JPH11102437A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

Info

Publication number
JPH11102437A
JPH11102437A JP26049697A JP26049697A JPH11102437A JP H11102437 A JPH11102437 A JP H11102437A JP 26049697 A JP26049697 A JP 26049697A JP 26049697 A JP26049697 A JP 26049697A JP H11102437 A JPH11102437 A JP H11102437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
correlation
reference image
value
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26049697A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Hieda
輝夫 稗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP26049697A priority Critical patent/JPH11102437A/ja
Publication of JPH11102437A publication Critical patent/JPH11102437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の条件の変化に左右されず精度の高い
検出を行うことのできる撮像装置及び撮像方法を提供す
ること。 【解決手段】 撮像された画像中の目的対象物の位置を
求める撮像装置であって、予め記憶された目的対象物の
基準画像と、撮像された画像中の比較対象領域の画像間
の相関度を検出する相関演算部(15)と、前記比較対
象領域の位置を適宜変更するアドレスカウンタ(12)
と、前記相関演算部により検出された、前記アドレスカ
ウンタにより変更された各位置の比較対象領域の画像と
前記基準画像との相関度を記憶するメモリ(18)と、
前記メモリに記憶された相関度の内、最も高い相関度が
検出された比較対象領域の位置を、前記目的対象物の画
像中の位置として判定するマイクロコンピュータ(1
1)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及び撮像方
法に関し、特に、画面上の特定の被写体の位置を検出す
る方式の撮像装置及び撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影した画像の中から、特定の被
写体の位置を検出する撮像装置としていくつかの方法が
提案されているが、例えば、次のような方法がある。 a.特定の被写体の色を設定し、撮影した画像の色情報
をもとに、画面上の被写体の位置を検出する方法 b.画面を所定数のブロックに分割し、それらのブロッ
クの相互の輝度差から、被写体の位置を検出する方法 c.被写体の輪郭情報から被写体の位置を検出する方法 例えば、人物の位置を検出する場合、aの方法では、2
つの色差信号R−Y,B−Yが肌色を表す領域、つまり
R−Y,B−Yで表される平面上で左上の肌色付近の領
域に該当する画像信号を抽出し、その抽出された画像信
号の画面上の重心を求めて、それを人物の位置としてい
た。
【0003】また、bの方法では、まず、画面を例えば
水平に8分割、垂直に8分割、合計64分割し、それぞ
れの分割部分の輝度信号の積分値を求める。この求めた
積分値の画面全体の平均値を背景の輝度値とし、それに
対し所定量以上大きいかあるいは小さい部分を被写体の
位置とする方式であった。
【0004】また、cの方法では輝度信号を2次元微分
した後、2値化することにより輪郭信号を求め、その輪
郭信号の中から閉曲線を求め、閉曲線の中心を被写体の
中心とする方式であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例には以下のような欠点があった。
【0006】上述のように、被写体の色情報のみや、分
割された領域の輝度の積分値や、輪郭信号をもとに特定
の被写体の位置を求めた場合、検出された位置の精度が
悪い。これは色差信号は輝度信号と比較して帯域が狭く
精度を上げるのが難しいため、また、ブロック分割した
場合は、分割した数以上の精度が得られないため、更
に、輪郭信号を用いた場合は高周波ノイズ成分の影響を
受け易いためである。
【0007】また、検出したい被写体と他の被写体との
区別がつきにくい場合に、目的の被写体に似た被写体を
誤検出してしまう事があった。aの方法のように色信号
を用いて目的の被写体を検出する場合は、例えば目的の
被写体が木であり、同一画面内に目的の被写体である木
と似た色の木造建物の壁が存在する場合など、複数の近
似色の被写体が同一画面内の存在する時に誤検出してし
まうことがあった。また、bの方法のようにブロック分
割を行う場合、被写体と背景との輝度差が大きくなけれ
ば検出できず、また、cの方法のように輪郭を用いた場
合には、背景の模様などの状況によっては誤検出してし
まうことがあった。
【0008】また、画面の中に検出する被写体が複数あ
る場合には、色信号を用いて重心を検出すると2つの被
写体の間の位置が検出されてしまうという問題があっ
た。
【0009】さらに、検出したい被写体の状態、例えば
照明の状態や背景の状態、あるいは被写体の方向が少々
変化しただけで、被写体が検出されなくなってしまうと
いう欠点があった。例えば、cの方法のように輪郭を用
いた場合、被写体の一部でも背景との輝度差がなくなる
