JPH11297150A - 換気スイッチ装置 - Google Patents

換気スイッチ装置

Info

Publication number
JPH11297150A
JPH11297150A JP9376698A JP9376698A JPH11297150A JP H11297150 A JPH11297150 A JP H11297150A JP 9376698 A JP9376698 A JP 9376698A JP 9376698 A JP9376698 A JP 9376698A JP H11297150 A JPH11297150 A JP H11297150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
ventilation
main body
power supply
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9376698A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiyuki Ota
富之 太田
Yoshihisa Ishigami
義久 石神
Toshihiro Kawarada
俊博 川原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9376698A priority Critical patent/JPH11297150A/ja
Publication of JPH11297150A publication Critical patent/JPH11297150A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型でしかも汎用性があり、取付、配線作業も
煩雑にならない換気スイッチ装置を提供することにあ
る。 【解決手段】回路要素を実装した2枚の回路基板1a,
1bを配線ブロックとして装置本体2内に納装されるよ
うになっている。装置本体2は外形寸法を、規格化され
た埋め込み配線器具用一連型の取付枠の器具取付孔の長
手方向の寸法を3分する長さ寸法を短方向の寸法とした
器体の大きさを1個モジュールとしたときの寸法に対し
て、2倍の2個モジュール寸法としたもので、合成樹脂
製のボディ2Aと、ボディ2Aの開口部に被着する合成
樹脂製カバー2Bとで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源と床下
(あるいは室内)を換気する換気装置との間に接続され
て換気装置の動作をオン、オフする換気スイッチ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の換気スイッチ装置は、単に換気扇
のような換気装置の動作をオン、オフするだけのものが
大半であった。したがって、床下( 室内) の空気を常に
きれいな状態に保とうとした場合には手動で換気スイッ
チ装置のオン操作、オフ操作を行うという非常に煩わし
い操作が必要であり、あまり実用的ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、室内の空気の状
態を検知するセンサや、一定時間を限時するタイマ装置
などを備えた換気装置も提案されているが、特定の機種
に限られており汎用性に乏しかった。また、従来の換気
スイッチ装置は操作スイッチと、制御装置とが夫々別体
に構成され、壁面などに埋め込み配設する場合には各操
作スイッチを取り付けた取付枠と、制御装置を取り付け
た取付枠を併設する形で埋め込み穴に取り付ける構成で
あったため、配線や取付が煩雑になる上に、一体感がな
いなどという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、小型でしかも汎用性が
あり、取付、配線作業も煩雑にならない換気スイッチ装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために操作スイッチと、商用電源と換気
装置との間に挿入され上記換気装置の通電を制御する負
荷駆動部と、上記操作スイッチからの操作信号に応じて
上記負荷駆動部へ制御信号を出力する制御部と、上記商
用電源から上記負荷駆動部及び制御部の動作電源を得る
電源部と、上記電源部及び負荷駆動部に商用電源を接続
する速結端子部と、上記負荷駆動部に上記換気装置を接
続する速結端子部と、基本となる1 個モジュールの寸法
が特定されている配線器具の寸法の整数倍の大きさに外
形寸法が設定され、上記負荷駆動部、上記制御部、上記
操作スイッチを実装した配線ブロックを収納するととも
に速結端子部を収納する装置本体とからなり、上記装置
本体の表面には上記操作スイッチの操作部を装置本体内
より露出させる露出孔を、装置本体の裏面には各速結端
子部に対応した電線挿入孔を夫々形成し、上記装置本体
の両側側面には、上記取付枠の器具取付孔内に取り付け
る際に、上記器具取付孔側に設けた係止部に係止される
被係止部を設けて成ることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、上記装置本体の寸法を2個モジュール寸法に形成し
て成ることを特徴とする。請求項3の発明は請求項1又
は2記載の発明において、2個モジュールの器体本体を
取り付ける器具取付孔を設けた取付枠を中央部に備え、
器具取付孔に取り付けられた装置本体の表面側の外周部
に、装置本体を造営材に形成した埋め込み穴に嵌め込ん
だ状態で埋め込み穴の開口周部に当接する円盤状プレー
ト枠とを備え、このプレート枠に、埋め込み穴の開口周
縁の造営材をプレート枠とで挟持してプレート枠ととも
に装置本体を固定する挟み金具とを少なくとも設けたこ
とを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項3記載の発明に
おいて、プレート枠の前面側から着脱自在に化粧プレー
トを装着する取付手段をプレート枠に設けて成ることを
特徴とする。請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
又は4の発明において、上記制御部は、所定周期で換気
装置の通電を繰り返してオン、オフするように負荷駆動
部を制御する第1の運転モード機能を備え、操作スイッ
