JPH11296705A - 駐車場課金システム - Google Patents
駐車場課金システムInfo
- Publication number
- JPH11296705A JPH11296705A JP10094693A JP9469398A JPH11296705A JP H11296705 A JPH11296705 A JP H11296705A JP 10094693 A JP10094693 A JP 10094693A JP 9469398 A JP9469398 A JP 9469398A JP H11296705 A JPH11296705 A JP H11296705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request data
- charging
- data
- vehicle
- wireless signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、駐車場出庫時の課金処理を省略して
迅速に車両を出庫できる駐車場課金システムを提供す
る。 【解決手段】課金要求データ発生装置１３より一定時間
ごとに車種データと課金データを有する課金要求データ
を発生し、この課金要求データをデータ送信装置１４に
より無線信号に変換して、アンテナ１５より出力し、こ
のアンテナ１５からの無線信号を駐車場の車両１２の車
載機１６が受信すると、課金要求データを復元し、この
課金要求データの車種データに適合するかを判断し、適
合する場合に、課金要求データの課金データに基づいて
無線カード１７の内容を変更する。
迅速に車両を出庫できる駐車場課金システムを提供す
る。 【解決手段】課金要求データ発生装置１３より一定時間
ごとに車種データと課金データを有する課金要求データ
を発生し、この課金要求データをデータ送信装置１４に
より無線信号に変換して、アンテナ１５より出力し、こ
のアンテナ１５からの無線信号を駐車場の車両１２の車
載機１６が受信すると、課金要求データを復元し、この
課金要求データの車種データに適合するかを判断し、適
合する場合に、課金要求データの課金データに基づいて
無線カード１７の内容を変更する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場に駐車中の
車両に対して駐車料金を自動的に課金する駐車場課金シ
ステムに関するものである。
車両に対して駐車料金を自動的に課金する駐車場課金シ
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、駐車場の管理は、人件費の節減の
ため、無人化が進められており、いわゆる無人駐車場が
増加傾向にある。図８（ａ）（ｂ）は、このような無人
駐車場の一例を示すもので、まず、同図（ａ）に示すよ
うに車両１が駐車場入口に設けられる遮断機２に近づく
と、入口発券機３より入庫時間を記録した駐車券を発行
し、車両１の搭乗者が駐車券を受け取ると遮断機２が開
いて駐車場内への車両１の入庫を許可する。そして、所
定時間の後、同図（ｂ）に示すように車両１が駐車場出
口に設けられた料金収受装置４に近づいて駐車券を投入
すると、料金収受装置４では、駐車権に記録された入庫
時刻と出庫時刻の差から駐車料金を計算して表示し、車
両１の搭乗者による駐車料金の収受を確認して遮断機５
を開くことにより車両の出庫を許可するようにしてい
る。
ため、無人化が進められており、いわゆる無人駐車場が
増加傾向にある。図８（ａ）（ｂ）は、このような無人
駐車場の一例を示すもので、まず、同図（ａ）に示すよ
うに車両１が駐車場入口に設けられる遮断機２に近づく
と、入口発券機３より入庫時間を記録した駐車券を発行
し、車両１の搭乗者が駐車券を受け取ると遮断機２が開
いて駐車場内への車両１の入庫を許可する。そして、所
定時間の後、同図（ｂ）に示すように車両１が駐車場出
口に設けられた料金収受装置４に近づいて駐車券を投入
すると、料金収受装置４では、駐車権に記録された入庫
時刻と出庫時刻の差から駐車料金を計算して表示し、車
両１の搭乗者による駐車料金の収受を確認して遮断機５
を開くことにより車両の出庫を許可するようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
課金方式のものは、駐車場入口で駐車券を発行するの
に、入庫する車両を１台づつ停止させ、さらに、駐車場
出口で駐車券に基づいて計算された駐車料金を徴収する
のに車両を１台づつ停止させるようにしているため、駐
車場出口で車両１の渋滞が発生することが多くなり、駐
車場利用者にとって不便を強いられるという問題があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、駐車
場出庫時の課金処理を省略して迅速に車両を出庫できる
駐車場課金システムを提供することを目的とする。
課金方式のものは、駐車場入口で駐車券を発行するの
に、入庫する車両を１台づつ停止させ、さらに、駐車場
出口で駐車券に基づいて計算された駐車料金を徴収する