と輪郭が閉曲線にならずに開曲線になってしまい、被写
体が検出不能になってしまう。
【0010】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、被写体の条件の変化に左右されず精度の高い
検出を行うことのできる撮像装置及び撮像方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の撮像装置は撮像された画像中の目的対象
物の位置を求める撮像装置であって、予め記憶された目
的対象物の基準画像と、撮像された画像中の比較対象領
域の画像間の相関度を検出する検出手段と、前記比較対
象領域の位置を変更する変更手段と、前記検出手段によ
り検出された、前記変更手段により変更された各位置の
比較対象領域の画像と前記基準画像との相関度を記憶す
る第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された相関
度の内、最も高い相関度が検出された比較対象領域の位
置を、前記目的対象物の画像中の位置として判定する判
定手段とを有する。
【0012】また、本発明の撮像方法は撮像された画像
中の目的対象物の位置を求める撮像方法であって、予め
記憶された目的対象物の基準画像と、撮像された画像中
の比較対象領域の画像間の相関度を検出する検出工程
と、前記比較対象領域の位置を変更する変更工程と、前
記検出工程で検出された、前記変更工程で変更された各
位置の比較対象領域の画像と前記基準画像との相関度を
記憶する記憶工程と、前記記憶工程で記憶された相関度
の内、最も高い相関度が検出された比較対象領域の位置
を、前記目的対象物の画像中の位置として判定する判定
工程とを有する。
【0013】上記構成によれば、撮影画像と、基準画像
とを所定領域の範囲で相関検出を行うため、被写体の少
々の条件の変化に左右されず精度の高い検出を行うこと
ができる。
【0014】好ましくは、前記判定手段により求められ
た前記画像中の目的対象物の位置に対応する比較対象領
域の画像データと、前記基準画像の画像データとに基づ
いて、前記基準画像を更新する。
【0015】上記構成により、特定の被写体を撮影する
頻度が高くなれば、その特定の被写体に対して、検出精
度が向上し、また、不特定多数の被写体を撮影する頻度
が高くなれば、不特定多数の被写体に対して、検出精度
が高くなるという効果がある。
【0016】また、好ましくは、目的対象物に対応する
固定の基準画像を記憶する第2記憶手段を更に有し、前
記判定手段により求められた前記画像中の目的対象物の
位置に対応する比較対象領域の画像データと、前記検出
手段で用いられる基準画像の画像データと、前記第2記
憶手段に記憶された固定基準画像の画像データとに基づ
いて、前記検出手段で用いられる基準画像を更新する。
【0017】上記構成によれば、予め固定基準画像の画
像データを設定しておくことにより、被写体が誤認識さ
れた場合にそのデータが強く反映された基準画像に更新
されてしまう事を防ぐことができ、以降の誤動作を防ぐ
ことができる。
【0018】また、好ましくは、前記検出手段で用いら
れる基準画像を更新するタイミングを指示する指示手段
を更に有し、前記指示手段により前記検出手段で用いら
れる基準画像の更新を指示された場合に前記基準画像を
更新する。
【0019】上記構成によれば、操作者が望みの被写体
を基準画像に反映させることができるため、撮像する被
写体に応じたより適切な被写体検出を行うことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0022】図1の(a)において、1は光軸を動かす
機構を有する光学系、2は撮像素子であるCCD、3は
チルト方向に光軸を動かすモータ、4はレンズを保持す
る保持部材、5はパン方向に光軸を動かすモータ、6は
CCD2の駆動パルスおよび各部のタイミングパルスを
生成するタイミング信号発生回路、7はCCD2の出力
信号をディジタル画像信号に変換するA/Dコンバー
タ、8はモータ5を駆動するモータ駆動回路、9はモー
タ3を駆動するモータ駆動回路、10はディジタル画像
信号にクランプ、クリップ、ガンマ補正などの信号処理
をしてビデオ信号を形成する信号処理部、11はマイク
ロコンピュータ、12はアドレスカウンタ、13はラス
ター書き込みとランダムアクセス読み出しが可能なフレ
ームメモリ、14は比較データを保存するためのランダ
ムアクセス書き込みとランダムアクセス読み出しが可能
な、不揮発性のメモリ、15は2つの入力信号の相関値
を差分の2乗演算または、差分の絶対値演算により求め
る相関演算部、16はマイクロコンピュータ11からの
制御信号によりリセットされた後、所定期間入力信号を
積分する積分器、17は2つの入力信号の大小を比較す
るコンパレータ、18は位置データ、積分値データを書
き込み、FIFO動作により読み出しを行うメモリ、1
9はフレームメモリ13及びメモり14から入力された
2つのデータにそれぞれ設定された重みを加えた後加算
する重み付け回路である。
【0023】図1(b)は光学系1及び周辺部を光軸方
向から見た図で、20,21は駆動軸である。モータ3
の回転は駆動軸20を介して光学系1の光軸をチルト
(仰状)方向に動かし、モータ5の回転は駆動軸21、
保持部材4、駆動軸20を介して光学系1の光軸をパン
(左右)方向に動かす。モータ5及び3は、後述するマ
イクロコンピュータ11の制御に従ってモータ駆動回路
8、9が駆動する。
【0024】不図示の被写体像は光学系1によりCCD
2の受光面に結像されて光電変換され、タイミング信号
発生回路6から発生される駆動パルスに応じて順次転送
され、撮像信号として読み出される。
【0025】CCD2の出力である画像信号は、A/D
コンバータ7によりアナログディジタル変換されてディ
