JPH11294679A - 消音器および空気調和機 - Google Patents

消音器および空気調和機

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JPH11294679A
JPH11294679A JP10101460A JP10146098A JPH11294679A JP H11294679 A JPH11294679 A JP H11294679A JP 10101460 A JP10101460 A JP 10101460A JP 10146098 A JP10146098 A JP 10146098A JP H11294679 A JPH11294679 A JP H11294679A
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JP
Japan
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silencer
pipe
heat exchanger
piping
refrigerant
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10101460A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kato
武 加藤
Tatsuzo Kannon
立三 観音
Shigeyuki Nobori
繁幸 登
Kunihiro Kobayashi
国浩 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11294679A publication Critical patent/JPH11294679A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のサイドブランチ消音器では、騒音や配
管振動が生じ易く、接続部品等が必要であり、接続箇所
も多くてコストが嵩むといった問題がある。 【解決手段】 室内熱交換器11と、ファン12とを備
える室内機ユニット10と、室外熱交換器21と、圧縮
機22と、冷媒を流通する配管に生じる騒音や脈動を低
減する消音器28とを備える室外機ユニット20とから
構成される空気調和機について、消音器28に、配管の
内部に縮管部32を略平行に配設するとともに縮管部3
2の先端と接続配管30との間を閉塞することで一端が
閉じられたリング状空間S1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等にお
いて冷媒ガスを流通する配管内に生じる脈動を低減させ
る脈動減衰構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮機において冷媒ガスを圧送する場
合、配管により接続されている熱交換器が圧縮機の吸入
脈動や吐出脈動によって振動して騒音を発生させたり、
配管自体が振動したり、また場合によっては配管が損傷
するといった事態に至る可能性がある。そこで、これら
の問題を解決するため、図7に示すように吸入配管1
(または吐出配管2)にサイドブランチ消音器3が付設
されている。なお、符号4は圧縮機、5はアキュムレー
タである。
【0003】サイドブランチ消音器3の詳細を図8
(A)、(B)に示す。図において、符号6、7はとも
に接続配管、8は接続部品である。サイドブランチ消音
器3は先端部が閉塞された管で(ここでは配管を潰した
構造を開示しているが、蓋で閉塞形成している場合もあ
る)、下式(1)に示すように閉塞管の長さLに共鳴する
特定の周波数を接続配管の脈動成分から減衰させること
ができる。 f=c/4Lo…(1) c:管内音速(m/s),Lo:サイドブランチ消音器
の音響長さ(幾何学的長さL+管端補正)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、サイドブラ
ンチ消音器3は接続配管6、7に対して出っ張りが大き
いため、狭い場所では使用することができない。また、
接続部品8等の別部品が必要であり、ろう付け個所も多
くコスト面で高くなる等の問題点があった。
【0005】これらの問題を改良したものに実開昭62-9
7391に開示された技術がある。これは、図9に示すよう
に、サイドブランチ9の長さをほぼ1/2に短くするこ
とができるが、やはり外部に突出しており狭い場所では
使用することができないといった問題点や、接続部品、
サイドブランチ消音器を構成する部品も多数必要であり
コスト面で高くなる等の問題点があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、騒音や配管振動が生じ難いことに加え、接続部
品等が必要なく、接続箇所も少なくコスト面でのメリッ
トも大きい消音器および空気調和機を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のように構成された消音器ならびに
該消音器を備える空気調和機を採用する。すなわち、請
求項1記載の消音器は、流体を流通する配管に生じる騒
音や脈動を低減するための消音器であって、前記配管の
内部に、一端が閉じられた閉空間が形成されてなること
を特徴とする。
【0008】この消音器においては、閉空間の長手方向
