JP2003529166A - 駐車現金支払いシステムに関する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 移動電話機（１）が駐車の開始及び終了のために使用され、電話機ユーザは、駐車期間の開始及び終了時に前記移動電話機を介して駐車システムに属する受信用のコンピュータ（２）に少なくとも１つのコードを送信するようにした駐車システムの現金支払い方法。本発明は、電話機ユーザの特定コード（７）、ＰＩＮコードのような１回限りコード、前記コンピュータ（２）に対する電話番号、及び、駐車のために利用できる金額についての計算書を包含する開始パケットが使用され、前記駐車システムに接続されるとき、前記移動電話機（１）は、前記電話番号を介して前記コンピュータ（２）に接続させられ、その後、前記ユーザの特定コード（７）と前記１回限りコードは、前記移動電話機により前記コンピュータ（２）に送らされ、前記コンピュータ（２）は、この移動電話機（１）の番号を検出して記憶させられ、前記コンピュータ（２）は、前記ユーザの特定コードと前記１回限りコードを比較させられ、前記ユーザの特定コードと前記１回限りコードとの間で一致が発見されると、前記ユーザの特定コードは、前記移動電話機の番号と駐車のために利用できる金額と共に記憶され、駐車期間の開始及び終了は、前記移動電話機（１）を前記コンピュータ（２）に所属する所定の電話番号に接続させることによりそれぞれ開始されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、駐車の開始及び終了のために移動電話機を使用することができ、駐
車期間の開始及び終了時に移動電話システムを介して電話機ユーザが少なくとも
１つのコードをコンピュータに送る駐車現金（ｃａｓｈ）支払いシステムに関す
る方法に関する。

【０００２】 スエーデン特許明細書第９８００８８８−１は、移動電話機の支援による駐車
システムを教示している。この特許明細書によれば、電話機ユーザの所有の現金
カードまたは何らかの類似カードに記載され、支払手段として駐車システムによ
り受け入れられたデータ及び少なくとも１つのユーザの特定証明書（ｒｅｆｅｒ
ｅｎｃｅ）は、関連する駐車会社に属するデータベースに共に記憶され保持され
る。

【０００３】 ユーザの特定証明書は、駐車に関して使用される電話機の番号の一部を含むこ
とが好ましい。この電話機の番号は、この電話機が駐車システムに属する電話番
号に接続される時に駐車システムのコンピュータにより検出される。 一実施例によれば、ユーザの特定証明書は、プラスチックのカードまたは対応
するデータ担持体の形をした車両の特定証明書を包含し、このユーザの特定証明
書は、そのカードの機械読み取り可能コードからなる。または、車両の特定証明
書は、もちろん、車両登録番号にあってもよい。

【０００４】 この実施例によれば、データベースの電話番号に結び付けれたキャッシュ・カ
ードは、電話機を駐車システムに接続する時に問題の電話番号を検出することに
より、請求書送付のために確認される。 駐車システムは、駐車期間の開始が報ぜられたか否かをチェックする時に駐車
係りにその車両の登録番号またはその代わりに機械読み取り可能コードのいずれ
かの読み取りを要求するようなものであってもよい。

【０００５】 前記の特許によれば、駐車係りは、その関連する駐車場を所有する会社に属す
るとともに、駐車期間を開始したがまだ駐車を終了していない車両に関する情報
を含むコンピュータと無線接続した携帯通信装置を備えている。例えば、この通
信装置は、スエーデン特許明細書第９７０００５４−１に記載の制御ユニットに
従って設計してもよい。この場合、駐車係りは、関連する 駐車区域の識別デー
タを制御ユニットに入力する。この制御ユニットは、次に、問題の駐車区域に適
切に駐車した車両をリストアップしたいわゆる駐車リスト、すなわち、駐車期間
の開始を報じた車両の登録番号をそのコンピュータから取り出す。制御ユニット
は、次に、この読み取られた登録番号と駐車リストを比較して開始した駐車が報
じられていない時に表示を行う。

【０００６】 かくして、駐車期間の開始及び終了は、電話機により非常に円滑にかつ効果的
に報ずることができる。 しかし、駐車請求書作成のために使用することのできるキャッシュ・カードを
入手しない人の場合には問題が生じる。すなわち、この人は上記システムを利用
できない。 本発明はこの問題を解決する。

