撮像モードが高画素
数撮像モードよりも使用画素数が少ないという関係にあ
る。例えば、高画素数撮像モードが縦480画素×横6
40画素である場合に、低画素数撮像モードは縦240
画素×横320画素となる。撮像画素数設定回路205
は、CPU307から出力される低画素切換信号をDS
Cインターフェイス204および後述するPCインター
フェイス301を介して受信すると、CCD201の撮
像モードを低画素数撮像モードに設定する。また撮像画
素数設定回路205は、CPU307から出力される高
画素切換信号をDSCインターフェイス204および後
述するPCインターフェイス301を介して受信する
と、CCD201の撮像モードを高画素数撮像モードに
設定する。
【0020】PC300は、DSC200が撮像した画
像の表示および記録および、撮像装置1の操作を行うた
めのものである。図2に示すように、PC300は、P
Cインターフェイス301と、画像記録メモリ302
と、表示ディスプレイ303と、観察部位設定ボタン3
04と、第1メモリ305と、第2メモリ306と、C
PU307と、撮像開始ボタン308とから構成されて
いる。
【0021】PCインターフェイス301は、DSC2
00と画像信号および制御信号の授受をおこなうための
インターフェイスである。PCインターフェイス301
は、DSCインターフェイス204と接続されている。
またPCインターフェイス301は、信号処理回路20
3から出力された画像信号のうち、後述する観察部位設
定ボタン304で指定された部分の画像信号を後述する
第1メモリ305および第2メモリ306に出力する。
【0022】画像記録メモリ302は、信号処理回路2
03から出力された画像信号を記録するためのメモリで
ある。画像記録メモリ302の例としては、半導体メモ
リやメモリカードに加えて、ハードディスクやフロッピ
ーディスク等が挙げられる。尚、画像記録メモリ302
は、PC300に対して着脱可能であっても良い。表示
ディスプレイ303は、撮像した画像信号を表示するた
めの表示デバイスである。表示ディスプレイ303の例
としては、CRTや液晶ディスプレイ等が挙げられる。
【0023】観察部位設定ボタン304は、撮像された
画像信号における動きの検出を行うための観察部位を使
用者が設定するための入力デバイスである。設定される
観察部位は、複数箇所設定することが可能である。観察
部位設定ボタン304で入力された観察部位の設定情報
は、PCインターフェイス301に出力される。第1メ
モリ305および第2メモリ306は、信号処理回路2
03から出力される画像信号のうち観察部位設定ボタン
304で設定された観察部位の画像信号を記録するため
のメモリである。第1メモリ305および第2メモリ3
06に記録された観察部位の画像信号はCPU307に
出力される。また、第1メモリ305および第2メモリ
306は、画像信号の入力タイミングが後述するCPU
307によって制御されている。
【0024】CPU307は、PC300内の各構成を
制御する制御回路である。CPU307は、信号処理回
路203から出力される観察部位の画像信号の記録先
を、第1メモリ305と第2メモリ306との間で交互
に切り換える。これにより、第1メモリ305および第
2メモリ306には常に最新の観察部位の画像信号と1
つ前に撮像された観察部位の画像信号とが記録されるこ
とになる。また、CPU307は、第1メモリ305お
よび第2メモリ306から出力された観察部位の画像信
号に基づいて、画像信号における動きを検出する。CP
U307は、第1メモリ305および第2メモリ306
から出力された観察部位の画像信号についてRGB各色
成分を抽出し、色成分毎に比較を行う。CPU307
は、比較の結果観察部位の画像信号におけるRGB各色
成分の差が5%以上となった状態が3回以上続いた場合
に、低画素切換信号を撮像画素数設定回路205に出力
する。またCPU307は、比較の結果観察部位の画像
信号におけるRGB各色成分の差が5%以内となった状
態が3回以上続いた場合に、高画素切換信号を撮像画素
数設定回路205に出力する。3回以上続いた場合のみ
CCD201の撮像画素数を切り換えるのは、画像の瞬
間的な変化による影響を低下させるためである。またC
PU307は、移動検出センサ102bから出力される
ステージ移動信号を受信すると、撮像画素数設定回路2
05に低画素切換信号を出力する。またCPU307
は、後述する撮像開始ボタン308から出力される撮像
開始信号を受信すると、DSC200に撮像動作を行わ