チとして当該運転モードを設定する第1の操作スイッチ
を設けて成ることを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記制御部は、連続して換気装置をオンさせるよう
に負荷駆動部を制御する第2の運転モード機能を備え、
操作スイッチとして当該運転モードを設定する第2の操
作スイッチを設けて成ることを特徴とする。請求項7の
発明は、請求項6の発明において、上記換気装置は強運
転用電源端子と、弱運転用電源端子を有し、通電がある
電源端子に応じて強運転又は弱運転を行う機能を備え、
上記負荷駆動部は換気装置の強、弱運転用電源端子に対
応して夫々の電源端子への通電をオン・オフするスイッ
チ手段を備え、上記第1、第2の操作スイッチは押し釦
スイッチからなり、上記制御部は各操作スイッチの押し
操作毎に当該操作スイッチに対応する運転モードによる
制御と換気装置の運転の強、弱とを切り換える制御とを
行う機能を備えて成ることを特徴とする。
【0009】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、操作スイッチとして、制御部に換気装置の運転と停
止とを押し操作毎に指示する押し釦スイッチからなるオ
ン/オフ用の第3の操作スイッチを備え、第1、第2の
操作スイッチとともに装置本体の表面に夫々の押し釦を
露出したことを特徴とする。請求項9の発明は、請求項
7又は8の発明において、換気装置の運転の状態を消灯
と点灯の組み合わせで表示する複数の発光素子を装置本
体内に設けるとともに装置本体表面に頭部を露出させ、
装置本体内部には夫々の発光素子の発光部を隔壁により
分離囲繞したこと特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態により詳
説する。 (実施形態1)図1〜図5は本実施形態の構成を示して
おり、図6に示す回路部を構成する回路要素を実装した
2枚の回路基板1a,1bを配線ブロックとして装置本
体2内に納装されるようになっている。装置本体2は外
形寸法を、規格化された埋め込み配線器具用一連型の取
付枠の器具取付孔の長手方向の寸法を3分する長さ寸法
を短方向の寸法とした器体の大きさを1個モジュールと
したときの寸法に対して、2倍の2個モジュール寸法と
したもので、合成樹脂製のボディ2Aと、ボディ2Aの
開口部に被着する合成樹脂製カバー2Bとで構成されて
いる。
【0011】ボディ2Aは隔壁4により内部空間を左右
に略2分するとともに隔壁4の片側の空間を上記回路基
板中ボディ2A側に配置される回路基板1aのボディ2
A側の面(裏面)に実装している大型の回路要素を収納
する収納部3を構成し、この収納部3と反対側の空間に
はL型の隔壁4aと隔壁4とで仕切った2組の端子収納
部3、3を設けてある。この端子収納部5,5の一方に
は商用電源ACを接続する電源端子6,6を夫々構成す
る鎖錠ばね7と端子板8とからなる二組の速結端子部を
各鎖錠ばね7と端子板8による電線の芯線鎖錠状態を鎖
錠ばね7を押圧することにより解除する1つの解除釦9
とを収納し、他方には換気装置10の弱運転用電源端子
を接続する弱運転用負荷端子10aを構成する鎖錠ばね
7と端子板8とからなる速結端子部と、換気装置10の
強運転用電源端子を接続する強運転用負荷端子10bを
構成する鎖錠ばね7と端子板8とからなる速結端子部
と、上述と同様に両速結端子部の鎖錠ばね7と端子板8
による芯線鎖錠状態を鎖錠ばね7 を押圧することにより
鎖錠状態を押圧解除する解除釦9とを収納し、核端子収
納部3,3の底部にはボディ2B外に連通した電線挿入
孔50及び解除釦9を押すためのドライバーなどの治具
を挿入するための挿入孔51を開口してある。
【0012】各端子板8は図1において水平断面が略コ
字状に形成されて両側片間に夫々鎖錠ばね7を収納する
ようになっているもので、図示するように一体に設けた
上向きの突片8aを回路基板1aに設けた接続用孔11
に下方から挿入して半田付け固定して回路基板1a側の
回路パターンに電気的に接続されるとともに機械的に固
定されるもので、回路基板1aをボディ2Aの開口部内
に配設したときに各端子板8は夫々端子収納部5、5内
に垂下する形で収納され、このとき端子板8の内側に、
端子収納部5、5内に収納している鎖錠ばね7…が配置
される。
【0013】隔壁4,4aの上端面はボディ2Aの上面
開口よりやや下側に位置しており、回路基板1aを開口
部内に配置する際、回路基板1aの下面を支持する。尚
回路基板1aの片側には突出部12を形成しており、回
路基板1aをボディ2A内に収納配置する際に、ボディ
2Aの片側開口縁に形成した凹み部13に入って凹み部
13の底部で支持されるようにもなっている。
【0014】他方の回路基板1bは上面に後述する押し
釦スイッチからなる操作スイッチSW1〜SW3を実装
するとともに動作表示のための発光ダイオードLED1
〜LED3を実装しているもので、カバー2B内にタッ
ピング螺子39により固定される。この回路基板1bは
下側に配置される回路基板1aとはリード線14により
接続されるとともに回路基板1aとの間にはフィルム状
の絶縁板15が介在し、装置本体2内に収納された際に
絶縁が図れるようになっている。
【0015】カバー21B内に固定される際に、各操作
スイッチSW1〜SW3の駆動釦に押し釦161〜16
3を被せてカバー2Bに夫々に対応して設けた露出孔1
71〜173より押し釦161〜163の頭部をカバー
2Bの表面側に突出させる。押し釦161〜163は下
部周縁に露出孔171〜173より抜け出さないように
鍔状の抜け止めを形成している。尚27は発光ダイオー
ドLED1〜LED3は回路基板1bとの間に介在する
スペーサである。
【0016】カバー2Bには上記露出孔171〜173
以外に発光ダイオードLED1〜LED3の頭部を露出
させるための露出孔181〜183を形成している。こ
の露出孔181〜183のカバー2B内側には発光ダイ
オードLED1〜LED3の頭部を囲繞して光が他の露
出孔側へ回り込むのを防ぐための筒状リブ52を図に示
すように設けてある。
【0017】さてボディ2Aとカバー2Bの結合は次の
構成により行われる。つまりボディ2Aの少なくとも片
側側面の両端部に凹平面19、19を設けるとともに両