のに車両を１台づつ停止させるようにしているため、駐
車場出口で車両１の渋滞が発生することが多くなり、駐
車場利用者にとって不便を強いられるという問題があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、駐車
場出庫時の課金処理を省略して迅速に車両を出庫できる
駐車場課金システムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
一定時間ごとに車種データと課金データを有する課金要
求データを発生する課金要求データ発生手段と、この課
金要求データ発生手段より発生する課金要求データを無
線信号に変換して出力する無線信号出力手段と、課金記
録媒体を有し、前記無線信号出力手段の無線信号を受信
するとともに、該無線信号から前記課金要求データを復
元し、該課金要求データの車種データに適合するのを条
件に前記課金データに基づいて前記課金記録媒体の内容
を変更する車載機とにより構成している。
一定時間ごとに車種データと課金データを有する課金要
求データを発生する課金要求データ発生手段と、この課
金要求データ発生手段より発生する課金要求データを無
線信号に変換して出力する無線信号出力手段と、課金記
録媒体を有し、前記無線信号出力手段の無線信号を受信
するとともに、該無線信号から前記課金要求データを復
元し、該課金要求データの車種データに適合するのを条
件に前記課金データに基づいて前記課金記録媒体の内容
を変更する車載機とにより構成している。
【０００５】請求項２記載の発明は、起動要求データを
無線信号により発生する起動要求データ発生手段と、課
金記録媒体を有し、前記起動要求データ発生手段の無線
信号を受信するとともに、前記起動要求データにより起
動され、一定時間ごとに発生される課金信号に基づいて
前記課金記録媒体の内容を変更する車載機と、一定時間
ごとに車種データを有する課金中断要求データを発生す
る課金中断要求データ発生手段と、この課金中断要求デ
ータ発生手段より発生する課金中断要求データを無線信
号に変換して出力する無線信号出力手段とを具備し、前
記車載機により前記無線信号出力手段の無線信号を受信
するとともに、該無線信号から前記課金中断要求データ
を復元し、該課金中断要求データの車種データに適合す
るのを条件に、前記課金中断要求データにより前記課金
信号による前記課金記録媒体の内容変更を一時中断させ
るようにしている。
無線信号により発生する起動要求データ発生手段と、課
金記録媒体を有し、前記起動要求データ発生手段の無線
信号を受信するとともに、前記起動要求データにより起
動され、一定時間ごとに発生される課金信号に基づいて
前記課金記録媒体の内容を変更する車載機と、一定時間
ごとに車種データを有する課金中断要求データを発生す
る課金中断要求データ発生手段と、この課金中断要求デ
ータ発生手段より発生する課金中断要求データを無線信
号に変換して出力する無線信号出力手段とを具備し、前
記車載機により前記無線信号出力手段の無線信号を受信
するとともに、該無線信号から前記課金中断要求データ
を復元し、該課金中断要求データの車種データに適合す
るのを条件に、前記課金中断要求データにより前記課金
信号による前記課金記録媒体の内容変更を一時中断させ
るようにしている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の駐車場課金シス
テムが適用される駐車場の概略構成を示している。図に
おいて、１１は駐車場で、この駐車場１１は複数の車両
１２を駐車可能にしている。
に従い説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の駐車場課金シス
テムが適用される駐車場の概略構成を示している。図に
おいて、１１は駐車場で、この駐車場１１は複数の車両
１２を駐車可能にしている。
【０００７】駐車場１１には、課金要求データ発生装置
１３を設けている。この課金要求データ発生装置１３
は、一定時間ごとに課金要求データを生成するものであ
る。ここで、課金要求データは、課金対象となる車両１
２の種類、つまり車種データと駐車時間に対応する課金
データからなっている。
１３を設けている。この課金要求データ発生装置１３
は、一定時間ごとに課金要求データを生成するものであ
る。ここで、課金要求データは、課金対象となる車両１
２の種類、つまり車種データと駐車時間に対応する課金
データからなっている。
【０００８】課金要求データ発生装置１３には、データ
送信装置１４を接続している。このデータ送信装置１４
は、課金要求データをを無線信号に変換するものであ
る。そして、このデータ送信装置１４には、アンテナ１
５を接続し、データ送信装置１４からの無線信号を空中
に出力するようにしている。この場合、アンテナ１５
は、例えば、漏洩同軸ケーブルが用いられていて、駐車
場１１内に駐車される全ての車両１２に対し無線信号が
届くように駐車場１１全体に張り巡らされている。
送信装置１４を接続している。このデータ送信装置１４
は、課金要求データをを無線信号に変換するものであ
