JPH11296935A - 記録および/または再生装置および方法 - Google Patents
記録および/または再生装置および方法Info
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- JPH11296935A JPH11296935A JP10091927A JP9192798A JPH11296935A JP H11296935 A JPH11296935 A JP H11296935A JP 10091927 A JP10091927 A JP 10091927A JP 9192798 A JP9192798 A JP 9192798A JP H11296935 A JPH11296935 A JP H11296935A
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- Japan
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- recording
- slide guide
- cassette
- cassette holder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サイズの異なるテープカセットを使用するこ
とのできる記録再生装置においては、テープカセットの
リールの位置とリール台の位置が一致しない場合でもカ
セットホルダが押し下げられてリールやリール台等を損
傷するという問題点があったのでこれを解決する。 【解決手段】 記録再生装置1は、記録媒体としてのサ
イズの異なるテープカセット101,201を収容する
カセットホルダ5を有している。上記カセットホルダ5
は、カセット挿入位置から再生位置に移動する途中の中
間位置で一旦停止されるようになっている。
とのできる記録再生装置においては、テープカセットの
リールの位置とリール台の位置が一致しない場合でもカ
セットホルダが押し下げられてリールやリール台等を損
傷するという問題点があったのでこれを解決する。 【解決手段】 記録再生装置1は、記録媒体としてのサ
イズの異なるテープカセット101,201を収容する
カセットホルダ5を有している。上記カセットホルダ5
は、カセット挿入位置から再生位置に移動する途中の中
間位置で一旦停止されるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープやオ
ーディオテープ等の記録媒体に情報信号を記録し、或は
記録した信号を再生する記録および/または再生装置お
よびその方法に関するものである。
ーディオテープ等の記録媒体に情報信号を記録し、或は
記録した信号を再生する記録および/または再生装置お
よびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録および/または再生装置(以下、記
録・再生装置という)として、例えば、ポップアップ式
のカセコンを使用したビデオ編集装置等が知られてい
る。
録・再生装置という)として、例えば、ポップアップ式
のカセコンを使用したビデオ編集装置等が知られてい
る。
【0003】上記ポップアップ式のビデオ編集装置は、
テープカセット挿入位置にポップアップした状態になっ
ているカセットホルダー(カセットコンテナー)にテー
プカセットを挿入して押し下げることにより、該テープ
カセットの一対のテープリール(以下、単にリールとい
う)を上記カセットホルダの下方に配置されている一対
のリール台に装着して、これら一対のリール台で上記一
対のリールを回転駆動して、記録再生を行うようになっ
ている。
テープカセット挿入位置にポップアップした状態になっ
ているカセットホルダー(カセットコンテナー)にテー
プカセットを挿入して押し下げることにより、該テープ
カセットの一対のテープリール(以下、単にリールとい
う)を上記カセットホルダの下方に配置されている一対
のリール台に装着して、これら一対のリール台で上記一
対のリールを回転駆動して、記録再生を行うようになっ
ている。
【0004】上記ポップアップ式カセコンは、基準サイ
ズのテープカセットのみに使用する専用タイプと、基準
サイズのテープカセットおよび、それ以外のテープカセ
ットにも使用できるようにした併用タイプとが知られて
いる。
ズのテープカセットのみに使用する専用タイプと、基準
サイズのテープカセットおよび、それ以外のテープカセ
ットにも使用できるようにした併用タイプとが知られて
いる。
【0005】上記併用タイプのポップアップ式カセコン
は、カセットホルダにテープカセットを挿入するとテー
プカセット検出センサによってテープカセットの挿入お
よびテープカセットのサイズが検出されて、該テープカ
セットの一対のリールの位置(リール間隔)に合わせて
リール台の位置をリール台駆動機構により自動的に移動
させるようになっている。
は、カセットホルダにテープカセットを挿入するとテー
プカセット検出センサによってテープカセットの挿入お
よびテープカセットのサイズが検出されて、該テープカ
セットの一対のリールの位置(リール間隔)に合わせて
リール台の位置をリール台駆動機構により自動的に移動
させるようになっている。
【0006】そして、上記リール台が所定の位置に移動
したのちに、上記カセットホルダを押し下げて、該カセ
ットホルダに装填されているテープカセットのリールを
リール台上に装着させるようになっている。
したのちに、上記カセットホルダを押し下げて、該カセ
ットホルダに装填されているテープカセットのリールを
リール台上に装着させるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記専用タイプのポッ
プアップ式カセコンは、リール台の位置が固定され、か
つ使用できるテープカセットも基準カセットに限定され
ているために、例えば上記ポップアップ式カセコンに電
源が入っていない状態で上記カセットホルダに基準サイ
ズのテープカセットを挿入して、上記カセットホルダを
押し下げても、上記テープカセットのリールは自づとリ
ール台に装着され、リールとリール台の位置の不一致と
いう問題は起こらない。
プアップ式カセコンは、リール台の位置が固定され、か
つ使用できるテープカセットも基準カセットに限定され
ているために、例えば上記ポップアップ式カセコンに電