側側面の両端部には係止突起21を夫々突設し、カバー
2Bの両側面の両端下部には下方に向けて矩形状の弾性
突片20、20を夫々一体に突設するとともに各弾性突
片20に上記係止突起21を係止する係止孔22を設け
ている。
【0018】しかして、カバー21B をボディ2Aに
被着する際には予めカバー2Bに回路基板1bを固定
し、ボディ2A側の各端子収納部3、3に鎖錠ばね7…
及び解除釦9を収納した状態で回路基板1aをボディ2
Aの開口部に収納配置し、更に絶縁板15を回路基板1
a上に載せた状態で、カバー2Bの片側の弾性突片2
0、20をボディ2Aの片側側面の凹平面19、19に
沿わせるとともに、反対側の弾性突片20、20をボデ
ィ2Aの反対側の側面に沿わせながらカバー21Bを押
し下げると、弾性突片20の下端が係止突起21の上端
に形成してある傾斜面21aに弾性により乗り上げ、さ
らにカバー2Bを押し下げるとボディ2Aの上端とカバ
ー21Bの下端が略衝合する位置で係止突起21が係止
孔22に入って係止突起21が係止孔22に係止され
て、ボディ2Aにカバー2Bが固定されることになる。
このようにして回路基板1a,1bを収納した装置本体
2の組み立てが完了する。
【0019】ここでカバー2Bの、上記弾性突片20、
20を形成している両側面に直交する、一方の端面の片
側には配線器具を壁板に開口させた埋め込み穴などに取
り付けるための規格化された取付枠の器具取付孔に下方
から器体の表面部を嵌め込む際に、取付枠の一端側枠片
に設けてある一対の係止孔に係止するための一対の係止
爪23、23を設け、他方の端面の両側には取付枠の他
端側枠片に設けてある2対の係止孔に対応するように夫
々1対の係止爪23、23…を設け、更にカバー2Bの
一方の端面側の一対の係止爪23、23を設けているカ
バー部位の両側には下端切り込まれたスリット24、2
4を設けて部位に弾性を持たせ、この弾性部位25の下
端中央より下方に向けて垂下させた突片25aを撓み自
在に収める切欠き26をボディ2Aの開口縁に形成して
ある。
【0020】上記のように組み立て完了した装置本体2
は図1の左側で示す円形状の埋め込み穴に対応する取付
具30の取付枠38に取り付けることにより、住宅の壁
板などにあけられた丸形の埋め込み穴に配設することが
できる換気スイッチ装置が実現することができる。取付
具30は、合成樹脂成形品からなる円盤状のプレート枠
31と、プレート枠31の中央の矩形状の開口窓31a
に取り付ける取付枠38と、プレート枠31の上面( 表
面) 側の凹平面31dに嵌め込む円形の金属板からなる
耐火パネル32と、円形の化粧カバー33と、化粧カバ
ー33の表面に貼り付ける銘板34と、円環状の化粧プ
レート35と、プレート枠31の下面(裏面)側に設け
た挟み金具36等で構成される。
【0021】プレート枠31は中央の矩形の開口窓31
a内に2個モジュールの配線器具が取付ることができる
器具取付孔37を有する矩形状の取付枠38を取り付
け、該取付枠38を介して上記装置本体2を取り付ける
ようになっている。取付枠38は合成樹脂成形品からな
り、両端枠片には夫々対の係止孔37a,37bを2組
設けてあり、係止孔37aの幅を略配線器具の係止爪と
略同じ幅に形成し、中央側に位置する二つの係止孔37
b、37bの幅を、配線器具の器体の両側側面に形成し
ている対の係止爪の一方を外側の係止孔37aに係入し
たときに他方の係止爪が中央の係止孔37bの中央寄り
の孔縁に略接するように係入することができ、かつ1個
モジュールの配線器具を器具取付孔37の中央部に取り
付ける場合に、器体側面に設けてある係止爪が夫々係止
孔37bに、両側の係止爪の対向側縁が係止孔37bの
中央寄りの孔縁に略接する形で、係入できる幅寸法に形
成してある。
【0022】取付枠38のプレート枠31への取り付け
はプレート枠31の上面(表面)側から開口窓31aに
取付枠38を嵌め込むことにより行い、このとき開口窓
31aの両側の裏開口縁より内方向に突出した載承片3
1b上に取付枠38の両側枠片を載承するとともに、両
端側枠片より夫々下方に突設した係止爪39を載承片3
1bに形成せる切欠き31cを介して開口窓31aの裏
開口縁に係止させて固定することにより行う。
【0023】耐火パネル32はプレート枠31の表面側
の凹平面31d上に載置されるもので、周縁よりプレー
ト枠31側に突出させた折り曲げ突起32aをプレート
枠31に設けた孔31eに挿入係止してプレート枠31
に固定される。耐火パネル32には挟み金具36をプレ
ート枠31に対して近接・離反させるための螺子体40
を挿通させるための孔32bを両側に開口してあり、耐
火パネル32をプレート枠31に取り付けたときにプレ
ート枠31側に設けた孔31fとに対向するようになっ
ている。螺子体40は皿螺子であるため上記孔31fの
表面側開口縁はテーパー面となり、 このテーパー面に沿
うように配置される一対の傾斜突片32cを孔32bの
開口縁よりプレート枠31方向へ突設してある。この傾
斜突片32cにより螺子体40の頭部を受けて螺子体4
0の回転でプレート枠31が削らずスムースに回転でき
るようにしてある。尚52は軟性の合成樹脂製の螺子止
めで、螺子体40の頭部基部まで被挿する螺子止めであ
る。
【0024】また耐火パネル32の中央部の開口窓32
eの大きさは装置本体2のカバー2Bの突台部41を露
出させることができる大きさに形成してある。また、螺
子体40はプレート枠31の開口窓31aを挟んだ両側
の孔31fに挿通され、プレートた螺子体40を挟み金
具36の螺子孔36aに螺入する。挟み金具36はプレ
ート枠31の裏面から器体1の側面に沿うように一体形
成された平行するガイド壁43a,43b間に一端部が
嵌まった状態で螺子体40を締めつけ方向に回転させる
と、ガイド壁43a、43bにより回転規制を受けてガ
イド壁43、43に沿って移動するようになっており、
埋め込み穴を形成している壁板等をプレート枠31の後
面とで挟持して取付具30を含めて装置本体2を埋め込
み穴内に固定するようになっている。
【0025】ガイド壁43a,43bは螺子体40を締
め付け方向に回転させる方向側の方の高さを高くしてあ
り、螺子体40を緩める方向に回転させて挟み金具36
がガイド壁43a、43bの先端位置に移動している場
合には低い方のガイド壁43aの先端に沿って挟み金具