る。そして、このデータ送信装置１４には、アンテナ１
５を接続し、データ送信装置１４からの無線信号を空中
に出力するようにしている。この場合、アンテナ１５
は、例えば、漏洩同軸ケーブルが用いられていて、駐車
場１１内に駐車される全ての車両１２に対し無線信号が
届くように駐車場１１全体に張り巡らされている。
【０００９】一方、車両１２には、車載機１６を設けて
いる。この車載機１６は、図２に示すように課金記録媒
体として無線カード１７を格納可能にしたもので、無線
カード１７を格納した状態でデータ送信装置１４からの
無線信号に対し応答可能にしている。ここで、無線カー
ド１７は、プリペイドカードのように、予め有効な所定
金額データを記録するるとともに、この金額データをデ
ータ送信装置１４からの無線信号によって更新するよう
なカード機能を有するものである。
いる。この車載機１６は、図２に示すように課金記録媒
体として無線カード１７を格納可能にしたもので、無線
カード１７を格納した状態でデータ送信装置１４からの
無線信号に対し応答可能にしている。ここで、無線カー
ド１７は、プリペイドカードのように、予め有効な所定
金額データを記録するるとともに、この金額データをデ
ータ送信装置１４からの無線信号によって更新するよう
なカード機能を有するものである。
【００１０】図３は、このような無線カード１７が格納
される車載機１６の概略構成を示している。この場合、
アンテナ１５より出力されるデータ送信装置１４の無線
信号を受信する車載機アンテナ１６１を有し、この車載
機アンテナ１６１にデータ受信装置１６２を接続してい
る。このデータ受信装置１６２は、車載機アンテナ１６
１で受信した無線信号を元の課金要求データに変更する
ものである。そして、データ受信装置１６２にデータ解
析装置１６３を接続している。このデータ解析装置１６
３は、データ受信装置１６２を介して受信した課金要求
データから課金対象となる車両１２の種類と駐車時間に
対応する課金データを求めるとともに、この時の車載機
１６に登録されている車種と適合した場合に、無線カー
ド入出力装置１６４を介して無線カード１７の金額デー
タから課金データによる課金値を引き去るようにしてい
る。
される車載機１６の概略構成を示している。この場合、
アンテナ１５より出力されるデータ送信装置１４の無線
信号を受信する車載機アンテナ１６１を有し、この車載
機アンテナ１６１にデータ受信装置１６２を接続してい
る。このデータ受信装置１６２は、車載機アンテナ１６
１で受信した無線信号を元の課金要求データに変更する
ものである。そして、データ受信装置１６２にデータ解
析装置１６３を接続している。このデータ解析装置１６
３は、データ受信装置１６２を介して受信した課金要求
データから課金対象となる車両１２の種類と駐車時間に
対応する課金データを求めるとともに、この時の車載機
１６に登録されている車種と適合した場合に、無線カー
ド入出力装置１６４を介して無線カード１７の金額デー
タから課金データによる課金値を引き去るようにしてい
る。
【００１１】次に、このようにして構成した実施の形態
の動作を説明する。この場合、駐車場１１に駐車される
各車両１２は、車載機１６に無線カード１７を格納して
いて、データ送信装置１４の無線信号に対して常時応答
できるようにしている。
の動作を説明する。この場合、駐車場１１に駐車される
各車両１２は、車載機１６に無線カード１７を格納して
いて、データ送信装置１４の無線信号に対して常時応答
できるようにしている。
【００１２】この状態から、課金要求データ発生装置１
３より課金要求データが出力されると、この課金要求デ
ータは、データ送信装置１４で、無線信号に変換され、
アンテナ１５から駐車場１１内の全ての車両１２に対し
て一斉にブロードキャストで送信される。この場合、ア
ンテナ１５は、駐車場１１全体に張り巡らされること
で、駐車場１１に駐車される全ての車両１２に対して確
実に無線信号を送信することができる。
３より課金要求データが出力されると、この課金要求デ
ータは、データ送信装置１４で、無線信号に変換され、
アンテナ１５から駐車場１１内の全ての車両１２に対し
て一斉にブロードキャストで送信される。この場合、ア
ンテナ１５は、駐車場１１全体に張り巡らされること
で、駐車場１１に駐車される全ての車両１２に対して確
実に無線信号を送信することができる。
【００１３】それぞれの車両１２の車載機１６では、デ
ータ送信装置１４からの無線信号を受信すると、図４に
示す課金データ処理のフローが実行される。この場合、
車載機アンテナ１６１よりデータ送信装置１４からの無
線信号を受信すると、データ受信装置１６２により、無
線信号を元の課金要求データに変更し、この課金要求デ
ータをデータ解析装置１６３に入力する。データ解析装
置１６３では、ステップ４０１で、課金要求データを解
析して課金データを求めるとともに、ステップ４０２
で、課金対象となる車両１２の種類、つまり車種データ
を読み込む。そして、ステップ４０３で、車載機１６に
登録されている車種と適合するかを判断し、ここで、適
合したものでなければ、ステップ４０４で、この時の課