源が入っていない状態で上記カセットホルダに基準サイ
ズのテープカセットを挿入して、上記カセットホルダを
押し下げても、上記テープカセットのリールは自づとリ
ール台に装着され、リールとリール台の位置の不一致と
いう問題は起こらない。
【0008】しかし、併用タイプのポップアップ式カセ
コンは、上述したようにリール台が移動し、かつ基準サ
イズのテープカセットの外に、これとサイズの異なるテ
ープカセットも使用できるようになっているために、例
えば上記ポップアップ式カセコンに電源が入っておら
ず、従ってテープカセット検出センサやリール台駆動機
構が機能せず、例えばリール台が基準サイズのテープカ
セットのリールの位置にセットされているのにもかかわ
らず、カセットホルダに基準サイズ以外のサイズのテー
プカセットを挿入して、上記カセットホルダを押し下げ
てしまった場合(ポップアップ式カセコンは、手動でカ
セットホルダを押し下げる構成になっているために、電
源が入っていなくても押し下げることができる)に、上
記リールとリール台の位置が合わず、リールやリール台
を損傷してしまうという問題点があった。
コンは、上述したようにリール台が移動し、かつ基準サ
イズのテープカセットの外に、これとサイズの異なるテ
ープカセットも使用できるようになっているために、例
えば上記ポップアップ式カセコンに電源が入っておら
ず、従ってテープカセット検出センサやリール台駆動機
構が機能せず、例えばリール台が基準サイズのテープカ
セットのリールの位置にセットされているのにもかかわ
らず、カセットホルダに基準サイズ以外のサイズのテー
プカセットを挿入して、上記カセットホルダを押し下げ
てしまった場合(ポップアップ式カセコンは、手動でカ
セットホルダを押し下げる構成になっているために、電
源が入っていなくても押し下げることができる)に、上
記リールとリール台の位置が合わず、リールやリール台
を損傷してしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
とを目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、データが記録
された記録媒体が挿入される挿入位置と、挿入された上
記記録媒体にデータを記録および/または再生を行う記
録および/または再生位置との間で選択的に記録媒体が
移動できるようにされた記録および/または再生装置ま
たはその方法において、上記挿入位置で挿入された上記
記録媒体が、上記挿入位置と上記記録媒体および/また
は再生位置との間に位置する中間位置に移動して、一旦
停止させ、上記記録媒体が中間位置で停止している間に
記録および/または再生に必要な準備を行うようにし
た。
された記録媒体が挿入される挿入位置と、挿入された上
記記録媒体にデータを記録および/または再生を行う記
録および/または再生位置との間で選択的に記録媒体が
移動できるようにされた記録および/または再生装置ま
たはその方法において、上記挿入位置で挿入された上記
記録媒体が、上記挿入位置と上記記録媒体および/また
は再生位置との間に位置する中間位置に移動して、一旦
停止させ、上記記録媒体が中間位置で停止している間に
記録および/または再生に必要な準備を行うようにし
た。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、携帯型のビデオ編集装置
として構成された本発明の記録再生装置1を示し、該記
録再生装置1は、ビデオテープレコーダを内蔵した装置
本体2と、該装置本体2に回動起伏可能に取付けられた
操作パネル3および表示パネル4を有している。
として構成された本発明の記録再生装置1を示し、該記
録再生装置1は、ビデオテープレコーダを内蔵した装置
本体2と、該装置本体2に回動起伏可能に取付けられた
操作パネル3および表示パネル4を有している。
【0012】図2に示したように、上記記録再生装置1
は、上記表示パネル4を起立させて、該表示パネル4を
見ながら上記操作パネル3のキイを操作して編集作業を
行うようになっている。また、図3に示したように上記
記録再生装置1は、上記操作パネル3を起立させて、上
記装置本体2内に収容されている記録媒体ホルダとして
のカセットホルダ5をテープカセット挿入位置(以下、
アップポジションという)に上昇させて、上記カセット
ホルダ5に記録媒体としての基準サイズのテープカセッ
ト101または小サイズのテープカセット201を挿入
するようになっている。
は、上記表示パネル4を起立させて、該表示パネル4を
見ながら上記操作パネル3のキイを操作して編集作業を
行うようになっている。また、図3に示したように上記
記録再生装置1は、上記操作パネル3を起立させて、上
記装置本体2内に収容されている記録媒体ホルダとして
のカセットホルダ5をテープカセット挿入位置(以下、
アップポジションという)に上昇させて、上記カセット
ホルダ5に記録媒体としての基準サイズのテープカセッ
ト101または小サイズのテープカセット201を挿入
するようになっている。
【0013】上記カセットホルダ5は、上記基準サイズ
のテープカセット101または小サイズのテープカセッ
ト201を挿入したのちに、上記操作パネル3を下方に
向けて回動させると、該パネル3によって押されて、こ
れと共に下方に向けて回動するようになっている。
のテープカセット101または小サイズのテープカセッ
ト201を挿入したのちに、上記操作パネル3を下方に
向けて回動させると、該パネル3によって押されて、こ
れと共に下方に向けて回動するようになっている。
【0014】図4に示したように、上記カセットホルダ
5は、テープカセットを載置するステージ6(下ハー
フ)と、該ステージ6を引き込み支持しているステージ
支持体(上ハーフ)7とを備えている。
5は、テープカセットを載置するステージ6(下ハー
フ)と、該ステージ6を引き込み支持しているステージ
支持体(上ハーフ)7とを備えている。
【0015】上記ステージ6は、矩形状の底板6aと、
該底板6aの両側を上方に向けて略直角に折り曲げるこ
とにより形成された左右の側板6b,6cとからなって
いる。上記側板6b,6cは、テープカセット挿入方向
の前後に位置する第1,第2のスライドガイドピン8,
9を外側面に有している。
該底板6aの両側を上方に向けて略直角に折り曲げるこ
とにより形成された左右の側板6b,6cとからなって