36が回転してガイド壁43bに形成したストッパー4
4に当接してプレート枠31の内側に収まった形となっ
ている。この状態で螺子体40を締め付け方向に回転さ
せると、挟み金具36が回転して高い方のガイド壁43
bに当たり回転規制を受け、この状態で更に螺子体40
を締め付け方向に回転させると、上述したようにガイド
壁43a、43b間に一端部が嵌まってガイドされなが
らプレート枠31側へ移動するようになっている。
【0026】挟み金具36による取付手段以外にプレー
ト枠31を壁板等に螺子固定するための木螺子用挿通孔
45を、上記孔31fの位置とは90度角離れた位置に
設けてあり、プレート枠31の前面側から挿通孔45を
介して木螺子を挿通して壁板にプレート枠31を螺子固
定することにより器体を埋め込み穴内に固定できるよう
になっている。なお、耐火パネル32にも上記木螺子用
挿通孔45に対向する位置に木螺子の頭部を逃げるため
の切欠32dを形成してある。
【0027】しかして予め取付枠38、耐火パネル32
及び挟み金具36と螺子体40を装着したプレート枠3
1に取付枠38を介して装置本体2を取付け、しかる
後、耐火パネル32の窓孔32cより突出したカバー2
Bの突台部41に円板状の化粧カバー33を取り付け
る。この化粧カバー33の裏面両側には夫々一対の係止
爪(図示せず)を突設しており、この係止爪46を突台
部41の両側に形成した係止凹部47に弾性を利用して
係止することにより化粧カバー33をカバー2Bに固定
する。
【0028】化粧カバー33にはカバー2Aの表面より
突出している押し釦161〜163の頭部を夫々嵌める
孔471〜473を形成しており、この頭部を化粧カバ
ー33表面に貼り付けてある可撓性樹脂からなる銘板3
4を介して押して装置本体2内の操作スイッチSW1〜
SW3を押し操作することができるようになっている。
またカバー2Bの表面より露出している発光ダイオード
LED1〜LED3の光が視認できるように夫々の発光
ダイオードLED1〜LED3に対応するように表示孔
481〜483を穿孔してある。これに対応して銘板3
4にも小孔461〜463をあけてある。
【0029】プレート枠31には化粧カバー33を露出
する円形の窓を開口している環状の化粧プレート35を
着脱自在に取付けることができるようになっている。化
粧プレート35は外観状厚肉に見えるように形成した合
成樹脂成型品からなり、裏面の4箇所に係止爪35aを
一体突設し、この係止爪35aをプレート枠31に形成
してある係止孔31gに着脱自在に係止してプレート枠
31の表面に取付けることができるようになっている。
【0030】而してプレート枠31の後方に位置する装
置本体2、ガイド壁43a,43b等の構造物を含む最
大外径よりやや大きい丸孔からなる埋め込み穴90を図
5に示すように壁板にホルソーでまずあける。そして壁
板の表面にクロス貼り等を施した後、埋め込み穴にプレ
ート枠31の後方に位置する構造物を収納してプレート
枠31の後面を埋め込み穴の開口周縁に当て、この状態
で螺子体40を締めつけ方向に回転させて壁板を挟み金
具36とプレート枠31とで挟持させるか、或いは木螺
子用挿通孔44に木螺子を挿通して木螺子でプレート枠
31を壁板に直接固定する。この際クロス貼りがある場
合、壁板とプレート枠31とで挟み込む形となる。固定
が終わると、クロス貼りに対応した色の化粧プレート3
5をプレート枠31に取り付ければ取付工事が終了す
る。勿論先行配線された電源用電線52や換気装置10
からの接続線を対応する内部の速結端子部に接続する配
線施工をプレート枠31の固定前に行う。
【0031】次に本実施形態の回路を図6に基づいて説
明する。本実施形態に接続する換気装置10は電源電圧
が印加される端子によって強運転と弱運転とが選択され
るようになっているもので、共通端子を商用電源ACの
一端とともに換気スイッチ装置の一方の電源端子6に接
続され、弱運転用電源端子を弱運転用負荷端子10a
に、強運転用電源端子を強運転用負荷端子10bに接続
する。
【0032】さて換気スイッチ装置内には、負荷駆動部
60a、60bと、電源部61と、マイクロコンピュー
タからなる制御部62等が設けられており、電源部61
は電源端子60、60間に接続さる商用電源ACを整流
器61aで整流し、安定化回路61bで所定電圧に安定
化し、平滑コンデンサC1で平滑した後に負荷駆動部6
0a、60bに供給するとともに、上記所定電圧を平滑
コンデンサC2で平滑した後に、更に3端子レギュレー
タIC61cで更に所定電圧に安定化して制御部62に
電源供給するようになっている。
【0033】制御部62は入力ポートに上記操作スイッ
チSW1〜SW3を接続してそれぞの操作信号を取り込
むとともに、出力ポートに発光ダイオードLED1〜L
ED3を接続して換気装置10の運転状態を表意するよ
うになっている。また別の出力ポートから負荷駆動部6
0a、60bを制御するための第1、第2の制御信号を
ドライバ回路63a、63bを通じて負荷駆動部60
a、60bへ出力するようになっている。
【0034】制御部62の制御動作は予めプログラムさ
れており、操作スイッチSW1〜SW3の操作信号に基
づいて運転モードを切り換えて、夫々の運転モードに対
応した制御信号を出力するようになっている。ここで、
操作スイッチSW1は換気装置10の運転の入り切りを
行うための操作スイッチであり、制御部62は操作スイ
ッチSW1の操作毎に「 入り」 と「 切り」 とを切り換
え、「切り」では換気装置10の運転を停止させる制御
信号を、「入り」では操作スイッチSW1又はSW2の
操作に応じた運転モードで換気装置10を運転させる制
御信号を出力するようになっている。
【0035】運転モードは、所定周期で運転と停止とを
交互に切り換える「揺らぎ運転モード」と、連続的に運
転を行う「ターボ運転モード」とがあり、更に夫々の運
転モードにおいて換気装置10を弱運転させる場合と、
強運転させる場合とが選択できるようになっている。そ
して、「揺らぎ運転モード」の設定は操作スイッチSW
2により行われ、操作スイッチSW2が押し操作される
と制御部62は内部タイマ機能を動作させて運転期間と
停止期間とを交互に所定周期で切り換える制御信号を作
成して出力する。このとき操作スイッチSW2が押し操