ジタル撮像信号になり、信号処理部10により信号処理
されてビデオ信号になる。このビデオ信号は、フレーム
メモリ13に書き込まれる。ここでのフレームメモリ1
3へのビデオ信号の書き込みは、タイミング信号発生回
路6が発生する同期パルスに応じてCCD2と同期した
ラスター書き込みにより行われる。こうしてフレームメ
モリ13に書き込まれたデータは、マイクロコンピュー
タ11により設定された設定値に応じてアドレスカウン
タ12が発生した第1のアドレスに従って読み出され、
相関演算部15に入力される。
【0026】メモリ14に保持されている比較データ
は、検出する被写体の基準となる画像(比較画像)を示
すデータであり、例えば人物を被写体として検出すると
きは、初期値として複数の人物の画像の平均値等の値が
設定される。また、この比較画像はフレームメモリ13
に書き込まれたデータが示す画像(撮像画像)よりも小
さい画像である。比較データはマイクロコンピュータ1
1により設定された設定値に応じてアドレスカウンタ1
2が発生した第2のアドレスに応じて読み出され、相関
演算回路15の他方の入力として入力される。
【0027】図2は比較画像と撮像画像との関係の例を
示す模式図である。図2に示すように、比較画像の比較
データと、比較画像の大きさに相当する撮像画像部分の
画像データとが相関演算回路15に入力することにな
る。従って、第1,第2のアドレスは以下の関係を有す
る。
【0028】即ち、まず第2のアドレスはメモリ14の
内容を順次全て読み出すように発生される。また、第1
のアドレスは、第2のアドレスに対し水平または/及び
垂直方向に所定量(後述するX方向及びY方向のオフセ
ット値により定まる)シフトされた位置のアドレスを示
す。第2のアドレスによりメモリ14の比較データのす
べてを1回読み出す間、このシフト量は一定である。
【0029】このシフト量はフレームメモリにビデオ信
号が1度書き込まれると、水平、垂直共に0に初期化さ
れる(図2の(a)の状態)。メモリ14に記憶されて
いる比較データ全てが1回読み出される度に、シフト量
は水平方向に所定量ずつ増加される(図2の(b),
(c)の状態)。こうして水平方向にシフト量を所定量
ずつ増加しながら第1及び第2のアドレスを発生する処
理を繰り返し、もしその増加されたシフト量がフレーム
メモリ13に記憶された撮像画像の水平方向の長さと比
較画像の水平方向の長さの差を超過した場合は(図2の
(d)の状態)、水平方向のシフト量を0に戻して垂直
方向にシフト量を所定量増加する(図2の(e)の状
態)。このように水平方向及び垂直方向にシフトしなが
ら処理を続け、その増加された垂直方向のシフト量が、
フレームメモリ13に記憶された撮像画像の垂直方向の
長さと比較画像の垂直方向の長さとの差を超過すると
(図2の(f)の状態)、フレームメモリ13の内容は
信号処理部10から出力されるビデオ信号を新たに記憶
することにより更新される。それと同時に、水平及び垂
直方向のシフト量はそれぞれ0にリセットされる。
【0030】相関演算部15では、フレームメモリ13
及びメモり14から入力された2つの入力の間の相関値
を前述の方法で求め、相関値を出力する。
【0031】積分器16ではマイクロコンピュータ11
の設定により、メモリ14の全比較データを読み出す
間、相関演算部15より出力される比較データとそれに
対応する撮像画像の画像データとの相関値を積分する
(差分の2乗値または絶対値の和)。これにより、メモ
リ14の比較データと、上述のシフト量(オフセット
値)分シフトされたアドレスに対応する部分のフレーム
メモリ13に記憶された画像データとの相関度が算出さ
れる事になる。相関演算部15に入力される2つの画像
の類似度が高いほど相関値は低くなるので、積分器16
により積分して得られた積分値が小さいほど相関度が高
く、逆に積分値が大きいほど相関値が低いことを示す。
【0032】この積分器16の出力の積分値はコンパレ
ータ17によりマイクロコンピュータ11により設定さ
れる所定の閾値と比較される。この閾値は通常の場合に
おいてフレームメモリ13に保持されている画像とメモ
リ14に保持されている比較データの画像とが、相当な
率で類似している時に積分器16の出力として得られる
値に設定され、例えば生産時に予め設定されているもの
である。
【0033】コンパレータ17の出力はメモリ18の書
き込み制御端子WEに入力される。このWEは積分値が
閾値以下(相関度が高い)であることを示す場合にイネ
ーブルになり、メモリ18に、書き込みデータとして入
力されている積分器16の積分値WD1と、アドレスカ
ウンタ12からのアドレスWD2を書き込ませる。この
動作により、フレームメモリ13に記憶されている画像
データの内、メモリ14に保持されている比較データの
画像と比較して相関度が高い画像部分の右下のコーナー
を示すアドレスが、前述の積分器16の積分値とともに
保存されることになる。
【0034】そして、マイクロコンピュータ11からの
制御によりフレームメモリ13に保存された画像の全て
の部分についてメモリ14に保持されている比較データ
との相関検出が行われると、マイクロコンピュータ11
はメモリ18の読み出し制御信号REを出力し、メモリ
18に保存された全ての相関度(積分値)とアドレスと
の組を読み込む。マイクロコンピュータ11はすべての
データのうち最も相関度の高い(つまり積分値が最小)
組のアドレスを抜き出し、そのアドレスに基づいてフレ
ームメモリ13に保存された画像中、対応する画像部分
の中心点を求め、それを被写体の位置とする。
【0035】この検出した被写体の画像位置の撮像画像
中心からのオフセット値をマイクロコンピュータ11で
求め、このオフセット値をもとにモータ駆動8、9に駆
動信号を送り、その信号に応じてモータ駆動8、9はそ