いる。上記側板6b,6cは、テープカセット挿入方向
の前後に位置する第1,第2のスライドガイドピン8,
9を外側面に有している。
【0016】また、上記ステージ支持体7は、天板7a
と、該天板7aの両側を下方に向けて略直角に折り曲げ
ることにより形成された左右の側板7b,7cとからな
っている。上記ステージ支持体7の左右の側板7b,7
cは、上記ステージ6の左右の側板6b,6cの外側面
に重ね合わされているとともに、これらステージ支持体
7の左右の側板7b,7cには、上記ステージ6の左右
の側板6b,6cに設けた第1のスライドガイドピン8
が導入される第1のスライドガイド孔10と、第2のス
ライドガイドピン9が導入される第2のスライドガイド
孔11が設けられている。
と、該天板7aの両側を下方に向けて略直角に折り曲げ
ることにより形成された左右の側板7b,7cとからな
っている。上記ステージ支持体7の左右の側板7b,7
cは、上記ステージ6の左右の側板6b,6cの外側面
に重ね合わされているとともに、これらステージ支持体
7の左右の側板7b,7cには、上記ステージ6の左右
の側板6b,6cに設けた第1のスライドガイドピン8
が導入される第1のスライドガイド孔10と、第2のス
ライドガイドピン9が導入される第2のスライドガイド
孔11が設けられている。
【0017】上記第1,第2のスライドガイド孔10,
11は、上記ステージ支持体7に対してステージ6を引
き込む方向に上記第1,第2のスライドガイドピン8,
9を移動させる第1の孔部10a,11aと、これら第
1の孔部10a,11aに連続していて、上記ステージ
支持体7に対してステージ6を下降させる方向に上記第
1,第2のスライドガイドピン8,9を移動させる第2
の孔部10b,11bを備えている。
11は、上記ステージ支持体7に対してステージ6を引
き込む方向に上記第1,第2のスライドガイドピン8,
9を移動させる第1の孔部10a,11aと、これら第
1の孔部10a,11aに連続していて、上記ステージ
支持体7に対してステージ6を下降させる方向に上記第
1,第2のスライドガイドピン8,9を移動させる第2
の孔部10b,11bを備えている。
【0018】上記ステージ支持体7は、軸12によって
メカシャーシ13に回動可能に支持されている。
メカシャーシ13に回動可能に支持されている。
【0019】上記メカシャーシ13は、天板13aと、
該天板13aの両側を下方に向けて略直角に折り曲げる
ことにより形成された左右の側板13b,13cとから
なっていて、これら左右の側板13b,13cは、上記
ステージ支持体7の左右の側板7b,7cの外側面に重
ね合わされているとともに、これらメカシャーシ13の
左右の側板13b,13cには上記第1のスライドガイ
ドピン8を導入する第3のスライドガイド孔14と、上
記第2のスライドガイドピン9を導入する第4のスライ
ドガイド孔15が設けられている。
該天板13aの両側を下方に向けて略直角に折り曲げる
ことにより形成された左右の側板13b,13cとから
なっていて、これら左右の側板13b,13cは、上記
ステージ支持体7の左右の側板7b,7cの外側面に重
ね合わされているとともに、これらメカシャーシ13の
左右の側板13b,13cには上記第1のスライドガイ
ドピン8を導入する第3のスライドガイド孔14と、上
記第2のスライドガイドピン9を導入する第4のスライ
ドガイド孔15が設けられている。
【0020】上記第3,第4のスライドガイド孔14,
15は、傾斜状の孔部14a,15aと、該傾斜状の孔
部14a,15aの下端に連なる垂直状の孔部14a,
15aとからなっている。
15は、傾斜状の孔部14a,15aと、該傾斜状の孔
部14a,15aの下端に連なる垂直状の孔部14a,
15aとからなっている。
【0021】上記第4のスライドガイド孔15の傾斜状
の孔部15aは、上記第3のスライドガイド孔14の傾
斜状の孔部14aよりも長め形成されていて、上記第4
のスライドガイド孔15の傾斜状の孔部15aの先端に
上記第2のスライドガイドピン9が位置している状態に
おいて、上記カセットホルダ5は、アップポジションに
位置しているとともに、上記ステージ6は、ステージ支
持体7に対して突出した状態になっている。
の孔部15aは、上記第3のスライドガイド孔14の傾
斜状の孔部14aよりも長め形成されていて、上記第4
のスライドガイド孔15の傾斜状の孔部15aの先端に
上記第2のスライドガイドピン9が位置している状態に
おいて、上記カセットホルダ5は、アップポジションに
位置しているとともに、上記ステージ6は、ステージ支
持体7に対して突出した状態になっている。
【0022】そして、上述したように上記カセットホル
ダ5にテープカセットを挿入し、上記操作パネル3を下
方に回動させて、該パネル3で上記カセットホルダ5を
押圧すると、上記第2のスライドガイドピン9は、上記
ステージ支持体7の左右の側板7b,7cに設けられた
第2のスライドガイド孔11の第1の孔部11aおよび
上記メカシャーシ13の左右の側板13b,13cに設
けられた第4のスライドガイド孔15の傾斜状の孔部1
5aとによって、上記第2のスライドガイド孔11の第
1の孔部11aに沿って第2の孔部11b側に移動して
いく。上記第2のスライドガイドピン9の移動に追従し
て、上記第1のスライドガイドピン8も上記ステージ支
持体7の左右の側板7b,7cに設けられた第1のスラ
イドガイド孔10の第1の孔部10aに沿って移動し
て、上記ステージ6はステージ支持体5内に引き込まれ
ていく。
ダ5にテープカセットを挿入し、上記操作パネル3を下
方に回動させて、該パネル3で上記カセットホルダ5を
押圧すると、上記第2のスライドガイドピン9は、上記
ステージ支持体7の左右の側板7b,7cに設けられた
第2のスライドガイド孔11の第1の孔部11aおよび
上記メカシャーシ13の左右の側板13b,13cに設
けられた第4のスライドガイド孔15の傾斜状の孔部1
5aとによって、上記第2のスライドガイド孔11の第
1の孔部11aに沿って第2の孔部11b側に移動して
いく。上記第2のスライドガイドピン9の移動に追従し
て、上記第1のスライドガイドピン8も上記ステージ支
持体7の左右の側板7b,7cに設けられた第1のスラ
イドガイド孔10の第1の孔部10aに沿って移動し
て、上記ステージ6はステージ支持体5内に引き込まれ