せ、撮像した画像信号を画像記録メモリ302に記録さ
せる。
【0025】撮像開始ボタン308は、DSC200の
撮像動作を開始するためのボタンである。撮像開始ボタ
ン308は、使用者によりボタンが操作されると撮像開
始信号をCPU307に出力する。次に、第1実施形態
の撮像装置1におけるCPU307の制御手順につい
て、図3を用いて説明する。
【0026】まず、ステップS101において、初期設
定としてCCD201の撮像モードを低画素数撮像モー
ドに設定する。また、CPU307において画像信号が
異なると判別された回数をカウントするためのカウンタ
Mおよび、画像信号が等しいと判別された回数をカウン
トするためのカウンタNについて、初期値としてそれぞ
れ0を設定する。ステップS101の処理が完了すると
ステップS102に進む。
【0027】次に、ステップS102において、設定さ
れている撮像モードに基づいた画素数による撮像をCC
D201に行わせ、撮像した画像信号を表示ディスプレ
イ212上に表示させる。ステップS102の処理が完
了するとステップS103に進む。次に、ステップS1
03において、観察部位設定ボタン304によって観察
部位が設定されたかどうかを判別する。観察部位が設定
されている場合はステップS104に進む。また観察部
位が設定されていない場合はステップS103において
待機する。
【0028】次に、ステップS104において、ステッ
プS103で設定された観察部位の部分の画像信号を第
1メモリ305および第2メモリ306のうち、前回記
録が行われていないほうのメモリに記録させる。ステッ
プS104の処理が完了するとステップS105に進
む。次に、ステップS105において、第1メモリ30
5と第2メモリ306とに記録されている観察部位の画
像信号をRGB各色成分について各色毎に比較する。比
較の結果、第1メモリ305に記録された画像信号と第
2メモリ306に記録された画像信号との差が5%を超
えている場合は、第1メモリ305の画像信号と第2メ
モリ306の画像信号とは異なると判別し、ステップS
110に進む。また、第1メモリ305に記録された画
像信号と第2メモリ306に記録された画像信号との差
が5%内である場合には、第1メモリ305の画像信号
と第2メモリ306の画像信号は略等しいと判別し、ス
テップS120に進む。
【0029】ステップS105において画像信号が異な
ると判別すると、ステップS110に進む。ステップS
110は、カウンタMを1増加させ、カウンタNを0に
する。ステップS110の処理が完了するとステップS
111に進む。次に、ステップS111において、カウ
ンタMの値およびステージ移動信号の受信の有無を調べ
ることにより、観察部位の画像信号が移動状態にあるか
どうかを判別する。カウンタMの値が3以上の場合また
はステージ移動信号を受信している場合は、観察部位の
画像信号が移動状態にあると判別してステップS112
に進む。カウントMの値が3未満の場合かつステージ移
動信号が未受信の場合は、観察部位の画像信号は移動状
態でないと判別してステップS102に進み、撮像を繰
り返す。
【0030】次に、ステップS112において、低画素
切換信号を画素数設定回路206に出力することにより
CCD201の撮像モードを低画素撮像モードに設定す
る。ステップS112の処理が完了するとステップS1
02に進み、撮像を繰り返す。ステップS105におい
て画像信号が略等しいと判別すると、ステップS120
に進む。ステップS120は、カウンタNを1増加さ
せ、カウンタMを0にする。ステップS120の処理が
完了するとステップS121に進む。
【0031】次に、ステップS121において、カウン
タNの値およびステージ移動信号の受信の有無を調べる
ことにより、観察部位の画像信号が静止状態にあるかど
うかを判別する。カウンタNの値が3以上の場合かつス
テージ移動信号が未受信の場合は、観察部位の画像信号
が静止状態にあると判別してステップS122に進む。
カウントNの値が3未満の場合またはステージ移動信号
が受信されている場合は、観察部位の画像信号が静止状
態には無いと判別してステップS102に進み、撮像を
繰り返す。
【0032】次に、ステップS122において、CCD
201の撮像モードを高画素撮像モードに設定する。ス
テップS122の処理が完了するとステップS102に
進み、撮像を繰り返す。また、図3において説明した制
御手順は観察部位として1点のみが設定された場合を説
明しているが、観察部位として2点を設定した場合の制