金データを廃棄して処理を終了する。一方、ステップ４
０３で、車載機１６に登録されている車種と適合するこ
とを判断すると、ステップ４０５で、無線カード入出力
装置１６４を介して無線カード１７に対し課金値の引き
去り要求を出力し、無線カード１７の金額データから課
金値を引き去り処理を終了する。
ータ送信装置１４からの無線信号を受信すると、図４に
示す課金データ処理のフローが実行される。この場合、
車載機アンテナ１６１よりデータ送信装置１４からの無
線信号を受信すると、データ受信装置１６２により、無
線信号を元の課金要求データに変更し、この課金要求デ
ータをデータ解析装置１６３に入力する。データ解析装
置１６３では、ステップ４０１で、課金要求データを解
析して課金データを求めるとともに、ステップ４０２
で、課金対象となる車両１２の種類、つまり車種データ
を読み込む。そして、ステップ４０３で、車載機１６に
登録されている車種と適合するかを判断し、ここで、適
合したものでなければ、ステップ４０４で、この時の課
金データを廃棄して処理を終了する。一方、ステップ４
０３で、車載機１６に登録されている車種と適合するこ
とを判断すると、ステップ４０５で、無線カード入出力
装置１６４を介して無線カード１７に対し課金値の引き
去り要求を出力し、無線カード１７の金額データから課
金値を引き去り処理を終了する。
【００１４】以下、課金要求データ発生装置１３より一
定時間ごとに課金要求データが出力されると、この時の
課金要求データに応じて上述した動作が繰り返し実行さ
れ、これにより、車両１２が駐車場１１に駐車している
限り、この車両１２に対して一定時間ごとに課金されつ
づけるようになり、この結果として、駐車時間に応じた
駐車料金が利用者の無線カード１７より自動的に収受さ
れる。
定時間ごとに課金要求データが出力されると、この時の
課金要求データに応じて上述した動作が繰り返し実行さ
れ、これにより、車両１２が駐車場１１に駐車している
限り、この車両１２に対して一定時間ごとに課金されつ
づけるようになり、この結果として、駐車時間に応じた
駐車料金が利用者の無線カード１７より自動的に収受さ
れる。
【００１５】従って、このようにすれば、駐車場１１中
に駐車される不特定多数の車両１２に対し、それぞれの
車載機１６が課金要求データを受信するごとに自動的に
駐車料金を累積課金するようにできるので、従来の駐車
場の入口で駐車券を受け取り、駐車場出口で入庫時刻か
ら出庫時刻まで料金の累積計算を行ない料金を徴収する
方式と比べ、出庫時の累積計算処理を省略することがで
き、駐車場からの車両の出庫を迅速に行なうことがで
き、出庫時の渋滞を解消することができる。また、課金
要求データの課金データを時間帯ごとに変化させること
により、例えば、ある時間帯だけ駐車料金を安くするよ
うにもできる。さらに、課金要求データを車種ごとに生
成しているので、車種に応じて異なる駐車料金を設定し
て課金することができる。
に駐車される不特定多数の車両１２に対し、それぞれの
車載機１６が課金要求データを受信するごとに自動的に
駐車料金を累積課金するようにできるので、従来の駐車
場の入口で駐車券を受け取り、駐車場出口で入庫時刻か
ら出庫時刻まで料金の累積計算を行ない料金を徴収する
方式と比べ、出庫時の累積計算処理を省略することがで
き、駐車場からの車両の出庫を迅速に行なうことがで
き、出庫時の渋滞を解消することができる。また、課金
要求データの課金データを時間帯ごとに変化させること
により、例えば、ある時間帯だけ駐車料金を安くするよ
うにもできる。さらに、課金要求データを車種ごとに生
成しているので、車種に応じて異なる駐車料金を設定し
て課金することができる。
【００１６】なお、上述した実施の形態では、無線カー
ド１７としてプリペイドカードを使用する例を述べた
が、プリペイドカードに代えて、後払いのカードを使用
し、駐車料金を無線カードに記録しておいて、後日、利
用者が駐車料金を支払うような方式にも適用できる。 （第２の実施の形態）図５は、本発明の第２の実施の形
態の概略構成を示すもので、図１と同一部分には同符号
を付している。
ド１７としてプリペイドカードを使用する例を述べた
が、プリペイドカードに代えて、後払いのカードを使用
し、駐車料金を無線カードに記録しておいて、後日、利
用者が駐車料金を支払うような方式にも適用できる。 （第２の実施の形態）図５は、本発明の第２の実施の形
態の概略構成を示すもので、図１と同一部分には同符号
を付している。
【００１７】この場合、駐車場１１の入口に起動アンテ
ナ２１を設けている。この起動アンテナ２１には、デー
タ送信装置２２を介して起動要求データ発生装置２３を
接続している。ここで、起動要求データ発生装置２３
は、車両１２の車載機１６を起動するための起動要求デ
ータを生成するものである。そして、この起動要求デー
タ発生装置２３からの起動要求データをデータ送信装置
２２で無線信号に変換し、起動アンテナ２１より車両１
２の車載機１６に向けて出力するようにしている。
ナ２１を設けている。この起動アンテナ２１には、デー