作される度に運転を強と弱と交互に切り換えるようにな
っている。「ターボ運転モード」の設定は操作スイッチ
SW3により行われ、操作スイッチSW3が押し操作さ
れると制御部62は連続的に運転を行うための制御信号
を作成して出力する。このとき操作スイッチSW3が押
し操作される度に運転を強と弱とに交互に切り換えるよ
うになっている。
【0036】また運転中において操作スイッチSW1が
操作されて「切り」になると、制御部62は運転を停止
させる制御信号を作成出力するとともに、それまでの運
転モードを記憶して、次に操作スイッチSW1が操作さ
れて「入り」になると、記憶している運転モードを復帰
させるようになっている。負荷駆動部60a、60bは
ホトカプラPCa、PCbを構成するホトトライアック
PTa,PTb、商用電源ACと換気装置10の弱運転
用負荷端子又は強運転用負荷端子との間に直列挿入され
るトライアックTRa,TRbを備え、ホトカプラPC
a又は、PCbを介してトライアックTRa又はTRb
がトリガされるようになっており、制御部62によりホ
トカプラPCa又はPCbを構成するホトトライアック
PTa又はPTbがターンオンされたときにトライアッ
クTRa又はTRbをトリガしてターンオンさせ、トラ
イアックTRa又はTRbを通じて換気装置10の弱運
転用負荷端子又は強運転用負荷端子に商用電源ACから
の電源供給を行って換気装置10を弱運転あるいは強運
転させるのである。つまり負荷駆動部60aが弱運転
用、負荷駆動部60bが強運転用の負荷駆動部を構成す
る。
【0037】ホトカプラPCa、PCbの発光ダイオー
ドLEDa,LEDbは平滑コンデンサC1にドライバ
回路63bのトランジスタQ1又はQ2を介して接続さ
れ、トランジスタQ1、Q2がオンすると発光電流が流
れて発光し、対応するホトトライアックPTa、PTb
をターンオンさせ、対応するトライアックTRa,TR
bをトリガさせるようになっている。
【0038】ドライバ回路63bのトランジスタQ1、
Q2はベースを、抵抗を通じてドライバ回路63aのト
ランジスタQ3,Q4とプルアップ抵抗R1,R2との
接続点に接続しており、対応するドライバ回路63aの
トランジスタQ3,Q4がオフ状態でトランジスタQ
1,Q2はオンし、対応するトランジスタQ3,Q4が
オンするとベース電流がバイパスされてオフする。
【0039】ドライバ回路63aのトランジスタQ3,
Q4のベースは制御部62の出力ポートに接続されてお
り、対応する出力ポートから出力される制御信号が
“L”の場合にはオフ、“H”の場合にはオンするよう
になっている。つまりトランジスタQ3に対応する制御
信号は弱運転用の負荷駆動部60aに対応する第1の制
御信号であり、運転停止時には“H”に,運転時には
“L”となる。またトランジスタQ4に対応する制御信
号は強運転用の負荷駆動部60bに対応する第2の制御
信号であり、運転停止時には“H”に,運転時には
“L”となる。
【0040】尚図2中64は制御部62を電源投入時に
リセットするためのリセット回路である。次に、本実施
形態の動作を図6の回路図及び図7に示す状態遷移図を
参照しながら説明する。いま、初めて商用電源ACが接
続された初期状態では「揺らぎ運転モード」及び「ター
ボ運転モード」のいずれでもない、すなわち換気装置1
0の運転を停止させている状態にあるものとすると、制
御部62は操作スイッチSW1が操作されるのを待って
いる待機状態aを継続する。
【0041】そして、この待機状態aからまず操作スイ
ッチSW1が操作されると、制御部62は初期スタート
して「ターボ運転モード」を設定して換気装置10を連
続的に弱運転をさせるための”L”の第1の制御信号を
連続的に出力する。この制御信号を受けてドライバ回路
63aのトランジスタQ3がオフ,ドライバ回路63b
のトランジスタQ1 がオンし、負荷駆動部60aのホト
カプラPCaの発光ダイオードLEDaがオンし、この
オンによりホトトライアックPTaがターンオンしてト
ライアックTRaがトリガされてターンオンし、換気装
置10は弱運転用端子に商用電源ACから電源供給を受
けて弱運転の動作を行い床下(室内)の換気を行う(図
7の状態b)。このとき、制御部62は発光ダイオード
LED1 を点灯させるように対応する出力ポートを”
L”とする。
【0042】この弱運転状態で操作スイッチSW2が操
作されると、制御部62は「ターボ運転モード」におい
て強運転状態に換気装置10の運転を切り換えるために
第1の制御信号を“L”から" H" に切り換えるととも
に第2の制御信号を"H" から" L" に切り換える。この
切り換えによりドライバ回路63aのトランジスタQ3
がオン,トランジスタQ4 がオフし、ドライバ回路63
bのトランジスタQ1がオフ、トランジスタQ2がオン
し、そのためトライアックTRaがターンオフする一
方、負荷駆動部60bのホトカプラPCbの発光ダイオ
ードLEDbがオンし、このオンによりホトライアック
Tbがターンオンし、トライアックTRbがトリガされ
てターンオンする。換気装置10はトライアックTRb
を介して強運転用電源端子に商用電源ACから電源供給
を受けて強運転の動作を行い床下(室内)の換気を行う
(図7のc)。このとき、制御部62は発光ダイオード
LED1 を点灯させるように対応する出力ポートを“L
“とするとともに,発光ダイオードLED3に対応する
出力ポートを”L“として両発光ダイオードLED1,
LED3を点灯させ、ターボ運転の強運転中であること
を表示させる。 ところで,上記強または弱運転中にお
いて操作スイッチSW2が操作されると、運転モードを
制御部62は「揺らぎ運転モード」に切り換える。
【0043】この場合制御部62は運転モードを切り換
え、タイマ機能により制御信号をたとえば7秒間
“L”,5秒間“H”とする揺らぎ運転モード用の制御
信号を作成出力する。ここでモード切り換え前の運転が
弱運転であれば,第1 の制御信号を、強運転であれば第
2 の制御信号を上述のように“H”と“L”の繰り返し
信号として換気に揺らぎを与えるのである。
【0044】このとき制御部62は弱運転での揺らぎ運
転モード(図7のd)の場合には発光ダイオードLED
1,LED2を点灯させるように夫々の出力ポートを
“L”とし、強運転での揺らぎ運転モード(図7のe)
の場合には発光ダイオードLED1〜LED3を点灯さ
