JPH11294789A - 空調装置の外壁パネル - Google Patents
空調装置の外壁パネルInfo
- Publication number
- JPH11294789A JPH11294789A JP10098595A JP9859598A JPH11294789A JP H11294789 A JPH11294789 A JP H11294789A JP 10098595 A JP10098595 A JP 10098595A JP 9859598 A JP9859598 A JP 9859598A JP H11294789 A JPH11294789 A JP H11294789A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- air conditioner
- wall panel
- foam
- edge member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調装置の外壁パネルのリサイクルを容易に
する。 【解決手段】 外壁パネル３は、合成樹脂製で額縁状の
縁部材６と、その縁部材６の外溝６ａに嵌着した金属製
の外板１１と、同上の縁部材６の内溝６ｂに嵌着した金
属製で多孔性の内板１２とを備える。上記の外板１１の
内面と上記の内板１２の内面とに合成樹脂製のフィルム
２１・２２を予め貼りつけておく。そして、上記の縁部
材６と上記の両フィルム２１・２２とで囲まれたパネル
空間に、ウレタン樹脂等からなる発泡体Ｆを充填する。
する。 【解決手段】 外壁パネル３は、合成樹脂製で額縁状の
縁部材６と、その縁部材６の外溝６ａに嵌着した金属製
の外板１１と、同上の縁部材６の内溝６ｂに嵌着した金
属製で多孔性の内板１２とを備える。上記の外板１１の
内面と上記の内板１２の内面とに合成樹脂製のフィルム
２１・２２を予め貼りつけておく。そして、上記の縁部
材６と上記の両フィルム２１・２２とで囲まれたパネル
空間に、ウレタン樹脂等からなる発泡体Ｆを充填する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調装置のケー
シングの外壁として使用するパネルに関する。
シングの外壁として使用するパネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の空調装置の外壁パネルは、従来
では、所定の間隔をあけて配置した外板と内板との間に
ウレタン樹脂等を発泡充填するだけにとどまっていた。
では、所定の間隔をあけて配置した外板と内板との間に
ウレタン樹脂等を発泡充填するだけにとどまっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近におけ
る環境保護意識や資源再利用意識の高まりにより、空調
装置についても活発にリサイクルが行われるようになり
つつある。しかしながら、従来の空調装置の外壁パネル
では、ウレタン樹脂等の発泡体が外板および内板に強固
に接合しているため、これらを分離するのが容易でな
く、リサイクルに手間がかかっていた。本発明の目的
は、外壁パネルのリサイクルを容易にすることにある。
る環境保護意識や資源再利用意識の高まりにより、空調
装置についても活発にリサイクルが行われるようになり
つつある。しかしながら、従来の空調装置の外壁パネル
では、ウレタン樹脂等の発泡体が外板および内板に強固
に接合しているため、これらを分離するのが容易でな
く、リサイクルに手間がかかっていた。本発明の目的
は、外壁パネルのリサイクルを容易にすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１の発明は、例えば図１に示すように、空調
装置用外壁パネルを次のように構成した。即ち、金属製
の外板１１と金属製で多孔性の内板１２とを所定の間隔
をあけて配置し、上記の外板１１の内面と上記の多孔性
の内板１２の内面とに合成樹脂製のフィルム２１・２２
を装着して、上記の両フィルム２１・２２間に発泡体Ｆ
を充填したものである。
め、請求項１の発明は、例えば図１に示すように、空調
装置用外壁パネルを次のように構成した。即ち、金属製
の外板１１と金属製で多孔性の内板１２とを所定の間隔
をあけて配置し、上記の外板１１の内面と上記の多孔性
の内板１２の内面とに合成樹脂製のフィルム２１・２２
を装着して、上記の両フィルム２１・２２間に発泡体Ｆ
を充填したものである。
【０００５】上記の請求項１の発明は次の効果を奏す
る。外壁パネル内のパネル空間に発泡充填された発泡体
は内外のフィルムに接合するが、その内外のフィルムか
ら内板と外板とを容易に分離できる。このため、外壁パ
ネルのリサイクルが容易となり、その結果、空調装置全
体のリサイクルに手間がかからない。そのうえ、上記の
