JPS637577A - カセツト装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カセット式ビデオテープレコーダのごとき磁
気記録再生装置などに使用するカセット装着装置に関す
るものである。

従来の技術 近年、カメラ−体型ビデオテープレコーダ（以下、ＶＴ
Ｒという）のごとき携帯用ＶＴＲの小型・軽量化の要望
がますます高まってきている。そこで携帯用ＶＴＲ用と
して例えばＶＨＳカセットより小型・軽量のＶＨ３−ｃ
カセットを用いて携帯用ＶＴＲの小型・軽量化を計った
ものがある。

以下、図面を参照しながら説明する。第６図はＶＨ３−
Ｃカセットとアダプターの斜視図を示すものである。

第６図において、１は例えばＶＨ３−Ｃカセット等の小
型カセットである。２は小型カセット１の蓋）３は例え
ばＶＨＳカセットと同形状の外形を有するアダプタ、５
はアダプタ３の収納部、６はアダプタ３の収納部に設け
た蓋、アと８は小型カセット１内のテープを引出すため
のテープ引き出しポストである。図のようにアダプタ３
の蓋６を開け、小型カセット１の蓋２を開けた状態で矢
印入方向に移動させアダプタ３の収納部５内に小型カセ
ット１を入れる。この時、蓋２は収納部５の近傍に設け
た板４の上に乗る。アダプタ３の蓋６を閉じて手動まだ
はアダプタ３内のモータによりテープ引き出しボスト７
．８を矢印Ｂ、Ｃ方向に移動させ小型カセット１内のテ
ープをカセット１内よシ引き出して小型カセット１が見
かけ上ＶＨＳカセットと同じに外形を有するようにする
。

ＶＨ３−Ｃカセットを用いたＶＴＲの記録・再生方式が
ｖｌ（Ｓと同じであるから、ＶＨ３用のＶＴＲには上記
のようなアダプタを用いることによりＶＨ３−ｃカセッ
トが使用できることとなる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、大きさの異なる大
小のカセットのうちの小カセットを犬カセット用のＶＴ
Ｒに使用するさいは、−度小カセットをアダプタ内に収
納して所定の動作をした後アダプタを大カセツト用ＶＴ
Ｒ内に挿入する必要があυ、使い勝手が悪いという問題
点を有していた。また、小カセットは大カセットに類似
し−たアダプタ内に収納される必要があるので小型カセ
ットの構造に制限を受ける。例えばＶＨ３−Ｃカセット
では小型カセットの蓋を開けてアダプタに収納しなけれ
ばならず使用者が小型カセットの蓋を開けた時に誤１っ
てテープにキズを付けてしまう事が簡単に起こり得ると
いった問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、アダプタを使用する事なく
大きさの異なるテープカセットを磁気記録再生装置の所
定の位置に装着することの出来るカセット装着装置を提
供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカセット装着装置
は、ホルダー内のカセット大面上方のカセット挿入方向
に平行な軸を中心に回転可能なカセット挿入案内部材ガ
イドと、ホルダー内のカセット天面上方のカセット天面
に垂直な軸を中心に回動可能なカセット検出部材と、ガ
イドとカセット検出部材にそれぞれ係合したカセット天
面上方のカセット天面に平行な平面内で摺動する連結部
材とを備えたものである。

作用 本発明は上述した構成によって、特定のカセットがホル
ダー内に挿入された時、前記特定なカセットに対し挿入
を案内する特定のガイドとカセット検出手段がそれぞれ
設けられているので、カセットがカセット検出手段に当
接しこれを押し進める事のない範囲でカセットの挿入方
向を誤まった場合に限り、正しくホルダー内の所定の位
置にカセットが挿入されるのを案内する。また、別種の
カセットがホルダー内に挿入され、かつ前記ガイドが挿
入の妨げになる場合は、カセットがカセット検出部材と
当接しこれを押し進め回動させる。

カセット検出部材の回動は連結部材によりガイドの回動
運動に変換されガイドはカセット天面上方に逃げカセッ
トの挿入を妨げなくなり、別のガイドまたはホルダー側
面により挿入を案内されることとなる。これにより、大
きさの互いに異なるカセットはアダプタを用いる事なく
カセット装着装置のそれぞれ所定の位置に挿入案内され
、また磁気記録再生装置内のそれぞれ所定の位置に装着
されることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例のカセット装着装置について、図
面を参照しながら説明する。第１図は本発明の実施例に
おけるカセット装着装置の斜視図、第４図と第５図は後
述するサブホルダー上の案内溝の中心線を含む破断面よ
り第１図における矢印入方向に見たガイドと連結部材の
断面図である。

