JPH11294656A - ダクト用継手 - Google Patents

ダクト用継手

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Publication number
JPH11294656A
JPH11294656A JP9462098A JP9462098A JPH11294656A JP H11294656 A JPH11294656 A JP H11294656A JP 9462098 A JP9462098 A JP 9462098A JP 9462098 A JP9462098 A JP 9462098A JP H11294656 A JPH11294656 A JP H11294656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening plate
leg piece
shaft cylinder
plate
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP9462098A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumetaro Sakamoto
久米太郎 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakamoto KK
Original Assignee
Sakamoto KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Sakamoto KK filed Critical Sakamoto KK
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Publication of JPH11294656A publication Critical patent/JPH11294656A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易で、しかも強力なダクト用継手を
提供する。 【解決手段】 接続するべきダクト11の接続部へまた
がって被せうるようになっている帯状の締付板4の両端
部を長手方向に延出させるとともに、この延出部を内向
きに反転屈曲させて、断面ほぼ円形の軸筒部10を形成
し、それに続く脚片11、11'を締付板4の内面に重
合して、一方の脚片11を締付板4とスポット溶接16
し、かつ他方の脚片11'を、基部をこの脚片11の内
面に重合し、先端部を対向する軸筒部10の内面へ重合
しうるようにした挿入舌片8の基部とともに、締付板4
とスポット溶接16する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクト用継手に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5は、従来の一般的なダクト用
継手を示す。ダクト(01)(01)の接続部へまたがって被せ
たパッキン板(02)に、帯金状をなす締付バンド(03)を被
せて締付けてある。
【0003】胴バンド(03)は、帯状の締付板(04)と、そ
の両端部に止着された2個の枢支金具(05)と、各枢支金
具(05)へ挿入された2本の心軸(06)と、心軸(06)(06)同
士を連結する1本の締付ボルト(07)とからなっている。
【0004】締付板(04)は、接続部におけるダクト(01)
(01)の円周長よりも若干長寸で、その先端部の若干長さ
の部分を挿入舌片(08)とし、かつ挿入舌片(08)を除く部
分の全長に亘って、両側縁に内向きに反転折曲する係合
縁(09)(09)を設けて形成されている。
【0005】枢支金具(05)は、係合縁(09)(09)を除く締
付板(04)の幅よりもやや狭幅の金属板を、その長手方向
中央部に断面ほぼ同形の軸筒部(010)が形成されるよう
に、横向きU字状に反転屈曲させるとともに、これに続
く脚片(011)(011)同士を重合し、かつ前記軸筒部(010)
の軸線方向の中間部に、脚片(011)の方向を向くU字形
切込み(012)を設けて形成されている。
【0006】心軸(06)は、前記軸筒部(010)内へ適正に
嵌入しうる太さを有し、その一方のものの長手方向の中
央部には、軸線と直交する通孔(013)が、同じく他方の
ものの中央部には、軸線と直交するねじ孔(014)があけ
られている。
【0007】締付ボルト(07)は、一方の心軸の通孔(01
3)へ挿入して、他方の心軸のめねじ孔(014)へ螺合しう
るねじ軸(015)を備えている。
【0008】枢支金具(05)は、前記挿入舌片(08)を除く
締付板(04)の両端部に、脚片(011)(011)を遠去かる方向
へ向けて重合され、脚片(011)(011)と締付板(04)とは、
複数個所でスポット溶接(016)されている。
【0009】前記係合縁(09)(09)に、適宜のパッキン板
(02)の両側縁を係合させた状態で、胴バンド(03)をダク
ト(01)(01)の接続部へ被せ、締付ボルト(07)をもって心
軸(06)(06)を引寄せると、胴バンド(03)はダクト(01)(0
1)を接続する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のもので
は、締付ボルト(07)を過度に強く締め付けると、スポッ
ト溶接部(016)に作用する剪断力により、外れるおそれ
がある。
【0011】また、締付ボルト(07)の中間部を、天井等
から垂下したフック等に引掛けて、ダクト(01)を吊支し
ようとすると、ダクト(01)の重みにより、スポット溶接
部(016)に引張り応力が働いて、枢支金具(05)は比較的