御手順を図4に示す。
【0033】まず、ステップS201において、初期設
定としてCCD201の撮像モードを低画素数撮像モー
ドに設定する。また、CPU307において画像信号が
異なると判別された回数をカウントするためのカウンタ
M1,M2および、画像信号が等しいと判別された回数
をカウントするためのカウンタN1,N2について、初
期値としてそれぞれ0を設定する。ステップS201の
処理が完了するとステップS202に進む。
【0034】次に、ステップS202において、設定さ
れている撮像モードに基づいた画素数による撮像をCC
D201に行わせ、撮像した画像信号を表示ディスプレ
イ212上に表示させる。ステップS202の処理が完
了するとステップS203に進む。次に、ステップS2
03において、観察部位設定ボタン304によって第1
および第2の観察部位が設定されたかどうかを判別す
る。観察部位が設定されている場合はステップS204
に進む。また観察部位が設定されていない場合はステッ
プS203において待機する。
【0035】次に、ステップS204において、ステッ
プS203で設定された第1の観察部位の画像信号を第
1メモリ305および第2メモリ306のうち、前回記
録が行われていないほうのメモリに記録させる。ステッ
プS204の処理が完了するとステップS205に進
む。次に、ステップS205において、第1メモリ30
5と第2メモリ306とに記録されている第1の観察部
位の画像信号をRGB各色成分について各色毎に比較す
る。比較の結果、第1メモリ305に記録された画像信
号と第2メモリ306に記録された画像信号との差が5
%を超えている場合は、第1メモリ305の画像信号と
第2メモリ306の画像信号とは異なると判別し、ステ
ップS210に進む。また、第1メモリ305に記録さ
れた画像信号と第2メモリ306に記録された画像信号
との差が5%内である場合には、第1メモリ305の画
像信号と第2メモリ306の画像信号は略等しいと判別
し、ステップS220に進む。
【0036】ステップS205において画像信号が異な
ると判別すると、ステップS210に進む。ステップS
210は、カウンタM1を1増加させ、カウンタN1を
0にする。ステップS210の処理が完了するとステッ
プS211に進む。次に、ステップS211において、
カウンタM1の値およびステージ移動信号の受信の有無
を調べることにより、観察部位の画像信号が移動状態に
あるかどうかを判別する。カウンタM1の値が3以上の
場合またはステージ移動信号を受信している場合は、観
察部位の画像信号が移動状態にあると判別してステップ
S212に進む。カウントM1の値が3未満の場合かつ
ステージ移動信号が未受信の場合は、観察部位の画像信
号は移動状態でないと判別してステップS202に進
み、撮像を繰り返す。
【0037】次に、ステップS212において、低画素
切換信号を画素数設定回路206に出力することにより
CCD201の撮像モードを低画素数撮像モードに設定
する。ステップS212の処理が完了するとステップS
202に進み、撮像を繰り返す。ステップS205にお
いて画像信号が略等しいと判別すると、ステップS22
0に進む。ステップS220は、カウンタN1を1増加
させ、カウンタM1を0にする。ステップS220の処
理が完了するとステップS221に進む。
【0038】次に、ステップS221において、カウン
タN1の値およびステージ移動信号の受信の有無を調べ
ることにより、観察部位の画像信号が静止状態にあるか
どうかを判別する。カウンタN1の値が3以上の場合か
つステージ移動信号が未受信の場合は、観察部位の画像
信号が静止状態にあると判別してステップS222に進
む。カウントN1の値が3未満の場合またはステージ移
動信号が受信されている場合は、観察部位の画像信号が
静止状態には無いと判別してステップS202に進み、
撮像を繰り返す。
【0039】次に、ステップS222において、ステッ
プS203で設定された第2の観察部位の画像信号を第
1メモリ305および第2メモリ306のうち、前回記
録が行われていないほうのメモリに記録させる。ステッ
プS222の処理が完了するとステップS223に進
む。次に、ステップS223において、第1メモリ30
5と第2メモリ306とに記録されている第2の観察部
位の画像信号をRGB各色成分について各色毎に比較す
る。比較の結果、第1メモリ305に記録された画像信
号と第2メモリ306に記録された画像信号との差が5
%を超えている場合は、第1メモリ305の画像信号と
第2メモリ306の画像信号とは異なると判別し、ステ