れぞれモータ5、3を駆動し、モータ5、3は光学系1
のそれぞれパン方向、チルト方向の光軸を動かす。この
動作により、メモリ14の比較データと相関度の最も大
きい被写体を光学系1の光軸の中心に位置させるように
動作することが可能になる。
【0036】こうして光学系1の光軸の中心にメモリ1
4に設定された比較データに対応する撮像画像部分の中
心部に動かした後、マイクロコンピュータ11はアドレ
スカウンタ12を制御して、フレームメモリ13に記憶
された内容の中から上述の処理によって求められた相関
度の最も高い画像部分と、メモリ14の比較データとを
読み出す。両者のデータは重み付け回路19に入力され
る。
【0037】重み付け回路19では、入力された2つの
画像データに対し所定の重み付けをした後に加算して出
力する。この所定の重み付けはフレームメモリ13の出
力側を1/a、メモリ14の出力側を(a−1)/aと
する。aの値は例えば撮影されたデータを強く比較デー
タとして反映させたい時には16、32など小さく、撮
影されたデータの比較データへの反映を弱くしたい時に
は256、512など大きな値に設定する。
【0038】この様にして重み付けされたデータはメモ
リ14に再び書き込まれる。これにより、光学系1の光
軸の中心にメモリ14に設定された被写体を位置した時
のフレームメモリ13上のデータがメモリ14に書き込
まれ、次に被写体を光学系1の光軸の中心に設定する動
作を行う際の比較データになる。
【0039】比較データは上述のような動作で重み付け
されて更新されるため、特定の被写体を撮影する頻度が
高ければその特定の被写体に強く依存したデータに更新
され、不特定の被写体を撮影する頻度が高ければ、特性
の被写体には依存しないデータに徐々に更新される。更
新の割合は前述した重み付けの値を変えることにより変
更する事が可能である。
【0040】以下に、図1中のマイクロコンピュータ1
1による制御を、図3を参照にして説明する。図3は、
フレームメモリ13に記憶された1画像を処理する場合
のマイクロコンピュータ11の制御手順を示すフローチ
ャートである。
【0041】ステップS100で処理が開始した後、ス
テップS101でアドレスカウンタ12が発生するアド
レスの内フレームメモリ13の読み出し用の第1のアド
レスのX方向のオフセット値OFFSET_X(水平方
向のシフト量)及びY方向のオフセット値OFFSET
_Y(垂直方向のシフト量)を0に初期化する。次に、
ステップS102で積分器16の値を0に初期化した
後、積分を開始させる。
【0042】ステップS103で、アドレスカウンタ1
2にフレームメモリ13とメモリ14からデータを読み
出すための第1及び第2のアドレスを発生させる。ここ
で発生されるフレームメモリ13読み出し用の第1のア
ドレスは、第2のアドレスから前述のOFFSET_
X、OFFSET_Yの値分オフセットされた値であ
る。このステップS103で、前述のようにメモリ14
に保持されている比較データを全て読み出す分のアドレ
スに相当する第1及び第2のアドレスが発生され、メモ
リ13及び14のそれぞれの出力に基づいて相関演算部
15により相関値が演算され、積分器16において相関
演算部15の出力を積分することになる。
【0043】第1及び第2のアドレスが発生終了した時
点でステップS104において積分を終了し、コンパレ
ータ17に対し閾値を所定時間(少なくともコンパレー
タ17での比較に要する時間が経過する間)設定する。
この時、前述のようにコンパレータ17に入力される積
分器16の積分値がこの閾値以下の場合には、ステップ
S104−1でメモリ18にその積分値とその時の第1
のアドレスとをメモリ18に保存してステップS105
へ進む。また、積分値が閾値を超える場合はメモリ18
にデータの保存を行わずに、そのままステップS105
へ進む。
【0044】ステップS105で、OFFSET_Xを
所定値増加する。ステップS106でOFFSET_X
がフレームメモリ13に保存されている画像データの横
幅と比較画像の横幅との差(X_MAX)を越えていな
ければ(OFFSET_X≦X_MAX)ステップS1
02に戻り、積分器16の値をリセットしてから次の相
関値の積分動作を開始する。ステップS106でOFF
SET_Xがフレームメモリ13に保存されている画像
データの横幅と比較画像の横幅との差を越えていれば
(OFFSET_X>X_MAX)、ステップS107
に進む。
【0045】ステップS107では、OFFSET_X
を0にし、OFFSET_Yを所定値増加させる。ステ
ップS108でOFFSET_Yがフレームメモリ13
に保存されている画像データの縦幅と比較画像の縦幅と
の差(Y_MAX)を越えていなければ(OFFSET
_Y≦Y_MAX)ステップS102に戻り、再度相関
値の積分動作を行う。ステップS108でOFFSET
_Yがフレームメモリ13に保存されている画像データ
の縦幅と比較画像の縦幅との差を越えていれば(OFF
SET_Y>Y_MAX)フレームメモリ13の全ての
画像と、メモリ14の比較データとの相関値の計算を終
えた事になるため、ステップS109でメモリ18から
全ての積分値と、第1のアドレスのデータを読み出す。
【0046】ステップS110で、読み出した全ての積
分値のうち最小値を求め、その最小の積分値(相関度は
最大)に対応する第1のアドレスを比較データに対応す
る被写体の位置として得る。ステップS111でこの求
めたアドレス値から、画面のサイズとCCD2の水平、
垂直画素数をもとに光軸のオフセット値を計算する。ス
テップS112で、求めた光軸のオフセット値が水平、
垂直共に0で有るか判断し、0でない場合はステップS
113で光軸オフセットからモータ3、5の駆動量を計
算し、ステップS114で、モータ駆動8、9を介して