【０００７】 従って、本発明は、移動電話機が駐車の開始及び終了のために使用され、電話
機ユーザが駐車期間の開始及び終了時に前記移動電話機を介して駐車システムに
属する受信用のコンピュータに少なくとも１つのコードを送信するようにした前
記駐車システムの現金支払いを行う方法に関し、電話機ユーザの特定コード、Ｐ
ＩＮコードのような１回限りコード、前記コンピュータに対する電話番号、及び
、駐車のために利用できる金額についての通知を包含する開始パケットが使用さ
れ、前記駐車システムに接続されるとき、前記移動電話機は、前記電話番号を介
して前記コンピュータに接続させられ、その後、前記ユーザの特定コードと前記
１回限りコードは、前記移動電話機により前記コンピュータに送られ、前記コン
ピュータは、この移動電話機の番号を検出して記憶させられ、前記コンピュータ
は、前記ユーザの特定コードと前記１回限りコードを比較させられ、前記ユーザ
の特定コードと前記１回限りコードとの間で一致が発見されると、前記ユーザの
特定コードは、前記移動電話機の番号と駐車料金支払いのために利用できる与え
られた金額と共に記憶され、駐車期間の開始及び終了は、前記移動電話機を前記
コンピュータに所属する所定の電話番号に接続させることによりそれぞれ開始さ
れることを特徴とする。

【０００８】 次に、添付図面に示した本発明の実施例に関し本発明を詳細に一部記載する。 本発明は、移動電話機が駐車期間の開始及び終了のために使用される駐車シス
テムでの現金支払方法に関する。 駐車期間の開始及び終了の時に、ユーザは、移動電話機１を介して駐車システ
ムに属する受信用のコンピュータ２に対して少なくとも１つのコードを送る。こ
のコードは、呼出電話機の番号からなるものであってもよいし、この番号を包含
するものであってもよい。

【０００９】 公知の種類の電話システムは、図１に示してあって、基地局３と関連するネッ
トワーク・オペレータに属する交換センタ４を有している。コンピュータ２は、
公知の仕方で固定電話ネットワークを介して交換センタ４に接続されている。 コンピュータ２は、データベース５に接続され、このデータベース５には移動
電話機によりそれぞれ駐車期間の開始及び終了のために必要とされる情報が記憶
されている。

【００１０】 本発明によれば、ユーザの特定コード、ＰＩＮコードのような１回限りコード
、コンピュータ２に対する電話番号、及び駐車料金をカバーする金額の知らせを
有する開始パケットが使用される。このような開始パケットは、この開始パケッ
トを販売する小売店からユーザにより購入される。この小売店は、本屋、新聞販
売店、商店または特定の売店であってもよい。 人が開始パケットを購入して駐車システムと連結したい場合、人は、自分の移
動電話機でその開始パケットに与えられた駐車システムのコンピュータ２の電話
番号を呼び出す。コンピュータ電話機のこの電話番号は、システムへの接続時に
特に使用されるようにした番号である。

【００１１】 コンピュータ２への接続が確立されると、コンピュータ２は、音声メッセージ
によりユーザに対してユーザの特定コードと１回限り番号を述べるよう要求して
もよい。これは、電話機のキーパッドでコードを入力することにより行われる。
このコードは、次にコンピュータ２へ送られる。

【００１２】 コンピュータ２は、これで移動電話機の番号を検出し記憶させられる。コンピ
ュータ２は、次に、そのユーザの特定コードと１回限りコードを比較させられる
。開始パケットの種々の部分の生成の場合、全てのユーザ・コードは、それぞれ
関連の１回限りコードと１対にされて、データベース５に記憶されている。ユー
ザの特定コードと１回限りコードとの間で一致が発見されると、コンピュータ２
は、このユーザの特定コードをその移動電話機の番号と駐車を行うことができる
金額と共に記憶させられる。

【００１３】 この金額に関して云えば、開始パケットは、購入するにはＳＥＫ５００かかり
、そのＳＥＫ４５０が駐車に利用可能である。 第１の実施例によれば、ユーザの特定コードは、機械読み取り可能コードであ
って、開始パケットの担持体（ｃａｒｒｉｅｒ）６に設けられている。この担持
体６は、駐車制御を実行する時に車両外から機械読み取り可能符号７が読み取る
ことができるように車両内に置かれるようにする。