ップS230に進む。また、第1メモリ305に記録さ
れた画像信号と第2メモリ306に記録された画像信号
との差が5%内である場合には、第1メモリ305の画
像信号と第2メモリ306の画像信号は略等しいと判別
し、ステップS240に進む。
【0040】ステップS223において画像信号が異な
ると判別すると、ステップS230に進む。ステップS
230は、カウンタM2を1増加させ、カウンタN2を
0にする。ステップS230の処理が完了するとステッ
プS231に進む。次に、ステップS231において、
カウンタM2の値およびステージ移動信号の受信の有無
を調べることにより、観察部位の画像信号が移動状態に
あるかどうかを判別する。カウンタM2の値が3以上の
場合またはステージ移動信号を受信している場合は、観
察部位の画像信号が移動状態にあると判別してステップ
S232に進む。カウントM2の値が3未満の場合かつ
ステージ移動信号が未受信の場合は、観察部位の画像信
号は移動状態でないと判別してステップS202に進
み、撮像を繰り返す。
【0041】次に、ステップS232において、低画素
切換信号を画素数設定回路206に出力することにより
CCD201の撮像モードを低画素数撮像モードに設定
する。ステップS232の処理が完了するとステップS
202に進み、撮像を繰り返す。ステップS223にお
いて画像信号が略等しいと判別すると、ステップS24
0に進む。ステップS240は、カウンタN2を1増加
させ、カウンタM2を0にする。ステップS240の処
理が完了するとステップS241に進む。
【0042】次に、ステップS241において、カウン
タN2の値およびステージ移動信号の受信の有無を調べ
ることにより、観察部位の画像信号が静止状態にあるか
どうかを判別する。カウンタN2の値が3以上の場合か
つステージ移動信号が未受信の場合は、観察部位の画像
信号が静止状態にあると判別してステップS242に進
む。カウントN2の値が3未満の場合またはステージ移
動信号が受信されている場合は、観察部位の画像信号が
静止状態には無いと判別してステップS202に進み、
撮像を繰り返す。
【0043】次に、ステップS242において、高画素
切換信号を画素数設定回路206に出力することにより
CCD201の撮像モードを高画素数撮像モードに設定
する。ステップS242の処理が完了するとステップS
202に進み、撮像を繰り返す。尚、本実施形態におい
ては、動きを有無の判別は、観察部位を複数点設定した
としてもそれぞれの観察部位で独立に差を求めることで
動きの有無の判別を行っている。しかし、動きの有無の
判別は複数の観察部位における差の平均値を求めたり、
複数の観察部位における差の合計を求めることによって
判別しても良い。
【0044】また、本実施形態においては、複数の観察
部位を設定した場合の動きの有無の判別が、全ての観察
部位において静止状態にある場合に高画素数撮像モード
に設定していたが、複数設定したうちのいずれか1つの
観察部位において静止状態であれば高画素数撮像モード
に設定するようにしても良い。また、画像信号の差の判
別の閾値については、本実施形態の如く差が所定の割合
内にあるかどうかで判別しても良いし、差が所定量内に
あるかどうかで判別しても良い。例えば、画像信号の信
号レベルを0から255の8ビットの分解能で表した場
合に、差が±5以内にあるかを判別する。また、観察部
位の画像信号から抽出したRGB各色成分について、そ
の強度を正規化した上で強度のヒストグラム分布を求
め、ヒストグラム分布の変動を判別に用いても良い。
【0045】また、本実施形態において、DSC200
とPC300とは別構成として説明したが、DSC20
0内にPC300の構成も内蔵し、DSCと顕微鏡とで
システムが構成されていても良い。尚、本実施形態に記
載のCCD201は、本発明の請求項に記載の撮像手段
に対応する。
【0046】また、本実施形態に記載のCPU307
は、本発明の請求項に記載の動き検出手段に対応する。
また、本実施形態に記載の撮像画素数設定回路205
は、本発明の請求項に記載の画素数設定手段に対応す
る。また、本実施形態に記載のステージ102は、本発
明の請求項に記載の載置台に対応する。
【0047】また、本実施形態に記載の移動検出センサ
102bは、本発明の請求項に記載の移動検出手段に対
応する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項2および請求項3に記載の発明の効果は、動き検出