モータ5、3をそれぞれ駆動する。
【0047】また、ステップS112で求めた光軸のオ
フセット値が水平・垂直共に0である場合は、ステップ
S115でフレームメモリ13から上述の処理により得
られた相関値が最大となる画像部分の画像データおよび
メモリ14から比較データを読み出し、重み付け回路1
9で上述した処理により所定の重みをつけた後、メモリ
14に更新された比較データとして書き込み、ステップ
S116で終了する。
【0048】以上の動作を、タイミング信号発生回路6
が発生するCCDの駆動タイミングの1フレーム分の期
間に1回行う事により、フレームメモリ13に記憶され
た撮影画像の中でメモリ14に書き込まれた比較データ
に最も相関度の高い被写体の画面中央の位置を、光学系
1の光軸の中心に移動させるように動作させ、また、光
学系1の光軸の中心であった時は、比較データを更新す
る。
【0049】上記第1の実施形態によれば、撮像画像と
比較画像との相関度を検出し、検出された相関度に基づ
いて被写体の位置を求めるため、明るさや背景の状態な
どの被写体を含む画像の条件に左右されず、精度の高い
検出を行うことが可能となる。
【0050】また、相関度の高い撮像画像の画像部分と
比較画像のデータを重み付け処理して得られたデータを
新たな比較データとすることにより、特定の被写体を撮
影する頻度が高くなれば、その特定の被写体に対して、
検出精度が向上し、また、不特定多数の被写体を撮影す
る頻度が高くなれば、不特定多数の被写体に対して、検
出精度が高くなるという効果がある。
【0051】なお、図2においては、撮像画像に対して
比較画像がかなり大きく描かれているが、比較画像の大
きさはこれに限られるものではなく、小さくしてもよい
ことはいうまでもない。比較画像のサイズを小さくする
ことにより、検出目的の被写体が画像の周辺部にある場
合により適切な検出が可能となる。
【0052】また、メモリ14に複数の比較画像を記憶
しておき、ユーザーが選択できるようにしてもよい。
【0053】また、上記第1の実施形態においては、第
1のアドレスをシフトさせたが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば、フレームメモリ13から画像
データをすべて読み出すようにし、撮像画像の比較対象
部分の画像データを読み出しているときに、タイミング
を合わせて該画像データと比較データとを相関演算部1
5に入力するように制御してもよい。これは比較データ
の読み出し開始のタイミングを遅延させることにより実
現することができる。
【0054】(第2の実施形態)次に、本発明における
第2の実施形態を説明する。
【0055】図4は、本発明の第2の実施形態にかかる
撮像装置の構成を示すブロック図である。
【0056】同図において、図1と同様の構成について
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。200は
固定の比較データを有するROM(リードオンリーメモ
り)である。
【0057】フレームメモリ13のデータとメモリ14
のデータとの相関値を積分器16により積分して、その
積分値をコンパレータ17でマイクロコンピュータ11
から与えられる閾値と比較し、積分値が閾値以下であれ
ばメモリ18に積分値とその時の第1のアドレスを保存
する。上記の動作を繰り返してフレームメモリ13内の
全ての画像データと比較データとを比較し、メモリ18
に保存された全ての積分値とアドレスとをマイクロコン
ピュータ11で読み取り、最小値を求める。その最小値
に対応するアドレスに基づいて、撮像画像上で比較画像
に対応する部分画像を求め、その画像の中心部と画面の
中心部とのオフセットを求め、このオフセットの値に応
じてモータを駆動する。ここまでの動作は、上述の第1
の実施形態と同一である。
【0058】ここで第2の実施形態では、オフセットが
0でフレームメモリ13、メモリ14からの出力を重み
付け回路19に入力する際に、メモリ14のアドレスに
対応するROM200のデータも読み出し、同時に重み
付け回路19に入力する。この時の重み付けとしては、
フレームメモリ13のデータを1/a、ROM200の
データをb/a、メモリ14のデータを(a−b−1)
/aとする。このうち、aを大きくすればフレームメモ
リ13の内容を弱く反映するのは第1の実施形態の動作
と同じである。また、bを大きくすればROM200か
ら読み出される固定のデータが大きく反映され、被写体
のデータによりメモリ14の内容が変化される時に、所
定の固定データが反映される。
【0059】被写体が誤認識された場合にそのデータを
強く反映した比較データに更新されてしまう事を防ぐこ
とができ、以降の誤動作を防ぐことができる。
【0060】(第3の実施形態)図5は本発明の第3の
実施形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0061】同図において、図1と同様の構成について
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。201は
操作者が押すスイッチである。
【0062】この実施例では、メモリ14の比較データ
の更新は、メモリ14の比較データと相関度の最も大き
い被写体が光学系1の光軸の中心に位置した時に行われ
るのではなく、操作者がスイッチ201により指示した
時に行われる。
【0063】この構成では、操作者が、メモリ14の比
較データとして更新したい被写体を画面の所定の位置に
撮影した状態で、スイッチ201を押す。すると、マイ
クロコンピュータ11は、フレームメモリ13の上述所
定位置に対応する部分の画像データと、メモリ14の比
較データとを読み出すようにアドレスカウンタ12を設
定し、それぞれのデータが重み付け回路19により重み