内板を多孔性に構成すると共に同上の内板の内面にフィ
ルムを装着したので、これら内板の多数の孔と上記フィ
ルムとの相互作用によって外壁パネルの吸音性能を向上
できる。
る。外壁パネル内のパネル空間に発泡充填された発泡体
は内外のフィルムに接合するが、その内外のフィルムか
ら内板と外板とを容易に分離できる。このため、外壁パ
ネルのリサイクルが容易となり、その結果、空調装置全
体のリサイクルに手間がかからない。そのうえ、上記の
内板を多孔性に構成すると共に同上の内板の内面にフィ
ルムを装着したので、これら内板の多数の孔と上記フィ
ルムとの相互作用によって外壁パネルの吸音性能を向上
できる。
【０００６】この発明においては、請求項２に示すよう
に、二酸化ケイ素を主成分とした無機質の微細粒子と発
泡成形材料との混合物によって前記の発泡体Ｆを構成す
ることが好ましい。その請求項２の構成によれば、上記
の微細粒子の重量効果等によって外壁パネルの遮音性能
を向上できる。
に、二酸化ケイ素を主成分とした無機質の微細粒子と発
泡成形材料との混合物によって前記の発泡体Ｆを構成す
ることが好ましい。その請求項２の構成によれば、上記
の微細粒子の重量効果等によって外壁パネルの遮音性能
を向上できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
によって説明する。その図１は、空調装置のケーシング
１の断面視部分図である。上記ケーシング１はフレーム
２を備え、そのフレーム２の外面に複数枚の外壁パネル
３・３が着脱自在で気密状に固定される。符号４はガス
ケットである。
によって説明する。その図１は、空調装置のケーシング
１の断面視部分図である。上記ケーシング１はフレーム
２を備え、そのフレーム２の外面に複数枚の外壁パネル
３・３が着脱自在で気密状に固定される。符号４はガス
ケットである。
【０００８】上記の外壁パネル３は、合成樹脂製で額縁
状の縁部材６を備える。その縁部材６の外溝６ａに金属
製の外板１１が嵌着される。また、その縁部材６の内溝
６ｂには、金属製で多孔性の内板１２が嵌着される。符
号１２ａは多数の孔である。なお、その内板１２は、パ
ンチグメタル等の市販品を利用することが好ましい。
状の縁部材６を備える。その縁部材６の外溝６ａに金属
製の外板１１が嵌着される。また、その縁部材６の内溝
６ｂには、金属製で多孔性の内板１２が嵌着される。符
号１２ａは多数の孔である。なお、その内板１２は、パ
ンチグメタル等の市販品を利用することが好ましい。
【０００９】所定の間隔をあけて配置した上記の外板１
１と内板１２の各内面には、合成樹脂製のフィルム２１
・２２を両面テープ等によって予め装着してある。上記
の縁部材６と上記フィルム２１・２２(及び外板１１と
内板１２)とによって囲まれたパネル空間に、断熱性と
防音性を備えた発泡体Ｆが充填される。
１と内板１２の各内面には、合成樹脂製のフィルム２１
・２２を両面テープ等によって予め装着してある。上記
の縁部材６と上記フィルム２１・２２(及び外板１１と
内板１２)とによって囲まれたパネル空間に、断熱性と
防音性を備えた発泡体Ｆが充填される。
【００１０】上記の発泡体Ｆは、二酸化ケイ素を主成分
とした無機質の微細粒子と発泡成形材料との混合物によ
って構成されており、公知の方法によって発泡される。
上記の微細粒子は、資源を再利用するため、ガラス容器
等のガラス製品をリサイクルしたものを利用することが
好ましい。また、上記の発泡体Ｆの遮音性向上と良好な
発泡性とを両立させるため、上記の微細粒子の粒子径
は、10μｍから1.2ｍｍの範囲内であることが好ましい。
とした無機質の微細粒子と発泡成形材料との混合物によ
って構成されており、公知の方法によって発泡される。
上記の微細粒子は、資源を再利用するため、ガラス容器
等のガラス製品をリサイクルしたものを利用することが
好ましい。また、上記の発泡体Ｆの遮音性向上と良好な
発泡性とを両立させるため、上記の微細粒子の粒子径
は、10μｍから1.2ｍｍの範囲内であることが好ましい。
【００１１】上記の発泡成形材料は、一般的なものであ
ってもよく、例えば、ウレタン樹脂と発泡剤とを組み合
わせたもの、又はその組み合わせたものに触媒を加えた
もの等が考えられる。前記の金属製の外板１１および内
板１２は、鋼板に塗装やメッキを施したもの又はアルミ
ニウムに表面処理を施したもの等が考えられる。前記の
縁部材６は、外壁パネル３に大きな断熱性を具備させる
と共に外観を良好に保つため、例示した合成樹脂である
ことが好ましいが、木材や他の種類の材料であっても差
し支えない。
ってもよく、例えば、ウレタン樹脂と発泡剤とを組み合
わせたもの、又はその組み合わせたものに触媒を加えた
もの等が考えられる。前記の金属製の外板１１および内
板１２は、鋼板に塗装やメッキを施したもの又はアルミ