手段により被写体に動きが検出された場合は撮像手段の
撮像モードを第1撮像モードよりも撮像に使用する画素
数が少ない第2撮像モードに設定することで、動き検出
時に撮像画素数が自動的に変更されるため、表示ディス
プレイにおける応答性が低下することの無い撮像装置を
提供することが可能となる。
【0049】また、請求項4に記載の発明の効果は、画
素数設定手段が、移動検出手段による載置台の移動の検
出に応答して撮像手段の撮像モードを第2撮像モードに
設定するため、ステージ移動時における表示ディスプレ
イの応答性の低下を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は第1実施形態における撮像装置の構成
を示す外観図である。
【図2】 図2は第1実施形態における撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】 図3は第1実施形態における撮像装置の制御
手順を示すフローチャート図であり、観察部位として1
点を設定した場合のフローチャート図である。
【図4】 図4は第1実施形態における撮像装置の制御
手順を示すフローチャート図であり、観察部位として2
点を設定した場合のフローチャート図である。
【符号の説明】
1:撮像装置 50:試料 100:顕微鏡 101:顕微鏡本体 102:ステージ 102a:ステージ移動モータ 102b:移動検出センサ 103:照明光源 104:レボルバ 105:対物レンズ 106:鏡筒 106a:光路切換ミラー 107:接眼ファインダ 200:DSC 201:CCD 202:A/D変換器 203:画像処理回路 204:DSCインターフェイス 205:撮像画素数設定回路 300:パーソナルコンピュータ(PC) 301:PCインターフェイス 302:画像記録メモリ 303:表示ディスプレイ 304:観察部位設定ボタン 305:第1メモリ 306:第2メモリ 307:CPU 308:撮像開始ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、画像信号として出力す
    る撮像手段と、 前記被写体の動きを検出する動き検出手段と、 前記動き検出手段の検出結果に基づいて前記撮像手段の
    撮像に使用する画素数を設定する画素数設定手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記動き検出手段は、異なる時期に撮像
    された前記画像信号を比較することにより前記被写体の
    動きを検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記画素数設定手段は、前記撮像手段の
    撮像モードとして第1撮像モードと、前記第1撮像モー
    ドよりも撮像に使用する画素数が少ない第2撮像モード
    とを有し、前記動き検出手段により前記被写体に動きが
    検出された場合は前記撮像手段の撮像モードを前記第2
    撮像モードに設定することを特徴とする請求項1に記載
    の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記被写体を載置する載置台と、 前記載置台の移動を検出する移動検出手段とを更に有
    し、 前記画素数設定手段は、前記移動検出手段による前記載
    置台の移動の検出に応答して前記撮像手段の前記撮像モ
    ードを前記第2撮像モードに設定することを特徴とする
    請求項3に記載の撮像装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065257A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Olympus Corp 顕微鏡用撮像装置
JP2014230170A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 オリンパス株式会社 撮像装置、顕微鏡システム及び撮像方法
EP3081977A1 (en) * 2015-04-16 2016-10-19 Leica Instruments (Singapore) Pte. Ltd. Microscopic image controller device for a microscope, microscope, and microscoping method

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