付け加算される。そして、メモリ14に更新された比較
データとして書き込まれる。
【0064】図6は図5のマイクロコンピュータ11の
制御手順を示すフローチャートである。
【0065】図3のフローチャートと動作が異なる点
は、ステップS111で最小積分値に対応するアドレス
値に基づいて光軸のオフセット値を計算した後、オフセ
ット値の値に関わらずすぐにステップS113で光軸の
オフセット値からモータの駆動量を計算している点と、
スイッチ201がマイクロコンピュータ11の割り込み
端子に接続されていて、操作者によりスイッチ201が
押されると、フレームメモリ13の所定部分の画像デー
タと、メモリ14の比較データとを読み出し、重み付け
して新しい比較データとしてメモリ14に書き込む動作
を行う点である。これにより、前述のように操作者がメ
モリ14の比較データとして更新したい被写体を画面の
所定の位置に撮影した状態でスイッチ201を押すと、
フレームメモリ13の所定位置に対応する部分の画像デ
ータと、メモリ14の比較データが重み付け回路19に
より重み付け加算された後メモリ14に更新データとし
て書き込まれる。
【0066】上記第3の実施形態によれば、操作者が望
みの被写体を比較データに反映させることができるた
め、撮像する被写体に応じたより適切な被写体検出を行
うことができる。
【0067】なお、本発明は、複数の機器(例えば、カ
メラヘッドと信号処理装置)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよ
い。
【0068】また、上記第1乃至第3の実施形態におい
て、重み付け回路19で行われる演算は上記の演算に限
られるものではない。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、撮影画像と、比較デー
タとを所定領域の範囲で相関検出を行うため、被写体の
少々の条件の変化に左右されず精度の高い検出が行える
効果がある。
【0070】また、特定の被写体を撮影する頻度が高く
なれば、その特定の被写体に対して、検出精度が向上
し、また、不特定多数の被写体を撮影する頻度が高くな
れば、不特定多数の被写体に対して、検出精度が高くな
るという効果がある。
【0071】また、予め固定の比較データを設定してお
くことにより、被写体が誤認識された場合にそのデータ
が強く反映された比較データに更新されてしまう事を防
ぐことができ、以降の誤動作を防ぐことができる。
【0072】更に、操作者が望みの被写体を比較データ
に反映させることができるため、撮像する被写体に応じ
たより適切な被写体検出を行うことができる。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】比較画像と撮像画像との関係を表す模式図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるマイクロコン
ピュータの制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施形態におけるマイクロコン
ピュータの制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光学系 2 CCD 3、5 モータ 4 保持部材 20、21 駆動軸

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像された画像中の目的対象物の位置を
    求める撮像装置であって、 予め記憶された目的対象物の基準画像と、撮像された画
    像中の比較対象領域の画像間の相関度を検出する検出手
    段と、 前記比較対象領域の位置を変更する変更手段と、 前記変更手段により変更された各位置の比較対象領域の
    画像と前記基準画像間の、前記検出手段により検出され
    る相関度を記憶する第1記憶手段と、 前記第1記憶手段に記憶された相関度の内、最も高い相
    関度が検出された比較対象領域の位置を、前記目的対象
    物の画像中の位置として判定する判定手段とを有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記基準画像と前記比
    較対象領域の画像間で対応する画素の画像データの相関
    値を演算する相関値演算手段と、前記相関値演算手段か
    ら出力される相関値を積分して画像間の相関度を示す積
    分値を得る積分手段とを有することを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段により検出された相関度と
    所定値とを比較する比較手段を更に有し、前記第1記憶
    手段は、前記比較手段により積分値が所定値以下である
    と判断された場合に、該積分値と比較対象領域の最初の
    画素位置とを関連付けて記憶することを特徴とする請求
    項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記比較対象領域の位
    置を垂直及び水平方向に所定量ずつシフトすることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記検出手段による画
    像間相関度の検出が終わる度に、前記比較対象領域の位
    置を前記所定量ずつシフトすることを特徴とする請求項
    4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段により求められた前記画像
    中の目的対象物の位置と、撮像された画像の中心位置と
    のオフセット値を求めるオフセット値演算手段と、前記
    オフセット値演算手段により求められたオフセット値に