の長さが適切に設定されることで、閉空間に流入した流
体(冷媒)が閉じられた一端で逆方向に戻り、その際位
相が反転して互いに打ち消し合うことで、配管内に生じ
る脈動成分のうち消音器の効果を有する周波数成分が減
衰され、脈動に起因する騒音や配管振動が緩和される。
【0009】請求項2記載の空気調和機は、屋内の空気
と冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器と、屋内の空
気を循環させるファンとを備える室内機ユニットと、屋
外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器と、
該室外熱交換器または前記室内熱交換器に冷媒を圧送す
る圧縮機と、冷媒を流通する配管に生じる騒音や脈動を
低減する消音器とを備える室外機ユニットとから構成さ
れる空気調和機であって、前記消音器には、前記配管の
内部に、一端が閉じられた閉空間が形成されていること
を特徴とする。
【0010】この空気調和機においては、消音器におけ
る閉空間の長手方向の長さが適切に設定されることで、
閉空間に流入した流体が閉じられた一端で逆方向に戻
り、その際位相が反転して互いに打ち消し合うことで、
配管内に生じる脈動成分のうち消音器の効果を有する周
波数成分が減衰され、脈動に起因する騒音や配管振動が
緩和され、空気調和機の静粛性が高められる。
【0011】請求項3記載の空気調和機は、前記消音器
が、先端に縮管加工が施されて縮管部が形成された一方
の接続配管と、前記縮管部が先端から挿入され前記一方
の接続配管と填め合わされて内部に前記閉空間が形成さ
れた他方の接続配管とから構成されていることを特徴と
する。
【0012】この空気調和機においては、消音器を取り
付けるための接続部品等が必要なく、ろう付け等による
接続箇所も少なくてすむので製造段階での低コスト化が
図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を図1な
いし図3に示して説明する。空気調和機の概略構成を図
3に示す。空気調和機は、大きく分けて室内機ユニット
10と室外機ユニット20とから構成されている。室内
機ユニット10には、屋内の空気と冷媒との間で熱交換
を行う室内熱交換器11、屋内の空気を循環させるファ
ン12が具備されている。また、室外機ユニット20に
は、屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換
器21、室外熱交換器または前記室内熱交換器に冷媒を
圧送する圧縮機22、吐出マフラ23、アキュムレータ
24、四方弁25、各種膨張弁26、屋外の空気を循環
させるファン27、そして冷媒を流通する配管に生じる
騒音や脈動を低減する消音器28が具備されている。
【0014】消音器28の詳細な構造を図1、図2に示
す。図において、符号29、30はともに接続配管、3
1は接続用の拡管部、32はサイドブランチ構成用の縮
管部、S1はリング状空間(閉空間)である。
【0015】接続配管29、30の当該部の他端は圧縮
機22または四方弁25に接続されており、吸入配管ま
たは吐出配管いずれでも良いがここでは省略されてい
る。また、ガス流れに対してはいずれの向きに接続され
ていても良い。
【0016】接続配管29と接続配管30とは、接続配
管30の端部に設けられた接続用拡管部31に接続配管
29の端部が挿入されて接続されている。接続配管29
の端部は細く加工されて縮管部32が形成されており、
接続配管30の内部に挿入されている。
【0017】縮管部32と接続配管30との間には先端
部が閉塞されたリング状空間S1が形成されている。リ
ング状空間S1の長手方向の長さは空間内媒体の音速と
消音周波数から決定され、リング状の消音器28が構成
されている。
【0018】消音器28には、外観上は接続用の拡管部
31以外に出っ張りは形成されておらず、拡管加工や縮
管加工のみで他の部品は不要である。
【0019】上記のように構成された消音器28におい
ては、リング状空間S1の長手方向の長さLが空間内媒
体の音速と消音周波数から決定されていることから、リ
ング状空間S1に流入した冷媒が閉じられた一端で逆流
し、その際位相が反転して互いに打ち消し合うことで、
接続配管29、30内に生じる脈動成分のうち、消音器
28の効果を有する周波数成分が減衰され、脈動に起因
する騒音や配管振動が緩和される。さらに、接続部品等
が必要なく、接続箇所も少ないので製造段階での低コス
ト化が図れる。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態を図4ない
し図6に示して説明する。なお、第1の実施形態におい
て既に説明した構成要素には同一の符号を付して説明を
省略してある。
【0021】消音器28の詳細な構造を図4、図5に示
す。接続配管29と接続配管30とは接続用の拡管部3
2で接続されている。接続配管29の端部は円筒を潰し
て断面が三日月状になるように細く加工されることによ
って変形縮管部34が形成されており、接続配管30の
内部に挿入されている。接続配管30と変形縮管部34
の間には先端部が閉鎖された閉空間S2が形成されてい
る。閉空間S2の長手方向の長さは空間内媒体の音速と
消音周波数から決定され、消音器28が構成されてい
る。
【0022】消音器28には、外観上は接続用の拡管部