タ送信装置２２を介して起動要求データ発生装置２３を
接続している。ここで、起動要求データ発生装置２３
は、車両１２の車載機１６を起動するための起動要求デ
ータを生成するものである。そして、この起動要求デー
タ発生装置２３からの起動要求データをデータ送信装置
２２で無線信号に変換し、起動アンテナ２１より車両１
２の車載機１６に向けて出力するようにしている。
【００１８】一方、図１の課金要求データ発生装置１３
に代えて課金中断要求データ発生装置２４を設けてい
る。この課金中断要求データ発生装置２４は、課金中断
対象の車種データとともに、図６（ｂ）に示す時間Ｔ２
の課金中断タイミングの課金中断要求データを発生する
ものである。そして、この課金中断要求データ発生装置
２４からの車種データおよび課金中断要求データをデー
タ送信装置１４で無線信号に変換し、アンテナ１５より
車両１２の車載機１６に向けて出力するようにしてい
る。
に代えて課金中断要求データ発生装置２４を設けてい
る。この課金中断要求データ発生装置２４は、課金中断
対象の車種データとともに、図６（ｂ）に示す時間Ｔ２
の課金中断タイミングの課金中断要求データを発生する
ものである。そして、この課金中断要求データ発生装置
２４からの車種データおよび課金中断要求データをデー
タ送信装置１４で無線信号に変換し、アンテナ１５より
車両１２の車載機１６に向けて出力するようにしてい
る。
【００１９】車載機１６は、上述した起動アンテナ２１
より出力される起動要求データにより起動され、この起
動と同時に、図６（ａ）に示す時間Ｔ１の車載機課金タ
イミングの課金信号により無線カード１７に対して自動
的に課金を行い、また、アンテナ１５より出力される課
金中断対象の車種データに適合すると、図６（ｂ）に示
す時間Ｔ２の課金中断タイミングの課金中断要求データ
により課金信号による無線カード１７に対する課金を中
断するようにしている。
より出力される起動要求データにより起動され、この起
動と同時に、図６（ａ）に示す時間Ｔ１の車載機課金タ
イミングの課金信号により無線カード１７に対して自動
的に課金を行い、また、アンテナ１５より出力される課
金中断対象の車種データに適合すると、図６（ｂ）に示
す時間Ｔ２の課金中断タイミングの課金中断要求データ
により課金信号による無線カード１７に対する課金を中
断するようにしている。
【００２０】次に、以上のように構成した実施の形態の
動作を説明する。この場合、駐車場１１に入庫したい車
両１２が駐車場１１の入口に達すると、起動アンテナ２
１より出力される起動要求データ発生装置２３の起動要
求データにより車両１２の車載機１６が起動される。ま
た、車載機１６の起動と同時に、図６（ａ）に示す時間
Ｔ１の車載機課金タイミングの課金信号により、無線カ
ード１７に対する課金が開始される。
動作を説明する。この場合、駐車場１１に入庫したい車
両１２が駐車場１１の入口に達すると、起動アンテナ２
１より出力される起動要求データ発生装置２３の起動要
求データにより車両１２の車載機１６が起動される。ま
た、車載機１６の起動と同時に、図６（ａ）に示す時間
Ｔ１の車載機課金タイミングの課金信号により、無線カ
ード１７に対する課金が開始される。
【００２１】この状態から、課金中断要求データ発生装
置２４より課金中断要求データが出力されると、この課
金中断要求データは、データ送信装置１４で、無線信号
に変換され、アンテナ１５から駐車場１１内の全ての車
両１２に対して一斉にブロードキャストで送信される。
置２４より課金中断要求データが出力されると、この課
金中断要求データは、データ送信装置１４で、無線信号
に変換され、アンテナ１５から駐車場１１内の全ての車
両１２に対して一斉にブロードキャストで送信される。
【００２２】それぞれの車両１２の車載機１６では、デ
ータ送信装置１４からの無線信号を受信すると、図７に
示す課金中断データ処理のフローが実行される。この場
合、車載機１６は、課金中断要求データを受信すると、
ステップ７０１で、課金中断要求データを解析して課金
中断データを求めるとともに、ステップ７０２で、課金
対象となる車両１２の種類、つまり車種データを読み込
む。そして、ステップ７０３で、車載機１６に予め登録
されている車種と適合するかを判断し、ここで、適合し
なければ、ステップ７０４で、この時の課金中断データ
を廃棄し、図６（ａ）に示す時間Ｔ１の車載機課金タイ
ミングの課金信号による無線カード１７に対する課金値
の引き去り処理を行なう。
ータ送信装置１４からの無線信号を受信すると、図７に
示す課金中断データ処理のフローが実行される。この場
合、車載機１６は、課金中断要求データを受信すると、
ステップ７０１で、課金中断要求データを解析して課金
中断データを求めるとともに、ステップ７０２で、課金
対象となる車両１２の種類、つまり車種データを読み込
む。そして、ステップ７０３で、車載機１６に予め登録
されている車種と適合するかを判断し、ここで、適合し
なければ、ステップ７０４で、この時の課金中断データ
を廃棄し、図６（ａ）に示す時間Ｔ１の車載機課金タイ
ミングの課金信号による無線カード１７に対する課金値