せるように夫々の出力ポートを“L”として運転状態を
表示させる。
【0045】この揺らぎ運転モード中に操作スイッチS
W2が操作されると、弱運転中であれば強運転の揺らぎ
運転モードに、強運転中であれば弱運転の揺らぎ運転モ
ードに切り換える。また操作スイッチSW3が操作され
ると、弱運転中であれば弱運転のターボ運転モードに、
強運転中であれば強運転のターボ運転モードに切り換え
る。
【0046】さらに同様にターボ運転モード中に操作ス
イッチSW3が操作されると、制御部62は弱運転中で
あれば強運転のターボ運転モードに、強運転中であれば
弱運転のターボ運転モードに切り換える。また各運転モ
ード下において、操作スイッチSW1が操作されると、
制御部62は、制御信号をすべて“H”として換気装置
10の運転を停止させるとともに、停止前の運転モード
を記憶して、再度操作スイッチSW1が操作されると,
記憶した運転モードの制御信号を作成出力して、当該運
転モードにより換気装置10を運転する制御を行う。尚
待機中においては、制御部62は発光ダイオードLED
1〜LED3すべて消灯させるように対応する出力ポー
トを“H”とする。
【0047】尚各運転モードの切り換え時にはたとえば
70msec程度の切り換え期間を設定する。かように
して本実施形態では操作スイッチSW2、SW3の操作
により運転モードを揺らぎ運転モードとターボ運転モー
ドとに切り換え、また強,弱の運転を切り換えることも
行える。また発光ダイオードLED1〜LED3の点
灯,消灯の組み合わせで換気装置10の運転状態が容易
に識別することができるようになっている。
【0048】(実施形態2)上記実施形態1 は換気スイ
ッチ装置のみを取付具30に取り付ける構成であった
が、図8〜図9に示すように空気汚れ検出装置70のよ
うな他の配線器具と併設するようにしてもよい。この場
合取付具30のプレート枠31には2つ取付枠38,3
8を取り付ける長円形のものを用いるとともに、これに
対応する長円形の化粧プレート35を用いる。また空気
汚れ検出装置70にも本発明の換気スイッチ装置80と
同様な挟み金具3 36を備えている。
【0049】換気スイッチ装置80が床下換気に用いる
ものであるのに対して空気汚れ検出装置70は室内用換
気扇に対応し、汚れセンサ及び制御回路を内蔵し、表面
部に設けた外気取り入れ口部71から入る室内の空気の
汚れを検出し、設定スイッチSW0が自動に設定されて
いる場合には、自動的に接続されている換気扇72を汚
れ具合に応じて強又は弱運転させ、連続運転に設定され
ているときには換気扇72を連続運転させ,停止に設定
されている場合には運転を停止させるようになってい
る。
【0050】尚図において装置本体2’の裏面には商用
電源ACの電源線の芯線を挿入して内部の速結端子部に
接続固定させる電線挿入孔74 、また鎖錠状態を解除す
る解除釦を押圧するための治具挿入孔75を開口してい
る。尚その他の構成で換気スイッチ装置80と同様な役
割を持つ部材には同じ番号、記号を付し、説明を省略す
る。
【0051】しかして、この長円形の取付具30を挟み
金具36を用いて壁に取り付ける場合には上述と同様に
ホルソーを用いて両装置70、80を別個に嵌める丸孔
90、90を図10に示すようにあけ、夫々の装置7
0、80を各丸孔90、90に嵌めて、螺子体40を夫
々螺進させて挟み金具36をプレート枠31側へ移動さ
せてプレート枠31と挟み金具36とで壁板を挟み込む
ようにして固定し、しかるのして夫々の化粧カバー33
を取り付けるとともに化粧プレート35を取り付ければ
良い。
【0052】勿論先行配線された電源線や換気装置10
や換気扇72との間の接続線をそれぞれの装置70、8
0の速結端子部に接続するのは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明は、操作スイッチと、商
用電源と換気装置との間に挿入され上記換気装置の通電
を制御する負荷駆動部と、上記操作スイッチからの操作
信号に応じて上記負荷駆動部へ制御信号を出力する制御
部と、上記商用電源から上記負荷駆動部及び制御部の動
作電源を得る電源部と、上記電源部及び負荷駆動部に商
用電源を接続する速結端子部と、上記負荷駆動部に上記
換気装置を接続する速結端子部と、基本となる1 個モジ
ュールの寸法が特定されている配線器具の寸法の整数倍
の大きさに外形寸法が設定され、上記負荷駆動部、上記
制御部、上記操作スイッチを実装した配線ブロックを収
納するとともに速結端子部を収納する装置本体とからな
り、上記装置本体の表面には上記操作スイッチの操作部
を装置本体内より露出させる露出孔を、装置本体の裏面
には各速結端子部に対応した電線挿入孔を夫々形成し、
上記装置本体の両側側面には、上記取付枠の器具取付孔
内に取り付ける際に、上記器具取付孔側に設けた係止部
に係止される被係止部を設けてあるので、操作スイッチ
及び制御部を含む回路部を基本となる1 個モジュールの
寸法が特定されている配線器具の寸法の整数倍の大きさ
に外形寸法が設定され装置本体内に収納することがで
き、そのため通常の配線器具と同様に取付枠を用いて壁
などの埋め込み穴への配設が簡単に行え、しかも配線も
換気装置と電源線とを接続するだけで良く配線も容易に
なり、施工性に優れ、しかも小型で操作スイッチも一体
的に設けてある換気スイッチ装置を提供できるという効
果がある。
【0054】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、上記装置本体の寸法を2個モジュール寸法に形成し
て成るので、2個モジュールに対応する丸形のプレート
枠を備えた取付具を用いることが可能となる。請求項3
の発明は請求項1又は2記載の発明において、2個モジ
ュールの器体本体を取り付ける器具取付孔を設けた取付
枠を中央部に備え、器具取付孔に取り付けられた装置本
体の表面側の外周部に、装置本体を造営材に形成した埋
め込み穴に嵌め込んだ状態で埋め込み穴の開口周部に当
接する円盤状プレート枠とを備え、このプレート枠に、
埋め込み穴の開口周縁の造営材をプレート枠とで挟持し
てプレート枠とともに装置本体を固定する挟み金具とを
少なくとも設けたので、ホルソーで簡単に壁板に埋め込
み穴をあける施工が可能となり、施工性を高めるととも