【００１４】 駐車期間の開始及び終了は、コンピュータに属する所定の電話番号に移動電話
機を接続させることによってそれぞれ開始される。この電話番号は、一定の駐車
区域に適用される番号であってもよい。駐車時に、ユーザは、駐車係りが機械読
み取り可能ユーザ特定コードを読み取ることができるように、この特定コードを
位置付けて担持体を配置するものとする。

【００１５】 このためには、担持体６は、駐車チェックを実行する時に車両外から機械読み
取り可能コードが読み取れるような仕方で車両内に配置するようにする。例えば
、担持体６が接着条片の形を有する場合、この接着条片は、その符号が外方へ向
くように車両のフロントガラスの内面に貼り付けてもよい。コード７は、駐車係
りにより機械的に読み取ることができ、コンピュータ２に記憶した駐車カード・
リストと比較することができるバー・コードであってもよい。このコードは、図
２に示したように、明示的に与えられてもよい。

【００１６】 第２のまたは別の実施例によれば、車両登録番号は、駐車システムに接続され
ると、移動電話機を介してコンピュータに送られる。この場合、コンピュータは
、ユーザの特定コードに結合された車両登録番号を記憶する。車両登録番号は、
いわゆるＳＭＳメッセージにより、または何らかの他の方法で送ってもよい。例
えば、車両登録番号は、０＝００、１＝０１、２＝０２、…、９＝０９で、Ａ＝
１０、Ｂ＝１１、Ｃ＝１２、…などであるコードを使用して送信されてもよい。

【００１７】 駐車制御を実施するとき、適当な公知の制御ユニットの支援により駐車車両の
登録番号（複数）が読み取られ、コンピュータのユーザの特定コードに結合され
た車両登録番号（複数）が比較されることにより、駐車した車両の登録番号は、
いわゆる駐車リストと比較される。 駐車期間の開始時に、コンピュータ２は呼び出し移動電話機の番号を検出し、
関連するユーザの特定コードを駐車料金を支払った車両に属するものとしてコン
ピュータ内で指示する。

【００１８】 駐車期間の終了時に、コンピュータは、呼び出し移動電話機の番号を検出し、
この番号と共に、関連するユーザの特定コードを駐車料金がいまだ支払われてい
ない車両に属するものとしてコンピュータ内で指示する。 駐車が終了すると、コンピュータは、適切な駐車料金を電話番号またはユーザ
の特定コードに関連した口座の駐車のために利用できる金額から差し引く。

【００１９】 如何ほどの金額が駐車のために利用できるか、または関連する駐車区域におい
て利用可能な資金によりカバーされる駐車時間の長さについて、ユーザに知らせ
る電話音声メッセージを、駐車期間の開始時にコンピュータにより発生されるこ
とが望ましい。 好適な実施例によれば、ＰＩＮコードのような少なくとも１つの１回限りコー
ドと一定の金額とを含む再補充パケットを得ることができる。この再補充パケッ
トは、開始パケットと同じ方法で購入できる。

【００２０】 再補充パケットを使用すべき場合、移動電話機はコンピュータに接続され、１
回限りコードは、移動電話機を介してコンピュータに送られる。この場合、関連
する移動電話機の番号は、開始パケットに基づいてシステムに既に接続された番
号である。次に、コンピュータは、移動電話機の番号を検出して、この番号と利
用できる金額を、関連する移動電話機の電話番号に属するユーザの特定コードと
共に記憶させられる。

【００２１】 もしも口座で資金が利用できない場合、電話機のユーザは、移動電話機をコン
ピュータ２に接続すると電話機の音声メッセージを介してそのことを知ることが
できる。 従って、本発明は、本明細書の導入部に記載した問題を解決する。

【００２２】 本発明は、数個の実施例に関して記載したが、明らかに、このシステムは取り
分け、システムへのアクセスを得るために必要とされるコードの数に関して変え
ることができる。コード担持体は、機械的にまたは何らかの他の機械読み取り可
能方法でコードを読み取ることができるように設計することもできる。 従って、変形例、変更例は、上記の請求項の範囲内でなし得るので、本発明は
、上記の実施例に限定されるものと考えられるべきではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 電話システムと駐車システムの略図。