第１図において、２１はガイドで小型カセット３１の挿
入を案内する。２２はサブホルダーでカセット保持部材
ホルダーと一体に成形されカセット天面上方に設けられ
ている。ホルダーは図面では省いである。２３はガイド
２１の回転中心の軸でガイド２１と一体に成形され、図
面に省かれているサブホルダー２２上の軸受に回転自在
に支承されている。２４はサブホルダー２２に垂直に植
立されたピン、２５はカセット検出部材で軸２４に回転
自在に支承されている。２６は検出ピンでカセット検出
部材２５に垂直に植立されている。２７は連結ピンでカ
セット検出部材２５に垂直に植立されている。２８は連
結部材で、連結ピン２７と係合する穴部を有している。

２９は回転ヘッドシリンダ、３０はシャーシ、３１は小
型カセット、３２は大型カセットである。また、第４図
において、３３はガイド入力ビンで連結部材２８の移動
により連結部材２８と当接する。２２＆はサブホルダー
２２上にガイド２１の軸２３に垂直に設けられた案内溝
で、連結部材２８の摺動を案内する。

３５と３６は連結部材保持部材で、連結部材２８に植立
され連結部材２８をサブホルダー２２上の案内溝２２乙
に沿って摺動自在に支承している。

また、図面では省いたがガイド２１に第４図の矢印Ｂ方
向の付勢力を与えるバネと、連結部材２８に第４図の矢
印Ｃ方向の付勢力を与えるバネとが設けられている。

以上のように構成されたカセット装着装置について、以
下、第２図、第３図、第４図及び第５図を用いてその動
作を説明する。

まず第２図はカセット装着装置に大型カセットが挿入さ
れた場合において大型カセットが検出ピン２６に当接す
る前の状態を示すものであり、第３図は大型カセットが
検出ピン２６と当接した後カセット検出部材２５を所定
の角度回転させた後の状態を示すものである。第２図に
おいて、大型カセット３２がカセット装着内に挿入され
るとある位置で大型カセット３２の前面と検出ピン２６
が当接する。これより大型カセット３２をさらに矢印り
方向に押し進めるとカセット検出部材２５は軸２４を中
心に矢印Ｅ方向に回転する。この時連結ピ／２７と係合
している連結部材２８は、案内溝２２２Ｌに沿って矢印
Ｆ方向にバネ力に抗して移動する。大型カセット３２の
矢印り方向の移動量が増していくと、これに伴なってカ
セット検出部材２５の矢印Ｅ方向の回転量が増して、あ
る時点において検出ピン２６は大型カセット３２の前面
よりはずれて側面の外側に移動し、それ以後大型カセッ
ト３２は第３図のように検出ピン２６を移動させること
なく、さらに矢印り方向に移動することとなり、つまシ
カセット検出部材２５と連結部材２８を移動させること
なく大型カセット３２のみ矢印り方向に゛移動を続ける
こととなる。

次に第４図は、連結部材２８の矢印Ｆ方向の移動中てお
いての連結部材２８とガイド２１に設けたガイド人力ピ
ン３３との当接が起こる前の状態を示すものであり、第
５図は連結部材２８とガイド入力ピン３３との当接後の
連結部材２８の矢印Ｆ方向の移動が完了した状態を示す
ものである。

前述のごとく連結部材２８はカセット検出部材２５の回
転に伴なって矢印Ｆ方向に移動する。連結部材２８は矢
印Ｆ方向の移動を開始した後、ガイド入力ピン３３に当
接する。この後さらに連結部材２８が矢印Ｆ方向に移動
すると連結部材２８はガイド入力ピン３３を矢印Ｆ方向
に押し進め、結果とし−Ｃガイド２１を矢印Ｂ方向のバ
ネ力に抗して矢印Ｇ方向に回転させ、第５図の状態とな
る。この状態ではガイド２１は大型カセット３２の挿入
を妨げない。また、ガイド２１の回動完了つまりカセッ
ト検出部材２５０回動完了時の大型カセット３２の位置
は、ガイド２１よシも挿入口側にある。次に、大型カセ
ット３２がホルダー内より排出される場合、大型カセッ
ト３２の側面が検出ピン２６と当接している範囲ではカ
セット検出部材２６は矢印Ｅ方向と逆方向には回動でき
ずにあり、同時にガイド２１もサブホルダー２２の方向
に回動した状態に保たれるが、大型カセット３２の側面
と検出ピン２６との当接がばずれる位置１で大型カセッ
ト３２が排出され、さらに矢印り方向と逆方向に移動さ
せられると、ガイド２１の矢印Ｂ方向のバネ力と連結部
材２８の矢印Ｃ方向のバネ力によシ各々ガイド２１は矢
印Ｂ方向に、連結部材２８は矢印Ｃ方向に移動し、連結
部材２８に植立された連結部材保持部材３５と案内溝２
２＆の端部が当接する位置にて連結部材２８の移動は止
まる。これと同時に、ガイド２１とカセット検出部材２
５０回動が止まる。

また、小型カセット３１を挿入する場合には、小型カセ
ット３１が検出ピン２６に当接しないように挿入すれば
、第１図に示すようにガイド２１が回動動作せずサブホ
ルダー２２の大面に対して垂直に保持されたままの状態
を保つので、小型カセット３１がガイド２１に案内され
サブホルダー２２内の所定の位置に正しく案内されるこ
ととなる。