    基づいて、前記目的対象物の位置が前記画像を撮像した
    撮像手段の中心に位置するように前記撮像手段を動かす
    駆動手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段により求められた前記画像
    中の目的対象物の位置に対応する比較対象領域の画像デ
    ータと、前記基準画像の画像データとに基づいて、前記
    基準画像を更新することを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 目的対象物に対応する固定の基準画像を
    記憶する第2記憶手段を更に有し、前記判定手段により
    求められた前記画像中の目的対象物の位置に対応する比
    較対象領域の画像データと、前記検出手段で用いられる
    基準画像の画像データと、前記第2記憶手段に記憶され
    た固定基準画像の画像データとに基づいて、前記検出手
    段で用いられる基準画像を更新することを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記検出手段で用いられる基準画像を更
    新するタイミングを指示する指示手段を更に有し、前記
    指示手段により前記検出手段で用いられる基準画像の更
    新を指示された場合に前記基準画像を更新することを特
    徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 撮像された画像中の目的対象物の位置
    を求める撮像方法であって、 予め記憶された目的対象物の基準画像と、撮像された画
    像中の比較対象領域の画像間の相関度を検出する検出工
    程と、 前記比較対象領域の位置を変更する変更工程と、 前記検出工程で検出された、前記変更工程で変更された
    各位置の比較対象領域の画像と前記基準画像との相関度
    を記憶する記憶工程と、 前記記憶工程で記憶された相関度の内、最も高い相関度
    が検出された比較対象領域の位置を、前記目的対象物の
    画像中の位置として判定する判定工程とを有することを
    特徴とする撮像方法。
  11. 【請求項11】 前記検出工程は、前記基準画像と前記
    比較対象領域の画像間で対応する画素の画像データの相
    関値を演算する相関値演算工程と、前記相関値演算工程
    で得られた相関値を積分して画像間の相関度を示す積分
    値を得る積分工程とを有することを特徴とする請求項1
    0に記載の撮像方法。
  12. 【請求項12】 前記検出工程で検出された相関度と所
    定値とを比較する比較工程を更に有し、前記記憶工程で
    は、前記比較工程で積分値が所定値以下であると判断さ
    れた場合に、該積分値と比較対象領域の最初の画素位置
    とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項11に
    記載の撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記変更工程では、前記比較対象領域
    の位置を垂直及び水平方向に所定量ずつシフトすること
    を特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の撮
    像方法。
  14. 【請求項14】 前記変更工程では、前記検出工程での
    画像間相関度の検出が終わる度に、前記比較対象領域の
    位置を前記所定量ずつシフトすることを特徴とする請求
    項13に記載の撮像方法。
  15. 【請求項15】 前記判定工程で求められた前記画像中
    の目的対象物の位置と、撮像された画像の中心位置との
    オフセット値を求めるオフセット値演算工程と、前記オ
    フセット値演算工程で求められたオフセット値に基づい
    て、前記目的対象物の位置が前記画像を撮像した撮像手
    段の中心に位置するように前記撮像手段を動かす駆動工
    程とを更に有することを特徴とする請求項10乃至14
    のいずれかに記載の撮像方法。
  16. 【請求項16】 前記判定工程で求められた前記画像中
    の目的対象物の位置に対応する比較対象領域の画像デー
    タと、前記基準画像の画像データとに基づいて、前記基
    準画像を更新することを特徴とする請求項10から15
    のいずれかに記載の撮像方法。
  17. 【請求項17】 目的対象物に対応する固定の基準画像
    が予め記憶されており、前記判定工程で求められた前記
    画像中の目的対象物の位置に対応する比較対象領域の画
    像データと、前記検出工程で用いられる基準画像の画像
    データと、固定基準画像の画像データとに基づいて、前
    記検出工程で用いられる基準画像を更新することを特徴
    とする請求項10乃至15のいずれかに記載の撮像方
    法。
  18. 【請求項18】 前記検出工程で用いられる基準画像を
    更新するタイミングを指示する指示工程を更に有し、前
    記指示工程により前記検出工程で用いられる基準画像の
    更新を指示された場合に前記基準画像を更新することを
    特徴とする請求項10乃至17のいずれかに記載の撮像
    方法。