の引き去り処理を行なう。
【００２３】一方、ステップ７０３で、車載機１６に登
録されている車種と適合すると判断すると、ステップ７
０５で、図６（ｂ）に示す時間Ｔ２の課金中断タイミン
グの課金中断要求データを取り込む。この場合、課金中
断要求データによる課金中断タイミングの時間Ｔ２は、
図６（ａ）に示す車載機課金タイミングの課金信号の時
間Ｔ１より十分に長い時間であり、この課金中断要求デ
ータによる課金中断タイミングの時間Ｔ２の間、時間Ｔ
１の車載機課金タイミングによる課金信号による無線カ
ード１７の課金を中断する。これにより、この時間Ｔ２
を経過するまでの間は、無線カード１７への課金は行な
われず、無線カード１７の残額は保持される。
録されている車種と適合すると判断すると、ステップ７
０５で、図６（ｂ）に示す時間Ｔ２の課金中断タイミン
グの課金中断要求データを取り込む。この場合、課金中
断要求データによる課金中断タイミングの時間Ｔ２は、
図６（ａ）に示す車載機課金タイミングの課金信号の時
間Ｔ１より十分に長い時間であり、この課金中断要求デ
ータによる課金中断タイミングの時間Ｔ２の間、時間Ｔ
１の車載機課金タイミングによる課金信号による無線カ
ード１７の課金を中断する。これにより、この時間Ｔ２
を経過するまでの間は、無線カード１７への課金は行な
われず、無線カード１７の残額は保持される。
【００２４】その後、図６（ｃ）に示すように、時間Ｔ
２が経過し、次の課金中断要求データが受信されるまで
の間に、車載機１６より図６（ａ）に示す車載機課金タ
イミングの課金信号が出力されると、この時の課金信号
により無線カード１７に対する課金処理が行なわれる。
２が経過し、次の課金中断要求データが受信されるまで
の間に、車載機１６より図６（ａ）に示す車載機課金タ
イミングの課金信号が出力されると、この時の課金信号
により無線カード１７に対する課金処理が行なわれる。
【００２５】以下、課金中断要求データ発生装置２４よ
り所定の課金中断タイミングで、課金中断要求データが
出力されると、この課金中断要求データによる課金中断
タイミングの時間Ｔ２の間だけ課金を中断するような動
作が繰り返し実行され、これにより、車両１２が駐車場
１１に駐車している限り、この車両１２に対して所定時
間ごとに課金されつづけ、この結果として、駐車時間に
応じた駐車料金が利用者の無線カード１７より自動的に
収受される。
り所定の課金中断タイミングで、課金中断要求データが
出力されると、この課金中断要求データによる課金中断
タイミングの時間Ｔ２の間だけ課金を中断するような動
作が繰り返し実行され、これにより、車両１２が駐車場
１１に駐車している限り、この車両１２に対して所定時
間ごとに課金されつづけ、この結果として、駐車時間に
応じた駐車料金が利用者の無線カード１７より自動的に
収受される。
【００２６】従って、このようにすれば、一定時間ごと
に課金処理を実行する車載機１６に対し、所定の課金中
断タイミングで発生される課金中断要求データにより課
金を中断させながら、自動的に駐車料金を収受するよう
にしたので、例えば、利用者が故意に車載機１６の通信
を妨害したような場合にも、課金が行なわれなくなるよ
うなことを防止できる。
に課金処理を実行する車載機１６に対し、所定の課金中
断タイミングで発生される課金中断要求データにより課
金を中断させながら、自動的に駐車料金を収受するよう
にしたので、例えば、利用者が故意に車載機１６の通信
を妨害したような場合にも、課金が行なわれなくなるよ
うなことを防止できる。
【００２７】また、この第２の実施の形態でも、駐車中
の不特定多数の車両に一度に駐車料金を課金することが
できるので、出庫時の累積計算処理を省略でき、駐車場
からの車両の出庫を迅速に行なうことができ、出庫時の
渋滞を解消することができる。
の不特定多数の車両に一度に駐車料金を課金することが
できるので、出庫時の累積計算処理を省略でき、駐車場
からの車両の出庫を迅速に行なうことができ、出庫時の
渋滞を解消することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、駐
車場に駐車される不特定多数の車両に対し、それぞれの
車載機が課金要求データを受信するごとに自動的に駐車
料金を累積課金するようにできるので、車両の出庫時の
累積計算処理を省略することができ、駐車場からの車両
の出庫を迅速に行なうことができ、出庫時の渋滞を解消
することができる。
車場に駐車される不特定多数の車両に対し、それぞれの
車載機が課金要求データを受信するごとに自動的に駐車
料金を累積課金するようにできるので、車両の出庫時の
累積計算処理を省略することができ、駐車場からの車両
の出庫を迅速に行なうことができ、出庫時の渋滞を解消
することができる。
【００２９】また、一定時間ごとに課金処理を実行する
車載機に対し、所定の課金中断タイミングで発生される
課金中断要求データにより課金を中断させながら、自動
的に駐車料金を収受するようにしたので、例えば、利用
者が故意に車載機の通信を妨害したような場合にも、課
金が行なわれなくなるようなことを防止できる。