にデザイン性にも優れた換気スイッチ装置を提供するこ
とができる。請求項4の発明は、請求項3記載の発明に
おいて、プレート枠の前面側から着脱自在に化粧プレー
トを装着する取付手段をプレート枠に設けて成るので、
よりデザイン性に優れた換気スイッチ装置を提供するこ
とができる。
【0055】請求項5の発明は、請求項1又は2又は3
又は4の発明において、上記制御部は、所定周期で換気
装置の通電を繰り返してオン、オフするように負荷駆動
部を制御する第1の運転モード機能を備え、操作スイッ
チとして当該運転モードを設定する第1の操作スイッチ
を設けて成るので、自動的に換気を断続させて経済的に
換気が行える。
【0056】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、上記制御部は、連続して換気装置をオンさせるよう
に負荷駆動部を制御する第2の運転モード機能を備え、
操作スイッチとして当該運転モードを設定する第2の操
作スイッチを設けてあるので、連続的な換気を行う必要
がある場合に対応させることができる。請求項7の発明
は、請求項6の発明において、上記換気装置は強運転用
電源端子と、弱運転用電源端子を有し、通電がある電源
端子に応じて強運転又は弱運転を行う機能を備え、上記
負荷駆動部は換気装置の強、弱運転用電源端子に対応し
て夫々の電源端子への通電をオン・オフするスイッチ手
段を備え、上記第1、第2の操作スイッチは押し釦スイ
ッチからなり、上記制御部は各操作スイッチの押し操作
毎に当該操作スイッチに対応する運転モードによる制御
と換気装置の運転の強、弱とを切り換える制御とを行う
機能を備えてあるので、操作性に優れるとともに、換気
の強さを強弱2段に切り換え選択できる。
【0057】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、操作スイッチとして、制御部に換気装置の運転と停
止とを押し操作毎に指示する押し釦スイッチからなるオ
ン/オフ用の第3の操作スイッチを備え、第1、第2の
操作スイッチとともに装置本体の表面に夫々の押し釦を
露出したので、換気の停止と運転を選択することがで
き、しかも操作性に優れている。
【0058】請求項9の発明は、請求項7又は8の発明
において、換気装置の運転の状態を消灯と点灯の組み合
わせで表示する複数の発光素子を装置本体内に設けると
ともに装置本体表面に頭部を露出させ、装置本体内部に
は夫々の発光素子の発光部を隔壁により分離囲繞したの
で、運転状態を一目で把握できるとともに、発光素子の
光が回り込むのを防止でき、確実な発光表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の分解斜視図である。
【図2】同上を示すものであり、(a)は取付具に取り
付けた状態の正面図、(b)は側面図、(c)は下面
図、(d)は背面図である。
【図3】同上のカバーを示すものであり、(a)はその
背面図、(b)は断面図である。
【図4】同上の化粧カバーを取り付けた状態の断面図で
ある。
【図5】同上の施工説明図である。
【図6】同上の回路図である。
【図7】同上の動作説明用動作状態遷移図である。
【図8】実施形態2を示すものであり、(a)は取付具
に取り付けた状態の正面図、(b)は側面図、(c)は
下面図である。
【図9】取付具に取り付けた状態の背面図である。
【図10】同上の施工説明図である。
【図11】同上における結線図である。
【符号の説明】
1 a 回路基板 1 b 回路基板 2 装置本体 2A ボディ 2B カバー 7 鎖錠ばね 8 端子板 161〜163 押し釦 171〜173 露出孔 181〜183 露出孔30 取付具 31 プレート枠 32 耐火パネル 33 化粧カバー 34 銘板 35 化粧プレート 36 挟み金具 38 取付枠 40 螺子体 SW1〜SW3 操作スイッチ LED1〜LED3 発光ダイオード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作スイッチと、 商用電源と換気装置との間に挿入され上記換気装置の通
    電を制御する負荷駆動部と、 上記操作スイッチからの操作信号に応じて上記負荷駆動
    部へ制御信号を出力する制御部と、 上記商用電源から上記負荷駆動部及び制御部の動作電源
    を得る電源部と、 上記電源部及び負荷駆動部に商用電源を接続する速結端
    子部と、 上記負荷駆動部に上記換気装置を接続する速結端子部
    と、 基本となる1 個モジュールの寸法が特定されている配線
    器具の寸法の整数倍の大きさに外形寸法が設定され、上
    記負荷駆動部、上記制御部、上記操作スイッチを実装し
    た配線ブロックを収納するとともに速結端子部を収納す
    る装置本体とからなり、 上記装置本体の表面には上記操作スイッチの操作部を装
    置本体内より露出させる露出孔を、装置本体の裏面には
    各速結端子部に対応した電線挿入孔を夫々形成し、 上記装置本体の両側側面には、上記取付枠の器具取付孔
    内に取り付ける際に、上記器具取付孔側に設けた係止部
    に係止される被係止部を設けて成ることを特徴とする換
    気スイッチ装置。
  2. 【請求項2】上記装置本体の寸法を2個モジュール寸法
    に形成して成ることを特徴とする請求項1記載の換気ス
    イッチ装置。
  3. 【請求項3】2個モジュールの器体本体を取り付ける器
    具取付孔を設けた取付枠を中央部に備え、器具取付孔に
    取り付けられた装置本体の表面側の外周部に、装置本体
    を造営材に形成した埋め込み穴に嵌め込んだ状態で埋め
    込み穴の開口周部に当接する円盤状プレート枠とを備
    え、このプレート枠に、埋め込み穴の開口周縁の造営材
    をプレート枠とで挟持してプレート枠とともに装置本体
    を固定する挟み金具とを少なくとも設けたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の換気スイッチ装置。
  4. 【請求項4】プレート枠の前面側から着脱自在に化粧プ
    レートを装着する取付手段をプレート枠に設けて成るこ
    とを特徴とする請求項3記載の換気スイッチ装置。
  5. 【請求項5】上記制御部は、所定周期で換気装置の通電