簡単に締付板(04)から外れてしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、枢支金
具の軸筒部を、締付板と一体に形成したことにより、上
記したような問題は解決される。
【0013】その具体的手段は次の如くである。
【0014】(1)接続するべきダクトの接続部へまた
がって被せうるようになっている帯状の締付板の両端部
を長手方向に延出させるとともに、この延出部を内向き
に反転屈曲させて、断面ほぼ円形の軸筒部を形成し、そ
れに続く脚片を締付板の内面に重合して、一方の脚片を
締付板と固着し、かつ他方の脚片を、基部をこの脚片の
内面に重合し、先端部を対向する軸筒部の内面へ重合し
うるようにした挿入舌片の基部とともに、締付板と固着
する。
【0015】(2)上記(1)項において、軸筒部を除く
部分における締付板の両側縁に、締付板の内面に重合さ
れたパッキン板の両側縁と係合しうる内向係合縁を形成
する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を、
図1〜図3を参照して説明する。なおこれらの図に示す
諸要素は、基本的には、図4および図5におけるものと
同様であるので、同一部分には、図4、図5において付
した符号から、冒頭の「0」を除いた符号を付すにとど
めて、その説明は省略する。
【0017】本発明においては、枢支金具(5)の軸筒部
(10)は、締付板(4)の端部に一体的に形成されている。
【0018】すなわち、締付板(4)の両端部を、係合縁
(9)の終端から長手方向に延出させるとともに、この延
出部を内向きに反転屈曲させて、断面ほぼ円形の軸筒部
(10)を形成し、かつそれに続く脚片(11)を、締付板(4)
の内面における係合縁(9)(9)の間へ重合し、一方の脚
片(11)を、締付板(4)とスポット溶接(16)その他適宜の
手段により固着し、他方の脚片(11')を、基部をその内
側に重合した挿入舌片(8)の基部とともに、締付板(4)
とスポット溶接(16)その他の手段により固着してある。
【0019】なおスポット溶接(16)に代わる手段として
は、リベット止め、接着剤による接着、あるいは圧着係
合(一方の部材の一部を加圧して突出させ、これを他方
の部材に食い込ませることによる係合)等がある。
【0020】使用の態様は、図4、図5に示した従来例
と同様であるが、本発明のものによると、次のような効
果が得られる。
【0021】
【発明の効果】締付ボルト(7)を強く締付けた際、軸筒
部(10)に作用する力の大部分は、締付板(4)に伝達さ
れ、かつこの力は、軸筒部(10)に続く内側の脚片(11)
を、外側方すなわち締付板(4)の内面を押す方向に作用
するので、スポット溶接(16)等による固着部に剪断力が
作用することはほとんどなく、きわめて強力となる。
【0022】締付ボルト(7)をフック等で吊支した際、
前記スポット溶接(16)等による固着部に力が作用するこ
とはなく、大重量に耐えることができる。
【0023】枢支金具(5)と締付板(4)とは一体的であ
るから、強度的に有利であるとともに、製作時の部品点
数は少くて済み、かつ枢支金具(5)を取付けるための位
置決めをする手間等も省かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダクト用継手の使用状態を示す斜視図
である。
【図2】同じく要部の縦断正面図である。
【図3】同じく分解斜視図である。
【図4】従来の一般的なダクト継手の使用状態を示す斜
視図である。
【図5】同じく要部の縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)ダクト (2)パッキン板 (3)胴バンド (4)締付板 (5)枢支金具 (6)心軸 (7)締付ボルト (8)挿入舌片 (9)係合縁 (10)軸筒部 (11)(11')脚片 (12)切込み (13)通孔 (14)ねじ孔 (15)ねじ軸 (16)スポット溶接(部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続するべきダクトの接続部へまたがっ
    て被せうるようになっている帯状の締付板の両端部を長
    手方向に延出させるとともに、この延出部を内向きに反
    転屈曲させて、断面ほぼ円形の軸筒部を形成し、それに
    続く脚片を締付板の内面に重合して、一方の脚片を締付
    板と固着し、かつ他方の脚片を、基部をこの脚片の内面
    に重合し、先端部を対向する軸筒部の内面へ重合しうる
    ようにした挿入舌片の基部とともに、締付板と固着した
    ことを特徴とするダクト用継手。
  2. 【請求項2】 軸筒部を除く部分における締付板の両側
    縁に、締付板の内面に重合されたパッキン板の両側縁と
    係合しうる内向係合縁を形成したことを特徴とする請求
    項1記載のダクト用継手。
JP9462098A 1998-04-07 1998-04-07 ダクト用継手 Pending JPH11294656A (ja)

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JP9462098A JPH11294656A (ja) 1998-04-07 1998-04-07 ダクト用継手

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008215622A (ja) * 2007-03-03 2008-09-18 Man Diesel Se 管状連結器
JP2014523999A (ja) * 2011-06-15 2014-09-18 アミアド ウォーター システムズ リミテッド 管状部材の結合器

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