以上のように本実施例によれば、カセットの保持部材ホ
ルダーをカセット底百及び左右側面に構成し、カセット
天面上方にホルダーと一体にサブホルダー２２を設け、
カセット挿入案内部材ガイド２１をガイド２１と一体に
成形しだ軸２３とサブホルダー２２上に設けた軸受部材
とによって回転自在に支承し、ガイド２１に付勢力を与
えるバネを設け、サブホルダー２２上にガイド軸２３と
直角に設けられた案内溝２２＆に沿って摺動自在に支承
された連結部材２８を設け、ガイド２１には連結部材２
８と当接するガイド入力ピン３３をガイド軸２３に平行
に設け、サブホルダー２２上に垂直に植立された軸２４
に回転自在に支承されたカセット検出部材２５を設け、
連結部材２８に設けられた穴部に係合するピン２７とカ
セットと当接するピン２６とをカセット検出部材２５に
垂直に植立し、連結部材２８に付勢力を与えるバネを設
けることにより、小型カセットがホルダー内に挿入され
た時小型カセットがカセット検出ピン２６に当接しこれ
を押して移動させる事のない範囲で小型カセットの挿入
方向を誤った場合に限り、ガイド２１により正しくホル
ダー内の所定の位置に小型カセットを挿入することが出
来、また、大型カセットがホルダー内に挿入された時大
型カセットがカセット検出ピン２６と当接しこれを押し
進めるのでカセット検出部材２５０回動と連結部材２８
の移動によりガイド２１はカセット天面上方に回動し大
型カセットの挿入を妨げなくなり大型カセットを挿入完
了することができる。これにより犬・小大きさの異なる
２種のカセットはアダフリを用いる事なくカセット装着
装置のそれぞれの所定の位置に挿入することができ、ま
た磁気記録再生装置内のそれぞれの所定の位置に装着す
ることができる。

発明の効果 以上のように本発明てよれば、アダプタを使うことなし
に大きさの互いに異なるカセットをそれぞれカセット装
着装置内の所定の位置に挿入することができ、壕だそれ
ぞれのカセットを磁気記録再生装置内の所定の位置に装
着することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実Ｓ　９１１におけるカセット装着装
置の、斜視図、第２図は犬カセットが検出ピン２６に当
接する前のカセット検出部材２６及び連結部材２８の斜
視図、第３図は犬カセットの側面まで検出ピン２６が移
動した後のカセット検出部材２５及び連結部材２８の斜
視図、第４図は大カセットが１入されていない時のガイ
ド２１と連結部材２８の断面図、第５図は大カセットの
挿入完了した時のガイド２１と連結部材２８の断面図、
第６図は従来のＶＨ３−Ｃカセットとアダプタの斜視図
である。 １・・・・・ＶＨ３−Ｃカセット、２・・・・・カセッ
ト蓋、３・・・・・アダプタ、４・・・板、５・・・・
・・収納部、６　・・・アダプタ蓋、７．８・・・・・
テープ引き出しポスト、２１・・　ガイド、２２・・・
・・サブホルダー、２４・・・・軸、２６　　・カセッ
ト検出部材、２６・・・・・検出ピン、２７　・・ピン
、２８・・・・・連結部材、２９・・・・回転へラドン
リンダ、３０・・・・・ソヤーシ、３１・・・・・小カ
セット、３２・・・・・・犬カセット、２２？Ｌ・・・
案内溝、３３　・・ガイド入力ピン、３５　、３６・・
・・連結部材保持部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２２
−一アブ・数２．グ ２ｇ−九。−ッ ’−−−を船・− ｚｇ−−ｔａ　＠叶Ｘ ３２−−一入力こット Ｊ　　　　　　　　　　　　　＼′ 手続補正書 昭和６２年　２月ｌＯ日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）互いに大きさの異なる第１および第２のテープカ
   セットを各々磁気記録再生装置内の所定の装置に装着す
   ることの出来るカセット装着装置であって、テープカセ
   ット装着部の天面上方のカセット挿入方向に平行な軸を
   中心に回動可能な少なくとも１つのガイドと、テープカ
   セット装着部の天面上方のカセット天面に垂直な軸を中
   心に回動可能なカセット検出部材と、ガイドとカセット
   検出部材にそれぞれ係合したテープカセット装着部の天
   面に平行な平面内で摺動する連結部材とを具備したこと
   を特徴とするカセット装着装置。
2. （２）テープカセット装着部に設けられたサブホルダと
   、このサブホルダ上に設けたガイドの軸受部材及びガイ
   ドに回転付勢力を与えるバネとを有し、かつ前記サブホ
   ルダ上にカセット検出部材の回転中心となる軸及び連結
   部材が案内される案内溝を有することを特徴とした特許
   請求の範囲第１項記載のカセット装着装置。