ニウムに表面処理を施したもの等が考えられる。前記の
縁部材６は、外壁パネル３に大きな断熱性を具備させる
と共に外観を良好に保つため、例示した合成樹脂である
ことが好ましいが、木材や他の種類の材料であっても差
し支えない。
【図１】空調装置のケーシングの断面視部分図である。
１１…外板、１２…内板、２１・２２…フィルム、Ｆ…
発泡体。
発泡体。
Claims (2)
- 【請求項１】 空調装置の外壁を構成するパネルであっ
て、金属製の外板(１１)と金属製で多孔性の内板(１２)
とを所定の間隔をあけて配置し、上記の外板(１１)の内
面と上記の多孔性の内板(１２)の内面とに合成樹脂製の
フィルム(２１)(２２)を装着して、上記の両フィルム
(２１)(２２)間に発泡体(Ｆ)を充填した、ことを特徴と
する空調装置の外壁パネル。 - 【請求項２】 二酸化ケイ素を主成分とした無機質の微
細粒子と発泡成形材料との混合物によって前記の発泡体
(Ｆ)を構成した、ことを特徴とする請求項１に記載した
空調装置の外壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098595A JPH11294789A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空調装置の外壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10098595A JPH11294789A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空調装置の外壁パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294789A true JPH11294789A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14223996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098595A Pending JPH11294789A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | 空調装置の外壁パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294789A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727329U (ja) * | 1980-07-23 | 1982-02-13 | ||
| JPH05125252A (ja) * | 1991-11-01 | 1993-05-21 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 制振・遮音材用組成物 |
| JPH066536U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-28 | 鐘淵化学工業株式会社 | 耐火壁構造 |
| JPH06331289A (ja) * | 1993-05-26 | 1994-11-29 | Hitachi Ltd | 蓄熱槽 |
| JPH109607A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Shinko Kogyo Co Ltd | 空調装置用の気密式外壁パネル |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10098595A patent/JPH11294789A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5727329U (ja) * | 1980-07-23 | 1982-02-13 | ||
| JPH05125252A (ja) * | 1991-11-01 | 1993-05-21 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 制振・遮音材用組成物 |
| JPH066536U (ja) * | 1992-06-23 | 1994-01-28 | 鐘淵化学工業株式会社 | 耐火壁構造 |
| JPH06331289A (ja) * | 1993-05-26 | 1994-11-29 | Hitachi Ltd | 蓄熱槽 |
| JPH109607A (ja) * | 1996-06-25 | 1998-01-16 | Shinko Kogyo Co Ltd | 空調装置用の気密式外壁パネル |
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