車載機に対し、所定の課金中断タイミングで発生される
課金中断要求データにより課金を中断させながら、自動
的に駐車料金を収受するようにしたので、例えば、利用
者が故意に車載機の通信を妨害したような場合にも、課
金が行なわれなくなるようなことを防止できる。
【図１】本発明の第１の実施の形態の駐車場課金システ
ムが適用される駐車場の概略構成図。
ムが適用される駐車場の概略構成図。
【図２】第１の実施の形態に適用される車載機と無線カ
ードの概念図。
ードの概念図。
【図３】第１の実施の形態に適用される車載機の概略構
成を示す図。
成を示す図。
【図４】第１の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図５】本発明の第２の実施の形態の概略構成を示す
図。
図。
【図６】第２の実施の形態の車載機での課金タイミング
を説明するための図。
を説明するための図。
【図７】第２の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図８】従来の駐車場課金システムの概略構成を示す
図。
図。
１１…駐車場、 １２…車両、 １３…課金要求データ発生装置、 １４…データ送信装置、 １５…アンテナ、 １６…車載機、 １６１…車載機アンテナ、 １６２…データ受信装置、 １６３…データ解析装置、 １６４…無線カード入出力装置、 １７…無線カード、 ２１…起動アンテナ、 ２２…データ送信装置、 ２３…起動要求データ発生装置、 ２４…課金中断要求データ発生装置。
Claims (2)
- 【請求項１】 一定時間ごとに車種データと課金データ
を有する課金要求データを発生する課金要求データ発生
手段と、 この課金要求データ発生手段より発生する課金要求デー
タを無線信号に変換して出力する無線信号出力手段と、 課金記録媒体を有し、前記無線信号出力手段の無線信号
を受信するとともに、該無線信号から前記課金要求デー
タを復元し、該課金要求データの車種データに適合する
のを条件に前記課金データに基づいて前記課金記録媒体
の内容を変更する車載機とを具備したことを特徴とする
駐車場課金システム。 - 【請求項２】 起動要求データを無線信号により発生す
る起動要求データ発生手段と、 課金記録媒体を有し、前記起動要求データ発生手段の無
線信号を受信するとともに、前記起動要求データにより
起動され、一定時間ごとに発生される課金信号に基づい
て前記課金記録媒体の内容を変更する車載機と、 一定時間ごとに車種データを有する課金中断要求データ
を発生する課金中断要求データ発生手段と、 この課金中断要求データ発生手段より発生する課金中断
要求データを無線信号に変換して出力する無線信号出力
手段とを具備し、 前記車載機により前記無線信号出力手段の無線信号を受
信するとともに、該無線信号から前記課金中断要求デー
タを復元し、該課金中断要求データの車種データに適合
するのを条件に、前記課金中断要求データにより前記課
金信号による前記課金記録媒体の内容変更を一時中断さ
せるようにしたことを特徴とする駐車場課金システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094693A JPH11296705A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 駐車場課金システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10094693A JPH11296705A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 駐車場課金システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11296705A true JPH11296705A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14117279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10094693A Withdrawn JPH11296705A (ja) | 1998-04-07 | 1998-04-07 | 駐車場課金システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11296705A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001202543A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | 通行車両課金装置 |
| JP2003529166A (ja) * | 2000-03-29 | 2003-09-30 | モデュル − システム スウェーデン アクチボラゲット | 駐車現金支払いシステムに関する方法 |
| KR100426610B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-04-08 | 주식회사 이카드솔루션스 | 주차장의 요금징수 서비스방법 |