JP26049697A 1997-09-25 1997-09-25 撮像装置及び撮像方法 Pending JPH11102437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26049697A JPH11102437A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 撮像装置及び撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26049697A JPH11102437A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 撮像装置及び撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11102437A true JPH11102437A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17348784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26049697A Pending JPH11102437A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 撮像装置及び撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11102437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007123953A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Sony Corp 撮像装置及び撮像方法
WO2011086901A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 株式会社ニコンシステム 画像処理装置、撮像装置、および画像処理プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007123953A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Sony Corp 撮像装置及び撮像方法
WO2011086901A1 (ja) * 2010-01-13 2011-07-21 株式会社ニコンシステム 画像処理装置、撮像装置、および画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6935587B2 (ja) 画像処理のための方法および装置
US7747157B2 (en) Target-image position detecting apparatus, method and program for controlling said apparatus
US8072497B2 (en) Imaging apparatus and recording medium
US8077216B2 (en) Image pickup apparatus with a human face detecting function, method and program product for detecting a human face
US8040379B2 (en) Imaging apparatus and recording medium
US8411159B2 (en) Method of detecting specific object region and digital camera
JP5623256B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
EP2219366B1 (en) Image capturing device, image capturing method, and image capturing program
JP2007306416A (ja) 顔検出枠の表示方法、文字情報の表示方法及び撮像装置
JP2009177472A (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置
JP4952920B2 (ja) 被写体判定装置、被写体判定方法及びそのプログラム
JP2007281555A (ja) 撮像装置
JP4328606B2 (ja) デジタルカメラ
US20030063195A1 (en) Automatic focusing device
JP4807582B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置及びそのプログラム
US7542074B2 (en) Photographed image projection device which sets a frame frequency of photographing by a camera based on movement in a photographed image
JPH11102437A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP4877186B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4789365B2 (ja) 撮像装置およびその露出制御方法
JP5832618B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2001008216A (ja) 画像処理装置
JP2002287195A (ja) 撮像装置及び手振れ検出方法
JP5610818B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2003219259A (ja) デジタルカメラにおける片ぼけの補正方法及びデジタルカメラ
JPH08111810A (ja) ぶれ補正機能付き撮像装置及び撮像装置のぶれ補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050930