    を繰り返してオン、オフするように負荷駆動部を制御す
    る第1の運転モード機能を備え、操作スイッチとして当
    該運転モードを設定する第1の操作スイッチを設けて成
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の
    換気スイッチ装置。
  6. 【請求項6】上記制御部は、連続して換気装置をオンさ
    せるように負荷駆動部を制御する第2の運転モード機能
    を備え、操作スイッチとして当該運転モードを設定する
    第2の操作スイッチを設けて成ることを特徴とする請求
    項5記載の換気スイッチ装置。
  7. 【請求項7】上記換気装置は強運転用電源端子と、弱運
    転用電源端子を有し、通電がある電源端子に応じて強運
    転又は弱運転を行う機能を備え、上記負荷駆動部は換気
    装置の強、弱運転用電源端子に対応して夫々の電源端子
    への通電をオン・オフするスイッチ手段を備え、上記第
    1、第2の操作スイッチは押し釦スイッチからなり、上
    記制御部は各操作スイッチの押し操作毎に当該操作スイ
    ッチに対応する運転モードによる制御と換気装置の運転
    の強、弱とを切り換える制御とを行う機能を備えて成る
    ことを特徴とする請求項6記載の換気スイッチ装置。
  8. 【請求項8】操作スイッチとして、制御部に換気装置の
    運転と停止とを押し操作毎に指示する押し釦スイッチか
    らなるオン/オフ用の第3の操作スイッチを備え、第
    1、第2の操作スイッチとともに装置本体の表面に夫々
    の押し釦を露出したことを特徴とする請求項7記載の換
    気スイッチ装置。
  9. 【請求項9】換気装置の運転の状態を消灯と点灯の組み
    合わせで表示する複数の発光素子を装置本体内に設ける
    とともに装置本体表面に頭部を露出させ、装置本体内部
    には夫々の発光素子の発光部を隔壁により分離囲繞した
    こと特徴とする請求項7又は8記載の換気スイッチ装
    置。
JP9376698A 1998-04-06 1998-04-06 換気スイッチ装置 Pending JPH11297150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9376698A JPH11297150A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 換気スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9376698A JPH11297150A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 換気スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11297150A true JPH11297150A (ja) 1999-10-29

Family

ID=14091565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9376698A Pending JPH11297150A (ja) 1998-04-06 1998-04-06 換気スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11297150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106931606A (zh) * 2017-04-07 2017-07-07 深圳邦德瑞科技有限公司 一种温控器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106931606A (zh) * 2017-04-07 2017-07-07 深圳邦德瑞科技有限公司 一种温控器
CN106931606B (zh) * 2017-04-07 2022-05-13 深圳邦德瑞科技有限公司 一种温控器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11297150A (ja) 換気スイッチ装置
JP3788089B2 (ja) タイマスイッチ
JP4200306B2 (ja) 配線器具
JP3726616B2 (ja) 換気扇スイッチ
JP2675795B2 (ja) 人体検知器
JP2793198B2 (ja) 人体検知スイッチ
JPH0854141A (ja) タイマスイッチ
JP2000100293A (ja) タイマスイッチ
JPH11195363A (ja) タイマ装置
WO2021241106A1 (ja) 配線器具システム及びユニット装置
JP4380763B6 (ja) 配線器具
JP4368296B2 (ja) タイマ装置
JPH038054B2 (ja)
JPH0914736A (ja) 換気スイッチ装置
JP3091237B2 (ja) 遠隔制御システム用のカード挿入式スイッチ
JP2000100292A (ja) タイマスイッチ
JP2000100294A (ja) タイマスイッチ
JPH01132096A (ja) 埋込型調光スイッチ
JPS61148722A (ja) 一括操作スイツチ装置
JPH07296694A (ja) 電子スイッチ
JPH0338903Y2 (ja)
JP2517813Y2 (ja) 調光スイッチ
JPH0418314Y2 (ja)
KR200355472Y1 (ko) 행선지 및 재실유무 표시장치
JPH0620568A (ja) 自動点滅器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040824

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20041025

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Written amendment

Effective date: 20050627

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060228