【図２】 ユーザの特定コードを備えた担持体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ， ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，Ｇ Ｍ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ， ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ， ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，Ｂ Ｚ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ， ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，Ｊ Ｐ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ 【要約の続き】 のために利用できる金額と共に記憶され、駐車期間の開 始及び終了は、前記移動電話機（１）を前記コンピュー タ（２）に所属する所定の電話番号に接続させることに よりそれぞれ開始されることを特徴とする。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 移動電話機（１）が駐車の開始及び終了のために使用され、
   電話機ユーザは、駐車期間の開始及び終了時に前記移動電話機を介して駐車シス
   テムに属する受信用のコンピュータ（２）に少なくとも１つのコードを送信する
   ようにした前記駐車システムの現金支払いを行う方法において、電話機ユーザの
   特定コード（７）、ＰＩＮコードのような１回限りコード、前記コンピュータ（
   ２）に対する電話番号、及び、駐車のために利用できる金額についての計算書を
   包含する開始パケットが使用され、前記駐車システムに接続されるとき、前記移
   動電話機（１）は、前記電話番号を介して前記コンピュータ（２）に接続させら
   れ、その後、前記ユーザの特定コード（７）と前記１回限りコードは、前記移動
   電話機により前記コンピュータ（２）に送られ、前記コンピュータ（２）は、こ
   の移動電話機（１）の番号を検出して記憶し、前記コンピュータ（２）は、前記
   ユーザの特定コードと前記１回限りコードを比較し、前記ユーザの特定コードと
   前記１回限りコードとの間で一致が発見されると、前記ユーザの特定コードは、
   前記移動電話機の番号と駐車のために利用できる金額と共に記憶され、駐車期間
   の開始及び終了は、前記移動電話機（１）を前記コンピュータ（２）に所属する
   所定の電話番号に接続させることによりそれぞれ開始されることを特徴とする方
   法。
2. 【請求項２】 前記コンピュータ（２）は、駐車期間の開始時に呼び出し移
   動電話機（１）の電話番号を検出し、これと共に、関連するユーザの特定コード
   （７）を駐車料金が支払われた車両に属するものとして前記コンピュータ（２）
   内で指示し、前記コンピュータ（２）は、駐車期間の終了時に前記呼び出し移動
   電話機（１）の電話番号を検出して、これと共に、前記ユーザの特定コード（７
   ）が駐車料金がまだ支払われていない車両に属するものとして前記コンピュータ
   （２）で指示し、前記コンピュータ（２）は、駐車期間の終了後、適切な駐車料
   金を前記利用できる金額から差し引かれることを特徴とする、請求項１記載の方
   法。
3. 【請求項３】 前記ユーザの特定コード（７）は、機械読み取り可能コード
   であって、前記開始パケットのコード担持体（６）に設けられており、このコー
   ド担持体（６）は、前記機械読み取り可能コード（７）が駐車制御に関連して車
   両外から読み取ることができる様に車両内に配置されるようにしたことを特徴と
   する、請求項１または２記載の方法。
4. 【請求項４】 前記車両の登録番号は、前記駐車システムに接続されると前
   記移動電話機を介して前記コンピュータに送られ、前記コンピュータは、その登
   録番号と共に前記ユーザの特定コードに接続された登録番号を記憶し、駐車した
   車両の登録番号は、駐車制御を実行するとき、いわゆる駐車車両のリストと比較
   されることを特徴とする、請求項１または２記載の方法。
5. 【請求項５】 ＰＩＮコードのような少なくとも１つの１回限りコードと表
   示された金額とを含む再補充パケットを有し、前記移動電話機（１）が前記コン
   ピュータ（２）に接続されて前記１回限りコードが前記移動電話機の支援により
   前記コンピュータに送られると、このコンピュータ（２）は、その移動電話機の
   番号を検出して、この移動電話機の番号と前記利用可能な金額を、この移動電話
   機の番号に属するユーザの特定コード（７）と共に記憶させられることを特徴と
   する、請求項１、２、３または４記載の方法。