ていく。
【0023】そして、図5に示したように、上記第2の
スライドガイドピン9が上記第4のスライドガイド孔1
5の傾斜状の孔部15aに沿って下降して垂直状の孔部
15bの上端部に、また上記第1のスライドガイドピン
8が第3のスライドガイド孔14の垂直状の孔部14b
の上端に位置し、上記カセットホルダ5を上記リール台
301,301やテープガイド302の上方で略水平状
態に保持した中間位置(以下、ミドルポジションとい
う)になると上記操作パネル3は、装置本体2のパネル
係止部に当接して、更なる回動を阻止され、それ以上手
動では上記カセットホルダ5を回動(下降)させること
ができないようになるとともに、上記操作パネル5は、
操作パネルロック機構によって起立方向に回動できない
ようにロックされる。
スライドガイドピン9が上記第4のスライドガイド孔1
5の傾斜状の孔部15aに沿って下降して垂直状の孔部
15bの上端部に、また上記第1のスライドガイドピン
8が第3のスライドガイド孔14の垂直状の孔部14b
の上端に位置し、上記カセットホルダ5を上記リール台
301,301やテープガイド302の上方で略水平状
態に保持した中間位置(以下、ミドルポジションとい
う)になると上記操作パネル3は、装置本体2のパネル
係止部に当接して、更なる回動を阻止され、それ以上手
動では上記カセットホルダ5を回動(下降)させること
ができないようになるとともに、上記操作パネル5は、
操作パネルロック機構によって起立方向に回動できない
ようにロックされる。
【0024】上記カセットホルダ5がミドルポジション
に停止している状態において、上記カセットホルダ5に
収容されているテープカセット101又は201は、上
記装置本体2の底面に設けられている一対のリール台3
01,301やテープローディング機構のテープガイド
302等に接触しない高さ位置に保持される。
に停止している状態において、上記カセットホルダ5に
収容されているテープカセット101又は201は、上
記装置本体2の底面に設けられている一対のリール台3
01,301やテープローディング機構のテープガイド
302等に接触しない高さ位置に保持される。
【0025】そして、図6に示したように、上記第1,
第2のスライドガイドピン8,9が上記第3,第4のス
ライドガイド孔14,15の垂直状の孔部14b,15
bに沿って垂直に下降し、これら孔部14b,15bの
下端に位置した再生位置(以下、ダウンポジションとい
う)になると、上記カセットホルダ5に収容されている
テープカセットの左右一対のリールは、上記装置本体2
の底面に設けられた左右一対のリール台301,301
に装着された状態になるとともに、上記テープカセット
の磁気テープは上記テープローディング機構によってロ
ーディング可能な状態になる。
第2のスライドガイドピン8,9が上記第3,第4のス
ライドガイド孔14,15の垂直状の孔部14b,15
bに沿って垂直に下降し、これら孔部14b,15bの
下端に位置した再生位置(以下、ダウンポジションとい
う)になると、上記カセットホルダ5に収容されている
テープカセットの左右一対のリールは、上記装置本体2
の底面に設けられた左右一対のリール台301,301
に装着された状態になるとともに、上記テープカセット
の磁気テープは上記テープローディング機構によってロ
ーディング可能な状態になる。
【0026】上記カセットホルダ5のミドルポジション
からダウンポジションへの移動およびダウンポジション
からミドルポジションへの移動は、次に説明する電動操
作機構21で行われる。
からダウンポジションへの移動およびダウンポジション
からミドルポジションへの移動は、次に説明する電動操
作機構21で行われる。
【0027】図7〜図8に示したように、上記電動操作
機構21は、上記メカシャーシ13の左右の側板13
b,13cの外面に重ね合わせた状態で配置されるカム
プレート22と、該カムプレート22の外面に重ね合わ
せた状態で配置されるラックプレート23と、該ラック
プレート23に回動可能に取付けられたロックアーム2
4と、該ロックアーム24にロック方向の回動力を付与
するとともに、上記カムプレート22とラックプレート
23を互いに離間する方向に付勢しているコイルスプリ
ング25と、上記カムプレート22とラックプレート2
3を上記メカシャーシ13の側板13b,13cとの間
でスライド可能に支持する支持プレート26とを備えて
いる。
機構21は、上記メカシャーシ13の左右の側板13
b,13cの外面に重ね合わせた状態で配置されるカム
プレート22と、該カムプレート22の外面に重ね合わ
せた状態で配置されるラックプレート23と、該ラック
プレート23に回動可能に取付けられたロックアーム2
4と、該ロックアーム24にロック方向の回動力を付与
するとともに、上記カムプレート22とラックプレート
23を互いに離間する方向に付勢しているコイルスプリ
ング25と、上記カムプレート22とラックプレート2
3を上記メカシャーシ13の側板13b,13cとの間
でスライド可能に支持する支持プレート26とを備えて
いる。
【0028】上記カムプレート22は、上記メカシャー
シ13の左右の側板13b,13cに重なり合う面に、
上記メカシャーシ13の左右の側板13b,13cに設
けた第3,第4のスライドガイド孔14,15から突出
した第1,第2のスライドガイドピン8,9の先端を導
入する第1,第2のカム溝27,28を有している。
シ13の左右の側板13b,13cに重なり合う面に、
上記メカシャーシ13の左右の側板13b,13cに設
けた第3,第4のスライドガイド孔14,15から突出
した第1,第2のスライドガイドピン8,9の先端を導
入する第1,第2のカム溝27,28を有している。
【0029】上記第1のカム溝27は、傾斜状に形成さ
れている。
れている。
【0030】上記第2のカム溝28は、上記第1のカム
溝27と略同様の傾斜状の溝部28aと、該傾斜状の溝
部28aの上端に連続する垂直状の溝部28bを備えて
いる。
溝27と略同様の傾斜状の溝部28aと、該傾斜状の溝
部28aの上端に連続する垂直状の溝部28bを備えて
いる。
【0031】そして、上記カムプレート22の第2のカ
ム溝28の垂直状の溝部28bの上端に上記第2のスラ
イドガイドピン9が位置するときに、上記カセットホル
ダ5はアップポジションに位置し、上記第2のカム溝2
8の垂直状の溝部28bの下端つまり上記傾斜状の溝部
28aの上端に上記第2のスライドガイドピン9が位置
し、かつ上記傾斜状の第1のカム溝27の上端に上記第
1のスライドガイドピン8が位置するときに、上記カセ
ットホルダ5はミドルポジションに位置し、上記第2の
カム溝28の傾斜状の溝部28aの下端に上記第2のス
ライドガイドピン9が位置し、かつ上記第1のカム溝2
7の下端に上記第1のスライドガイドピン8が位置する
ときに、上記カセットホルダ5はダウンポジションに位
置するようになっている。
ム溝28の垂直状の溝部28bの上端に上記第2のスラ
イドガイドピン9が位置するときに、上記カセットホル
ダ5はアップポジションに位置し、上記第2のカム溝2
8の垂直状の溝部28bの下端つまり上記傾斜状の溝部
28aの上端に上記第2のスライドガイドピン9が位置
し、かつ上記傾斜状の第1のカム溝27の上端に上記第
1のスライドガイドピン8が位置するときに、上記カセ
ットホルダ5はミドルポジションに位置し、上記第2の
カム溝28の傾斜状の溝部28aの下端に上記第2のス
ライドガイドピン9が位置し、かつ上記第1のカム溝2
7の下端に上記第1のスライドガイドピン8が位置する
ときに、上記カセットホルダ5はダウンポジションに位
置するようになっている。
【0032】上記カムプレート22は、上記ラックプレ
ート23を重ね合わせる面に、左右一対のスライドガイ
ドピン31,32および上記コイルスプリング25の一
端部を係止するスプリング係止部を兼ねたロックアーム
係合ピン33を有している。
ート23を重ね合わせる面に、左右一対のスライドガイ
ドピン31,32および上記コイルスプリング25の一
端部を係止するスプリング係止部を兼ねたロックアーム
係合ピン33を有している。
【0033】上記ラックプレート23は、上記カムプレ
ート22に設けた一対のスライドガイドピン31,32
を挿入する一対の長孔34,35を有していて、これら
長孔34,35に上記一対のスライドガイドピン31,
32を挿入し、かつこれらピン31,32の先端に上記
長孔34,35の幅よりも大径の抜け防止リング36と
止めリング37を取付けることにより上記長孔34,3
5の長さの範囲内でスライド可能に上記カムプレート2
2の一側面に組付けられている。
ート22に設けた一対のスライドガイドピン31,32
を挿入する一対の長孔34,35を有していて、これら
長孔34,35に上記一対のスライドガイドピン31,
32を挿入し、かつこれらピン31,32の先端に上記
長孔34,35の幅よりも大径の抜け防止リング36と
止めリング37を取付けることにより上記長孔34,3
5の長さの範囲内でスライド可能に上記カムプレート2
2の一側面に組付けられている。
【0034】上記ラックプレート23は、上面にラック
38を有し、上記カムプレート22に重ね合わせる面に
上記ロックアーム24の一端を回動可能に支持する軸3
9を有し、上記支持プレート26に重ね合わせる面に一
対のスライドガイドピン41,42を有している。
38を有し、上記カムプレート22に重ね合わせる面に
上記ロックアーム24の一端を回動可能に支持する軸3
9を有し、上記支持プレート26に重ね合わせる面に一
対のスライドガイドピン41,42を有している。
【0035】上記ロックアーム24は、金属板により細
長い板状に作られていて、長さ方向の一端側に軸受孔4
3を有していて、該軸受孔43に、上記ラックプレート
23に設けた軸39を挿入することにより、該ラックプ
レート23に回動可能に取付けられている。
長い板状に作られていて、長さ方向の一端側に軸受孔4
3を有していて、該軸受孔43に、上記ラックプレート
23に設けた軸39を挿入することにより、該ラックプ
レート23に回動可能に取付けられている。
【0036】上記ロックアーム24は、自由端側に上記
カムプレート22に設けたロックアーム係合ピン33に
係合するピン係合部44を有している。
カムプレート22に設けたロックアーム係合ピン33に
係合するピン係合部44を有している。
【0037】また、上記ロックアーム24は、上記軸受
孔42の近傍にスプリング係止部45を有していて、該
スプリング係止部45に上記コイルスプリング25の一
端部を係止することにより、該コイルスプリング25に
よってロック方向(図7の反時計方向)の回動力を付与
されていて、上記ピン係合部44が上記カムプレート2
2に設けたロックアーム係合ピン33に係合する位置ま
で下降するようになっている。
孔42の近傍にスプリング係止部45を有していて、該
スプリング係止部45に上記コイルスプリング25の一
端部を係止することにより、該コイルスプリング25に
よってロック方向(図7の反時計方向)の回動力を付与
されていて、上記ピン係合部44が上記カムプレート2
2に設けたロックアーム係合ピン33に係合する位置ま
で下降するようになっている。
【0038】また、上記ロックアーム24は、上記スプ
リング係合部45とピン係合部44との間にロック解除
ピン46を有していて、該ロック解除ピン46が次に説
明する支持プレート26のロックピン操作部47に乗り
上げると上記コイルスプリング25のばね力に抗してロ
ック解除方向(図7の時計方向)に回動して、上記ピン
係合部44を上記ロックアーム係合ピン33に係合(干
渉)しない位置まで逃がすようになっている。
リング係合部45とピン係合部44との間にロック解除
ピン46を有していて、該ロック解除ピン46が次に説
明する支持プレート26のロックピン操作部47に乗り
上げると上記コイルスプリング25のばね力に抗してロ
ック解除方向(図7の時計方向)に回動して、上記ピン
係合部44を上記ロックアーム係合ピン33に係合(干
渉)しない位置まで逃がすようになっている。
【0039】上記支持プレート26は、上記ラックプレ
ート23に設けた一対のスライドガイドピン41,42
を挿入する一対の長孔48,49を有していて、これら
長孔48,49に上記一対のスライドガイドピン41,
42を挿入し、これらピン41,42の先端に上記長孔
48,49の幅よりも大径の抜け防止リング36と止め
リング37を取付けることにより、上記長孔48,49
の長さの範囲内でスライド可能に上記ラックプレート2
3を支持した状態で上記メカシャーシ13の側板13
b,13cに取付けられている。また、上記ロックピン
操作部47は、上記支持プレート26の中央部に切起し
により形成されている。
ート23に設けた一対のスライドガイドピン41,42
を挿入する一対の長孔48,49を有していて、これら
長孔48,49に上記一対のスライドガイドピン41,
42を挿入し、これらピン41,42の先端に上記長孔
48,49の幅よりも大径の抜け防止リング36と止め
リング37を取付けることにより、上記長孔48,49
の長さの範囲内でスライド可能に上記ラックプレート2
3を支持した状態で上記メカシャーシ13の側板13
b,13cに取付けられている。また、上記ロックピン
操作部47は、上記支持プレート26の中央部に切起し
により形成されている。
【0040】上記電動操作機構21は、図9に示したカ
セットホルダ5がアップポジションにあるときは、上記
カムプレート22は、上記第2のスライドガイドピン9
が上記第2のカム溝28の垂直状の溝部28bの上端に
くる位置に移動している。また、図10に示したカセッ
トホルダ5がミドルポジションにあるときは、上記カム
プレート22は、上記第2のスライドガイドピン9が上
記第2のカム溝28の傾斜状の溝部28aの上端に、か
つ上記第1のスライドガイドピン8が上記傾斜状の第1
のカム溝27の上端にくる位置に移動している。また、
図11に示したカセットホルダ5がダウンポジションに
あるときは、上記カムプレート22は、上記第1,第2
のスライドガイドピン8,9が上記第1,第2のカム溝
27,28の最下端にくる位置に移動している。
セットホルダ5がアップポジションにあるときは、上記
カムプレート22は、上記第2のスライドガイドピン9
が上記第2のカム溝28の垂直状の溝部28bの上端に
くる位置に移動している。また、図10に示したカセッ
トホルダ5がミドルポジションにあるときは、上記カム
プレート22は、上記第2のスライドガイドピン9が上
記第2のカム溝28の傾斜状の溝部28aの上端に、か
つ上記第1のスライドガイドピン8が上記傾斜状の第1
のカム溝27の上端にくる位置に移動している。また、
図11に示したカセットホルダ5がダウンポジションに
あるときは、上記カムプレート22は、上記第1,第2
のスライドガイドピン8,9が上記第1,第2のカム溝
27,28の最下端にくる位置に移動している。
【0041】なお、図9に示したように、上記カセット
ホルダ5は、テープカセットを挿入する際に、該テープ
カセットによってステージ6が押されてステージ支持体
7内に押し込まれてしまうのを防止するためのステージ
押込防止機構51を有している。
ホルダ5は、テープカセットを挿入する際に、該テープ
カセットによってステージ6が押されてステージ支持体
7内に押し込まれてしまうのを防止するためのステージ
押込防止機構51を有している。
【0042】上記ステージ押込防止機構51は、上記ス
テージ支持体7の側板7bに軸52により回動可能に取
付けられたロックアーム53と、該ロックアーム53に
回動力を付与するコイルスプリング54とを備えてい
る。
テージ支持体7の側板7bに軸52により回動可能に取
付けられたロックアーム53と、該ロックアーム53に
回動力を付与するコイルスプリング54とを備えてい
る。
【0043】上記ロックアーム53は、上記コイルスプ
リング54によって回動力を付与されて、一端部53a
が上記第2のスライドガイドピン9側に押し付けられ
て、該第2のスライドガイドピン9が上記ステージ支持
体7の側板7bに設けた第2のスライドガイド孔15の
第1の孔部15aに沿って移動するのを防止するように
なっているとともに、他端部53bを押圧して、上記コ
イルスプリング54のばね力に抗して回動させることに
より、上記一端部53aによる第2のスライドガイドピ
ン9のロックを解除するようになっている。
リング54によって回動力を付与されて、一端部53a
が上記第2のスライドガイドピン9側に押し付けられ
て、該第2のスライドガイドピン9が上記ステージ支持
体7の側板7bに設けた第2のスライドガイド孔15の
第1の孔部15aに沿って移動するのを防止するように
なっているとともに、他端部53bを押圧して、上記コ
イルスプリング54のばね力に抗して回動させることに
より、上記一端部53aによる第2のスライドガイドピ
ン9のロックを解除するようになっている。
【0044】また、上記カセットホルダ5は、図示省略
のカセットセンサを有していて、挿入されてきたテープ
カセットが基準サイズのものであるか小サイズのもので
あるか或は正規の姿勢で挿入されているか等を検出する
ようになっているとともに、上記カセットセンサによっ
て検出されたテープカセットの大きさに応じて、上記一
対のリール台301,301を移動させるようになって
いる。
のカセットセンサを有していて、挿入されてきたテープ
カセットが基準サイズのものであるか小サイズのもので
あるか或は正規の姿勢で挿入されているか等を検出する
ようになっているとともに、上記カセットセンサによっ
て検出されたテープカセットの大きさに応じて、上記一
対のリール台301,301を移動させるようになって
いる。
【0045】また、上記電動操作機構21のラックプレ
ート23は、上記ラック38に噛合するピニオン61に
よって駆動されるようになっている。上記ピニオン61
は、図示省略のモータによってウォームギャ62を使用
した歯車機構を介して回転されるようになっている。ウ
ォームギャ62を使用したのはモータ停止時におけるラ
ックプレート23の移動を規制するためである。
ート23は、上記ラック38に噛合するピニオン61に
よって駆動されるようになっている。上記ピニオン61
は、図示省略のモータによってウォームギャ62を使用
した歯車機構を介して回転されるようになっている。ウ
ォームギャ62を使用したのはモータ停止時におけるラ
ックプレート23の移動を規制するためである。
【0046】次に、上記記録再生装置1の作用について
説明する。図9に示したアップポジションにおいて、カ
セットホルダ5にテープカセットを挿入する。このとき
上記ステージ押込防止機構51により、上記ステージ6
がステージ支持体7内に押し込まれるのを阻止されるの
で、テープカセットをカセットホルダ5内に確実に挿入
することができる。
説明する。図9に示したアップポジションにおいて、カ
セットホルダ5にテープカセットを挿入する。このとき
上記ステージ押込防止機構51により、上記ステージ6
がステージ支持体7内に押し込まれるのを阻止されるの
で、テープカセットをカセットホルダ5内に確実に挿入
することができる。
【0047】そして、上記カセットホルダ5内に挿入さ
れたテープカセットの種類は、カセットセンサによって
検出されて、上記テープカセットの種類に応じて、上記
一対のリール台301,301が移動する。
れたテープカセットの種類は、カセットセンサによって
検出されて、上記テープカセットの種類に応じて、上記
一対のリール台301,301が移動する。
【0048】次に、操作パネル3を下方に向けて回動さ
せると、該操作パネル3によって、先ず上記ステージ押
込防止機構51のロックアーム53の一端部53bが押
圧され、該ロックアーム53は、コイルスプリング54
のばね力に孔して回動して、第2のスライドガイドピン
9のロックを解除する。
せると、該操作パネル3によって、先ず上記ステージ押
込防止機構51のロックアーム53の一端部53bが押
圧され、該ロックアーム53は、コイルスプリング54
のばね力に孔して回動して、第2のスライドガイドピン
9のロックを解除する。
【0049】更に、操作パネル3を下方に向けて回動さ
せると、上記第2のスライドガイドピン9は、上記メカ
シャーシ13の側板13b,13cに設けた第4のスラ
イドガイド孔15の傾斜状の孔部15aに沿って移動し
ながら上記ステージ6をステージ支持体7に対して引き
込んでいくとともに、上記電動操作機構21のカムプレ
ート22を、コイルスプリング25のばね力に抗して、
即ち上記コイルスプリング25を引き伸ばしながら図9
の左方に移動させていく。
せると、上記第2のスライドガイドピン9は、上記メカ
シャーシ13の側板13b,13cに設けた第4のスラ
イドガイド孔15の傾斜状の孔部15aに沿って移動し
ながら上記ステージ6をステージ支持体7に対して引き
込んでいくとともに、上記電動操作機構21のカムプレ
ート22を、コイルスプリング25のばね力に抗して、
即ち上記コイルスプリング25を引き伸ばしながら図9
の左方に移動させていく。
【0050】そして、上記カセットホルダ5がミドルポ
ジションの位置まで下降してくると、図10に示したよ
うに、上記カムプレート22に設けたロックアーム係合
ピン33が上記ラックプレート23に設けたロックアー
ム24のピン係合部44に係合する。この状態におい
て、上記操作パネル3は、装置本体2に設けたパネル係
止部に当接してそれ以上、手動で上記カセットホルダ5
を押し下げることができないようにされるとともに、操
作パネルロック機構71により開かないようにロックさ
れる。
ジションの位置まで下降してくると、図10に示したよ
うに、上記カムプレート22に設けたロックアーム係合
ピン33が上記ラックプレート23に設けたロックアー
ム24のピン係合部44に係合する。この状態におい
て、上記操作パネル3は、装置本体2に設けたパネル係
止部に当接してそれ以上、手動で上記カセットホルダ5
を押し下げることができないようにされるとともに、操
作パネルロック機構71により開かないようにロックさ
れる。
【0051】次に、上記ピニオン61を図10の時計方
向に回転させると、上記ラックプレート23と共にカム
プレート22も図10の右方に移動し、該カムプレート
22に設けた傾斜状の第1のカム溝27および第2のカ
ム溝28の傾斜状の溝部28aによって上記第1,第2
のスライドガイドピン8,9は、上記メカシャーシ13
の側板13b,13cの第1,第2のスライドガイド孔
14,15の下端まで押し下げられて、図11に示した
ように、上記カセットホルダ5は、ダウンポジションま
で下降し、該カセットホルダ5に収容されているテープ
カセットをリール台301,301に装着させる。
向に回転させると、上記ラックプレート23と共にカム
プレート22も図10の右方に移動し、該カムプレート
22に設けた傾斜状の第1のカム溝27および第2のカ
ム溝28の傾斜状の溝部28aによって上記第1,第2
のスライドガイドピン8,9は、上記メカシャーシ13
の側板13b,13cの第1,第2のスライドガイド孔
14,15の下端まで押し下げられて、図11に示した
ように、上記カセットホルダ5は、ダウンポジションま
で下降し、該カセットホルダ5に収容されているテープ
カセットをリール台301,301に装着させる。
【0052】そして、上記テープローディング機構のテ
ープガイド302等により、上記テープカセットの磁気
テープは、引き出されて回転ヘッドドラムに巻き付けら
れるなどして、テープローディングが行われるのであ
る。
ープガイド302等により、上記テープカセットの磁気
テープは、引き出されて回転ヘッドドラムに巻き付けら
れるなどして、テープローディングが行われるのであ
る。
【0053】記録再生や編集作業の終了後にイジェクト
ボタンを押すと、上記ピニオン61が図11の反時計方
向に回転して上記ラックプレート23を図11の右方に
スライドさせると、上記コイルスプリング25のばね力
によって上記カムプレート22も上記ラックプレート2
3に追従してスライドし、上記傾斜状の第1のカム溝2
7および第2のカム溝28の傾斜状の溝部28aで上記
第1,第2のスライドガイドピン8,9を押し上げて、
上記テープカセット5をミドルポジションまで上昇させ
る(図10参照)。そして、最終的に図9に示した状態
に戻るのである。
ボタンを押すと、上記ピニオン61が図11の反時計方
向に回転して上記ラックプレート23を図11の右方に
スライドさせると、上記コイルスプリング25のばね力
によって上記カムプレート22も上記ラックプレート2
3に追従してスライドし、上記傾斜状の第1のカム溝2
7および第2のカム溝28の傾斜状の溝部28aで上記
第1,第2のスライドガイドピン8,9を押し上げて、
上記テープカセット5をミドルポジションまで上昇させ
る(図10参照)。そして、最終的に図9に示した状態
に戻るのである。
【0054】更に、上記ラックプレート23をスライド
させると、上記コイルスプリング25は右方に伸びてい
って、上記カムプレート22を右方へスライドさせるば
ね力を蓄勢していく。
させると、上記コイルスプリング25は右方に伸びてい
って、上記カムプレート22を右方へスライドさせるば
ね力を蓄勢していく。
【0055】そして、上記ラックプレート23に設けた
ロックアーム24のロック解除ピン46が上記支持プレ
ート26に設けたロックピン操作部47に乗り上げて、
上記ロック係合ピン33が上記ロックアーム24のピン
係合部44に係合しない位置まで逃げる(図12参
照)。
ロックアーム24のロック解除ピン46が上記支持プレ
ート26に設けたロックピン操作部47に乗り上げて、
上記ロック係合ピン33が上記ロックアーム24のピン
係合部44に係合しない位置まで逃げる(図12参
照)。
【0056】そして、この状態で操作パネルロック機構
71による上記操作パネル3のロックが解除されると、
上記カムプレート22は、コイルスプリング25のばね
力で図11の右方にスライドして、上記第2のカム溝2
8の垂直状の溝部28bで上記第2のスライドガイドピ
ン9を押し上げて、上記カセットホルダ5をアップポジ
ションに上昇させるのである(図13参照)。
71による上記操作パネル3のロックが解除されると、
上記カムプレート22は、コイルスプリング25のばね
力で図11の右方にスライドして、上記第2のカム溝2
8の垂直状の溝部28bで上記第2のスライドガイドピ
ン9を押し上げて、上記カセットホルダ5をアップポジ
ションに上昇させるのである(図13参照)。
【0057】なお、実施の形態では記録再生装置として
携帯型のビデオ編集装置を示したが、ビデオ編集装置に
限定されず広くビデオやオーディオテープ等の記録およ
び/または再生装置或は、CDやMD等のディスク状の
記録媒体の記録および/または再生装置にも使用され
る。
携帯型のビデオ編集装置を示したが、ビデオ編集装置に
限定されず広くビデオやオーディオテープ等の記録およ
び/または再生装置或は、CDやMD等のディスク状の
記録媒体の記録および/または再生装置にも使用され
る。
【0058】
【発明の効果】本発明は、データが記録された記録媒体
が挿入される挿入位置と、挿入された記録媒体にデータ
が記録および/または再生させる再生位置との間の中間
位置で、上記記録媒体を一旦停止させる構成としたの
で、上記停止している間に記録および/または再生に必
要な準備を行うことができるので、従来のように準備が
完了しない前に記録媒体が再生位置に移動することによ
り発生する種々のトラブルを未然に防止することができ
る。
が挿入される挿入位置と、挿入された記録媒体にデータ
が記録および/または再生させる再生位置との間の中間
位置で、上記記録媒体を一旦停止させる構成としたの
で、上記停止している間に記録および/または再生に必
要な準備を行うことができるので、従来のように準備が
完了しない前に記録媒体が再生位置に移動することによ
り発生する種々のトラブルを未然に防止することができ
る。
【図1】ビデオ編集装置の斜視図。
【図2】ビデオ編集装置の斜視図。
【図3】ビデオ編集装置の斜視図。
【図4】アップポジションにおける要部の側面図。
【図5】ミドルポジションにおける要部の側面図。
【図6】ダウンポジションにおける要部の側面図。
【図7】電動操作機構の分解斜視図。
【図8】電動操作機構の側面図。
【図9】作用説明図。
【図10】作用説明図。
【図11】作用説明図。
【図12】作用説明図。
【図13】作用説明図。
1…記録または/および再生装置、2…装置本体、3…
操作パネル、4…表示パネル。
操作パネル、4…表示パネル。
Claims (3)
- 【請求項1】 データが記録された記録媒体が挿入され
る挿入位置と、 挿入された上記記録媒体にデータを記録および/または
再生を行う記録および/または再生位置との間で選択的
に記録媒体が移動できるようにされた記録および/また
は再生装置において、 上記挿入位置で挿入された上記記録媒体が、上記挿入位
置と上記記録媒体および/または再生位置との間に位置
する中間位置に移動して、一旦停止することを特徴とす
る記録および/または再生装置。 - 【請求項2】 上記記録媒体が中間位置で停止したと
き、記録および/または再生に必要な準備が行われて、
上記記録媒体は記録または/および再生位置に移動する
ことを特徴とする請求項1の記録および/または再生装
置。 - 【請求項3】 データが記録された記録媒体が挿入され
る挿入位置と、 挿入された上記記録媒体にデータを記録および/または
再生を行う記録および/または再生位置との間で選択的
に記録媒体が移動できるようにされた記録および/また
は再生方法において、 上記挿入位置で挿入された上記記録媒体が、上記挿入位
置と上記記録媒体および/または再生位置との間に位置
する中間位置に移動させて、一旦停止させることを特徴
とする記録および/または再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10091927A JPH11296935A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 記録および/または再生装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10091927A JPH11296935A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 記録および/または再生装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11296935A true JPH11296935A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14040228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10091927A Pending JPH11296935A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 記録および/または再生装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11296935A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP10091927A patent/JPH11296935A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070611 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070703 |