| KR100730894B1 (ko) | 2004-03-16 | 2007-06-21 | (주)에스디시스템 | 차종 분류가 가능한 무인 주차관리시스템 |
-
1998
- 1998-04-07 JP JP10094693A patent/JPH11296705A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001202543A (ja) * | 2000-01-18 | 2001-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | 通行車両課金装置 |
| JP2003529166A (ja) * | 2000-03-29 | 2003-09-30 | モデュル − システム スウェーデン アクチボラゲット | 駐車現金支払いシステムに関する方法 |
| JP4733899B2 (ja) * | 2000-03-29 | 2011-07-27 | モデュル − システム スウェーデン アクチボラゲット | 駐車現金支払いシステムに関する方法 |
| KR100426610B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-04-08 | 주식회사 이카드솔루션스 | 주차장의 요금징수 서비스방법 |
| KR100730894B1 (ko) | 2004-03-16 | 2007-06-21 | (주)에스디시스템 | 차종 분류가 가능한 무인 주차관리시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1975884B1 (en) | Mobile object charging system and mobile object charging method by mobile object charging system | |
| EP0798668B1 (en) | An automatic toll charging system and a vehicle-mounted unit used in the automatic toll charging system | |
| JP2003016486A (ja) | 車両の運行料金徴収システム、車両制御装置、及び車両の運行料金徴収方法 | |
| JP4050275B2 (ja) | ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム | |
| KR20000017579A (ko) | 요금징수 시스템, 차량 탑재기 및 요금징수 방법 | |
| JPH09102055A (ja) | 移動体用通信制御方法 | |
| CN108364363B (zh) | 用于实现电子不停车收费的车载系统、方法及车辆 | |
| JPH11296705A (ja) | 駐車場課金システム | |
| JP2005228173A (ja) | Ｄｓｒｃ情報提供システムおよびｄｓｒｃ情報提供方法 | |
| KR100637705B1 (ko) | 통행 요금 징수 시스템 및 그 방법 | |
| JP2003058925A (ja) | 駐車場管理システム | |
| JP3110209B2 (ja) | 有料道路料金収受設備の車載機 | |
| CN113823005A (zh) | 一种路侧停车收费系统及方法 | |
| JP2001022980A (ja) | 路側通信装置及び自動料金収受システム | |
| JP2001351135A (ja) | 移動体管理システム、移動体管理制御装置、移動通信装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
| JP2002216191A (ja) | 移動体用情報伝達システム及び与信システム | |
| JP2930078B1 (ja) | 自動料金収受システムにおける車載器 | |
| JPH11265469A (ja) | 特定区域課金方式 | |
| CN116013099B (zh) | 用于etc伴侣的信息播放方法、装置、存储介质及电子设备 | |
| JP3933836B2 (ja) | ノンストップ自動料金収受システムにおける二重課金防止方法 | |
| KR102221421B1 (ko) | 오과금 및 미과금을 방지하는 스마트 톨링 장치의 운영 방법 및 시스템 | |
| JP3819714B2 (ja) | ロードプライシングシステム | |
| JPH11175784A (ja) | 料金収受システム | |
| JP3964222B2 (ja) | 駐車車両課金システム、路側通信装置および駐車車両課金方法 | |
| JP3624616B2 (ja) | 自動料金収受システムに適用される車載機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |