JPH11351609A - 空調装置の外壁パネル - Google Patents

空調装置の外壁パネル

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Publication number
JPH11351609A
JPH11351609A JP10156534A JP15653498A JPH11351609A JP H11351609 A JPH11351609 A JP H11351609A JP 10156534 A JP10156534 A JP 10156534A JP 15653498 A JP15653498 A JP 15653498A JP H11351609 A JPH11351609 A JP H11351609A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
plate
air conditioner
soundproofing material
edge member
Prior art date
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Application number
JP10156534A
Other languages
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Inventor
Hiroshi Igawa
洋 井川
Kenji Uchida
健治 内田
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Sinko Industries Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Sinko Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調装置の外壁パネルの防音性能を向上させ
る。 【解決手段】 外壁パネル3は、合成樹脂によって額縁
状に形成した縁部材6と、その縁部材6の上側面に取付
けた金属製の外板11と、同上の縁部材6の下側面に取
付けた金属製の内板12と、上記の外板11の内面に接
合させた防音材15とを備える。その防音材15は、合
成樹脂製のシートからなり、水平方向へ所定の間隔をあ
けて設けた多数の柱状空隙17を備える。上記の縁部材
6と上記の外板11および防音材15と上記の内板12
とによって囲まれた空間に発泡体Fを充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調装置のケー
シングの外壁として使用するパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空調装置の外壁パネルは、従来
では、所定の間隔をあけて配置した外板と内板との間に
ウレタン樹脂等の発泡体を充填して構成したものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の外壁パネ
ルは、ケーシング内の冷熱または暖熱が外部へ逃げるの
をウレタン樹脂等の発泡体によって阻止できる点で優れ
るが、ケーシング内に設置したファン等の騒音を低減さ
せるうえで改善が要望されていた。本発明の目的は、空
調装置の外壁パネルの防音性能を向上させることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば、図1・図3・図5・図
7の各図に示すように、空調装置の外壁パネルを次のよ
うに構成した。即ち、合成樹脂によって額縁状に形成し
た縁部材6と、その縁部材6の外側面に取り付けた金属
製の外板11と、同上の縁部材6の内側面に取り付けた
金属製の内板12と、上記の外板11の内面と上記の内
板12の内面との少なくとも一方の内面に接合させた防
音材15とを備え、上記の縁部材6と上記の外板11お
よび内板12と上記の防音材15とによって囲まれた空
間に発泡体Fを充填した、ことを特徴とするものであ
る。なお、上記構成において、上記の防音材15は、外
板11の内面だけに接合される場合と、内板12の内面
だけに接合される場合と、外板11の内面に接合される
と共に内板12の内面にも接合される場合との三つの場
合がある。
【0005】上記の請求項1の発明は次の作用効果を奏
する。例えば、外板の内面だけに防音材を接合した場合
において、ケーシング内のファン等に起因する騒音エネ
ルギーは、まず、外壁パネルの内板および発泡体によっ
て減衰され、次いで、外板の内面に接合した防音材によ
って減衰され、その後、上記の外板によって減衰されて
ケーシング外へ伝播する。このため、外壁パネルの透過
損失が大きくなり、防音性能が向上する。また、内板の
内面だけに防音材を接合した場合においても、上記と同
様に作用して防音性能が向上する。そして、外板の内面
に防音材を接合すると共に内板の内面にも防音材を接合
した場合においては、防音性能がさらに向上する。
【0006】しかも、上記の外壁パネルを製作するとき
には、外板の内面と内板の内面との少なくとも一方の内
面に防音材を予め接合しておき、その外板と内板とを縁
部材に取り付けて、その後、上記の縁部材と上記の外板
および内板と上記の防音材ととによって囲まれた空間に
発泡体を充填すればよい。このように、外板と内板との
少なくとも一方に防音材を予め接合しておくだけでよい
ので、外壁パネルの製作作業に手間がかからない。
【0007】また、前記の目的を達成するため、請求項
2の発明は、例えば、図1・図3・図5・図7の各図に
示すように、空調装置の外壁パネルを次のように構成し
た。即ち、合成樹脂によって額縁状に形成した縁部材6
と、その縁部材6の外側面に取り付けた金属製の外板1
1と、同上の縁部材6の内側面に取り付けた金属製の内
板12と、上記の外板11の内面と上記の内板12の内
面とのいずれか一方の内面に接合させた防音材15と、
他方の内面に接合させた別の防音材とを備え、上記の縁
部材6と上記の外板11および内板12と上記の防音材
15および別の防音材とによって囲まれた空間に発泡体
Fを充填した、ことを特徴とするものである。
【0008】上記の請求項2の発明によれば、上記の防
音材の防音構造または材質と上記の別の防音材の防音構
造または材質とを組み合わせることにより、所望の周波
数領域の防音性能を向上したり、低周波数から高周波数
の全領域で防音性能を向上させることが可能となる。
【0009】上記の請求項1又は2の発明においては、
請求項3に示すように構成することが好ましい。即ち、
例えば図1又は図5に示すように、前記の防音材15
を、中空部分Cを備えた合成樹脂製のシートによって構
成するのである。その請求項3の発明によれば、上記の
中空部分内の気体(例えば空気)によって騒音エネルギー
を吸収できるので、防音性能が向上する。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、例えば図5に示すように、前記のシート形の防音材
15の厚さ方向に対して直交する方向へ分布する多数の
半球状空隙19によって前記の中空部分Cを構成したも
のである。その請求項4の発明は、多数の半球状空隙内
の気体によって騒音エネルギーを効率よく吸収できるの
で、防音性能がさらに向上する。しかも、シート形の防
音材は、上記の空隙を半球状に形成したので、発泡体の
発泡圧力や外力による変形を防止できる。
【0011】請求項5の発明は、前記の請求項3の構成
において、例えば図1に示すように、前記のシート形の
防音材15の厚さ方向に対して直交する方向へ所定の間
隔をあけて設けた多数の柱状空隙17によって前記の中
空部分Cを構成したものである。その請求項5の発明
は、多数の柱状空隙内の気体によって騒音エネルギーを
吸収できるので、防音性能が向上する。しかも、シート
形の防音材は、隣り合う空隙間を区画するリブによって
比較的に高い強度を備えることが可能である。
【0012】請求項6の発明は、上記の請求項1から5
のいずれかの構成において、前記の発泡体Fが、合成樹
脂製の発泡成形材料と二酸化ケイ素を主成分とした無機
質の微細粒子との混合物からなる、ことを特徴とするも
のである。上記の請求項6の発明によれば、発泡体に混
入した微細粒子の重量効果等によって外壁パネルの遮音
性能を向上できる。しかも、その微細粒子が二酸化ケイ
素を主成分とする無機質であるので、外壁パネルのリサ
イクルが容易である。
【0013】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1と図2は本発
明の第1実施形態を示している。まず、図1(A)と図1
(B)とによって本発明に係る外壁パネルの構造を説明す
る。図1(A)は、空調装置のケーシング1の断面視部分
図を示し、図1(B)は、上記の図1(A)中のB−B線矢
視における防音材15の断面図である。
【0014】上記ケーシング1はフレーム2を備え、そ
のフレーム2の外面に複数枚の外壁パネル3・3が着脱
自在で気密状に固定される。符号4はガスケットであ
る。上記の外壁パネル3は、合成樹脂製で額縁状の縁部
材6を備える。その縁部材6の外側面(ここでは上側面)
の外溝6aに金属製の外板11を嵌着すると共に、同上
の縁部材6の内側面(ここでは下側面)の内溝6bに金属
製の内板12を嵌着してある。そして、上記の外板11
の内面のほぼ全面に防音材15を接合してある。その接
合方法としては、接着剤や両面テープを利用することが
考えられる。
【0015】上記の防音材15は、中空部分Cを備えた
合成樹脂製のシートによって構成されている。より詳し
くいえば、その中空部分Cは多数の柱状空隙17によっ
て構成されており、これら柱状空隙17は、上記のシー
ト形の防音材15の厚さ方向に対して直交する方向(こ
こでは図1(A)中の左右方向)へ所定の間隔をあけて設
けられると共に、図1(B)中の左右方向へ長く延びてい
る。図中の符号18は、隣り合う空隙17・17を区画
するリブである。なお、上記の柱状空隙17は、ほぼ正
方形の断面形状で例示してあるが、その断面形状は長方
形または平行四辺形もしくは円形等であってもよい。
【0016】上記の縁部材6と上記の外板11および防
音材15と上記の内板12とによって囲まれたパネル空
間に、断熱性と防音性を備えた発泡体Fが充填される。
その発泡体Fは、ウレタン樹脂と発泡剤とを組み合わせ
た発泡成形材料を公知の方法によって発泡させてある。
【0017】図2は、上記の第1実施形態と比較例とを
比べた試験結果を示し、透過損失と周波数との関係を示
すグラフである。上記の第1実施形態に係る試験用の外
壁パネル3は、前記の図1に示すように、次のように構
成してある。
【0018】外板11と内板12とは、板厚tが約0.6
mmの圧延鋼板にメッキを施したものを使用し、縦寸法
が約540mmで横寸法が約840mmである。外壁パネル3
の厚さは約30mmであり、従って、図1中のT寸法は約
29mmである。前記の防音材15は、ポリプロピレン製
の平行リブ構造(住友化学工業株式会社製のサンプライ)
を使用し、第1テスト例では上記サンプライの厚さHが
約3mmのもの(面密度:0.5kg/m2)を使用し、第2テスト
例では同上サンプライの厚さHが約5mmのもの(面密
度:1.2kg/m2)を使用した。
【0019】発泡体Fは、ウレタン樹脂と発泡剤との組
み合わせを用い、その発泡後の密度は40kg/m3であっ
た。上記構成の外壁パネル3の面密度は、第1テスト例
では12.79kg/m2で、第2テスト例では13.01kg/m2であっ
た。なお、透過損失の試験時には、上記の外壁パネル3
の外周縁部を、ほぼ等間隔に配置した6本のボルトによ
って試験用ダクトに固定した。
【0020】これに対して、比較例に係る試験用の外壁
パネルは、前記の防音材15を設けてない点だけが、第
1実施形態に係る試験用の外壁パネル3と異なる。な
お、その比較例の外壁パネルの面密度は、12.13kg/m2
あった。
【0021】上記の図2の試験結果によれば、本発明の
第1実施形態(第1テスト例と第2テスト例)は、比較例
と比べて、500Hz未満の低周波数領域で防音性能を向上
できることが明らかとなった。
【0022】図3から図8は、第2実施形態から第4実
施形態を示している。これらの別の実施形態において
は、上記の第1実施形態と同じ構成の部材には同一の符
号を付けてあり、その第1実施形態とは異なる構成につ
いてだけ説明する。
【0023】(第2実施形態)図3と図4は本発明の第2
実施形態を示している。図3は前記の図1に相当する図
で、図4は前記の図2に相当する図である。この場合、
前記の防音材15は、中空部分なしの中実シートを使用
してある。より具体的にいえば、その防音材15は、ゴ
ム系統の遮音シート(日本特殊塗料株式会社製の商標名
「イーディケル」M-4000)を使用し、第3テスト例では
上記の遮音シートの厚さHが約2mmのもの(面密度:約
3.5kg/m2)を使用し、第4テスト例では同上の遮音シー
トの厚さHが約3mmのもの(面密度:約5kg/m2)を使用し
た。なお、上記構成の外壁パネル3の面密度は、第3テ
スト例では15.65kg/m2で、第4テスト例では17.20kg/m2
であった。
【0024】上記の図4の試験結果によれば、本発明の
第2実施形態(第3テスト例と第4テスト例)は、前記の
比較例と比べて、125Hzから2KHzの周波数領域で防音性
能を向上できることが明らかとなった。
【0025】(第3実施形態)図5と図6は本発明の第3
実施形態を示している。図5は前記の図1に相当する図
で、図6は前記の図2に相当する図である。この場合、
前記の防音材15には、ガラス製品などの破損しやすい
物を梱包するときの空隙付きクッション材(いわゆるエ
アーキャップ)を使用してある。より詳しくいえば、防
音材15の厚さ方向に対して直交する方向へ分布する多
数の半球状空隙19によって前記の中空部分Cを構成し
てある。なお、その防音材15の全体の厚さHは約3mm
で、上記の半球状空隙19の半径は約5mmである。な
お、上記構成の外壁パネル3の面密度は、12.35kg/m2
あった。
【0026】上記の図6の試験結果によれば、本発明の
第3実施形態(第5テスト例)は、前記の比較例と比べ
て、125Hz以上の周波数領域で防音性能を向上できるこ
とが明らかとなった。
【0027】(第4実施形態)図7と図8は本発明の第4
実施形態を示している。図7は前記の図1に相当する図
で、図8は前記の図2に相当する図である。この場合、
前記の防音材15を、厚さHが約10mmで密度が約40kg
/m3のグラスウールによって構成してある。なお、上記
構成の外壁パネル3の面密度は、12.35kg/m2であった。
【0028】上記の図8の試験結果によれば、本発明の
第4実施形態(第6テスト例)は、前記の比較例と比べ
て、1KHz以上の周波数領域で防音性能を向上できるこ
とが明らかとなった。
【0029】上記の各実施形態は、さらに次のように変
更可能である。前記の発泡体Fは、前述した合成樹脂製
の発泡成形材料と二酸化ケイ素を主成分とした無機質の
微細粒子との混合物によって構成してもよい。その微細
粒子は、資源を再利用するため、ガラス容器等のガラス
製品をリサイクルしたものを利用することが好ましい。
【0030】なお、上記の発泡体Fの遮音性向上と良好
な発泡性とを両立させるため、次のように構成すること
が好ましい。即ち、前記の微細粒子の粒径が10μmから
5.0mmの範囲内であり、発泡前の材料状態では、上記
の微細粒子が、前記の発泡成形材料と同上の微細粒子と
の和に対して、20から95(体積)%の範囲内であることで
ある。さらに好ましいのは、次のように構成することで
ある。即ち、前記の微細粒子の粒径が10μmから1.2m
mの範囲内であり、発泡前の材料状態では、上記の微細
粒子が、前記の発泡成形材料と同上の微細粒子との和に
対して、40から80(体積)%の範囲内であることである。
そして、試験結果によれば、上記の微細粒子と上記の発
泡成形材料との体積混合割合を発泡前の材料状態でほぼ
1:1に設定した場合には、遮音性能を約2dBも向上
できることが分かった。
【0031】前記の外板11と前記の内板12とを前記
の縁部材6に取り付ける方法は、嵌着することに代え
て、ビス止めや接着等の他の取り付け方法であってもよ
い。上記の金属製の外板11および内板12は、鋼板に
メッキを施したものに代えて、鋼板に塗装を施したもの
又はアルミニウムに表面処理を施したもの等であっても
よい。
【0032】前記の防音材15は、上記の外板11の内
面だけに接合することに代えて、前記の内板12の内面
だけに接合してもよい。さらには、上記の外板11の内
面に防音材15を接合すると共に上記の内板12の内面
にも防音材15を接合してもよい。
【0033】また、上記の外板11の内面に上記の防音
材15を接合すると共に上記の内板12の内面に別の防
音材を接合してもよい。これに代えて、上記の内板12
の内面に上記の防音材15を接合すると共に上記の外板
11の内面に別の防音材を接合してもよい。上記の別の
防音材としては、前記の各実施形態の各種の防音材15
を任意に選んで使用することが考えられるが、各実施形
態とは全く異なる種類の防音材であっても差し支えな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、空調装置のケー
シングの断面視部分図である。
【図2】上記の第1実施形態の試験結果を示し、透過損
失と周波数との関係を示すグラフである。
【図3】本発明の第2実施形態を示し、前記の図1に相
当する図である。
【図4】上記の第2実施形態の試験結果を示し、前記の
図2に相当する図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示し、前記の図1に相
当する図である。
【図6】上記の第3実施形態の試験結果を示し、前記の
図2に相当する図である。
【図7】本発明の第4実施形態を示し、前記の図1に相
当する図である。
【図8】上記の第4実施形態の試験結果を示し、前記の
図2に相当する図である。
【符号の説明】
6…縁部材、11…外板、12…内板、15…防音材、
17…柱状空隙、19…半球状空隙、C…中空部分、F
…発泡体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂によって額縁状に形成した縁部
    材(6)と、その縁部材(6)の外側面に取り付けた金属製
    の外板(11)と、同上の縁部材(6)の内側面に取り付け
    た金属製の内板(12)と、上記の外板(11)の内面と上
    記の内板(12)の内面との少なくとも一方の内面に接合
    させた防音材(15)とを備え、上記の縁部材(6)と上記
    の外板(11)および内板(12)と上記の防音材(15)と
    によって囲まれた空間に発泡体(F)を充填した、ことを
    特徴とする空調装置の外壁パネル。
  2. 【請求項2】 合成樹脂によって額縁状に形成した縁部
    材(6)と、その縁部材(6)の外側面に取り付けた金属製
    の外板(11)と、同上の縁部材(6)の内側面に取り付け
    た金属製の内板(12)と、上記の外板(11)の内面と上
    記の内板(12)の内面とのいずれか一方の内面に接合さ
    せた防音材(15)と、他方の内面に接合させた別の防音
    材とを備え、上記の縁部材(6)と上記の外板(11)およ
    び内板(12)と上記の防音材(15)および別の防音材と
    によって囲まれた空間に発泡体(F)を充填した、ことを
    特徴とする空調装置の外壁パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した空調装置の外
    壁パネルにおいて、前記の防音材(15)が、中空部分
    (C)を備えた合成樹脂製のシートからなる、ことを特徴
    とする空調装置の外壁パネル。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した空調装置の外壁パネ
    ルにおいて、前記のシート形の防音材(15)の厚さ方向
    に対して直交する方向へ分布する多数の半球状空隙(1
    9)によって前記の中空部分(C)を構成した、ことを特
    徴とする空調装置の外壁パネル。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載した空調装置の外壁パネ
    ルにおいて、前記のシート形の防音材(15)の厚さ方向
    に対して直交する方向へ所定の間隔をあけて設けた多数
    の柱状空隙(17)によって前記の中空部分(C)を構成し
    た、ことを特徴とする空調装置の外壁パネル。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載した空
    調装置の外壁パネルにおいて、前記の発泡体(F)が、合
    成樹脂製の発泡成形材料と二酸化ケイ素を主成分とした
    無機質の微細粒子との混合物からなる、ことを特徴とす
    る空調装置の外壁パネル。
JP10156534A 1998-06-05 1998-06-05 空調装置の外壁パネル Pending JPH11351609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005116990A1 (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha 超低周波音用吸音装置

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