31以外に出っ張りは形成されておらず、拡管加工や縮
管加工のみで他の部品は不要である。
【0023】上記のように構成された消音器28におい
ては、閉空間S2の長手方向の長さLが空間内媒体の音
速と消音周波数から決定されていることから、閉空間S
2に流入した冷媒が閉じられた一端で逆流し、その際位
相が反転して互いに打ち消し合うことで、接続配管2
9、30内に生じる脈動成分のうち、消音器28の効果
を有する周波数成分が減衰され、脈動に起因する騒音や
配管振動が緩和される。さらに、接続部品等が必要な
く、接続箇所も少ないので製造段階での低コスト化が図
れる。
【0024】なお、図6に示すように、変形縮管部35
の断面形状をD型またはこれに類する形状とし、断面形
状が半円形の閉空間S3を形成しても同様の効果が得ら
れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る消音
器および空気調和機によれば、閉空間に流入した冷媒が
閉じられた一端で逆方向に戻り、その際位相が反転して
互いに打ち消し合うことで、配管内に生じる脈動成分の
うち消音器の効果を有する周波数成分が閉空間において
減衰され、脈動に起因する騒音や配管振動が緩和される
ので、高い静粛性が得られる。また、従来の消音器に比
べて出っ張りが少ないので、狭い場所にも設置すること
ができる。さらに、消音器を取り付けるための接続部品
等が必要なく、ろう付け等による接続箇所も少なくてす
むので、製造段階での低コスト化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す図であって、
消音器の側断面図である。
【図2】 図1におけるII−II線矢視断面図である。
【図3】 本発明の空気調和機の概略構成図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態を示す図であって、
消音器の側断面図である。
【図5】 図4におけるV−V線矢視断面図である。
【図6】 本発明のその他の実施形態を示す図であっ
て、消音器の縦断面図である。
【図7】 従来のサイドブランチ消音器が装備された室
外機ユニットの内部構成を示す斜視図である。
【図8】 従来のサイドブランチ消音器の構造を示す側
断面図である。
【図9】 実開昭62-97391に開示されたサイドブランチ
消音器の構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 室内機ユニット 11 室内熱交換器 12 ファン 20 室外機ユニット 21 室外熱交換器 22 圧縮機 28 消音器 29、30 接続配管 31 拡管部 32、縮管部 34、35 変形縮管部 S1 リング状空間 S2、S3 閉空間
フロントページの続き (72)発明者 登 繁幸 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 (72)発明者 小林 国浩 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を流通する配管に生じる騒音や脈動
    を低減するための消音器であって、前記配管の内部に、
    一端が閉じられた閉空間が形成されてなることを特徴と
    する消音器。
  2. 【請求項2】 屋内の空気と冷媒との間で熱交換を行う
    室内熱交換器と、屋内の空気を循環させるファンとを備
    える室内機ユニットと、 屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器
    と、該室外熱交換器または前記室内熱交換器に冷媒を圧
    送する圧縮機と、冷媒を流通する配管に生じる騒音や脈
    動を低減する消音器とを備える室外機ユニットとから構
    成される空気調和機であって、 前記消音器には、前記配管の内部に、一端が閉じられた
    閉空間が形成されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記消音器が、先端に縮管加工が施され
    て縮管部が形成された一方の接続配管と、前記縮管部が
    先端から挿入され前記一方の接続配管と填め合わされて
    内部に前記閉空間が形成された他方の接続配管とから構
    成されていることを特徴とする請求項2記載の空気調和
    機。
JP10101460A 1998-04-13 1998-04-13 消音器および空気調和機 Withdrawn JPH11294679A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002066882A1 (de) * 2001-02-20 2002-08-29 Daimlerchrysler Ag Leitungsanordnung
JP2008265718A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Toyoda Gosei Co Ltd 空調用ダクトの製造方法
JP2009067295A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Toyoda Gosei Co Ltd 空調用ダクト

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705